JPS60209117A - 漏水検出装置付量水器 - Google Patents

漏水検出装置付量水器

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JPS60209117A
JPS60209117A JP59064879A JP6487984A JPS60209117A JP S60209117 A JPS60209117 A JP S60209117A JP 59064879 A JP59064879 A JP 59064879A JP 6487984 A JP6487984 A JP 6487984A JP S60209117 A JPS60209117 A JP S60209117A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は水道管からの水漏れを検出する漏水検出装置を
備えた量水器に関する。
〔発明の技術的背爾〕
浄水場、または配水池から需要家まで配水される途中の
配水管および給水管から漏れる漏水量は現在、全配水量
の10数%になっており、これによる損失を金額に換算
すると、1nL3当りの上水コストを100円として1
年当り約2,000億円にも達する。漏水量を補うため
に新規に水源を開発するにはさらに莫大な資金を必要と
する。したがって、漏水の発生をすみやかに知り、漏水
量を抑制することが急務とされるが、大部分の漏水は地
中で発生するため、これを地上から発見することは困難
である。
従来、実用に供されている代表的な地下漏水検出法に音
響棒による方法がある。これは音響棒を管路が埋設され
ている地上に当てるか、ポーリングした穴を通して直接
埋設管路にこれを接触させるか、あるいは消火栓、量水
器などの地上へ露出している部分へこれを接触させて、
音響棒から伝わる振動音を機械的、又は電気的に増幅し
、ヘッドホーンを通して調査員が耳で聴くことにより漏
水の有無を判lliする方法である。しかし、この方法
では、漏水音とその他の雑音を区別するための熟練技術
を要すること、また、この技術を有する調査員が全市街
地を巡回するためには膨大な労力と時間を要するため、
漏水個所の発見が遅々として進まない等の問題がある。
このため、漏水発見の自動化を目脂して近時試用が開始
された相関式漏水発見装置が開発されている。これは2
個所の消火栓に取付けた振動センサからの信号の相互相
関をとることによって、漏水位置を決定しようとするも
のである。しかし、これには次の欠点がある。第一に調
査区間の管路の分岐、管の材質、管の長さのデータが正
確に分っていなければならないこと、第二に、2個所の
センサ間に管路の分岐がある場合、分岐管については別
途調査しなければならないこと、第三に、熟練技術を要
さないが、市内を巡回点検する必要があるため、漏水の
早期発見には限界があること、などである。
一方、発明者らの研究により漏水音には固有の周波数成
分があることが判明しており、この事実を利用してセン
サで漏水音を検出し、これを増幅した後に漏水音である
か他の雑音であるかを弁別する漏水検出装置が開発され
ている。
第1図はこのような漏水検出装置の構成の概要を示し、
センサ21で検出された漏水音および雑音は電気信号に
変換されて波形整形回路22へ入力される。波形整形回
路22では、センサ21からの電気信号の増幅、周波数
によるフィルタリング、及び波高値による弁別などが行
われ、漏水信号として有意な信号を、たとえばハイレベ
ルに、有意でない信号をローレベルに波形整形する。信
号継続時間積分回路23は、入力信号がハイレベルの時
間を積分して時間積分信号Toを出力する。
又、漏水判定回路24は、信号継続時間積分回路23に
おいて積分された時間が判定基準値を超える場合に、漏
水ありの判定信号り。を出ノ〕する回路である。
このような漏水検出装置は各需要家の給水管に固定設置
することが望まれる。現在漏水件数は、その約90%が
排水管からの分岐個所を含めて需要家へ引き込まれる給
水管で占められているので、漏水検出装置を各需要家の
給水管に固定設置することができ、調査員の集中投入が
可能になり、漏水が無い場所でのむだな巡回調査が不必
要となるからである。
また、このような漏水検出装置は伝送回路を備えること
により、電話線を介した漏水データを効率的に収集する
ことが可能になる。
このため、第1図に示すように漏水判定回路24により
検出された漏水ありの判定信号の発生回数を計数し記憶
する漏水信号記憶回路32、この記憶された漏水信号か
ら漏水回数を表示するための表示器駆動回路と表示器よ
り成る表示回路33、記憶された漏水信号を送出するた
めの伝送回路34が設けられる。なお、電源供給回路2
0は上記回路を作動させるために必要な電源を供給する
回路である。
ところで水道の使用量を計測する量水器においても計測
データを伝送回路により電話回路を通して送ることが可
能であり、水道メータ検r1業務は電力メータ、ガスメ
ータなどとともに電話回線によるプレメータシステムを
用いた自動横銅方式に移行しつつある。第2図は漏水検
出装置を接続した電話回線による自動横斜システムの系
統図である。センターに設置されたデータ処理装@(ホ
ストコンピュータ)1は電話回線が比較的空いている夜
間の時間帯にセンター側網制御装置2および交換機3を
介して検針対象需要家の宅内側網制御装置5を呼び出す
。この時、通常の電話と区別され、電話の呼び出し音を
鳴らさないようにノーリンギングトランク4が働く。宅
内側網制御装置5には電話機6の他に、電カメータフa
、ガスメータ7b1水道メータ7c1および漏水検出装
置7dが接続されていて、呼び出し時の事業体コードま
たは機器識別コードによって、電力メータ、ガスメータ
、水道メータ、漏水検出装置のいずれかが選択される。
漏水検出装置が選択されると、この出力信号が送出され
、データ処理装置1で読み取ることができる。
また、量水器と漏水検出装置はほぼ同じ場所に取付けら
れるものであるから、一体化することができ、小型化、
取付工事費の削減を達成できる。
第3図はこのような一体化がなされた量水器を、家庭用
給水システムに取付けた例を示す配置図であって、配水
管11から分水栓12によって給水管13が分岐し、給
