JPS60203312A - ユニバーサル遊星圧延機 - Google Patents

ユニバーサル遊星圧延機

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JPS60203312A
JPS60203312A JP60034248A JP3424885A JPS60203312A JP S60203312 A JPS60203312 A JP S60203312A JP 60034248 A JP60034248 A JP 60034248A JP 3424885 A JP3424885 A JP 3424885A JP S60203312 A JPS60203312 A JP S60203312A
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JP
Japan
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roll
rolling mill
rolls
axis
planetary rolling
Prior art date
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Pending
Application number
JP60034248A
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English (en)
Inventor
ベルナール フアザン
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Institut de Recherches de la Siderurgie Francaise IRSID
Original Assignee
Institut de Recherches de la Siderurgie Francaise IRSID
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS60203312A publication Critical patent/JPS60203312A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B13/00Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories
    • B21B13/18Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories for step-by-step or planetary rolling; pendulum mills
    • B21B13/20Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories for step-by-step or planetary rolling; pendulum mills for planetary rolling

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metal Rolling (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
  • Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、鋼ビレットのような長尺材料の圧延用のユニ
バーサル遊星圧延機に関する。
該タイプの圧延には圧延部材の周囲に2つずつ配列され
た対称的な圧延回転ユニットを持ち、ユニットの各々が
その円周上に、ワークロールを等間隔で備えている。
この圧延ユニットには2種のタイプがある。すなわち、
第1のタイプでは、ワークロールが支持シリンダ上を回
転し、支持シリンダと同軸を回転する軸受は内で旋回し
ている。このタイプを支持シリンダ型という。第2のタ
イプは、支持シリンダを持たず、ロールが直接回転子内
で軸支されている。このタイプを回転子型と言う。
この2つのタイプでは、他のユニットのロールと同期し
