JPS6020221Y2 - 磁気テ−プカ−トリツジ - Google Patents

磁気テ−プカ−トリツジ

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JPS6020221Y2
JPS6020221Y2 JP10560080U JP10560080U JPS6020221Y2 JP S6020221 Y2 JPS6020221 Y2 JP S6020221Y2 JP 10560080 U JP10560080 U JP 10560080U JP 10560080 U JP10560080 U JP 10560080U JP S6020221 Y2 JPS6020221 Y2 JP S6020221Y2
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magnetic tape
light
cartridge
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insertion hole
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JP10560080U
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憲治 荻路
晋一 後藤
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株式会社日立製作所
日立マクセル株式会社
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【考案の詳細な説明】 本考案は磁気テープカートリッジに係り、特に磁気テー
プの端部を光学的に検出することのできる磁気テープカ
ートリッジに関する。
この種の磁気テープカートリッジは、磁気テープの両端
に透光性を有するリーダチー/が接続されている。
カートリッジケースの底面には光源を挿入するための挿
入孔が穿設され、カートリッジケースの側壁には光源か
らの放射光を通過させるための透光部が設けられている
一方、記録再生装置には光源と受光部とを有する端部検
出手段が設けられており、この記録再生装置に磁気テー
プカートリッジを装着した際、前記磁気テープが光源と
受光部との間を走行するようになっている。
そして記録再生動作にともなって、リーダテープと磁気
テープが順に光源と受光部の間を通り、リーダテープ通
過時には光源からの放射光がリーダテープを透過して受
光部で受光され、磁気テープ通過時には前記放射光が磁
気テープで遮断されて受光部には受光されない。
このような放射光の透過と遮断による光学的変化を受光
部の出力信号の有無でとらえ、磁気テープの始端と終端
を検知する機構になっている。
ところがこの種の従来の磁気テープカートリッジは、前
記光源と受光部との間に形成される送光経路近傍におけ
る磁気テープのガイド部材による掛は渡し状態について
は考慮がなされていない。
従って、磁気テープカートリッジの不使用時、すなわち
磁気テープの静止時には前記送光経路近傍で磁気テープ
がたるむ。
特に磁気テープとリーダテープとの接合部近傍でテープ
たるみを生じると、次の磁気テープの走行開始と同時に
端部検出をする際、リーダテープと磁気テープとの境を
正確に検出することができず、記録再生装置の誤動作を
生じることがある。
本考案の目的は、このような従来技術の欠点を解消し、
磁気テープの端部検出が正確にできる磁気テープカート
リッジを提供するにある。
この目的を遠戚するため、本考案は、端部に透光性を有
するリーダテープを接続した磁気テープを収納するカー
トリッジケースに、光源と受光部とを備えた端部検出手
段の光源および受光部のうちいずれか一方を挿入するた
めの挿入孔を穿設するとともに、そのカートリッジケー
スの側壁に前記光源からの放射光を通過させるための透
光部を形成し、磁気テープカートリッジを記録再生装置
に装着したとき光源と受光部との間に形成される送光経
路を前記磁気テープが横切るように予め磁気テープがカ
ートリッジ内に架設されたものにおいて、前記挿入孔と
透光部との間に、磁気テープの走行方向に沿って第1ガ
イド部材と第2ガイド部材と第3ガイド部材とを所定の
間隔をおいて順次設け、それらガイド部材の間に磁気テ
ープを蛇行状に掛は渡して、第1ガイド部材と第3ガイ
ド部材との間にある第2ガイド部材により磁気テープを
前記揖・入孔の近くに導くことを特徴とする。
次に本考案の実施例を図とともに詳述する。
下ケー1と上ケース2とでカートリッジケースが構成さ
れ、このカートリッジケースの前面側には回動蓋3が回
動可能に支承されており、これら下ケース1、上ケース
2、回動蓋3はともに合成樹脂で底形されている。
