JPS60204B2 - 化粧板の製造方法 - Google Patents
化粧板の製造方法Info
- Publication number
- JPS60204B2 JPS60204B2 JP1929179A JP1929179A JPS60204B2 JP S60204 B2 JPS60204 B2 JP S60204B2 JP 1929179 A JP1929179 A JP 1929179A JP 1929179 A JP1929179 A JP 1929179A JP S60204 B2 JPS60204 B2 JP S60204B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wood
- pattern
- board
- decorative
- decorative board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Finished Plywoods (AREA)
- Printing Methods (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は化粧板の製造方方法に関し、詳しくは天然木ニ
板表面の所定部分に種々の任意模様を印刷して新規な見
掛けを有する化粧板を製造する方法に係る。
板表面の所定部分に種々の任意模様を印刷して新規な見
掛けを有する化粧板を製造する方法に係る。
従来、色々の横種や色彩を有する天然木礎板を種々の模
様に組合わせてなる天然木穣板化粧板が製造されている
が、近年のファッション化にともない、見掛けの上であ
さられる煩向にある。
様に組合わせてなる天然木穣板化粧板が製造されている
が、近年のファッション化にともない、見掛けの上であ
さられる煩向にある。
そこで本発明では、天然木樫板を表面に使用しながらも
「従来にない新規で豪華な見掛けを有する化粧板の製造
方法を検討し、本発明を完成するに至った。本発明を詳
細に説明する。
「従来にない新規で豪華な見掛けを有する化粧板の製造
方法を検討し、本発明を完成するに至った。本発明を詳
細に説明する。
まず、木目模様を有する銘木と木目模様、及び道管漕が
ないか若しくは殆んど目立たない木材の少なくとも２種
以上の木材を任意の寸法に切断したフリッチを所望の模
様状に組み合わせて接着しち集成フリツチとする。
ないか若しくは殆んど目立たない木材の少なくとも２種
以上の木材を任意の寸法に切断したフリッチを所望の模
様状に組み合わせて接着しち集成フリツチとする。
本発明に使用する木目模様を有する銘木とは、ケヤキや
チーク、ローズウッドＬウオールナットなどの美しい木
目模様を有する天然木で、又道管溝がないか若しくは殆
んど目立たない木材とは、南洋材のアガチスや針葉樹材
のスギ、ヒノキ、ダグラスフアー、広葉樹材では、カバ
やサクラなどが適している。
チーク、ローズウッドＬウオールナットなどの美しい木
目模様を有する天然木で、又道管溝がないか若しくは殆
んど目立たない木材とは、南洋材のアガチスや針葉樹材
のスギ、ヒノキ、ダグラスフアー、広葉樹材では、カバ
やサクラなどが適している。
接着剤、及び接着方法としては、接着される木材の含有
水分率や硬さによって事後の切削までの集成フリッチの
処理工程が異なるため種々の選定しなければならないが
、木材の含有水分率が木材の繊維飽和点以上である場合
には、木材の湿潤面接着可能な常温硬化タイプの熱硬化
性合成樹脂接着剤であるェポキシ系樹脂やウレタン系樹
脂接着剤が適している。
水分率や硬さによって事後の切削までの集成フリッチの
処理工程が異なるため種々の選定しなければならないが
、木材の含有水分率が木材の繊維飽和点以上である場合
には、木材の湿潤面接着可能な常温硬化タイプの熱硬化
性合成樹脂接着剤であるェポキシ系樹脂やウレタン系樹
脂接着剤が適している。
該集成フｌｊッチは、スラィサーやハーフロータリー、
あるいは鋸断などの常用の方法により厚さ３肌〜０．２
側程度に薄く切削して所望の模様を有する穣板とし、該
樫板を合板やパーティクルボード、ハードボード、石綿
スレートなどの常用基板に尿素系や酢酸ビニール樹脂系
などの接着剤を介してホットプレスやコールドプレスな
どの常用の方法により貼着して化粧基板とし、該イ日艦
基板表面の木目模様、及び道管溝がないか若しくは殆ん
ど目立たない榛坂部分に任意の模様を印刷する。印刷さ
れる模様や配置は任意であるが「木材とは異なった材質
や模様、例えば金属や陶器、石、合成樹脂、紙、布など
の質感や模様を樫板表面にワンポィントとしてや全体的
に分散させて配置して印刷により表現することで天然木
のやわらかさと異種材質感とが融和一体化して豪華で、
かつ立体感に富む見掛けが得られる。印刷方法としては
、あらかじめ化粧基板表面の木目模様、及び道管溝がな
いか若し〈は殆んど目立たない穣板部分の位置に合せて
印刷出釆る様にセットしたグラビア印刷法やオフセット
