JPS60201344A - 転写装置 - Google Patents

転写装置

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Publication number
JPS60201344A
JPS60201344A JP59057576A JP5757684A JPS60201344A JP S60201344 A JPS60201344 A JP S60201344A JP 59057576 A JP59057576 A JP 59057576A JP 5757684 A JP5757684 A JP 5757684A JP S60201344 A JPS60201344 A JP S60201344A
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JP
Japan
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mask
wafer
stage
substrate
moving device
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Pending
Application number
JP59057576A
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English (en)
Inventor
Yutaka Hayashi
豊 林
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Nippon Kogaku KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp, Nippon Kogaku KK filed Critical Nikon Corp
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Publication of JPS60201344A publication Critical patent/JPS60201344A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70691Handling of masks or workpieces

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明はマスクのパターンを被露光基板(半導体ウェハ
等)に転写する装置に関し、特にマスクと被露光基板と
を所定の間隔CプロキシミティOギャップ)だけ離して
対面させ、マスクに対して被露光基板を一定距離だけ歩
進させては露光することをnり返す露光装置、いわゆる
プロキシミティ方式のステッパーに関する。
(発明の背景〕 プロキシミティ方式のウェハステッパーとして近年開発
が進められているマイクロ・リソグラフィ装置に、X線
露光装置がある。このX@露光装置は通常、高真空室に
設けられたターゲットに高エネルギー密度の電子ビーム
を照射することによって特性X線、すなわち波長1〜5
0オングストローム(A)程度の軟X@を発生させ、こ
の軟X線を金等のX線吸収層で所望のパターンを形成し
たマスクに照射する。そしてマスクと所定の間隔(プロ
キシミティ・ギャップ)で対面したウェハ上のX IJ
 m 光層(レジスト)Kマスクパターンの軟X線像を
露光するものである。一般にICやLSI等の半導体装
置は一枚のウェハ上に複数のチップ(ダイ)として同時
に製造される。従来はウェハ上の複数のチップの各々の
位置に対応した複数のパターンを有するマスクを用いて
、ウェハ上にその複数のパターンを軟X線で一括露光す
る方法が主流であった。ところがマスクの伸縮やウェハ
のプロセス(エツチングや拡散の工程)による変形等に
よって、ウェハとマスクの重ね合せ精度が悪化すること
を防止するために、近年ウェハ上の1つ、又は複数のチ
ップ毎にマスクの1つ又は複数のパターンを重ね合せて
露光することを繰り返すステップアンドリピート方式(
ステツノマー)が実用化されてきている。このステップ
アンドリピート方式では2次元移動するウェハステージ
にウェハをGM、し、このウェハステージをマスクに対
して所定のピッチで歩進させることK Jニー)て、ウ
ェハ上の各チップ毎の露光が行なわれる。このウェハス
テージはレーザ光の干渉を利用したレーザ千渉測長d3
等で位ぼを精密に検出され、位置決め精度もレーザ光の
波長のオーダに近似したものになるように制御されてい
る。またマスクの方は2次元的に徽小艮だけ移動可能な
マスクステージに保持されるこのマスクステージはマス
クツ位置合せ時に、マスクの回路パターン周辺に形成さ
れたアライメント用のマークを観察する顕微鏡に対して
位置決めされる。そして露光時にはこの顕微鏡をマスク
の真上からすなわち軟X綜路から退避させ、軟X線が9
歳鏡の対物レンズ等で遮断されないようにしている。と
ころがこのようにすると、露光中マスクとウェハどの位
置ずれを検出する手段がなく一マスクステージが熱や振
動によって動いてしまっても、そのまま露光動作を続け
ることになり、重ね合せ露光が失敗するという欠点があ
った。もちろん露光中に顕微鏡を退避させることなくマ
スクとウェハの位置ずれを常時検出できるように、マス
ク上の回路パターンとアライメント用のマークとを対物
レンズの半゛径以上に離して形成しておくことも考えら
れる。しかしながらこの方法ではマスク上の回路パター
ンとアライメント用のマークとが離れるので回路パター
ンとマークとの位置関係の誤差が増大することになり1
位置合せ精度の低下を招く。またこのことはウェハ上の
チップの配置にも大きな制約を与えることになり、1枚
のウェハから取れるチップ数を激減させることになる。
この欠点を解決するため、例えば特開昭58−2874
8号公報、あるいは特開昭58−64026号公報に開
示されているように、マスクとウェハの相対的な位置を
単一のレーザ干渉測長器で検出するようにし、位置合せ
