JPS60212622A - 過給装置 - Google Patents
過給装置Info
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- JPS60212622A JPS60212622A JP59069075A JP6907584A JPS60212622A JP S60212622 A JPS60212622 A JP S60212622A JP 59069075 A JP59069075 A JP 59069075A JP 6907584 A JP6907584 A JP 6907584A JP S60212622 A JPS60212622 A JP S60212622A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- supercharger
- induction machine
- battery
- engine
- pressure
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- Pending
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Classifications
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B37/00—Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
- F02B37/005—Exhaust driven pumps being combined with an exhaust driven auxiliary apparatus, e.g. a ventilator
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B37/00—Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
- F02B37/04—Engines with exhaust drive and other drive of pumps, e.g. with exhaust-driven pump and mechanically-driven second pump
- F02B37/10—Engines with exhaust drive and other drive of pumps, e.g. with exhaust-driven pump and mechanically-driven second pump at least one pump being alternatively or simultaneously driven by exhaust and other drive, e.g. by pressurised fluid from a reservoir or an engine-driven pump
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B39/00—Component parts, details, or accessories relating to, driven charging or scavenging pumps, not provided for in groups F02B33/00 - F02B37/00
- F02B39/02—Drives of pumps; Varying pump drive gear ratio
- F02B39/08—Non-mechanical drives, e.g. fluid drives having variable gear ratio
- F02B39/10—Non-mechanical drives, e.g. fluid drives having variable gear ratio electric
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Supercharger (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、過給装置に関するもので、とくに、高速回転
をする小形過給機を用いて車両用エンジンに過給する過
給装置として好適なものである。
をする小形過給機を用いて車両用エンジンに過給する過
給装置として好適なものである。
車両用過給機の主な目的として、エンジン低速時のトル
ク向上がある。これを実現する方法としては、一般にウ
ェストゲートパルプが使用されている。すなわち、過給
機のタービン容量をエンジン排気量の少ない低速側に合
わせて、小さめに選択して過給圧を高めておき、高速時
にエンジン排気の一部をバイパスさせて過給圧の過大上
