JPS60204954A - 多気筒２サイクルエンジンの燃料供給安定化装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明は多気筒２サイクルエンジンにおける、少なくと
も一つの気化器が複数の各クランク室と結びつけられて
なる燃料供給装置の安定化装置に関する。

［’／’ｉ−景を支束〕 船外機等には、中−・の気化器と複数の各クランク室と
を、気化器側から各クランク室側に向けて相１ｆに分岐
する複数の吸気分配路を介して連通１り能に接続し、各
吸気分配路に、気化器側から各クランク室側への混合気
の移動のみを許容する逆１１−ブｒを配設してなる多気
筒２サイクルエンジンが用いられている。

Ｉ−記多気筒２サイクルエンジンにおいては、気化器と
各クランク室のそれぞれとがなす（＜？置関係等により
、各吸気分配路の相ｑに通路抵抗の差を生ずることがあ
る。そこで、このような２サイクルエンジンにおいては
、各吸気分配路の通路抵抗の差が各吸気分配路に対する
混合気の分配の不均等化に及ぼす影響を解消するように
、各吸気分配路の気化器側に開口する吸気分配口の気化
器に対する開口位置、開ロロ径等、各吸気分配路の配設
状態を相互に異ならせて設定し、主として中・高速運転
域における混合気の分配を均等化し、各気筒の燃焼状態
の安定化を図っている。

しかしながら、各吸気分配路の通路抵抗の差を考慮して
、上記のように各吸気分配路の配設状態を相互に異なら
せて設定している２サイクルエンジンにあっては、燃料
の気化が良好でない低速運転域において、各吸気分配路
の上記配設状態の差が各吸気分配路に対する液膜流状燃
料の分配の不均等化をひき起こす、特に、２サイクルエ
ンジンにおいては、低速運転域において失火等の不整燃
焼が発生しやすく、上記液膜流状燃料の分配の不均等化
は各気筒の燃焼状態の安定化を著しく阻害して妥当でな
い。

［発明の目的］ 本発明は、低速運転域ないし中・高速運転域の広い運転
範囲で、各クランク室に対する吸気分配を均等化し、各
気筒の燃焼状態を安定化することを目的とする。

［発明の構成］ Ｅ見目的を達成するために１本発明は、中−・の気化器
と複数の各クランク室とを、気化器側から各クランク室
側に向けて相互に分岐する複数の吸気分配路を介して連
通可能に接続し、各吸気分配路に、気化器側から各クラ
ンク室側への混合気の移動のみを許容する逆１１ニブｒ
を配設してなる多気筒２サイクルエンジンの燃料供給安
定化装置において、各吸気分配路の通路抵抗の差が各吸
気分配路に対する混合気の分配の不均等化に及ぼす影響
を解消するように、各吸気分配路の配設状態を相ｑに異
ならせて設定するとともに、各吸気分配路の］−記配設
状態の差が６吸気分配路に対する液１１’Ｊ流状燃料の
分配の不均等化に及ぼす影響を解消するように、少なく
ともいずれかの吸気分配路の逆１に弁配設部位より吸気
上流側に液膜流状燃料を捕捉可能とする溝を配設するよ
うにしたものである。

［発明の詳細な説明］ 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図は本発明を船外機に適用した第１実施例の要部を
破断して示す側面図、第２図は第１図のＩＩ　−ＩＩ線
に沿う一部断面図、第３図は第１図の■−■線に沿う矢
視図、第４図は第１図の要部を拡大して示す断面図、第
５図は同第１実施例の異なる要部を拡大して示す断面図
である。

この船外機においては、ドライブ二二一、）１０の上部
に、カウリング１１に覆われる２気筒２サイクルエンジ
ン１２が搭載され、そのエンジン１２には、吸気管１３
、気化器１４および吸気箱１５が取付けられている。

−に記エンジン１２のクランク軸１６は、クランクケー
ス１７とシリンダブロック１８との間に軸支される縦置
形式とされ、クランク軸１６の下部には図示されない動
力伝達機構を介してプロペラが連結されている。上下の
各気筒は垂直方向に直列配置され、各気筒内のピストン
１９は、連接棒２０によってクランク軸１６に連結され
ている。

