JPS60209481A

JPS60209481A - エレベ−タの防犯運転装置

Info

Publication number: JPS60209481A
Application number: JP6614384A
Authority: JP
Inventors: 渡辺　英紀
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1984-04-03
Filing date: 1984-04-03
Publication date: 1985-10-22
Anticipated expiration: 2009-06-15
Also published as: JPH0645429B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕この発明はエレベータのかごを防犯運転する装置の改良
に関するものである。

〔従来技術〕

近年、エレベータのかご内で発生する犯罪が増加してお
り、社会問題となってｂる。そこで、かご内にテレビカ
メラを設置し、これをテレビ受像機で遠隔監視すること
が行われており１例えば。

ＦｉＬＩ！１ＶＡＴＯＲＷＯＲＬＤ　ＩＩＪＶＡＴＯＲ
ＷＯＲＬＤ、　ＩＮＯ，Ｑ行ＭＡＲＣＨ１９７８第１８
〜第２３ヘージｒ　Ｋ１．ＥＶＡＴＯＲ０ＯＴＶ　ｌ０
ＵＲ工ＴＹＪにも示されている。

しかし、この装置では、プライバシー侵害の問題と、常
時監視人が必要であるという点に採用上の難点がある。

また、かごの天井に光を検出する装置を設け、人の動き
をパルスの変化として検出する空間フィルタ法も提案さ
れているが、その検出精度に問題がある。

また、上記各検出装置の外に、運転形式の面で防犯機能
を持たせるものとして、夜間かとを各階に強制的に停止
させるようにすることが建築基準法で義務付けられてい
る。しかし、各階運転では乗客ははなはだしく焦燥感を
覚え、心理的にはむしろ直行運転の方が安心であるとの
説本起きている。

〔発明の概要〕

この発明は上記不具合を改良するもので、かご床に配置
された複数個の検出素子の出力から乗客の人数と位置を
検出してその異常な動きを把握して、防犯運転に切り換
えるようにすることにより。

プライバシーを侵害することなく、かつ高精度に異常を
検出して防犯運転ができるようにしたエレベータの防犯
運転装置を提供することを目的とするＯ〔発明の実施例〕以下、第１図〜第５図によりこの発明の一実施例を説明
する。

＠１図はこの実施例の全体構成図を示す。

すなわち、エレベータのかご床に配置された複数個の検
出素子からなる乗客検出装置（１）の出力を入力して１
人数・位置検出手段（２）により乗客の人数と位置を検
出し、その出力から異常検出手段（３）で１乗客が二人
でその位置が一方に偏するか、又は乗客の移動速度が異
常であるかを検出すると。

エレベータ運転回路（４）に異常信号を発して、かごを
各階強制運転させる等の防犯運転に切り換えるものであ
る。

喀２図〜第５図＃′ｉ第１図の具体的な実施例を示す。

図中、（１）はかご床（６）に敷設された乗客検出装置
で、Ｘ座標用検出器（ＩＡ）とｙ座標用検出器（ＩＢ）
が互いに重ね合わせて設置される。Ｘ及びｙ座標用検出
器（１人）、（ｘｎ）はそれぞれ縦横に配列された検出
素子Ａからなっている。各検出素子Ａは、基板Ａａとこ
れに平行に設置された表板Ａｂと、これらの対向面に接
着された透明絶縁皮膜Ａｃ、Ａｄと、この皮膜Ａｃ、ｊ
ｋｃ１間に介在しそれらの間に適当な間隔を保持する柔
軟性を持つ絶縁材からなる間隔片Ａｅと、皮膜ＡＱ、Ａ
（ｌの対向面に設けられた透明電極Ａｆ。

Ａｇから構成されている５　（７）　、　（８）は乗客
検出装置（１）上にある乗客の足、（９）はマイクロコ
ンピュータテ構成され第１図の手段＋２）、　（３）を
実行する制御装置で、中央処理装置（以下ＯＰ［Ｔとい
う）（９ム）と、プログラム及び固定値のデータが記憶
された読出し専用メモリ（９Ｂ）と、演算結果等のデー
タを一時記憶する読み書き可能メモリ（９０）と、Ｘ座
標用検出器（ＬＡ）の各検出素子Ａからの信号を０ＰＵ
（９Ａ）内に暇り込むための変換器を構成する入力回路
（９Ｄ）と、ｙ座標用検出１Ｔｉ（ＩＢ）の各検出素子
Ａからの信号を０ＰＵ（９Ａ）内に取り込むだめの変換
器を構成する入力回路（９Ｅ）と、　ＣＰＵ（９Ａ）か
らの信号を異常信号としてエレベータ運転回路（４）に
出力するための変換器（９Ｆ）とから構成されてｂる。

