JPS60209362A - ステアリングギヤ装置 - Google Patents
ステアリングギヤ装置Info
- Publication number
- JPS60209362A JPS60209362A JP6540884A JP6540884A JPS60209362A JP S60209362 A JPS60209362 A JP S60209362A JP 6540884 A JP6540884 A JP 6540884A JP 6540884 A JP6540884 A JP 6540884A JP S60209362 A JPS60209362 A JP S60209362A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- input
- steering
- input shaft
- inner race
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D5/00—Power-assisted or power-driven steering
- B62D5/06—Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
- B62D5/20—Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle specially adapted for particular type of steering gear or particular application
- B62D5/22—Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle specially adapted for particular type of steering gear or particular application for rack-and-pinion type
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Steering Controls (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(1) 技術分野
本発明は車両の操舵系に用いるステアリングギヤ装置に
関するものである。
関するものである。
(2)従来技術
ステアリングギヤ装置は、ステアリングホイールからの
操舵入力をステアリングギヤ(ラックアンドピニオン型
や、ポールリサーキュレーテイン型のものがある)の入
力ギヤ要素及び出力ギヤ要素を介し車輪に伝達してこれ
を転舵するものである。
操舵入力をステアリングギヤ(ラックアンドピニオン型
や、ポールリサーキュレーテイン型のものがある)の入
力ギヤ要素及び出力ギヤ要素を介し車輪に伝達してこれ
を転舵するものである。
しかして、ステアリングホイールの回転角に対する車輪
転舵角を可変にする諸般の要求に対処するため、従来特
公昭54−34212号公報及び特公昭56−4582
4号公報により提案されている如く、ステアリングホイ
ールからの操舵入力を入力シャヤトを介して人力ギヤ要
素に伝達し、入力シャフト及び入力ギヤ要素間に前者か
ら後者への操舵人力伝達比を可変にする2組の遊星歯車
組を介在させたステアリングギヤ装置が提案されている
。
転舵角を可変にする諸般の要求に対処するため、従来特
公昭54−34212号公報及び特公昭56−4582
4号公報により提案されている如く、ステアリングホイ
ールからの操舵入力を入力シャヤトを介して人力ギヤ要
素に伝達し、入力シャフト及び入力ギヤ要素間に前者か
ら後者への操舵人力伝達比を可変にする2組の遊星歯車
組を介在させたステアリングギヤ装置が提案されている
。
このステアリングギヤ装置は、一方の遊星歯車組のリン
グギヤをモータにより回転制御して上記操舵人力伝達比
の変更を行うようにすると共に、他方の遊星歯車組のリ
ングギヤによりパワーステアリングコントロールバルブ
を作動させるようにしたものである。
グギヤをモータにより回転制御して上記操舵人力伝達比
の変更を行うようにすると共に、他方の遊星歯車組のリ
ングギヤによりパワーステアリングコントロールバルブ
を作動させるようにしたものである。
しかし、この構成では2個のリングギヤが不可欠で、そ