クランクケース１７にはｌニクランク室２１Ａとドクラ
ンク室２１Ｂが１−ド方向に並設されている。

また、シリンダブロー、り１８には、１−下の各クラン
ク室２１Ａ、２１Ｂと各気筒の燃焼室２２とを連通する
掃気通路２３が形成され、各気筒の側壁には排気通路２
４が開口されている。

気化器１４には、吸気箱１５の空気取入路２５、および
吸気管１３の吸気通路２６に連通ずる吸気通路２７が形
成され、吸気通路２７には。

スロットル弁２８が配設されるとともにベンチュリ部２
９が形成されている。気化器１４は、燃料を収容するフ
ロート室３０を備えるとともに、フロート室３０の燃料
をベンチュリ部２９に供給するノズル３１等を備えてい
る。すなわち、気化器１４は、吸気箱１５の空気取入路
２５から供給される空気と、ノズル３１等から供給され
る燃ネ４とを混合して混合気を生成し、吸気管１３の吸
気通路２６に供給可能としている。なお、気化器１４の
吸気通路２７の中心線はに気筒の中心線よりＩ：方に位
置されている。

クランクケース１７には、下吸気分配路３２Ａと下吸気
分配路３２Ｂとが並設されている。−ｈ吸気分配路３２
Ａは、吸気管１３の吸気通路２６とエンジン１２のＬク
ランク室２１Ａとに連通し。

下吸気分配路３２Ｂは、吸気管１３の吸気通路２６とエ
ンジン１２の下クランク室２１Ｂとに連通している。す
なわち、エンジン１２は、単一の気化器１４と上下の各
クランク室２１Ａ、２１Ｂとを、気化器１４ｇ４から各
クランク室２１Ａ、２１Ｂ側に向けて相互に分岐する各
吸気分配路３２Ａ、３２Ｂを介して連通可能に接続して
いる。なお、吸気管１３の吸気通路２６は、各吸気分配
路３２Ａ、３２Ｂのそれぞれに連通ずる部分の下面側の
略中央部位に陵線状の分配陵部３３を備えている。

吸気管１３とクランクケース１７との間には、隔壁板３
４が介装されている。隔壁板３４における吸気管１３の
吸気通路２６とクランクケース１７のＥ吸気分配路３２
Ａとの間には、上逆止弁（リード弁）３５Ａ、オヨびｈ
　逆１トｊＰ　３５　Ａ　ニよって開閉可能とされる複
数の１−吸気分配［Ｊ３６Ａが配設されている。また、
隔壁板３４における吸気管１３の吸気通路２６とクラン
クケース１７の下吸気分配路３２Ｂとの間には、王道＋
ｌ　ｊｆ（リード弁）３５Ｂ、およびド逆庄弁３５Ｂに
よって開閉可能とされる複数の下吸気分配口３６Ｂが配
設されている。各逆止弁３５Ａ。

３５Ｂ並びに各吸気分配口３６Ａ、３６Ｂは、相互に水
平方向に隣接する状ＩＫ＋に並設されている。

また、各逆止弁３５Ａ、３５Ｂは、それぞれ気化器１４
側から各クランク室２１Ａ、２１Ｂ側への混合気の移動
のみを許容（＋（能としている。なお、各逆止弁３５Ａ
、３５Ｂは、隔壁板３４の各吸気分配路３２Ａ、３２Ｂ
を臨む面側に配設されている。また、図において、３７
Ａは、Ｌ吸気分配路３２Ａの−Ｌクランク室２１Ａに対
する開口部を示し、３７Ｂは、下吸気分配路３２Ｂの下
クランク室２１Ｂに対する開口部を示し、両開口部３７
Ａ、３７Ｂは、上下方向に隣接する状態に並設されてい
る。