水管13は止水栓14、漏水検出装置および水道メータ
が一体化された量水器8を介して給水装置に接続される
。量水器8中の漏水検出装置の出力信号は出力端子9か
ら取り出され、ケーブル17を介して宅内側網制御装置
5へ接続される。
〔背景技術の問題点〕
しかしながら、第2図に示した伝送方法では水道使用量
の検針と漏水の検出をホストコンピュータ側から行うの
に、量水器および漏水検出装置のそれぞれを呼び出さな
ければならず、煩雑な処理手順を踏まなければならない
ばかりでなく、回線を長時間専有するという問題がある
第3図のように量水器と漏水検出器を一体化した場合に
おいても伝送はそれぞれ別々に行われるため問題として
は同じである。
〔発明の目的〕
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、効
率の良い流ω検針と漏水発見が可能な漏水検出装置付量
水器を提供することを目的とする。
(発明の概要) 上記目的のため、本発明においては、水道管に接続され
た漏水検出装置と、水道使用量を積算する流量計量装置
と、前記漏水検出装置で発生した漏水信号を蓄積する第
1の記憶部と、前記流量計量装置で発生した流量信号を
蓄積する第2の記憶部と、前記第1の記憶部の記憶内容
および前記第2の記憶部の記憶内容を通信回線に接続さ
れた中央処理装置からの指令により所定の順序で連続し
て前記電話回線を通じて前記中央処理装置側に送出させ
るように制御を行う伝送制御回路を備えた伝送回路とを
備えるようにしており、水道使用量検針のための1回の
呼出しで検針データと漏水検出データを同時に入手でき
、流量検針および漏水発見の効率を向上することができ
るものである。
〔発明の実施例〕
以下、図面を参照しながら本発明の実施例を詳細に説明
する。
まず本発明にがかる量水器に設けられる漏水検出装置に
ついて説明する。
これは、漏水音が固有の周波数成分を有することを利用
して他の雑音、すなわち水道の蛇口から発生する雑音の
ほかに、車輌の通過による雑音、工場の機械運転による
雑音、工事現場の作業による雑音などの雑音との弁別を
行うものである。
第4図(a)は、蛇口を解放した場合の流水音を圧力−
電気変換器で電気信号に変え、高速フーリエ変換アナラ
イザーを用いて得たパワースペクトラムの一例を示すも
のであり、又、同図(b)、 (c)は地下1mに埋設
された口径20mの相異なる2系統の鉛管からの漏水音
(漏水流量5ρ/分の場合)の、パワースペクトラムの
一例を示すものである。これらのデータから、漏水音の
パワースペクトラムは下限周波数が約1 kHz 、上
限周波数が数10kHzであることが分かる。また、漏
水音と区別されなければならない蛇口の流水音のパワー
スペクトラムは、主にl kl−1z以下に分布してい
ることが分かる。しかも、このような分布状況は従来漏
水信号に影響があるとされていた管路の材質、管路の長
さ、管路の破損状況、土砂の状況などによっては変化が
ほとんど見られない。
このような漏水音は漏水流量が5fJ/分程度の場合は
外部雑音の影響を無視し得るが、これ以下の微少流量漏
水音ではセンサの音圧レベルが低下し外部雑音の影響を
受けて漏水音と雑音の区別が困難になる。ところが、こ
れらの外部雑音は深夜になると減少することが分かって
いる。また、深夜は水需要が減少するため、配水池から
需要端までの管路の摩擦損失水頭が減少することによる
給水圧の上昇が起り、漏水流量が増大するので漏水音自
体が大きくなる。そこで、外部雑音が減少し、漏水音が
増大する深夜に検出感度を高めることによって、より微
少な漏水を検出することが可能となる。また、漏水は給
配水管、分水栓などの腐蝕、外力による破壊、締結部の
ゆるみ、施工不良などが原因で発生し、一旦発生した漏
水は修理されない限り継続して発生し、自然復旧するこ
とは有り冑ない。一方、最大の雑音源である水道の蛇口
音は、水を使用するときにのみ音を発生することが明白
である。その他の雑音源の車輌音、各種機械音、工事作
業音なども24時間連続して発生することはきわめて希
なことである。そこで、音の継続時間を積分し、この積
分値があらかじめ設定した判定基準を越えた場合にのみ
漏水と判定することにより、他の雑音と区別することが
できる。継続時間の積分値のことを時間積分率Cと呼ぶ
ことにし、次のように定義する。
C=Σ(ta −tb ) x 100/Tτa −(
t l f (、、iT、 t) =Er。
f’ (2,t)〈] ・・・(1) τb−(t l f <X、’ t)−Er。
f’ (z、t)>O) ただし、■は時間積分率の計測開始から終了までの時間
、Erは判定基準電圧、f(z、t)は漏水信号電圧を
表わす関数で、ベクトル は漏水音の波形に影響を与え
る複数の要因、tは時間を表わす。また、f’ (λ、
1)は漏水信号電圧の時間微分である。すなわち、時間
積分率CはTなる計測時間内に、漏水信号電圧はfLZ
、t)が判定基準電圧E「よりも大きい期間を時間積分
するとき、積分された時間の計測時間Tに対する割合で
ある。
第5図は本発明にかかる量水器の構成を示すブロック図
であって、漏水検出部19、流量計組部39、伝送回路
34′、電源供給回路2oに大別される。
以′下これらの構成につき詳細に述べる。
センサ21 センサ21は音響信号または振動による圧力を電気信号
変換する変換器であり公知の各種のものを使用すること
ができる。
゛ ターン回 22 第6図は波形整形回路22の実施例の構成図である。増
幅回路25はセンサ21からの電気信号を1×10〜1
×106倍に増幅し、例えば、低域遮断周波数1 kH
z 、高域遮断周波数が10kHzの帯域通過フィルタ
26によって信号主成分を通過させる。この交流電気信
号は絶対値増幅回路27によって、負信号は正信号に変
換され、比較回路28に入力される。比較回路27は基
準電圧子Er以上の入力信号のみを一定電圧信号に変換
して出力する。
増幅回路25 これは入力抵抗R1と負帰還抵抗R2を有する交流増幅
回路A1であって、センサ21からの音圧信号を増幅し
て次の帯域通過フィルタ26に送出する。
いま、センサ21の受圧部における音圧信号レベルをS
dB (例えば、1μpaの圧力をOdBとする)、セ
