JPS60210181A - インバ−タ駆動用同期電動機の始動方法 - Google Patents

インバ−タ駆動用同期電動機の始動方法

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JPS60210181A
JPS60210181A JP6445084A JP6445084A JPS60210181A JP S60210181 A JPS60210181 A JP S60210181A JP 6445084 A JP6445084 A JP 6445084A JP 6445084 A JP6445084 A JP 6445084A JP S60210181 A JPS60210181 A JP S60210181A
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JP
Japan
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current
inverter
voltage
synchronous motor
frequency
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JP6445084A
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Isao Matsuda
功 松田
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS60210181A publication Critical patent/JPS60210181A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P1/00Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters
    • H02P1/16Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters for starting dynamo-electric motors or dynamo-electric converters
    • H02P1/46Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters for starting dynamo-electric motors or dynamo-electric converters for starting an individual synchronous motor

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  • Power Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、インバータ出力を制御して同期電動機を始動
させるインバータ駆動用同期電動機の始動方法に関する
ものである。
(従来技術) 回転子内に永久磁石を備える同期電動機は誘導機と同期
機との特性を併有するものであるから、同期電動機を自
己始動させる場合には、始動時には誘導電動機として始
動させ、その後に同期引入れが自然に行なわれ、同期電
動機として同期速度にて回転させる。
自然に同期引入れが行なわれる場合には種々の制約があ
るため、誘導電動機特性のすベシが小さくなければなら
ないが、この種の同期電動機を誘導電動機として始動さ
せるには、一般に汎用の誘導電動機のすべ9の釣機程度
でないと実用的ではない。このため回転子に設けられた
ダンパ巻線の断面積を犬にしてすベシを小さくしても、
同期引入れトルクは負荷慣性モーメントGD2(ここで
、Gは回転体の全質量、Dは回転体の直径である)の平
方根に反比例するから、負荷慣性モーメントGD2が大
き過ぎると同期引入れが不能となる。また、前記したよ
うにダンパ巻線の断面積を犬にすると、始動時に定格電
流の約10倍以上の大きな始動電流が同期電動機の1次