印刷法、凸版印刷法、スクリーン印刷法、転写印刷法な
どの各方法の１方法又は２方法以上を絹合せることによ
り実施する。上記の印刷方法の内、特に好ましい方法と
しては印刷の効果、及び所定位置への印刷のしやすさか
らスクリーン印刷法か転写印刷法が上げられる。
あるいは鋸断などの常用の方法により厚さ３肌〜０．２
側程度に薄く切削して所望の模様を有する穣板とし、該
樫板を合板やパーティクルボード、ハードボード、石綿
スレートなどの常用基板に尿素系や酢酸ビニール樹脂系
などの接着剤を介してホットプレスやコールドプレスな
どの常用の方法により貼着して化粧基板とし、該イ日艦
基板表面の木目模様、及び道管溝がないか若しくは殆ん
ど目立たない榛坂部分に任意の模様を印刷する。印刷さ
れる模様や配置は任意であるが「木材とは異なった材質
や模様、例えば金属や陶器、石、合成樹脂、紙、布など
の質感や模様を樫板表面にワンポィントとしてや全体的
に分散させて配置して印刷により表現することで天然木
のやわらかさと異種材質感とが融和一体化して豪華で、
かつ立体感に富む見掛けが得られる。印刷方法としては
、あらかじめ化粧基板表面の木目模様、及び道管溝がな
いか若し〈は殆んど目立たない穣板部分の位置に合せて
印刷出釆る様にセットしたグラビア印刷法やオフセット
印刷法、凸版印刷法、スクリーン印刷法、転写印刷法な
どの各方法の１方法又は２方法以上を絹合せることによ
り実施する。上記の印刷方法の内、特に好ましい方法と
しては印刷の効果、及び所定位置への印刷のしやすさか
らスクリーン印刷法か転写印刷法が上げられる。
すなわち、スクリーン印刷法では、あらかじめ化粧基板
表面の印刷すべき位置に合せたシルクスクリーン版を作
成することで所望の位置のみに正確に任意模様を印刷す
ることが出来、かつ印刷インキを厚く盛り上げ、濃度を
もたすことが出釆るから印刷基板の性質を良く隠蔽し、
木材とは異なった質感と模様が容易に表現しやすい。
表面の印刷すべき位置に合せたシルクスクリーン版を作
成することで所望の位置のみに正確に任意模様を印刷す
ることが出来、かつ印刷インキを厚く盛り上げ、濃度を
もたすことが出釆るから印刷基板の性質を良く隠蔽し、
木材とは異なった質感と模様が容易に表現しやすい。
又、転写印刷法では、化粧基板表面の印刷されるべき部
分の面積に合せた任意引印刷模様をもつ転写印刷紙を作
成しておき、これを必要部分のみを切り取り、化粧基板
表面の印刷されるべき部分に重ね、加熱圧着して後、転
写印刷紙を剥離するだけで、あらかじめ印刷されていた
任意模様が印刷出来るから印刷作業は非常に容易で、か
つ模様をあらかじめ紙面に印刷してあくから複雑で変化
に富んだ任意の模様が化粧基板上に表現出来、豪華で立
体感に富む見掛けの化粧板が得やすい。なお、化粧基板
表面の印刷されるべき部分に印刷紙や化粧フィルム、あ
るいは薄い金属などの材料を直綾貼着して化粧板を得る
方法も考えられるが、貼着された部分だけが他の部分に
比べ厚くなるため、化粧板の模様として一体感がそこな
われて有り好ましくない。
分の面積に合せた任意引印刷模様をもつ転写印刷紙を作
成しておき、これを必要部分のみを切り取り、化粧基板
表面の印刷されるべき部分に重ね、加熱圧着して後、転
写印刷紙を剥離するだけで、あらかじめ印刷されていた
任意模様が印刷出来るから印刷作業は非常に容易で、か
つ模様をあらかじめ紙面に印刷してあくから複雑で変化
に富んだ任意の模様が化粧基板上に表現出来、豪華で立
体感に富む見掛けの化粧板が得やすい。なお、化粧基板
表面の印刷されるべき部分に印刷紙や化粧フィルム、あ
るいは薄い金属などの材料を直綾貼着して化粧板を得る
方法も考えられるが、貼着された部分だけが他の部分に
比べ厚くなるため、化粧板の模様として一体感がそこな
われて有り好ましくない。
以上の化粧板の表面に常用の透明、又は着色透明の合成
樹脂塗料を塗布して、化粧板表面の保護と実感の向上を
計ることも出来る。
樹脂塗料を塗布して、化粧板表面の保護と実感の向上を
計ることも出来る。
以上の様に本発明の方法によれば、天然木ニ板表面の任
意のケ所に任意の模様が印刷出来るためも例えば木材と
は異なった質感の金属や陶器、石「合成樹脂、紙、布な
どの見掛けが表現出来、天然木のみでは表現出来ない硬
さや清潔さ、なめらかさなどを有する新規で豪華な見掛
けを有する木質イけ鉾板が得られる。
意のケ所に任意の模様が印刷出来るためも例えば木材と
は異なった質感の金属や陶器、石「合成樹脂、紙、布な
どの見掛けが表現出来、天然木のみでは表現出来ない硬
さや清潔さ、なめらかさなどを有する新規で豪華な見掛
けを有する木質イけ鉾板が得られる。
次に本発明の実施一例を上げる。
第１図に示す様な厚さ１２柵、幅３０３肌、長さ１８１
８側の化粧合板を製造するに当り、まず第２図に示す様
な集成フリッチを作成した。
８側の化粧合板を製造するに当り、まず第２図に示す様
な集成フリッチを作成した。