ンサ21の受圧感度をKdB(例えば、1μpa当り1
Vの電圧出力が得られる感度をOdBとする)、増幅回
路25の利得をΔdBとする。ただし、帯域通過フィル
タ26における信号成分の減衰は無視し得るものとし、
絶対値増幅回路27の利得をOdBとすると、比較回路
28の入力信号レベルEdBは(2)式で与えられる。
E =S 十K + A ・・・・・・・・・・・・・
・・ (2)さて、増幅回路25の出力信号レベルでO
d B1すなわち、E=0(正弦波出力の場合、実効値
で1■に相当する)が得られることを設計基準として、
増幅回路25の利得を決定する。受圧感度にの一般的な
値として一220dBを採用すると、(2)式より A−220−8・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・ (3)となる。
第7図は、地下1mに埋設された管径20#llI+の
相異る2系統の鉛管からの漏水流量が2j/分、5jl
/分、10j/分の各場合について、センサ21の受圧
部での音圧レベルを各2回測定し、プロットした図であ
る。いま、2fJ/分の漏水流量による漏水音に対して
、前述の設計基準を満足させるには、S=120dBを
(3)式に代入してA=100dBが得られる。したが
って、この程度の利得を有する増幅器を使用すればよい
゛T゛フィルタ26 [Ia雑音の中で最大の水使用音を除くものである。
第4図の実測データから、このフィルタの下限遮断固波
数は2kH2程度、上限遮断周波数は10kHz程度、
減衰特性は、24 d B/オクターブ〜30dB/オ
クターブ程度が望ましい。このような特性をもつフィル
タとしては市販されて(Xるアクティブフィルタを利用
できる。
・ 6027 これは第6図に示すように利得がOdBの反転増幅器A
 および八 を有するもので、同図中例3 えば抵抗器RないしR7の値を次のように選定する。
R3=R4=R6−R7=R,R5=R/2このとき、
入力信号電圧が負の場合はA2の出力はダイオードD2
にクランプされてほぼOVになる。この時、ダイオード
D1が逆バイアスとなって高インピーダンスとなるので
、増幅器A3は負の入力信号を反転し、正の電圧信号が
本回路の出力として得られる。次に入力信号電圧が正に
なると、A2の出力電圧は入力信号電圧に等しい大きい
の負の電圧になり、抵抗R5に印加される。
抵抗R1およびR6によって加算器が構成され、R5−
R6/2であるから本回路の出力として入力信号電圧と
大きさが同じ正の出力が得られる。
以上のように、本回路によって交流信号電圧の正の部分
はそのままで、負の部分が反転された絶対値信号電圧を
得ることができる。
比較回路28 これは第6図に示すように、正入力端子に絶対値増幅回
路27の出力を負入力端子に基準電圧Erより小さい場
合は、その出力はダイオードD3にクランプされてロー
レベルに保たれるが、反対の場合は無限大利得の増幅器
として動作し、電源電圧によって制限されるハイレベル
になる。
次に、基準電圧Erの決定法について説明する。
前記(2)式において、K−−220dB。
A=100dBとすると、 E=S−120・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・ (4)となる。一方、制限波電圧の波高
値eVとそのレベルEdBとの間の関係式(5)を用い
て、(4)式を書き直すと(6)式が得られる。
f2E=20JloglOe ・・・・・・・・・・・
・・・・ (5)−120 e=J2・10 20 ・・・・・・・・・・・・・・
・ (6)第8図は、(6)式により100dB≦S≦
120dBの範囲について計算した比較回路28の入力
信号電圧の波高値eVである。これによれば、例えば、
115dBよりも大きい音圧レベルを有する信号を漏水
音と判定する場合は、基*電圧Erを0.795.V以
下に設定するとよいことが分かる。
@q 、・ 、−回 23 第9図は信号継続時間積分回路23の一例を示すもので
あって、タイミング回路44によって制御される記憶回
路45およびカウンタ43を有し、この記憶回路45の
出力とパルス発振回路40の出力とを人力するアンドゲ
ートG1の出力と波形整形回路22の出力とからカウン
タ43に論理積出力を送るアンドゲート42により構成
される。
動作は次の通りである。パルス発振回路40の周波数は
波形整形回路22に含まれる帯域フィルタの高域遮断周
波数の数倍以上とし、分解能を確保する。タイミング回
路44は時計を内蔵し、制御入力によって設定された時
刻に積分開始信号IN■、積分終了信号lN01判定実
施信号DIO,カウンタ43のリセット信号R8などの
一連の指令信号を発生する機能をもっている。これらの
信号は通常は1日周期で発生し、例えば、深夜の0時に
積分開始信号INIが、午前4時に積分終了信号INO
が出るように設定される。
記憶回路45は積分開始信号INIから積分終了信号I
NOまでの間、論理“1″′の状態を保持し、アンドゲ
ート41によってパルスとの論理積をとり、アンドゲー
ト42ヘパルスを供給する。
アンドゲート42はアンドゲート41の出力パルスと波
形整形回路22の出力信号の論理積をとることによって
、波形整形回路22の出力信号継続時間をディージタル
化する。カウンタ43はアンドゲート42の出力パルス
列を計数することによって、積分開始信号INIが発生
してから積分終了信号INOが発生するまでの波形整形
回路出力信号の時間積分を行う。
第10図は波形整形回路22および信号継続時間積分回
路23における各部分における出力波形を示す波形図で
あって、第10図(a)は帯域通過フィルタ26の出力
信号波形の一例、同図(b)は絶対値増幅回路27の出
力信号波形の一例で、(a)の負信号をO■ラインを中
心に折り返した形になっている。同図(C)は基準電圧
Erよりも同図(b)の信号が大きいときに、ハイレベ
ルになる比較回路28の出力信号波形で、波形整形回路
22の出力信号である。同図(d)はアンドゲート42
の出力パルス列で、波形整形回路22の出力信号のハイ
レベル期間に比例したパルス数となっている。(e)は
積分開始信号INI、(f)は積分終了信号INO,(
(II)は記憶回路45の論理II I IIの状態を