側巻線に流れ°るので、同期電動機を駆動制御するため
のインバータの始動容量を相当程度大きくしなければな
らない。その上、回転子ダンパ巻線は銅又はアルミニュ
ームなどの如き電気的良導体によ多構成されているが、
それらの金属の機械的強度は鋼のそれに比し釣機か、又
はこれよシもさらに劣るものであるから、回転中に加え
られる機械的又は電磁気的力に対し脆弱であシ、場合に
よっては回転中に断線などの故障発生の誘因となシ易く
、またその材質強度にはバラツキが多く、従って信頼性
に欠けるという不都合な点があった。− (目的) 本発明は、従来技術の有する欠点を解消するもので、停
止中の同期電動機の1次側巻線の各相に、固定された低
い周波数と固定された低いレベルの電圧を加えて予備励
磁し、インバータから同期電動機に入力される電流が最
適設定値範囲内にあることを確認してから電圧を急激に
増加させ、前記した電流が所定時間の開設定電流以内に
あることを確認し、その後に電圧と周波数とを時間と共
に直線的に増加させて同期電動機を加速させ、もって非
常に小さい始動電流で同期電動機を自己始動させるイン
バータ駆動用同期電動機の始動方法を提供することを目
的とする。
(発明の概要) 本発明は、停止中の同期電動機の1次側巻線の各相に固
定された低い周波数と固定された低レベルの電圧とによ
シ予備励磁し、インバータから同期電動機に入力される
電流が最適設定値範囲内にあることを確認して前記電圧
のレベルを急激に増加させ、インバータから同期電動機
に入力される電流が設定電流以内にあることを確認した
後に、周波数と電圧を時間と共に直線的に増加させて同
期電動機を加速させるものである。
(実施レリ) 以下において本発明のインバータ駆動用同期電動機の始
動方法の実施例を説明する前に、本発明の基礎となる概
念を説明する。
同期電動機を自己始動させる場合に、始動時に誘導電動
機として始動させ、その後に同期引入れが行なわれて同
期電動機として回転することになるが、停止中の同期電
動機の1次側巻線に比較的低周波の微小交流電圧を加え
ると、同期電動機に回転磁界が発生され、その交流電圧
の周波数と同一の回転数にて回転する。このときの回転
磁界の強さは非常に弱いから、回転子を回転駆動させる
程度の力にはならない。成る時刻において、回転子中に
配設された永久磁石の極性と回転磁界の極性とは空間的
に同一極性となるか、又は反対極性となる。このときに
流れる1次側巻線の電流は、前記した永久磁石の極性と
回転磁界の極性とが同一極性で又は反対極性で対向する
かに応じて、時時刻々に変化する。その1次側巻線に流
れる電流が最小になった時点で、交流電圧を徐々に定格
電圧まで増加させれば、その瞬間からトルクが発生し、
加速トルクとなる。そこで交流電圧の周波数と電圧との
値を適当に選ぶことによシ、そのまま同期引入れを行な
って加速することができる。
次に、交流電圧の周波数と電圧とを適当な値に選ぶ方法
について述べる。
一般に、同期電動機のトルクは第7図に示すように負荷
角を横軸に、トルクを縦軸にして示される。なお、aは
平均加速トルクTaを、bは機械損と負荷反抗トルクと
の和を示すトルクである。そして、正方向の加速トルク
の負荷角の範囲は、第7図のδの区間で示される。この
負荷角δを時間になおすと、次の式 %式%(1) で示される、ここでfはここでめようとする周波数、P
は極対数、tΔは加速トルク正の時間を示す。なお、δ
は設計の段階で定まっている値である。
一方、この加速トルク正の時間内に、機械損と負荷反抗
トルクとの和である反抗トルクに打ち勝って、交流電圧
の周波数の速度まで加速しなければ、回転子および負荷
慣性モーメントを同期引入れすることができない。その
条件を示す式は、LΔ〉K−J/Ta−f/P(2) で表わされる、ここでJは全慣性モーメント、Taは平
均加速トルク、Kは定数、Pは極対数である、なお、f
はめようとする周波数である。また、(2)式において
も、全慣性モーメントJ、平均加速トルクTい定数に1
極対数Pは既知の値である。
前記した(1)式と(2)式から周波数をめ、そして周
波数は電圧に比fitする関係を持っているから、即座
に電圧がめられる。