乗客検出装置（１）は透明であるから、従来のタイル張
りのかご床（６）の上にそのまま敷設してもよい。

また、かご床（６）にじゅうたんが敷かれている場合は
、この乗客検出装＠（１）の上にじゅうたんを敷き込め
ばよい。

次に、この実施例の動作を説明する。

乗客が乗客検出装置（１）の上に立つと、その足（７）
。

（８）に踏まれた部分のＸ及びｙ座標用検出器（ＩＡ）
。

（ＩＢ）の検出素子Ａの透明型％　Ａｆ＊　Ａｇが互い
に接触するので、その位置がＸ座標とｙ座標の交点とし
て検出される５例えば、第１図の斜線を付した検出素子
Ａが押された場合は、Ｘ座標が６．７座標が４の交点と
して検出されることになる。このようにして１乗客検出
装置（１）によって１乗客の位置及び人数が検出される
。

これらのＸ及びｙ座標検出信号は制御装置（９）に叡り
込まれ１乗客の位置、動き等から異常か否かを判断する
。すなわち、一般にエレベータのかご内で、見知らぬ者
同士は離れて立っているのが通常で、またかごの乗車時
間は短時間であるから動き回わらないのが普通である。

したがって、逆に二人の乗客が非常に接近したり、かご
内を動き回わりたりしているときには、何らかの異常が
あるものと見なして異常信号を発して、防犯運転に切り
換えるようにしている。

上記を＠５図の動作の流れ図を用いて説明する。

手順（ロ）でかごを起動させる。手１１（２）で乗客検
出装置（１）からのＸ及びｙ座標検出信号により乗客が
二人であるかを判断する。二人であると判断されると１
手順（２）で二人の位置が離れているかを判断する。離
れていないと判断されると１手順１１４でその時間が短
いか否かを判断する。その時間が短くなｈと判断される
と１手順（至）でエレベータ運転回路（４）に異常信号
ｆ発し、かごを防犯運転に切り換える。防犯運転として
は、各階強制停止運転に切り換えて乗車時間を短くして
、乗客に乗場への脱出の機会を多くしたり、かご内に警
告を音声で例えば「離れてください」等を出したりする
。

また１手順（２）で乗客が二人と判断されると１手順Ｑ
１で上記座標の移動速度から両者の移動速度が異常であ
るかを判断する。移動速度が異常と判断されると１手順
αＧで防犯運転に切り換える。移動速度が異常でないと
判断されると１手順ａ３を実行する。手順＠で乗客が二
人でない（−人又は三Å以上）と判断されるか１手順α
ので二人の位置が離れていると判断されるか１手順α→
で二人が接近している時間が短いと判断されると、手順
ａηへ進み防犯運転は行われない。

また、この防犯運転への切換えは、夜間だけに限定して
もよい。

〔発明の効果〕

以上述べたとおりこの発明では、エレベータのかご床に
複数個の検出素子を配置し、その出力から乗客の人数と
位置を検出し１乗客が二人で、その位置が一方に偏する
か、又は乗客の移動速度が異常であるかが検出されると
、異常信号を発してかごを防犯運転に切り換えるように
したものである。

これにより、乗客のプライバシーを侵害することなく、
かつ高精度に異常を検出して防犯運転を行うことができ
る。

【図面の簡単な説明】

ｔＩＩＪ１図はこの発明によるエレベータの防犯運転装
置の一実施例を示す全体構成図、第２図は第１図の具体
的な実施例を示す構成図、第３図は第２図の乗客検出装
置の構成説明図、第４図は第３図の検出素子の縦断面図
、第５図は第２図の制御装置の動作の流れ図である。図中、（ｌ）は乗客検出装置、（ＩＡ）はＸ座標用検出
器、（ＩＢ）はｙ座標用検出器、Ａは検出素子、（２）
は人数・位置検出手段、（３）は異常検出手段、（４）
は蔓しベータ運転回路、（９）は制御装置である。なお、図中同一符号は同一部分を示す。第１図第２図第３図第４図ｆ　Ａａ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）異常信号が発せられるとかごをあらかじめ定めら
れた防犯運転に切り換えるようにしたものＫおりて、か
ご床に複数個縦横に配置され乗客の体重が印加されると
それぞれ出力を発する検出素子からなる乗客検出装置、
上記乗客検出装置の各素子の出力を入力し上記乗客の人
数と位置を検出する人数・位置検出手段、及びこの人数
・位置検出手段の出力によシ上記乗客が二人でその位置
が一方に偏するか又は上記乗客の移動速度が異常である
かを検出して上記異常信号を発する異常検出手段を備え
てなるエレベータの防犯運転装置。
（２）防犯運転は、かごを各階強制停止させるものとし
た特許請求の範囲第１項記載のエレベータの防犯運転装
置。