JPS60210434A - 硬化ゴムへのポリウレタンの接合 - Google Patents

硬化ゴムへのポリウレタンの接合

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JPS60210434A
JPS60210434A JP60045693A JP4569385A JPS60210434A JP S60210434 A JPS60210434 A JP S60210434A JP 60045693 A JP60045693 A JP 60045693A JP 4569385 A JP4569385 A JP 4569385A JP S60210434 A JPS60210434 A JP S60210434A
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rubber
polyurethane
tire
cured
coating
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JP60045693A
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ラム・マーシー・クリシユナン
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Goodyear Tire and Rubber Co
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Goodyear Tire and Rubber Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は、ポリウレタンを接着剤界面を介して硬化ゴム
に接合した複合物の調製方法に関する。
本発明は更に斯く調製された複合物に関する。本発明は
特に、ポリウレタン製タイヤカーカスを硬化ゴムトレッ
ドに接合した複合物の調製方法に関する。更に本発明は
、硬化ゴム製タイヤカーカスにポリウレタントレッドヲ
接合したタイヤ複合物からなる。
(従来の技術) 硬化ゴムにホIJウレタンを接合した複合物の調製は、
各種目的とくに個々の用途で斯かる材料の各々または両
者の有利な諸性質の利用が望まれる目的に頻々望まれる
ところである。
例えば、ポリウレタン製の外周トレッドとゴムカーカス
から々る自動車用タイヤの提供は所望されている。
硬化ゴムトレッドゞとポリウレタンカーカスを有する自
動車用タイヤの提供も望まれている。
更には、硬化ゴムとポリウレタンの積層物は、各種工業
製品を含むその他の製品に所望されている。
しかしながら、とくに使用時に多数回の屈曲、圧縮およ
び各種度合の捩れを受けることが普通に予期される複合
物の場合、初期破損の重要な点は、硬化ゴム基材とホI
Jウレタンの間の界面に起り得る。
この2種類の側斜の間の関係は複雑であり、多数の因子
に関連するけれども、比較的極性のホI7ウレタン材料
を比較的非極性の硬化ゴム材料に効果的に接着させるこ
とが困難゛なことの理解が重要である。
各種の接着剤系が試され、斯かる目的に提案されたもの
も幾つかある。しかしながら、多数の用途に関して実現
された接合力は、広範な作業条件下で容易に剥離しない
有効な積層複合物を提供するには不十分である。
C本発明が解決しようとする問題点) 従って、本発明の一目的は、+O+)ウレタンを硬化ゴ
ム基材の表面上に接合した複合物を提供することである
C問題点を解決するための手段) 本発明に依れば、ポリウレタンを硬化ゴム基拐の表面に
接合した複合物の調製方法は、下記の諸工程からなる。
(A) 約O乃至約25 phr、好ましくは約0乃至
約20 phr、選択によシ約5乃至約20 phrの
ゴム加工油を含有する硬化されたゴム基材の表面を清浄
にすること、 (B) 前記の清浄にされた基材表面に、シアヌル酸の
揮発性有機稀釈剤中分散物として少くとも1層の被覆を
施し、得られた被覆を乾燥して前記の稀釈剤を除去する
こと。
(C) 前記のシアヌル酸被覆に、フェノールホルムア
ルデヒドレゾール樹脂の揮発性有機溶剤としてオーツミ
ーコートを少くとも1層追加し、得られた追加オーバー
コートを乾燥して溶剤を除去すること。
(D) 前記の被覆された基材表面に液状のポリウレタ
ン反応混合物全塗布すること。
α)前記の反応混合物を硬化させ、前記の遂次塗布され
た被覆を介してポリウレタンを硬化ゴム基材に接合した
複合物を形成すること。
更に本発明は、斯かる方法によシ調製される。
ポリウレタンを硬化ゴム基材に接合した複合物を提供す
るものである。
この硬化ゴム基材が、カーボンブラック、酸化亜鉛、ス
テアリン酸亜鉛等のステアリン酸塩、硫黄および分解防
止剤を含む通常のゴム配合成分をも含有するとの理解は
重要である。
更に本発明は、斯かる方法により調製される。
ポリウレタンを硬化コ゛ム基材に接合した複合物を提供
する。
シアヌル酸溶液を塗布する前に、硬化ゴム基材の表面を
清浄にすることは、表面の油類および存在の可能性ある