第1図は本発明のインバータ駆動用同期電動機の始動方
法を実施する装置の一例である電圧型PWM (/jル
ス幅変調)インバータを示し、同図(蜀はその装置の電
気回路を示し、同図(B)はその装置の比較部の詳細を
示す。
第1図(4)において、lは3相母線よシ供給される母
線電流を整流器により直流に変換する順変換部であり、
2は後述の制御装置4にょ9導通制御されるパワートラ
ンジスタと帰還ダイオードをブリッジ接続した整流器と
によシ構成される逆変換部で、1、順変換部1から供給
される整流電圧を・ぐルス幅制御を行なって不等幅パル
スを出力し、これを母線R,S、Tに加えて同期電動機
3の駆動制御を行なう。なお、順変換部1.逆変換部2
゜制御装置4によシミ圧型部インバータを構成する。
制御装置4において、発振器41は制御部4゜から出力
される周波数指令信号aに従った周波数にて発振し、そ
の発振周波数はカウンタ42と43に入力され、そして
カウンタ42と43との計数出力はROMを有する正弦
波メモI)e1r62゜63と3角波メモリ64とのア
ドレス入力となる。
正弦波メモリ61,62.6gには同一の正弦波形が量
子化されて記憶されているが、正弦波メモリ61,62
.63の記憶波形はそれぞれ1200づつ位相がずれて
いる。カウンタ42からの計数出力が正弦波メモリ61
.62.63に入力されると、読出されたデジタルの正
弦波信号がD/A変換器71.72.73に入力され、
アナログの正弦波信号r、s、tが比較部8θの比較器
81,82.83の一方の入力端子に入力される。
なお、D/A変換器71,72.73には制御部40か
ら出力される電圧指令信号Cがゲイン制御信号として入
力されると、その電圧指令信号Cに従った電圧レベルの
増大した正弦波信号r + S + iを出力する。
一方、カウンタ43の計数出力はROMを有する3角波
メモリ64のアドレス入力となシ、このメモリから読出
されたデジタルの3角波信号がD/A変換器74に入力
されると、アナログの3角波信号dを出力し、これを比
較器&1.82.83の他方の入力端子に入力する。
なお、3角波メモリ64には、制御部40から出力され
る周波数指令信号aに従った発振周波数にて発振する発
振器41からの発振周波数を加えられるカウンタ43が
、その発振周波数を計数し、その計数出力を3角波メモ
リ64に入力すると、3角波メモリ64には予備励磁モ
ードの周波数をもつデジタルの3角波信号を出力し、ま
た加速モードの周波数を持つデジタルの3角波信号を出
力するパターンがテーブル化されている。
比較部80の詳細を第1図(B)に基いて説明する。
第1図(B)において、比較器81,82.83は正弦
波信号r、s、tと3角波信号dとの振幅比較を行ない
、正弦波信号r、s、tの振幅が3角波信号dのそれよ
シも高いときにそれぞれ位相を120゜異にする不等幅
のパルス信号を出力する。比較器80.111.112
の出力は2分され、その1方は逆変換部2のU相、■相
、W相の・やワートレンジスタのベースに入力され、そ
の他方はインバータ87と増幅器90と、インバータ8
8と増幅器91と、インバータ89と増幅器92とを介
してx相、y相、2相のパワートランジスタのペースに
入力される。U相、■相、W相の・ぐワートランジスタ
は比較器81,82.83から出力されるそれぞれ12
0°位相を異にする不等幅パルスにより導通制御され、
X相、Y相、Z相のパワートランジスタは比較器81,
82,83からノeルス信号が出力されていないときに
作動するインバータ87.88.89から出力されるそ
れぞれ120゜位相を異にする不等幅パルスにより導通
制御され、順変換部1から出力される整流電圧を不等幅
パルス電圧に変換し、同期電動機3に入力する。同期電
動機3のR−3,S−T、T−R間の線間電圧は、後述
の第3図に示されている。
CTは変流器で、あシ、変流器によシ検出された電流は
整流器D2に入力され、その検出電流工は2分され、そ
の一方は設定電流工0±ΔIoが入力される電流比較器
S1に加えられる。電流比較器S】において、検出電流
Iが設定電流IO±Δ工0で示される最適設定値範囲内