下ケース1のほぼ中央には、第4図および第6図に示す
ように所定の間隔をおいて2つの駆動軸挿入孔4が穿設
されている。
駆動軸挿入孔4の上には、磁気テープ5を巻装する一対
のリール6がそれぞれ配置される。
リール6の外周には、若干の隙間をおいて前内壁7A、
7Bと、後内壁8A、8B、8Cとが設けられ、これら
内壁7,8は下ケース1と一体に形成されている。
前内壁7A、7Bは互に連結されているとともに、前壁
9A、9B、9Cとも連結されている。
第4図において左端および右端の後内壁8A、8Cは下
ケース1の側壁10と後壁11に、また中央の後内壁8
Bは後壁11とそれぞれ連結されている。
中央の後内壁8Bは後壁11より高くなっており、下ケ
ース1と上ケース2を接合した際、後内壁8Bの上端は
上ケース2の内面近くまで延びる。
この中央の後内壁8Bと後壁11とて区画形成された室
12Bの内側に臨むように下ケース1の底面には誤消去
防止片13が一体に形成されている。
第7図に示すように、誤消去防止片13の根元部は若干
肉薄になり、下ケース1からの切り離しが容易にできる
誤消去防止片13を折り起こすと下ケース1から離れて
前記室12B内に収容されるから、下ケース1から切り
離された誤消去防止片13によって磁気テープ5が傷つ
いたり、リール6の回転に支障をきたしたりすることは
ない。
左側の後内壁8Aと側壁10と後壁11とて区画形成さ
れる室12A内には、ネジ締め用のボス部14Aと枢軸
5Aが突設され、若干長穴状に基準ピン挿入孔16Aが
下ケース1の下面に向けて開口し、下ケース1の上面に
枢軸15Aを中心にした弧状の案内溝17Aが形成され
ている。
一方、右側め後内壁8Cと側壁10と後壁11とで区画
形成される室12B内には、ボス部14Bと枢軸15B
が突設され、円形の基準ピン挿入孔16Bが穿設され、
弧状の案内溝17Bが形成されており、これらは前記左
側のボス部14A1枢軸15A1基準ピン挿入孔16A
1案内溝17Aと対称位置に配設されている。
枢軸15Bには、回転止め部材18Bが回動自在に嵌合
される。
回転止め部材18Bは摩擦係数の小さい合成樹脂で成形
され、枢軸15Bに外嵌するスリーブ19Bと、そのス
リーブ19Bの外周から一方向へ延びた受部20Bと、
その受部20Bの先端に設けられた爪部21Bとから構
成されている。
爪部21Bの下端スリーブ19Bおよび受部20Bの下
端より若干突出しており、回転止め部材18Bを枢軸1
5Bに嵌合した際、爪部21Bの下端は案内溝17B内
に入るようになっている。
枢軸15Bに回転止め部材18Bが枢着された状態で、
受部20Bの基準ピン挿入孔16Bと対向する部分に平
面形状がくの字状の屈曲部22Bが設けられている。
また、受部20Bの下端の内側には、傾斜角度が約30
〜60度程度の傾斜部23Bが形成されている。
左側の枢軸15Aに枢着する回転止め部材18Aは第1
0図に示すように、前述した右側の回転止め部材18B
とは左右対称形状になっており、同様にスリーブ19A
と受部2OAと爪部21Aとからなり、受部20Aの中
間部分に屈曲部22Aが設けられ、また下端に傾斜部2
3Aが形成されている。
枢軸15Bには、回転止め部材18Bが嵌合された上か
らコイルバネからなるバネ部材24Bが遊嵌される。
このバネ部材24Bは第8図に示ように、中間に複合巻
回して形成した還状部25を有し、その環状部25から
延びた両端を環状部25の高さ方向と同じ方向に共に屈
曲して弾接端26A、26Bが形成されている。
バネ部材24Bの弾性に抗して弾接端26Aと26Bを
互に若干押し寄せた状態で、環状部25を枢軸15Bの
頭部に遊嵌するとともに、両弾後端26A、26Bを側
壁10と受部2OBとの隙間に挿入し、その後に弾接y
rti 26 A、26 Bを放す。
するとバネ部材24Bの復元力により、弾接端26Aは
受部20Bの外面に、弾接端26Bは側壁10の内面に
それぞれ弾接係止され、バネ部材24Bにより回転止め
部材18Bの爪部21Bがリール6側に弾性付勢される
このような構造にすれば、バネ部材24の装着ならびに
支持が簡単である。
リール6は、第11図に示すように、バブ27を一体に
突設した下側フランジ28と、上側フランジ29とから
構成されている。
下側フランジ28は不透明な合成樹脂からなり、その外
周には全周にわたり所定の間隔をおいて多数の歯溝30
が形成されている。
バブ27の外周部には、第12図および第14図に示す
ように、バブ27の外周面に向って開口した凹状のテー
プ止め片嵌着部31が形成されている。
このテープ止め片嵌着部31の底部には1個以上のテー
プ挟着部32が突設され、また両側にはそれぞれ係止突
部33が形成されている。
一方、このテープ止め片嵌着部31に磁気テープ5の端
部を介して嵌着されるテープ止め片34(第14図参照