達成時に顕微鏡で確認したマスクとウェハの相対的な位
置を記憶しておき、露光時には、単一のレーザ干渉測長
器で読み取った相対位置がその記憶した相対位置と一致
するようにマスクとウェハの相対的な位置ずれをサーボ
制御で常時補正する位置合せ装置が知られている。
ところがこのように、マスクとウェハの相対位置を単一
のレーザ干渉測長に?rで検出するような構成タト、露
光時にマスクのパターンとウェハのチップとは常に重ね
合された状態を保つものの、ウェハステージが振動等で
移動してしまった場合、マスクステージもその移動に追
従して移動することになる。このことはマスクとウェハ
が軟X線の所定の照射位置から一体にずれることを意味
し、微細なパターンの転写には不都合が生じる。このこ
とを第1図を用いて説明する。第1図はX線露光の原理
を説明する図であり、マスクMとウェハWとは例えば1
0〜50μm程度のプロキシミティ・ギャップVで対面
している。露光中はマスクMのアライメント用のマーク
aとウェハW上のアライメント用のマークa′とが中心
線AXに沿って常に整合している。そしてほぼ点と見な
せるX線源Diからの軟X線がウェハW上にマスクMの
パターンBの像B′を形成する。もし、マスクMとウェ
ハWとが同時に同方向に移動してしまうと、マスクMか
ら見たX線源D1はD2の位置に動いたことになり、パ
ターンBの像B′はB′から8“のようにシフトしてし
まう。すなわちパターンBのウェハW上での転写位置が
横ずれを起してしまうという欠点が生じる。
さらに上記のように単一のレーザ干渉測長器を用いる構
成だと、例えばステッピングの際ウェハステージだけを
高精度に一定距離だけ移動したいとき、マスクステージ
が振動等で動いていると、両ステージの相対位置は検出
できるものの、ウェハステージの原点位置からの絶対的
な位置は検出できないから、ウェハステージを単独に正
確に位置決めできないという欠点もある。
(発明の目的) 本発明は上記の欠点を解決し、転写(露光)時にはマス
クと被露光基板(ウェハ)との相対的な位置ずれ、及び
露光用光源C線源)に対する位置ずれが共に生じないよ
うに制御するとともに、マスクと被露光基板とを単独に
高精度に移動可能な転写装[1得ることを目的とする。
(発明の概要) 本発明は、所定のパターンを有するマスクに対して被露
光基板〔ウェハ)を位置決めしてから、その基板にパタ
ーンを転写する装置において、前記マスクを2次元移動
するためのマスク移動装置と、基板をマスクと対向する
ように保持して2次元移動するだめの基板移動装置(ウ
ェハ移動装置)と、マスク移動装置の2次元的な位置を
検出する第1の測長器(レーザ干渉計40.40’)と
、基板移動装置の2次元的な位置を検出する第2の測長
器(レーザ干渉計30.30’)と、基板を位置決めす
る時、第1の測長器により検出されるマスクの位置が変
化しないようにマスク移動装置の位置を制御する第1の
制御手段(CPU50.MX4CT61 、MY−AC
T62 )と、パターンの転写時には第1と第2の測長
器により検出されるマスクと基板の位置が共に変化しな
いようにマスク移動装置と基板移動装置の各位置を制御
する第2の制御手段(CPU50 、MX−AC1’6
1 、MY−ACT62 、WX−ACT65 。
WY−ACT66 )とを設けることを技術的要点とし
ている。
(実施例) 第2図は本発明の実施例によるX線露光装置の概略的な
構成図である。ベース1(基台)の上には直交座標系x
yのX方向(図中左右方向)に可動なXステージ2がニ
ードルベアリング等を介して載置される。このXステー
ジ2の上にはXステージ2に対してy方向(図中紙面と
直交する方向)に可動なYステージ3がニードルベアリ
ング等を介して載置される。ざらにYステージ3には、
座標系xyのX軸とy軸とが成すxy乎面(基準面)と
平行な面内でYステージ3に対して回転可能なθステー
ジ4がベアリングを介して設けられる。
ウェハホルダ5はθステージ4に対して2方向(xy平
面と垂面な法線方向)に可動であるとともに、xy平面
に対して任意の方向に傾斜(レベリング)可能に設けら
れる。そして、このウェハホルダ5はその上面に露光す
べきウェハ6を真空吸着する。以上のXステージ2、X
ステージ3、θステージ4、及びウェハホルダ5により
てウェハ6の立体的な移動装置を構成する。さて、Xス
テージ3にはレーザ光の干渉を利用した位置測定のため
に、反射平面がy方向に伸びた反射ミラー7が設けられ
る。また第2図では不図示であるが、Xステージ3には
反射平面がX方向に伸びた反射ミラー7′も設けられて
いる。この反射ミラー7.7′は各々ウェハ移動装置の
X方向とy方向の位置測定用のミラーである。さらに上
記Xステージ2、Xステージ3、θステージ4、ウェハ
ホルダ5の移動はそれぞれモータ等によって駆動される
第2図ではベースlに固定されて、Xステージ2を送り
ネジの回転によって駆動するためのモータ8のみを示し
た。Xステージ3はXステージ2に固定されたモータに
よって送りネジを介して駆ωノされ、θステージ4はX
ステージ3に固定されたモータによって駆動されろ汗し
て、ウェハホルダ5はθステージ4に固定された複数の
モータによって、2方向の駆動と、ウェハホルダ5の載
置面中心を原点とする座標系xyのX軸を中心とした回
転駆動と、ylliIを中心とした回転駆動とが行なわ
れる。ただしこの回転駆動のxfi+&とy軸とはウェ
ハ6の表面に一致するように定められているものとする
一方、内側に大きな開口を看するコラム9は不図示であ
るがベースlと一体になって、ウェハ移動装置の上方に
般けられる。XYXステージ10J’tコラム9X方向
とy方向とに可動に懸架状態で設けられ、コラム9に固
定された不図示の2つのモータによってそれぞれx、y
方向に駆動される。
その移動範囲はウェハ移動装置のxy方向の移動範囲よ
りもかなり小さい。このXYXステージOの内側には開
口がJv成され、この開口の中にXy平面と平行な面内
でl転回能なθステージ11がベアリンダを介し、て設
けられている。θステージ11ねXYXステージOに固