た運動を、各ユニットのロールに与える。
その結果、圧延材料とロールが連続して接触するように
して圧延が行われる。
以下の説明においては、回転子型に説明を局限すること
にする。いうまでもないが、本発明並びにその全ての要
素が支持シリンダ型遊星圧延機に適用できることは言う
までもない。
説明を簡単にするため、ビレットの各面に向かい合って
配置され、同一平面上に位置する軸を中心とする、4つ
の回転子のロールによって、断面が正方形のビレットの
圧延が行われる場合を次に説明することにする。
先行技術について説明すると、18図には、1962年
ツェリコフ(TSBLIKOV)が考案したようなユニ
バーサル遊星型圧延機の原理が示されである。この圧延
機では、断面が正方形の小ビレット1が2つのグループ
のロールの作用を受ける。
第1のグループは、2つの回転子2と2゛に設けられた
ものであり、互いに平行な軸3と3゛の周囲を同期して
回転駆動されている。回転子2は、その円周上に等角度
間隔で配置されたロールグループ4j、4±・・・・4
−η、を備えている。一方、回転子2″も同様に該グル
ープと対向するように配置された同様のロールのグルー
プ4 a’、 4 b’・・・4−η、゛を備えていて
、全てのロールの軸は回転子の軸3と3”に平行になっ
ている。第2のグループは第1のグループと同様の他の
2つの回転子5と5”に設けられたものであり、これら
はビレットの軸1−1′のまわりに90°回転した所に
位置している。これらの回転子に軸支されているロール
6と6”はロール4と4″と数と配置について同様であ
り、しかも、回転子2と2”のロールの連続する二対、
例えば4 a、 4 a’と(旦、4±”が圧延する合
間に、ビレッ)1−1’の他の二面に圧延を行うように
、ロール4と4°は配置されている。ビレット1の断面
は、対向して配置された対をなすロールによって、対向
する一対の面、次に他の一対の面と交互に圧延されなが
ら、漸次断面減少される。lb図に圧延棒鋼がおのおの
の軌道を描きながら運動するロールと接触する区域での
圧延材の形状を示した。この区域を″噛み込み”と言い
、同様に変形を始める場所から、断面P。
までの延在する棒鋼の部分を同じ名前で呼び、ビレット
の断面がP“面から望ましい寸法に到達するまでを、“
出口面”と呼ぶ。
しかしながら、このような構成においては、ロールは世
直線状をなし、その結果、自由変形で圧延が行われる。
従って、角度Aが鋭いために(IC図)、変形により表
面が拡大するフランジ効果が起こり、ビレットのコーナ
一部分が著しい冷却を受け、成品の品質を損うビレット
のコーナ一部分の亀裂、コーナ一部分の表面欠陥となっ
て現れる。
こういった不都合を避けるため(ヨーロッパ公開特許第
0000290号、出願人Hille Bnginee
ring)により、1回通過する毎に部材の対応するコ
ーナ一部を圧延する、2円弧の肩部をなす輪郭のロール
を使用することが提案された。しかしながら所望の結果
を得るにはロールの軸がロールを備える回転子の軸に対
して45°の角度で傾いていなければならず、その結果
、伝動機構を複雑とし、操作の信頼度を低下し、機械の
必要空間を多大なものにする。
本発明の目的はこれら全ての困難を取り除き単純でコン
パクトな装置による圧延で丸いコーナ一部の製品を確実
に得ることである。しかも本発明の装置ではロールの軸
が回転子の軸と平行になるようにしである。
上記の結果を達成するために、本発明に従うと、圧延が
対向する力でもって行われる圧延部材の周囲に対称的に
配置された圧延の回転ユニットの円周上に等角度間隔で
配置されるロールにより行われる長尺材料のユニバーサ
ル遊星型圧延機であり、ロールの軸がロールを備える回
転ユニットの軸に平行であり、各ロールが、小さな底面
を共有し、ロールの軸に垂直な面の内に位置づけられた
丸い溝を形成するように、該小さな底面で軸方向に結合
した2つの円錐台の回転体であることを特徴とする圧延
機が提供される。
断面が正方形である成品を圧延する特殊な場合、円錐台
の母曲線の中央の直線部分が、圧延材の出口断面の対角
線に平行であるロール軸に対してなす傾斜はほぼ45°
である。
