JPS60199738A - 自動変速機のクリ−プ防止装置 - Google Patents

自動変速機のクリ−プ防止装置

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JPS60199738A
JPS60199738A JP5616784A JP5616784A JPS60199738A JP S60199738 A JPS60199738 A JP S60199738A JP 5616784 A JP5616784 A JP 5616784A JP 5616784 A JP5616784 A JP 5616784A JP S60199738 A JPS60199738 A JP S60199738A
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JP
Japan
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torque
starting
circuit
valve
output
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JP5616784A
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English (en)
Inventor
Shuzo Fukuzumi
福住 周三
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)技術分野 本発明は自動変速機のクリープ防止装置に関するもので
ある。
(2)従来技術 自動変速機は、例えばエンジンからの動力をギヤ位置に
応じ変速して出力し、この変速動力により車両を走行さ
せるのに使用する。
しかして自動変速機は、前進走行(D、■又はI)レン
ジ或いは後退走行(R)レンジレこマニュアルバルブを
操作すると、兎に周動力伝達可能な状iになり、アクセ
ルペダルを釈放したエンジンのアイドリング運転中は動
力伝達系にトルクコンバータがあるため、大きなトルク
を出力しないものの、出力トルクを零にはなし得す、ク
リープを免れない。従って、エンジンのアイドリング運
転中も車両は上記の走行レンジで微速走行する。
このため自動変速機搭載車では、走行レンジで停車を行
なうために7−トブレーキ又はパーキングブレーキを作
動させておく必要があり、この停車中もエンジンにクリ
ープ分の負荷がかかることから、振動及び燃費の悪化を
招く。
そこで従来特開昭58−21047号公報に示・されて
いるように、発進レンジで締結されるべき自動変速機の
M擦要素を停車中締結力が低下するよう制御し、これに
よりクリープを防止する技術が提案された。
しかしこのクリープ防止装置は、その作用中上記摩擦要
素を締結自前の状態に保ってクリープ防止を行なうため
、発進時この摩擦要素が応答よく締結されてエンジンの
空吹けを生ずることなく、これにともなう発進ショック
の発生を防止し得るものの、発進の仕方で様々に異なる
発進トルクと摩擦要素の締結具@(一定)によって決ま
る自動変速機の出力トルクとが必ずしも一致せず、この
トルク不一致によりなお発進ショックを生じたり、思い
通りの発進加速を行なえないものであった。
即ち緩発進時は、発進トルクが小さいにもかかわらず、
これより自動変速機の出力トルクの方が大きくなって発
進ショックを生じ、又急発進時ハコれに対応して大きく
なる発進トルクより自動変速機の出力トルクの方が小さ
くなって思い通りの急発進を行なえない。
(8)発明の目的 本発明は発進時に行なうべきクリープ防止機能の解除に
当り、発進トルクと自動変速機出力トルクとが一致する
ようこれを行なうことで上述の問題を解決することを目
的とする。
(4)発明の構成 この目的のため本発明クリープ防止装置は第1図にその
晩念を示すように、エンジンからの動力を作動状態の伝
動要素を介しアウトプットシャフトより出力して車両を
走行させる自動変速機を具え、この自動変速機を、車両
