JPS6020803Y2 - 3位置切換制御用アクチユエ−タ - Google Patents

3位置切換制御用アクチユエ−タ

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JPS6020803Y2
JPS6020803Y2 JP13965480U JP13965480U JPS6020803Y2 JP S6020803 Y2 JPS6020803 Y2 JP S6020803Y2 JP 13965480 U JP13965480 U JP 13965480U JP 13965480 U JP13965480 U JP 13965480U JP S6020803 Y2 JPS6020803 Y2 JP S6020803Y2
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JP
Japan
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pressure
chamber
diaphragm
valve
spring
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Application number
JP13965480U
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English (en)
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JPS5763106U (ja
Inventor
正久 安藤
良夫 黒岩
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は3位置切替制御用アクチュエータに関する。
本考案は当初、ディーゼル機関における排気ガス浄化用
として近年脚光を浴びているパティキュレート トラッ
パの3位置切替用アクチュエータとして開発されたもの
であり、従って以下の説明もこれに沿ってなされるが、
本考案の用途は何らこれに限定されるものではなく、如
何なる種類及び型の3位置切替装置に対してもその3位
置を制御するアクチュエータとして適用できるものであ
る。
ディーゼル機関における排気ガス浄化装置として用いら
れるパティキュレート トラッパは一般に、作動時に排
ガス流から微粒物を集めるフィルタから構成される。
そしてこれらフィルタは一定時間使用すると微粒物が詰
り排気圧力が上昇しエンジン性能を低下させるため定期
的に正常作動状態に回復させてやる必要がある。
そのために一般には空気−燃料ノズルと点火手段とを含
む補助バーナ装置が設けられ、これらを必要に応じて作
動させることにより排ガス及びフィルタを、集積した微
粒物の燃焼温度まで加熱し、燃焼した微粒物をフィルタ
表面から取り除くようにしている。
フィルタをバーナにより燃焼中にも排気ガス浄化作用が
中断しないようにするために一般には排気管中に2個の
フィルタが並べて設けられ、それらを交互に燃焼するよ
うにしている。
従って、排気ガス流を一方のフィルタにのみ流す場合(
この場合には他方のフィルタはバーナにより燃焼せしめ
られ、その機能回復中である)、他方のフィルタにのみ
流す場合(前述の場合と逆)及び両フィルタに流す場合
(両フィルタとも機能が正常な場合)の3つの流路切替
えが必要である。
この3位置切替制御用として、例えばダイヤフラム式ア
クチュエータが用いられている。
しかしながら、従来の3位置切替用ダイヤプラム式アク
チュエータは2個の圧力作動室を必要とする複雑な構成
であり、従ってその作動制御もかなり複雑となっていた
本考案は斯かる点に鑑み、単一の圧力作動室により3位
置切替制御を可能にした簡易構造のダイヤプラム式アク
チュエータを提供せんとするものである。
以下、図面を参照して本考案の好ましい実施例につき説
明する。
第1図において、1はエンジン、2は排気管、3は微粒
子補集容器、4a、4bは容器3内に並置される2個の
微粒子補集用フィルタである。
容器3は仕切7により2つの室、A室及びB室に分割さ
れる。
排気ガスは仕切り7に枢支される切替バルブ5によりA
室のみ、またはA、 B室両方、あるいはB室のみの3
種類に切替られる。
6は切替バルブ5を回転作動するロッドであり、必要に
応じてリンク機構等を介して、あるいは直接的にダイヤ
フラム装置10の作動ロッド8に連結される。
ダイヤフラム装置10はハウジング11をダイヤフラム
12により仕切った2つの室13.14を有する。
室14は開口15を介して大気に開放する大気室である
ダイヤフラム12にはリテーナ16を介してナツト17
により作動ロッド8が固定される。
作動ロッド8は開口15を貫通して外部に延びる。
室13内にはダイヤフラム12に初期ばね荷重を与える
第1スプリング19が設けられ、リテーナ20を介して
ダイヤフラム12を常に大気圧室14側に付勢している
更に室13内にはハウジング11に固定されるリテーナ
21に係止するプレート22を押圧する第2スプリング
23が設けられる。
プレート22は第2スプリング23によって常にリテー
ナ21に押し付けられるが、後述の如く作動ロッド8の
上端によって第2スプリング23が圧縮する方向にも動
かされる。
室13は導管25を介して電磁弁装置30に連結され、
その結果、室13には電磁弁30から3種類の圧力信号
が送られて来、ダイヤプラム12、従って作動ロッド8
を3段階に作動せしめる。
この意味において、本考案に係るダイヤフラム装置10
は単一の圧力作動室13を有するにすぎない。
電磁弁装置30はオリフィス3:、1を介して、負圧ポ
ンプ(図示せず)に連結される通路32に2個の第1.
