JPS6020028Y2 - 振動試験機 - Google Patents
振動試験機Info
- Publication number
- JPS6020028Y2 JPS6020028Y2 JP1976106384U JP10638476U JPS6020028Y2 JP S6020028 Y2 JPS6020028 Y2 JP S6020028Y2 JP 1976106384 U JP1976106384 U JP 1976106384U JP 10638476 U JP10638476 U JP 10638476U JP S6020028 Y2 JPS6020028 Y2 JP S6020028Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration
- frame
- swinging arm
- testing machine
- electric motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
- Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は振動試験機に関するものであり、試験物の大小、
その他の条件により、振動特性を多段階的に容易に変え
られるようにした試験機を提供しようとするものである
。
その他の条件により、振動特性を多段階的に容易に変え
られるようにした試験機を提供しようとするものである
。
従来より各種の振動試験機が知られているが、いづれも
振動体の偏心荷重が固定構造であるために、試験物の条
件に応じて振動の度合を変化させることができないとい
う問題、更には試験体を載置するテーブルに振動体が直
結されているために試験機を設置する場所には別の防振
手段を備えなければならないという問題があった。
振動体の偏心荷重が固定構造であるために、試験物の条
件に応じて振動の度合を変化させることができないとい
う問題、更には試験体を載置するテーブルに振動体が直
結されているために試験機を設置する場所には別の防振
手段を備えなければならないという問題があった。
本案はこのような従来形の試験機における問題点を解消
するために、試験物を載置するテーブルの四隅をコイル
スプリングを介して架枠上に支持せしめると共に、テー
ブルの裏面には下端が架枠内に延びるような長さをもっ
た揺動腕の上端を支軸を介して揺動自在なるよう吊下げ
て、この揺動腕の架枠内における下端に振動体を備えた
電動機を固定することによって、電動機に発生する36
00方向の円振動を揺動腕を介してテーブルに対して上
下方向の振動として伝えること)、テーブルの振動が機
体設置場所に対して伝達されないようにして必要に応じ
機体を自由に移動可能なようにしたことを特徴とするも
のである。
するために、試験物を載置するテーブルの四隅をコイル
スプリングを介して架枠上に支持せしめると共に、テー
ブルの裏面には下端が架枠内に延びるような長さをもっ
た揺動腕の上端を支軸を介して揺動自在なるよう吊下げ
て、この揺動腕の架枠内における下端に振動体を備えた
電動機を固定することによって、電動機に発生する36
00方向の円振動を揺動腕を介してテーブルに対して上
下方向の振動として伝えること)、テーブルの振動が機
体設置場所に対して伝達されないようにして必要に応じ
機体を自由に移動可能なようにしたことを特徴とするも
のである。
次に本案を図示の実施例によって詳記すれば、第1図は
この考案の試験機の一部欠切正面図、第2図は第1図■
−■線矢視図であり、1はコイルスプリング2によって
架枠3上に支持されたテーブルを示す。
この考案の試験機の一部欠切正面図、第2図は第1図■
−■線矢視図であり、1はコイルスプリング2によって
架枠3上に支持されたテーブルを示す。
テーブル1の下面中央部には支持体4が固設され、この
支持体4には下端が前記架枠3内に延出するような長さ
をもった揺動腕6の上端が滑液支軸7を介して揺動自在
に吊架されていて、架枠3内部に位置する前記揺動腕6
の下端に電動機5が固定支持されている。
支持体4には下端が前記架枠3内に延出するような長さ
をもった揺動腕6の上端が滑液支軸7を介して揺動自在
に吊架されていて、架枠3内部に位置する前記揺動腕6
の下端に電動機5が固定支持されている。
この電動機5は両軸形の電動機であって回転軸8に取付
けられた偏心荷重9によりその回転と共にテーブル1を
上下振動させるものである。
けられた偏心荷重9によりその回転と共にテーブル1を