昇を防ぐ方式である。この方式は、簡便であるが、高速
時に排気エネルギーを有効利用できないという欠点があ
る。この欠点は低速トルク向上を目指すほど顕著になる
。この欠点をカバーする方法として、種々の過給装置が
考えられているが、タービンの可変ノズル方式が最も有
効であるとされている。す々わち、過給機のタービン容
量を高速側に合わせて大きめに選択しておき、排気量の
少ない低速時には、ノズル流路面積を絞ってタービン前
の排気圧力を保持し、そのエネルギーを有効利用しよう
とするものである。しかし、可変ノズルを使用しても、
極低速時のトルク向上には限界がある。その理由は、ノ
ズル側面の間隙からの漏洩損失が相対的に犬さくなるこ
とが避けられないからである。
ク向上がある。これを実現する方法としては、一般にウ
ェストゲートパルプが使用されている。すなわち、過給
機のタービン容量をエンジン排気量の少ない低速側に合
わせて、小さめに選択して過給圧を高めておき、高速時
にエンジン排気の一部をバイパスさせて過給圧の過大上
昇を防ぐ方式である。この方式は、簡便であるが、高速
時に排気エネルギーを有効利用できないという欠点があ
る。この欠点は低速トルク向上を目指すほど顕著になる
。この欠点をカバーする方法として、種々の過給装置が
考えられているが、タービンの可変ノズル方式が最も有
効であるとされている。す々わち、過給機のタービン容
量を高速側に合わせて大きめに選択しておき、排気量の
少ない低速時には、ノズル流路面積を絞ってタービン前
の排気圧力を保持し、そのエネルギーを有効利用しよう
とするものである。しかし、可変ノズルを使用しても、
極低速時のトルク向上には限界がある。その理由は、ノ
ズル側面の間隙からの漏洩損失が相対的に犬さくなるこ
とが避けられないからである。
本発明は、エンジン排気量の少々い極低速時には、外部
に蓄電されている電気エネルギーによって過給機の回転
速度を積極的に上げ、給気圧力を高めるとともに、排気
量が過剰ぎみとなる高速時には、排気エネルギーの一部
を電気エネルギーに変えることにより、給気圧力を一定
に保って、排気エネルギーの有効利用をはかることがで
きる過給装置を提供することを目的とするものである。
に蓄電されている電気エネルギーによって過給機の回転
速度を積極的に上げ、給気圧力を高めるとともに、排気
量が過剰ぎみとなる高速時には、排気エネルギーの一部
を電気エネルギーに変えることにより、給気圧力を一定
に保って、排気エネルギーの有効利用をはかることがで
きる過給装置を提供することを目的とするものである。
このだめ、本発明の構成は、過給機のコンプレッサ側の
回転軸端に機械的に接続された発電機兼電動機としての
高速誘導機と、この誘導機に電気的に接続されたインバ
ータと、このインバータに電気的に接続されたバッテリ
イと、このバツテリイと前記誘導機とに電気的に接続さ
れて該誘導機の出力を制御する整流器兼出力制御装置と
、前記過給機からエンジンへ給気される過給圧力を検出
する検出器と、この検出器で検出された実際の過給圧力
が前記エンジンの回転速度およびアクセルの踏込量に応
じて設定された設定値より低い低速域では該誘導機を電
動機として前記バツテリイから放電させて過給圧力を上
昇させるように前記インバータに指令信号を出力し、該
検出器で検出された実際の過給圧力が前記設定値より高
い高速域では該誘導機を発電機として該過給機に負荷を
追加して前記バツテリイへ充電させて過給圧力を抑える
ように前記出力制御装置に指令信号を出力するコンピュ
ータと、前記エンジンの排気側に設けられて該過給機を
バイパスする非常用ガス逃し弁のラインとを備えている
ことを特徴としている。
回転軸端に機械的に接続された発電機兼電動機としての
高速誘導機と、この誘導機に電気的に接続されたインバ
ータと、このインバータに電気的に接続されたバッテリ
イと、このバツテリイと前記誘導機とに電気的に接続さ
れて該誘導機の出力を制御する整流器兼出力制御装置と
、前記過給機からエンジンへ給気される過給圧力を検出
する検出器と、この検出器で検出された実際の過給圧力
が前記エンジンの回転速度およびアクセルの踏込量に応
じて設定された設定値より低い低速域では該誘導機を電
動機として前記バツテリイから放電させて過給圧力を上
昇させるように前記インバータに指令信号を出力し、該
検出器で検出された実際の過給圧力が前記設定値より高
い高速域では該誘導機を発電機として該過給機に負荷を
追加して前記バツテリイへ充電させて過給圧力を抑える
ように前記出力制御装置に指令信号を出力するコンピュ
ータと、前記エンジンの排気側に設けられて該過給機を
バイパスする非常用ガス逃し弁のラインとを備えている
ことを特徴としている。
以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。
説明する。
第1図は本発明の一実施例を示した説明図である。
