JPS6020271Y2 - 密封型リ−ドリレ− - Google Patents

密封型リ−ドリレ−

Info

Publication number
JPS6020271Y2
JPS6020271Y2 JP15203379U JP15203379U JPS6020271Y2 JP S6020271 Y2 JPS6020271 Y2 JP S6020271Y2 JP 15203379 U JP15203379 U JP 15203379U JP 15203379 U JP15203379 U JP 15203379U JP S6020271 Y2 JPS6020271 Y2 JP S6020271Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
base
corner
sealant
reed relay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15203379U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5667641U (ja
Inventor
正徳 元山
博信 野口
直樹 西村
Original Assignee
松下電工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下電工株式会社 filed Critical 松下電工株式会社
Priority to JP15203379U priority Critical patent/JPS6020271Y2/ja
Publication of JPS5667641U publication Critical patent/JPS5667641U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6020271Y2 publication Critical patent/JPS6020271Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、密封型リードリレーに関するもので、その目
的とするところは、シール剤でのケースとベースとのシ
ール性能を向上させるとともに、リレー内容積の減少度
合を少なくすることにある。
従来の密封型リードリレーは、第1図のように、アクチ
ェータ1、NO接点2、NC接点3、永久石4等を取着
し、コイル5を巻回したコイル枠6をベース7に固着し
、ベース7にケース8を被着し、ベース7に第2図のよ
うに設けたシール剤注入孔9よりベース7とケース8と
の隙間にシール剤10を毛細管現象を利用して注入し、
硬化させてベース7とケース8との間をシールしていた
この場合、ケース8のコーナ一部11は第3図のように
小さな曲線部12で形成しているため、ベース7とケー
ス8とを嵌合したとき、熱収縮によるベース7およびケ
ース8の歪がコーナ一部11に集中してベース7とケー
ス8との間のシールが離れてリークするという欠点を有
していた。
又、ベース7とケース8の嵌合度合又はケース8の変形
によりベース7の側面とケース側面との間に大きな隙間
が生じてシールが離れ、リークするという欠点を有して
いた。
本考案はかかる点に鑑みてなされたもので、以下実施例
により詳細に説明する。
第4図において、7はベース、8はケースで、ケース8
のコーナ一部1・1を第5図のように2個所の中心O9
Oよりケース8の直線部13に接する曲線部14.14
で形成するとともに2個の曲線部14.14を鈍角で接
するように連結し、ケース8内面の全周に亘って対設さ
れるリブ15およびケース8のコーナ一部11の外面に
対設されるリブ16をベース7から突設しである。
したがって、シール剤10をシール剤注入孔9より注入
すると、シール剤10は毛細管現象によってケース8と
リブ15の間に注入されリレーの密封シールが行なわれ
る。
ところで、シール剤10を硬化させる場合において、従
来例と同様に熱収縮による歪みが発生することになるが
、本考案にあっては、ケース8のコーナ一部11を2箇
所の中心よリケース8の直線部に接する曲線部で形成す
るとともに、2個の曲線部を鈍角で接するように連結し
ているので、この歪みによる応力はコーナ一部11に集
中することなく全体に分散し、しかも、リブ16にてケ
ース8のコーナ一部11が外方に広がるのを防止してい
るので、ケース8とベース7に突設されたリブ15との
間に隙間が生じることなく、シール性能を向上させるこ
とができるようになっている。
尚、シール剤10の流れ易さ、内容積の減少を考慮した
場合における好ましい角度は100〜120°である。
又、2個所の中心O9Oより形成した曲線部14.14
でコーナ一部11を形成しているため、リレー内容積の
減少を極力押えることができ、外形寸法を大きくしない
でシール強度を向上させることができる。
すなわち、熱収縮による歪みの応力がコーナ一部11に
集中するのを回避するだけであれば、コーナ一部11を
両端がケース8の側壁に接する1個の円弧状曲線部にて
形成すれば良いことになるが、これではケース8の内容
積が大幅に小さくなってしまうので、本考案にあっては
2個の曲線部を鈍角で接するようにすることにより、コ
ーナ一部11の応力集中が起きず、しかも内容積の減少
が少ない構成を実現しているわけである。
つぎに、第6図はシール剤注入孔9に対応する位置のケ
ース8の側面に内側に突出する突出部17を設けたもの
で、突出部17がシール剤注入孔9に入り込み、ベース
7側壁まで流入したシール剤10と確実に接触し、シー
ル剤10はベース7からケース8に移って毛細管現象に
よりベース7とケース8との隙間に確実に注入され、周