しかして、この第１実施例においては、各吸気分配路３
２Ａ、３２Ｂを吸気管１３の吸気通路２６に接続する上
吸気分配口３８Ａと下吸気分配口３６Ｂとが水平方向に
並設されるとともに、各吸気分配路３２Ａ、３２Ｂを各
クランク室２１Ａ、２１Ｂに連通ずる開口部３７Ａと開
口部３７Ｂとが−に下方向に並設され、従って、各吸気
分配路３２Ａ、３２Ｂに通路長さの相違等に基づく通路
抵抗の差がある。そこで、この第１実施例においては、
各吸気分配路３２Ａ、３２Ｂの通路抵抗の差が各吸気分
配路３２Ａ、３２Ｂに対する混合気の分配の不均等化に
及ぼす影響を解消するように、気化器１４の吸気通路２
７、および吸気管１３の分配陵部３３の中心線ＣＩを、
−ヒ吸気分配路３２Ａに連なる一ヒ吸気分配ロ３６Ａと
下吸気分配路３２Ｂに連なる下吸気分配口３６Ｂとがな
す中心線Ｃ２に対し、水平方向に距離Ｅだけ下吸気分配
口３６Ｂ側に偏寄する状態に設定している。すなわち、
この第１実施例においては、各吸気分配路３２Ａ、３２
Ｂの通路抵抗の差が各吸気分配路３２Ａ、３２Ｂに対す
る混合気の分配の不均等化に及ぼす影響を解消するよう
に、各吸気分配路３２Ａ、３２Ｂの気化器１４側に対す
る配設状態を相互に異ならせている。

また、この１１実施例においては、各吸気分配路３２Ａ
、３２Ｂの逆１１二弁３５Ａ、３５Ｂの配設部位より吸
気−ヒ流側、すなわち隔壁板３４の吸気管１３偏に位置
する面内には、各吸気分配口３６Ａ、３６Ｂの鉛直最下
方部分３８Ａ、３８Ｂを相互に連絡する連Ｊｌ１３９が
配設されている。

すなわち、この第１実施例においては、各吸気分配路３
２Ａ、３２Ｂの前記通路抵抗の差を考慮した配設状態の
差が各吸気分配路３２Ａ、３２Ｂに対する液膜波状燃料
の分配の不均等化に及ぼす影響を解消するように、各吸
気分配路３２Ａ、３２Ｂの逆止弁３５Ａ、３５Ｂの配設
部位より吸気り波側に、液膜流状燃料を捕捉し、かつ各
吸気分配路３２Ａ、３２Ｂの両者に均等に分配６（能と
する連絡溝３９を配設している。

次に、］二記第１実施例の作用について説明する。

」−記エンジン１２にあっては、各吸気分配路３２Ａ、
３２Ｂの通路抵抗の差が各吸気分配路３２Ａ、３２Ｂに
対する混合気の分配の不均等化に及ぼす影響を解消する
ように、気化器１４の吸気通路２７、および吸気管１３
の分配陵部３３の中心線ＣＩを、上張気分配路３２Ａに
連なる上張気分配口３６Ａと下張気分配路３２Ｂに連な
る下吸気分配口３６Ｂとがなす中心線Ｃ２に対し、水平
方向に距離Ｅだけ下吸気分配ロ３６Ｂ側に偏寄する状態
に設定し、各吸気分配路３２Ａ、３２Ｂの気化器１４偏
に対する配設状態を相互に異ならせている。従って、燃
料の気化状態が良好である中・高速運転域においては、
気化器１４に対する各吸気分配路３２Ａ、３２Ｂの上記
設定により、各クランク室２１Ａ、２１Ｂに対する吸気
分配の均等化が達成され、各気筒の燃焼状態の安定化を
達成可能である。

他方、上記エンジン１２にあっては、燃料の気化状態が
良好でなく液膜流を生ずる低速運転域において、各吸気
分配路３２Ａ、３２Ｂの上記通路抵抗の差を考慮した配
設状態の差が１例えば気化器１４の吸気通路２７、およ
び吸気ｖ１３の分配陵部３３の中心線がより偏寄されて
いる下張気分配路３２Ｂ側により多値の液膜流が流入す
るような油膜流状燃料の分配の不均等化に及ぼす影響を
解消するように、各逆１ト弁３５Ａ、３５Ｂの吸気ヒ流
側で液膜流状燃料を捕捉し、かつ各吸気分配路３２Ａ、
３２Ｂの両者に均等に分配可能とする連絡溝３９を備え
ている。従って、エンジン１２の低速運転域においては
、液膜流状燃料を連絡溝３９によって各吸気分配路３２
Ａ、３２Ｂのそれぞれに均等に分配することにより、各
クランク室２１Ａ、２１Ｂに対する吸気分配の均等化が
達成され、各気筒の燃焼状態の安定化を達成可能である
。

