JPS6020646Y2 - 道路舗装破砕装置 - Google Patents
道路舗装破砕装置Info
- Publication number
- JPS6020646Y2 JPS6020646Y2 JP2493481U JP2493481U JPS6020646Y2 JP S6020646 Y2 JPS6020646 Y2 JP S6020646Y2 JP 2493481 U JP2493481 U JP 2493481U JP 2493481 U JP2493481 U JP 2493481U JP S6020646 Y2 JPS6020646 Y2 JP S6020646Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade body
- cutting edge
- upper blade
- blade
- lower blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Road Repair (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は舗装道路の表層材であるコンクリート又はア
スファルトを振動や騒音をできるだけ少なくして破砕す
るための装置に関する。
スファルトを振動や騒音をできるだけ少なくして破砕す
るための装置に関する。
従来の装置は、固定刃に対して可動する可動刃を備えた
ものであって、固定刃を路盤等の下面に挿入し、路盤の
上面を可動刃が押圧することによって破砕するものであ
った。
ものであって、固定刃を路盤等の下面に挿入し、路盤の
上面を可動刃が押圧することによって破砕するものであ
った。
而してこの装置は、固定刃を道路下面に挿入するのが困
難である上破砕巾を大きくできない欠点があり効率が悪
いものである。
難である上破砕巾を大きくできない欠点があり効率が悪
いものである。
また、コンクリート剥離機として被剥離体の上面を押さ
えて固定し、下刃(剥離手段)を被剥離体の下側に回動
挿入するものが提案されている(実開昭54−3070
4)が、この機構のものは下刃又は上刃の反力が直ちに
ブームに伝達されるのでドーザ−等の作業機械を損壊さ
せる危険がある。
えて固定し、下刃(剥離手段)を被剥離体の下側に回動
挿入するものが提案されている(実開昭54−3070
4)が、この機構のものは下刃又は上刃の反力が直ちに
ブームに伝達されるのでドーザ−等の作業機械を損壊さ
せる危険がある。
本案は道路舗装体を破砕するためのもので咬え込みから
破砕に至るまでの過程でブームに伝達される反力を極力
小さくすることを目的として種々実験の結果完成された
ものである。
破砕に至るまでの過程でブームに伝達される反力を極力
小さくすることを目的として種々実験の結果完成された
ものである。
即ち、本案品は上下一対の破砕用刃体を夫々可動刃とし
て且つ別々のピンに枢着して回動させると共に上刃体の
回動範囲を小さく下刃体の可動範囲を大きくなるように
規制し、更に被破砕体の破砕を有効且つ確実に行うため
に上刃体の刃先を2ケ所とし下刃体の刃先がこの中間位
置になるように3点押圧によって破砕するものである。
て且つ別々のピンに枢着して回動させると共に上刃体の
回動範囲を小さく下刃体の可動範囲を大きくなるように
規制し、更に被破砕体の破砕を有効且つ確実に行うため
に上刃体の刃先を2ケ所とし下刃体の刃先がこの中間位
置になるように3点押圧によって破砕するものである。
更に、前記回動範囲規制用ストッパーの作用により下刃
の路盤下方への挿入が確実になり路盤の引起しが容易に
できるのである。
の路盤下方への挿入が確実になり路盤の引起しが容易に
できるのである。
これを図面について説明すると、1は支持フレームであ
って、二枚の固定した板体からなりその基端側はドーザ
−等のブーム先端に取付られる。
って、二枚の固定した板体からなりその基端側はドーザ
−等のブーム先端に取付られる。
2.3はフレームの先端部に周設されたピンである。
4は上刃体であって、支持フレーム1の両外側にピン2
によって枢着された刃先6を有する板体5A、5Bを有
し、それらが連結板7によって連結されて逆U字状に構
成され、その連結板7上に一対の保合フランジ8が突設
されている。
によって枢着された刃先6を有する板体5A、5Bを有
し、それらが連結板7によって連結されて逆U字状に構
成され、その連結板7上に一対の保合フランジ8が突設
されている。
9は支持板1間の中央部に配設された下刃体であって、
その略中間部が枢軸ピン3に枢着され、その刃先10が
上刃体4の刃先6と位置をmsさせた関係で配設されて
いる。
その略中間部が枢軸ピン3に枢着され、その刃先10が
上刃体4の刃先6と位置をmsさせた関係で配設されて
いる。
12は油圧シリンダーであって上刃体4のクレビス7と
下刃体9のクレビス11とに連結され、その伸長及び短
縮によって前記両刃体の先端6゜10を開閉する。
下刃体9のクレビス11とに連結され、その伸長及び短
縮によって前記両刃体の先端6゜10を開閉する。
各刃体のボス部13.14には夫々刃体の回動角を規制
するための突起又は突出部14,15゜16.17が設
けられると共に、支持フレームにはこれらの突出部と当
接するストッパ一部材20.21が設けられている。
するための突起又は突出部14,15゜16.17が設
けられると共に、支持フレームにはこれらの突出部と当
接するストッパ一部材20.21が設けられている。
次に上記本案装置の作動状態を説明する。
先ず油圧シリンダー12を短縮させると刃体の先端部が