その他の異物を除去するために重要である。この目的は
、代表的な表面の油類およびその他の汚染物質を実質的
に含有せぬ新しい露出ゴム表面を提供することである。
硬化ゴム表面の清浄化は、有機溶剤、石ケン水溶液洗浄
、研磨またはそれらの組合せ等各種の手段で実施するこ
とができる。有機溶剤または石ケン水溶液法を使用する
場合には、処理された表面をシアヌル酸溶液の塗布前に
乾燥する。コ゛ム表面の研磨は、ワイヤホイールによる
パフ磨き、研磨研削砥石またはショツトブラスト処理等
の各種手段により、表面の一部を擦9取って清浄かつ粗
化された表面を残すことにより達成できる。粗化された
ゴム表面は、明らかに本発明の実施に際し、接着性の改
善全補助する傾向を有する。
実際的には、先ず表面をパフ磨き等により研磨し、続い
て有機溶剤で洗浄にするのが普通である。
斯かる溶剤の代表例は、例えば塩化メチレンまたはメチ
ルエチルケトンである。これらは全て、当業者には周知
の硬化ゴム表面の清浄化方法である。
本発明の−、特定適用形態は、ホIJウレタン製カーカ
スを硬化ゴム製トレッドに貼り付けたタイヤの調製であ
る。斯かるタイヤの場合、ゴムトレッドヲ円形要素とし
て先ず予備成形して硬化させる。この円形要素は、タイ
ヤの周辺、円周部分となるように意図されたものである
斯かる適用形態では、下記の諸工程によシタイヤ形態の
複合物が調製される。
(A) 外側ゴムトレッド部分と、約O乃至約25ph
r、好ましくは約O乃至約20 phr、選択により約
5乃至約20 phrのゴム加工油を含有する露出した
内側ゴム部分からなる硬化ゴムタイヤトレッドを調製す
ること、 (B) 前記の内側トレッド部分の内表面を清浄にする
こと、 (C) 前記の清浄にされた内側トレッド表面に、シア
ヌル酸の揮発性有機稀釈剤中分散物を少くとも1層被覆
し、得られた被覆を乾燥すること、(D) 前記の被覆
表面に、フェノールホルムアルデヒド゛レゾール樹脂の
揮発性有機溶剤溶液として1層以上の追加被覆を施し、
得られた被覆を乾燥すること、 (E) 所望のタイヤカーカス形状を有する成形環境で
、前記の被覆表面に液状のポリウレタン反応混合物を塗
布すること、 (F) 前記の成形環境で前記の反応混合物を硬化させ
、ポリウレタンタイヤカーカスを前記の遂次塗布された
被覆を介して硬化ゴムトレッドに接合(13) させた前記の複合物を形成すること。
更に本発明は、斯かる方法に従って調製された硬化ゴム
カーカスに、ポリウレタン製トレッド″ヲ接合させたタ
イヤを提供するものである。
本発明実施の際には、トレッドの前記内側ゴム部分を、
例えばタイヤコード織布等の織布をその内部に埋置して
織布強化させることが好ましい。
斯かる織布け、例えばポリエステル、ナイロン、アラミ
ドゝ、ガラスおよび鋼等の金属の各種フィラメントおよ
び/またはヤーンから得られるいかなる織布でもよい。
斯かる強化の第一の目的は、タイヤ複合物の一要素とし
てタイヤ使用時のトレッド径の増大を制限すること、お
よび一般にトレッド構造に強度を付加することである。
本発明の更なる適用形態は、パリウレタン製トレッドを
硬化ゴム製タイヤカー功スの周辺に円周状に貼υ付けた
タイヤ複合物の調製方法である。
斯かる適用形態では、下記諸工程によりタイヤ形態の複
合物が調製される。
(A) 約O乃至約25 phr’、好ましくは約0乃
至141 約2Q phr%選択により約5乃至20 phrのゴ
ム加工油を含有する露出した円周状の外側ゴム部分を有
するトロイド(troidal )形状の硬化イムタイ
ヤを調製すること、 (B) 前記カーカスの外側コ゛ム部分の露出した外表
面を清浄にすること、 (C) 前記の清浄にされた外側カーカス表面に、シア
ヌル酸の揮発性有機稀釈剤中分散物として、1層以上の
被覆を施し、得られた被覆を乾燥すること、 (D)前記の被覆表面に、フェノールホルムアルデヒド
レゾール樹脂の揮発性有機溶剤溶液として1層以上の追
加被覆を施し、得られた被覆を乾燥すること、 (E) 所望のタイヤトレッドの形状を有する成形環境
で、前記カーカスの被覆表面に、液状のポリウレタン反
応混合物を塗布すること、 (F) 前記の成形環境で前記の反応混合物を硬化させ
、ホリウレタン製トレッドヲ前記の遂次塗布された被覆
を介して、硬化ゴム製タイヤカーカスに接合させた前記
の複合物を形成すること。
実際には、トレッド縁部がトレッドに隣接するカーカス
のサイドウオール部分上に拡がることが頻々所望される
ところである。
本発明は更に、斯かる方法に従って調製された硬化ゴム
トレッドに、ポリウレタン製のカーカスを接合させたタ
イヤを提供するものである。
硬化ゴム基材は、約0乃至約25 phr、好ましくは
約0乃至約2Q phr、選択により約5乃至約20 
phrのゴム加工油を含有することが必要とされている
。多数の実際には大部分の硬化ゴム配合物はゴム加工油
を含有しており、更に多量の加工油を含有する配合物も
あるがこの加工油の量は特に通常ならざる量とは考えら
れない。被覆を施す対象のゴム基材には、加工油の添入
が更に特定的に制限される。と云うのは、本発明の実施