にあるか否かの比較を行なう。
なお、通常は、検出電流Iが最小になった時刻を検出す
ることによシ前記した電流比較方法に代えている。
これよシ先に、制御装置4oに不図示のタイマTI I
T2が内蔵されているが、タイマT1が当初から作動し
、常開接点TIAを閉じ、常閉接点TIBを開いている
従って、電流比較器slの偏差信号は増幅器31、閉じ
ている常開接点TIAを介して制御装置40内の不図示
の判定回路に入力される。電流比較器S1において検出
電流、即ちインバータの出9カ電流工が最適設定値範囲
内。±Δ工。内に達したことを制御装置4o内の不図示
の判定回路が判定し、電圧指令信号Cを出力し、これを
D/A変換器71゜72.73に入力し、正弦波信号r
 + S ) Lの電圧レベルを増大させ、もって同期
電動機3に入力される電圧VをVlに急激に増加させる
PTは電圧変成器で、電圧変成器PTにょシ検出した同
期電動機3の大刀電圧Vを整流器Dlに入力し、これに
ょシ整流、平滑化された電圧を設定電圧V1が入力され
ている電圧比較器S2に入力する。検出電圧Vが設定電
圧v1と等しくなったことを電圧比較器S2が検出し、
その比較信号を制御部40の不図示の判定回路に入力す
る。
ところで、同期電動機3に入力される電圧Vを電圧vl
に増加させる場合に急激にこれを行なうから、同期電動
機3に入力される電流が急変する過渡現象が発生するが
、過渡現象における電流比較器S3による電流の検出を
避けるため、タイマTlの作動をt1時間だけ保持させ
ることが必要となる。
そこで、前記したように電圧指令信号CをD/A変換器
71,72.73に加える際に、タイマTlをt1時間
だけ作動させ、常閉接点T’taを開く。
タイマTlがt1時間経過すると初期状態に復帰し、開
いていた常閉接点TiBを閉じ、閉じていた常開接点T
IAが開く。
次に、検出電流が安定した状態でタイマT2が作動させ
られ、常開接点T2Aが閉じると、その期間だけ変流器
CTによシ検出されたインバータの出力電流、即ち同期
電動機3への入力電流Iが電流比較器S3に入力されて
設定電流11との比較が行なわれ、出力電流工が設定電
流■1よシ小さいか否かの比較信号が増幅器32を介し
、制御部40の不図示の判定回路に入力される。
なお、入力電流Iが設定電流Ilよシ小さいという条件
の下で、同期電動機の同期回転が安定しているというこ
とを判断することができる。
このようにして、例えばt2時間内にその比較結果から
同期回転が安定しているということを確認すると、制御
部40から出力される周波数指令信号aによシ、周波数
が時間と共に直線的に増加する3角波信号dと正弦波信
号r、s、tとが比較器81,82.83に入力され、
また電圧レベルが時間と共に直線的に増加させる電圧指
令信号Cが比較器81,82.83に入力され、これに
よって、インバータからは時間な共に直線的に増加する
周波数と電圧とが出力され、同期電動機3を定格速度ま
でに加速させる加速モードに入る。
第2図は正弦波信号r p S 、tと3角波信号dと
の振幅比較をして得られた不等幅のパルス波形を示し、
第3図は、このようにして得られた不等幅1?ルスを逆
変換部2の・ぐワートランジスタに加え。
その導通制御を行ない、その結果同期電動機3のR−3
相、S−T相、T−R相に印加される■緊線間電圧を示
す。
第2図において、r、s、tは第1図(5)に示すD/
A変換器71,72.73から出力され、比較器&1,
82.83に入力される正弦波信号であ’t、aはD/
A変換器74よシ出力され、比較器81.82.83に
入力される3角波信号である。
この3角波信号dは、正弦波信号r、s、tに対し6倍
周期の周波数を有している場合を例示的に示している。
実線で示す正弦波信号rと3角波信号dとの振幅比較を
行ない、正弦波信号rの振幅が3角波信号dのそれよシ
も大なるときに同図に示すように不等幅の・ぐルス信号
が得られる。
なお、制御部40から周波数指令信号aが出力されると
、正弦波信号r+s+tと、3角波信号dの周波数は周
波数指令信号aに従って高くなったり、低くなったシし
て制御され、また制御部40から同時に電圧指令信号C
