JPS60205176A - 昇炎式小型陶芸窯 - Google Patents
昇炎式小型陶芸窯Info
- Publication number
- JPS60205176A JPS60205176A JP6162884A JP6162884A JPS60205176A JP S60205176 A JPS60205176 A JP S60205176A JP 6162884 A JP6162884 A JP 6162884A JP 6162884 A JP6162884 A JP 6162884A JP S60205176 A JPS60205176 A JP S60205176A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flame
- plate
- kiln
- type small
- sized ceramic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は外炎式陶芸窯の棚板の局部過熱防止に関するも
のである。
のである。
一般に陶芸窯のうち、趣味などで用いられている陶芸窯
は、設置場所、作業性、経済性、価格などの点で小型化
が要求さＨている。したがって炉構造が複雑で小型化が
むずかしい倒炎式陶芸窯に対して、小型化が容易な外炎
式陶芸窯が使用される場合がある。ガス燃料による外炎
式陶芸窯は第１図に示す如く丸形あるいは角形の縦型側
壁１の底部にバーナー２を配置し、炉内には棚板３とツ
ク４によって棚組し、この棚板３上に作品５を置き焼成
している。
は、設置場所、作業性、経済性、価格などの点で小型化
が要求さＨている。したがって炉構造が複雑で小型化が
むずかしい倒炎式陶芸窯に対して、小型化が容易な外炎
式陶芸窯が使用される場合がある。ガス燃料による外炎
式陶芸窯は第１図に示す如く丸形あるいは角形の縦型側
壁１の底部にバーナー２を配置し、炉内には棚板３とツ
ク４によって棚組し、この棚板３上に作品５を置き焼成
している。
このため第１図に示す如き要領で使用される外炎式陶芸
窯においては、バーナー２よりの火炎の流れは矢印に示
す如く、下部棚板３に突当ったのち側壁１と棚板３およ
び作品５の間隙部を通過して炉蓋７に取付けられている
煙突８へと流れ、炉外へ排出される。
窯においては、バーナー２よりの火炎の流れは矢印に示
す如く、下部棚板３に突当ったのち側壁１と棚板３およ
び作品５の間隙部を通過して炉蓋７に取付けられている
煙突８へと流れ、炉外へ排出される。
このためバーナー２の直前位置となる下部の棚板３の下
面中央部は局部加熱され、温度の急上昇あるいは局部過
熱などの不良状態となり、上部棚板３上の作品と下部棚
板３上の作品、すなわち棚板の上下で温度差が大となシ
、作品の均一焼成を行うことが困難となる欠点がある。
面中央部は局部加熱され、温度の急上昇あるいは局部過
熱などの不良状態となり、上部棚板３上の作品と下部棚
板３上の作品、すなわち棚板の上下で温度差が大となシ
、作品の均一焼成を行うことが困難となる欠点がある。
また、急加熱による作品の不良、さらに棚板を破損する
こともある。したがってこれ等の防止対策が考慮されて
いる。
こともある。したがってこれ等の防止対策が考慮されて
いる。
本発明は第２図に示す如く、小型の外炎式陶芸窯のバー
ナー９の上方部に耐大物性のツク１０を用いて、耐火物
製の分炎板１１を置き、下部棚板１２がバーナー９によ
って局部的な加熱をされることを防止するとともに、バ
ーナー９よりの火炎を炉内周辺に均一に分配するもので
ある。分炎板１１の形状は第３図に示す如く、円板状で
棚板に使用されているツクなどを利用して、棚組と同じ
要領で３点あるいは４点支持で、・望−ナー９の上方の
炉床中央部に配置される。
ナー９の上方部に耐大物性のツク１０を用いて、耐火物
製の分炎板１１を置き、下部棚板１２がバーナー９によ
って局部的な加熱をされることを防止するとともに、バ
ーナー９よりの火炎を炉内周辺に均一に分配するもので
ある。分炎板１１の形状は第３図に示す如く、円板状で
棚板に使用されているツクなどを利用して、棚組と同じ
要領で３点あるいは４点支持で、・望−ナー９の上方の
炉床中央部に配置される。
作品を置いて焼成するための棚組は、第２図に示す如く
分炎板１１と下部棚板１２との間に間隙を保った位置に
行う。
分炎板１１と下部棚板１２との間に間隙を保った位置に
行う。
このように分炎板１１を配置することによってバーナー
９よりの火炎は矢印に示す如く、分炎板１１によって炉
内周辺に分散されるため下部棚板１２が局部過熱される
ことを防止することができる。
９よりの火炎は矢印に示す如く、分炎板１１によって炉
内周辺に分散されるため下部棚板１２が局部過熱される
ことを防止することができる。
また、゛本発明は分炎板１１の上にスベワサーを載置し
てスペーサーの上に下部棚板１２を載置してもよいもの
である。
てスペーサーの上に下部棚板１２を載置してもよいもの
である。
以下本発明の実施例について説明する。
実施例１
内径４００闘、深さ４５０ ｍ１１の炉内容積を有する
小型外炎式陶芸窯の炉床上面より７５關上方位置に直径
２０Ｃ鰭、厚さ１５關の高アルミナ質耐火レンガの材質
の分炎板を高さ７５闘の高アルミナ質耐火レンガの材質
のツク３個を使用し、３点支持で配置した。
小型外炎式陶芸窯の炉床上面より７５關上方位置に直径
２０Ｃ鰭、厚さ１５關の高アルミナ質耐火レンガの材質
の分炎板を高さ７５闘の高アルミナ質耐火レンガの材質
のツク３個を使用し、３点支持で配置した。
この分炎板を覆うように高さ１０（ＩＩのツク４個を使