に際し、ゴム中の加工油の量をある程度制限すると、接
合は更に良好となることが観察されたからである。
5乃至2Q phrなる加工油の選択範囲は、頻々そう
であるように、各種物理的性質の目的に対してゴム中の
加工油の水準すなわち量が最少なることが望まれあるい
は必要とされる場合に適用される。
本発明は、とくにタイヤの調製に適用できるものである
。斯かるタイヤは、外側の円周トレッドとカーカスから
構成されるものである。タイヤ技術分野の当業者ならば
容易に知りかつ認めるようにトレッドの外側部分は表面
接触たとえば接地に適するように製造され、その内側部
分はトレッドを支持するカーカスに面しかつそれに接合
している、カーカスは各種の要素から構成することがで
き、織布強化物等の強化物を含有することができる。
タイヤカーカスは一般にトロイド形状のものが云々され
、該トロイド9形状はタイヤの通常形状でアシ、代表的
なオープントロイドのタイヤカーカス形態を包含する。
本発明の実施に際して、シアヌル酸を有機稀釈剤中の分
散物として清浄にされた硬化ゴム基材に塗布する。シア
ヌル酸の一部は稀釈剤に溶解し、従って溶液を形成する
ことがあると解されねばな(17) 、、;、:〜。
ら彦い。「分散物」なる用語は、溶液形態のシアヌル酸
も含有乃至包含するシアヌル酸の稀釈剤中分散物を示す
ものである。溶剤は不必要乃至過度に硬化ゴム表面を損
ぜぬことが制限条件として好ましいが、この目的に対し
て各種の有機稀釈剤が使用可能である。すなわちジメチ
ルスルホキシド、ジメチルホルムアミドおよびテトラヒ
トゝロフラン等の物質は一般に望ましくない。シアヌル
酸自体は、大部分の稀釈剤または溶剤に比較的不溶性な
ので、シアヌル酸は通常たとえば酢酸エチルのような有
機稀釈剤中の分散物として塗布される。
シアヌル酸の分散物および、/または溶液は、周囲条件
で硬化ゴムの表面に塗布することができるが、稀釈剤ま
たは溶剤の蒸発速度を増大させるため、硬化ゴムの表面
温度が約50℃乃至約95℃の範囲にあることが好まし
い場合もある。
シアヌル酸溶液の被覆は一層でもよいが、各塗布層は一
般に非常に薄いので、ゴム表面に良好す被覆を付与する
ためには、1乃至5層、更に好ましくは2乃至4層塗布
することが通常望まれると(18) ころである。
実施に際しては、他の被覆を塗布する前に各シアヌル酸
の被覆を乾燥しておくことが好ましい。
終局的に得られる効果的接着接合は、斯かる方法により
増大さね、ると思われる。
残留溶剤の除去により良好な接合が得られる故追加の樹
脂被覆を塗布する前にシアヌル酸被覆を乾燥しておくの
が望ましいと考えられる。
代表的な一被覆では、硬化ゴム表面平方センナメートル
当シ約0.007−ダラムまでの酸が沈積した。
この沈積量が特に限界的とは考えられぬが、ただこの被
覆がゴム表面を適度に覆うにはまだ薄すぎることは強調
されねばならない。
この酸被覆は、室温たとえば約20℃乃至約30℃で乾
燥可能であるが、乾燥時間を減少させるために熱風オー
プン内約75℃乃至約100℃の温度で乾燥するのが更
に望ましい場合が時々ある。
シアヌル酸被覆上に塗布される追加被覆は、フェノール
ホルムアルデヒドレゾール樹脂からカリ、その有機溶液
として塗布される。前に指摘したように、ゴムを不必要
なほど過度に損じないような各種の溶剤が、この目的の
ために使用可能である。
樹脂の被覆は一被覆でも使用可能であるが、個々の被覆
は非常に薄いので、シアヌル酸被覆を張度に覆うために
は、通常約1乃至5、好ましくは2乃至4層の被覆が好
ましい。
実施に際し、各々の樹脂被覆は、別の被覆を施す前に乾
燥させておくのが好ましい。斯かる方法は、得られる接
着結合効果を増大させると考えられる。
樹脂溶液用に好適な溶剤または溶剤混合物は、例えばア
セトン、メチルエチルケトン、メチルインブチルケトン
等の液状ケトンならびに三塊化エチレン、トルエン、エ
チルアルコールオヨヒイソプロパノールならびに斯かる
溶剤の混合物から選択される。
一般に、樹脂溶液は固形分濃度約5乃至約20、好まし
くは約5乃至15重量パーセントの範囲で塗布される。
樹脂溶液は、約20℃乃至約30℃のようなおよそ周囲
条件で塗布できるが、乾燥時間短縮のため、ゴムの表面
温度は約50℃乃至約95℃なることが好ましい。
フェノールホルムアルデヒドレゾール樹脂は当業者には
馴み深いものであり、ホルムアルデヒドとフェノール性
アルコール特にフェノールが少くとも部分的に縮合した
生成物のことである。フェノールホルムアルデヒド樹脂
は、溶液固形分の主成分と考えられ、残りの固形分は少
量のその他樹脂および重合物から構成される。
接合をよシ良好にするには、ポリウレタン反応混合物の
塗・右前に、樹脂の塗膜全乾燥させておくことが重要で
あると観察された。
ポリウレタン反応混合物は、成形環境条件下で。
被覆された硬化ゴムの表面に液状で塗布される。・被覆
されたゴム表面の温度は、約30℃乃至約80℃が好ま
しい。反応混合物は液状であるが、その第一の理由は混
合物が液状形態になるよう反応物が選択されるからであ
る。