が出力され、正弦波信号r、s、tの電圧レベルが電圧
指令信号Cに従って大となったシ、小となったシして制
御される。
このようにして制御された不等幅のパルス信号をパワー
トランジスタに入力することにより、インバータから出
力される周波数と電圧を制御することができる。
第3図において、第2図に示す不等幅パルス信号を逆変
換部2における・ぐワートランジスタに入力し、これら
のパワートランジスタの導通を制御し、順変換部1から
出力される整流電圧に・ぐルス幅制御を行ない、得られ
た不等幅パルスをインバ・−夕から出力し、同期電動機
3に入力する、そして同期電動機3のR−3、S−T、
T−Rに発生した線間電圧が正弦波近似の不等幅パルス
として示されている。
なお、P0〜P6は、線間電圧波形の1サイクルを6等
分した60°の位相区間を示し、これらの位相区間に1
つの/、oルスを含む6個の不等幅1?/レス列がR−
S 、S−T 、T−R相においてそれぞれ120°位
相を異にして正弦波近似の形で同期電動機に加えられて
いる。
第4図は、第1図に示す装置を用いて本発明のインバー
タ駆動用同期電動機の始動方法を実施すら■は交流によ
る予備励磁モードを、ステップ■と[相]は加速モード
を示す。
ステップ■において、制御部40から出力される周波数
指令信号aによシ、正弦波メモ+)’61゜62.63
および3角波メモリ64から、予備励磁モードにおける
低周波のデジタルの正弦波信号および3角波信号を読出
し、これをD/A変換器71〜73および74に加え、
低い周波数のアナログの正弦波信号r、s、tおよび3
角波信号dを出力させて比較器81,82.83に入力
させ、また電圧指令信号Cによ、9 D/A変換器71
.72゜73を介して低い電圧レベルを持つ正弦波信号
r。
s、tを出力させ、これを比較器81,82.83に入
力する。これらの3角波信号dと正弦波信号r、s、t
との振幅比較から得られた不等幅パルスによシパワート
ランジスタの導通制御を行ない、インバータから同期電
動機3に低い周波数f。でかつ低いレベルの電圧voが
入力され、同期電動機3の1次巻線の各相を予備励磁す
る。
ステップ■において、変流器CTによシ検出したインバ
ータの出力電流■を電流比較器Slにおいて、出力電流
Iが最適設定値範囲■。±ΔIoの範囲内にあるか否か
の比較を行ない、NOであるならその比較を繰返し、Y
ESであるならステップ■に進む。ステップ■において
は、制御部40内の不図示のタイマT1が作動し、常、
開接点TIAを閉じ、常閉接点TIBを開いているから
、電流比較器S1の比較結果信号は制御部40の不図示
の判定回路に入力される。
なお、ステップ■までの期間では、同期電動機には微少
電圧でかつ微少周波数の交流電力が入力されるから、同
期電動機3は静止状態にとどまつている。
ステップ■においては、制御部40から出力される電圧
指令信号CがD/A変換器71,72.73に入力され
、正弦波信号r、s、tの電圧レベルを増加させ、イン
バータから同期電動機3に入力される電圧をvlに増加
させる。ステップ■において、インバータから同期電動
機3に入力される電圧Vをvlに急に増加させると、負
荷電流が急変する過渡電流が発生するが、この過渡電流
がt1時間の開電流比較器S3に入力されないようにす
るため、岑まで動作状態にあるタイマTlを継続して作
動させ、常閉接点TIBを「開」、常開接点TIAを「
閉」の状態にとどめておく。ステップ■において、時間
tlだけ常閉接点TIBが開くようにするため、時間t
1が経過したか否かの判断を不図示のCPUがし、NO
であるならタイマT1の作動時間を増加させ、YESで
あるならステップ■に進む。このとき、タイマT1は作
動を停止するため、開いている常閉接点TIBは閉じ、
閉じている常開接点T1Aを開く。そして、不図示のC
PUの指令でタイマT2が作動し、常開接点T2Aを閉
じる。
ステップ■において、検出電流Iが設定電流■1よシ小
さいか否かの比較を行ないステップ■に進む。ステップ
■において、タイマT2をt2時間だけ作動させる。こ
のようにして、t2時間の間、検出電流Iが設定電流I