の停止状態で前記伝動要謔が動力伝達不能な非作動状態
にされるクリープ防止式とした車両において、車両の発
進を検知する発進検知手段と、該発進時エンジンの運転
状態から当然得られるべき発進トルクを演算する発進ト
ルク演算手段と、前記アウトプットシャフトの出力トル
クを検出する出力トルク検出手段と、該出力トルクが前
記発進トルクに一致するよう前記伝動要素を作動させる
伝動要素制御手段とを設けてなることを特徴とする。
、(6)実 施 例 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第2図は本発明クリープ防止装置を具えた自動変速機の
動力伝達歯車列を模式的に示し、この動力伝達歯車列は
トルクコンバータ1、インプットシャフト7、フロント
クラッチ104、リアクラッチ(前進用摩擦要素)10
6、セカンドブレーキ106、ローリバースブレーキ1
o7、一方向ブレーキ108、中間シャツ) 109、
第1遊星歯車$110、第2遊星歯車群111、アウト
プットシャフト112、第1万バナー弁118、第2ガ
バナー弁114、オイルポンプ18より構成される。ト
ルクコンバータlはポンプ8車8、タービン翼車8、ス
テータ鄭車9より成り、ポンプ翼車8はエンジン4のク
ランクシャフト4aにより駆動され、内部トルクコンバ
ータ作動油を回しインプットシャフト7に固定されたタ
ービン翼車8にトルクを与える。トルクは更にインプッ
トシャフト7によって変速歯車列に伝えられる。ステー
タ翼車9はワンウェイクラッチ1oを介してスリーブ1
2上に置かれる。ワンウェイクラッチ10はステータ翼
車9にクランクシャフト4と同方向の回転すなわち矢印
方向の回転(以下正転と略称する)は許すが反対方向の
回転(以下逆転と略称する)は許さない構造になってい
る。第1遊星歯車群110は中間シャフト109に固定
される内歯歯車117、中空伝導シャツ)11Bに固定
される太陽歯車119、内Wi両歯車17および太陽歯
車119のそれぞれに噛み甘いながら自転と同時に公転
し得る2個以上の小歯車から成る遊星歯車120、アウ
トプットシャフト112に固定され遊星歯車120を支
持する遊星歯車支持体121から構成され、第2遊星歯
車群111はアウトプットシャフト112に固定される
内歯歯車122、中空伝導シャフト118に固定される
太陽歯車128、内歯歯車122および太陽歯車123
のそれぞれに噛み合いながら自転と同時に公転し得る2
III!1以上の小歯車から成る遊星歯車124、遊星
歯車124を支持する遊星歯車支持体125よりflI
改される。フロントクラッチ104.はタービン翼車8
により駆動されるインプットシャフト7と両太陽歯車1
19,128と一体になって回転する中空伝導シャフト
118とをドラム126を介して結会し、リアクラッチ
105は中間シャフト109を介してインプットシャフ
ト7と第1遊星歯車群110の内(+1#歯車117と
を結合する働きをする。セカンドブレーキ106は中空
伝導シャフト118に固定されたドラム126を巻いて
締はけることにより、両太陽爾車119,128を固定
し、ローリバースブレーキ107は第2遊星歯車群11
1の遊星歯車支持体125を固定する働きをする。一方
向ブレーキ108は遊星歯車支持体125&こ正転は許
ずが、逆転は許さない構造Oこなっている。第1ガバナ
ー弁113および第2ガバナー弁114Iはアウトプッ
トシャフト112に固定され車速に応じたガバナー圧を
発生する。
上記自動変速機は、トルクコンバータ1を経て前述の如
くインプットシャフト7に入力されたエンジンクランク
シャフト4aからの動力を、選速弁(後述する)のIf
l進自動変速走行(D)位i選択(運転者が操作する)
時、以下の如<声動選択したギヤ位置、即ち前進第1速
乃至第3速に応じ変速してアウトプットシャフト112
に出力し、この変速動力で駆動車輪を回転して車両を走
行させる。
D位置では先ず前進入カクランチであるリアクラッチ1
05のみが締結される。エンジン4からトルクコンバー
タ1を経た動力は、インプットシャフト7からリアクラ