第1図において、1は高速回転をする小形の過給機で、
詳細については後述するが、タービン2、コンプレッサ
3、軸受4、軸継手5などを有している。6は発電機兼
電動機としての高速誘導機で、軸継手5に機械的に接続
されている。7はインバータ(周波数発生器)で、高速
誘導機乙に電気的に接続されている。8はバツテリイ(
蓄電池)で、インバータ7に電気的に接続されている。
詳細については後述するが、タービン2、コンプレッサ
3、軸受4、軸継手5などを有している。6は発電機兼
電動機としての高速誘導機で、軸継手5に機械的に接続
されている。7はインバータ(周波数発生器)で、高速
誘導機乙に電気的に接続されている。8はバツテリイ(
蓄電池)で、インバータ7に電気的に接続されている。
9は整流器兼出力制御装置で、バツテリイ8と高速誘導
機6とに電気的に接続されて交流を直流に整流する機能
を有するとともに高速誘導機6の出力を制御するように
なっており、インバータ7とは並列になっている。
機6とに電気的に接続されて交流を直流に整流する機能
を有するとともに高速誘導機6の出力を制御するように
なっており、インバータ7とは並列になっている。
10はエンジン、11は前記コンプレッサ6への吸気ラ
イン、12は該コンプレッサ3からエンジン10への給
気ライン、13は該エンジン10からタービン2への排
気供給ライン、14は該ライン13の途中から分岐して
いる非常用排気バイパスライン、15は該ライン14の
途中に設けられた非常用ガス逃し弁、16は該タービン
2からの排気放出ライン、17はアクセルである。18
は前記給気ライン12の過給圧力を直接検出する圧力検
出器であるが、過給機1の回転速度を検出してその回転
速度から過給圧力をめる間接式の圧力検出器にしてもよ
い。
イン、12は該コンプレッサ3からエンジン10への給
気ライン、13は該エンジン10からタービン2への排
気供給ライン、14は該ライン13の途中から分岐して
いる非常用排気バイパスライン、15は該ライン14の
途中に設けられた非常用ガス逃し弁、16は該タービン
2からの排気放出ライン、17はアクセルである。18
は前記給気ライン12の過給圧力を直接検出する圧力検
出器であるが、過給機1の回転速度を検出してその回転
速度から過給圧力をめる間接式の圧力検出器にしてもよ
い。
19はミニコンピユータで、後述するように、圧力検出
器18で検出された実際の過給圧力がエンジン10の回
転速度およびアクセル17の踏込量に応じて設定された
設定値(設定圧力)より低い低速域では高速誘導機6を
電動機としてバツテリイ8から放電させて過給機1の回
転速度を上昇させて過給圧力を上昇させるようにインバ
ータ7に指令信号を出力し、逆に、圧力検出器18で検
出された実際の過給圧力が50記設定値より高い高速域
では高速誘導機6を発電機として過給機1に負荷を追加
してバツテリイ8へ充電させて過給圧力を抑えるように
整流器兼出力制御装置9に指令信号を出力する。なおこ
のミニコンピユータ19はエンジン全体に装備されてい
るコンピュータの機能の一部を借用するようにしてもよ
い。
器18で検出された実際の過給圧力がエンジン10の回
転速度およびアクセル17の踏込量に応じて設定された
設定値(設定圧力)より低い低速域では高速誘導機6を
電動機としてバツテリイ8から放電させて過給機1の回
転速度を上昇させて過給圧力を上昇させるようにインバ
ータ7に指令信号を出力し、逆に、圧力検出器18で検
出された実際の過給圧力が50記設定値より高い高速域
では高速誘導機6を発電機として過給機1に負荷を追加
してバツテリイ8へ充電させて過給圧力を抑えるように
整流器兼出力制御装置9に指令信号を出力する。なおこ
のミニコンピユータ19はエンジン全体に装備されてい
るコンピュータの機能の一部を借用するようにしてもよ
い。
第2図は、第1図の過給機1を拡大して示しだ断面側面
図である。
図である。
第2図において、20はタービン翼車、21はタービン
車室、22は水冷遮熱室、23はコンプレッサ羽根車、
24はコンプレッサ車室、25は過給機の回転軸、26
はエアフィルタ、27は前記タービン車室21の外周部
と水冷遮熱室22の外周部とコンプレッサ車室24の外
周部とを締結しているボルトである。すなわち、第1図
に示した過給機1の形式は、第2図に示すように、ター
ビン2とコンプレッサ3が背中合せになり、回転軸25
がコンプレッサ3の吸気側で玉軸受4によって片持式に
支持されていて、さらに、回転軸25の軸端に軸継手5
が設けられている。そして、この軸継手5を介して第1
図に示した高速誘導機6が機械的に接続されている。
車室、22は水冷遮熱室、23はコンプレッサ羽根車、
24はコンプレッサ車室、25は過給機の回転軸、26
はエアフィルタ、27は前記タービン車室21の外周部
と水冷遮熱室22の外周部とコンプレッサ車室24の外
周部とを締結しているボルトである。すなわち、第1図