れぞれの支持機構も含めると構造が複雑且つ大型になる
のを避けられず、限られたスペースに取付けなければな
らない車両用ステアリングギヤ装置として実用的でない
。また、パワーステアリングコントロールバルブが特殊
なものとなって、現用のパワーステアリングコントロー
ルバルブをそのまま流用するという訳にゆかず、パワー
ステアリング化に当りコスト上の不利を免れない。
れぞれの支持機構も含めると構造が複雑且つ大型になる
のを避けられず、限られたスペースに取付けなければな
らない車両用ステアリングギヤ装置として実用的でない
。また、パワーステアリングコントロールバルブが特殊
なものとなって、現用のパワーステアリングコントロー
ルバルブをそのまま流用するという訳にゆかず、パワー
ステアリング化に当りコスト上の不利を免れない。
なお、構造の簡易化を図って1組の遊星歯車組のみを用
いたステアリングギヤ装置も特開昭48−31636号
公報に提案されているが、この場合遊星歯車組の入出力
回転を同じにする必要がある関係上、リングギヤを回転
制御しない状態では前記操舵入力伝達比が1とならない
。しかし、操舵人力伝達比を1以外にする頻度は1にし
ておく頻度に較べはるかに少ない。従って、操舵入力伝
達比を1にすべくリングギヤを回転制御している時間が
長(なり、該制御のためのモータが車両走行中長時間作
動してその耐久性及び電力消費量の点で極めて不利であ
る。この問題解決のために、リングギヤを回転制御しな
い時操舵人力伝達比1に相当するステアリング特性が得
られるようステアリングギヤのギヤ比を変更することも
考えられるが、この場合現用のステアリングギヤが使用
不可能になって全く新しいステアリングギヤを設計し直
さなければならないし、その歯切り装置の更新も含めて
大幅なコスト上昇要因となり、実際的でない。
いたステアリングギヤ装置も特開昭48−31636号
公報に提案されているが、この場合遊星歯車組の入出力
回転を同じにする必要がある関係上、リングギヤを回転
制御しない状態では前記操舵入力伝達比が1とならない
。しかし、操舵人力伝達比を1以外にする頻度は1にし
ておく頻度に較べはるかに少ない。従って、操舵入力伝
達比を1にすべくリングギヤを回転制御している時間が
長(なり、該制御のためのモータが車両走行中長時間作
動してその耐久性及び電力消費量の点で極めて不利であ
る。この問題解決のために、リングギヤを回転制御しな
い時操舵人力伝達比1に相当するステアリング特性が得
られるようステアリングギヤのギヤ比を変更することも
考えられるが、この場合現用のステアリングギヤが使用
不可能になって全く新しいステアリングギヤを設計し直
さなければならないし、その歯切り装置の更新も含めて
大幅なコスト上昇要因となり、実際的でない。
又、特開昭47−20835号公報において、遊星歯車
組に代え差動歯車機構を用いたステアリングギヤ装置も
提案されているが、この場合操舵入力伝達化変更制御を
しない時操舵人力伝達比が1となるようにし得るものの
、差動歯車機構はそれ自体入出力軸方向の寸法が大きく
、これを組込んだステアリングギヤ装置は車両の限られ
た設置スペースに到底納まるものでなく、実現不可能で
ある。
組に代え差動歯車機構を用いたステアリングギヤ装置も
提案されているが、この場合操舵入力伝達化変更制御を
しない時操舵人力伝達比が1となるようにし得るものの
、差動歯車機構はそれ自体入出力軸方向の寸法が大きく
、これを組込んだステアリングギヤ装置は車両の限られ
た設置スペースに到底納まるものでなく、実現不可能で
ある。
(3)発明の目的
本発明は上述の観点から星歯車組を2組用いるも、これ
ら遊星歯車組からそれぞれリングギヤをなくした構成の
歯車機構とし、この歯車機構を用いて操舵入力伝達比を
変更可能とすることにより上述の問題を解決することを
目的とする。
ら遊星歯車組からそれぞれリングギヤをなくした構成の
歯車機構とし、この歯車機構を用いて操舵入力伝達比を
変更可能とすることにより上述の問題を解決することを
目的とする。
(4)発明の構成
この目的のため本発明はステアリングホイールから入力
シャフトに供給された操舵入力をステアリングギヤの入
力ギヤ要素及び出力要素を介し車輪に伝達してこれを転
舵可能なステアリングギヤ装置において、前記入力シャ
ヤト及び入力ギヤ要素にそれぞれ結合されて歯数の異な
る入力サンギヤ及び出力サンギヤを具え、これらサンギ