第2電磁弁39.40を設けることにより構成される。
電磁弁39,40にはオリフィス37を介して連結され
る2個の第1.第2ブリード室35,38が形成され、
これら各室は夫々弁口43.44を介して通路32に連
結される。
弁口43.44は夫々の電磁弁39,40の弁体33,
34によって開閉される。
室35は開口41により大気に開放する。
図示の実施例では、電磁弁39は常閉弁、電磁弁40は
常開弁を形成する。
以上の如く構成したアクチュエータは、次の如く作動す
る。
今、電磁弁39がオンになると弁口43が開放せしめら
れ通路32に作用する負圧は室35からの大気によって
ブリードされ、従って通路32の圧力はほとんど大気圧
となる。
従ってダイヤフラム装置10の圧力作動室13の圧力も
大気圧となるので1、ロッド8は第1スプリング19に
より下方へおしつけられる。
これは、第2図の圧力P1に相当する状態を示し、ロッ
ド8のストロークは0である。
この位置では切替バルブ5は第1図の実線位置を占め、
フィルタ4a側のみが通じる。
尚、第2図において、横軸は圧力作動室13に作用する
圧力(負圧)Pを示し、縦軸はロッド8の移動ストロー
クSを示す。
次に、電磁弁39.40が共にオフのとき弁口43は閉
鎖し、弁口44は開く。
従って通路32内の負圧は弁口44を介してエアブリー
ドされるが、しかしながら、この場合にはオリフィス3
7があるため減圧される。
即ち、通路32内の負圧は大気によりブリードされるが
、オリフィス37の存在によりそのブリードの割合は小
さく、従って負圧作動室13には少しだけエアーブリー
ドされた負圧が作用する。
その結果、ダイヤフラム12は第1スプリング19に打
ちかつて上へもちあげられ、ロッド8の上端部がプレー
ト22に当たり釣り合う。
尚、このときリテーナ20はハウジング11には末だ当
接していない。
この時の負圧値は、第2図における127点から127
点までに相当し、ばね荷重を適当に設定することにより
負圧P2′点からP2pi点までの近傍ではストローク
S2は変化しないようにすることができる。
この時、切替バルブ5は5′の位置にもたらされ、従っ
て排気ガスは両フィルタ4a、4bに流れる。
次に、電磁弁40のみがオンになると、弁口43.44
は共に閉じられるので通路32の負圧は負圧ポンプその
ものに等しく、従ってダイヤフラム室13へは大きな負
圧がかかり、ダイヤフラム12は第1スプリング19及
び第2スプリング23にも打ちかつてプレート22を上
方に押し上げながらリテーナ20がハウジング11に当
接するまであるいは負圧の大きさが両スプリング19゜
23のばね荷重に釣り合うまで更に上昇する。
即ち、第2図における負圧P3においてロッド8をスト
ロークS3まで動かし、切替バルブ5を5“の位置にも
たらし、排気ガスが微粒子補集フィルタ4b側に流れる
ようにする。
尚、切替バルブ5としては図示の如く、リンクを介して
回転する型のバルブの代りにポペット式のバルブが用い
られることもあるがその場合にも本考案を適用し得るこ
とはいうまでもない。
即ち、冒頭にも記載した通り、本考案のアクチュエータ
は作動ロッド8の3段階ストロークを必要とするような
いかなる種類の3位置切替制御用にも適用し得るもので
ある。
上述の実施例において、リテーナ21は例えば溶接等に
よりハウジング11に固着されるが、スプリング23の
ばね力によって浮き上がることがない限り、単にスプリ
ング19により押え付けるだけにすることも可能である
第3図は第1図の場合とは異なり、ダイヤフラム装置3
0を負圧作動式とする代りに正圧作動式とした場合の実
施例を示すものである。
第1図と対応する部品は第1図の部品番号にダッシュを
付して表わ腰その説明を省略する。