に示した過給機1の形式は、第2図に示すように、ター
ビン2とコンプレッサ3が背中合せになり、回転軸25
がコンプレッサ3の吸気側で玉軸受4によって片持式に
支持されていて、さらに、回転軸25の軸端に軸継手5
が設けられている。そして、この軸継手5を介して第1
図に示した高速誘導機6が機械的に接続されている。
第3図は、第1図のミニコンピユータ19へ記憶させる
過給圧力設定値の一例を示したもので、横軸は単位時間
当りのエンジン回転数(回転速度)、縦軸は過給圧力で
あり1曲線aはアクセル踏込量が最大の場合、曲線すは
それが最大より少なく、曲線Cはそれがもつと少なく、
曲線dはそれが最小の場合である。このように、第1図
のエンジン10の回転速度とアクセル17の踏込量に応
じて、必要な過給圧力、つ寸や、過給圧力の設定値が定
寸る。
過給圧力設定値の一例を示したもので、横軸は単位時間
当りのエンジン回転数(回転速度)、縦軸は過給圧力で
あり1曲線aはアクセル踏込量が最大の場合、曲線すは
それが最大より少なく、曲線Cはそれがもつと少なく、
曲線dはそれが最小の場合である。このように、第1図
のエンジン10の回転速度とアクセル17の踏込量に応
じて、必要な過給圧力、つ寸や、過給圧力の設定値が定
寸る。
第4図は、目標圧力とタービン特性との関係の一例を示
したもので、横軸は単位時間当りのエンジン回転数(回
転速度)、縦軸は過給圧力であゆ、曲線eは第1図およ
び第2図のタービン2の選択された容量の過給圧特性曲
線、点では平衡点(中速域)で、この平衡点fより左方
が低速域、右方が高速域である。また左方の平行斜線を
施した部分gは第1図の高速誘導機6が電動機として作
動する機能域、右方の平行斜線を施した部分りは高速誘
導機6が発電機として作動する機能域である。
したもので、横軸は単位時間当りのエンジン回転数(回
転速度)、縦軸は過給圧力であゆ、曲線eは第1図およ
び第2図のタービン2の選択された容量の過給圧特性曲
線、点では平衡点(中速域)で、この平衡点fより左方
が低速域、右方が高速域である。また左方の平行斜線を
施した部分gは第1図の高速誘導機6が電動機として作
動する機能域、右方の平行斜線を施した部分りは高速誘
導機6が発電機として作動する機能域である。
第5図は、タービン容素特性の一例を示したもので、横
軸はタービン容素、縦軸はタービン入口圧力(比)であ
る。すなわち、単位時間当りの回転数(回転速度)が増
すと、容量はやや減じ、点1のように入口圧力は高めに
保たれる。
軸はタービン容素、縦軸はタービン入口圧力(比)であ
る。すなわち、単位時間当りの回転数(回転速度)が増
すと、容量はやや減じ、点1のように入口圧力は高めに
保たれる。
これは低速域でも同じことがいえる。逆に、その回転数
が低下すると、容量はやや増し、点3のように入口圧力
は低めに落ち着く。これは高速域でも同じことがいえる
。
が低下すると、容量はやや増し、点3のように入口圧力
は低めに落ち着く。これは高速域でも同じことがいえる
。
第1図に示すように構成された過給装置においては、ま
ず、エンジン10の単位時間当りの回転数に対して必要
な過給圧力(設定値)を、アクセル17の踏込量をパラ
メータとして(第6図参照)ミニコンピユータ19に記
憶させておく。そして、実際の信号としで、エンジン1
0からのその回転数、圧力検出器18からのその過給圧
力、アクセル17からのその踏込量をミニコンピユータ
19に入力させる。そこで、もし、実際の退庁の過給圧
力が設定値より低い場合には、ミニコンピユータ19か
らインバータ7に指示し、バツテリイ8からインバータ
7を経て高速誘導機6へ高周波電流を送り、高速誘導機
6を電動機として作動させ、過給機1の回転数(回転速
度)の増加を促進し、コンプレッサ3からエンジン10
へ給気する過給圧力を上昇させる。反対に、実際の過給
圧力が設定値よφ高い場合には、ミニコンピユータ19
から整流器兼出力制御装置9に指示し、高速誘導機6を
発電機と作動させて過給機1に負荷を追加し、したがっ
て、コンプレッサ5の過給圧力を抑えるとともに、高速
誘導機6で発電された電力を整流器兼出力制御装置9で
整流してバッテリイ8へ充電する。このように、インバ
ータ7と整流器兼出力制御装置9は、どちらか一方が機
能し、同時に働くことはない。
ず、エンジン10の単位時間当りの回転数に対して必要
な過給圧力(設定値)を、アクセル17の踏込量をパラ
メータとして(第6図参照)ミニコンピユータ19に記
憶させておく。そして、実際の信号としで、エンジン1
0からのその回転数、圧力検出器18からのその過給圧
力、アクセル17からのその踏込量をミニコンピユータ
19に入力させる。そこで、もし、実際の退庁の過給圧
力が設定値より低い場合には、ミニコンピユータ19か
らインバータ7に指示し、バツテリイ8からインバータ
7を経て高速誘導機6へ高周波電流を送り、高速誘導機
