JPS60209774A - フラツシユ定着装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ファクシミリ、複写機、プリンタ等に備えら
れ、フランシーランプの発光により記録体表面に形成さ
れたトナー像を定着させるフラッシュランプ定着装置に
関するものである。

第１および第２図は、従来のこの種の装置を示す。１は
トナー像を定着される記録体であり、矢印Ｐ方向に搬送
される。この記録体１の搬送経路の北方には、反射鏡ケ
ース２が設けられている。

この反射鏡ケース２は、前記記録体１の搬送経路に対向
される開口部３を′ド部に設けられるとともに、内面に
反射向２ａが形成されている。

１３ｔｌ　記反射鏡ケース２内には、フラッシュランプ
４が、その管軸方向を記録体１の搬送経路に直交させて
収容きれており、これにより同フラッシュランプ４は開
口部３を介して記録体１の搬送経路に対向している。ま
た、前記開口部３ｒ↓、その全面を、耐熱カラスからな
る透光カバー６により覆われている。

そして、フラッシュランプ４が間欠的に点灯きれ、同ラ
ンプ４からの直接光おまひ同ランプ４から発せられて反
射（ｆｉ７２２して反射された光が透光カバー５を透過
して、前記搬送経路を搬送されている記録体１の表面を
照射することにより、同記録体１の表面のトナー像が定
着きれる。なお、第１図において、ＦＷｉ、ｌ記録体１
の１般送方向と直交する方向における所要の最大定着幅
（定石作用を行うことができる領域の最大幅）を示す。

ここで、開口部３が透光カバー６により覆われているの
け、このカバー６がないと、フラッシュランプ４の発光
により熱せられたトナー像から発生する蒸発飛散物がフ
ラッシュランプ４および反射面２ａに付着し、記録体１
に入射されるエネルギを低下させ、これを放置しておけ
ば、最終的には定着不良を招くことになるからである。

（なお、透光カバー６を設ける場合も、同カバー６に前
記蒸発飛散物が細首するので、適当な時期に同カバー５
を清掃する必要があるが、この清掃はフランシュランプ
４および反射面２ａを清掃するよりけるかに容易である
。） しかし、このような従来装置においては、装置の構成上
、定着面（記録体１の表面）上の入射エネルギの分布は
均一でな（、中央側の部分において高（、最大定着幅の
両端部付近において低くなっていた。第３図ａ、ｂは、
このような入射エネルギの分布状態を、記録体１の搬送
方向に直交する直線ムーＡ線およびＢ−Ｂ線上の前記入
射エネルギの分布によって代表して示したものである。

ここで、Ａ−Ａ線は記録体１の搬送方向に関して中央部
にあり、他方、Ｂ−Ｂ線は同方向に関して両端部０近に
あるが、前記入射エネルギは、いずれの線上においても
最大定着幅ＦＷの両端付近では１、中央側の部分より著
しく低Ｆしている。このことは、最大定着幅ＦＷの両端
部付近における前記入射エネルギを所要レベルまで高（
すると、前記中央側の部分の入射エネルギが過大となる
ことを意味し、これがため、前記従来装置では、フラッ
シュランプ４の消費電力が必要以上に大きくなる欠点が
あった。

ま゛た、このように前記中央側の部分における定着面の
入射エネルギが過大となっていたことから、前記蒸発飛
散物が透光カバー６の前記中央側の部分に集中的に大量
に付着してエネルギ損失を生しさせていたので、これを
見込んでフラッシュランプ４への入力電力を多めに設定
する必要があり、これによってもフラッシュランプ４の
消費電力が増加するとともに、透光カバー６の清掃を頻
繁に行わねばならぬ欠点があった。

本発明は、前記従来の欠点を解消するべくなされたもの
で、フラッシュランプの消費電力を大幅に低減できると
ともに、反射鏡ケースの開口部を覆う透光カバーへの蒸
発飛散物の付着を低減し、前記透光カバーの清掃を長期
間不要とすることができるフラッジ一定着装置を提供す
ることを目的とする。

以−ド、本発明を図面に示す実施例に基ついてさらに説
明する。

第４図および第６図は本発明の一実施例を示し、前記従
来装置と同一部品又は相当部品ｒ↓同一符号をもって小
している。本装置では、開口部３のうちの所要の最大定
着幅ＦＷより一定以」１内側の部分のみが透光カバー６
により覆われている。他の構成は前記従来装置と同様で
ある。