示す積分期間信号、(h)は判定実施信号DIOで積分
終了信号INOの後に出され、漏水判定回路24を動作
させるためのものである。リセット信号R8はさらにこ
の後に出されて、カウンタ43をイニシャライズするの
に使われる。
糺水2λA 第11図は漏水判定回路24の一例で2進並列比較回路
を示す。いま、ビット数にの二つの2進数をX、Yとし
、2進数Xの最下位の数(LSD)(7)論理” 1 
” ヲX1 、fi上位(D数(IQIS D ) (
Dm理II 1 #lをXに、同様に2進数YのLSD
の論理“1″をYl、MSDの論理“1″をY、とし、
DK 、QK 、rhをそれぞれ次のように定義する。
pK=XKnYK(K=1.2. ・、K)qに−XK
nY、 (1(=1 、2.−、 K) ・(7)rK
=XKnYKUxKnYK (、=1.2.・・・、K) ただし、XK、YKはそれぞれxK、y、の論理110
 I+低信号nは論理積、Uは論理和を表わす記号であ
る。
又、2進数X、Yの大小に関する論理記号P。
Q、Rを R=1 (X=Y) のように決めると、 となる。第11図はアンドゲート50およびオアゲート
51を用いて、(7)、(8)。
(9)式の論理を構成したもので、2進数Aをカウンタ
43の値、2進数Yを判定基準値に対応させるならば、
出力Pが判定出力となる。漏水判定回路の実現の上では
、破線で囲んだQの信号出力に関する部分は、不要であ
る。また、アンドゲート52は、判定実施信号DIOと
出力Pの論理積をとって漏水ありの判定信号り。を出力
するだめのものである。
漏水の判定について次の述べる。
第12図は、比較回路28への正弦波入力信号の大きさ
5(dB)と、時間積分率C(%)の関係を下記の(1
0)、(11)式に基づいて計粋した結果である。なお
、パラメータは基準電圧Er (V)である。
C=L二1IX1100 π 町・・(1o) θ=sin ” (Er /Ep ) Sm2O3)o(](El)/f2) ・・・・・・(
11)ただし、Epは正弦波入力信号5(dB)を波高
値電圧(V)に換算したもの、πは正弦波半波長の位相
角度(radian> 、θは第13図に示す位相角度
(radian) テある。
いま、基準電圧Er =0.5V、漏水判゛定の基準を
時間積分率C>40%とすると、第12図のグラフより
、比較回路28への入力信号Sは一7dB以上必要とな
る。すなわち、Er =0.5V。
C=40%に設定すると、時間積分率を測定している全
期間で、−7dBより大きい入力信号が継続して発生し
ている場合に、漏水と判定Jることができる。また、例
えば、+20dBの大きさの雑音が、測定期間中に20
%の時間占有率で発生しても、時間積分率は98%X0
.2=19.6%にしかならず、上記の漏水判定基準の
40%未満であるから、漏水と判定されることがない。
L1且呈且ユ1 これは流量信号検出回路36、流が積算回路37、表示
回路38、電源供給回路35からできており、流量信号
検出回路36は、水流を受けて回転する羽根車を検出す
る近接スイッチと羽根車の通過をパルス信号に変換する
波形整形回路から成る。流量積算回路37は、前記パル
ス信号を計数し、計量単位流量(たとえばOll、0)
に相当するパルスを計数したときに流量の積算値を1単
位増加させる積算機能を有する。表示回路38は、流量
積算値を表示するための回路、電源供給回路35は以上
の流量計量部39を作動させるのに必要な電源を供給す
る回路である。
以上の各部分の構成は良く知られているので詳細な説明
は省略する。
伝送回路34′ これは本発明の主要部をなす部分であって、その一実施
例の構成を第14図に示す。
これによれば漏水信号記憶回路32の上位4ビツトおよ
び下位4ビツトにそれぞれ接続された4ビツトのR−8
フリツプフロツプであるバッファレジスタ61−1およ
び61−2が設けられ、また流量積算回路37の32ビ
ツト出力の4ビツト毎に対応して接続された4ビツトの
R−8フリツプ70ツブであるバッフ7レジスタ62−
1.・・・。
62−8が設けられ、これらのバッファレジスタはそれ
ぞれパスライン60に接続されている。また、回線接続
用の端子63には送信および受信時にデータ内容を一時
蓄積するための双方向性信号バッファであるラインバッ
ファ65が接続され、このラインバッファには受信バッ
ファ66および送信バッファ67が接続され、さらにこ
れら両バッファ66および67には伝送制御回路68が
接続されている。この伝送制御回路68からは各バッフ
ァレジスタへ制御線71および信号線72が引出されて
いる。なお、器番コードレジスタ64は例えば2桁の固
定記憶装置であって、量水器の形式による固有値が記憶
されている。
このような伝送回路の動作を説明する前に、宅内側網制
御装置へ送出される送出データのフォーマットの一例を
第15図に示す。第15図(a)は1デ一タ分のフォー
マット、第15図(b)は1桁分のデータのビット構成
で、矢印の方向は信号の送出方向、すなわち矢印の先頭
に近いデータから順番に送出されることを表わしている
。マーク信号はある一定時間継続する論理111 I+
低信号゛スペース信号はある一定時間継続する論理“0
″信号、スタートコードは送出データの開始を示すため
にあらかじめ定められた1桁の特定のコード、ストップ
コードは送出データの終了を示すためにあらかじめ定め
られた1桁の特定のコード、器番]−ドは水道メータの
型式、漏水検出装置の型式などを区別するための2桁の
特定コード、流量積算値は水道メータの流量計量値で8
桁のデータ、漏水信号は漏水信号記憶回路の値を表わす
2桁のデータである。1桁は7ビツトで構成され、第1
5図(b)のように、先頭を表わすスタートピッ1〜、
BCDの1桁または16進の1桁を表わす4ビツトのデ
ータビット、データビットに対するパリティビット、後
尾を表わすストップビットから成る。
次に、この伝送回路の動作を説明する。いま、宅内側網
制御装置5から一対の信号ケーブルで接続される端子6
3を介して、論理“1″の信号がラインバッファ65に
送られて来たどする。これは、データ処理装置1が加入
者の電話番号と漏水検出装置または漏水検出機能付きの
水道メータを指定する番号(他の電力メータおよびガス
メータと区別するための番号)を発することによって、
