JPS60208379A - 感熱性胛被材用接着剤 - Google Patents
感熱性胛被材用接着剤Info
- Publication number
- JPS60208379A JPS60208379A JP6385384A JP6385384A JPS60208379A JP S60208379 A JPS60208379 A JP S60208379A JP 6385384 A JP6385384 A JP 6385384A JP 6385384 A JP6385384 A JP 6385384A JP S60208379 A JPS60208379 A JP S60208379A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- adhesive
- polyisoprene
- trans
- sensitive adhesive
- Prior art date
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- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は感熱性胛被材用接着剤に関する。
一般に履物用胛被は強度を向上させるために、表布と裏
布とをゴム系接着剤で貼シ合せたりエチレンビニルアセ
テート等のホットメルト接着剤等で貼り合せていた。一
方、射出成形で靴を成形する場合は胛被の接着強度を上
げるためあるいはラストモールドに吊シ込んだ胛被を熱
セットするため、ラストモールドを60℃〜80℃に加
熱されている。そのためゴム系接着剤を使用した胛材の
場合は表布と裏布とを貼如合せる時加熱加硫するので、
加熱したラストモールドに胛被を吊し込ん2− でも胛被の熱セット性(即ち、胛被をラストモールドに
密着させてラストモールドの形状にさせること)が悪く
、靴の履口がゆがんだり、胛側面がたわんだりして見ば
えのよくない靴が出来る恐れがあった。さらに熱セット
性が悪いということは吊り込み時に胛材のひずみが生じ
、射出成形靴底を形成したときそのままひずみが残り、
洗瘤後の乾燥でつま先が反り上る等の不都合があった。
布とをゴム系接着剤で貼シ合せたりエチレンビニルアセ
テート等のホットメルト接着剤等で貼り合せていた。一
方、射出成形で靴を成形する場合は胛被の接着強度を上
げるためあるいはラストモールドに吊シ込んだ胛被を熱
セットするため、ラストモールドを60℃〜80℃に加
熱されている。そのためゴム系接着剤を使用した胛材の
場合は表布と裏布とを貼如合せる時加熱加硫するので、
加熱したラストモールドに胛被を吊し込ん2− でも胛被の熱セット性(即ち、胛被をラストモールドに
密着させてラストモールドの形状にさせること)が悪く
、靴の履口がゆがんだり、胛側面がたわんだりして見ば
えのよくない靴が出来る恐れがあった。さらに熱セット
性が悪いということは吊り込み時に胛材のひずみが生じ
、射出成形靴底を形成したときそのままひずみが残り、
洗瘤後の乾燥でつま先が反り上る等の不都合があった。
また、エチレンビニルアセテート等のホットメルト接着
剤を使用した胛材の場合は、ラストモールドの熱や射出
成形時の熱でホットメルトが溶融し、浸み出してしまう
などの欠点があった。
剤を使用した胛材の場合は、ラストモールドの熱や射出
成形時の熱でホットメルトが溶融し、浸み出してしまう
などの欠点があった。
本発明はかかる欠点を改良し、常温では胛被としての風
合い、剛性その他の胛被材に必要な条件を満たし、ラス
トモールドに吊り込んだ時、ラストモールドの熱で接着
剤が溶融することなく、軟化し、熱セット性が良好で、
しかも優れたゴム弾性、加工性、耐寒性などを具備した
感熱性胛被材用接着剤を提供するものでおる。
合い、剛性その他の胛被材に必要な条件を満たし、ラス
トモールドに吊り込んだ時、ラストモールドの熱で接着
剤が溶融することなく、軟化し、熱セット性が良好で、
しかも優れたゴム弾性、加工性、耐寒性などを具備した
感熱性胛被材用接着剤を提供するものでおる。
すなわち本発明は熱可塑性ゴム及びトランスλ4−3−
ポリイソプレンからなシ、必要に応じて軟化剤、充填剤
、粘着付与剤等を加えてなる感熱性胛被材用接着剤に係
わる。
、粘着付与剤等を加えてなる感熱性胛被材用接着剤に係
わる。
本発明で使用する熱可塑性ゴムはスチレン−ブタジェン