用し、下部棚板金棚組し、この上部も同要領で棚組して
上下２段の棚板上に作品を置き焼成した。
用し、下部棚板金棚組し、この上部も同要領で棚組して
上下２段の棚板上に作品を置き焼成した。
実施例２
内径４００關、深さ４５０Ｉの炉内容積を有する小型の
外炎式陶芸窯の炉床上に高さ１００關の下部ツタ３個、
高さ１５顛のスペーサー３個で、直径２００顛、厚さ１
５關の分炎板および下部棚板を３点支持し、この上に直
径３００顛、高す２００１１ｍの大きさの素焼後釉薬を
施した作品を置き、この上部を外径４０關、内径３０闘
、高さ３７０薫の側部ツク４個を使用して、３００絹正
方形の対角線寸法を３９０藺に切断した厚さ１５關の四
角形の上部棚板の四隅を厚さ約５寵のヨリ土で４点支持
し作品を炉床より直接立てた側部ツクと上部棚板によっ
て覆うようにした。
外炎式陶芸窯の炉床上に高さ１００關の下部ツタ３個、
高さ１５顛のスペーサー３個で、直径２００顛、厚さ１
５關の分炎板および下部棚板を３点支持し、この上に直
径３００顛、高す２００１１ｍの大きさの素焼後釉薬を
施した作品を置き、この上部を外径４０關、内径３０闘
、高さ３７０薫の側部ツク４個を使用して、３００絹正
方形の対角線寸法を３９０藺に切断した厚さ１５關の四
角形の上部棚板の四隅を厚さ約５寵のヨリ土で４点支持
し作品を炉床より直接立てた側部ツクと上部棚板によっ
て覆うようにした。
この棚組によって、最高温度１２５０Ｇで昇温から焼土
けまで８時間の本焼成を実施した。
けまで８時間の本焼成を実施した。
上記の実施例１の結果、従来下段棚板上で発生した作品
の焼は過ぎによる変形、釉薬の流れなどの不良を防止す
ることができた。
の焼は過ぎによる変形、釉薬の流れなどの不良を防止す
ることができた。
また、点火直後に発生し易った下部棚板の局部急加熱に
よる棚板の損傷あるいは素焼焼成による累地の爆裂など
も防止することができた。
よる棚板の損傷あるいは素焼焼成による累地の爆裂など
も防止することができた。
実施例１では分炎板の形状を円板状として説明をしたが
、この形状は多角形状板としてもよく、さらに必要に応
じて円板または多角形状板内に任意の孔を燻炭状に穿孔
した形状のものでもよい。
、この形状は多角形状板としてもよく、さらに必要に応
じて円板または多角形状板内に任意の孔を燻炭状に穿孔
した形状のものでもよい。
また実施例２のものは従来の作品よりも直径および高さ
寸法で約５０龍大型の作品を、上下１５Ｃ以内で均一に
焼成することができた。従来の窯では、上下温度差は約
５０Ｃ以上あり、このため作品を上下均一に焼成するこ
とは困難であった。
寸法で約５０龍大型の作品を、上下１５Ｃ以内で均一に
焼成することができた。従来の窯では、上下温度差は約
５０Ｃ以上あり、このため作品を上下均一に焼成するこ
とは困難であった。
第１図は従来の外炎式陶芸窯を示す断面図、第２図は本
発明に係る分炎板を配置した外炎式陶芸窯を示す断面図
、第３図は一実施例の分炎板の斜面図である。 １１・・・分炎板、１２・・・下部棚板特許出願人 東
芝セラミックス株式会社（他−名）
発明に係る分炎板を配置した外炎式陶芸窯を示す断面図
、第３図は一実施例の分炎板の斜面図である。 １１・・・分炎板、１２・・・下部棚板特許出願人 東
芝セラミックス株式会社（他−名）
Claims (1)
- ガス燃料を使用した外炎式小型陶芸窯において炉内に棚
組された下部棚板と炉床部に配置されたバーナーとの間
に分炎板を配置したことを特徴とする小型陶芸窯。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6162884A JPS60205176A (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | 昇炎式小型陶芸窯 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6162884A JPS60205176A (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | 昇炎式小型陶芸窯 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60205176A true JPS60205176A (ja) | 1985-10-16 |
Family
ID=13176635
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6162884A Pending JPS60205176A (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | 昇炎式小型陶芸窯 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60205176A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH036293U (ja) * | 1989-06-02 | 1991-01-22 |
-
1984
- 1984-03-29 JP JP6162884A patent/JPS60205176A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH036293U (ja) * | 1989-06-02 | 1991-01-22 |
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