加入者の電話器6が話中でなければ、宅内側網制御装置
5から発せられる信号である。ラインバッファ65は双
方向性の信号バッファで、端子63から入力された信号
を受信バッファ66へ出力する機能と送信バッフ767
から入力された信号を端子63へ出力する機能を有する
から、受信バッファ66はラインバッファからの論理“
′1″信号パルスの継続時間が規定範囲にあれば、伝送
制御回路68へ送信開始を支持する送信開始信号を73
へ出力する。伝送制御回路68は第16図のタイムチャ
ートに示ずように、送信開始信号を受けてロード信号、
およびマーク信号とスタートコードを連続して74へ出
力する。次に75へデータ送信信号を出力すると、送信
バッファ67が4ビツトのパスライン60に乗っている
データを入力して、第15図(b)に示すようにスター
トビット、パスラインデータのA 、A 、A2.A3
.パ1 リティビット、ストップビットの順でラインバッファ6
5へ出力する。ラインバッファ65からは、入力と同じ
時系列信号が端子63へ出力される。
スタートビット、ストップビット、およびパリティビッ
トの付加は送信バッファ67が行う。型番コードは2桁
であるから、上記7ビツトの時系列信号は送信バッファ
67より、直列に2組出力される。この間伝送制御回路
68からの選択信号が72へ出力され型番コードレジス
タ64が選択されている。すなわち、パスライン60へ
は選択信号によって選択されたレジスタからの信号のみ
が出力されるようになっている。以下同様に、流量積算
値70が置数されたバッファレジスタ62−1.・・・
、62−8、漏水信号69が置数されたバッファレジス
タ61−1.61−2を選択する信号が信号線72に与
えられ、送信バッファ67は順次にこれら信号の全てを
第15(b)図の時系列信号に変換してラインバッファ
65へ出力1”るので、端子63に同じ時系列信号が出
力される。最終データが出力されると、信号数75に出
力されていた伝送制御回路68からのデータ送信信号は
オフし、代りにストップコードとこれに引続きスペース
信号を74へ出力することによって、全伝送手順が終了
する。
以上のような漏水検出装置を備えた量水器においては種
々の変形が可能である。
第17図は信号継続時間積分回路23の他の実施例で、
第9図との相違点はパルス発振回路40の代りに、電圧
−周波数変換回路46が使用されていることである。電
圧−周波数変換回路46は、入力電圧に比例した周波数
のパルスを出力する回路であるが、波形整形回路22の
出力信号の太きさが一定値であるから、入力信号が継続
する間中、一定周波数のパルスを出力するので、第9図
の回路と同じ機能をもち、第10図の信号波形も同じに
なる。
次に、深夜の検出感度を高める場合の実施例について詳
細に説明する。第18図にその一実施例の構成図を示す
。センサ21、帯域通過フィルタ26、および絶対値増
幅回路27は第6図に示したものと同じものである。ゲ
イン可変増幅回路25′は、リレー31の接点a 、 
b 、C1に1 よって負帰還抵抗R11,R12が切り換えられる構造
となっている他は、第6図の増幅回路25と同じもので
ある。基準値可変比較回路28′は、前記リレー31の
接点a2 、 l)2 、 C2によって基準電圧EE
 を選択できる構造となっているrll r2 伯は、第6図の比較回路28と同じものである。
時計回路29は、セット、リセット信号を記憶回路30
に与えることによって、リレー31を励磁、または非励
磁状態にする。また、時4回路29は任意の時刻1..
12にそれぞれ信号S、、S2=を出力端29b 、2
9b2に出力するように調節されている。また、この出
力端29b1゜29b2はそれぞれ記憶回路30のセッ
ト入力端30a1、リセット入力端30a2に接続され
ているので、時刻t1の信号S1によって記憶回路30
は状態“1”となってリレー31が励磁され、時刻t2
の信号S2によって記憶回路30は状態110 I+と
なってリレー31が非励磁となる。リレー31は非励磁
状態で、接点C1がゲイ・ン可変増幅回路25′のフィ
ードバック抵抗R1を選択し、接点C2で基準電圧Er
1を選択するようになっている。また、励磁状態では、
接点c1がフィードバック抵抗R2を選択し、接点C2
が基準電圧Er2を選択するようになっている。
第19図は増幅回路25′のゲインおよび比較回路28
′の基準電圧を切換えるタイムチ17−トを示し、ゲイ
ン可変増幅回路25′のゲイン(同図(C))、および
基準値可変比較回路28′の基準電圧(同図(d))は
時刻tの関数であり、第19図について次のように与え
られる。なお、同図(a)は時計回路29の出力、同図
(b)はリレー31の状態を表わしている。
いま、t ≦t<t2、なる時刻tを深夜時間帯の時刻
、to≦1<11およびt2≦tなる時刻tを深夜以外
の時間帯の時刻とすれば、増幅回路25′のゲイン、お
よび比較回路28′の基準電圧を次のように設定する。
ただし、集合τ1は深夜以外の時間帯の時刻、集合τ2
は深夜の時間帯の時刻を表わす。
τ = (t 1 t ≦1<1.1 ≦t)1 0 
1 2 τ2−(t1t1≦tくt2) また、増幅回路25′の出力端での信号の大きさと雑音
の大きさを次のように与える。
また、増幅回路25′の入力端での漏水信号の大きさと
雑音の大きさを次のように与える。
したがって、 US1=(11vS1. Un1=g1vn1(12)
Us2””2 ’s2・Un2=g2 ’n2であり、
いま、υ、1=υ32 S n1υ 、υ =にυ□2
゜ υ =Nυ。2とすると、 となる。
そこで、深夜時間帯の出力信号が、深夜以外の時間帯の
雑音よりも大きくなる条件Us2〉Unlより、 すなわち、 が得られる。
この条件を満す増幅回路25′のゲイン01゜q を用
いる場合には、E、= Er2であっても、深夜以外の
時間帯には雑音より小さい漏水信号を、深夜時間帯に弁
別することが可能である。
(14)式が成立しない場合は、さらに、(15)式の
条件が必要となる。
er1=er2〉δ (15) ただし、δは適当な正の定数である。
次に、第1表の数値例に基づいた実例につ0て説明する
。説明を簡単にするために信号、雑音b<同一周波数の