ッチ105を通って第1遊星歯車群110の内歯歯車1
17に伝達される。
内歯歯車117は遊星歯車120を正転させる。
従って太陽歯車119は逆転し、太陽歯車119と一体
になって回転する第2遊星歯車群111の太陽歯車12
3を逆転させるため第2遊星歯車群111の遊星歯車1
24は正転する。一方向ブレーキ108は太陽歯車12
8が遊星歯車支持体1252逆転させるのを阻止し、前
進反力ブレーキとして働く。このため第2遊星歯車群1
11の内歯歯車122は正転する。従って内歯歯車12
2と一体回転するアウトプットシャフト112も正転し
、前進第1速の減速比が得られる。この状態ニオいて車
速が上がりセカンドブレーキlo6が締結されると第1
速の場合と同様にインプットシャフト7からリアクラッ
チ105を通った動力は内歯歯車117に伝達される。
セカンドブレーキ106はドラム126を固定し、太@
歯車119の回転を阻止し前進反力ブレーキとして働く
。このため静止した太@歯車119のまわりを遊星歯車
120が自転しながら公転し、従って遊星歯車支持体1
21およびこれと一体になっているアウトプットシャフ
ト112は減速されてはいるか、第1速の場合よりは早
い速度で正転し、前進第2速の減速比が得られる。更に
車速か上がりセカンドブレーキ106が解放されフロン
トクラッチ104が締結されると、インプットシャフト
7に伝達された動力は、一方はリアクラッチ105を経
て内歯歯車117に伝達され、他方はフロントクラッチ
104を経て太陽歯車119に伝達される。従って内歯
歯車117、太陽歯車119はインターロックされ、遊
星歯車支持体121および・アウトプットシャフト11
2と共にすべて同一回転速度で正転し前進第8連が得ら
れる。この場合、入力クラッチに該当するものはフロン
トクラッチ104およびリアクラッチ105であり、遊
星歯車によるトルク増大は行われないため反力ブレーキ
は作用しない。
なお、エンジン4はアクセルペダル2oの踏込みにより
動力を増大され、このエンジン動力により前述の如くに
走行される車両は、ブレーキペダル21の踏込みにより
マスクシリンダ22からブレーキ装置へ供給されるブレ
ーキ液圧で制動されるが、本発明においてはアクセルペ
ダル2oの踏込量に対応した信号S、Hを出力するアク
セル開度センサ28及びブレーキ装置の作動、非作動に
対応した信号SBを出力するブレーキスイッチ24を設
ける。本発明においては、更にインプットシャフト7の
回転数(タービン8の回転数)N、を検出するタービン
回転数センサ26、及びアウトプットシャフト112に
かがるトルクT。を検出するアウトプットシャフトトル
クセンサ27を付加し、これらセンサ26,27の検出
値をセンサ28及びスイッチ24がらの信号5TH1s
Bと共に第4図のクリープ防止制御回路に供給する。な
お、トルクセンサ27は磁歪効果によりトルク検出を行
ない、アウトプットシャフト112がらの出力トルクを
検出するものとする。
第8図は第1図における動力伝達部を自動変速する変速
制御油圧回路で、オイルポンプ1B、ライン圧at弁1
28、増圧弁12’9、トルクコンバータlS!1!l
速弁18o1第1ガバナー弁118、第2ガバナー弁1
14、l−2シフト弁181.2−3シフト弁182、
スロットル減圧弁188、カットダウン弁18山、セカ
ンドロック弁135.2−8タイミング弁186、ソレ
ノイドダウンシフト弁187、スロットルバックアップ
弁188、バキュームスロットル弁139、バキューム
ダイヤフラム14o1フロントクラツチ1o4、リアク
ラッチ1o5、セカンドブレーキ106、サーボ141
、ローリバースブレーキ107および油圧回路網よりな
る。オイルポンプ1Bは原動機ニよりクランクシャフト
Φおよびトルクコンバータ −)。
lのポンプ翼車8を介して駆動され、エンジン炸動中は
常にリザーバ142からストレーナ−48を通して有害
なゴミを除去した油を吸いあげライン圧回路14傷へ送
出す。
曲はライン圧調整弁128によって所定の圧力に調IL
Irれて作動油圧としてトルクコンパ・−夕1および選
