JPS6020834Y2 - フレキシブル軸継手 - Google Patents
フレキシブル軸継手Info
- Publication number
- JPS6020834Y2 JPS6020834Y2 JP1981113755U JP11375581U JPS6020834Y2 JP S6020834 Y2 JPS6020834 Y2 JP S6020834Y2 JP 1981113755 U JP1981113755 U JP 1981113755U JP 11375581 U JP11375581 U JP 11375581U JP S6020834 Y2 JPS6020834 Y2 JP S6020834Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeve
- flange
- flexible shaft
- connecting pin
- shaft joint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/16—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
- F16D3/20—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
- F16D3/22—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts
- F16D3/221—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts the rolling members being located in sockets in one of the coupling parts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は大きな自由度で高トルクを伝達でき、かつ安価
に製造できるフレキシブル軸継手に関する。
に製造できるフレキシブル軸継手に関する。
現在、産業界において各種形態の軸継手が2軸(例えば
駆動軸と従動軸)を連結するのに用いられており、その
一形態としてフレキシブル軸継手がある。
駆動軸と従動軸)を連結するのに用いられており、その
一形態としてフレキシブル軸継手がある。
その中で高トルクの伝達には特にギアカップリングが性
能的にも、経済的にも優れていると思われる。
能的にも、経済的にも優れていると思われる。
しかし現在使用されているギアカップリングに用いるギ
アの摩擦機構は一般に用いられている歯車伝達やベアリ
ングと異なり、一点をたたきながら摩擦するという特殊
な機構であるため、振動、剛性、負荷トルク量の変動等
を考慮して高級材料を用いて製作せねばならず、またギ
ヤ歯の成型も非常な精密さを要し、さらには表面処理、
熱処理も充分なものとしなければならない等、全体的な
製作費の面で相当高価なものとなっていた。
アの摩擦機構は一般に用いられている歯車伝達やベアリ
ングと異なり、一点をたたきながら摩擦するという特殊
な機構であるため、振動、剛性、負荷トルク量の変動等
を考慮して高級材料を用いて製作せねばならず、またギ
ヤ歯の成型も非常な精密さを要し、さらには表面処理、
熱処理も充分なものとしなければならない等、全体的な
製作費の面で相当高価なものとなっていた。
また性能面においても上述したごとくギヤの摩擦機構に
よるので充分な自由度を有することはできなかった。
よるので充分な自由度を有することはできなかった。
上記問題を解決するため、従来においても数種のフレキ
シブル軸継手が開発されており、その一つとして特公昭
45−607号公報に開示するものがある。
シブル軸継手が開発されており、その一つとして特公昭
45−607号公報に開示するものがある。
これは鍔付外筒と内筒との連絡に樽状ピンを用いたもの
であるが、同ピンは中央部にわずかな膨らみを持たせた
だけのものであり、そのため充分なフレキシビリティを
有することができず、また短尺であるため伝達トルクも
限定されたものであった。
であるが、同ピンは中央部にわずかな膨らみを持たせた
だけのものであり、そのため充分なフレキシビリティを
有することができず、また短尺であるため伝達トルクも
限定されたものであった。
また、実公昭35−18205号公報に樽形球面コロを
有する軸継手が開示されている。
有する軸継手が開示されている。
しかし、同軸継手において樽形球面コロはそれぞれ駆動
側と被駆動側に別々に装着しなければならず、その結果
、製作費が高価となっていた。
側と被駆動側に別々に装着しなければならず、その結果
、製作費が高価となっていた。
また、外輪と内輪の内周面と外周面はともにストレート
であり、かつ接していないため、ガタがあり、騒音を発
生することにもなっていた。
であり、かつ接していないため、ガタがあり、騒音を発
生することにもなっていた。
本考案の目的は一対の長尺紡錘状部を直線的に連結する
ことによって形成した連結ピンを用いることによって製