−スチレンのブロック共重合体、スチレン−イソプレン
−スチレンのブロック共重合体及びこれらの油展物等が
ある。
−スチレンのブロック共重合体、スチレン−イソプレン
−スチレンのブロック共重合体及びこれらの油展物等が
ある。
本発明で使用するトランス1.4ポリイソプレンは一般
的にはトランス1,4ポリイソプレン:シス1.4ポリ
イソプレン=100〜9日二〇〜2の比率カラなる。ト
ランス1.4ポリイソプレンは熱可塑性ゴム100重量
部に対し20−200重量部、好ましくは40〜100
重量部がよい。
的にはトランス1,4ポリイソプレン:シス1.4ポリ
イソプレン=100〜9日二〇〜2の比率カラなる。ト
ランス1.4ポリイソプレンは熱可塑性ゴム100重量
部に対し20−200重量部、好ましくは40〜100
重量部がよい。
本発明において必要に応じて軟化剤、充填剤、粘着付与
剤等を使用する。
剤等を使用する。
軟化剤としてはナフテン系、パラフィル系のプロセスオ
イル等が使用できる。
イル等が使用できる。
充填剤としては炭酸カルシウム、クレー、シリカ等を使
用できる。
用できる。
又、粘着付与剤としては、テレペン系樹脂、石油系炭化
水素樹脂、ロジン誘導体等が使用できる。
水素樹脂、ロジン誘導体等が使用できる。
本発明の感熱性胛被材用接着剤は溶剤で溶解して貼り合
せ糊にしてもよいし、Tダイ押出機でたとえば50〜1
00μのフィルムにしてもよいし、粉末にしてもよい。
せ糊にしてもよいし、Tダイ押出機でたとえば50〜1
00μのフィルムにしてもよいし、粉末にしてもよい。
本発明の感熱性胛被用接着剤を使用した胛被材は、貼り
合せ胛材を作るとき加熱加硫する必要がガいので熱セッ
ト性が良好であるので形のよい靴が得られ、さらに靴を
洗濯した後乾燥させても爪先が反り上がるようなことが
ない。かつ胛被としてラストモールドに吊り込んだとき
に胛被に接着剤が染み出すことがなく、また風合いも良
好で接着力も1. OICIII / ta以上ロシ、
シかも優れたゴム弾性、加工性、耐寒性々どを具備して
いる。このようにラストモールドに吊り込んだとき熱セ
ット性が良好なのは、感熱性胛被用接着剤中のトランス
L4ポリイソプレンが加熱に対して敏感で、加熱すると
柔らかくなシ、低温になると硬くなシ、その変曲点が6
0°±5℃であるという特性を持っておシ、との温度範
囲がラストモールドの温度範囲 5− に含まれるためである。
合せ胛材を作るとき加熱加硫する必要がガいので熱セッ
ト性が良好であるので形のよい靴が得られ、さらに靴を
洗濯した後乾燥させても爪先が反り上がるようなことが
ない。かつ胛被としてラストモールドに吊り込んだとき
に胛被に接着剤が染み出すことがなく、また風合いも良
好で接着力も1. OICIII / ta以上ロシ、
シかも優れたゴム弾性、加工性、耐寒性々どを具備して
いる。このようにラストモールドに吊り込んだとき熱セ
ット性が良好なのは、感熱性胛被用接着剤中のトランス
L4ポリイソプレンが加熱に対して敏感で、加熱すると
柔らかくなシ、低温になると硬くなシ、その変曲点が6
0°±5℃であるという特性を持っておシ、との温度範
囲がラストモールドの温度範囲 5− に含まれるためである。
次に実施例を示すが、本発明はこれに限定されるもので
ない。
ない。
〈実施例1〜2〉
レイコツ1120本仁斯からなる裏布の上に第1表に示
した感熱性胛被材用接着剤4oot/m’の量を塗布し
、綿6343からなる表布を貼り合せた胛被材を得る。
した感熱性胛被材用接着剤4oot/m’の量を塗布し
、綿6343からなる表布を貼り合せた胛被材を得る。
〈比較例1.2〉
実施例と同様にして第1表に示す如く熱可塑性ゴム単独
のもの及び天然ゴムを主成分とした接着剤を使用して貼
シ合せ胛被材を得る。
のもの及び天然ゴムを主成分とした接着剤を使用して貼
シ合せ胛被材を得る。
〈実施例1〜2と比較例1.2との比較〉上記の得られ
た胛被材を胛被にしてフ0±5℃のラストモールドに吊
シ込み、サイドモールド、ボトムモールドを組み合せポ
リ塩化ビニル樹脂配合物を射出成形して靴底を形成した
。その後、金型へのセット性、接着剤のしみ出し、風合
い、接着強度を調べだところ実施例1〜2の胛被材は第
1表に示したとおり良好な結果を得た。
た胛被材を胛被にしてフ0±5℃のラストモールドに吊
シ込み、サイドモールド、ボトムモールドを組み合せポ