速弁130へ送られる。ライン圧ル〜整弁12Bはスプ
ール172とバネ17gよりなり、スプール172には
バネ17Bに加えて増圧弁1′ 129のスプール174を介して回路165のス jロ
ットル圧と回路156のライン圧が作用し、スプール1
72の上方に回路144からオリフィス175を通して
作用するライン圧および回路176から作用する圧力に
対抗している。トルクコンバーターの作動油圧は回路1
44がらライン圧調整弁128を経て回路145へ導入
された油がトルクコンバーターへの通流後保圧弁146
をtjFJ <時に生じ、該保圧弁によっである圧力以
内に保たれている。ある圧力以上では保圧弁146は開
かれて油はさらに回路147から動力伝達機構の後Pf
lS ’潤滑部に送られる。この潤滑油圧が高すぎる時
はリリーフ弁148が開いて圧力は下げられる。一方動
力伝達@構の前部潤滑部には回路145から前部潤滑弁
149を開いて潤滑油が供給される。
選速弁130は手動による流体方向切換弁で、スプール
150によって構成され、選連桿(図示せず)にリンケ
ージを介して結ばれ、各選速操作によってスプール15
0が動いてライン圧回路144の圧送通路を切換えるも
のである。第2図に示されている状態はN(中立)位置
にある場合でライン圧回路1Φ4はボー)dおよびeに
開いている。
第1ガバナー弁11Bおよび第2ガバナー弁114は前
進走行の詩に発生したガバナー圧によりニー2シフト弁
181、および2−8シフト弁182を作動させて自動
変速作用を行い、又ライン圧をも制御するもので選速弁
180がり、IIおよび工の各位置にある時、油圧はラ
イン圧回路144から選速弁180のボートCを経て第
2ガバナー弁114に達し、車が走行すれば第2ガバナ
ー弁114によって調圧されたガバナー圧は回路157
に送り出され第1ガバナー弁11Bに導入され、ある車
速になると第1ガバナー弁118のスプール177が移
動して回路157は回路168と導通してガバナー圧が
発生し回路15Bよりガバナー圧は1−2シフト弁18
1.2−3シフト弁182およびカットダウン弁1B4
の各端面に作用しこれらの6弁を右方に押しつけている
それぞれのバネと釣会っている。又、選速弁180のボ
ート0から回路158、回路161および回路162を
経てセカンドブレーキ106を締めっけるサーボ141
の締結側油圧室169に達する油圧回路の途中に1−2
シフト弁181とセカンドロック弁185を別個に設け
、更に選速弁i3゜のボー)bがらセカンドロック弁1
85に達する回路152を設ける。
従って、選速桿をD位置に設定すると、aM弁180の
スプール150が動いてライン圧回路144はボー)a
、bおよびCに通じる。油圧はボー)aからは回路15
1を通り一部はセカンドロック弁135の下部に作用し
て、バネ179により上に押目けられているスプール1
78がボートbから回路152を経て作用している油圧
によって下げられることにより導通している回路161
および162が遮断されないようにし、一部はオリフィ
ス166を経て回路167から2−3シフト弁182に
達し、−ボートCからは回路158を通り第2ガバナー
弁114、リアクラッチ105(リアクラッチ105へ
のライン圧供給路158中に後述の本発明クリープ防止
装置30を設ける)および1−2シフト弁181に達し
て変速機はlIJ進第1速の状態になる。この状態で発
進し、車速−がある速度Oこなると回路15Bのガバナ
ー圧により、バネ159によって右方に押目けられてい
る1−2シフト弁131のスプール160が左方に動い
て前進第1速から第2速への自動変速作用が行われ回路
158と回路161が導通しr111圧はセカンドロッ
ク弁185を経て回路162からサーボ141の締結側
油圧室169に達しセカンドブレーキ106を締結し、
変速機は前進第2速の状態になる。この場ひ、1−2シ
フト弁181は小型化しているため、変速点の速度は上
昇することなく所要の速度でスプール160は左方に動
き前進第1速から第2速への自動変速作用が行われる。
更に車速が上がりある速度になると回路158のガバナ