定されたモータ12によって回転駆動される。θステー
ジ11の中心部には開口が形成され、この開口を覆うよ
うなマスクホルダ13が設けられる。マスクホルダ13
の中心部にはマスク14の周辺のみを懸架状態で真空吸
着するような開口が形成されている。このマスクホルダ
13もθステージ11に設けられた複数のモータにより
て2方向の運動とレベリングの次めの運動とを行なう。
ただし、このレベリングはマスク14の下面(ウェハ6
と対向する面)に含まれた互いに直交するX軸とy軸と
を中心にマスクホルダ13を回転することによって行な
われる。以上のXYXステージ1.θステージ11゜及
びマスクホルダ13によってマスク14の立体的な移動
装置(マスク保持族@)を構成する。さて、そのXYX
ステージOには、レーザ光の干渉を利用したマスク14
の位置測定のために、反射平面がyz平面と平行な反射
ミラー15と、不図示であるが、反射平面がXll平面
と平行な反射ミラー15′とが設けられている。これら
反射ミラー15 、15’は各々マスク移動装置のX方
向とy方向の位置側照用のミラーであり、マスクのx、
1面は極めて小さなものでよい。
さて、マスタ14の直上には軟X線に対して減衰の小さ
いポリイミドの薄膜14を均一に支持するとともに、内
部に軟X線に対して減衰の小さい気体(例えばヘリウム
)e満し、X曽源18からの軟X線をマスク14の直前
まで導くための筒状の低減衰室17が設けられている。
X、!l源18内−には電子銃19と軟X#発生用のタ
ーゲラ)20とが設けられ、ターゲット20からの軟X
線z2は開閉可能なシャッター21を介して低減衰室1
7゜薄膜16を通ってマスク14に照射される。低減衰
室17の内部には、マスク14とウェハ6の2次元的な
位置合せとプロキシミティ・ギャップの設定のための光
学的な顕flI@23がマスク14(ウェハ6)の3ケ
所をそれぞれ観察するように設けられている。顕aft
ftza(以下、アライメントスコープ23と呼ぶ)J
−を第2図ではX方向に°左右対称に配置された2つだ
けが示されているが、実際には紙面と垂直な方向にもう
1つのアライメントスコープが設けられている。これら
3つのアライメントスコープ23は露光時にはマスク1
4に達Tる軟X線22を遮断しないように図中矢印23
aのようにマスク14の直上から退避し、位置合せやギ
ャップ設定時には図示のようにマスク14の直上に進出
する。このため、アライメントスコープ23は低減衰宗
17の隔壁に気密シール17aを介して内部に進退可能
に設けられる。このアライメントスコープ23は不図示
のモータによって1動され、所定の精度で位り、決めさ
れる。
さて、レーザ干渉計ユニット30は平行なレーザビーム
をビームスプリッタ31に向けて照射する。そのレーザ
ビームは2つに分けられて、一方のビームは固定ミラー
32に向けて照射され、他方のビームはYステージ3に
設けられた反射ミラー7に向けて照射される。これら固
定ミラー32からの反射ビーム33と反射ミラー7から
の反射ビーム34はビームスプリッタ31で合成されて
再びレーザ干渉#lユニット30に戻る。レーザ干渉組
二二、)30Fiビームスプリツタ31で合成された両
反創ビームにより生じる光波干渉縞(フリンジ)の移動
を充電検出して、レーザビームの波長を尺度とした検出
信号を出力する。これらレーザ干渉計ユニット30、ビ
ームスプリッタ31、及び固定ミラー32はベース1と
一体に設けられているので、レーザ干渉計ユニット30
はベース1に対するウェハ移動装置のX方向の移動量に
応じた検出信号を出力する。また、Yステージ3にけy
方向の位置検出用の反射ミラー7′が設けられており、
この反射ミラー7′を使って不図示のレーザ干titユ
ニット30′によってウェハ移動装置のy方向の移動量
が同様に検出される。従って、2つのレーザ干渉計ユニ
ット30.30’によってウェハ6の座標系xyにおけ
る2次元的な位置が波長のオーダ、例えば0.02μm
の分解能で検出可能である。
一方、マスク移動装置についても、X方向の移動量に胸
してけレーザ干渉計ユニット40、ビームスプリッタ4
1、固定ミラー42によって反射ミラー15にレーザビ
ームを照射することによって検出される。さらにマスク
移動装置のy方向の移動量に関しては、XYステージ1
0に設けられた反射ミラー15′を使って不図示のレー
ザ干渉計ユニット40′ニよって検出される。このレー
ザ干渉計ユニ、)40.40’もベースlと一体に設け
られているので、レーザ干渉計ユニ、ト40.40′に
よってマスク14の座標系xyKおける2次元的な位置
が波長のオーダ(0,02μm)で検出可能である。
尚、レーザビームの反射ミラー7.7′へのZ方向での
照射位置は、測定精度向上のためにできるだけウェハ6
の表面と同じ高さに定めるのが望ましい。このことは反
射ミラー15.15’の配MK関しても全く同様で、レ
ーザビームの照射位置をマスク14の表面と同じ高さに
することが望ましい。さらに反射ミラー7.71に照射
される2つのレーザビームの光軸は直交するが、その交
点は、軟X線22の発生点(実際には有限の大きさをも
つ微小面) Epを通るxy平面の法線上に位置するよ
うに定められている。
第3図は第1図のX線露光装置の制御系の回路ブロック
図である。装置の全体的な動作はマイクロフンピユータ
等のデジタルプロセッサー(以下、CPUと呼ぶ)50
によって統括制御される。レー゛−ザ干波計ユニ、)3
0(以下、WXI30とする)、レーザ干渉語ユニット
30′C以下、WYI3G’とする〕、レーザ干渉計ユ
ニ、 )40 (以下、厄I40とする)、及びレーザ
干渉計ユニ、)40’(以下、MYI 40’とTる)
からの各検出信号は干渉計用のインターフェース回路(
以下、IPとする)51を介してCPU50に読み込ま
れる。IF51内には各渉計ユニットからの検出信号(
例えば0.02 pm毎に発生するアップパルスとダウ
ンパルス)ヲ可逆計数するための4つのデジタルカウン
タが設ケられているf、CPU50tiこの4つのカウ
ンタの計数値を必要に応じて読み込み、マスク14やウ
ェハ6の座標系xyにおける位置を検出する。ただし、