相対的に開く。
相対的に開く。
この開き過程でいずれか一方の刃体がストッパーに当接
すると該刃体は固定され以後は他の刃体のみが開動され
る。
すると該刃体は固定され以後は他の刃体のみが開動され
る。
このようにして刃体が大きく開かれてからブームを操作
して下刃体の先端を路盤等の被破砕物の下面に挿入する
。
して下刃体の先端を路盤等の被破砕物の下面に挿入する
。
(第1図)その後油圧シリンダー12を伸長させると上
刃体の刃先6が被破砕物の上面に当接する。
刃体の刃先6が被破砕物の上面に当接する。
上刃体の回動角は比較的小さいからある程度閉動すると
突起15はストッパー21の一端に当接し、その位置が
固定され以後は下刃体のみが閉動して被破砕物を圧砕す
る。
突起15はストッパー21の一端に当接し、その位置が
固定され以後は下刃体のみが閉動して被破砕物を圧砕す
る。
本案装置は、従来装置とは反対に被破砕物の下方から堀
り起す如く強圧するから路盤等は路床から剥されるよう
な状態で圧砕される。
り起す如く強圧するから路盤等は路床から剥されるよう
な状態で圧砕される。
なお、本案装置においては上刃体の刃先と下刃体の刃先
を第2図でみて一致させてもよいが下刃体の刃先が常に
上刃体の刃先より内側に位置するようにして強大な剪断
力を生じさせるようにするのがよい。
を第2図でみて一致させてもよいが下刃体の刃先が常に
上刃体の刃先より内側に位置するようにして強大な剪断
力を生じさせるようにするのがよい。
即ち、上刃体の回動半iAの内側に下刃体の刃先10が
位置するようにピン3の位置及び下刃体の刃先10まで
の長さBを定めるのがよい。
位置するようにピン3の位置及び下刃体の刃先10まで
の長さBを定めるのがよい。
なお、上刃体の回動角θ□は下刃体の回動角θ2より小
さいことが必要である。
さいことが必要である。
本案装置においては下刃の挿入をストッパー20によっ
て規定された定位置で行なうので作業性がよい他、上刃
体の一対の刃先が被破砕体の上面に当接した後に下刃体
の刃先がその中間下面に強圧されるので従来装置より強
大な圧砕力で且つ左右方向に広い破砕巾で作業ができ、
しかもこの間上下両刃体とも可動範囲内において回動自
在であるから作業機側に反動を伝達せず振動等を伴なわ
ずに破砕できる効果がある。
て規定された定位置で行なうので作業性がよい他、上刃
体の一対の刃先が被破砕体の上面に当接した後に下刃体
の刃先がその中間下面に強圧されるので従来装置より強
大な圧砕力で且つ左右方向に広い破砕巾で作業ができ、
しかもこの間上下両刃体とも可動範囲内において回動自
在であるから作業機側に反動を伝達せず振動等を伴なわ
ずに破砕できる効果がある。
従って深夜作業の道路工事にも使用でき公害防止上も右
投である。
投である。
第1図は本案装置の最開度状態の一部破断側面図、第2
図、第3図は、閉止状態の側面図及び正面図である。 1は支持フレーム、4は上刃体、9は下刃体、18.1
9.20.21はストッパー。
図、第3図は、閉止状態の側面図及び正面図である。 1は支持フレーム、4は上刃体、9は下刃体、18.1
9.20.21はストッパー。
Claims (2)
- (1)ドーザ−等のブームに連結される支持フレームと
、断面が逆U状で左右一対の下向き刃先を有し前記支持
フレームの先端部の枢軸ピン2に枢着された上刃体と、
前記上刃体の両刃光間に刃先が位置するようにされ且つ
前記枢軸ピンとは別の枢軸ピン3に枢着された下刃体と
、該下刃体の後端部と前記上刃体の後端部間に連結され
た往復動シリンダーと、上刃体の回転角が小さく下刃体
の回動角が大きくなるように可動範囲を規制するストッ
パーとからなる道路舗装破砕装置。 - (2)下刃体の刃先が上刃体の刃先より内側に位置され
てなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2493481U JPS6020646Y2 (ja) | 1981-02-24 | 1981-02-24 | 道路舗装破砕装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2493481U JPS6020646Y2 (ja) | 1981-02-24 | 1981-02-24 | 道路舗装破砕装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57137611U JPS57137611U (ja) | 1982-08-27 |
JPS6020646Y2 true JPS6020646Y2 (ja) | 1985-06-20 |
Family
ID=29822648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2493481U Expired JPS6020646Y2 (ja) | 1981-02-24 | 1981-02-24 | 道路舗装破砕装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6020646Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-02-24 JP JP2493481U patent/JPS6020646Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57137611U (ja) | 1982-08-27 |
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