上下振動させるものである。
偏心荷重9は複数枚の扇形板からなり、この扇形板を所
要枚数だけ回転軸8に嵌装し、適当枚数ずつをケース1
0で区切って取付けられるようになっている。
要枚数だけ回転軸8に嵌装し、適当枚数ずつをケース1
0で区切って取付けられるようになっている。
11はケース10を電動機ケースに固定するための通し
ボルトであり、従って扇形板からなる偏心荷重9はケ−
ス10内で回転することになる。
ボルトであり、従って扇形板からなる偏心荷重9はケ−
ス10内で回転することになる。
図示の例では各ケース毎に3枚ずつの扇形板が配置され
、最外部のケース10内には1枚の扇形板がスリーブ1
2で弛みなく取付けられているが、これは扇形板を1枚
挙位で増減して偏心荷重量を加減する場合に扇形板の1
枚分の厚さのスリーブと2枚分の厚さのスリーブがあれ
ば同寸法のケースで任意数の扇形板を被うことができる
ことを意味し、ケースが収納可能な扇形板の枚数によっ
て種々の寸法のスリーブを準備しておくことが実用上好
ましい。
、最外部のケース10内には1枚の扇形板がスリーブ1
2で弛みなく取付けられているが、これは扇形板を1枚
挙位で増減して偏心荷重量を加減する場合に扇形板の1
枚分の厚さのスリーブと2枚分の厚さのスリーブがあれ
ば同寸法のケースで任意数の扇形板を被うことができる
ことを意味し、ケースが収納可能な扇形板の枚数によっ
て種々の寸法のスリーブを準備しておくことが実用上好
ましい。
本考案は上記の如き構造から戒り、振動試験に当りテー
ブル1上に試験物を載置固定した状態で電動機5を回転
駆動すると、回転軸8の両端の偏心荷重9により電動機
5には3600方向の円振動が発生する。
ブル1上に試験物を載置固定した状態で電動機5を回転
駆動すると、回転軸8の両端の偏心荷重9により電動機
5には3600方向の円振動が発生する。
仮に電動機5が揺動腕6を介することなく、直接テーブ
ル1の下面に固定されているものと仮定した場合には、
該テーブル1は電動機5の振動と同様の円振動が与えら
れることになり、振動試験機の目的とする純粋な上下方
向の振動もしくは水平方向の振動を選び出すことはでき
ない。
ル1の下面に固定されているものと仮定した場合には、
該テーブル1は電動機5の振動と同様の円振動が与えら
れることになり、振動試験機の目的とする純粋な上下方
向の振動もしくは水平方向の振動を選び出すことはでき
ない。
この場合本案においては、円振動を発生する電動機5が
、架枠3内に位置する該電動機5と、コイルスプリング
2を介して架枠3の上方に分離して位置されたテーブル
1との間を連結する長い揺動腕6を介して揺動自在に吊
下げられているために、偏心荷重9の円振動における水
平方向の振動に対しては、揺動腕6が滑液支軸7を中心
に揺れ動いてこれを逃がし、上向きと下向きの振動のみ
を揺動腕6がその長さ方向に沿ってテーブル1に伝える
こと)なり、テーブル1は専ら上下方向の振動を発生す
ること)なる。
、架枠3内に位置する該電動機5と、コイルスプリング
2を介して架枠3の上方に分離して位置されたテーブル
1との間を連結する長い揺動腕6を介して揺動自在に吊
下げられているために、偏心荷重9の円振動における水
平方向の振動に対しては、揺動腕6が滑液支軸7を中心
に揺れ動いてこれを逃がし、上向きと下向きの振動のみ
を揺動腕6がその長さ方向に沿ってテーブル1に伝える
こと)なり、テーブル1は専ら上下方向の振動を発生す
ること)なる。
このように偏心荷重9の水平方向の振動は、揺動腕6が
揺れ動いてこれを逃がすことになるので、この水平方向
の振動分散作用は電動機5とテーブル1との距離即ち揺
動腕6の長さが長ければ長いほど大きい。
揺れ動いてこれを逃がすことになるので、この水平方向
の振動分散作用は電動機5とテーブル1との距離即ち揺
動腕6の長さが長ければ長いほど大きい。
揺動腕6の長さが長ければその下端の偏心荷重9の水平
方向の振れは該腕の上端支軸7の部分に伝わりにく)な
り、上下方向の振れの成分のみがテーブル1に伝えられ
るからである。
方向の振れは該腕の上端支軸7の部分に伝わりにく)な
り、上下方向の振れの成分のみがテーブル1に伝えられ
るからである。
反対に揺動腕6が短かい場合には、前記した振動試験機
を直接テーブルの下面に固定した場合と同様偏心荷重9
の円振動がそのままの形でテーブルに伝えられることと
なり、純粋な上下方向の振動を得にく)なるので好まし
くない。
を直接テーブルの下面に固定した場合と同様偏心荷重9
の円振動がそのままの形でテーブルに伝えられることと