成形環境条件なる用語は、液状混合物を硬化させてタイ
ヤカーカス、タイヤトレッド捷たけ工業製品等その他の
所望物品となすべく、所望物品に適した形状の収納物内
部に液状混合物を塗布することを意味する。成形環境で
は、硬化ゴムカーカスまたは硬化ゴムトレッド等の硬化
ゴム基材を先ず適当な型内に配置し、引続きそれに液状
の反応混合物を塗布するのが頻々望ましいと考えられる
次にこの液状反応混合物を適当な温度たとえば室温すな
わち周囲温度(20℃乃至30℃)または約20℃乃至
約130℃の範囲の温度で硬化させるのであるが、約8
0℃乃至約120℃の範囲の温度で硬化させるのが好ま
しい。
接合を効果的にするには、シアヌル酸が被覆さ′ れた
硬化ゴム基材上の樹脂トップコートにZ IJウレタン
を硬化させるのであるとの理解が重要である。
塗膜を介してホIJウレタンが硬化ゴム表面に接合され
る接合機構は十分に理解されているわけではないが、単
に被覆のみを塗布してもあるいは若干旧い技術と理解さ
れている硬化ゴム表面の塩素水処理を単純に用いても、
十分な強度を有する満足な接合は達成されなかった。昇
温下で満足すべきほど有効であると認められた接合は、
被覆の遂次塗布を組合せたときのみであった。
接合の有効度は、実験室的方法で試験された。
斯かる方法での試験試料は、15cmX 2.5cm(
6”×1“)のポリウレタン(厚み1.3 cm% 呂
“)と硬化ゴム(厚み0.3 cm乃至0.6 cms
 ”B”乃至憂“)を1本発明の方法に従って遂次塗布
された被覆を介して接合した積層物である。この試料を
用い25℃および66℃を含む一連の温度で180゜剥
離試験を行なった。該剥離試験は、ポリウレタンと硬化
ゴムの層をインストロン試験機を使用してクロスヘッド
速度5.08crrL(2インチ)7分で引剥し、そ1
の引剥しに要した力を測定して254cm(1インチ)
幅の試料に対する力を観察し、kg/ cm (4ンド
/イ/チ)で表わした。本発明の実施により、本試験に
よる接合力が、25℃で約715乃至少くとも約10.
7 kl?/ crn (約40乃至少くとも約60ベ
ント″/インチ)、65℃で約268乃至少くとも約4
.47 kg/ cm (約15乃至少くとも約25ポ
ンド/インチ)の範囲の積層物が提供される。もつとも
この接合力はゴムとポリウレタンの性質ならびに界面被
覆の緒特性に幾分か関連する。
本発明実施の際、遂次被覆されかっホIJウレタンを接
着させた前記の硬化ゴム基材表面は、例えハ天然コム、
合成シス1.4−4リイソプレン、シス−14−ポリブ
タジェン、スチレン/ツタジエン共重合物、ブチルゴム
、塩素化ブチルゴムおよびEPDMゴムの少くとも1種
からなるもの等各種の硬化ゴムが使用可能である。斯か
るゴム類は、通常はカーボンブラック、酸化亜鉛、ステ
アリン酸塩、硫黄、促進剤(単数または複数)および約
0乃至約25 phr、好ましくは約0乃至約20、選
択により約5乃至約20 phr%(ゴム100重量部
当りの重量部)のゴム加工油を包含する代表的ゴム配合
諸成分が配合されたものと解されねばならない。各種の
分解防止剤、順相ならびに通常の配合諸成分等その他の
成分を使用してもよい。一般に、接合を良好にするため
、ゴム加工油を含有させる場合には硬化ゴム中のその量
は最小なることが望ましい。
本発明の実施に用いられる前記のホIJウレタン反応混
合物は、ホIJウレタン業者には既知の方法に従って調
製される。硬化ポリウレタンの所望性質に幾分か関連す
るが、各種のポリウレタン反応混合物が使用可能である
例えば、ポリウレタン反応混合物は、 (1)Neo平
均含量が約2.1乃至約2.5なる少くとも1種のポリ
イソシアネートと、水酸基の平均数が約2乃至約3で分
子量が約2000乃至約4000の範囲にあるポリエス
テルポリオール、ポリエーテルポリオールおよびポリブ
タジェンポリオールの少くとも1種から選択される4 
1Jオ一ル重合物との予備重合物で、NO○10H比が
約1.5乃至約2.5の範囲にあるもの、ならびに(1
1)少くとも1種のジアミン、好ましくは例えばメチレ
ンジアニリン、フタル酸ジオクチル中での環化ナトリウ
ムと44′メチレンジアニリンとの錯体、ジエチル24
−ジアミン。
トリメチレンダリコールのパラ−アミノ安息香酸二エス
テルおよびメタフェニレンジアミン等の一級ジアミンま
たは例えばエチレングリコール、L3−プロパンジオー
ル、L4−ブタンジオール、ヒトゝロキシエチルヒドロ
キシンおよびトリメチロールプロパン等の単量体ジオー
ルから選択される前記予備重合物用の硬化剤からなる、
カプロラクトンから誘導されるポリカプロラクトンおよ
び少量のジグリシジルエーテルは、特に有用なポリエス
テルポリオールであると知見された。
予備重合物のOH基を超えるNGO基に対する、ジアミ
ンの1級アミン基または単量体ジオールの水酸基の比は
、代表的には約0.75/1乃至約0.9571の範囲
である。
各種ジイソシアネートの代表例には、例えばL6−へキ
サメチレンジイソシアネート% 11〇−デカメチレン
ジイソシアネート% L4−シクロヘキシレンジイソシ