ウェハ移動装置はステップアンドリピート方式で移動す
るため、ベース1上の所定の位置を原点として位置決め
される。このためウェハ移動装置がその原点位置にきた
とき、WXI30 、WYI30’からの検出信号を計
数するカウンタはともに零になる。尚、以降の説明を前
章にするため、MXI40 、MYI40’ 、WXI
3o 、WYI30’用の各カウンタをそれぞれカウン
タ八IXC、MYC、WXC、WYCと呼ぶことにする
さて、信号処理回路52はアライメントスコープ23の
所定の焦点位置に対するマスク14やウェハ6のZ方向
の位置すれと、マスク14やウェハ6に設けられたアラ
イメントマークのX方向、X方向の位置ずれとを検出し
、その各位置ずれ情報をCPU50に出力する。またC
PU50Kl’を各種プログラムやデータを記憶するた
めのメモリ53が接続される。
3つのアライメントスコープ23はモータを含むアライ
メントスコープ駆動系(以下As−ACTとする)60
を介してCPU50の指令で駆動される。マスク移動装
置のXYXステージ1はX方向駆動系(以下、MX−A
CTとする)61とX方向駆動系(以下、MY−ACT
とする)62とによってCPTJ50の指令に応じて移
動する。θステージ11はモータ12を含む駆動系(以
下Mθ−ACTとする)63によって駆動され、マスク
ホルダ13の2方向移動とレベリングは駆動系〔以下、
ML−ACTとする〕64によって行なわれる。さらに
、モータ8を含むXステージ2の駆動系(以下、WX−
ACTとする)65.Xステージ3の駆動系C以下、W
Y−ACTとする)66、θステージ4の駆動系(以下
、Wθ−ACTとする)67、及びウェハホルダ5の2
方向移動とレベリング用の駆動系(以下、WL−ACT
とする)68も、CPU50からの指令でそれぞれ制御
される。
第4図は本装置に好適なマスク14の平面図である。マ
スク14の中央には所望の回路パターンを描いた矩形の
パターン領域PAが設けられ、その周辺の3ケ所には3
つのアライメントスコープ23で観察し得る位置合せ用
のマークml 、 m2 、 m3が付随して設けられ
ている。パターン領域PAの中心CCを座1!!!系x
yの原点と一致させたとき、マークmlはy軸上に線状
に伸び、マークm2 、 m3はx軸上に線状に伸びる
ように形成されている。
このマークm1は゛マスク14のX方向の位置合せに用
い、マークm2ケマスク14のX方向の位置合せに用い
、マークm3はマークm2といっしょに使りてマスク1
4の回転方向の位置合せに用いるものである。
第5図は本装置によって露光するのに好適なウェハ6の
平面図である。ウェハ6にはマスク14のパターン領域
PAと重ね合わされるチップCがマトリックス状に複数
配列されている。ウェハ6のフラッ)Fを座標系xyの
X軸と平行にすると、各チップCはX方向とX方向とに
一定のピッチで配列されている。このチップCのそれぞ
れには、マスク14のパターン領域FAとチップCとを
正確に重ね合せたとき、マークml、m2.m3の各々
と整合するマークPI、P2.P3が形成されている。
従ってウェハ移動装置をステップアンドリピート方式で
動かし、ウェハ6の1.のチップ、例えばチップCIと
パターン領域FAとを重ね合せるとき、3つのアライメ
ントスコープ23によってマークm1とPl、マークm
2とP2、マークm3とP3とがそれぞれ整合して観察
されるようにウェハ6(あるいはマスク14)を位置決
めすればよいO 第6図はAs−ACT60.MX−ACT61、MY−
ACT62、WX−ACT65.JヒWY−ACT66
’IK含!!’れるサーボ回路の一部を示す回路ブロッ
ク図であり、ここでは代表してWX−ACT65につい
て説明する。デジタル−アナログ変換器(以下、DAC
とする)70はCPU50から出力されたXステージ2
の現在位置から目標位置までの移動量に応じた速度デー
タを入力し、そのデータをアナログ信号に変換する。差
動アンプ71はDAC70からのアナログ信号(指令値
)と、モータ8の回転軸に直結されたタコジェネレータ
(以下、TOとする)72から出力される回転速度に応
じた信号との差(偏差)に応じた電圧をモータ8に印加
する。従りてXステージ2の位置が目標位置と−゛致す
ると。
DAC70のアナログ信号は零になり、モータ8の回転
は停止する。また、Xステージ2の移動中、CPO50
はWXI30用のカウンタWXCの計数値を逐次読み込
んで、Xステージ2の目標位置までの移動量を順次更新
し、その更新された移動量に応じた速度データをDAC
70に出力している。このためモータ8はCPU50か
らの速度データに応じて回転し、Xステージ2は移動量
に応じた最適な速度で移動する。
第7図はアライメントスコープ23の信号処理回路52
の具体的な構成を示す回路ブロック図である。アライメ
ントスコープ23内には偏光成分の異なる光に対して焦
点位置が所定間隔だけ離れるような2重焦点対物レンズ
80と、偏光ビームスブリック81と、2つの受光素子
82.83が設けられている。
ウェハ6とマスク14のプロキシミティ・ギャップを1
とすると、対物レンズ8oの1つノ焦点位置は結像面F
Pmにあり、他の1つの焦点位置は結像面FPmからギ
ヤ、プtだけ離れた結像面PPWにある。この結像面F
P、にマスク14を一致させ、結像面FPwにウェハ6
を一致させ、対物レンズ80でマークml(m2.m3
)とマークPI (P2 、 Pa )を観察すると、
マークmlからの一方の偏光成分の光84は対物レンズ
80で収束され、偏光ビームスプリッタ81で反射され
、受光素子82に達する。またマークP1からの他方の
偏光成分の光85は対物レンズ80で収束され、偏光ビ
ームスプリッタ81を透過して受光素子83に達する。
受光素子82はマークm1が対物レンズ80の視野内の
所定位置に整列したとき光電信号を出力し、受光素子8
3けマークP1が対物レンズ80の視野内の所定位置に
整列したとき光電信号を出力する。また、それら光電信
号の大きさは各マークの所定位置からのずれに対応して
いる。アライメント信号発生回路86は受光素子82.