)は、少なくとも前記テープ挟着部32と対向する部分
がフラットな下端面を有し、その下端面35を有し、そ
の下端面35の両側には若干の可撓性を有する弾性突起
36が設けられている。
従って磁気テープ5の端部を介してテープ止め片34を
テープ止め片挟着部31に押し込めば、両側の弾性突起
36は互に内方に押圧変形されながらそれぞれの係止突
起33を乗り越えて、テープ止め片34がテープ止め片
挟着部31内に嵌り込む。
このようにして一旦テープ止め片34が嵌り込むと、係
止突部33のストッパー作用により、テープ止め片34
はテープ止め片挟着部31から外れることはない。
そして磁気テープ5は、テープ止め片34の押し込みに
よりテープ挟着部32とテープ止め片34の下端面35
との間、ならびに弾性突起36の弾発力により弾性突起
36と係止突起33との間にそれぞれしっかりと挟着さ
れて、磁気テープ5の端部がバブ27に係止される。
第11図および第12図に示すように、バブ27の上部
には上側フランジ29をバブ27に固定するための融着
突部37と、リール6の中央突部38とが設けられてい
る。
一方、透明な合成樹脂からなる上側フランジ29にはこ
れら融着突部37および中央突部38が挿入されるため
の突部挿入孔39がそれぞれ形成されている(第11図
参照)。
融着突部37、中央突部38をそれぞれ突部挿入孔39
に挿入したのち、融着突部37の上端を熱溶融させるこ
とにより、上側フランジ29がバブ27に固定される。
中央突部38は突部挿入孔39を貫通して、上側フラン
ジ29から突出した状態になっている。
第13図に示すようにバブ27の下側には記録再生装置
の駆動軸が挿入するための駆動軸挿入凹部40が形成さ
れ、駆動軸挿入凹部40の周面には駆動力伝達用の係止
突条41が複数所定の間隔をおいて設けられている。
リール6を下ケース1の所定位置に載置することにより
、第2図に示すように駆動軸挿入凹部40は下ケース1
の駆動軸挿入孔4の上に配置される。
次にリール6の回転止めと回転止め解除について説明す
る。
前述のようにリール6を上ケース1の所定位置に配置し
、回転止め部材18とバネ部材24をそれぞれ枢軸15
に嵌合させて、バネ部材24の弾性を利用して回転止め
部材18の爪部21をそれぞれリール6の外周歯溝30
に嵌入することによりリール6の回転止めがなされ、回
転止め部材18の受部20に設けられた屈曲部22は基
準ピン挿入孔16の上にある。
この状態を第4図、第9図、第15図にそれぞれ示す。
磁気テープカートリッジを記録再生装置に挿入して降下
させる際、記録再生装置に突設されている基準ピン42
(第9図、第16図参照)の尖端部が基準ピン挿入孔1
6を貫通し、回転止め部材18における受部20の下端
に突き当る。
受部20の下端には傾斜部23が設けられているから、
基準ピン42の突き上げにより、受部20はバネ部材2
4の弾性に抗して押し退けられ、それにより回転止め部
材18は枢軸15を中心にして下ケース1の後壁11側
に向けて回動する。
この回動にともなって爪部21はリール6の外周歯溝3
0から離れて、リール6の回転止めが解除される(第1
6図参照)。
受部20の基準ピン挿入孔と対向する部分に屈曲部22
を設けておけば、基準ピン42に対する回転止め部材1
8の係合がスムースでかつ確実に行なわれる。
また基準ピン42が下ケース1の基準ピン挿入孔16A
、16Bにそれぞれ嵌入されることにより、磁気テープ
カートリッジは記録再生装置の所定位置(基準位置)に
設置される。
この際、パネル部材24の弾性により左右の回転止め部
材1B。
A、18Bはそれぞれの基準ピン42の外周に弾接され
るから、磁気テープカートリッジの位置決めがより確実
になる。
磁気テープカートリッジを記録再生装置から取り出す際
には、基準ピン42は基準ピン挿入孔1:6から抜ける
から、回転止め部材18はバネ部材24の復元力により
リール6側に回動され、再び爪部21がリール6の外周
歯車30に嵌り込んで、リール6の回転止めがなされる
この実施例では回転止め部材18の受部20に弓平面形
状がくの字状の屈曲部22を設けたが、その他平面形状
がほぼΩ状の屈曲部であっても構わない。
また実施例では受部20の下端のほぼ全長にわたって傾
斜部28を設けたが、この傾斜部23は屈曲部22とそ
の近傍の下端にだけ設けてもよい。
第3図、第5図および第17図に示すように、下ケース
1の前壁9Bの下方で下ケース1の中央より若干ずれた
位置に、記録再生装置の誤挿入防止片(図示せず)が嵌
入される誤挿入防止片嵌入溝43が設けられている。
そしてこの誤挿入防止片嵌入溝13を設けるため、下ケ
ース1の底部には山形に隆起した隆起部44が形成され
る。
この;隆起部44の前壁9Bより他方へ突出した部分は