なり、純粋な上下方向の振動を得にく)なるので好まし
くない。
以上に述べた如く本考案においては架枠3上にコイルス
プリング2を介して分離配置したテーブル1の下面に下
端が架枠3内に至る長さの揺動腕6を揺動自在に吊下げ
て、この揺動腕6の下端に振動試験機5を吊下げ固定し
たため、振動試験機1の円振動をテーブル1に対し専ら
上下方向の振動に代えることができ、従ってこの種の上
下方向の振動を得る目的の振動試験機において、従来の
如く二本の軸に設けた偏心輪を互に反対方向に回転させ
ることにより上下方向の振動を発生させる二輪偏心輪形
起振器を用いることなく、低廉な振動試験機を提供でき
るという利点を有する。
プリング2を介して分離配置したテーブル1の下面に下
端が架枠3内に至る長さの揺動腕6を揺動自在に吊下げ
て、この揺動腕6の下端に振動試験機5を吊下げ固定し
たため、振動試験機1の円振動をテーブル1に対し専ら
上下方向の振動に代えることができ、従ってこの種の上
下方向の振動を得る目的の振動試験機において、従来の
如く二本の軸に設けた偏心輪を互に反対方向に回転させ
ることにより上下方向の振動を発生させる二輪偏心輪形
起振器を用いることなく、低廉な振動試験機を提供でき
るという利点を有する。
また従来のこの種の試験機では振動発生に二軸偏心輪形
起振器を用いるために、二つの偏心輪をギヤを介して互
に反対方向に回転させることによる騒音の発生及びギヤ
の摩耗という問題を有していたが本案においては偏心荷
重は一軸の回転によるため二軸偏心輪形起振器による場
合のような問題点を完全に解消し、静から試験機を提供
できるという利点を有する。
起振器を用いるために、二つの偏心輪をギヤを介して互
に反対方向に回転させることによる騒音の発生及びギヤ
の摩耗という問題を有していたが本案においては偏心荷
重は一軸の回転によるため二軸偏心輪形起振器による場
合のような問題点を完全に解消し、静から試験機を提供
できるという利点を有する。
勿論偏心荷重9は複数枚より成るため、試験目的に応じ
て枚数を増減して質量を任意に調整でき、所望の振動振
幅による振動特性を得られるという利点を有する。
て枚数を増減して質量を任意に調整でき、所望の振動振
幅による振動特性を得られるという利点を有する。
更にテーブル1は振動電動機5を内蔵した架枠3上にコ
イルスプリング2を介して支持されるため、テーブル1
の振動はコイルスプリング2に吸収されて架枠3には伝
達されず、また電動機及び振動体も機体の下部に位置し
て重心が安定するので、機体設置場所には従来の試験機
の如く別途振動を吸収するための装置を必要としないこ
とは勿論、機体は架枠3ごと必要に応じて自由に移動で
きるので極めて実用的であるという利点を有するもので
ある。
イルスプリング2を介して支持されるため、テーブル1
の振動はコイルスプリング2に吸収されて架枠3には伝
達されず、また電動機及び振動体も機体の下部に位置し
て重心が安定するので、機体設置場所には従来の試験機
の如く別途振動を吸収するための装置を必要としないこ
とは勿論、機体は架枠3ごと必要に応じて自由に移動で
きるので極めて実用的であるという利点を有するもので
ある。
第1図は本案に係る振動試験機の一部欠切正面図、第2
図は第1図の■−■線における断面図である。 図において、1・・・・・・テーブル、2・・・・・・
コイルスプリング、3・・・・・・架枠、5・・・・・
・電動機、6・・・・・・揺動腕、8・・・・・・回転
軸、9・・・・・・偏心荷重、10・・・・・・ケース
。
図は第1図の■−■線における断面図である。 図において、1・・・・・・テーブル、2・・・・・・
コイルスプリング、3・・・・・・架枠、5・・・・・
・電動機、6・・・・・・揺動腕、8・・・・・・回転
軸、9・・・・・・偏心荷重、10・・・・・・ケース
。
Claims (1)
- 架枠3の上部に四隅をコイルスプリング2によって支持
されたテーブル1を設けて、該テーブルの裏面中央の支
持体4に対して下端が前記架枠3内に延在するような長
さをもった揺動腕6の上端を滑液支軸7を介して揺動自
在なるよう吊下げると共に、架枠3内における該揺動腕
6の下端には電動機5を固定支持し、該電動機5の両側
に突出させた回転軸8に夫々複数枚の扇形板からなる偏
心荷重9を着脱自在なるよう嵌装させて威る振動試験機