83の両光電信号を入力して、マスク14の対物レンズ
80に対するx、y方向の位置ずれに応じた信号81と
、ウェハ6の対物レンズ80に対するx、y方向の位置
ずれに応じた信号82を出力する。アナログ−デジタル
変換器(以下、ADCとする)87.88はそれぞれ信
号81と82を入力して、その大きさをデジタル値に変
換してCPU50 K出力する。またアライメントスコ
ープ23は第3図に示したA8−ACT60によって対
物レンズ80の光軸と直交する方向に移動される。尚、
第7図では不図示であるが、アライメントスコープ23
の対物レンズ8oを利用してマスク14の結像面FPm
からのずれとウェハ6の結像面FPwからのずれとをそ
れぞれ)le電検出し。
その各焦点ずれに応じた信号を出方する焦点検出回路も
含まれている。この焦点検出回路からの焦点ずれ信号も
適当なインターフェイス回路を介してCPU50に出力
される。この第7図の回路は3つのアライメントスコー
プ23のそれぞれに全く同様に設けられている。
次に本装置の動作を第8図のフローチャート図に基づい
て説明する。第8図はマスク14の装置への装着から1
枚目のウェハ6の露光完了までの一連の動作を示す。以
下その一連の動作のためのステップ100〜110を説
明する。
〔ステップ100〕 まず初めに、CPU50はアライメントスコープ23の
位置較正の動作を開始する。この動作はマスク14を装
置に装着する前に実行される。CPU50tiA84C
T80を駆動して3つのアライメントスコープ23を低
減衰室17に進出させ、マスク14の3つのマークml
 、m2.m3がそれぞれ観察されるような位置に位置
決めする。次にCPU5oはWXI30 、WYI30
’(力’>ンタWXC,WYC)とWX4CT65 、
WY−ACT66とによってウェハ移動装置(特にXス
テージ2とYステージ3)を千渉計による位置決めサー
ボ制御状態にする。そしてCPU50は、第2図では不
図示であるが、ウェハ移動装置の一部に設けられた第9
図のような基部マーク板90をアライメントスコープ2
3の直下に位置決めするようにウェハ移動装置を制御す
る。基準マーク板9oにはウェハ6上のマークPiとP
2 (P3 )と同等ノ基準マーり90 x、 90y
がそれぞれy方向とX方向とに伸びる線状に形成されて
いる。CPU50はこれら基準マーク90x、90yが
マスク14のマークml、m2.m3 の設計上の位置
にくるようにウェハ移動装置を順次位置決めした後、基
準マーク90x 、90yが対物レンズ80の視野内の
所定位置にくるように、例えば対物レンズ80の光路中
に設けられた平行平板ガラス(プレーンパラレル)を回
転させる。この回転はcpusoがADC87からの位
置ずれ信号S1のデータを読み込んで位置ずれがなくな
るまで行なわれる。以上のようにして3つのアライメン
トスコープ23の位置、すなわちマスク14のマークm
l 、m2 、m3の検出中心位置が正しく調整されろ
う 〔ステップ101) 次にCPU50は第4図に示したマスク14をローディ
ングし、そのマスク14がマスクホルダ13の所定位置
に真空吸着されるように制御する。
〔ステップ102〕 CPU50はMXI40 、 MYI40’ Cカ”>
 > a MXC、MYC)とMX−ACT61 、M
Y−ACT62とによってマスク移動装置(特にXYX
ステージ1)を干渉計による位Uサーボ制御の状態にす
る。そしてCPU50は信号処理回路52からの位置ず
れ信号81のデータをモニターしつつ、マスク14の3
つのマークml 、m2 、m3が3つのアライメント
スコープ23のそれぞれによって位置合せされるように
XYXステージ1を移動させる。このときMθ−ACT
63による回転ずれの補正と、ML−4CT64による
2方向の駆動とレベリングの駆動とが行なわれ、マスク
14の下面は3つのアライメントスコープ23の各結像
面FPmと一致するように調整される。そして、3つの
マークml、m2.m3について位置合せが達成される
と、CPU50は信号処理回路52からの位置ずれ信号
81のデータが変化しないように、MX−ACT61.
