JPS6021152A - 金属薄板連続鋳造装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 溶湯から直接最終製品に近い板厚の博板を製造する装置
として，双エンドレスベルトのへイズレット式連鋳磯が
知られている。双ベルト型連鋳磯において，その板幅方
向への溶湯の流出を防ぐ機構即ちサイドダムには，次の
３種類がある。

１、製造する板の厚さと同じ幅の固定側板を一対のベル
トの両側に設置して鋳型側壁を形成する。

２、製造する板の厚さと同じ幅の短い多数の。

金属ブロックから構成される双エンドレスベルトと同期
走行するキャタピラで鋳型側壁を形成する。

３、製造する板の厚さと同じ幅または厚さの。

双ベルトと同期して走行するエンドレスベルトによって
鋳型側壁を構成する。

１の固定側壁は鋳造速度の早い薄板連鋳機には。

形成された薄板と側壁の摩擦の故に不利である。

２のキャタピラ側壁は全綱ブロックの隙間に湯差しを生
じて鋳造が困難になる問題が残されている。

３の同期走行エンドレスベルト側壁は、１〜１０朋程度
の薄板を製造する場合、ベルト間に注湯する際に、走行
する４個のベルトに良好な潤滑性をもって湯差しの生じ
ないように接触するように精巧に加工された鋳造ノズル
を必要とし、技術的に種々困難な問題がある。

また上記の３柚の機構はいずれも、異なった板厚の薄板
を製造するために２幅の異なる側壁部材を用意しなけれ
ばならぬという不便がある。

本発明は以上の問題を解決した溶湯から直接１〜１０ｉ
＋ｍの薄板を高速で安定して製造できる薄板連続鋳造装
置を提供することを目的とする。

本発明の装置は鋳型の板面壁を形成する同期走行運動す
る双エンドレスベルトと、該双エンドレスベルトの注湯
位置において鋳型の側壁を形成する該ベルト両側線に接
触して同期回転運動する一対の冷却された円板を有する
バーベル状回転部材からなる。

次に図面を参照して本発明をその一実／Ａｉ悪様につい
て詳細に説明する。

第１図は部分的に断面で示した本発明の一実施態様の概
念を示す惧１面図である。第２図は第１図に対応する平
面図である。

装置は、鋳型の上表面を形成する。ロール９ｃ。

９ｄ、１２ｂ（図では３個）によって支持され、駆動さ
れる上側のエンドレスベルト７と、これと同期走行する
ロール９ｅ、　９ｂ、　１２ａ　（図では３１固）によ
って支持され駆動される鋳型の下表面を形成するエンド
レスベルト８と、その注湯位置１７の近傍で両エンドレ
スベルトの両側縁に接触して同期回転する一対の円板１
０からなっている。

この円板は第３図に示されるように、軸９ａに固定され
てバーベルのような形状をし−ている。図示の態様では
、軸９ａはロール９ｅ、９ｂ　と同径でロールとして機
能し、ベルト８を支持している。

ベルトの冷却は２通常ロール９ａ、　９ｂ、’　９ｃ、
　９ｄ。

９ｅを水冷ドラムロールとし、かつベルトの裏面に注水
して為されるが、それに限定されるものではない。

バーベル状部材の冷却は、バーベル状部材を第４図に断
面で示すような形状に構成することによって達成される
。第４図はバーベル状部材の断面図であるが２部材は中
空に形成されて、内部に冷却水循環路が設けられ、冷却
水の導入口と導出口が回転軸と同軸の二重管として設け
られている。

即ち、冷却水は導入管２２よシ導入され、軸部ロール９
ａ　と側壁円板を内向から冷却した後、導出口２１から
排出される。このような冷却ドラムは既知である。

溶湯は第１，２図に示したような鋳造ノズルによって注
湯するのが好都合で、そのために図示の態様では双ベル
トは傾斜して設けられ、下側のベルトの方が鋳造ノズル
側に長く延びている。鋳造ノズル３は構造的には金属製
の外皮４と耐火物の内張り５からなり、必要ならば加熱
手段６が設けられる。形状的にはタンディツシュの給湯
管２から溶湯を受ける湯溜部３ａ−とその底部よりベル
トに平行し、下側ベルトの上面に沿って延びる注湯部３
ｂからなる。

注湯部の上側壁は上側ベルトの上方ロール９Ｃに支持さ
れて回転する面まで延び、これと接触するように形成さ
れている。下側壁は、下側ベルトに沿って、上側ベルト
の上方ロールに支持される面の近傍まで、しかしこれか
ら距離をおくように姑びている。１′ｌｌＩ壁３Ｃは第
２図に示されるように。

内側が次第に開いて、溶湯が上側ベルトの上方支持ロー
ル９ｃのベルト平面との接点の近傍でバーベル型部材の
円板に接触するように形成されている。

板厚１〜１０扉批程度の薄板であれば２両側縁からの凝
固が速く２円板１０の接触によるシールで充分である。

この装置では１円滑な稼動を確保し、ロール９Ｃと側壁
円板１０との間の摩擦によって発生するかも知れない間
隙およびそこに起り得る湯差しを防止するために２円板
１０とロール９Ｃおよびベルトの間に常時潤滑油を供給
するのが好ましい。これは２例えば第５図に第１図のＡ
　−Ａ’線に沿った断面で示すように、ロール９ｃの側
面にスリットノズルを有する潤滑油供給装置を配置する
ことによって達成される。潤滑油供給装置は２例えば。

給油管１５とスリットノズル部１１からなり、その先端
のノズル部工４がドラム９ｃ　の側面に近接して臨んで
いる。第５図において部材１６はロール９ｃの回転軸で
ある。

本発明の装置は、製造される薄板の幅を自由に変えるこ
とができ、高速でかつ安定して金属薄板を製造すること
を可能にした。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の装置の一実施態様の概念を示す部分的
に断面図で示す立面図である。 第２図は第３図に相当する平面図である。 第３図は本発明の装置に使用されるパーベル型部拐の斜
視図である。 第４図は前記バーベル状部材の一例の内部構造を示す。 第５図は潤滑剤供給手段を備えた本発明の装置の概念を
示す第１図のＡ−Ａ′緋に沿った拡大断面図である。 これらの図において。 ７、　８　・旧旧・・エンドレスベルト１０、１０’　
・・−・・・・・冷却された円板１０、１０’、　９ａ
・・・・・・・・バーベル状部材特許出願人　日新製鋼
株式会社 代理人　弁理士　松井政広　（外１名）幕／　図 ｂ 襄２　図 ／／′） 襄４　圀 衣５凹

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 工　鋳型の板面壁を形成する同期走行運動する双エンド
   レスベルトと、該双エンドレスベルトの注湯位置におい
   て鋳型の側壁を形成する該ベルト両１１！ｌ縁に接Ｂ’
   Ｊｒして同ノυ」回転地動する一対の冷却された円板を
   有するバーベル状回転部材からなる金属連続鋳造装置〃
   。 ２、特許請求の範囲第１項に記載の装置であって。 バーベル状部材の軸が、対応する位置にある。ベルトを
   支持するロールと同径の口〜ルであって。 該支持または駆動ロールとロール対を形成しているもの
   。 ３、特８１ｆ請求の範囲第１項に記載の装置であって。 一方のエンドレスベルトの注湯位置に支持または駆動ロ
   ールと鋳型側壁を形成する回転円板の間に潤滑剤を供給
   する手段を有するもの。 ４　特許請求の範囲化工ないし３項のいずれかの項に記
   載の装置であって、少なくとも注湯ｆＭｉρにあるロー
   ルと前記円板が内部から水冷されているもの。