6を電動機として作動させ、過給機1の回転数(回転速
度)の増加を促進し、コンプレッサ3からエンジン10
へ給気する過給圧力を上昇させる。反対に、実際の過給
圧力が設定値よφ高い場合には、ミニコンピユータ19
から整流器兼出力制御装置9に指示し、高速誘導機6を
発電機と作動させて過給機1に負荷を追加し、したがっ
て、コンプレッサ5の過給圧力を抑えるとともに、高速
誘導機6で発電された電力を整流器兼出力制御装置9で
整流してバッテリイ8へ充電する。このように、インバ
ータ7と整流器兼出力制御装置9は、どちらか一方が機
能し、同時に働くことはない。
またタービン2の容量は基本的には、エンジン10の中
速域(第4図の点f参照)に合わせて決めておく。この
ようにすることにより、第4図で説明したように、高速
誘導機6が低速域では電動機としての機能を発揮し、高
速域では発電機としての機能を発揮する。すなわち、低
速域では排ガス量が不足でも過給機1の回転数が上昇す
るため、第5図で説明したように、タービン容量もや−
小さめに移り、逆に高速域では回転数の抑制により、タ
ービン容量もやヤ大きめとなり、排ガス量の過不足を幾
分緩和することになる。しかし、バツテリイ8が飽和状
態に橙っていて、充電が不可能なときは、発電機として
作動している高速誘導機乙に負荷がかからないので、排
ガス量がチョークしてエンジン排圧の上昇を招くことに
なるから、過給機1をバイパスする安全弁としての非常
用ガス逃し弁15を設け、非常の場合に作動させる。一
方、バツテリイ8の蓄電量が不足して電動機としての機
能が不十分にならないように1通常のエンジン発電機か
らも充電できるようにしておく。
速域(第4図の点f参照)に合わせて決めておく。この
ようにすることにより、第4図で説明したように、高速
誘導機6が低速域では電動機としての機能を発揮し、高
速域では発電機としての機能を発揮する。すなわち、低
速域では排ガス量が不足でも過給機1の回転数が上昇す
るため、第5図で説明したように、タービン容量もや−
小さめに移り、逆に高速域では回転数の抑制により、タ
ービン容量もやヤ大きめとなり、排ガス量の過不足を幾
分緩和することになる。しかし、バツテリイ8が飽和状
態に橙っていて、充電が不可能なときは、発電機として
作動している高速誘導機乙に負荷がかからないので、排
ガス量がチョークしてエンジン排圧の上昇を招くことに
なるから、過給機1をバイパスする安全弁としての非常
用ガス逃し弁15を設け、非常の場合に作動させる。一
方、バツテリイ8の蓄電量が不足して電動機としての機
能が不十分にならないように1通常のエンジン発電機か
らも充電できるようにしておく。
すなわち、バツテリイ8は共用として容量を大きめに設
計しておく方法もある。
計しておく方法もある。
なお過給機1の容量、とくに、タービン2の容量および
バツテリイ8の容量などは、自動車全体の設計の中で最
適に選択する。
バツテリイ8の容量などは、自動車全体の設計の中で最
適に選択する。
上述のように、本発明は、過給機のコンプレッサ側の回
転軸端に発電機兼電動機としての高速誘導機を接続し、
出力制御装置およびインバータにより、発電機および電
動機として作動せしめ、かつ、前記出力制御装置とイン
バータとをコンピュータによってどちらか一方が働くよ
うに制御するから、エンジン低速域での過給効果が向上
し、またエンジン高速域での排ガスの有効利用をはかる
ことができる。すなわち、エンジン低速域では、誘導機
を電動機として作動させ、過給機がその回転駆動力の助
けを借りることにより、アイドリンク回転域を除く極低
速域でも、過給圧力を所定の値まで高めることができ、
この点では、従来の可変ノズルタービンよりも優れてい
る。またエンジン高速域では、過剰なガスエネルギーを
発電に利用して電気エネルギーとしてバツテリイに蓄え
るとともに、過給圧力の上り過ぎを防止するので、この
点で、エンジン回転数の広い範囲にわたって排ガスを捨
てている従来のウェストゲート方式よりも、はるかに優
れている。しかも、前記高速誘導機は、コンプレッサ側
の軸端部であるだめ、タービンからの熱影響がなく、か
つ、高速回転であるため、高速回転をする過給機との結
合に大がかりな減速装置を必要としないから、きわめて
コンパクトに納めることができる。また過給機をバイパ
スする非常用ガス逃し弁のラインをエンジンの排気側に
設けたので、非常の場合に安全であるなど、本発明の奏
する効果は、きわめて太きい。
転軸端に発電機兼電動機としての高速誘導機を接続し、
出力制御装置およびインバータにより、発電機および電
動機として作動せしめ、かつ、前記出力制御装置とイン
バータとをコンピュータによってどちらか一方が働くよ
うに制御するから、エンジン低速域での過給効果が向上
し、またエンジン高速域での排ガスの有効利用をはかる
ことができる。すなわち、エンジン低速域では、誘導機