I以内にあるか否かを繰返し比較し監視し、同期電動機
3の同期回転が安定に行なわれているか否かの確認をす
るのである。
同期回転が安定に行なわれていることが確認されると、
ステップ■において、制御部40から周波数指令信号a
と電圧指令信号Cとを上げる上げ命令が出力され、正弦
波信号r、s、tおよび3角波信号dの周波数と、正弦
波信号r+8+tの電圧レベルとが時間と共に直線的に
増加するように制御され、インバータから同期電動機3
に入力される電圧とその周波数をV’−=V1 + k
2t + f=fo +に1tの式で示されるように時
間と共に直線的に増加させ、加速モードに入シ、そして
ステップ[相]において定常モードの運転へと移行する
次に、第1図に示す電圧型PWMインバータを用いて本
発明のインバータ駆動用同期電動機の始動方法の実施例
の作用を説明する。
制御部40から周波数指令信号aと電圧指令信号Cとが
出力され、3角波メモリ64から予備励磁モードのデジ
タルの3角波信号を読出し、D/A変換器74からアナ
ログの低周波信号dを出力させ、これを比較器81,8
2.83に入力し、そして正弦波メモIJ 6 ノ、 
6 、? 、 t; sから予備励磁モードのデジタル
の正弦波信号を読出し、歌偵変換器71,72.73か
ら微少周波数でかつ低レベルの正弦波信号r、s、tを
出力させ、これを比較器81,82.83に入力させる
。比較81゜82.83からは低周波でかつ低レベルの
不等幅のiRルス信号が出力され、これによシ逆変換部
2のパワートランジスタの導通を制御し、インバータか
ら同期電動機3に入力される電圧を低レベルの電圧■o
に固定しかつその周波数を低周波数f。
に固定し、1次側巻線の各相を交流にて予備励磁する。
インバータから同期電動機3に入力される電流を変流器
CTによシ検出し、これを整流器D2より整流して電流
比較器Slに入力する。このとき、タイマT1が作動し
、常開接点TIAを閉じ、常閉接点TIBを開く。電流
比較器Slにおいて、検出電流Iが最適設定値範囲I。
±ΔIo内に存在しているか否かの比較をし、その比較
結果の偏差信号が制御部40の不図示の判定回路に入力
される。検出電流Iが最適設定値■。±Δ工。内に存在
する場合には、静止状態での同期電動機の固定子巻線電
流と回転子の相対的位置関係が最適であると判断し、制
御部40から出力される電圧指令信号Cを上げ命令にし
てD/A変換器71,72.73に入力され、正弦波信
号r、s、tの電圧レベルを増加させ、もってインバー
タから同期電動機3に入力される電圧Vをvlに急激に
増加させる。電圧v1に急激に増加させるため、電流が
急変する過渡電流が発生するが、過渡電流の発生時に電
流比較器S3に比較動作を行なわせない目的で、不図示
のCPUによってタイマT、が再び作動を継続され、t
1時間の間、常閉接点TIBを「開」、常開接点TIA
を「閉」に保持する。11時間経過するとタイマT1が
オフになシ、開いている常閉接点TIBが閉じ、閉じて
いる常開接点TIAが開き、そして不図示のCPUの指
令でタイマT2が作動し、その常開接点T2Aをt2時
間の開閉路させる。このt2時間の間、検出電流Iが設
定電流工lよシ小さいか否かの比較を電流比較器S2に
おいて行ない、t2時間の間、同期電動機3の同期回転
が安定に行なわれているか否かの確認を行なう。同期回
転が安定に行なわれていると確認された場合、制御部4
0から周波数指令信号aと電圧指令信号Cとの上げ命令
が出力され、周波数指令信号aに゛よシ正弦波メモリ6
1,62,63および3角波メモリ64の周波数が時間
と共に直線的に増加するデジタルの正弦波信号および3
角波信号が読出され、D/A変換器71,72.73お
よび74を介して時間と共に直線的に増加するアナログ
の正弦波信号および3角波信号が出力され、比較器81
,82゜83に入力される。そして、電圧指令信号Cに
よp D/A変換器71,72.73から時間と共に直
線的に増加する電圧レベルを持つ正弦波信号r。
s、tが比較器&1.82.83に入力される。
比較器81,82.83からは時間と共に直線的に増加