ロールを備える回転子が、それ自体公知な方法で同期回
転駆動されることは当然である。本明細書で説明する例
によると、ロール自体は同期回転運動をするときとしな
いときがあるが、これは後で詳しく述べることにする。
最終的な断面の形状は、ロールの互いに垂直な2方向で
対向する対をなすロールの連続的な圧延でもって獲得さ
れる。これらの圧延が各々行われる間に、各ロールはビ
レットの2つの隣接する面と接触し、この接触はビレッ
トの面の幅全体或いは幅の一部分であってもよい。
以下、添付の図面を参照しつつ本発明をより詳細に語る
ことにする。
原理として、第2図を示すのが、以」二に述べた第1の
可能性に対応する本発明により提案された解決例であり
、この例では少なくともロールの面の1つと、ビレット
の接触がビレットの対応する面の幅全体に対して行われ
る。該解決例を以下応用Iと呼ぶことにする。
この解決例において、本発明に従い、高さの違う2つの
円錐台12.13. (17,18)をそれらの小さい
方の底面により結合し、2つの円錐台体として、ロール
の軸10’ (11’ )のまわりに回転子として組み
立て、各ロール10と11を形成する。その結果、ロー
ルはロールの軸及びロールを備える回転子の軸に対し垂
直で、ビレットの対角線を含む面P内に丸くなった溝を
形成する。ロールの長い方の面は、そのロールに対向し
ている他のロールの長い方の面と対向している。
ロールIOの円錐台12の面14の中央の直線部分は充
分ながく、ビレットの対応する面が幅全体にわたって接
触する。その結果、核間が規則正しい所定の形状になる
ロール10に向かい合うロール11の円錐台体18の面
20の直線部分ではビレットの面の幅全体と接触しない
。そうでなければ、対向するロール10と11はそれら
の軌道を通過する時、ぶつかることになる。各ロールの
短い方の面、つまりロール10の面15又はロール11
の面20は従って、ビレットの対応する面とは、その幅
の一部分としか接しない。従って、このビレットの面に
はロール10の通過により圧延される区域と圧延されな
い区域が含まれることになる。この結果、2つの区域を
超えると変形が不連続に行なわれることになるだろう。
こうした不都合を除くため、短い方の面15(又は20
)の先端部が、圧延されている区域と圧延されていない
区域との間に連続的に接合が行われるように、拡がった
形状16 (21参照)をしている。
円錐台の面の、輪郭すなわち、母曲線の2本の中央の直
線部分は、ロールの軸に対し45°の角度を保っている
。対向する一対になったロールは各々、一方のロール(
例えば11)が第2図の面と垂■ 直なビレットの縦軸xX′のまわりを180°回転すれ
ば、該ロールと対になった他方のロール(ここでは10
)と一致するよう配置されている。
その上、互いに直径方向に対向して配置された2つのロ
ールを各回転子を含むより単純な装置の場合は、本発明
に従うと、円錐台体の配置を隣接するロール毎に互いに
ロール1つ分だけ逆にする。
換言すれば、同一の回転子上でロールlOと対向して配
置されたロールの場合、大きな方の円錐台体は右に、小
さな方の円錐台体は左に位置する。それに対し、他方の
回転子上のロール11に対向して配置されるロールの場
合、小さな方の円錐台体は右に、大きな方の円錐台体は
左に位置する。逆の位置にする理由は、第4図を参照し
て説明されるように、圧延中にxX”軸の周囲にビレッ
トを捩回する傾向を排除することにある。
同様に、水平軸方向の一対の回転子に、Xx”軸の周囲
に90°回転させた垂直方向の回転子の対を組み合わせ
る最も単純な装置の場合、本発明に従うと、垂直軸方向
の回転子上に、寸法、形状、2 配置が相似のロールを配置することで、対向するロール
の力によって圧延し、しかもロールの輪郭は、各々が対
向する対になったロールとなるように、圧延の連続的作
用の中で、先行する回転子の他の1対の対向するロール
の輪郭と一致するよう構成する。このためまず、ビレッ
トの垂直軸面に対し、対称で次に、ビレット軸の周囲に
90°の回転した形となる。
本発明の特徴となるこれら様々な装置および、本発明が
実現する本質的な役割をよりよく理解するため、これか
ら第3図と第4図を参照する。