MY−ACT62をサーボ制御する。これによって、マ
スク14の座標系X7における位置は、アライメントス
コープ23で検出される位置ずれが常に零になるように
サーボロックされる。尚このようなサーボロックを以後
、アライメント信号(位置ずれ信号82.又はsl)に
よるサーボロック−と呼ぶことにする。
〔ステ、プ103〕 次にCPU50はマスク14のアライメント信号による
サーボ口、りを保ったまま、ウェハ移動装置をWXI3
0 、WYI30/によるサーボ制御によりX、7方向
に移動させて、第5図に示したウェハ6がウェハホルダ
5に受け渡されるように制御する。ウェハ6がウェハホ
ルダ5に載置されると、ウェハ6は載置面に真空吸着さ
れる。このときウェハ6はフラッ)PがX方向と概ね平
行になるように予めプリアライメントされている。
〔ステップ104〕 次にCPU50はウェハ移動装置の座標系xyにおける
位置をWXI30 、WYI30’によりサーボ制御し
、ウェハ6上の1番目のチップ、すなわち第5図中のチ
ップC1がマスク14のパターン領域PAと概ね重なり
合うようにウェハ6を位置決めする。そしてその位置で
cpusoは信号処理回路52からのウェハ6の位置ず
れ信号S2をモニターしつつ、マスク14のマークml
 、rn2.m3がそれぞれチップC1に付随したマー
クPi 、 P2 。
P3と位置合せされるように、Xステージ2とYステー
ジ3とを正確に位置決めする。このとき、WXI3G 
、WYI30/によるウェハ移動装置帽ボ制御は位置ず
れ信号82(アライメント信号)によるサーボ制御に切
替られている。また同時にCPU50は対物レンズ80
の結像面FPwとウニ八6の表面とが一致するように、
WL−ACT6Bを駆動するとともに、チップC1の回
転誤差が補正されるように位置ずれ信号S2に基づいて
Wθ−ACT67を駆動する。以上により、ウェハ6の
チップC1の表面とマスク14のパターン領域FAとは
正確にギャップfで平行に対面する。こうしてマスク1
4とウェハ6のチップCIとのギヤ、プ出しと位置合せ
が達成されると、CPU50はウェハ6の座標系xyに
おける位置が変化しないようにウェハ移動装置をアライ
メント信号によりサーボロックする。以上により、マス
ク14とウェハ6との2次元的な位置は3つのアライメ
ントスコープ23を基準に正確に位置決めされたことに
なる。
〔ステ、プ105〕 次にCPU50Fiアライメント信号によりサーボ口、
りされたマスク14とウェハ6との位置を記憶する。そ
こでCPU50け、マスク移動装置(マスクステージ)
のMXI40 jMYI40’用のカウンタMXC、M
MCの両針数値Xm 、Ymと、ウニ)S移動装置(ウ
ェハステージ)のWXI3G 、 WYIi30’用の
カウンタwxc 、wycの両針数値Xw 、Ywとを
読み取って記憶する。この読み取りを極めて短い時間に
複数回行ない、その読み取った複数の計数値を平均した
値を記憶するようにすれば、各移動装置に微小な振動が
あったとしても精度の高い位置測定が可能であるう 次にCPU50は、基準値として読み込んだ計数値Xw
 、 Yw 、 Xm 、 Ymを記憶した後は、カウ
ンタWXC、WYC、MXC、MMCの計数値を逐次読
み込んで、その値が基準値から変化しないようにマスク
14(マスク移動装置)とウェハ6(ウェハ移動装置)
とをそれぞれサーボロックする。マスク14はMXI4
0 、MYI 40’によりMX−ACT61 、MY
−ACT62を駆動することによってサーボロックされ
、ウェハ6はWXI30 、WYI 3 G’によりW
X−4CT65 、WY−ACT66を駆動することに
よってサーボロックされる。尚、このサーボ口、りを以
後干渉針によるサーボ口、りと呼ぶことにする。
〔ステ、プ106〕 さて、CPU50はマスク14とウェハ6のベース1に
対する位置をそれぞれ別個に干渉計によりサーボ口、り
した状態で、A3−4CT60を駆動して3つのアライ
メントスコープ23をマスク14の上方から退避させる
〔ステップ107〕 次にCPU50はシャ、ター21を所定時間だけ開き、
軟X線22をマスク14に照射してパターン領域PAO
X線像をウェハ6のチップCIに重ね合せて露光させる
。この露光動作の間、マスク14の位置とウェハ6の位
置とは干渉計によるサーボロックのため1機械的な振動
や熱的な伸縮があっても常に初期の位置に保持されてい
る。しかもマスク14とウェハ6の位置はそれぞれ別−
に装置Cベース1等)に対して規定されるので、従来の
ようにウェハiが何らかの原因で移動してしまりたとき
、マスク14がその移動に追従して移動することがない
から、マスク14の軟X線22に対する位置ずれが生じ
ない。このためウェハ6のチップCIには解像力が高い
パターン転写が行なわれるとともに、重ね合せ精度も極
めて高くなる。
そしてCPU50はシャッター21を閉じて露光動作を
終了する。
〔ステップ108〕 露光動作が完了すると、CPU50はAs−ACT60
を駆動して3つのアライメントスコープ23をステップ
100で決められた最初の繰り出し位置に位置決めする
。これによって3つのアライメントスコープ23のそれ
ぞれによってマスク14のマークml 、m3 、m3
が位置合せされた状態で検出されるはずであるが、アラ
イメントスコープ23の直進性や位置決め精度に制限さ
れて、最初の通り正確に位置合せされるとは限らない。
そこで3つのアライメントスコープ23を最初の繰り出
し位置に位置決めした後、CPU50はマスク14とウ
ェハ6の干渉計によるサーボロックを保つたまま、信号
処理回路52からのマスク14の位置ずれ信号81に基
づいて、その位置すれかなくなるようにアライメー゛ン
トスコープ23の位置をサーボ制御する。これは先のス
テップ100で述べたように、対物レンズ800光路中
に設けられたプレーンパラレルを回転させることによっ
て実行される。具体的にはプレーンパラレル回転用のモ
ータを位置ずれ信号S2に基づいてサーボ制御し、位置
ずれがなくなった回転角度のところでサーボロックする