囲を完全にシールできる。
したがって、ベース7とケース8との嵌合が多少悪い場
合又はケース8が変形している場合でもベース7とケー
ス8とのシールは確実に行なわれる。
成上のように本考案は、ケースのコーナ一部を2箇所の
中心よりケースの直線部に接する曲線部で形成するとと
もに2個の曲線部を鈍角で接するように連結し、ケース
内面の全周に亘って対設されるリブおよびケースのコー
ナ一部の外面に対設されるリブをベースから突設したも
のであり、ケースのコーナ一部を2箇所の中心よりケー
スの直線部に接する曲線部で形成するとともに、2個の
曲線部を鈍角で接するように連結しているので、この歪
みによる応力はコーナ一部に集中することなく全体に分
散し、しかも、リブにてケースのコーナ一部が外方に広
がるのを防止しているので、ケースとベースに突設され
たリブとの間に隙間が生じることがなく、シール性能を
向上させることができるという効果がある。
また、ケースの直線部に接する2個の曲線部を鈍角で接
するように連結してコーナ一部に応力集中が起ないよう
にしているので、1個の曲線部にてコーナ一部の応力集
中が起きないようにする場合に比べて内容積の減少を少
なくすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の密封型リードリレーの断面図、第2図は
同上の分解斜視図、第3図は同上のケースとベースの嵌
合状態の拡大断面図、第4図は本考案の一実施例のケー
スとベースの斜視図、第5図は同上のケースとベースの
嵌合状態の拡大断面図、第6図は本考案の他の実施例の
一部切欠せる縦断面図である。 1・・・・・・アクチェータ、2・・・・・・No接点
、3・・・・・・NC接点、5・…・・コイル、6・◆
・・・・コイル枠、7・・・・・・ベース、8・・・・
・・ケース、9・・・・・・シール剤注入孔、10・・
・・・・シール剤、11・・・・・・コーナ一部、13
・・・・・・直線部、14・・・・・・曲線部、15・
・・・・・リブ、16・・・・・・リブ、17・・・・
・・突出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アクチェータ、NQ接点、NG接点等を取着しコイルを
    巻回したコイル枠をベースに固着し、前記ベースにケー
    スを被着し、ベースに設けたシール剤注入孔よりベース
    とケースとの隙間にシール剤を注入して硬化させるよう
    にした密封型リードリレーにおいて、ケースのコーナ一
    部を2箇所の中心よりケースの直線部に接する曲線部で
    形成するとともに、2個の曲線部を鈍角で接するように
    連結し、ケース内面の全周に亘って対設されるリブおよ
    びケースのコーナ一部の外面に対設されるリブをベース
    から突設したことを特徴とする密封型リードリレー。
JP15203379U 1979-10-31 1979-10-31 密封型リ−ドリレ− Expired JPS6020271Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15203379U JPS6020271Y2 (ja) 1979-10-31 1979-10-31 密封型リ−ドリレ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15203379U JPS6020271Y2 (ja) 1979-10-31 1979-10-31 密封型リ−ドリレ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5667641U JPS5667641U (ja) 1981-06-05
JPS6020271Y2 true JPS6020271Y2 (ja) 1985-06-18

Family

ID=29382957

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15203379U Expired JPS6020271Y2 (ja) 1979-10-31 1979-10-31 密封型リ−ドリレ−

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6020271Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5667641U (ja) 1981-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6020271Y2 (ja) 密封型リ−ドリレ−
JPH0325361Y2 (ja)
JPS6125125Y2 (ja)
JPS6220637Y2 (ja)
JPH0141112Y2 (ja)
JPH0179709U (ja)
JPS58128297U (ja) サツシ用パツキン
JPH0424221U (ja)
JPH0732185Y2 (ja) クーリングケースユニット
JPH0510095Y2 (ja)
JPH0410694U (ja)
JPS583554U (ja) 回り縁の内隅用コ−ナ−継手
JPS6085667U (ja) 仕切弁
JPH02113093U (ja)
JPH0295931U (ja)
JPS602280U (ja) 冷蔵庫の扉体
JPS61110170U (ja)
JPH01176265U (ja)
JPS58121767U (ja) 動力かじ取り装置のロ−タリバルブ
JPS6237917U (ja)
JPS6166870U (ja)
JPH0295927U (ja)
JPS6280976U (ja)
JPS638117U (ja)
JPS6161859U (ja)