、磁気テープ5のなかだるみ防止用の支持突部として役
立ち、磁気テープ5が停止しているときには、磁気テー
プカートリッジの前面に沿って延びた磁気テープ5の中
間部は隆起部44で若干持″ち上げられた状態で支持さ
れている(第3図、第17図参照)。
隆起部44の前壁9Bより後方には、前壁9Bとほぼ平
行に延びた2つの支承突堤45が突設され、支承突堤4
5の上面には溝状の軸受部46が形成され、この支承突
堤45の間にロックレバ−47が回動可能に架載されて
いる。
また、この隆起部44の付近には、若干長大状の解除ピ
ン挿入孔48が穿設されている。
前記ロックレバ−47は合成樹脂で成形されたもので、
第18図、第19図、第20図に示すようにその両側面
のほぼ中央にはそれぞれ回動ピン49が突設され、この
回動ピン49が前記支承突堤45の軸受部46に嵌入さ
れる。
軸受部46の深さは回動ピン49の径とほぼ同寸に設計
されているから、回動ピン49は支承突堤45の上面か
ら突出することなく軸受部46内に収容される。
下ケース1の支承突堤45と対向するように、上ケース
2の内面にも2つの支承突堤62が突設されているが(
第30図参照)、この支承突堤62の下面はフラットに
なっている。
そして下ケース1と上ケース2を接合することにより、
前記回動ピン49は支承突堤45,46の間にがたつき
なく回動可能に支承される(第19図参照)。
ロックレバ−47の回動ピン49より前方は段落ちされ
て、前記解除ピン挿入孔48の上端開口まで延びる押圧
部50が一体に形成されている。
一方、ロックレバ−47の回動ピン49より後方には、
上方へ向いて突出したフトッパ一部51が設けられてい
る。
このロックレバ−47のストツパ一部51と前壁9Bの
後退部との間には、蛇腹状に屈曲された板バネ63が挿
入されている。
板バネ63に押圧力により、前記押圧部50で解除ピン
挿入孔48を閉じる方向にロックレバ−47が弾性付勢
される。
なお、ロックレバ−47のストッパ一部51と板バネ6
3の接合部は摺動可能になっており、板バネ63を圧縮
しながらストッパ一部51を板バネ63側に倒すことが
できる。
このロックレバ−47は、下ケース1と上ケース2とか
らなるカートリッジケースの前面側に配置される回動蓋
3の回動(開動)を阻止して、回動蓋3による磁気テー
プカートリッジ前面の閉成状態をロックするために用い
られる。
回動蓋3は第21図、第22図、第23図に示すように
、正面板52と上面板53と両側の端板54とから構成
され、左側の端板54には第1枢着ピン55が、右側の
端板54には第2枢着ピン56がそれぞれ内方を向いて
突設されている。
これら枢着ピン55,56を上ケース2の両側面に穿設
された支承孔57(第36図参照)に嵌入することによ
り、回動蓋3は上ケース2に回動可能に支持される。
また回動M3は、第38図に示すように第1枢着ピン5
5に遊嵌され、一方の屈曲端64Aが回動蓋3に他方の
屈曲端64Bが上ケース2に係止されたコイルスプリン
グ65により、閉じる方向に常に弾性付勢されている。
第2図および第21図に示すように、前記正面板52の
下端でかつ前記下ケース1の誤挿入防止片嵌入溝43と
対向する部分には、誤挿入防止片嵌入切欠部58が形成
されている。
また正面板52の下端両側には、記録再生装置の磁気テ
ープカートリッジホルダー内に設けられたストッパー(
図示せず)が嵌入するストッパー嵌入切欠部59がそれ
ぞれ形成されている。
第22図および第23図に示すように、前記上面板53
の側端でかつ前記ロックレバ−47と対向する位置には
フック状の垂下部60が突設されている。
この垂下部60は第1図および第25図に示すように、
上ケース2に形成された垂下部挿通孔61を貫通してロ
ックレバ−47のストッパ一部51側に延びている。
次に回動蓋3ならびにロックレバ−47の動作順序につ
いて説明する。
第18図、第19図、第25図、第27図は回動M3が
閉じているときの状態を説明するための図である。
前述のように板バネ63の押圧力により、ロックレバ−
47の押圧部50で解除ピン挿入孔48の開口が覆われ
ている。
そしてストッパ一部51は第25図に示すように、回動
蓋3における垂下部60の回動方向前方に配置されて垂
下部60の回動を阻止している。
従ってストッパ一部51と垂下部60との係合により、
回動蓋3は外力を加えても開かない状態に保持されてい
る。
磁気テープカー) IJツジを記録再生装置に挿入して
それが降下する際、最初、解除ピン66(第19図参照
)が解除ピン挿入孔48から挿入され、板バネ63の弾
性に抗して押圧部50を突き上げ、それによりロックレ
バ−47は第19図の矢印で示すように回動ピン49を
中心にして時計方向に回動する。
この回動にともない板バネ63は圧縮されながら、スト
ッパ一部51は第25図および第26図に示すように下