正弦波であるとする。
第1表 数値例 第20図(a)は、深夜以外の時間帯における信号と雑
音の波形、同図(b)は深夜の時間帯における信号と雑
音の波形を示す。この場合は第20図のように、Er1
=Er2で十分である。第21図(a) 、 (b)は
02 =2500の場合で、gl N であるがら(9)式の不等式条件を満足しないので、(
10)式を満足する基準電圧EE をr1′r2 設定する必要がある。ここでは、E、1=3500゜E
、2=2000の場合を図示した。
このように、第20図の例ではa =2a1とすること
によって、基準電圧E、1およびEr2を一定としたま
までは深夜以外の時間帯に雑音との弁別が不可能な信号
Us1が、深夜には弁別可能になっている。また、第2
1図の例では、 J−1,25(11とし、かつ、E、2くEr1に設定
することによって、前例と同様に、深夜以外の時間帯に
は弁別不可能な信号US1が、深夜には弁別可能になっ
ている。
第18図の実施例では、増幅回路25′のゲインQ 、
Q の切り換えと、基準電圧EE12r1・ r2 の切り換えを連動させているが、連動させず、それぞれ
単独に切換えることができる。第22図は、そのような
実施例を示し、増幅回路25′のゲインG 、o の切
り換えと、基準電圧Er1.E、22 の切り換えを独立にし、かつ、多段設定できるようにし
たものである。本図では、増幅回路25′のゲイン切り
換え段数をn1比較回路28′の基準電圧の切り換え段
数なm1フリップフロップ回路30を30 (1)、−
,30(n+m) 、リレー31を31 (1)、・・
・、31 (n+m)、その接点をCI ’ ”・Cn
 ’およびCn+1 、・・・、CO+、、判定基準電
圧をEr1.・・・Ermと表わしている。これらのリ
レーは、半導体素子に置きかえて無接点化し得る。
次に電池寿命を延ばすための実施例について述べる。
漏水検出装置は、感電の危険防止のため電池を電源とす
ることが望ましいが、長期間にわたりメンテナンス・フ
リーとするためには、電池の寿命が問題になる。ところ
が、消費電力が少ないCMO8集積回路を用いても、本
漏水検出装置で消費される電流を100μ八以下にする
こと【よ3ト常に困難である。いま、仮りに消費電流1
00μAの漏水検出装置が得られたとして、電池の交換
をせずに10年間稼働させるのに必要な電力量Wをめる
と、 W=10”’x24x365x10 =8.76(アンペア・II) となるので、電池の大きさおよびコストの面から実用性
に乏しい。一方、深夜の時間帯では外部雑音が減少する
とともに、漏水音が増大して検出感度を高くとることが
できるので、深夜の時間帯にのみ電源を供給することに
より、電池の寿命を数倍から10倍に延ばすことができ
、かつ、電池の小型化が可能になる。この場合、電源が
供給されていない時間帯に発生した漏水は、次に電源が
供給されるまで検出されないが、これによる送れ時間は
たかだか1日程度である。従来、巡回調査が全給水区を
一巡づ゛るのに、1〜数年要していたことを考えると、
この程度の遅れは全く問題がない。
第23図にこのにうな電源供給回路20の一例を示す。
ここで、Vrはリレー用電源、VfJは論理回路用電源
、Gρは論理回路用の接地、■1はオペアンプ等のアナ
ログ回路用の正電位の電源、■2はオペアンプ等のアナ
ログ回路用の負電位の電源、■ 、・・・■ は判定基
準電圧E、1.・・・、E、。′用n の電源、Gは電源V、、V 用の接地である。
1 °” n Bjl、Br、B 、B2.B3.・、Boはそれぞれ
電源Vjl 、Vr 、Vl、V2.V3、−V。
用の電池である。時計回路55は一定の周期で7リツプ
フロツプ56のセット信号S1、およびリセット信号S
2を出力する。一般に、セット信号S は深夜に、リセ
ット信号S2は早朝に出されす るように調整され、この時間帯にフリップフOツ156
の状態が論理111 #lとなって、リレー57が励磁
されてこれの接点群C−1,・・・、coが閉じること
によって、電源■1.・・・、■oが供給される。論理
素子であるディジタル回路は低消費電力で動作するので
、電源は常時供給するが、オペアンプ等のアナログ回路
の消費電力は、ディジタル回路の数十倍と格段に大きい
ため、本回路によって電源の供給時間を制限する。リレ
ー57、および接点群C1,・・・、coは半導体素子
から成る無接点スイッチ回路に置き換えることができる
以上の実施例における伝送回路は漏水信号を蓄積する第
1の記憶部と流量信号を蓄積する第2の記憶部を有し、
これらの記憶内容を第2の記憶部を有し、これらの記憶
内容を連続して送信させる伝送制御部を備える限り図示
したものに限ることなく各種の伝送回路を使用すること
ができ、例えば伝送内容を記憶するレジスタの種類を増
加させ、必要に応じて特殊な情報を収集することかでき
る。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、漏水信号を蓄積する第1
の記憶部と、流量信号を蓄積する第2の記憶部と、これ
らの記憶内容を所定の順序で連続して電話回線に送出さ
せる伝送制御回路を備えているため、流量検針のための
1回の呼出しで漏水情報をもあわせて収集することがで
き、漏水の巡回調査等を行うことなく効率的な漏水調査
が可能となると共に伝送回線の節約が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の漏水検出装置の構成を示すブロック図、
第2図はこれを含む自動検針システムの構成図、第3図
は漏水検出装置と量水器を一体化したものの使用例を示
す配置図、第4図は流水音と漏水音のパワースペクトラ
ム、第5図は本発明にかかる量水器の構成を示すブロッ
ク図、第6図は波形整形回路の構成の一例を示す回路図
、第7図は漏水流量とセンサ受圧部音圧レベルとの関係
を示すグラフ、第8図はセンサ受圧部音圧レベルと比較
回路入力電圧の波高値との関係を示すグラフ、第9図は
信号継続時間積分回路の構成の一例を示す回路図、第1
0図は波形整形回路および信号継続時間積分回路におけ
る出力波形を示す波形図、第11図は漏水判定回路の一
例を示す回路図、第12図は比較回路28における入力
信号レベルと時間積分率との関係を示すグラフ、第13