第3図で示したのは、本発明による装置の全体の原理と
なる図式である。第2図に示した一対のロールの同じ機
素は同じ参照番号で示した。例えば、ロール10と11
は、回転子30及び31の円周上の軸受内で回転軸IQ
’lL’の周囲を回転する。しかも該回転子30と31
’ はロール10と11° と直径方向に対向して、そ
れぞれロール32と33を備える。同様に、他の2つの
回転子34及び35は前述の回転子に対して垂直になっ
ていて、(第1a図での2と2゛に対する5と5゛に相
当する)該回転子34.35は、ロール36〜37と3
8〜39を備え、これらのロールはロール10〜32と
11〜33に対し、直交位置をなして、圧延プロセスの
同期化を可能とする。装置全体の駆動は図示しないモー
タにより駆動される伝達軸40と50により行われる。
軸40は直接回転子30を駆動し、ロール自身の回転運
動の速度調節は第3図で示したような51.52.53
.53° の歯車を介して軸50によって行われること
が可能である。2重歯車52は軸40上を自由に回転し
、他の3つの回転子および該回転子の備えるロールの同
期化は、傘歯車42.43.44.45によって行われ
る。他の3つの回転子を持つ、相似した他の3つの軸と
、軸50との同期化は図を過度に複雑にしないため、示
さなかった。もちろん、ロールの回転速度、調節方法は
本発明の一実施例にすぎず、本発明に何等制限を加える
ものではないし、本発明の範囲を超えずに本発明として
知られている他の公知のあらゆる方法により実現するこ
とが可能である。。
対向する一対のロール10−11と32〜33の形は第
2図で述べられた特徴に適しているものである。
他の2つの回転子−ロール36〜39は垂直の軸を持ち
、それらの間でも、またロールの角度による位相の違い
を除けば、ロール10.11と32.33と相似である
装置の機能は第4図に描かれている。第4a図は第3図
に描いた機素全体と対応した位置にある。
この場合、ビレット1はロール10と11によって圧延
される。概略的には、対になったロール10と11が接
触弧を描くとき、ロールの大きな方の円錐台体12と1
7の面14と19が圧延の主要な働きをこの働きに関わ
るビレットの面の幅全体に対して行う。
一方で短い方の面15と20の作用はビレットの他の2
面の幅の一部にしか影響を及ぼさず、ロール10と11
の溝9と22はビレットの対応するコーナ一部と接触し
、それらを望ましい丸みをもった形にすることが、図か
ら明らかになる。
4つの回転子を90゛回転すると、垂直軸上に支持され
た回転子34と35上に備えられたロール36と38が
介入してくる。そのときの状態が、第4b図5 に描かれている。そこではビレットはロール36と38
の作用を受け、ロール36と38の長い方の面46と4
7が主になる作用を行う。一方、短い方の面48と49
の働きは、短い方の面が接しているビレットの幅の一部
にしか影響を及ぼさず、しかもビレットの他の2つのコ
ーナ一部はロールの丸くなった溝により圧延される。
新たに同じ方向に90゛回転させると、第4c図に示す
配置になる。そこでは、ロールの位置は、第4a図の位
置と似ているが、短い方の面15” と19” が、今
度はビレットの面に作用し、第4a図では、長い方の面
14と19が作用し、これを交互に繰り返す。
長い方の面14′ と20゛ の働きがなかんずくビレ
ットの面の形を規則正しくする効果を持つことがわかっ
た。ビレットの面は第4a図と第4b図に描かれた対向
するロールの先の2対が通過する間に、幅全体にわたっ
て均一に圧延されなかった。
そのことを以下で詳細に検討しようと思う。
同様にして、3回目に90゛回転させると、第6 4−リエ図の位置に来る。そこでは状況が第4−や−図
の位置と類似しているが、短い方の面48”、49°が
ビレットの面に作用する。第4b図では、ビレットに長
い方の面46と47の面の働きが作用しており、これが
交互に繰り返される。
回転子の円周上に配置された、ロールのこのような非対
称的な作用のためビレットが捩られる危険があるが、非
対称の動きが反対方向に交互に作用する結果として、こ
のような捩る傾向が絶えず補償されることが、このよう