アネート、4.4′−メチレン−ビス(シクロヘキシル
イソシアネート)、15−テトラヒピロナフタレンジイ
ソシアネート、インホロンジイソシアネート、14−お
よび26−トルニンシイソシアネート、m−フェニレン
ジイソシアネート、ジフェニルメタン−4,4′−ジイ
ンシアネート、水素化ジフェニルメタン−4,4′−ジ
イソシアネートおよび3.3′−ジメチル−4,4−ビ
スフェニレンジイソシアネート、ならびに米国特許第2
683.730号に特によく言及されているポリアルキ
レン−ポリアリーレンインシアネートが含壕れる。
所望ならば、物理的性質を増大させるための各種充填物
をポリウレタンに充填してもよい。すなわち、硬化ポリ
ウレタンは、カーボンブラック。
二酸化チタン、酸化亜鉛、炭酸カルシウム、充填用粘土
、シリカおよび着色用顔料等の代表的ゴム強化用充填剤
を約5乃至約100重量パーセント含有してもよい。
このタイヤは、タイヤ構造の支持のために内部空気圧を
用いる際には空気入りタイヤとすることができるし、支
持は主としてタイヤ自身の構造に依存するが、部分的支
持のために内部空気を用いる際には半空気入りタイヤと
々り得るし、あるいは産業タイヤ用途ではソリッド(内
実)タイヤとすることができる。
本発明の実施方法を以下の実施例にて更に説明するが、
これらの実施例は本発明の範囲を制限するものではなく
、その代表例を示すものである。
特記力い限り、部数および百分率は重量基準である。
実施例1 幅約12乃至15cm(約5乃至6インチ)、厚みはク
ラウン部域の約1.、3 cm (約05インチ)から
ショルダー域のゼロ厚み壕で次第に薄くなっており、外
径が約33cm(13インチ)で、接地用の外側トレッ
ドゴム部分すなわち外側トレッドゴム層および露出内表
面と一体になった織布内部強化内側イム層を有する円形
の硬化ゴムタイヤトレッドを調製した。
内側イム層は、天然ゴム、スチレン/ブタジェンゴム、
約17.25phrの!ム加工油およびカーボンブラッ
ク、硫黄、酸化亜鉛、ステアリン酸亜鉛。
樹脂(単数または複数)分解防止剤(単数または複数)
および促進il+ (単数または複数)を含有する通常
の配合諸成分の混合物から構成された。
硬化ゴムトレッドの前記内側部分すなわち内層の内側露
出表面金、先ずパフ磨きで粗化しかつ該層の小部分を研
磨して取り去り、続いて研磨表面全メチルエチルケトン
で洗浄して清浄にし、清浄にされたゴム表面を乾燥した
この硬化ゴムトレッド9を約95℃に加熱した。
この清浄化され加熱された硬化ゴムトレッドの内表面に
、先ず酢酸エチル中固形分3パーセントのシアヌル酸分
散物(ロードコーポレーションのヒューソンケミカル社
(Hughson Chemicals ofthe 
Lord、 Card、oration)製のケムロッ
ク(Chemlok)7701)を2回被覆した。
各シアヌル酸被覆は、各塗布の間、約10分間温トレッ
ド表面上の酢酸エチル溶剤を除去し乾燥した。
斯く得られた乾燥シアヌル酸被覆に、トルエン、メチル
インブチルケトンおよび三塩化エチレン、イソプロパツ
ール、およびメチルエチルケトンを添加したエチルアル
コールからなる溶剤の混合物に、主として約10・ぐ−
セントの固形分濃度でフェノールホルムアルデヒドレゾ
ール樹脂全含有する溶液を塗布した。
このフェノールホルムアルデヒド9樹脂溶液は、ロート
9コーポレーシヨンのヒューソンケミカル社のケムロツ
ク218で、フェノールホルムアルデヒドと有機溶剤か
らなシ、重合物を有機溶剤混合物に溶解したものと説明
されている。
この被覆ゴムトレッドヲ室温(23℃−25℃)に約3
0分間放置させたあと、約95℃の熱風オーブン内に約
10分間配置し、そのあと取り出して直径33cm(1
3インチ)のタイヤ型(成形環境)に配置した。
成形環境内の硬化ゴムトレッドの暖かい被覆内表面上に
、液状ポリウレタン反応系を注型し、熱風オーブン内約
125℃の温度で約16時間にわたシ硬化させた。液状
ホIJウレタン反応混合物は、表2および3に示した処
決に従って予備重合物と硬化剤を混合して調製された。
該予備重合物のN COlo H比は約2/1であり、
遊離NGO含量は約23係であった。硬化剤は、NH2
/遊離NCO比を約0.95/1にして付与した。
表■ 月 利 部数 A 予備重合物 ポリカプロラクトン ポリオール 100ジフエニルメ
タンジイソシアネート16.32B 硬化剤 ジアミン2 13.16 1 カプロラクトンとジグリシジルエーテルから誘導さ
れる分子量約3000のポリエステルポリオール。
2 フタル酸ジオクチル中50係の4,4′メチレンジ
アニモ られたもの。
実施例■ 硬化ポリウレタンカーカスを外周の硬化ゴムトレッドに
本発明の方法による表面被覆により接合したものから構
成される径BR78−13のチューブレス空気入りタイ
ヤを実施例■の方法に従って調製しかつ試験した。この
タイヤのゴムトレッドは、ガラスフィラメントベルト強
化物を含有していた。ポリウレタンカーカスは、ビード
以外の強化要素を含有しなかった。
試験のため、このタイヤをスチールリム上に載せ、0.