作費の低減及び性能の向上を図ることができ、かつ十分
な自由度とトルク伝達力を有するフレキシブル軸継手を
提供することにある。
ことによって形成した連結ピンを用いることによって製
作費の低減及び性能の向上を図ることができ、かつ十分
な自由度とトルク伝達力を有するフレキシブル軸継手を
提供することにある。
以下、添付図に示す実施例に基づいて本考案を具体的に
説明する。
説明する。
本実施例はスリーブタイプの軸継手を例示したものであ
る。
る。
第1図から第3図において、1は駆動軸、2は従動軸、
3,4はそれぞれの軸端に固着してなるフランジ、5は
両フランジ3,4の外周面上に配設されるスリーブ、6
は両フランジ3,4とスリーブ5間に介設され、2つの
長尺紡錘状部6a。
3,4はそれぞれの軸端に固着してなるフランジ、5は
両フランジ3,4の外周面上に配設されるスリーブ、6
は両フランジ3,4とスリーブ5間に介設され、2つの
長尺紡錘状部6a。
6bを有する連結ピン、7は連結ピン6を所定位置に保
持するためスリーブ5の両側端に取付けている側板、8
は同側板をスリーブに取付ける締付ポルト、9はOリン
グ、そして10は潤滑油注入用プラグである。
持するためスリーブ5の両側端に取付けている側板、8
は同側板をスリーブに取付ける締付ポルト、9はOリン
グ、そして10は潤滑油注入用プラグである。
上記基本構成において連結ピン6は長尺紡錘形状を有す
るので、力を伝達する接触面積を大きくとることができ
、駆動軸1の受けるトルクはフランジ3、連結ピン6、
スリーブ5、連結ピン6、フランジ4を介して確実に従
動軸2に伝達され、かつ駆動軸1と従動軸2の軸線が相
当喰違ってもフレキシビリティも十分有するので上記ト
ルクを確実に伝達できる。
るので、力を伝達する接触面積を大きくとることができ
、駆動軸1の受けるトルクはフランジ3、連結ピン6、
スリーブ5、連結ピン6、フランジ4を介して確実に従
動軸2に伝達され、かつ駆動軸1と従動軸2の軸線が相
当喰違ってもフレキシビリティも十分有するので上記ト
ルクを確実に伝達できる。
また第4図に示す如く、フランジ3,4の外周面3−a
、4−aであって、長尺紡錘状部6av6bと対応する
個所にクラウンを有する中央隆起部11と段丘肩部12
を形成することによって内外筒間の自由度の確保及び長
尺紡錘状ピン6の着脱作業の迅速化を図ることができる
。
、4−aであって、長尺紡錘状部6av6bと対応する
個所にクラウンを有する中央隆起部11と段丘肩部12
を形成することによって内外筒間の自由度の確保及び長
尺紡錘状ピン6の着脱作業の迅速化を図ることができる
。
なおりラウン半径Rは軸継手の要求する自由度に合せて
変化することができ、それはまた軸継手としての動的釣
合いの良さも確保することができるものである。
変化することができ、それはまた軸継手としての動的釣
合いの良さも確保することができるものである。
さらに第1図に示す如く、中央隆起部11はスリーブ5
の内周面5−aと当接しており、これによって静寂な動
力の伝達が可能となる。
の内周面5−aと当接しており、これによって静寂な動
力の伝達が可能となる。
また第5図にスリーブ5の内周面5−aとフランジ3,
4の外周面3−a、4−aに加工される半円溝13.1
4の深さ割合が表されており、スリーブ5の溝深さhと
フランジ3,4の溝深さh′との割合はピン溝13とピ
ン溝14の内周面に荷重が等分になるように溝の深さ割
合を分散する。
4の外周面3−a、4−aに加工される半円溝13.1
4の深さ割合が表されており、スリーブ5の溝深さhと
フランジ3,4の溝深さh′との割合はピン溝13とピ
ン溝14の内周面に荷重が等分になるように溝の深さ割
合を分散する。
但しスリーブ5とフランジ3,4の材質を変えて使う場
合は、バランス良くスリーブ5とフランジ3,4の半円
溝13.14が摩耗する位置へ溝の深さ割合を別途決め
る。
合は、バランス良くスリーブ5とフランジ3,4の半円
溝13.14が摩耗する位置へ溝の深さ割合を別途決め
る。
さらに両半円i13,14の合体によって形成される連
結ピン挿入孔15はスリーブ5位置とフランジ3,4の
接合面に小iaを設けることができ、または半円R13
,14の中央部に小溝すを設けることができ、同小溝に
よって注油された潤滑油の潤滑性をあげることができる
。
結ピン挿入孔15はスリーブ5位置とフランジ3,4の
接合面に小iaを設けることができ、または半円R13
,14の中央部に小溝すを設けることができ、同小溝に
よって注油された潤滑油の潤滑性をあげることができる
。
第6図から第7図に本実施例の変容例が示されており、
同変容例はスリーブ5′を分割自在としたことを特徴と
する。
同変容例はスリーブ5′を分割自在としたことを特徴と
する。
なお25は分割線、26はOリングである。
第1図から第3図の実施例と同様な機能を有する個所は
同符号にダッシュを付して示している。
同符号にダッシュを付して示している。
この変容例にあっては円周方向に一体物であったスリー