ヤにそれぞれプラネタリギヤを噛合させると共に、これ
らプラネタリギヤを同軸一体にして共通のギヤキャリア
に回転自在に支持し、該ギヤキャリアをウオームギヤを
介し回転させて前記入力シャフトか前記入力ギヤ要素へ
の操舵入力伝達比を可変にするモータを設けてなること
を特徴とする。
シャフトに供給された操舵入力をステアリングギヤの入
力ギヤ要素及び出力要素を介し車輪に伝達してこれを転
舵可能なステアリングギヤ装置において、前記入力シャ
ヤト及び入力ギヤ要素にそれぞれ結合されて歯数の異な
る入力サンギヤ及び出力サンギヤを具え、これらサンギ
ヤにそれぞれプラネタリギヤを噛合させると共に、これ
らプラネタリギヤを同軸一体にして共通のギヤキャリア
に回転自在に支持し、該ギヤキャリアをウオームギヤを
介し回転させて前記入力シャフトか前記入力ギヤ要素へ
の操舵入力伝達比を可変にするモータを設けてなること
を特徴とする。
(5) p
以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第1図は本発明−実施の態様を、又第2図は第1図の■
−■断面をそれぞれ示し、図中1はギヤハウジング、2
はその端蓋、3はラック(出力ギヤ要素)、4はピニオ
ン(人力ギヤ要素)、5はパワーステアリングコントロ
ールバルブ、6は本発明の要部を構成する操舵入力伝達
化変更機構、7は入力シャフトである。
−■断面をそれぞれ示し、図中1はギヤハウジング、2
はその端蓋、3はラック(出力ギヤ要素)、4はピニオ
ン(人力ギヤ要素)、5はパワーステアリングコントロ
ールバルブ、6は本発明の要部を構成する操舵入力伝達
化変更機構、7は入力シャフトである。
ラック3及びピニオン4はそれぞれ相互に噛合させて、
これらにより通常のラックアンドピニオン型ステアリン
グギヤを構成する。ピニオン4を軸受8,9により、ギ
ヤハウジング1内に回転自在に支持し、ラック3はギヤ
ハウジング1に摺動自在に貫通して両端をそれぞれ車輪
のステアリングリンケージに連結する。ラック3は更に
、ピニオン4から遠い側をばねlOによりリテーナ11
を介して押圧し、ラック3及びピニオン4間に噛み合い
予圧を与えると共に、この噛み合い予圧をアジャスタ1
2より調節可能とする。
これらにより通常のラックアンドピニオン型ステアリン
グギヤを構成する。ピニオン4を軸受8,9により、ギ
ヤハウジング1内に回転自在に支持し、ラック3はギヤ
ハウジング1に摺動自在に貫通して両端をそれぞれ車輪
のステアリングリンケージに連結する。ラック3は更に
、ピニオン4から遠い側をばねlOによりリテーナ11
を介して押圧し、ラック3及びピニオン4間に噛み合い
予圧を与えると共に、この噛み合い予圧をアジャスタ1
2より調節可能とする。
パワーステアリングコントロールバルブ5は周知のロー
クリバルブとし、ギャハウジング1内に回転摺動するよ
う嵌合したアウタレース13およびこのアウタレース内
に回転摺動するよう嵌合したインナレース14と、トー
ションバー15とで構成し、これらをピニオン4に同軸
に配置する。
クリバルブとし、ギャハウジング1内に回転摺動するよ
う嵌合したアウタレース13およびこのアウタレース内
に回転摺動するよう嵌合したインナレース14と、トー
ションバー15とで構成し、これらをピニオン4に同軸
に配置する。
アウタレース13をピン16によりピニオン4と共に回
転するようこれに回転係合させ、インナレース15はト
ーションバー15を経てピニオン4に駆動結合し、この
目的のためトーションバー15の両端をそれぞれピン1
7.18によりピニオン4及びインナレース14にかん
ぬき結合する。
転するようこれに回転係合させ、インナレース15はト
ーションバー15を経てピニオン4に駆動結合し、この
目的のためトーションバー15の両端をそれぞれピン1
7.18によりピニオン4及びインナレース14にかん
ぬき結合する。
入力シャフト7をトーションバー15により心出しして
これに同軸に配置すると共に、軸受19により端蓋2に
回転自在に支持する。トーションバー15から遠い人力
シャフト7の端部を端蓋2から突出させ、この端部に図
示せざるステアリングホイールからのステアリングシャ
フトをセレーーション嵌合する。
これに同軸に配置すると共に、軸受19により端蓋2に
回転自在に支持する。トーションバー15から遠い人力
シャフト7の端部を端蓋2から突出させ、この端部に図