本装置においては、前記のように開口部３のうちの定眉
最大幅ｙｗより一定以七内側の部分のみが透光カバー６
に覆われているので、最大定着幅ＦＷの両端部０近にお
いては、透光カバー６をフラッシュランプ４の光が通過
することにより生じるエネルギ損失がなくなるため、記
録体１の搬送方向に直交する方向に関する定着面りの入
射エネルギーの分布は、第６図ａ、ｂのようになり、Ａ
−Ａ線上においても、Ｂ−Ｂ線上においても最大定着幅
ＦＷの両端部付近における前記入射エネルギの低下Ａ；
非常に少なくなる。

したがって、本装置では、フラッシュランプ４への入力
電力を減少しても（このことは、第６図ａにおける入射
エネルギの分布曲線を全体に下方に移動することを意味
する）、所要の最大定着幅ＦＷを確保することができる
ので、フラッシュランプ４の消費電力を低減することが
できる。

また、このようにして定着面の中央側の部分に。

おける入射エネルギを減少することができるので、透光
カバー５への前記蒸発飛散物の付着が大幅に減少するた
め、透光カバー５への前記蒸発飛散物の細首によるエネ
ルギ損失を見込んで、フラッジュランプ４への入力電力
を多めに設定する必要が少なくなり、これによってもフ
ラッシュランプ４の消費電力を低減することができる（
そして、このことはまた、透光カバー５への前記蒸発飛
散物の刺着量の低減につながる）。

また、（Ｉ゛　前記のように定着面の中央側の部分の入
射エネルギーを減少できるので、全体として前記蒸発飛
散物の発生量が大幅に減少する、（１１ｊ定着面のうち
の最大定着幅ＦＷの両端付近の部分においては、従来装
置との程度の差はあれ、依然として中央側の部分より入
射エネルギが少ないので、最大定着幅ＦＷの両端部付近
においては中央側の部分より前記蒸発飛散物の量が少な
い、（ｉｉｉｌ最人定着幅ＦＷの両端部付近においては
フラッシュランプ４を冷却する送風があるので、同付近
における前記蒸発飛散物は、前記送風により反射鏡ケー
ス２の外部へ飛ばされてしまう確率が高いという理由に
より、開口部３を透光カバー６で覆う幅を烟当に設定す
れば、開口部３の透光ガラス５により覆われていない部
分から反射鏡ケース２内に侵入し、フラッシュランプ４
および反射面２ａに付着する前記蒸発飛散物の量を、は
とんど無視できる程度に少なくすることができる。

なお、開口部３を透光カバー５で覆う幅を大き（するほ
ど、反射鏡ケース２内に侵入する前記蒸発飛散物の量を
少な（することができるが、前記幅が最大定着幅ＦＷに
一定以上近づくと、最大定着幅ＦＷの両端部伺近におけ
る前記入射エネルギの低下が太き（なってしまうので、
−前記幅はこれらを考慮して設定する必要がある。

以上のように本発明によるフラッシュ定着装置け、反射
鏡ケースの開口部のうち、記録体の搬送方向に直交する
方向における所要の定着幅より一定以１内側の部分のみ
を透光性カバーで覆ったことにより、フラッシュランプ
の消費電力を大幅に低減できるとともに、前記カバーへ
のトナー像からの蒸発飛散物の刺着を低減し、前記カバ
ーの清掃を長期間不要とすることができる優れた効果が
得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のフラッシュ定着装置の正面図、第２図は
同横断面図、第３図ａ、ｂけ前記従来装置における定着
面上の入射エネルギの分布を示す特性図、第４図は本発
明の一実施例によるフラッシュ定着装置の正面図、第５
図は同横断面図、第６図ａ、ｂｉｂ↓前記実施例におけ
る定着面」二の入射エネルギの分布を示す特性図である
。 １・・・・・記録体、２　・・反射鏡ケース、２ａ　・
・反射面、３　・・・開口部、４　・・・フラッシュラ
ンプ、６・・・透光ガラス、ＦＷ・・・・・・最人定２
ｊ　’ｌ’ｆ＋ｔ　。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 ／）＝＝＝＝ア 第３図 喰） 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 記録体の搬送経路に対向される開口部を有するとともに
   、内面に反射向を有する反射鏡ケースと、この反射鏡ケ
   ースの内部に収容されたフランシランプと、前記開口部
   を覆う透光性のカバーとを設けたフラッシュ定着装置に
   おいて、前記開口部のうち、ｒ”ｔｆｌ記記録体の搬送
   方向ｔζ直交する方向における所要の最大定着幅より一
   定以上内側の部分のみを前記透光カバーで覆ったことを
   特徴とするフラッシュ定着装置。