する周波数と電圧レベルを持つ不等幅のパルス信号が出
力され、これによシパワートランジスタの導通を制御し
、インバータから同期電動機3にはf=j’o+ktt
 で示される周波数を持ち、かつV=V1 +に2t 
で示される電圧が入力され、同期電動機3を加速させる
以上の実施例の説明において、電圧型PWMインバータ
を用いて同期電動機を始動させる本発明の方法について
述べたが、電圧振幅の変化する電圧型PAM (パルス
振幅変調)インバータを用いても本発明の方法を実施す
ることができる。
本発明の方法は、第5図に示す電流型PWMインバータ
を用いても実施できる。
、第5図において、電流型PWMインバータは順変換部
1と、リアクトルReと、逆変換部2と、制御装置4と
、負荷側の電磁エネルギーを整流する整流器5と、電磁
エネルギーを吸収する電解コンデンサ6と、電磁エネル
ギーを消費する抵抗7とによシ構成されている。
このように構成された電流型PWMインバータは第1図
(A) 、 (B)に示す電圧型PWMインバータと同
様な手法にて同期電動機3を始動させることができるも
のであり、整流器5と、電解コンデンサ6と、抵抗7と
から構成されるエネルギー吸収回路を備えている点で相
違するだけである。なお、この場合においても電流型P
AMインバータを用いて本発明の方法を同様に実施する
ことができる。
さらに、本発明の方法は第6図に示す電流制御型PWM
インバータを用いても実施することができる。
第6図において、電流制御型PWMインバータは、順変
換部1とリアクトルReと、逆変換部2と、制御装置4
とから構成されておシ、制御装置4がら出力されるパル
ス信号を逆変換部2のパワートランジスタに加えて導通
制御し、同期電動機3を始動させる作用とその効果は第
1図に示す電圧型PWMインバータのそれと同様であシ
、単に制御装置4の内部構成が相違するだけである。そ
の内部構成は周知であるから、簡単に述べると、8,9
゜10はそれぞれ位相を120°異にするアナログの正
弦波信号を発生させる基準電流発生器であり、11.1
2.13は変流器CTによシ検出された電流と前記電流
基準信号との比較を行なうヒステリシス比較器であり、
14,15.16はゲート回路、17.18.19はイ
ンバータである。ゲート回路14.15.16の出力は
逆変換部2のU相、■相、W相のパワートランジスタに
印加され、インバータ17plB、19の出力はX相。
Y相、2相のパワートランジスタに印加され、順変換部
1から出力される整流電流を不等幅パルス信号により制
御し、同期電動機3に正弦波近似の不等幅パルス信号を
入力する。
また、この場合においても、本発明の方法は電流制御型
PAMインバータを用いても実施することができる。
以上説明した本発明の実施PIによると、同期引入れ可
能すべりに相当する低周波数と低い電圧しベルとを持つ
・ぐルスにより同期電動機を予備励磁して始動させるか
ら、その始動電流は非常に少なくてすみ、従来方法によ
ると定格電流の約10倍の始動電流を必要とするのに対
し、定格電流の約1.5倍程度ですみ、従って従来方法
に用いるインバータと同一容量のインバータを使用して
同期電動機を始動させる場合には約6倍以上の負荷慣性
モ□−メントGD2を持つ負荷を始動させることができ
ると共に、回転子のダンパ巻線の断面積を大にする必要
がないから、従来方法によるものと比較して約2倍程度
の高い回転数にて回転子を回転させることができる。
さらに、インバータ1台にて多数の同期電動機を運転す
る場合には、静止状態から同一の回転角度にて加速でき
、完全に同期運転することができる。
(効果) 以上説明したように本発明によると、停止している同期
電動機の1次側巻線の各相に、固定された微少周波数f
oでかつ低レベルに固定された微少電圧V。を加えて予
備励磁し、このような静止状態においてインバータから
同期電動機に入力される電流工が最適設定値範囲I。±
ΔIo内にあることを確認して同期電動機の固定子巻線
電流と回転子との相対的位置関係が所望の位置関係にあ
ることを判定し、しかる後にインバータから同期電動機
に入力される電圧を急激に増加させ、インバータから同