ものである。
ただし、3つのアライメントスコープ23において、マ
ークml、m3を観察する2つのアライメントスコープ
23ではプレーンパラレルの回転によってマークの検出
中心位置は対物レンズ80の視野内でy方向に微小変位
し、マークm2を観察するアライメントスコープ23で
はX方向に微小変位する。以上により3つのアライレン
トスフープ23はマークml 、 m2 、 m3に対
してそれぞれ最初の通り正確に位置合せされたことにな
る。
〔ステップ109〕 次にCPU50は3つのアライメントスコープ29゜づ
いて干渉用(MXI40 、 MYI40’)によりサ
ーボロックした状態で、ウェハ6をチップCの配列ピッ
チ分だけ歩進(ステッピング)させる。例えば次に露光
するチップが第5図中、チップC2であるとすると、C
PU50はカウンタWXCの計数値が配列ピッチに応じ
た値だけ増加(あるいは減少)シ、かつカウンタWYC
の計数値が変化しないように、WX−ACT65とWY
−ACT66全サーボ制御する。これによってマスク1
4のパターン領域1とチップC2とが概ね重ね合された
ことになる。
尚、この時マスク14とウェハ6の接触をさけるために
、マスク14(又はウェハ6)を一定量だけ2方向に上
昇(又は下降)させてからステッピングを行ない、ステ
ッピングが終了したらマスク14(又はウェハ6〕を元
のZ方向位置に戻すとよい。
〔ステップ110〕 次にCPU50はウェハ6上にm回露光を繰り返したか
否かを判断するここでm回の露光が終了していれば、一
枚のウェハの露光を全て完了したことになる。第5のウ
ェハ6ではチップ数は9であるので、再びステップ10
4から同様の動作を実行する。
さて、ステップ104でCPU50は、アライメント信
号による3つのアライメントスコープ23のサーボロッ
クを中止し、その代りにアライメント信号でマスク14
とウェハ6の位置をそれぞれサーボロックするように制
御する。以後の動作はヒ 前述の動作全く同じに実行される。
以上のように本実施例ではレーザ干渉aI用の反射ミラ
ー7.7′115.15′はそれぞれマスター4やウェ
ハ6の回転とレベリングとは無関係にX方向とX方向と
にのみ移動するステージ(Yステージ3とXYステージ
10)に固定されている。
このため、マスク14やウェハ6を6自由度方向(X方
向、X方向、2方向、θ方向、X軸回りのレベリング方
向、及びy軸回りのレベリング方向)に動かしたとして
も、各反射ミラー7.7′1151.5/からのレーザ
ビームは常にレーザ干渉計に戻り、マスク14やウェハ
6のxyX方向位置は正確に検出される。また、マスク
14の移動爪そのものはウェハ6の移動量に比べて十分
率さいので、反射ミラー15 、15’の反射面は反射
ミラー7.7′の反射面よりもかなり小さくできる。さ
らに1反射ミラー15 、15’からレーザ干渉計40
.40′までのレーザ光路長も短くてよく、装置の小型
化が期待できる。また、ウェハ6の中心(ウェハホルダ
5の中心)とマスク14の中心とが概ね一致した位置で
、レーザ干渉計30と40の両レーザ光路長とが等しく
なるように各部材を配置すると、レーザ光の波長が気圧
、気温等によって変化しても、測長誤差による位置合せ
、位置決め誤差が、ウェハ6の全面に渡って顕著に現わ
れないという利点もある。
以上、本発明の詳細な説明したが、ステップ107の露
光動作において、マスク14とウェハ6の相対的な位置
ずれが生じないようにしてもよい。具体的には、CPU
50がステップ105で基準値となる計数値Xm 、 
Ym 、 Xw 、 Ywを読み取った後、マスク14
の位置とウェハ6の位置との差を演算し、その差分の値
Xm −Xw 、 Ym −Ywを記憶する。そして露
光動作中はカウンタMXC。
MMCの計数値が計数値Xm 、Ymから変化しないよ
うにマスク14の位置を干渉計(MXI40 、MYI
40′)によりサーボ口、りした状態で、カウンタWX
C,WYCの計数値を逐次読み込み、マスク14とウェ
ハ6の位置の差を演算し、その差が先に記憶した差分値
Xm−Xw 、 Ym−Ywから変化しないように、ウ
ェハ6の位置をサーボロックしてもよい。
また、4つのレーザ干渉計用のレーザビームは、1つの
レーザ光源からのレーザ光をビームスプリッタ等で4分
割して、その分割された各レーザビームを4つのレーザ
干渉計に導くようにしてもよい。また、固定ミラー32
.34はレーザ干渉計の外部に設けたが、コーナーキュ
ーブ等をレーザ干渉計内部に設け、そのコーナーキュー
ブを固定ミラーとしても全く同様の効果が得られる。さ
らに本実施例では、マスク14の位置測定用の反射ミラ
ー15 、15’はXYステージlO上に固定したが、
マスク移動装置の構造によっては、レベリングとZ方向
移動とを分離して、XYステージ10にZステージを設
け、このZステージにθステージとレベリング機構を設
けることもあり、この場合、反射ミラー15 、15’
は2ステージに設けてもよい。すなわち反射ミラー15
 、15’がX方向Z方向以外にZ方向に移動しても同
様の効果が得られる。
さらに上記実施例では、ウェハ6上の各チップ毎の露光
の際、マスク14はアライメントスコープ23によって
すでにレベリング調整とZ方向の位置合せとが完了して
おり、ウェハ6上の1つのチップに対してレベリング調
整とZ方向の位置合せとがなされるようにウェハ6の姿
制を変えるものとした。ところが1枚のウェハの露光中
、各チップ毎にマスク14側でレベリング等を行なって
もよい。例えば第8図のステップ103で、ウェハ6が
ウェハ移動装置に載置された後、ウェハ移動装置をxy
Z方向走査して、アライメントスコープ23により、ウ
ェハ6の全面中で代表的な数ケ所(3ケ所以上)の局所
部分と、対物レンズ80の結像面FPwとの2方向のず
れ量を順次検出し、特開昭58−103136号公報に
開示されているように、ウェハ6全体のテーパや湾曲、
及び部分的なうねりを平均したウェハ表面の近似平面を
め、この近似平面がウェハ移動装置のx、Z方向の移動
