JPS6020988B2 - 生物的脱臭装置 - Google Patents
生物的脱臭装置Info
- Publication number
- JPS6020988B2 JPS6020988B2 JP56053619A JP5361981A JPS6020988B2 JP S6020988 B2 JPS6020988 B2 JP S6020988B2 JP 56053619 A JP56053619 A JP 56053619A JP 5361981 A JP5361981 A JP 5361981A JP S6020988 B2 JPS6020988 B2 JP S6020988B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- hydrogen sulfide
- fixed filter
- filter bed
- circulating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/20—Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters
Landscapes
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、廃ガス中にまれている硫化水素をＺ生物的
に除去することによって脱臭を行る装直に関するもので
ある。
に除去することによって脱臭を行る装直に関するもので
ある。
従来、硫化水素を含有するガスの脱臭には、水洗浄、ア
ルカリ洗糠などが適用されている。
ルカリ洗糠などが適用されている。
しかしながら上記のような従釆の脱臭方法では、薬品の
消耗が伴ったり使用ずみの液体によって二次的に派生す
る問題点もある。この発明は、上記のような従来の脱臭
袋贋の欠点をなくすためになされたもので、特殊な薬品
や処理剤を使用せずに、流体中の硫化水素を効果的に除
去することができる脱臭装置を提供することを目的とし
ている。
消耗が伴ったり使用ずみの液体によって二次的に派生す
る問題点もある。この発明は、上記のような従来の脱臭
袋贋の欠点をなくすためになされたもので、特殊な薬品
や処理剤を使用せずに、流体中の硫化水素を効果的に除
去することができる脱臭装置を提供することを目的とし
ている。
この発明装置によれば、廃水あるいは廃ガス中の硫化水
素の除去は、硫黄バクテリアを支持した固定炉床に被処
理ガスを特定の条件下で接触させ、硫化水素を硫黄バク
テリアに資化させることによってなされる。
素の除去は、硫黄バクテリアを支持した固定炉床に被処
理ガスを特定の条件下で接触させ、硫化水素を硫黄バク
テリアに資化させることによってなされる。
この発明に有利に適用できる硫黄バクテリアとしては、
Ｂｅ鶏ｉａｔｏａ属、Ｔｈｉｏｔｈｒｉｘ属等に属する
ものが挙げられる。これらの硫黄バクテリアは、好適な
条件が与えられれば、周囲に存在する硫化水素を資化し
て酸化し、その際のェネルギを生活ェネルギとして利用
する。この反応はつぎのとおりである。２ＬＳ＋４０２
→２ＬＳ０４十４０心ａそ ・・・【１１硫黄バ
クテリアに上記の反応を進行させるための好適条件は、
固定炉床内の溶存酸素濃度が約０．５倣／そ以下、特に
好ましくは０．３〜０．５の９／そであることのみであ
り、温度条件については、１０００〜５び○の範囲で増
殖可能である。
Ｂｅ鶏ｉａｔｏａ属、Ｔｈｉｏｔｈｒｉｘ属等に属する
ものが挙げられる。これらの硫黄バクテリアは、好適な
条件が与えられれば、周囲に存在する硫化水素を資化し
て酸化し、その際のェネルギを生活ェネルギとして利用
する。この反応はつぎのとおりである。２ＬＳ＋４０２
→２ＬＳ０４十４０心ａそ ・・・【１１硫黄バ
クテリアに上記の反応を進行させるための好適条件は、
固定炉床内の溶存酸素濃度が約０．５倣／そ以下、特に
好ましくは０．３〜０．５の９／そであることのみであ
り、温度条件については、１０００〜５び○の範囲で増
殖可能である。
したがって固定炉床を密閉構造のハウジング内に収容し
、無酸素にならない程度の低港存酸素条件で固定炉床に
被処理ガスを接触させることによって、その中に含まれ
ている硫化水素を選択的に除去し、脱臭の効果が得られ
る。このような条件のもとでは、硫黄バクテリアは自然
発生的に増殖するので、種バクテリアの添加は不要であ
る。さだし固定炉床に適度な湿分を与えるために、散水
などを行うことが必要である。つぎにこの発明の一実施
例について図面を参照して説明する。