ケース1側に下降する。
この下降でストッパ一部51は垂下部60との係合が解
除され、垂下部60の回動経路から外れて回動蓋3が回
動(開動)可能な状態になる。
次に第27図に示すように、回動蓋3の下端を開蓋片6
7で突き上げ、回動蓋3を閉じる方向に付勢している前
記コイルスプリング65の弾性に抗して回動蓋3を開く
ことができる。
回動蓋3が開いた状態を第27図に破線で示す。
なお、回動蓋3の下面の左右両端には、開蓋片67が確
実に回動蓋3を押し上げ開放するために平坦部102が
形成されており、この平坦部102の中央には平坦部1
02を構成する端板54に成形時の収縮などによる反り
変形を防止するために、はぼ上面板53の近傍にまで延
びる凹穴101が形成されている。
回動蓋3を閉じてロックする場合は、前述の開蓋動作と
全く逆で、最近、開蓋片67が端板54から離れ、コイ
ルスプリング65の復元力により回動蓋3が閉じる方向
に回動する。
次に解除ピン66が解除ピン挿入孔48から抜け、板バ
ネ63の復元力によりストッパ一部51が垂下部60の
回動方向前方まで押し上げられて垂下部60と当接し、
一方、押圧部50は解除ピン挿入孔48の開口を閉じる
ことによりロック動作が終了する。
なお、ストッパ一部51の垂下部60と当接する側面6
8に傾斜あるいは丸みをつけて、ストッパ一部51が垂
下部60の回動方向前方に入り込み易くするとよい。
この実施例では、ストッパ一部51の背面に板バネ63
を配置したが、押圧部50と上ケース2との間にコイル
バネなどのバネ部材を介在して、押圧部50を解除ピン
挿入孔4B側に弾性付勢することもできる。
第2図および第4図に示すように、下ケース1の前面側
で前記解除ピン挿入孔48に対して所定の間隔をおいて
円形の透孔69が穿設されている。
この解除ピン挿入孔48と透孔69は対になり、記録再
生装置内で磁気テープカートリッジを所定位置に装着す
るための位置決め用補助ピン(図示せず)を挿入するこ
とができるようになっている。
第4図に示すように下ケース1の前面の両端にはネジ締
め用のボス部14C,14Dが、また前面のほぼ中央で
前内壁7Aと7Bの接合部の前方には同様のボス部14
Eが突設されている。
前記ボス部14C,14Dにはそれぞれ中空ピン70が
外嵌され、テープガイド部材として用いる中空ピン70
の支持も兼ねている。
中空ピン70の後方には、磁気テープ5の始端と終端と
を検出するための光源筒71が挿入される光源筒棒入孔
72が開設されている。
また上ケース2には第30図に示すように、下ケース1
の光源筒棒入孔72と対向する位置に光源筒挿入四部7
3がそれぞれ設けられている。
下ケース1における側壁10の前記光源筒棒入孔72と
対向する部分、および上ケース2における側壁74の前
記光源前挿入凹部73と対向する分には、それぞれ半円
状の透光部75が設けられ、第27図に示すように下ケ
ース1と上ケース2を接合した際に円形の透光部75が
形成される。
磁気テープカートリッジを記録再生装置に装着した際、
前記光源筒71光源筒挿入孔72から光源前挿入凹部7
3にわたって挿入され、磁気テープカートリッジの側面
には光源筒71と対向してフォトダイオードを備えた受
光部76が配置されビる(第4図参照)。
磁気テープ5はこの光源筒71と受光部、76との間を
横切る方向に延びており、磁気テープ5の始端と終端に
はポリエステルフィルムからなる透光性のリーダテープ
(図示せず)が接続されている。
第4図において、側の光源筒棒入孔72より挿入される
光源筒71と受光部76とで磁気テープ5の始端が、一
方、右側の光源筒棒入孔72より挿入される光源筒71
と受光部76とで磁気テープ5の終端がそれぞれ検出さ
れる。
すなわち、磁気テープ5の始端は、リーダテープならび
に磁気テープ5に向けて照射される放射光の透過から遮
断の光学的変化を受光部76でとらえることによ−り、
また磁気テープ5の終端の場合には、放射光の遮断から
透過の光学的変化を受光部76でとらえることにより検
出される。
この光学的手段による磁気テープ5の始端、終端の検出
をノイズなく精確に行なうため、この磁1気テープカー
トリッジでは次のような設計がなされている。
その第1は、センサ一部(光源筒71と受光部76)を
始端検出用と終端検出用とに分けて、それぞれ専用とし
た。
その第2は、光源筒71から受光部76までの光路距離
を可及的に短くするため、光源筒棒入孔72を側壁10
の近傍に設けた。
その第3は、光源筒棒入孔72および光源前挿入凹部7
3の透光部75と対向する側の一部を残して、他の部分
に遮光周壁77を立設することにより、放射光の分散を
避けて指向性を付与した。
その第4は、下ケース2に設けられる磁気テープ巻回量
検知用の窓78から入る外光の影響をなくすため、下ケ