圧力作動室13′は導管25′を介して正圧源に連結す
る必要があるので、この実施例では電磁弁装置30(第
3図には示さず)の通路32はオリフィス31を介して
エアポンプ等の正圧供給源に連結される。
第1図の場合とは作動が逆になるので、第1.第2スプ
リング19’、23’は大気圧室14′側に配設される
第3図に示すダイヤフラム装置の作動は第1図のダイヤ
フラム装置の作動説明から容易に理解されよう。
即ち、第1の圧力段階では作動ロッド8′は固設したプ
レート8a′がプレート22′に当接するまでダイヤフ
ラム12′、従ってロッド8′は下降し、更に圧力が大
きくなるとロッド8′はプレートS a/によりスプリ
ング23′に抗しながらプレート22′を押し下げ圧力
作動室13′の圧力がスプリング19’、23’のばね
荷重に釣り合うまであるいはリテーナ16′がリテーナ
21′に当接するまで下降する。
こうして第2図に示す如きストローク制御を達成する。
以上に記載した如く本考案によれば、ダイヤフラム装置
を単一の圧力作動室で構成しているので、2つの圧力作
動室を有する従来タイプに比し、構造が簡単になるのみ
ならず、シール箇所、特に作動ロッド周囲のシール箇所
が少なくてすみ、更にダイヤプラムの中立点がふらふら
し易すかった従来構造に比し、3位置とこてもスプリン
グと負圧によるプレロードがかかつているため、微少振
動を起こさないというすぐれた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るアクチュエータの一実施例を模式
的に示す図、第2図は第1図に示すダイヤプラム装置の
特性図、第3図は第1図の変形を示す部分図。 8・・・・・・作動ロッド、10・・・・・・ダイヤフ
ラム装置、11・・・・・・ハウジング、12・・・・
・・ダイヤフラム、13・・・・・・圧力作動室、14
・・・・・・大気圧室、19・・・・・・第1スプリン
グ、23・・・・・・第2スプリング、30・・・・・
・電磁弁装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 作動ロンドを固定したダイヤプラムにより仕切られる大
    気圧室と圧力作動室との2室を有するハウジングを具え
    たダイヤプラム装置と、上記圧力作動室に連結され同一
    の圧力源から大きさの異なる3種類の圧力を選択的に作
    り出す圧力切換手段とを有し、上記ダイヤフラム装置の
    一方の室にはダイヤフラムに初期ばね荷重を付与する第
    1のスプリングとダイヤフラムの移動ストロークの中間
    で該ダイヤプラムに上記3種類の中間の圧力に釣り合う
    補足ばね荷重を付与する第2のスプリングとが配設され
    、上記圧力切換手段は圧力源からの圧力をブリードする
    第1の弁を具えた第1ブリード室と、該第1ブリード室
    にオリフィスを介して連結され第1の弁に比し上記オリ
    フィスに相当する分だけ少量のブリードを行う第2の弁
    を具えた第2ブリード室とを有し、以って、ダイヤプラ
    ムと一体的に移動する作動ロンドの移動ストロークを3
    段階に切替え得るようにした3位置切替制御用アクチュ
    エータ。
JP13965480U 1980-10-02 1980-10-02 3位置切換制御用アクチユエ−タ Expired JPS6020803Y2 (ja)

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JPS5763106U JPS5763106U (ja) 1982-04-15
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