なお、連絡溝３９は吸気経路に対して凹状をなすことか
ら、混合気の円滑な流れを何ら阻害するものでない。

第６図は本発明の第２実施例を示す配管系統図、第７図
は第６図の■−■線に沿う略断面図、第８図は第６図の
■−■線に沿う略断面図である。

この第２実施例においては、単一の気化器４１と第１ク
ランク室４２Ａおよびｗ４２クランク室４２Ｂのそれぞ
れとを、相互に分岐する第１吸気分配路４．３　Ａと第
２吸気分配路４３Ｂを介して連通可能に接続し、各吸気
分配路４３Ａ、４３Ｂに、気化器４１側から各クランク
室４２Ａ、４２Ｂ側への混合気の移動のみを許容する逆
１に弁４４Ａ、４４Ｂを配設している。ここで、第１吸
気分配路４３Ａは比較的細径でかつ長い形状を恨えられ
て通路抵抗が大とされ、第２吸気分配路４３Ｂは比較的
大径でかつ短い形状を与えられて通路抵抗が小とされて
いる。

しかして、この第２実施例においては、気化器４１の中
心線を、第１吸気分配路４３Ａと第２吸気分配路４３Ｂ
の分岐点４５に対して第１吸気分配路４３Ａ側に偏寄さ
せ、これにより、各吸気分配路４３Ａ、４３Ｂの通路抵
抗の差が各吸気分配路４３Ａ、４３Ｂに対する混合気の
分配の不均等化に及ぼす影響を解消可能としている。

また、この第２実施例においては、燃料の気化状態が良
好でなく液Ｍ流を生ずる低速運転域において、各吸気分
配路４３Ａ、４３Ｂのに記通路抵抗の差を考慮した配設
状態の差が１例えば通路の横断面における表面積のより
大きな第２吸気分配路４３Ｂ側により多擾の液膜流が流
入するような液Ｍ流状燃料の分配の不均等化に及ぼす影
響を解消するように、第１吸気分配路４３Ａに多礒の液
膜波状燃料を捕捉可能とする横断面積の大なる溝４６Ａ
を形成し、ｗＳ２吸気分配路４３Ｂに歩積の液膜流状燃
料を捕捉する横断面積の小なる満４６Ｂを形成している
。

すなわち、このｗ４２実施例によれば５燃ネ４の気化状
態が良好である中・高速運転域においては、気化器４１
に対する各吸気分配路４３Ａ、４３Ｂの上記設定により
、各クランク室４２Ａ、４２Ｂに対する吸気分配の均等
化が達成され、各気筒の燃焼状態の安定化を達成するこ
とが可能となる。

また、燃料の気化状態が良好でなく液膜流を生ずる低速
運転域においては、該液膜流を溝４６Ａと溝４６Ｂの存
在によって各吸気分配路４３Ａ９４３Ｂのそれぞれに均
等に分配することにより、各クランク室４２Ａ、４２Ｂ
に対する吸気分配の均等化が達成され、各気筒の燃焼状
態の安定化を達成することが可能となる。

第９図は本発明の第３実施例を示す配管系統図、第１０
図は第９図のＸ−Ｘ線に沿う略断面図、第１１図は第９
図のＸＩ−）Ｇ線に沿う略断面図である。この第３実施
例が前記第２実施例と異なる点は、第２吸気分配路４３
Ｂに何ら溝を設けず、第１吸気分配路４３Ａにより大な
る溝４７を設けたことにある。

すなわち、この第３実施例による場合にも、前記第２実
施例におけると同様に、燃料の気化状態が良好である中
・高速運転域におい大は、気化器４１に対する各吸気分
配路４３Ａ、４３Ｂの前記設定により、各クランク室４
２Ａ、４２Ｂに対する吸気分配の均等化が達成される。

また、燃料の気化状態が良好でなく、液膜流を生ずる低
速運転域においては、溝４７の存在によって、液膜流を
各吸気分配路４３Ａ、４３Ｂのそれぞれに均等に分配す
ることにより、各クランク室４２Ａ。

４２Ｂに対する吸気分配の均等化が達成される。

なお、上記各実施例は、ｔｌｌ−の気化器と２つのクラ
ンク室との組合わせのみからなる２サイクルエンジンに
本発明を適用する場合について説明した。しかしながら
、本発明は、単一の気化器と複数のクランク室との組合
わせが２組以ｌ二ある２サイクルエンジンにも同様に適
用ｎ丁能である。また、本発明は、単一の気化器と１Ｍ
数のクランク室との組合わせに加え、単一の気化器と単
一のクランク室との組合わせをも有してなる２サイクル
エンジンにも同様に適用可能である。