を電動機として作動させ、過給機がその回転駆動力の助
けを借りることにより、アイドリンク回転域を除く極低
速域でも、過給圧力を所定の値まで高めることができ、
この点では、従来の可変ノズルタービンよりも優れてい
る。またエンジン高速域では、過剰なガスエネルギーを
発電に利用して電気エネルギーとしてバツテリイに蓄え
るとともに、過給圧力の上り過ぎを防止するので、この
点で、エンジン回転数の広い範囲にわたって排ガスを捨
てている従来のウェストゲート方式よりも、はるかに優
れている。しかも、前記高速誘導機は、コンプレッサ側
の軸端部であるだめ、タービンからの熱影響がなく、か
つ、高速回転であるため、高速回転をする過給機との結
合に大がかりな減速装置を必要としないから、きわめて
コンパクトに納めることができる。また過給機をバイパ
スする非常用ガス逃し弁のラインをエンジンの排気側に
設けたので、非常の場合に安全であるなど、本発明の奏
する効果は、きわめて太きい。
第1図は本発明の一実施例を示した説明図、第2図は第
1図の過給機を拡大して示しだ断面側面図、第6図は過
給圧力設定値を定める一例を示した説明図、第4図は目
標圧力とタービン特性の関係の一例を示しだ説明図、第
5図はタービン容量特性の一例を示した説明図である。 1・・・過給機、2・・・タービン、6・・・コンプレ
ッサ、4・・・軸受、5・・・軸継手、6・・・高速誘
導機、7・・・インバータ、8・・・バツテリイ、9・
・・整流器兼出力制御装置、10・・・エンジン、14
− 、iIE常用排気バイパスライン、15・・・非常
用ガス逃し弁、17・・・アクセル、18・・・圧力検
出器、19・・・ミニコンピユータ、25゜・・回転軸
。 第 1 已 第 3 目 竿 4 目 第 5I21
1図の過給機を拡大して示しだ断面側面図、第6図は過
給圧力設定値を定める一例を示した説明図、第4図は目
標圧力とタービン特性の関係の一例を示しだ説明図、第
5図はタービン容量特性の一例を示した説明図である。 1・・・過給機、2・・・タービン、6・・・コンプレ
ッサ、4・・・軸受、5・・・軸継手、6・・・高速誘
導機、7・・・インバータ、8・・・バツテリイ、9・
・・整流器兼出力制御装置、10・・・エンジン、14
− 、iIE常用排気バイパスライン、15・・・非常
用ガス逃し弁、17・・・アクセル、18・・・圧力検
出器、19・・・ミニコンピユータ、25゜・・回転軸
。 第 1 已 第 3 目 竿 4 目 第 5I21
Claims (1)
- 1、過給機のコンプレッサ側の回転軸端に機械的に接続
された発電機兼電動機としての高速誘導機と、この誘導
機に電気的に接続てれたインバータと、このインバータ
に電気的に接続されたバツテリイと、このバツテリイと
前記誘導機とに電気的に接続されて該誘導機の出力を制
御する整流器兼出力制御装置と、前記過給機からエンジ
ンへ給気される過給圧力を検出する検出器と、この検出
器で検出された実際の過給圧力が前古上エンジンの回転
速度およびアクセルの踏込量に応じて設定された設定値
より低い低速域では該誘導機を電動機として前記バツテ
リイから放電させて過給圧力を上昇させるように前記イ
ンバータに指令信号を出力し、該検出器で検出てれた実
際の過給圧力が前記設定値より高い高速域では該誘導機
を発電機として該過給機に負荷を追加して前記パッテリ
イへ充電させて過給圧力を抑えるように前記出力制御装
置に指命信号を出力するコンピュータと、前記エンジン
の排気側に設けられて該過給機をバイパスする非常用ガ
ス逃し弁のラインとを備えていることを特徴とする、過
給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59069075A JPS60212622A (ja) | 1984-04-09 | 1984-04-09 | 過給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59069075A JPS60212622A (ja) | 1984-04-09 | 1984-04-09 | 過給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60212622A true JPS60212622A (ja) | 1985-10-24 |
Family
ID=13392093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59069075A Pending JPS60212622A (ja) | 1984-04-09 | 1984-04-09 | 過給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60212622A (ja) |
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