JPS6020415Y2 - 乾燥機の排塵分離装置 - Google Patents

乾燥機の排塵分離装置

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Publication number
JPS6020415Y2
JPS6020415Y2 JP17867778U JP17867778U JPS6020415Y2 JP S6020415 Y2 JPS6020415 Y2 JP S6020415Y2 JP 17867778 U JP17867778 U JP 17867778U JP 17867778 U JP17867778 U JP 17867778U JP S6020415 Y2 JPS6020415 Y2 JP S6020415Y2
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JP
Japan
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fountain
dust
water
tank
dryer
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Expired
Application number
JP17867778U
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English (en)
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JPS5599732U (ja
Inventor
宏治 阿部
Original Assignee
株式会社山本製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社山本製作所 filed Critical 株式会社山本製作所
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Separation Of Particles Using Liquids (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、乾燥機の排塵分離装置に関する。
従来の乾燥機による籾の乾燥に際しては、小さな塵耗を
含んだ排風を行なっているので公害問題となっているが
、本考案はその塵耗を排風から分離させて除塵し公害問
題を解決するものであり、確実に除塵できるとともに簡
単な構造にして良好に実施できるよう提供するものであ
る。
次に、図面に示す実施例について説明する。
Aは従来の乾燥機を示し、その一部にはファン1を有し
た排風排塵口2が構成されている。
Bは排塵分離装置を示し、上方に開放するタンク3の内
部には水4を入れて噴水器5を装設しである。
この噴水器5は、噴水口5aを上向きにして直立せしめ
た圧水バイブロと、上記噴水口5aの上方に対位して該
噴水口5aから噴出する噴水を傘状の円形噴水イに形成
する傘形案内体5bとから成るもので、円形噴水イがタ
ンク3内の水面4aより上方に形成されるよう装設しで
ある。
そして、上記圧水バイブロが連通するポンプ7からはタ
ンク3の下部に連通ずるよう吸水パイプ8を延設し、該
吸水パイプ8より上方となるタンク3内下部には大目の
フィルター9と小口のフィルター10を上下にそれぞれ
着脱自在にして張設し、支脚11により支持するタンク
3の下底にはドレンコック12を装設して構成する。
また、前記噴水器5の上方におけるタンク3内上部には
支持金13を装設し、可撓性ダクト14の一端側を支持
金13に取付けてその一端側の排出口15を下向きにし
て噴水器5の上方にのぞませ、ダクト14の他端側を乾
燥機Aの排風排塵口2に連設して構成する。
しかして、噴水器5の噴水口5aより下方に水面4aが
張るようタンク3内に水4を入れ、ポンプ7を始動する
と、吸水パイプ8より吸水して噴水口5aから水を噴出
させることになって、第3図に示すように案内体5bに
より案内し水面4a上に円形噴水イを作ることになる。
乾燥機Aの作業に際し、ダクト14内を流出される排風
排塵は排出口15から円形噴水イおよび水面4a上に向
は排出されて第3図に示すように矢印口で示すように流
れ、排風はタンク3内から上方に抜けて排出され、塵耗
は円形噴水イから水面4aにかけて付着し、上方に抜け
る排風からは除塵される状態となる。
上述した排風排塵の除塵過程を更に詳細に述べると、次
の通りである。
乾燥機Aから排出される排風排塵が、傘形案内体5bに
よって案内分流され、層流となって斜め下向きの放射状
に拡散され、円形噴水イにスムーズに誘導される。
そして、この誘導された排風排塵は、表面積の大きい円
形噴水イと広範囲に亘って接触することと、流れ方向の
同じ円形噴水イと併合して流れ該噴水イと接触している
時間が比較的長いことから、排塵が効率よく円形噴水イ
に付着して排風と排塵とに分離され、第一次の排塵分離
作用が行なわれる。
また、この排風排塵は、上記円形噴水イによってタンク
3内の水面4a上にスムーズに案内誘導され、排塵が効
率よく水面4aに付着して排風と排塵とに分離され、第
二次の排塵分離作用が行なわれる。
なお、噴水のための水は、フィルター9,10で順次ろ
過して詰らないように循環して使用することができ、フ
ィルター9,10上の塵耗は除去することができ、タン
ク3内の量水はドレンコック12より排出することがで
きる。
第4図は他の実施例を示す、前記実施例同様に構成する