17MPa (24psig) (7)圧力’aJDエ
テ膨腸させ、−夜そのままにしたあと圧力ff10.1
7MPa(24psig)に再調整した。次に加重下に
タイヤを直径91cm(36インチ)のモーター駆動ダ
イナモメータトゞラムに押しつけて回転させて試験した
。タイヤの回転は、遂次荷重増加法にて約801cm/
時(50マイル/時)の周速度で行ない、初期荷重を約
218kg(218kg)にし、その後荷重を定期的に
増加させた。試験結果を下表2に示す。
表2 時間 定格タイヤ荷重の 荷 重 C時間) ノミ−セント kg(ポンド)4 50 2
18 (481) 6 100 276 (609) 6 109 361 (795) 24 117 419 (923) 8 130 521 (1147) 8 145 530 (1168) 8 160 581 (1280) 4.1 175 637 (1403)合計 681 結果 荷重増加175%での約84分時に、ゴムトレッドのシ
ョルダー域にクラックが発生した。これは破断がゴムト
レッド内部で発生し、ゴム/#?リウレタン境界部では
なかったことを示している。荷重増加175係での約2
46分(41時間)時には、明らかに破断の伝播のため
0.17MPa (24psig)の膨張圧を維持でき
なくなり、試験を中止した。
実施例■ 硬化したポリウレタンカーカスを本発明の方法による表
面被覆を介して外側の円形硬化ゴムに接合したものから
構成される寸法BR78−13のチューブレス空気入り
タイヤを、実施例1の方法に従って調製しかつ試験した
。このタイヤのゴムトレッドは、ガラスフィラメントベ
ルト強化物を含有した。ポリウレタンカーカスは、ビー
ド以外の強化要素は含有しなかった。
このタイヤを定速一段階荷重耐久性試験しよびそれに続
く高速一定荷重耐久性試験の組合せ試験に付した。試験
のため、タイヤヲリム上に載せ、0.17MPa(24
pSig)の圧力で膨張させ、−夜放置後0.17MP
a(24psig) K圧力に再調整シタ。
次に荷重を何段階か変えながら、このタイヤを直径91
cm(36インチ)のモーター駆動ダイナモメータドラ
ムに押しつけ、801cm/時(50マイル/時)の周
速度で回転させて試験した。次に試験を中止して荷重を
100%荷重に再調整し、今度は周速度を段階的に高め
ながらタイヤを走行させた。
試験結果を下記表3Aおよび3Bに示す。
表3A 定速一段階加重耐久性試験 時間 速 度 定格タイヤ荷 荷 重 ([IM) 迦ン11叩やy 重のパーセント1 (ポ
ンド)4 80 (50) 50 218 (480)
6 80 (50) 100 327 (721)6 
80 (50) 109 366 (806)24 8
0 (50) 117 436 (960)表3B 定荷重一段階速度耐久性試験 時間 速 度 定格タイヤ荷 荷 重 r時間)kIrL/h(mph) 重のパー−1=7ト
 kg(yg71”)、−二、12−−−v−−−1■
■■−■リー11胛φ−−■■−響−−−■−497(
60) 100 327 (721)2 137 (8
5) 100 327(721)2 145 (90)
 100 327 (721)2 153 (95) 
100 327 (721)2 161 (100) 
’ 100 327 (721)結果 高速(段階増加速度)耐久性試験を一定時間実施し、1
61knL/時(100マイル/時)増加段階のあと試
験を中止したが、第4段階荷重(1617@/時)完了
後にもタイヤには目に見える欠陥や劣化は認められなか
った。
実施例■ クリート付きホイール試験 硬化ポリウレタンカーカスを、本発明の方法による表面
被覆を介して外側の円形硬化ゴムトレッドに接合したも
のから構成される寸法BR78−13のチューブレス空
気入シタイヤを、実施例1の方法に従って調製しかつ試
験した。このタイヤのゴムトレッド9は、ガラスフィラ
メントベルト強化物を含有した。ポリウレタンカーカス
は、ビード以外の強化要素は含有しなかった。
試験のため、タイヤをスチールリム上に載せ、0.23
MPα(34psig)の圧力で膨張させ、468kl
?(1030ylKンド)の荷重下で6個のクリート’
に取り付けた直径91cm(36インチ)のモーター駆
動ダイナモメータトゞラムに押し付け、721cmZ時
(45マイル/時)の周速度で回転させた。クリートは
ドラムを横切って延長したもので、牛径約2.54cm
(1インチ)のほぼ半円形状の断面を有した。このりI
J−トの実際の高さは約1.9 cm (3/4インチ