にして明らかとなる。
今述べたところの装置においては、各回転子は−直径方
向で対向している2つのローラしか備えていない。もち
ろん、本発明の範囲を超えることなく、各回転子に隣接
するローラを整数個対備えることも又、同様に可能であ
る。ローラーは個々が各回転子の周囲に等角度間隔で配
置されているので、1つの回転子が2つのローラーをも
つ最も単純な装置においてのべられたような変形運動が
なされるとき、しかも1対になっている2つのローラー
はビレットに対して、同一の形と位置をとる。
それに対し、ロールの形と位置は以下で一対のローラー
についてでもう一度述べられる。
同様にして、本発明は、正方形のビレットの圧延にも何
等制限を受けないが、特許請求の範囲の中で述べられた
特徴が尊重される範囲で、垂直断面が円形、長方形、多
角形の長尺材料にも適用される。
第5A、5−リー、5c、5−φユ図は破線で示す棒鋼
から、断面1゛が円形の棒鋼が圧延される状況を詳細に
示している。破線で示す圧延前の断面は、図を簡単にす
るため円にしであるが、別の形状であっても可能である
第6図は本発明の特徴の一つに従うロールの形態を詳細
に描いたものである。ロールの軸に垂直で、且つ圧延さ
れる棒鋼の軸を通る面■に対してロールの形状は非対称
である。該平面は各ロールを高さの異る2つの部分に分
割する。例えばロール60では、Hlと82となる。接
触する区間ABはこの場合、円形の丸(なった溝と同一
で、90°以上の角度αで拡がり、対向する種々の対の
ロールが連続的に接触する輪郭で必要なように覆う。し
かも接触する輪郭の選択AとBのすぐ隣りから拡げられ
た部分61と62を利用して変形が連続的に行われるよ
うになる。垂直軸の面を通る線■に対して位置をずらせ
である方が好ましい。そうすれば、拡げられた部分によ
り、AとBを起点としてロールの面が続き、A、Bの隣
接部分の変形の連続性に好ましい。
第7図に原理として示しているのは、本発明により提案
された他の応用であり、応用■と今後呼ぶことにする。
応用■は本発明の一般的な呈示において考察される2番
目の可能性に対応したもので、ここでは、ロールの2つ
の面と対応する正方形のビレットの2つの面の接触が、
これらの面の幅の一部分でしか行われない。
本質的には本発明のこの態様は、軸71’ (72”)
に回転可能に組み立てられた各ロール71と72を、2
・つの円錐73と74を、それらの小さな底面で結合し
た組立体の回転体として形成し、その結果、各ロールは
、ビレット1.1′の対角線を含み、ロー9 ルの軸71’?2”に対し垂直である平面“v″の中に
位置づけられた丸くなった溝を有する。これらの円錐台
体は大きな底面から、丸く拡がった部分75゜76へと
続き、円筒体77と78と接続する。こうして各ロール
は平面゛′■′′に関して対称な形を持つようになる。
各円錐台体の母曲線又は輪郭の直線部分79は、ロール
の軸に対して45°の角度をなし、ビレット1″の面の
中央部を越えて拡がっているはずである。その結果、例
えばロール71.72が圧延のための円弧状軌道を描く
間にロール71がビレットと接触する面と、すぐ次の瞬
間に他の2つの回転子に載架された他のグループのロー
ルのうちの対向するロール対のうちの一方のロール81
とビレットとの接触する面との間には重複部分があるこ
ととなる。
こうした応用■では、4つの回転子のロールが全て同じ
形である。その結果光に説明した応用Iとは違い、各回
転子上に組み立てられるロールの数が必ずしも偶数とな
ることはない。
0 本発明が実現されることが可能になる2つの応用例は任
意の断面形状の圧延に適用可能であるが、これらの応用
例は互いに、ロールの形状、ロールの配置、ロールを備
える回転子の円周上のロールの配置、さらに、“噛み込
みパ位置でのロールとビレットの接触の性質及び対称性
によって、区別される。
その結果、もし噛み込み内にある棒鋼の部分から得られ
た形状を検討するに、応用Iと■には次のような相違が
確S忍される。
本発明の応用Iで、ビレットの対向する面のうちの2面
、例えば第1a図を参照すると、a、b。
f、e面とd、c、g、h面は、噛み込み位置を通過し
、或いは少なくとも出口面のすぐよこにある噛み込み部