１５ま幅１３山肌、長さ１８７６側、厚さ２０仇吻の天
然銘木チークの板目材である。
然銘木チークの板目材である。
２は幅１０１柳長さ１３０側ｔ厚さ２００肋の同じくチ
ーク材の柾目材である。
ーク材の柾目材である。
３は印刷を施こす部分で、幅１０１肋「長さ１０１職、
厚さ２０仇肋の道管溝「及び木目模様のない南洋材のア
ガチスを用いた。
厚さ２０仇肋の道管溝「及び木目模様のない南洋材のア
ガチスを用いた。
４は幅１０１柳、長さ２０２肋、厚さ２０仇舷のチーク
の柾目材である。
の柾目材である。
以上の各フリッチは正確に切断されており、かつ含水率
は５０〜８０％の繊維飽和点以上に保持した。これら各
フリッチを湿潤面接着可能なウレタン樹脂系接着剤を用
いて室温で３時間圧縦して、幅３６１側、長さ１８７６
側、厚さ２０仇肋の集成フリツチとし、該集成フリツチ
を６０〜７０ｏｏの温水に７独寿間浸潰して軟化処理し
た後「 スラィサーにより厚さ０．３側の樫板にスライ
スして単板を得た。つぎに「該穣板単板を厚さ１２肌、
幅３０３柳長さ１８１８柳の合板表面の所定位置に尿素
、酢酸ビニール系接着剤を介して熱圧接着し、化粧基板
とした。
は５０〜８０％の繊維飽和点以上に保持した。これら各
フリッチを湿潤面接着可能なウレタン樹脂系接着剤を用
いて室温で３時間圧縦して、幅３６１側、長さ１８７６
側、厚さ２０仇肋の集成フリツチとし、該集成フリツチ
を６０〜７０ｏｏの温水に７独寿間浸潰して軟化処理し
た後「 スラィサーにより厚さ０．３側の樫板にスライ
スして単板を得た。つぎに「該穣板単板を厚さ１２肌、
幅３０３柳長さ１８１８柳の合板表面の所定位置に尿素
、酢酸ビニール系接着剤を介して熱圧接着し、化粧基板
とした。
さらに「該化粧基板表面のアガチス３標板部分にタイル
風模様５の印刷を施した転写印刷紙を重ね、１５０〜１
６０ｑｏで３秒間圧着後「転写印刷紙を剥離してタイル
風模様を印刷し、最後に該化粧基板表面全体に透明のウ
レタン樹脂系塗料を５０〜６雌／肘塗布して求める化粧
合板を得た。
風模様５の印刷を施した転写印刷紙を重ね、１５０〜１
６０ｑｏで３秒間圧着後「転写印刷紙を剥離してタイル
風模様を印刷し、最後に該化粧基板表面全体に透明のウ
レタン樹脂系塗料を５０〜６雌／肘塗布して求める化粧
合板を得た。
第１図は本発明により得られる化粧板の−実施例を示す
斜視図。 第２図は第１図の化粧板を得る集成フリッチを示す斜視
図。１一天然銘木チークの板目材「 ２，４一天然銘木
チークの柾目材、３一道管溝及び木目模様のない南洋材
「 ５ータィル風模様。 第１図 第２図
斜視図。 第２図は第１図の化粧板を得る集成フリッチを示す斜視
図。１一天然銘木チークの板目材「 ２，４一天然銘木
チークの柾目材、３一道管溝及び木目模様のない南洋材
「 ５ータィル風模様。 第１図 第２図
Claims (1)
- １ 木目模様を有する銘木と木目模様、及び道管溝がな
いか若しくは殆んど目立たない木材の少くとも２種類以
上の木材を任意の寸法に切断したフリツチを所望の模様
状に組み合わせて接着した集成フリツチを切削して楔板
単板を得て基板に貼着後、上記の木目模様、及び道管溝
かないか若しくは殆んど目立たない楔坂部分に任意の模
様を印刷するる化粧板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1929179A JPS60204B2 (ja) | 1979-02-19 | 1979-02-19 | 化粧板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1929179A JPS60204B2 (ja) | 1979-02-19 | 1979-02-19 | 化粧板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55111202A JPS55111202A (en) | 1980-08-27 |
| JPS60204B2 true JPS60204B2 (ja) | 1985-01-07 |
Family
ID=11995326
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1929179A Expired JPS60204B2 (ja) | 1979-02-19 | 1979-02-19 | 化粧板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60204B2 (ja) |
-
1979
- 1979-02-19 JP JP1929179A patent/JPS60204B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55111202A (en) | 1980-08-27 |
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