ース1の前内壁7A、7Bをそれぞれ連続して側壁10
の近くまで延ばし、また下ケース2の前内壁79A、7
9Bをそれぞれ連続して側壁74の近くまで延ばして、
前記窓78から入る外光が受光部76へ到達するのを遮
断する。
その第5は、磁気テープ5のガイド部材の1つとして働
く中空ピン70とリール6との間に、磁気テープの走行
方向に沿ってピン形の第1ガイド部材80とローラ形の
第2ガイド部材81とを順次設けて、磁気テープ5を第
1ガイド部材80と第2ガイド部材81と中空ピン70
(第3ガイド部材)の間で蛇行状に掛け、中間の第2ガ
イド部材81により磁気テープ5を光源筒棒入孔72、
光源前挿入凹部73の外周近くに導き、光源筒71と磁
気テープ5の距離を可及的に短くした。
特に比較的短い距離において、磁気テープ5を第1ガイ
ド部材80と第2ガイド部材81と中空ピン70の間で
蛇行状に掛は渡すことにより、磁気テープ5の静止時に
おける光源筒挿入孔72近傍でのたるみが防止でき、磁
気テープ5の走行開始と同時にそれの正確な端部検出が
なされる。
この実施例では、第1ガイド部材80としてピン形のも
のを、第2ガイド部材81としてローラ形のものを、第
3ガイド部材として中空ピン70をそれぞれ用いたが、
ガイド部材の形状は磁気テープ5の走行時にかかるテン
ションなどによって適宜に選択されるものであって、要
は各ガイド部材の配置とその間における磁気テープ5の
掛は方に特徴を有するものである。
前記実施例では遮光部材となる前内壁7A、7B、79
A、79Bをそれぞれ下ケース1および上ケース2に設
けたが、いずれか一方のケースに他方のケースの内面近
くまで延びる前内壁を設けても構わない。
第4図に示すように下ケース1のボス部14Eは、他の
ボス部14A−Dと違ってリール6とリール6の中間に
配置され、比較的リール6との距離が短かい。
そのため、下ケース1と上ケース2とを接合するのにタ
ッピングネジ82をねじ込んだ際に生じる合成樹脂の削
り粉が、下ケース1と上ケース2の接合部の隙間からカ
ートリッジケースの内側に入り込むことがあり“、この
削り粉の侵入により磁気テープ5が損傷する。
このような弊害を解消するため、前内壁7A、7Bをボ
ス部14Eのリール6側に連続して延ばし、ボス部14
Eを前内壁7A、7Bと前壁9Bとによって区画形成さ
れる室83内に設け、前内壁7A、7Bによりリール6
側と隔離する。
繰り出し側のリール6と巻き取り側のリール6の磁気テ
ープ巻回量の差を見る方が磁気テープ5の使用状態が正
確に把握できることや、窓78の部品点数やその上ケー
ス2への接着工程数の削減、デザイン上の要求などから
、第29図および第30図に示すように、前記両方のリ
ール6にわたるような比較的長い1つの透明な合成樹脂
板からなる窓78が上ケース2に設けられている。
従来は繰り出し側リールのテープ巻回量を見る窓と巻き
取り側リールのテープ巻回量を見る窓とと別個に設け、
その窓の間に相当する上ケースの内面にリール押え用の
押えバネを固着していたが、前述のような理由から窓7
8を1つにすると、押えバネ84の設置位置を変更する
必要がある。
そこでこの実施例では第30図に示すように押えバネ8
4を窓78と上ケース2の後壁85の間に設置した。
押えバネ84は、磁気テープカートリッジの不使用時に
リール6を下ケース1側に圧着しておくためのもので、
例えばステンレス鋼薄板などからなり、第30図および
第32図に示すように平面形状がほぼU字形をしており
、中間部に取付基部86を有し、それからリール6側に
延びる2つの押え部87が設けられている。
押え部87にはリール6の中央突部38の尖端に当接す
る平坦部88が形成されている。
第30図に示すように押えバネ84と対向する上ケース
2の内面には、押えバネ84の上下動の許容範囲を大き
くするために窪み部89が形成されている。
第34図および第35図は押えバネ84の変形例を示す
図で、この場合押えバネ84の平面形状はほぼ■字形を
している。
前述のように押えバネ84を窓78と上ケース2の後壁
85との間に設置するので、リール6の位置規制をする
ための中央の後内壁8Bを上ケース2側に設けることが
できないから、前述のように下ケース1側に設けている
そのため、上ケース2の後壁85の特に中央部は耐衝撃
性に弱く、また上ケース2を金型内で成形してそれを取
り出す際に後壁85の中央部が変形し易いことから、第
30図および第31図に示すように後壁85の内側には
補強リブ90が一体に形成されている。
また下ケース1ならびに上ケース2でのボス部14Eあ
るいは遮光周壁77などの耐衝撃性を高め成形金型から
取り出す際の変形を防止するため、それぞれ補強リブ9
0が一体に形成されている。
さらにこの補強リブ90を設けるようにすることにより