)であった。クリートはト9ラムの周囲に離して配置さ
れ%2個はドラムを横切りタイヤに対し直角(タイヤの
axlθに対し平行)に配され、2個はタイヤに対し4
5°の角度に配され%2個は他の2個のクリートの反対
方向の45°角度に配された。
5.9時間試験後、外側トレッドグループの半径方向縁
部にクラックが認められ、タイヤのゴム部分が分離した
ことを示した。ゴム/ポリウレタン接合境界部にはいか
なる破損の徴候も認められなかった。
クリート付きホイール試験は、苛酷々タイヤ試験と考え
られる。
実施例V 代表的配合を含み、タイヤ調製のため実施例1で用いた
方法で調製した。ポリウレタンを硬化ゴム基材に接合し
た複合物を、本明細書にこれまで記載した方法に従って
一連の温度(代表的には23℃および65℃)における
接合強度の試験を行なった。
遂次塗布された被覆を介する硬化ゴムと硬化ポリウレタ
ンの間の接合強度は、約23℃で約84kn7m (4
8Jンド/インチ)、約65℃で約3、5 kn/m 
(20ポンド/インチ)であると観察された。この接合
強度は、ホIJウレタンを硬化ゴム基材に接着させるた
めの遂次塗布被覆の代シに、シアヌル酸トフェノールー
ホルムアルデヒドレゾール樹脂を夫々単独に使用した場
合と比較して特に卓越して良好であると考えられる。そ
れは下表4に示す通りである。
表4 B、シアヌル酸被覆のみ 10.9(62) 0.60
(3,4)1塗布被覆を介するポリウレタンと硬化ゴム
基材間の最大接合強度 本発明を説明する目的で幾つかの代表的実施態様および
詳細を示してきたが、当業者には、本発明の精神または
範囲から逸脱することなく、各種の変更ならびに修正が
可能なることは明らかであろう。
特許出願人 ザ・グツドイヤー・タイヤ・アント9・ラ
バー〇カンパニー 10す

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)(ん 約O乃至約25phrのゴム加工油を含有す
    るゴムを硬化させた基材の表面を清浄にすること、 (B) 前記の清浄にされた基材表面に、揮発性有機稀
    釈剤中のシアヌル酸分散物として少くとも1層の被覆を
    施し、得られた被覆を乾燥して前記の稀釈剤を除するこ
    と。 (G) 前記のシアヌル酸被覆に、揮発性有機溶剤中に
    フェノールホルムアルデヒドレゾール樹脂を含有する溶
    液として少くとも1層の追加オーバーコートを施し、得
    られた追加オーバーコートを乾燥して溶剤を除去するこ
    と、 (D) 前記の被覆された基材表面に、液状のポリウレ
    タン反応混合物を塗布すること、(El 前=pの反応
    混合物を硬化させ、前記の遂次塗布された被覆を介して
    ポリウレタンが硬化ゴムに接合した複合物にすること。 の諸工程からなる硬化ゴム基材の表面にポリウレタンが
    接合された複合物を調製する方法。 2、特許請求の範囲第1項の方法で調製される、硬化ゴ
    ム基材に接合されたポリウレタンからなる複合物。 3) (A) 外側ゴムトレッド部分と、約0乃至約2
    5 phrのゴム加工油を含有しかつ露出された内側ト
    レッド表面を有する内側ゴム部分とからなる円形の硬化
    ゴムタイヤトレッド″′を調製すること、(B) 前記
    内側トレッド部分の露出された内表面を清浄にすること
    。 (q 前記の清浄にされた内側トレッド表面に、シアヌ
    ル酸の揮発性有機稀釈剤中分散物を少くとも1層被覆し
    、得られた被覆を乾燥すること、(D) 前記のシアヌ
    ル酸被覆に、揮発性有機溶剤中にフェノールホルムアル
    デヒドレゾール樹脂を含有する溶液として少くとも1層
    の追加オーバーコートを旋し、得られたオーバーコーi
    t燥すること、 じ)所望タイヤカーカスの形状を有する成形環境内で、
    前記の被覆表面に液状のポリウレタン反応混合物を塗布
    すること、 (F) 前記の成形環境で前記の反応混合物を硬化させ
    、前記の遂次塗布された被覆を介して、ポリウレタンタ
    イヤカーカスが硬化イムトレッドに接合した前記の複合
    物を形成すること、の諸工程により調製されるタイヤ形
    状複合物の調製方法。 4)特許請求の範囲第3項の方法に従って調製される7
    硬化ゴムカーカスに接合されたポリウレタントレッドゝ
    からなるタイヤ。 5)(A)約0乃至約25 phrのゴム加工油を含有
    する露出した円形の外側ゴム部分を有するトロイド形状