タンク3の上方側部にはポンプ7側に連通ずる噴水器5
を横設し、その噴水器5から下方に噴出する噴水イに対
し、ダクト14の排出口15に向けて、前記実施例同様
に除塵できるように構成したものである。
本考案の排塵分離装置は、前述した第2〜3図に示す実
施例のように、水4を入れたタンク3内に、噴水口5a
を上向きにして直立せしめた圧水バイブロと、上記噴水
口5aの上方に対位して該噴水口5aから噴出する噴水
を傘状の円形噴水イに形成する傘形案内体5bとから威
る噴水器5を、円形噴水イがタンク3内の水面4aより
上方に形成されるよう装設すると共に、乾燥機Aの排風
排塵口2に連通したダクト14の排出口15を、上記噴
水器5の傘形案内体5bに向けてタンク3内上部に装設
したものであるから、前述した排塵分離作用からも理解
されるように、 (イ)傘形案内体5bが、排風排塵の案内分流機能を有
し、排風排塵を斜め下向きの放射状にかつ層流状に拡散
して、円形噴水イへの誘導をスムーズにする効果を奏す
る。
(ロ)円形噴水イが、第一次排塵分離機能を有し、大き
な表面積(接触面積)をもって、拡散された上記排風排
塵と広範囲に亘り接触し、効率よく排塵分離作用をなす
効果を奏する。
また、この円形噴水イは、拡散された上記排風排塵と同
一方向に併合して流れるため、排塵の単位粒子との接触
時間が比較的長く、上記排塵分離作用を助長する効果を
奏する。
(ハ)同じく円形噴水イが、拡散された上記排風排塵の
案内誘導機能を有し、排風排塵をタンク3内の水面4a
上にスムーズに誘導する効果を奏する。
に)タンク3内の水面4aが、第二次排塵分離機能を有
し、円形噴水イで処理しきれなかった排塵を、ここで完
全に分離する効果を奏する。
(ホ)タンク3内の水4が、排塵の収集機能を有し、円
形噴水イと氷面4aとに付着した排塵を収集すると共に
、それを水中に沈下せしめて水面4aを浄化し、水面4
aの排塵分離機能を永く保持する効果を奏する。
以上のことから、本考案の排塵分離装置は、乾燥機Aよ
り排出される排風排塵を排風と排塵とに効率よく分離腰
確実良好に除塵して、頭記のような公害問題を完全に解
消することができる。
また、本考案装置は簡単な構造をもって上記効果を奏す
る点も大きな特徴の一つである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の乾燥機の斜視図、第2図は本考案の実施
例である排塵分離装置の断面図、第3図は第2図の一部
で示す作動説明図、また第4図は本考案による他の実施
例の一部を破断した要部の説明図である。 4・・・・・・水、3・・・・・・タンク、4a・・・
・・・水面、イ・・・・・・噴水、5・・・・・・噴水
器、A・・・・・・乾燥機、2・・・・・・排風排塵口
、14・・・・・・ダクト、15・・・・・・排出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水を入れたタンク内に、噴水口を上向きにして直立せし
    めた圧水パイプと、上記噴水口の上方に対位して該噴水
    口から噴出する噴水を傘状の円形噴水に形成する傘形案
    内体とから成る噴水器を、円形噴水がタンク内の水面よ
    り上方に形成されるよう装設すると共に、乾燥機の排風
    排塵口に連通したダクトの排出口を、上記噴水器の傘形
    案内体に向けてタンク内上部に装設したことを特徴とす
    る乾燥機の排塵分離装置。
JP17867778U 1978-12-28 1978-12-28 乾燥機の排塵分離装置 Expired JPS6020415Y2 (ja)

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JP17867778U JPS6020415Y2 (ja) 1978-12-28 1978-12-28 乾燥機の排塵分離装置

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JP17867778U JPS6020415Y2 (ja) 1978-12-28 1978-12-28 乾燥機の排塵分離装置

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Publication Number Publication Date
JPS5599732U JPS5599732U (ja) 1980-07-11
JPS6020415Y2 true JPS6020415Y2 (ja) 1985-06-19

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ID=29189378

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JP17867778U Expired JPS6020415Y2 (ja) 1978-12-28 1978-12-28 乾燥機の排塵分離装置

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JP4015399B2 (ja) * 2001-10-09 2007-11-28 株式会社カワタ 湿式集塵装置

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JPS5599732U (ja) 1980-07-11

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