分をロールが通過した後には、幅全体にわたりロールと
接触したこととなる。
一方、他の2つの面、a、d、h、e面とす。
c、g、f面は、これらの同じ−ルとそれらの幅の一部
においてしか接触しない。その結果、圧延される棒鋼の
断面が“噛み込み”の中で形成され、第9図に示された
正方形にほぼ等しい形体になり、それぞれ噛み込み面a
、b、f、e面及びす、c。
g+ f面にそれぞれに属する向かい合う辺が直線状と
なり、一方でa、d、h、eとす、c、g。
hの噛み込み面にそれぞれ属する2つの辺はロールの短
い方の面と接触した部分と、ロールと接触しなかった部
分との2つの部分からなり、これらの部分は軽いふくら
み(へこみ)91と92によって連続している。
ふくらみ(へこみ)の大きさは、圧延材と連続する幻に
なった対向するロールとの間の2つの連続する接触にお
いて、ビレットが圧延方向に移動する距離に依存する。
本発明の応用■では、ビレットの面はどれも゛噛み込み
″′位置を通って来るロールと、幅全体において接触し
ない。その結果、″噛み込み°′は第1O図と第11図
に描いたような形になり、そこではビレットの面のおの
おのが2つの軽い凹面を持つ。
凹面は、ひどく寸法も違い、およそ縦の方向にラッパ形
に広がった一種のリブ(101,102,103,10
4)によって連結されている。このリブは入口面の近傍
に位置する“′噛み込み”位置の端部から発生し、出口
面の手前で完全に消滅する。その結果、ユニバーザル圧
延機通過後に得られビレットは非常に平らな面をしてい
る。
次に、本発明の2つの応用の特徴を要約する。
応用例■には以下の特徴がある。
−ロールの形が非対象 −ロールの最大直径が応用■より大きく、その他の全て
のものは同じである。つまり、応用Iでは長い方の面が
ビレットの対角線を越えて、ロールの軸と平行に延在す
る。
−ビレットの4つの面を等しく圧下し、ビレットが捩れ
る傾向を矯正するには、1つの回転子に対し、多数対の
ロールが必要とされる。
−パ噛み込み″が得られると、2つの向かい合った面が
完全に平面になり、一方他の2面は、軽(とび出すくへ
こむ)でいる。
応用例Hには次の特色がある。
−全てのロールは同じ対称形をなす。
3 − ロールの最大直径は応用■より小さく、しかもすべ
てのロールもこれに準する。
−回転子毎のロールの数は必ずしも偶数ではない。
−噛み込みはビレットの4つの面の一部分上に、一般に
長さ方向に延在するリブを有する。リブは出口面の前で
消滅して完全に平面化する。
その結果、遊星圧延機通過後に得られるビレットの面は
古典的方法による圧延で得られた面と同じく平面になっ
ている。
これらの特徴を考慮して、所望の延伸率、圧下率、装置
の能力、さらに圧延材の可鍛性に従い、2つの応用のい
ずれかを選ぶことができる。
原理を示す図である。
第2図は正方形のビレットを圧延するための本発明1の
実施例の概略図で、そこにはロールの面の一つと、ビレ
ットの対応する面の間で接触がこ4 の面の幅全体にわたり行なわれる。
第3図が示すのは、第2図による本発明の実施例の装置
全体の原理図である。
第4a、4b、4c、4c図は第3図で示された装置の
作用を示すものであり、圧延の操作の1サイクルでの様
々な位相を詳細に示したものである。
第5 a、 5 b、 5 c、 5 d図は第4a、
4’b、4c。
4c図と類似の図だが、本発明を実施する場合の断面が
円の圧延部材の圧延に適している。
第6図は、第5a、5b、5c、5c図による実施例で
実施されているロールの詳細な図である。
第7図と第8図が示すのは、第2図と類似する実施例を
描いたもので、正方形のビレットの圧延を目的とするが
、ロールの面と対応するビレットの面は、この面の幅の
一部においてしか接していない。
第9図は第2〜4図で示した場合の圧延の“噛み込み”
部でのビレットの断面を図式的に示したものである。
第1O図と第11図は、第7図、8図で示した本発明を
実施する場合の圧延の“噛み込み′”部でのビレットの
斜視図および断面図である。
(主な参照番号) 2.2’ 、5.5’ ・・回転子、 3.3° ・・回転子の軸、 4 a、 4 b、 4 c、 6.6’ 、10. 