平面(xy平面)と平行になるようにウェハ6のレベリ
ングを行なう。そして、次のステップ104ではマスク
14のみを動かしてレベリングとギャップの調整をする
ようにし、ウェハ6は単にx、Z方向にだけステッピン
グするようにする。このようにしても先の実施例と同様
の効果が得られる。一般にマスク14の直径に対してウ
ェハ6の直径は大きく、マスク14とウェハ6を同じ量
だけレベリングさせた場合、ウェハ6の外周端の2方向
の移動量はマスク14の外周端の2方向の移動量よりも
多くなる。このためもし露光に際してウェハ6のレベリ
ングを行なうと、ステッピングのときウェハ6の外周端
がマスク14と接触して、マスク14を破損させること
もある。このためそのような事故を防止する意味から、
1枚のウェハをステップアンドリピートで露光する間は
、マスク14とウェハ6のうち直径の小さい方(通常は
マスク)だけをレベリングさせることが望ましい。
(発明の効果) 以上本発明によれば、マスクの基台に対する2次元的な
位置と基板(ウェハ)の基台に対する2次元な位置とを
それぞれ別個の光波干渉測長器〔レーザ干渉計〕で検出
して、マスクと基板の基台に対する絶対的な位置決めを
行なうとともに、マスクと基板の相対的な位置決めをも
行なえるようにしたので、露光中に基板移動装置の振動
等に追従してマスクが所定の露光用エネルギー線(X線
)に対して移動することがなく、マスクと基板とは露光
用エネルギー線に対して常に一腺的な位置に静止する。
このため、極めて高い解像力でパターン転写が可能にな
るという効果がある。さらにマスクに対して基板のみを
移動するときも、マスクの位置とは無島係に高精度に位
置決めでき、しかも基板の位置決め中にマスクが移動す
ることがないので、特に基板上にマスクのパターンを繰
り返し転写する際、転写されたパターンの位置合せ精度
、重ね合せ精度、及び解像力が基板上の全てのパターン
について均一になるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はX線露光の原理を説明する図、第2図は本発明
の実施例に好適なX線露光装置の概略的な構成図、第3
図は第2図の露光装置を制御する制御系の回路ブロック
図、第4図は第2図の露光装置に好適なマスクの平面図
、第5菌は第2図の露光装置に好適なウェハの平面図、
第6図は各種駆動系のサーボ回路の回路図、第7図はア
ライメントスコープの具体的な一例を示す構成図、第8
向は本実施例の動作を説明するフローチャート図、第9
図は基準マーク板の平面図である。 〔主要部分の符号の説明〕 2・・・・・・Xステージ 3・・・・・・Yステージ 5・・・・・・ウェハホルダ 6・・・・・・ウェハ 7・旧・・反射ミラー 10・・・・・・−x yステージ 13・・・・・・マスクホルダ 14・・・・・・マスク 15・・・・・・反射ミラー 30.40・・・・・・レーザ干渉計 用 願 人 日本光学工業株式金社 代理人渡 辺 隆 男 第1図 N2図 第5図 第6図 第7図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定のパターンを有するマスクに対して被露光基
    板を位置決めしてから該基板に前記パターンを転写する
    装置において。 前記マスクを2次元移動するためのマスク移動装置と;
    前記基板を前記マスクと対向するように保持して2次元
    移動するための基板移動装置と;前記マスク移動装置の
    2次元的な位置を検出する第1の測長器と;前記基板移
    動装置の2次元的な位置を検出する第2の測長器と;前
    記基板を位置決めする時、前記第1の測長器により、検
    出される前記マスクの位置が変化しないように前記マス
    ク移動装置を制御する第1の制御手段と:前記パターン
    の転写時には前記第1と第2の測長器により検出される
    前記マスクと基板の位置が共に変化しないように前記マ
    スク移動装置と画板移動装置の各々を制御する第2の制
    御手段とを備えたことを特徴とする転写装置。
  2. (2)前記第1の測長器はコヒーレント光を用いた光波
    干渉測長器であり、 前記マスク移動装置は、前記マスクを所定の基準面に沿
    って2次元移動させると共に。 前記マスクに該基準面と略垂直な法線方向の運動と、該
    法線を略中心にした回転運動と、前記基準面に対する傾
    斜運動とを与えるためのマスク運動機構と、前記第1の
    光波干渉測長器のための光反射部材とを有し、該光反射
    部材を該マスク運動機構の前記回転運動と傾斜運動とに
    より可動する部分以外の位置に設けたことを特徴とする
    特許請求の第1項記載の装置。
  3. (3)前記第2の測長器はコヒーレント光を用いた光波
    干渉測長器であり、 前記基板移動装置は、前記基板を前記基準(S 1bっで2次元移動させると共に、前記基板に前記基準
    面と略垂直な法被方向の運動と、該法線を略中心にした
    回転連動と、前記基準面に対する傾斜連動とを与えるた
    めの基板運動機構と、前記第2の光波干渉測長器のため
    の光反射部材とを有し、該光反射部利を該基板運動機構
    の前記回転連動と傾斜運動とにより可動する部分以外の
    位置に設けたことを特徴とする特許疏求の第2項記載の
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62134604A (ja) * 1985-12-09 1987-06-17 Casio Comput Co Ltd カラ−フイルタ膜の形成方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62134604A (ja) * 1985-12-09 1987-06-17 Casio Comput Co Ltd カラ−フイルタ膜の形成方法

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