、成形時の金型内における合成樹脂の流動性が良くなる
次に磁気テープカートリッジの組立順序について説明す
る。
下ケース1に繰り出し側リール6と巻き取り側リール6
を設置し、磁気テープ5を所定の状態に掛は渡す。
そしてその上から上ケース2を載置して(第36図参照
)、下ケース1と上ケース2とをタッピングネジ82で
接合する。
これより別に、回動M3を常に閉じる方向に弾性付勢す
るためのコイルスプリング65の巻回部91を、回動M
3の第1枢着ピン55に遊嵌する。
コイルスプリング65は第38図に示すように、中間に
巻回部91を有し、その両側から出た端部を互に反対側
に水平に延ばしてそれらの先端をともに下方へ屈曲して
屈曲端64Aと64Bを形成したものである。
前述のようにコイルスプリング65の巻回部91を第1
枢着ピン55に遊嵌して、一方の屈曲端64Aを回動蓋
3の上面板53の端部に設けた係止孔92Aに嵌め込み
、他方の屈曲端64Bをコイルスプリング65の弾性に
抗して上側に持ち上げる。
この状態で第37図に示すように回動蓋3の第1枢着ピ
ン55を上ケース2の側壁74に設けられている支承孔
57に嵌め込み、コイルスプリング65の他方の屈曲端
64Bを上ケース1の上面に設けられている係止孔92
B(第29図、第38図参照)に入れる。
ついで回動蓋3を若干撓わませながら、第2枢着ピン5
6を上ケース2の側壁74に設けられているもう一方の
支承孔57に嵌め込む。
この第2枢着ピン56の嵌入を容易にするため、回動蓋
3をアクリルニトリル−スチレン共重合体樹脂(ASI
I脂)やアクリルニトリル−ブタジェン−スチレン共重
合体樹脂(ABS樹脂)などのアクリルニトリル系合成
樹脂で作って可撓性をもたせたり、第36図、第39図
、第40図に示すように上ケース2における側壁73の
端縁から支承孔57に向けて嵌入案内溝93を設けるこ
とができる。
嵌入案内溝93は第40図に示すように、側壁73の端
縁側の方が支承孔57側よりも深くなるように溝の底部
に傾斜が設けである。
この第2枢着ピン56を支承孔57に嵌入することによ
り、回動蓋3に突設されている垂下部60は上ケース2
に設けられている垂下部挿入孔61からカートリッジケ
ース内に挿入される。
このようにして回動M3は上ケース2に回動可能に支承
され、コイルスプリング65の弾性力により回動蓋3は
閉じる方向に回動付勢されて、磁気テープカートリッジ
の組立てが完了する。
なお、回動蓋3から上ケース2にかけて架設したコイル
スプリング65が回動蓋3や上ケース2の上面から突出
しないで所定位置に確実に保持するため、それぞれの係
止孔92A、92Bの近傍には収容溝94がそれぞれ設
けられている。
枢着ピン55,56の外周面には何も突設されていない
から、前述のように下ケース1と上ケース2を接合した
のち、そのカートリッジケースの支承孔57にそれぞれ
嵌入することができる。
第3図に示すように磁気テープカートリッジの不使用時
には、カートリッジケースの前面に露出している磁気テ
ープ5のほぼ中央部は、下ケース1に設けられた山形の
隆起部44によって若干持ち上げられた状態で支持され
、磁気テープ5のたるみ防止に役立っている。
磁気テープカートリッジを記録再生装置に装着し際には
、リール6の駆動軸挿入凹部40に挿入された駆動軸に
より、リール6が押えバネ84の弾性に抗して若干上方
へ持ち上げられ、それにともなって磁気テープ5も上側
へ移動するから、磁気テープ5の下端は隆起部44から
離れる、そして磁気テープ5がカートリッジケースの前
面に沿って走行するとき特にその中央部で大きく上下動
する傾向があるが、前述のように隆起部44が設けられ
ておれば、磁気テープ5の上下の揺れを抑制して、安定
したテープ走行が可能で、揺れによる磁気テープ端縁の
損傷が軽減できる。
前記実施例では、カートリッジケースに光源挿入孔を設
けて受光部をカートリッジケース外側に配置する場合に
ついて述べたが、それとは全く逆に、カートリッジケー
スに受光部挿入孔を穿設して、カートリッジケース外側
に光源を配置するようにしても構わない。
実施例で述べたように、光源あるいは受光部の挿入孔の
カートリッジケースの内側開口を、透孔部と対向する側
の一部を残して遮光周壁で囲めば、送光あるいは受光に
指向性を与えることができる。
またその遮光周壁に補強リブを一体に設ければ、遮光周
壁の機械的強度が増大するとともに、成形後に金型から
取り出す際に遮光周壁が変形したりすることがなく、遮
光機能が確実に発揮される。
本考案は前述のような構成になっており、第1ガイド部
材から第3ガイド部材までの間に磁気テープを掛は渡し
することにより、磁気テープのたるみが防止できる。
また第2ガイド部材により磁気テープが光源あるいは受
光部の挿入孔近くに導かれるから、端部を光学的に検出