期電動機に入力される電流Iが所定時間の開設定電流I
1以内にあることを検知し、その間に同期電動機の同期
回転が安定に行なわれていることを判定し、その後に時
間と共に直線的に増加する周波数と電圧とを同期電動機
に入力して加速させるものであるから、始動電流が非常
に小さくてすみ、この、ためインバータの始動容量が小
さいもので同期電動機を十分に始動させることができる
ので、安価な装置を実現することができ、また従来方法
に用いられる°インバータを用いて本発明の始動方法に
よって同期電動機を始動させる場合には、よシ大きな負
荷慣性モーメントGD2を持つ負荷を始動させることが
できるから、その始動可能幅を大幅に拡大することがで
き、また誘導電動機として始動させる際に必要とされる
すベルを小さくするためにダンパ巻線の断面積を大とす
ることがないから、回転子の強度を大にすることが可能
とな9、従って回転子は高速回転に充分耐え得ることが
できる。
また、入力電流工が設定電流■□より小になるという条
件の下で、常時、入力電流Iの変化を検出し、入力電流
工が最小となるときに回転子が最適の相対位置に位置し
ていると判断することができるから、位置検出器を新た
に設ける必要がなく、そのだめの設備費の低減をはかる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(蜀は本発明のインパーク駆動用同期電動機の始
動方法を実施するための電圧型PWMインバータの電気
回路図、同図(B)はそのインバータに使用される比較
部の詳細を示す電気回路図、第2図は正弦波信号と3角
波信号とを比較して得られた不等幅のノ4ルス波形図、
第3図は同期電動機のR−8、S−T 、T−Rの線間
電圧波形図、第4図は第1図(A) 、 (B)に示す
装置を用いて本発明のインバータ駆動用同期電動機の始
動方法を実施する手順を示すフローチャート、第5図は
電流型PWMインバータの回路ブロック図、第6図は電
流制御型置インバータの回路ブロック図、第7図は負荷
角とトルクの関係を示す説明図である。 図中、1は順変換部、2は逆変換部、3は同期電動機、
4は制御装置、40は制御部、41は発振器、42と4
3はカウンタ、61,62.63は正弦波メモリ、64
は3角波メモリ、71,72゜73.74はD/A変換
器、80は比較部、81゜82.83は比較器、PTは
電圧変成器、CTは変流器、Sl 、S3は電流比較器
、S2は電圧比較器、31.32は増幅器、D I r
 D 2は整流器、TIAはタイマTlの常開接点、T
IBはタイマT1の常閉接点、T2AはタイマT2の常
開接点、84゜85.86,90.91.92は増幅器
、87,88゜89はインバータを示す。 第5図 4ラロIt 第7図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) インバータから出力される固定された微少周波
    数でかつ固定された微少電圧を停止中の同期電動機の1
    次側巻線の各相に加えて予備励磁し、インバータから同
    期電動機に入力される電流が最適設定値範囲内にあるこ
    とを検知した後に前記した電圧を所定レベルだけ急激に
    増加させ、その後に前記電流が設定電流以内にあること
    を検知し、そして前記周波数と電圧を時間と共に直線的
    に増加させて同期電動機を加速するインバータ駆動用同
    期電動機の始動方法。
  2. (2)前記インバータが電圧型部インバータ又は電圧型
    PAMインバータである特許請求の範囲第(1)項記載
    のインバータ駆動用同期電動機の始動方法。
  3. (3)前記インバータが電流型PWMインバータ又は電
    流型PAMインバータである特許請求の範囲第(1)項
    記載のインバータ駆動用同期電動機の始動方法。
  4. (4)前記インバータが電流制御型PWMインバータ又
    は電流制御型PAMインバータである特許請求の範囲第
    (1)項記載のインバータ駆動用同期電動機の始動方法
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