    の硬化ゴムタイヤカーカスを調製スルこと、 (B) 前記カーカスの前記外側ゴム部分の外側露出表
    面を清浄に−jること。 (C] 前記の清浄にされた外側カーカス表面に、シア
    ヌル酸の揮発性有機稀釈剤中分散物として1層以上の被
    覆を施し、得られた被覆を乾燥すること、 (D) 前記の被覆表面に、有機溶剤中にフェノールホ
    ルムアルデヒド樹脂を含有する溶液として少くとも1層
    の追加オーバーコートを施し、各被覆を乾燥させること
    、 閲 所望タイヤトレッド形状を有する成形環境内で、カ
    ーカスの前記被覆表面に液状の、f IJウレタン反応
    混合物を塗布すること、 (F′)前記の成形環境内で前記の反応混合物を硬化さ
    せ、ポリウレタントレッドが前記の遂次塗布された被覆
    を介して硬化イムタイヤカーカスに接合した前記の複合
    物を形成すること、の諸工程によりタイヤ形態の複合物
    を調製する方法。 6)特許請求の範囲第5項に従って調製される、硬化ゴ
    ムトレッドゞに接合されたポリウレタンカーカスからな
    るタイヤ。 7)シアヌル酸分散物およびフェノールホルムアルデヒ
    ドレゾール樹脂を塗布する前に、硬化ゴムの表面を約5
    0℃乃至約95℃の範囲の温度に加熱すること、前記の
    分散物および前記の溶液の塗布量は各々約2乃至約5被
    覆であること、ならびに各分散物および各溶液の被覆を
    、追加被覆を施す前に乾燥することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の方法。 8)硬化ゴム基材表面が、カーボンブラック、酸化亜鉛
    、ステアリン酸塩および約0乃至約25phrのゴム加
    工油を含有する、天然ゴム、ブチルゴム、塩素化ブチル
    ゴム、臭素化ブチルイムおよびEPDMゴムの少くとも
    1種からなる硬化ゴムである特許請求の範囲第1項に記
    載の方法。 9)シアヌル酸分散物およびフェノールホルムアルデヒ
    ドレゾール樹脂溶液を塗布する前に、硬化ゴム表面を約
    50℃乃至約95℃の範囲の温度に加熱すること、前記
    の分散物および前記の溶液の塗布量は各々約2乃至約5
    被覆であること、ならびに各分散物および各溶液の被覆
    を、追加被覆を施す前に乾燥することを特徴とする特許
    請求の範囲第3項に記載の方法。 10)硬化ゴム基材表面が、カーボンブラック、酸化亜
    鉛、ステアリン酸塩および約0乃至約25phrのゴム
    加工油を含有する、天然ゴム、合成シス14−ポリイソ
    プレン、シス1.4−ポリブタジェン、スチレン/ブタ
    ジェン共重合物、ブチルゴム、塩素化ブチルゴム、臭素
    化ブチルゴムおよびEPDMゴムの少くとも1種からな
    る硬化ゴムである特許請求の範囲第3項に記載の方法。 11)シアヌル酸分散物およびフェノールホルムアルデ
    ヒドレゾール樹脂溶液を塗布する前に、硬化ゴム表面を
    約50℃乃至約95℃の範囲の温度に加熱すること、前
    記の分散物および前記の溶液の塗布量は各々約2乃至約
    5被覆であること、ならびに各分散物および各溶液の被
    覆を、追加被覆を施す前に乾燥することを特徴とする特
    許請゛求の範囲第5項に記載の方法。 12)硬化ゴム基材表面が、カーボンブラック、酸化亜
    鉛、ステアリン酸塩および約O乃至約25phrのゴム
    加工油を含有する。天然ゴム、合成シス14−ポリイソ
    プレン、シスL4−ポリブタジエン、スチレン/ブタジ
    ェン共重合物、ブチルゴム、塩素化ブチルゴム、臭素化
    ブチルゴムおよびEPDM:l+’ムの少くとも1種か
    らなる硬化ゴムであるI特許請求の範囲第5項に記載の
    方法。 13)特許請求の範囲第11項の方法により調製される
    。硬化ゴム基材に接合されたポリウレタンからなる複合
    物。 14)特許請求の範囲第12項に従って調製される、硬
    化ゴムカーカスに接合されたポリウレタントレッドから
    なるタイヤ。 15)特許請求の範囲第13項に従う、硬化ゴムトレッ
    ドに接合されたポリウレタンカーカスから々るタイヤ。 16)%許請求の範囲第12項に従う、硬化ゴムトレッ
    ドゞに接合されたポリウレタンカーカスから々るタイヤ
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