図は正弦波入力信号を示すグラフ、第14図は本発明の
主要部をなす伝送回路の構成を示すブロック図、第15
図は送出データのフォーマットの説明図、第16図は伝
送回路における動作を示すタイムチャート、第17図は
信号継続時間積分回路の変形例を示す回路図、第18図
は波形整形回路の変形例を示す回路図、第19図はその
動作を示すタイムチャート、第20図および第21図は
漏水信号、雑音、基準電圧の関係を示す波形図、第22
図は波形整形回路の他の例を示す回路図、第23図は電
源供給回路の一例を示す回路図である。 1・・・データ処理装置、 7C・・・量水器、7d・
・・漏水検出装置、 8・・・量水器、19・・・漏水
検出部、20・・・電源供給回路、21・・・センサ、
 22・・・波形整形回路、23・・・信号継続時間積
分回路、 24・・・漏水判定回路、 25・・・増幅回路、26
・・・帯域通過フィルタ、 27・・・絶対値増幅回路、28・・・比較回路、29
.55・・・時計回路、30.56・・・記憶回路、3
1.57・・・リレー、 32・・・漏水信号記憶回路 34.34’・・・伝送回路、 35・・・電源供給回路、 36・・・流量信号検出回路、 37・・・流量積算回路、 39・・・流量計量部61
−1.61−2゜ 62−1.62−8・・・バッファレジスタ、63・・
・端子、 64・・・型番コードレジスタ、 65・・・ラインバッファ、68・・・伝送制御回路。 出 願 人 代理人 猪 股 清 第4 02 5 開放数C1rHz)− (Cン O 第6図 5第7図 0 2 5 10 ン属 水 流 量 ()/分ン −一一一う−乞ンサ受
丘都の音圧レベル C,(dB) →第9図 第10図 IO (幻O−ブーーーJXρプ 第11図 ■− ■− 第12図 入カイ吉号しベ゛ル 5(cLB) も13図 第17図 第181¥′l 第19図 □t 第20図 (α) (b) 第23図 手続補正側 昭和59年5月81日 特許庁長官 若杉和夫 殿 1 事件の表示 昭和59年 特許願 第64879号 2 発明の名称 漏水検出装置付量水器 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 (307) 株式会社 東 芝 4 代 理 人 8 補正の内容 (1)特許請求の範囲を別紙の通り補正する。 (2)明細書、第6頁、7行(2か所)および11行、
「音響棒」を「音聴棒」と訂正する。 (3)同、第8頁、14行、「排水管]を「配水管」と
訂正する。 (4)同、第9頁、13行、15行、18行、20行、
第12頁、9行、第43頁、13行、「電話回線」を「
通信回線」と訂正する。 (5)同、第15頁、17行、「ベクトル は」を「ベ
クトル2は」と訂正する。 (6)同、第20頁、末行、(5)式を次のように訂正
する。 E=201o(+ 10(e/J2 )・・・・+−・
−・+(s)(7)同、第32頁、13行、「漏水検出
装置を備えた量水器」を「漏水検出装置付量水器」と訂
正する。 (8)同、第36頁、12行、「υ、1=υ、2 υ、
」を「υ81=υ82三υ3」と訂正する。 と訂正する。 (10)同、第41頁、12〜13行、「送れ時間」を
「遅れ時間」と訂正する。 特許請求の範囲 1、 水道管に接続された漏水検出装置と、水道使用量
を積算する流量計量装置と、前記漏水検出装置で発生し
た漏水信号を蓄積する第1の記憶部、前記流量計量装置
で発生した流量信号を蓄積する第2の記憶部、および前
記第1の記憶部の記憶内容および前記第2の記憶部の記
憶内容を通信回線に接続された中央処理装置からの指令
により所定の順序で連続して前記通信回線を通じて前記
中央処理装置側に送出させる伝送制御回路を備えた伝送
回路と、 を備えたことを特徴とする漏水検出装置付量水器。 2、 漏水検出装置が、水道管の流路中に設置され、漏
水により発生し水中を伝播する音圧変動および管壁を伝
播する振動を検知するセンサと、このセンサの出力を増
幅する増幅回路と、この増幅回路の出力のうち主要周波
数成分のみを通過させる帯域通過フィルタと、この帯域
通過フィルタの出力のうち負極性信号を正極性信号に変
換して出力する絶対値増幅回路と、この絶対値増幅回路
の出力を所定の判定基準電圧と比較して判定信号を出力
する比較回路と、この比較回路の出力を所定時間だけ信
号の継続時間を積分する信号継続時間積分回路と、この
信号継続時間積分回路の出力を予め設定された判定基準
値とを比較して雑音と漏水音との区別を行う漏水判定回
路と、この漏水判定回路の出力における漏水判定回数を
計数記憶する漏水信号記憶回路と、この漏水信号記憶回
路の内容を表示する表示回路を備えた特許請求の範囲第
1項記載の漏水検出装置付量水器。 3、 漏水検出装置が、水道管の流路中に設置され、漏
水により発生し水中を伝播する音圧変動および管壁を伝
播する振動を検知するセンサと、このセンサの出力を入
力し増幅する増幅回路と、この増幅回路の出力のうち主
要周波数成分のみを通過させる帯域通過フィルタと、こ
の帯域通過フィルタの出力のうち負極性信号を正極性信
号に変換して出力する絶対値増幅回路と、この絶対値増
幅回路の出力を所定の判定基準電圧と比較して判定信号
を出力する比較回路と、この比較回路の出力を所定時間
だけ信号の継続時間を積分する信号継続時間積分回路と
、この信号継続時間積分回路の出力を予め設定された判
定基準値とを比較して雑音と漏水音との区別を行う漏水
判定回路と、この漏水判定回路の出力を入力し漏水と判
定された回数を計数、記憶する漏水信号記憶回路と、こ
の漏水信号記憶回路の内容を表示する表示回路と、任意
の決められた時刻にセット信号またはリセット信号を出
力する時計回路と、前記セット信号、リセット信号を記
憶する記憶回路のゲインおよび比較回路の判定基準電圧
を深夜、外部雑音が減少したときに高めるよう切換える
切換器とを備えた特許請求の範囲第1項記載の漏水検出
装置付量水器。 4、 漏水検出装置が、水道管の流路中に設置され、漏
水により発生し水中を伝播する音圧変動および管壁を伝
播する振動を検知するセンサと、このセンサの出力を入
力し増幅する増幅回路と、この増幅回路の出力のうち主
要周波数成分のみを通過させる帯域通過フィルタと、こ
の帯域通過フィルタの出力のうち負極性信号を正極性信