する際のノイズを減少させることができる。
このようなことから、磁気テープの始端や終端の検出が
精確に行なわれ、信頼性の高い磁気テープカートリッジ
を提供することができる。
前記実施例ではリールツーリール方式のものについて説
明したが、本考案はエンドレス方式の磁気テープカート
リッジについても適用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第40図は、本考案の実施例に係る磁気テ
ープカートリッジを説明するための図である。 第1図および第2図は磁気テープカートリッジの平面図
および底面図、第3図は回動蓋を取り除いた状態での磁
気テープカートリッジの正面図、第4図は一方のリール
を配置した状態での下ケースの平面図、第5図および第
6図は下ケースの正面図および底面図、第7図は第4図
I−I線上の断面図、第8図はリール回転止め装置の分
解斜視図、第9図はそのリール回転止め装置の一部断面
図、第10図は左側の回転止め部材の斜視図、第11図
はリールの一部を断面にした分解正面図、第12図およ
び第13図はそのリールの下側フランジの平面図および
底面図、第14図はそのリールにおけるテープ止め片の
嵌合状態を説明するための要部拡大断面図、第15図は
リールが回転止めされた状態の回転止め装置の拡大平面
図、第16図はリールの回転止めが解除された状態の回
転止め装置の拡大平面図、第17図は第4図■−■線上
の断面図、第18図はロックレバ−の設置状態を示す要
部拡大平面図、第19図は第18図rV−TV線上の断
面図、第20図はロックレバ−の斜視図、第21図およ
び第22図は回転蓋の正面図および平面図、第23図は
第22図V−■線上の断面図、第24図は第22図Vl
−VI線上の断面図、第25図は回動蓋が閉じた状態を
示す要部拡大断面図、第26図は回動蓋が開いた状態を
示す要部拡大断面図、第27図は回動蓋が開動する状態
を説明するための磁気テープカートリッジの側面図、第
28図は第4図■−■線上の断面図、第29図および第
30図は上ケースの平面図および底面図、第31図は第
30図■−■線上の断面図、第32図および第33図は
押えバネの平面図および側面図、第34図および第35
図は押えバネの変形例を示す平面図および側面図、第3
6図および第37図は磁気テープカートリッジの組立状
態を説明するための側面図および平面図、第38図はカ
ートリッジケースと回動蓋との係合状態を示す要部拡大
断面図、第39図は上ケースにおける支承孔付近の拡大
側面図、第40図は第39図■−■線上の断面図である
。 1・・・・・・下ケース、2・・・・・・上ケース、5
・・・・・・磁気テープ、10・・・・・・側壁、70
・・・・・・中空ピン、71・・・・・・光源筒、72
・・・・・・光源筒挿入孔、73・・・・・・光源前挿
入凹部、74・・・・・・側壁、75・・・・・・透光
部、76・・・・・・受光部、77・・・・・・遮光壁
、80・・・・・・第1ガイド部材、81・・・・・・
第2ガイド部材、90・・・・・・補強リブ。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)端部に透光性のリーダテープを接続した磁気テー
    プを収納するカートリッジケースに、光源と受光部とを
    備えた端部検出手段の光源および受光部のうちいずれか
    一方を挿入するための挿入孔を穿設するとともに、その
    カートリッジケースの側壁に前記光源からの放射光を通
    過させるための透光部を形成し、磁気テープカートリッ
    ジを記録再生装置に装着したとき光源と受光部との間に
    形成される送光経路を前記磁気テープが横切るように予
    め磁気テープがカートリッジケース内に架設されたもの
    において、前記挿入孔と透光部との間に、磁気テープの
    走行方向に沿って第1ガイド部材と第2ガイド部材と第
    3ガイド部材とを所定の間隔をおいて順次設け、それら
    ガイド部材の間に磁気テープを蛇行状に掛は渡して、第
    1ガイド部材と第3ガイド部材の中間にある第2ガイド
    部材により磁気テープを前記挿入孔の近くに導くことを
    特徴とする磁気テープカートリッジ。
  2. (2)実用新案登録請求の範囲第(1)項記載において
    、前記挿入孔のカートリッジケース内側開口が、前記透
    光部と対向する側の一部を残して遮光周壁で囲まれてい
    ることを特徴とする磁気テープカートリッジ。
  3. (3) 実用新案登録請求の範囲第(2)項記載にお
    いて、前記遮光周壁の周辺に補強リブが一体に連結され
    ていることを特徴とする磁気テープカートリッジ。
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