示せざるステアリングホイールからのステアリングシャ
フトをセレーーション嵌合する。
操舵入力伝達化変更機構6は人力シャフト7及びインナ
レース14間に介在させて端蓋2内に収納し、以下の構
成とする。即ち、人力シャフト7及びインナレース14
に入力サンギヤ20及び出力サンギヤ21をスプライン
嵌合し、これらサンギヤの歯数を異ならせる。そして、
入出力サンギャ2Q、21にそれぞれプラネタリギヤ2
2゜23を噛合させ、これらプラネタリギヤを相互に同
数とし、対をなすもの同半同軸一体となす。8対のプラ
ネタリギヤ22.23を共通なギヤキャリア24.25
に軸26で回転自在に支持する。
レース14間に介在させて端蓋2内に収納し、以下の構
成とする。即ち、人力シャフト7及びインナレース14
に入力サンギヤ20及び出力サンギヤ21をスプライン
嵌合し、これらサンギヤの歯数を異ならせる。そして、
入出力サンギャ2Q、21にそれぞれプラネタリギヤ2
2゜23を噛合させ、これらプラネタリギヤを相互に同
数とし、対をなすもの同半同軸一体となす。8対のプラ
ネタリギヤ22.23を共通なギヤキャリア24.25
に軸26で回転自在に支持する。
なお、ギヤキャリア24は入力シャフト7上に回転自在
に支持し、又ギヤキャリア25はインナレース14上に
回転自在に支持する。更にギヤキャリア25はその外周
に歯25aを形成し、ウオームホイールとしても機能さ
せ、これと歯25Hに噛合するウオーム27とでウオー
ムギヤを構成する。
に支持し、又ギヤキャリア25はインナレース14上に
回転自在に支持する。更にギヤキャリア25はその外周
に歯25aを形成し、ウオームホイールとしても機能さ
せ、これと歯25Hに噛合するウオーム27とでウオー
ムギヤを構成する。
ウオーム27は第2図に明示するようにプツシ、、28
.29により端蓋2に回転自在に支持し、その一端をモ
ータ30の出力軸30aに駆動結合する。又モータ30
はボルト及びナツト手段31により端蓋2に取着する。
.29により端蓋2に回転自在に支持し、その一端をモ
ータ30の出力軸30aに駆動結合する。又モータ30
はボルト及びナツト手段31により端蓋2に取着する。
上記実施例の作用を次に説明する。先ずモータ30を駆
動しない状態では、モータ出力軸30aを制動により固
定しておかなくてもウオームギヤ25a、27の自己ロ
ック機能により、ギヤキャリア25(24>は回転を阻
止され、固定状態となる。ここでステアリングホイール
から入力シャフト7に操舵入力が供給されると、操舵量
に対応した入力シャヤト7の回転は入力サンギヤ20゜
プラネタリギヤ22.23及び出力サンギヤ21を経て
インナレース14に伝達され、この時操舵入力伝達比は
サンギヤ20.21の歯数比で決まる一定値となる。
動しない状態では、モータ出力軸30aを制動により固
定しておかなくてもウオームギヤ25a、27の自己ロ
ック機能により、ギヤキャリア25(24>は回転を阻
止され、固定状態となる。ここでステアリングホイール
から入力シャフト7に操舵入力が供給されると、操舵量
に対応した入力シャヤト7の回転は入力サンギヤ20゜
プラネタリギヤ22.23及び出力サンギヤ21を経て
インナレース14に伝達され、この時操舵入力伝達比は
サンギヤ20.21の歯数比で決まる一定値となる。
そしてこの間、モータ30によりウオームギヤ27.2
5aを介しギヤキャリア25を操舵人力と同方向に回転
制御すると、操舵入力伝達比はモ−タ30の上記非駆動
時より大きくなり、同じ操舵入力に対するインナレース
14の回転角が大きくなるよう操舵入力伝達比を変更し
得る。又逆に、モータ30によりウオームギヤ27,2
5aを介しギヤキャリア25を操舵入力と逆方向に回転
制御すると、操舵入力伝達比はモータ30の前記非駆動
時より小さくなり、同じ操舵人力に対するインナレース
14の回転角が小さくなるよう操舵入力伝達比を変更し
得る。そして、これら操舵入力伝達比の変更量は、操舵
入力に対してギヤキャリア25の回転量がどの程度であ
るかによって決定される。
5aを介しギヤキャリア25を操舵人力と同方向に回転
制御すると、操舵入力伝達比はモ−タ30の上記非駆動
時より大きくなり、同じ操舵入力に対するインナレース
14の回転角が大きくなるよう操舵入力伝達比を変更し
得る。又逆に、モータ30によりウオームギヤ27,2
5aを介しギヤキャリア25を操舵入力と逆方向に回転