ブ5′を1800の位置で2等分割したので、保守点検
等においては軸継手の取付、交換を迅速かつ容易に行う
ことができ、また機械間若しくは装置間の取付空間が狭
隘な部署にも容易に取付使用できるものである。
ブ5′を1800の位置で2等分割したので、保守点検
等においては軸継手の取付、交換を迅速かつ容易に行う
ことができ、また機械間若しくは装置間の取付空間が狭
隘な部署にも容易に取付使用できるものである。
以上述べてきたごとく本考案に係るフレキシブル軸継手
は下記の効果を奏する。
は下記の効果を奏する。
(1)連結ピンを一対の直線的にかつ一体に連結した長
尺紡錘状部から形成したことによりフレキシブル軸継手
として十分な自由度を有する軸継手を安価に製作できる
。
尺紡錘状部から形成したことによりフレキシブル軸継手
として十分な自由度を有する軸継手を安価に製作できる
。
(2)フランジの外周面にクラウンを有する隆起部を設
け、かつ同隆起部をスリーブの内周面と当接させたので
、十分な自由度を確保しながら、静寂に動力を伝達する
ことができる。
け、かつ同隆起部をスリーブの内周面と当接させたので
、十分な自由度を確保しながら、静寂に動力を伝達する
ことができる。
第1図は本考案に係るフレキシブル軸継手の実施例の一
部断面側面図、第2図は同一部切欠正面図、第3図は第
1図I−I線による断面図、第4図及び第5図は要部拡
大説明図、第6図は変容例の一部断面側面図、第7図は
同一部切欠正面図、第8図は第6図■−■線による断面
図である。 図中、1;駆動軸、2;従動軸、3,4;フランジ、5
;スリーブ、6;連結ピン、6a、6b;長尺紡錘状部
、7;側板、8;締結ボルト、9;Oリング、10;潤
滑油注入用プラグ、11;中央隆起部、12;段丘肩部
、13;半円溝、14;半円溝、15;連結ピン挿入孔
。
部断面側面図、第2図は同一部切欠正面図、第3図は第
1図I−I線による断面図、第4図及び第5図は要部拡
大説明図、第6図は変容例の一部断面側面図、第7図は
同一部切欠正面図、第8図は第6図■−■線による断面
図である。 図中、1;駆動軸、2;従動軸、3,4;フランジ、5
;スリーブ、6;連結ピン、6a、6b;長尺紡錘状部
、7;側板、8;締結ボルト、9;Oリング、10;潤
滑油注入用プラグ、11;中央隆起部、12;段丘肩部
、13;半円溝、14;半円溝、15;連結ピン挿入孔
。
Claims (1)
- 端面が互いに相対し、かつ軸線方向を同じくした二回転
軸を連結するフレキシブル軸継手において、同フレキシ
ブル軸継手を、中心に軸孔を有し、両回転軸に固定され
るフランジと、両フランジ周りに配設されるスリーブと
、両フランジとスリーブ間に所要円周ピッチで介設され
、両者を連結する連結ピンとから構威し、連結ピンを二
つの長尺紡錘状部を直線的にかつ一体的に連結して形成
腰各長尺紡錘状部に対応するフランジ外周面上及びスリ
ーブの内周面上の個所に連結ピンと同一方向に略半円形
断面を有して伸延するピン溝を設け、さらに、フランジ
の軸線と平行する断面において、長尺紡錘状部と対応す
るフランジの外周面にクラウンを設け、同クラウンの頂
部をスリーブの内周面と当接したことを特徴とするフレ
キシブル軸継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981113755U JPS6020834Y2 (ja) | 1981-07-30 | 1981-07-30 | フレキシブル軸継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981113755U JPS6020834Y2 (ja) | 1981-07-30 | 1981-07-30 | フレキシブル軸継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57117423U JPS57117423U (ja) | 1982-07-21 |
JPS6020834Y2 true JPS6020834Y2 (ja) | 1985-06-21 |
Family
ID=29908049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981113755U Expired JPS6020834Y2 (ja) | 1981-07-30 | 1981-07-30 | フレキシブル軸継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6020834Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-07-30 JP JP1981113755U patent/JPS6020834Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57117423U (ja) | 1982-07-21 |
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