、無酸素にならない程度の低港存酸素条件で固定炉床に
被処理ガスを接触させることによって、その中に含まれ
ている硫化水素を選択的に除去し、脱臭の効果が得られ
る。このような条件のもとでは、硫黄バクテリアは自然
発生的に増殖するので、種バクテリアの添加は不要であ
る。さだし固定炉床に適度な湿分を与えるために、散水
などを行うことが必要である。つぎにこの発明の一実施
例について図面を参照して説明する。
図に符号１で示す密閉構造のハウジング内には、ハニカ
ム材のような適当な支持体に硫黄バクテリアを付着させ
た固定炉床２が収容されている。硫化水素を含有する彼
処理ガスは、固定炉床２の下方に形成された循環液滞留
室３内に散気管（ガス供給手段）４を経て供給され、こ
こで、循環液により、硫化水素の一次的な瓶集が行われ
る。ついで被処理ガスは固定炉床２内を通過してハウジ
ング１の上方の室５に向けて移動する間に、前述のよう
な硫化水素除去作用を受ける。そして処理済みの、すな
わち硫化水素の除去によって脱臭されたガスは、室５か
らパイプ６（ガス排出手段）を経て排出される。また固
定炉床２に適度な湿分を与えるために、室５内に散水パ
イプ７が設けられている。この散水パイプ７から散布さ
れた循環液は固定炉床２を湿潤し、滞留室３に流下した
液はパイプ８から取出されたのち、ポンプ９の作用で散
水パイプ７に戻される。また、循環液は硫化水素を瓶集
しやすし、ように、アルカリ剤を少量加え弱アルカリ性
とするとよい。尚、散水パイプ７、パイプ８、ポンプ９
によって水分供Ｖ給手段が構成されている。そして循環
液のＤＯまたは／およびＯＲＰを計測し、これらがある
範囲にはいるように、循環量を制御したり、ガスへ空気
を混入したり、亜硫酸ナトリウムなどの還元剤の添加を
制御する制御手段を有している。ここで、硫黄バクテリ
アは、前述のように溶存酸素濃度が約０．５雌／〆以下
、特に好ましくは０．３〜０．５のｏ／そという条件を
好む。
ム材のような適当な支持体に硫黄バクテリアを付着させ
た固定炉床２が収容されている。硫化水素を含有する彼
処理ガスは、固定炉床２の下方に形成された循環液滞留
室３内に散気管（ガス供給手段）４を経て供給され、こ
こで、循環液により、硫化水素の一次的な瓶集が行われ
る。ついで被処理ガスは固定炉床２内を通過してハウジ
ング１の上方の室５に向けて移動する間に、前述のよう
な硫化水素除去作用を受ける。そして処理済みの、すな
わち硫化水素の除去によって脱臭されたガスは、室５か
らパイプ６（ガス排出手段）を経て排出される。また固
定炉床２に適度な湿分を与えるために、室５内に散水パ
イプ７が設けられている。この散水パイプ７から散布さ
れた循環液は固定炉床２を湿潤し、滞留室３に流下した
液はパイプ８から取出されたのち、ポンプ９の作用で散
水パイプ７に戻される。また、循環液は硫化水素を瓶集
しやすし、ように、アルカリ剤を少量加え弱アルカリ性
とするとよい。尚、散水パイプ７、パイプ８、ポンプ９
によって水分供Ｖ給手段が構成されている。そして循環
液のＤＯまたは／およびＯＲＰを計測し、これらがある
範囲にはいるように、循環量を制御したり、ガスへ空気
を混入したり、亜硫酸ナトリウムなどの還元剤の添加を
制御する制御手段を有している。ここで、硫黄バクテリ
アは、前述のように溶存酸素濃度が約０．５雌／〆以下
、特に好ましくは０．３〜０．５のｏ／そという条件を
好む。
このため、００をこの条件内に収めることは、非常に重
要となる。この発明では、循環液のＤＯを計測し、排ガ
スへの空気の混入量や還元剤の添加量や液の循環量を制
御することによって、ＤＯが確実にこの条件内に収まる
ようにしている。なお、ＤＯとＯＲＰは一定の関係（排
ガス中の成分によって若干変化するが、その排ガスであ
れば、ほぼ一定）があるので、ＤＯに代えてＯＲＰを指
標として用いてもよい。
要となる。この発明では、循環液のＤＯを計測し、排ガ
スへの空気の混入量や還元剤の添加量や液の循環量を制
御することによって、ＤＯが確実にこの条件内に収まる
ようにしている。なお、ＤＯとＯＲＰは一定の関係（排
ガス中の成分によって若干変化するが、その排ガスであ
れば、ほぼ一定）があるので、ＤＯに代えてＯＲＰを指
標として用いてもよい。
以上のようにこの発明によれば、被処理ガスに含まれて
いる硫化水素は、固定炉床に支持されている硫黄バクテ
リアの作用で効果的に除去されるが、この際、固定炉床
に供給される循環液のＤＯ等を計測し、ＤＯを所定範囲
内に収まるように制御したので、固定炉床内に確実に硫
黄バクテリアを増殖させ硫化水素の処理が確実に行える