ー圧がバネ168に打勝って2−3シフト弁182のス
プール164案左方へ押付けて回路167と回路168
が導通し、油圧は回路168から一部はサーボ141の
解放他油圧室170に達してセカンドブレーキ106を
解放し、一部はフロントクラッチ1041に達してこれ
を締結し、変速機は前進第3速の状態になる。選速桿を
■(前進第2速固定)位置に設定すると選速弁180の
スプール150は動いてライン圧回路1山4はボー)b
、cおよびdに通じる。油圧はボー)bおよびCからは
Dの場合と同じ場所に達し、リアクラッチ105を締結
し、一方セカンドロック弁135の下部にはこのHの場
合は油圧が来ていないためとスプール178の回路15
2に開いて油圧が作用する部分の上下のランドの面債は
下の方が大きいため、セカンドロック弁185のスプー
ル17Bはバネ179の力に抗して下に押し下げられて
回路152と回路162が導通し、油圧はサーボ141
の締結側油圧室169に達しセカンドブレーキ106を
締結し変速機は前進第2速の状態になる。ボートdから
は油圧は回路154を通りソレノイドダウンシフト弁1
87およびスロットルバックアップ弁138に達する。
選速弁180のボー)aとライン回路144との間は断
絶していて、回路151から2−3シフト弁132には
油圧が達していないため、セカンドブレーキ106の解
放とフロントクラッチ104の締結は行われず変速機は
前進第8′Mの状態になることはすく、セカンドロック
弁135は選速弁180と相俟って変速機を前進第2速
の状態に固定しておく鋤きをする。選速桿を■(前進第
1速固定)位置に設定するとライン圧回路144はボー
トC2dおよびeに通じる。油圧はボートCおよびdか
らは■の場合と同じ場所に達し、リアクラッチ105を
蹄結し、ボートeからは回路155より1−2シフト弁
181を経て、回路171から一部ローリバースブレー
キ107に達して、前進反力ブレーキとして働くローリ
バースブレーキ107を締結し、変速機を前進第1連の
状態にし、一部は1−2シフト弁131の左側に達して
バネ159と共にスプール160を右方に押しつけてお
くように作用し、前進第1速は固定される。
次に本発明クリープ防止装置i80を詳述するに、本発
明においては選速弁130の老での前進走行位置、 (
D + II r I )でライン圧を供給されて締結
する前進用摩擦要素(リアクラッチ)1o5へのライン
圧供給路153中にクリープ防J#、兼発進時出力トル
ク制御用減圧弁31を挿入する。この減圧弁81はばね
31aで図中下向きには勢されたスプール31bを具え
、ばゎ81aと反対のスプール81i)の端面を室31
cに臨ませる。スプール31bは回路158を一切遮断
することのないものであるが、室810内の制御圧P8
に応じこれとげね81aとがバランスする位置にストロ
ークし、図中右手部位置の時回路15Bをドレンボ−ト
81dに最大限通じさせて、該ドレンボート中のオリフ
ィス818により回路158内の圧力、即ちリアクラッ
チ105への供給圧を、これが締結面前の状態にされる
値にするものとする。スプール81bかff1i制御圧
P8の上昇により図中右手部位fatから上昇するにつ
れ、回路158及びドレンボート81dとの連通は漸減
され、これにより回路153内の圧力がl111[増す
ることによってリアクラッチ105は締結方を次第に増
大し、スプール111bか図中左半部位置になってドレ
ンη−′−ト81(1を塞ぐ時、回F#J153内の圧
力はライン圧となってリアクラッチ105を完老締結す
ることができる。
11BJ御圧Psを漬り出すために、室810を、減圧
弁31よりMM弁130&こ近い回路158の部分に制
御圧発生回路32で接続し、この回路82中にオリフィ
ス83を挿入する。そして、オリフィス88より室81
cに近い回路82の部分にオリフィス84を糸予てドレ
ンボート35を接続し、オリフィス84にソレノイド8
6を対設する。ソレノイド36は常態でプランジャ86
aを図中左半部に示す進出位置となしてオリフィス34
1を閉じており、ソレノイド86の付勢時ブランンヤ3