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976106384U JPS6020028Y2 (ja) | 1976-08-11 | 1976-08-11 | 振動試験機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976106384U JPS6020028Y2 (ja) | 1976-08-11 | 1976-08-11 | 振動試験機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5325382U JPS5325382U (ja) | 1978-03-03 |
JPS6020028Y2 true JPS6020028Y2 (ja) | 1985-06-15 |
Family
ID=28716486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976106384U Expired JPS6020028Y2 (ja) | 1976-08-11 | 1976-08-11 | 振動試験機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6020028Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007029886A (ja) * | 2005-07-28 | 2007-02-08 | Mitsumi Electric Co Ltd | 振動モータ |
NO325834B1 (no) * | 2007-01-08 | 2008-07-28 | Redcord As | Vibrasjonsinnretning for bruk pa behandlings- og treningsutstyr, samt fremgangsmate for a bevirke vibrasjon pa slikt utstyr |
-
1976
- 1976-08-11 JP JP1976106384U patent/JPS6020028Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5325382U (ja) | 1978-03-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US2284671A (en) | Shaking device | |
KR940006831A (ko) | 구동축과 차축 입력 축의 결합된 조립체의 균형을 잡는 장치 | |
US4941565A (en) | Dispersion feeder | |
JPS6020028Y2 (ja) | 振動試験機 | |
US1935179A (en) | Ventilating appliance | |
US2267143A (en) | Vibrating screen | |
JPH07180744A (ja) | 固有振動数可変型制振装置 | |
SU1060764A1 (ru) | Виброизолированный фундамент | |
US2085774A (en) | Screen | |
JP3290783B2 (ja) | 振動試験機 | |
CN202343428U (zh) | 自适应可调幅惯性激振装置 | |
KR890016514A (ko) | 자기헤드 장치 | |
JP4159065B2 (ja) | 防振機構付きミキサー | |
US4177678A (en) | Drive for balancing machines | |
US3192775A (en) | Drive for rotating workpieces, particularly for balancing machines | |
US2191862A (en) | System for analyzing vibrations | |
JPH0659461B2 (ja) | ロータリーシフターの駆動装置 | |
JPS594784Y2 (ja) | 振動発生装置 | |
US1999768A (en) | Screening device | |
JP2672377B2 (ja) | 機械基礎の制振装置 | |
CA1100783A (en) | Drive box for vibrating machines | |
JPS59184Y2 (ja) | コンクリ−ト製品成形装置 | |
JPS6076240U (ja) | 振動試験機 | |
JPH01130765A (ja) | 振動ふるい装置 | |
JPS6145992Y2 (ja) |