。
いる硫化水素は、固定炉床に支持されている硫黄バクテ
リアの作用で効果的に除去されるが、この際、固定炉床
に供給される循環液のＤＯ等を計測し、ＤＯを所定範囲
内に収まるように制御したので、固定炉床内に確実に硫
黄バクテリアを増殖させ硫化水素の処理が確実に行える
。
第１図はこの発明の一実施例による生物的脱臭装置の概
略的縦断面図である。 １・・・ハウジング、２・・・固定炉床、４・・・散気
管、７…散水パイプ。 第１図
略的縦断面図である。 １・・・ハウジング、２・・・固定炉床、４・・・散気
管、７…散水パイプ。 第１図
Claims (1)
- １ 硫黄バクテリアを支持した固定濾床を収容するハウ
ジングと、このハウジングの下方に形成された循環流滞
留室と、この循環流滞留室内の循環液中に硫化水素を含
有する被処理ガスを供給するガス供給手段と、上記固定
濾床を通過することによつて硫化水素が除去されたガス
を上記固定濾床の上方から排出するガス排出手段と、上
記循環流滞留室内の循環液を上記固定濾床の上方へ循環
し、該固定濾床に水分を供給する水分供給手段と循環液
のＤＯまたは／およびＯＲＰを計測し、この計測値が所
定値となるように制御する制御手段とを備えた生物的脱
臭装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56053619A JPS6020988B2 (ja) | 1981-04-09 | 1981-04-09 | 生物的脱臭装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56053619A JPS6020988B2 (ja) | 1981-04-09 | 1981-04-09 | 生物的脱臭装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57170181A JPS57170181A (en) | 1982-10-20 |
| JPS6020988B2 true JPS6020988B2 (ja) | 1985-05-24 |
Family
ID=12947917
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56053619A Expired JPS6020988B2 (ja) | 1981-04-09 | 1981-04-09 | 生物的脱臭装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6020988B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL8303031A (nl) * | 1983-08-31 | 1985-03-18 | Tongeren Ingbureau Bv Van | Werkwijze en inrichting voor het biologisch filtreren van gassen. |
| JPS6087835A (ja) * | 1983-10-19 | 1985-05-17 | Atsuhiro Honda | メタン発酵ガスの活性汚泥による脱硫方法とその脱硫装置 |
| JPS62106822A (ja) * | 1985-11-01 | 1987-05-18 | Cosmo Shokuhin Kk | イオウ酸化菌を利用する脱硫化方法 |
| NL9301475A (nl) * | 1993-08-25 | 1995-03-16 | Csm Suiker | Werkwijze voor het reduceren van de geuremissie van bij de voedingsmiddelenindustrie optredende waterstromen. |
| JP2010082594A (ja) * | 2008-10-02 | 2010-04-15 | National Agriculture & Food Research Organization | 生物脱臭法のための環境制御方法および装置 |
-
1981
- 1981-04-09 JP JP56053619A patent/JPS6020988B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57170181A (en) | 1982-10-20 |
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