6aが図中右半部に示す後退位trffi &こされて
オリフィス8妥をドレンボート85に1mじさせるもの
とする。なおソレノイド36はデユーティflnJ (
MJによりオン・オフを繰り返され、1周助に対するオ
ン時間幅を大きくした大デユーティで、回路82が長時
間ドレンボート85に通じることから制御圧P8を低く
シ、デユーティが小さくなるにつれifr!I II圧
P6を漸増し、デユーティθ%で制御圧P8を回路15
3内のライン圧と同じ最高値にすることができる。
ツレメイド86のデユーティ…1」簡1は第1図に示す
クリープ防止制御回路40によって行なう。この回路は
MiJ記ブレーキスイッチ24からの信号SBをそのま
まアクセル開度センサ23がらの信号STHをA/Dコ
ンバータ41Gこよりデジタル信号Gこ変換して、ター
ビン回転数センサ26がらの信号NTを波形整形器43
により波形整形して、又アウトプットシャフトトルクセ
ンサ27からの信号ToをA/Dコンバータ44により
デジタル信号に変換して夫々入力される。そして、クリ
ープ防止制御回路型0は例えば波形整形器Φ8により波
形整形されたタービン回転数信号N、の一定時間中にお
けるパルス数を計数して、タービン回転数をめるカウン
タ46と、この情報や信号SB。
STH、TOに基づく情報を個々に格納するレジスタ4
7〜51と、レジスタ47,4.8からの情報を基に発
進の意思が有るか否かを判定する判定器52と、判定器
52及びレジスタ48〜51からの情報を演算する演算
器5Bと、演算器52の演算結果を格納する制御データ
レジスタ54とよりなるマイクロプロセッサで構成し、
上記各種入力情報の演算結果を駆動回路55に出力して
前記のソレノイド86をデユーティ制御するものとする
上記実施例の作用を次に説明するに、磁速弁130を前
進走行(D 、 If 、 I )k:tルト、前述し
た通り回路158にライン圧が出力される。こリフイス
88.84を経てドレンボート85に至る。ここでブレ
ーキペダル21を踏込むか、又はアクセルペダル20を
釈放していると、これら対応したブレーキスイッチ24
゛及びアクセル開度センサ28からの信号SB 、ST
H’E苓に判定器52は、運転者に発進の意志がないと
判定する。この時タービン回転数センサ26で検出する
タービン回転数NTが微少設定値以下の停車状態であれ
ば、これと上記の判定結果とを受けて演算器58は以下
の演算を行なう。即ち、今停車状態で発進の意・志がな
いことから、演算器58は出力デユーティを100%に
し、これを駆動回路55に供給する。
これにより駆動回路55はソレノイド86を付勢し続け
、そのプランジャ86aは第8図中布部位置を保つ。こ
れにより制御圧Psはオリフィス33゜84の開口面積
差で決まる最低値にされ、減圧弁スプール81bはぼね
81aにより図中右半部位置となる。かくて、回路15
8からリアクラッチ105に向う圧力はドレンボー)8
1f1より排除リアクラッチ105に向う圧力がリアク
ラッチ105を締結W [)IJの状態にするような値
となる。
従って、発進の意志がない停車状態で、リアクラッチ1
05はアウトプットシャフト112−\の動力伝達を断
ち、クリープを防止することができる。・なお、かかる
クリープ防止中リアクラッチ105が上記の通り締結直
前の状態にされているため、後述の発進に際して行なわ
れるリアクラッチ105の締結は応答良く実行され、エ
ンジンの空吹けを防げ、これによる発進ショックの発生
を防止することができる。
次に、運転者が発進を望み、ブレーキペダル21を釈放
するか、アクセルペダル20f踏込ムと、これらに対応
したスイッチ2屯又はセンサz3からの信号SB又はS
THを褪に判定器52は発進の意志有りと判定して、そ
の結果を演算器53に入力する。この時演算器68はセ
ンサ23からの信号STHに堪づくアクセル開度からエ
ンジン4の運転状態を判別し、この運転状態から当然ア
ウトプットシャフト112より出力されるべき発進トル
クを演算する。そして、この発進トルクと、センサ27