号に変換して出力する絶対値増幅回路と、この絶対値増
幅回路の出力を所定の判定基準電圧と比較して判定信号
を出力する比較回路と、この比較回路の出力を所定時間
だcノ信号の継続時間を積分する信号継続時間積分回路
と、この信号継続時間積分回路の出力を予め設定された
判定基準値とを比較して雑音と漏水音との区別を行う漏
水判定回路と、この漏水判定回路の出力を入力し漏水と
判定された回数を計数、記憶する漏水信号記憶回路と、
この漏水信号記憶回路の内容を表示する表示回路と、任
意の決められた時刻にセット信号またはリセット信号を
出力する第1の時計回路と、前記セット信号、リセット
信号を記憶する記憶回路のゲインおよび比較回路の判定
基準電圧を深夜、外部雑音が減少したときに高めるよう
切換える第1の切換器と、任意の決められた時刻にセッ
トまたはリセット信号を出力する第2の時計回路と、前
記セット信号、リセット信号を記憶する第2の記憶回路
と、この記憶回路の内容に基づいて、深夜のみに消費電
力の大きな回路への電源供給を行うよう投入および遮断
を行う第2の切換器と、を備えた特許請求の範囲第1項
記載の漏水検出装置付量水器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 水、道管に接続された漏水検出装置と、水道使用
    量を積算する流量計量装置と、前記漏水検出装置で発生
    した漏水信号を蓄積する第1の記憶部と、前記流量計量
    装置で発生した流量信号を蓄積する第2の記憶部と、前
    記第1の記憶部の記憶内容および前記第2の記憶部の記
    憶内容を電話回線に接続された中央処理装置からの指令
    により所定の順序で連続して前記通信回線を通じて前記
    中央処理装置側に送出させる伝送制御回路を備えた伝送
    回路と、 を備えたことを特徴とする漏水検出装置付量水器。 2、 漏水検出装置が、水道管の流路中に設置され、漏
    水により発生し水中を伝播する音圧変動および管壁を伝
    播する振動を検知するセンサと、このセンサの出力を増
    幅する増幅回路と、この増幅回路の出力のうち主要周波
    数成分のみを通過させる帯域通過フィルタと、この帯域
    通過フィルタの出力のうち負極性信号を正極性信号に変
    換して出力する絶対値増幅回路と、この絶対値増幅回路
    の出力を所定の判定基準電圧と比較して判定信号を出力
    する比較回路と、この比較回路の出力を所定時間だけ信
    号の継続時間を積分する信号継続時間積分回路と、こ′
    め信号継続時間積分回路の出力を予め設定された判定基
    準値とを比較して雑音と漏水音との区別を行う漏水判定
    回路と、この漏水判定回路の出力における漏水判定回数
    を計数記憶する漏水信号記憶回路と、この漏水信号記憶
    回路の内容を表示する表示回路を備えた特許請求の範囲
    第1項記載の漏水検出装置付量水器。 3、 漏水検出装置が、水道管の流路中に設置され、漏
    水により発生し水中を伝播する音圧変動および管壁を伝
    播する振動を検知するセンサと、このセンサの出力を入
    力し増幅する増幅回路と、この増幅回路の出力のうち主
    要周波数成分のみを通過させる帯域通過フィルタと、こ
    の帯域通過フィルタの出力のうち負極性信号を正極性信
    号に変換して出力する絶対値増幅回路と、この絶対値増
    幅回路の出力を所定の判定基準電圧と比較して判定信号
    を出力する比較回路と、この比較回路の出力を所定時間
    だけ信号の継続時間を積分する信号継続時間積分回路と
    、この信号継続時間積分回路の出力を予め設定された判
    定基準値とを比較して雑音と漏水音との区別を行う漏水
    判定回路と、この漏水判定回路の出力を入力し漏水と判
    定された回数を計数、記憶づ゛る漏水信号記憶回路と、
    この漏水信号記憶回路の内容を表示する表示回路と、任
    意の決められた時刻にセット信号またはリセット信号を
    出力する時計回路と、前記セット信号、リセット信号を
    記憶する記憶回路のゲインおよび比較回路の判定基準電
    圧を深夜、外部雑音が減少したときに高めるよう切換え
    る切換器とを備えた特許請求の範囲第1項記載の漏水検
    出装置付量水器。 4、、!水検出装置が、水道管の流路中に設置され、漏
    水により発生し水中を伝播する音圧変動および管壁を伝
    播する振動を検知するセンサと、このセンサの出力を入
    力し増幅する増幅回路と、この増幅回路の出力のうち主
    要周波数成分のみを通過させる帯域通過フィルタと、こ
    の帯域通過フィルタの出力のうち負極性信号を正極性信
    号に変換して出力する絶対値増幅回路と、この絶対値増
    幅回路の出力を所定の判定基準電圧と比較して判定信号
    を出力する比較回路と、この比較回路の出力を所定時間
    だけ信号の継続時間を積分する信号継続時間積分回路と
    、この信号継続時間積分回路の出力を予め設定された判
    定基準値とを比較して雑音と漏水音との区別を行う漏水
    判定回路と、この漏水判定回路の出力を入ツノし漏水と
    判定された回数を計数、記憶する漏水信号記憶回路と、
    この漏水信号記憶回路の内容を表示する表示回路と、任
    意の決められた時刻にセット信号またはリセット信号を
    出力する第1の時計回路と、前記セット信号、リセット
    信号を記憶する記憶回路のゲインおよび比較回路の判定
    基準電圧を深夜、外部雑音が減少したときに高めるよう
    切換える第1の切換器と、任意の決められた時刻にセッ
    トまたはリセット信号を出力する第2の時計回路と、前
    記セット信号、リセット信号を記憶する第2の記憶回路
    と、この記憶回路の内容に基づいて、深夜のみに消費電
    力の大きな回路への電源供給を行うよう投入および遮断
    を行う第2の切換器と、を備えた特許請求の範囲第1項
    記載の漏水検出装置付量水器。
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