JPS6020655Y2 - 取水装置における制水ゲ−ト衝撃防止装置 - Google Patents

取水装置における制水ゲ−ト衝撃防止装置

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JPS6020655Y2
JPS6020655Y2 JP13423282U JP13423282U JPS6020655Y2 JP S6020655 Y2 JPS6020655 Y2 JP S6020655Y2 JP 13423282 U JP13423282 U JP 13423282U JP 13423282 U JP13423282 U JP 13423282U JP S6020655 Y2 JPS6020655 Y2 JP S6020655Y2
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JP
Japan
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water
control gate
water control
gate
sheave
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JP13423282U
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JPS5938531U (ja
Inventor
字 増田
Original Assignee
日兼特殊工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は取水装置における制氷ゲート衝撃防止装置に関
する。
取水装置には、水深が一定量以下になったとき、即ちイ
ンロ一式取水管の全長が最も短かくなったときに制水用
として使用される制水ゲートが、制水バルブ(水深の如
何に拘らず使用される制水バルブ19)とインロ一式取
水管との間の導水管18に設置される(例えば、実開昭
51−3214吋参照)。
この制水ゲートのゲート本体1は、制水バルブ19の急
激閉塞時には導水管18内に発生するウォーターハンマ
のために急激に上昇しその直後落下することになり、大
きな衝撃を受けるのである。
この大きな衝撃に耐えるために、制水ゲート本体を大き
く堅牢に作成することが行なわれてきた。
然し乍ら、湖の深さが大きくなればなるほどウォーター
ハンマは大きくなることになり、制水ゲート本体をそれ
に応じて大きくすることは建設コストの増大と言う欠点
を免れ得ない。
本考案は前記欠点を除去せんとして考案されたものであ
る。
以下、その実施例を図面について説明する。
取水塔20上の巻上機9に至るロープ2に吊支されるゲ
ート本体1が制水ゲート部10に設置される制水ゲート
装置に於て、 前記ゲート本体1の上部にシーブ14を設け、前記巻上
機9からのロープ2を該シーブ14にて折り返して上方
にある取水塔20上のシーブ4を経て取水塔20上のス
ライドビーム5に接続し、該スライドビーム5から更に
別のロープ6を介して別のシーブ16を経てワイヤロー
プ2の重量に対応した重量のカウンターウェードアに接
続すると共に、前記スライドビーム5に近接させて、ス
ライドビーム5がゲート本体1の方にスライドした時、
即ち、ゲート本体1の落下に伴い前記ロープ2と共にス
ライドビーム5が移動した時にスライドビーム5に接触
してスライドビーム5の急激な移動を吸収しゲート本体
1の制水ゲート部10の落下時の衝撃を吸収するように
したショックアブソーバ8を取水塔20上に設けたもの
である。
前記ショックアブソーバ8は油圧式またはこれにコイル
ばねを併用したものが良い。
図中、11,11はショックアブソーバ8,8のピスト
ンロッドであって、ショックアブソーバ8,8の油圧シ
リンダ12.12内よりスライドビーム5側に突出する
スライドビーム5は常時はショックアブソーバ8側にあ
って、ウォーターハンマ時にゲート本体1が浮上すると
スライドビーム5はカウンターウェードアの重さにより
カウンターウェードア側に移動し、ゲート本体1の落下
時にはスライドビーム5はピストンロッド11.11に
急激に接触しこれを押圧しピストンロッド11,11を
油圧シリンダ12.12内に押し込むことになり、この
作動に於てスライドビーム5の急激な移動力はショック
アブソーバ8,8で吸収すれ、これに依ってゲート本体
1の落下は緩慢なものとなり、ゲート衝撃(巻上機9と
ワイヤーロープ2の衝撃)は防止されることになる。
13.13はスライドビーム5の案内用直線ロッドであ
る。
第2図図示のように、ゲート本体1の上部にはシーブ1
4を突設し、前記巻上機9からのワイヤロープ2を取水
塔20上の巻上シーブ15を経てゲート本体1のシーブ
14に至らしめ、こ)で折り返して取水塔20上のシー
ブ4を経てスライドビーム5に接続する。
該スライドビーム5からは別のロープ6を介してシーブ
16を経てカウンターウェードアに接続される。
ゲート本体1が前記ウォーターハンマにより上昇した時
にはカウンターウェードアが下降してロープ2,3の緩
るみを除去するのである。
このことは、ゲート本体1の下降時に於けるショックア
ブソーバ8,8のスライドビーム5を介して衝撃防止作
用の準備をすることを意味する。
16はロープ6のためのシーブで、取水塔20上に前記
シーブ4及び前記スライドビーム5と略々同一水平面上
に設置される。
これにより、スライドビーム5の移動方向が水平方向で
あるようになる。
なお、前記スライドビーム5、シーブ4と16、ショッ
クアブソーバ8は、実施例に於ては取水塔20上に設置
されるのであるが、これらは略々同一水平面上にあれば
良いのであって、その位置は実施例図示の位置にのみに
限定されない。
本考案は、前記のように、ゲート本体1からロープ2を
介してシーブ4を経てスライドビーム5;に接続し、該
スライドビーム5から更に別のロープ6を介してシーブ
16を経てワイヤロープ1の重量に対応した重量のカウ
ンターウェードアに接続すると共に、前記スライドビー
ム5に近接させて、スライドビーム5がゲート本体1の
方にスライドした時に接触してゲート本体1の制水ゲー
ト部10への落下時の衝撃を吸収するためのショックア
ブソーバ8を設けた構成となしたことに依り、ウォータ
ーハンマ作用に起因する制水ゲートの衝撃を適確に防止
し得たのであり、而かも構成が簡単で取扱い容易である
と云う大きな特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の取水装置の制水ゲートを示した構成図、
第2図は本考案に係る取水装置における制水ゲート衝撃
防止装置の実施例を示した一部切欠した正面図、第3図
は同上一部切欠した平面図である。 1はゲート本体、2,6はロープ、4,15゜16はシ
ーブ、5はスライドビーム、7はカウンターウエート、
8はショックアブソーバ、9は巻上機、10は制水ゲー
ト部、11はピストンロッド、12は油圧シリンダ、1
3は直線ロッド、14はゲート本体に設けたシーブ、1
8は導水管、19は制氷バルブ、20は取水塔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 巻上機9に至るロープ2に吊支されるゲート本体1が制
    水ゲート部10に設置される制水ゲート装置に於て、 前記ゲート本体1の上部にシーブ14を設け、前記巻上
    機9からのロープ2を該シーブ14にて折り返して上方
    にあるシーブ4を経てスライドビーム5に接続腰該スラ
    イドビーム5から更に別のロープ6を介してシーブ16
    を経てカウンターウェードアに接続すると共に、前記ス
    ライドビーム5に近接させて、スライドビーム5がゲー
    ト本体1の方にスライドした時に接触してゲート本体1
    の制水ゲート部10への落下時の衝撃を吸収するための
    ショックアブソーバ8を設けたことを特徴とする取水装
    置における制水ゲート衝撃防止装置。
JP13423282U 1982-09-06 1982-09-06 取水装置における制水ゲ−ト衝撃防止装置 Expired JPS6020655Y2 (ja)

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JPS5938531U JPS5938531U (ja) 1984-03-12
JPS6020655Y2 true JPS6020655Y2 (ja) 1985-06-20

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ID=30302522

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