JPS60211278A - 冷媒配管接続用アダプタ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一台の室外機に対して複数台の室内機が接続
可能なセパレート式空気熱源空気調和機等の室内機と室
外機間の接続配管数υ付は部分に補助的に取シ付けて、
室内機の空調能力に対して適正な冷媒を流せる冷媒配管
接続用アダプターに関するものである。

従来例の構成とその問題点 従来の一台の室外機に対して複数の室内機が接続可能な
セパレート式空気熱源空気調和機は、各室内機に流す冷
媒の量は、室外機内部に設けられた毛細管等の減圧器に
よって決定され、接続可能な室内機の種類は、室外機の
種類によって一義的に決定していた。その一実施例を第
１図、第２図に基づいて説明する。

図において、一点鎖線で囲まれた部分１は室外機で、内
部には冷媒を加圧加熱する圧縮機２と、圧縮機２より吐
出されたガス冷媒を凝縮させる室外熱交換器３と凝縮さ
れた冷媒を減圧させる毛細管４，５，６．及び気液分離
器７が設けられている。室外熱交換器３よシ流れ出た冷
媒は、部分８で分岐され毛細管４，５．６を通り配管接
続部９゜１ｏ　１１を通った後、王台の室内熱交換器１
２゜１３．１４に流れ、蒸発をして各部屋を冷房する。

室ｐ熱交換器１２，１３．１４で蒸発した冷媒は再び室
外機１にもどり、気液分離器７を通り圧縮機２を通過す
る。本従来例では、室内機１２及び１３は１．６馬力の
冷凍能力を有し、毛細管４及び６によって１．６馬力と
して適正な冷媒循環量が与えられている。室内機１４は
１馬力の冷凍能力を有し、毛細管６によって１馬力とし
て適正な冷媒循環量が与えられている。図中の矢線は冷
媒の流れを示している。配管接続部９，１０．１１の詳
細を第２図に示す。１６は室外機１に設けられた雄ネジ
付配管で、雄ネジ部分１６の先端は円すい台形状にフレ
アー加工が施されており、先端がフレアー加工された接
続配管１７がナツト１８によって締め込まれることによ
り冷媒の漏れが防がれている。

上記構成におりて、毛細管４及び６は１．６馬力の冷凍
能力に見合う冷媒循環量を確保するように設定されるの
で、配管接続部９及び１０に接続可能な室内機は１．６
馬力の室内機１２．１３のみである。同様に毛細管６は
１馬力の冷凍能力に見合う冷媒循環量を確保するように
設定されるので、配管接続部１１に接続可能な室内機は
１馬力の室内機１４のみである。

従って、一部屋が１．６馬力相当の熱負荷を有し、二部
屋が１馬力相当の熱負荷の場合や、二部屋とも１馬力相
当の熱負荷を有している建物には、本従来実施例では適
合しないという問題があった。

発明の目的 本発明は上記従来の欠点を解消し、部屋の負荷、即ち必
要とされる室内機の空調能力に対して、適正な冷媒を流
せる冷媒配管接続用アダプターを得ることを目的とする
。

発明の構成 本発明の冷媒配管接続用アダプターは、銅合金等の円柱
状形態を有し、円柱両端の形状は一方はメネジで、もう
一方はオネジとなっており、メネ・ジ側は室外機側に設
けられるオネジ付配管に接続され、オネジ側は室外機と
室内機を結ぶナツト付のフレアー接続配管に接続される
。円柱中心線に沿って細い貫通穴が設けられておシ、前
記貫通穴を冷媒循環量を制御する毛細管として使用する
ことによって、室内機の空調能力に合った冷媒循環量を
室内機に与えられるものである。

実施例の説明 本発明の一実施例を第３図〜第５図に基づいて説明する
。尚、従来例と同一の部分については、従来例で使用し
た番号を用いて詳細な説明は省略　−する。

１９は冷媒配管接続用アダプタ一本体で、円柱状形態を
有し、両端の一方Ａ側の形状は内部に雌ネジ部２０を有
し、他方のＢ側は外周に雄ネジ部２１を設けられている
。雌ネジ部２０の先端２２と、雄ネジ部２１の先端２３
には、被接続管（雄ネジ付配管１５及び接続配管１７）
との密着嵌合を実現させるだめに、フレアー加工が施さ
れである。

２４は本体１８を取シ付ける際、スパナが使用可能とな
るために設けられた溝である。本体１８の中心線に沿っ
て細い貫通穴２６が設けられている。

本実施例では、貫通穴２６の内径は、室外機１の内部に
ある毛細管４と同−流路内に設けることにより、％馬力
の室内機２６の冷凍能力に適合する冷媒循環量が実現出
来るような内部抵抗を有するように設定されている。こ
の冷媒管接続用アダプタ一本体１９を第６図のセパレー
ト形空気調和機の室外機１と室内機２６の雄ネジ付配管
１６と接きなかった冷凍サイクルに％馬力の能力を有す
る室内機が接続可能となったものである。

発明の効果 このように本発明によれば、必要とされる室内機の空調
能力に対して適正な冷媒循環量が得られるため、室外機
に接続する室内機が、室内空調負荷に合わせて選択出来
るという効果が発揮されるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の冷凍サイクルのブロック図、第２図は
同配管接続部の詳細を示す一部断面をした側面図、第３
図は本発明の一実施例の冷媒配管接続用アダプタ一本体
の斜視図、第４図は同一部を断面した正面図、第６図は
、本発明の一実施例の冷媒配管接続用アダプターを冷凍
サイクル中に設けた冷凍サイクルのブロック図である。 ９．１０，１１・・・・・・配管接続部、１５・・・・
・・雄ネジ付配管、１７・・・・・・接続配管、１８・
・・・・・ナツト、１９・・・・−・冷媒配管接続用ア
ダプタ一本体、２５．。 ・・・貫通穴。 第　１ｒ！Ａ 第　２　図 Ｇ 第３ｒ！！ｉ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 径の小さな貫通穴を有する円柱状の冷媒配管接続用アダ
   プタ一本体と、この本体一端部内には雌ネジ部、他端部
   外面には雄ネジ部を設けた冷媒配管接続用アダプター。