からの信号T。&こ基づくアウトプットシャツ)112
の出力トルクとを比較し、後者が前者より小さい時出力
デユーティを減少し、後者が前者より大きい時出力デユ
ーティを増大する。出力デユーティの減少はソレノイド
86のプランジャ86aが第3図中左半部位置になって
オリフィス34を開く時間を短かくシ、制御圧Psを上
昇させ、結果として減圧弁スプール81aを第3図中左
半部位置から上昇させる。この時ドレンボート81dが
オリフィス3ieの開明以上に絞られ、リアクラッチ1
05への油圧を上昇させてその締結力を増大させる。従
ってアウトプットシャフト112の出力トルクが不足を
補正されるよう大きくされ、発進トルクに近付けられる
出力デユーティの増大は逆に制御圧P8を低下させ、減
圧弁スプールflllbを第3図中左半部位置より下降
させ、結果としてリアクラッチ105への圧力が低下さ
れる。これがため、リアクラッチ106は締結力を低下
され、アウトプットシャフト112の出力トルクを過大
分だけ低下され、発進トルクに近N゛けることができる
以上によりアウトプットシャフト112の出力トルクは
、発進の仕方で様々に異なる発進トルクに常時保たれる
よう制御され、両者の差にともなう発進ショックを生じ
たり、思い通りの発進加速が行なえなくなる問題をなく
せる。
以上の作用を行なうために、クリープ防止制御回路40
は第5図に示す制御プログラムを実行する。この制胡1
プログラムはステップ6oにおいて、センサ26で検出
したタービン回転数NTが微少設定値N、□以下となる
度に、即ち停車する度に実行される。先ずステップ61
においてセンサ28からの信号STHを乱にアクセルペ
ダル2oを釈放しているか否かを判別する。釈放してい
れば発進の意志がないことから制御をステップ62に進
め、ここで出力デユーティを100%にすることにより
リアクラッチ105を前述した如く締結直前の解放状態
にした後、制御をステップ61に戻す。
これにより停車状態で且つアクセルペダル2oを釈放し
て発進の意志がない場fg 、1iJ述したようにクリ
ープ防止が達成される。なおアクセルペダル20を踏込
んで、ブレーキペダル21を踏込んだ状態でも、ステッ
プ61がステップ68を経てステップ62を選択するた
め、上記のクリープ防止が実行され、車両が発進する危
険をなくすことができる。
ところで、アクセルペダル20を踏込んで、ブレーキペ
ダル21を釈放した状態では、発進の意志があることか
ら、ルUIiltlをステップ61.68からステップ
64へと進めて以下の発進制御を実行する。ステップ6
4ではセンサ28からの@号STHに堪づくアクセル開
度より、エンジン4の運転状態を判別し、この運転状態
から当然アウトプットシャフト112より出ノJされる
べき発進トルクを算出する。次のステップ65では、ス
テップ62で100%にされた出力デユーティの減少に
よりリアクラッチ105を前記締結ru pryの状態
から締結開始させる。これによりリアクラッチ105は
動力伝達を開始し、車両を発進させる。
次で制御はステップ66に進み、ここで発進トルクとセ
ンサ27で検出した出力トルクとを比較し、上記によっ
ても尚出力トルクが発進トルクに見合っていなければ、
つまり発進トルクに不足していれば、制御をステップ6
5に戻し、出力デユーティの一層の減少によりリアクラ
ッチ105の結合を強めて出力トルク不足を補正する。
以上の繰返しにより出力トルクが発進トルクに対し不足
しなくなれば制御はステップ66からステップ67に進
み、今度は出力トルクが発進トルクに対し過大であるか
否かを判別する。過大であればステップ68において、
出力デユーティの増大によりリアクラッチ105の結合
を弱め、出力トルクの過大を補正した後制御をステップ
66に戻す。
かかる制御中、伝達トルクが発進トルクに一致すると、
ステップ136.67を経てステップ69が選択され、
ここでセンサ23からの信号STHを銃に運転者がアク
セル開度を発進開始時の開□□□から変更したか否かに
より発進を終了したか杏かを゛判別する。発進が終了し
ていなければMl ff1il ?iミニステップ6に