Ii ・ロール、12、13.17.18・・円錐体、 14、15・・母曲線の直線部分 特許出願人 アンスチチュ ドウ ルシエルシュドウ 
ラ シデルルジー フランセーズ(イルジッド) 代 理 人 弁理士 新居 正形 (fal&)e+ 
−Q Ltl 哨 Ll b 硝 哨

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) 圧延材の周囲に対称的に配置された圧延の回転
    ユニットの円周上に等角度間隔で配置されるロールによ
    り圧延が対向する力によって行われる、長尺材料のユニ
    バーサル遊星圧延機であり、ロール(10,11)の軸
    (10°)がロールを備える回転ユニット(30)の軸
    (40)に平行であり、各ロール(lO)が、小さな底
    面を共有し、ロールの軸(10”)に垂直な面(V)の
    内に位置する丸い溝を形成するように、該小さな底面で
    、軸方向に結合した、2つの円錐台(12,13)によ
    り構成される回転体であることを特徴とするユニバーサ
    ル遊星圧延機。 (2)゛ ロールを形成する2つの円錐台(12,13
    )の2面を形成する母曲線(14,15)のうちの直線
    部分が該ロールの軸(10’)に対して、はぼ45°の
    角度で傾斜することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のユニバーサル遊星圧延機。 (3) ロールを形成する2つの円錐台(12,13)
    の高さが違うことを特徴とする特許請求の範囲第1項又
    は第2項に記載のユニバーサル遊星圧延機。 (4) ロールを形成する2つの円錐台のうち、短い方
    の面(15)が、核間(15)と接触する圧延材の表面
    部分と接触していない部分との連続的な接合を確実とす
    るように、拡がった形状(16)になっていることを特
    徴とする特許請求の範囲第3項に記載のユニバーサル遊
    星圧延機。 (5)対向するロールの対を構成する、つまり、相対す
    る2つの圧延ユニットのそれぞれに属する、ロールの各
    々の面を形成する母曲線は互いに圧延材の軸を中心に1
    80°回転した位置をなし、しかも同じ圧延ユニットの
    2つの隣接するロールの面を形成する母曲線が、該圧延
    ユニットの軸に垂直で、圧延材の軸を通る面に対して互
    いに対称になるよう配置されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第4項に記載のユニバーサル遊星圧延機。 (6) ロール(71)を形成する2つ″の円錐台(7
    3,74>が同じ高さであることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項又は第2項に記載のユニバーザル遊星圧延
    機。 (7) ロール(71)の面が、ロールの両端部で同一
    直径の円筒部分(77、78)と連結する拡がり部(7
    5,76)を有することを特徴とする特許請求の範囲第
    6項に記載のユニバーサル遊星圧延機。 (8)圧延ユニットの数が4つであることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項〜第7項のいずれか1項に記載の
    ユニバーサル遊星圧延機。 (9)圧延材が、垂直断面が正方形である金属ビレット
    であることを特徴とする特許請求の範囲第2項〜第8項
    のうちのいずれか1項に記載のユニバーサル遊星圧延機
    。 σQ 各ロールが弧角度90°以上で広がる円弧状の丸
    い溝を持ち、ロールが噛み込み出口の面に位置するとき
    は、該弧の中心が各ロールの軸より等距離であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のユニバーサル遊
    星圧延機。 (11) 丸くなった円弧状の溝が、ロールの軸に対し
    て垂直且つ圧延材の縦軸を含む面に対して非対称である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1O項に記載のユニ
    バーサル遊星圧延機。 (12) 丸くなった円弧状の溝はその両端部で、ロー
    ルと接触する圧延材の表面部分と接触していない部分と
    を確実に連続的に接続させるように、拡がった形状にな
    っていることを特徴とする特許請求の範囲第1O項に記
    載のユニバーサル遊星圧延機。 (13) 圧延材が、垂直断面が円形である棒鋼である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第10項〜第12項の
    いずれか1項に記載のユニバーサル遊星圧延機。 (14) 回転圧延ユニットが回転子であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項〜第8項及び第10項〜第
    12項のいずれか1項に記載のユニバーサル遊星圧延機
JP60034248A 1984-02-22 1985-02-22 ユニバーサル遊星圧延機 Pending JPS60203312A (ja)

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FR8402803A FR2559689B1 (fr) 1984-02-22 1984-02-22 Laminoir du type planetaire universel pour produits longs
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EP0156151A1 (fr) 1985-10-02
ES8700091A1 (es) 1986-10-01
ATE51168T1 (de) 1990-04-15
FR2559689B1 (fr) 1987-05-15
EP0156151B1 (fr) 1990-03-21
FR2559689A1 (fr) 1985-08-23
US4715205A (en) 1987-12-29
ES540579A0 (es) 1986-10-01
DE3576658D1 (de) 1990-04-26

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