制御すると、操舵入力伝達比はモータ30の前記非駆動
時より小さくなり、同じ操舵人力に対するインナレース
14の回転角が小さくなるよう操舵入力伝達比を変更し
得る。そして、これら操舵入力伝達比の変更量は、操舵
入力に対してギヤキャリア25の回転量がどの程度であ
るかによって決定される。
なお、操舵入力がない場合にモータ30でギヤキャリア
25を回転すると、その方向及び量に応じてインナレー
ス14を回転することができる。
25を回転すると、その方向及び量に応じてインナレー
ス14を回転することができる。
以上のように変速されず(モータ30の非駆動時)又は
変速されて(モータ30の駆動時)インナシャフト14
に達した操舵入力は、トーションバー15、ピニオン4
を介しラック3をその長手方向に移動させて車輪を転舵
する。そして、この0 時トーションバー15は操舵負荷に応じて捩られ、アウ
タレース13及びインナレース14間に対応する相対回
転を与える。これによりコントロールバルブ5は周知の
如くアシスト油圧を発生し、このアシスト油圧により図
示せざるパワーシリンダを介しラック3の上記長手方向
移動をパワーアシストして軽快な動力操向を可能ならし
める。
変速されて(モータ30の駆動時)インナシャフト14
に達した操舵入力は、トーションバー15、ピニオン4
を介しラック3をその長手方向に移動させて車輪を転舵
する。そして、この0 時トーションバー15は操舵負荷に応じて捩られ、アウ
タレース13及びインナレース14間に対応する相対回
転を与える。これによりコントロールバルブ5は周知の
如くアシスト油圧を発生し、このアシスト油圧により図
示せざるパワーシリンダを介しラック3の上記長手方向
移動をパワーアシストして軽快な動力操向を可能ならし
める。
(6)発明の効果
かくして本発明ステアリングギヤ装置は上述の如く、2
組の遊星歯車組からそれぞれリングギヤをなくした構成
の歯車機構20〜26を用いて、入カシャフトフから人
力ギヤ要素4(図示例ではパワーステアリングコントロ
ールバルブ5を具えるためそのインナレース14)への
操舵入力伝達比を変更するよう構成したから、上記リン
グギヤの省略により構造を簡単且つ小型にすることがで
き、車両の限られたスペースにも難なく設置し得るもの
となる。又、パワーステアリングコントロールバルブ5
を特殊なものとする必要がなく、例えば図示例の如き周
知現用のものをそのまま流用1 でき、パワーステアリング化も安価に実現可能である。
組の遊星歯車組からそれぞれリングギヤをなくした構成
の歯車機構20〜26を用いて、入カシャフトフから人
力ギヤ要素4(図示例ではパワーステアリングコントロ
ールバルブ5を具えるためそのインナレース14)への
操舵入力伝達比を変更するよう構成したから、上記リン
グギヤの省略により構造を簡単且つ小型にすることがで
き、車両の限られたスペースにも難なく設置し得るもの
となる。又、パワーステアリングコントロールバルブ5
を特殊なものとする必要がなく、例えば図示例の如き周
知現用のものをそのまま流用1 でき、パワーステアリング化も安価に実現可能である。
第1図は本発明ステアリングギヤ装置の一例を示す縦断
側面図、 第2図は第1図の■−■断面図である。 1・・・ギヤハウジング、 2・・・端蓋、3・・・ラ
ック(出力ギヤ要素)、 4・・・ピニオン(入力ギヤ要素)、 5・・・パワーステアリングコントロールバルブ、6・
・・操舵入力伝達比変更機構、 7・・・入力シャフト、 20・・・入力サンギヤ、2
1・・・出力サンギヤ、 22.23・・・プラネタリ
ギヤ、 24.25・・・ギヤキャ リア、 25a、27・・・ウオー ムギヤ、 26・・・軸、 30・・・モータ。 2
側面図、 第2図は第1図の■−■断面図である。 1・・・ギヤハウジング、 2・・・端蓋、3・・・ラ
ック(出力ギヤ要素)、 4・・・ピニオン(入力ギヤ要素)、 5・・・パワーステアリングコントロールバルブ、6・
・・操舵入力伝達比変更機構、 7・・・入力シャフト、 20・・・入力サンギヤ、2
1・・・出力サンギヤ、 22.23・・・プラネタリ
ギヤ、 24.25・・・ギヤキャ リア、 25a、27・・・ウオー ムギヤ、 26・・・軸、 30・・・モータ。 2
Claims (1)
- 1、入力シャフトに供給された操舵入力をステアリング
ギヤの入力ギヤ要素及び出力ギヤ要素を介し車輪に伝達
してこれを転舵可能なステアリングギヤ装置において、