［発明の効果］ 以上のように、本発明は、単一の気化器と複数の各クラ
ンク室とを、気化器側から各クランク室側に向けて相互
に分岐する複数の吸気分配路を介して連通可能に接続し
、各吸気分配路に、気化器側から各クランク室側への混
合気の移動のみを許容する逆止弁を配設してなる多気筒
２サイクルエンジンの燃料供給安定化装置において、各
吸気分配路の通路抵抗の差が各吸気分配路に対する混合
気の分配の不均等化に及ぼす影響を解消するように、各
吸気分配路の配設状態を相互に異ならせて設定するとと
もに、各吸気分配路の上記配設状態の差が各吸気分配路
に対する液膜流状燃料の分配の不均等化に及ぼす影響を
解消するように、少なくともいずれかの吸気分配路の逆
１ヒ弁配設部位より吸気。ヒ流側に液膜流状燃料を捕捉
可能とする溝を配設するようにしたものである。従って
、燃料の気化状態が良好である中・高速運転域において
は、各吸気分配路の上記配設状態の設定により各クラン
ク室に対する吸気分配の均等化が達成される。また、燃
料の気化状態が良好でなく液膜流を生ずる低速運転域に
おいては、Ｌ記構の存在によって該液膜流を各吸気分配
路のそれぞれに均等に分配することにより、各クランク
室に対する吸気分配の均等化が達成される。すなわち、
本発明によれば、低速運転域ないし中・高速運転域の広
い運転範囲で、各クランク室に対する吸気分配を均等化
し、各気筒の燃焼状態を安定化することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を船外機に適用した第１実施例の要部を
破断して示す側面図、第２図は第１図のＴＩ　−ＴＩ線
に沿う一部断面図、第３図は０′Ｓ１図のｍ−ｍ線に沿
う矢視図、ｔｊＩＪ４図は第１図の要部を拡大して示す
断面図、第５図は同第１実施例の異なる要部を拡大して
示す断面図、第６図は本発明の第２実施例を示す配管系
統図、第７図は第６図の■−■線に沿う略断面図、第８
図は第６図のｖｉａ−ｖｉｉ線に沿う略断面図、第９図
は本発明の第３実施例を示す配管系統図、第１０図は第
９図のＸ−Ｘ線に沿う略断面図、第１１図は第９図の刈
−刃線に沿う略断面図である。 １２・・・エンジン、１４．４１・・・気化器、２１Ａ
・・・ｌ−クランク室、２１　Ｂ−・・ドクランク室、
３２Ａ・・・に吸気分配路、３２Ｂ・・・下張気分配路
、３５Ａ・・・Ｌ逆１に弁、３５Ｂ・・・ド逆１に弁、
３９・・・連絡溝、４２Ａ・・・第１クランク室、４２
Ｂ・・・第２クランク室、４３Ａ・・・第１吸気分配路
、４３Ｂ・・・第２吸気分配路、４４Ａ、４４Ｂ・・・
逆１１：弁、４６Ａ、４６Ｂ、４７・・・溝。 代理人　弁理士　塩　川　修　治 第６図 第９図 第７図　第８図 第１０図　第１１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）単一の気化器と複数の各クランク室とを、気化器
   側から各クランク室側に向けて相互に分岐する複数の吸
   気分配路を介して連通可能に接続し、６吸気分配路に、
   気化器側から各クランク室側への混合気の移動のみを許
   容する逆止弁を配設してなる多気筒２サイクルエンジン
   の燃料供給安定化装置において、各吸気分配路の通路抵
   抗の差が各吸気分配路に対する混合気の分配の不均等化
   に及ぼす影響を解消するように、各吸気分配路の配設状
   態を相互に異ならせて設定するとともに、各吸気分配路
   のに記配設状態の差が各吸気分配路に対する液膜流状態
   ネ１の分配の不均等化に及ぼす影響を解消するように、
   少なくともいずれかの吸気分配路の逆止弁配設部位より
   吸気上流側に液膜流状燃料を捕捉可能とする溝を配設す
   ることを特徴とする多気筒２サイクルエンジンの燃料供
   給安定化装置。