リ塩化ビニル樹脂配合物を射出成形して靴底を形成した
。その後、金型へのセット性、接着剤のしみ出し、風合
い、接着強度を調べだところ実施例1〜2の胛被材は第
1表に示したとおり良好な結果を得た。
6−
表1表
(11シェル化学株式会社製のスチレンブタジェンブロ
ックコポリマー。
ックコポリマー。
〈2)クラレイソプレン株式会社製のトランスλ4ポリ
イソプレン。
イソプレン。
(3)8本ゼオン株式会社製の合成ポリテレペン樹脂。
〔判 定〕◎きわめて良好
O良好
X不良
手続補正書
昭和59年5月23日
特許庁長官若杉和夫殿
特願昭59−63853号
2、発明の名称
感熱性胛被材用接着剤
3、補正をする者
事件との関係 出願人
(J 160)
東京都新宿区大京町22番地の5
電話03 (341,) 5111
4、補正命令のFl付
1)明細書第3頁第16行
「バラフィル系」
とβるを
「パラフィン系」
と訂正するう
2)明細書第4頁第13行
[1,oKf/dJ
とあるを
「LO麺/crn」
と訂正する。
3)明細書第5頁第18行、第6頁11行各々「接着剤
のしみ出し」 とあるを 「接着剤の染み出し」 と訂正する。
のしみ出し」 とあるを 「接着剤の染み出し」 と訂正する。
Claims (1)
- 熱可塑性ゴム及びトランス1.4ポリイソプレンからな
り、必要に応じて軟化剤、充填剤、粘着付与剤等を加え
てなる感熱性胛被材用接着剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6385384A JPS60208379A (ja) | 1984-03-31 | 1984-03-31 | 感熱性胛被材用接着剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6385384A JPS60208379A (ja) | 1984-03-31 | 1984-03-31 | 感熱性胛被材用接着剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60208379A true JPS60208379A (ja) | 1985-10-19 |
Family
ID=13241305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6385384A Pending JPS60208379A (ja) | 1984-03-31 | 1984-03-31 | 感熱性胛被材用接着剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60208379A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62156183A (ja) * | 1985-12-28 | 1987-07-11 | Nitta Zerachin Kk | ホツトメルト型粘着剤 |
KR20020030859A (ko) * | 2000-10-18 | 2002-04-26 | 박연차 | 신발 겉창용 조성물 |
US7247676B2 (en) * | 1997-05-27 | 2007-07-24 | Acushnet Company | For golf balls with non-ionomer casing layer |
-
1984
- 1984-03-31 JP JP6385384A patent/JPS60208379A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62156183A (ja) * | 1985-12-28 | 1987-07-11 | Nitta Zerachin Kk | ホツトメルト型粘着剤 |
US7247676B2 (en) * | 1997-05-27 | 2007-07-24 | Acushnet Company | For golf balls with non-ionomer casing layer |
KR20020030859A (ko) * | 2000-10-18 | 2002-04-26 | 박연차 | 신발 겉창용 조성물 |
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