前記入力シャフト及び入力ギヤ要素にそれぞれ結合され
て歯数の異なる入力サンギヤ及び出力サンギヤを具え、
これらサンギヤにそれぞれプラネタリギヤを噛合させる
と共に、これらプラネタリギヤを同軸一体にして共通の
ギヤキャリアに回転自在に支持し、該ギヤキャリアをウ
オームギヤを介し回転させて前記入力シャフトから前記
入力ギヤ要素への操舵入力伝達比を可変にするモータを
設けてなることを特徴とするステアリングギヤ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6540884A JPS60209362A (ja) | 1984-04-02 | 1984-04-02 | ステアリングギヤ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6540884A JPS60209362A (ja) | 1984-04-02 | 1984-04-02 | ステアリングギヤ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60209362A true JPS60209362A (ja) | 1985-10-21 |
Family
ID=13286171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6540884A Pending JPS60209362A (ja) | 1984-04-02 | 1984-04-02 | ステアリングギヤ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60209362A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01106776A (ja) * | 1987-10-20 | 1989-04-24 | Koyo Seiko Co Ltd | 動力舵取装置 |
JPH01141180U (ja) * | 1988-03-23 | 1989-09-27 | ||
GB2259062A (en) * | 1991-08-26 | 1993-03-03 | Fuji Heavy Ind Ltd | Variable ratio steering gear for a motor vehicle |
JP2004224085A (ja) * | 2003-01-20 | 2004-08-12 | Toyoda Mach Works Ltd | 減速比可変式動力舵取り装置 |
JP2006248339A (ja) * | 2005-03-09 | 2006-09-21 | Jtekt Corp | 回転伝動装置 |
WO2008059836A1 (fr) * | 2006-11-14 | 2008-05-22 | Jtekt Corporation | Dispositif de direction de véhicule |
CN102427987A (zh) * | 2009-04-27 | 2012-04-25 | 福特全球技术有限公司 | 具有行星齿轮系的转向阀 |
JP2013516358A (ja) * | 2010-01-11 | 2013-05-13 | スカニア シーブイ アクチボラグ | 車両のアクティブステアリング装置及びそのような装置を用いたステアリング機構 |
-
1984
- 1984-04-02 JP JP6540884A patent/JPS60209362A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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GB2259062A (en) * | 1991-08-26 | 1993-03-03 | Fuji Heavy Ind Ltd | Variable ratio steering gear for a motor vehicle |
DE4228236A1 (de) * | 1991-08-26 | 1993-03-04 | Fuji Heavy Ind Ltd | Lenkanlage fuer ein kraftfahrzeug |
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