戻し、上述のループ68〜69を繰返す。かくて発進中
出力トルクが発進トルりと一致するようリアクラッチ1
05が作動制御され、出力トルクが発進トルクより大き
過ぎて発進シミツクを生じたり、出力トルクが発進トル
クより小さ過ぎて思い通りの発進加速が得られないとい
った問題をなくすことができる。
そして、発進が終了すると、Nll1lはステップ69
からステップ70Gこ至り、ここでプログラムの実行を
完了する。
なお、上述した例ではクリープ防止制御の対象たる自動
変速機の伝動要素をリアクラッチ105としたが、発進
時に作動される自動変速機の摩擦要素であれば、他の摩
擦要素を制御対象にしても良いし、戊いは特開昭50−
102765号公報に示されたトルクコンバータを制御
対象とすることもできる。
(6)発明の効果 かくして本発明クリープ防止装置は上述の如く、発進時
に行なうべきクリープ防止機能の解除に当り、エンジン
の運転状態から当然得られるべき発進トルクに自動変1
4 +1出力トルクが常時一致するよう、伝動要素(図
示例ではリアクラッチ105)の作動制御によりこれを
行なうよう構成したから、発進トルクと出力トルクとの
不一致により発進ショックが発生したり、思い通りの発
進加速が得られないといったような問題を生ずることが
なく、運転者のアクセル操作に対応した発進加速を発進
ショックなくスムーズに得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明クリープ防止装置4の観念図、第2図は
本発明装置を具えた自動変速機の動力伝達列を示す模式
(剛、 第3図は同自動変速機の変速制御油圧回路図、第4図は
本発明装置の電子制御回路図、第5図は同制御回路が実
行する制御プログラムのフローチャートである。 1・・・トルクコンバータ 4・・・エンジン20・・
・アクセルペダル 21・・・ブレーキペダル・2B・
・・アクセル開度センサ 24・・・ブレーキスイッチ 26・・・タービン回転
数センサ27・・・アウトプットシャフトトルクセンサ
80・・・クリープ防止装置 81・・・減圧弁82・
・・制御圧回路 88.84・・・オリフィス85・・
・ドレンボート36・・・ソレノイド条0・・・クリー
プ防止制御回路 41.44・・・A/Dコンバータ 43・・・波形整形器 鱈・・・カウンタ47〜51・
・・入力データレジスタ 52・・・判定器 58・・・演算器 54・・・制御データレジスタ 55・・・駆動回路 105・・・リアクラッチ(伝動要素ン112・・・ア
ウトプットシャフト 158・・・リアクラッチ圧回路。 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. L エンジンからの動力を作動状態の伝動要素を介しア
    ウトプットシャフトより出力して車両を走行させる自動
    変速機を具え、この自動変速機を、車両の停止状態で前
    記伝動要素が動力伝達不能な非作動状態にされるクリー
    プ防止式とした車両において、車両の発進を検知する発
    進検知手段と、該発進時エンジンの運転状態から当然得
    られるべき発進トルクを演算する発進トルク演算手段と
    、前記アウトプットシャフトの出力トルクを検出する出
    力トルク検出手段と、該出力トルクか前記発進トルクに
    一致するよう前記伝動要素を作動させる伝動要素制御手
    段とを設けてなることを特徴とする自#l)J変速(幾
    のクリープ防止装置。
JP5616784A 1984-03-26 1984-03-26 自動変速機のクリ−プ防止装置 Pending JPS60199738A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102529957A (zh) * 2010-11-02 2012-07-04 福特全球技术公司 车辆启动的预测
SE1951124A1 (en) * 2019-10-03 2021-04-04 Scania Cv Ab Method and system for avoiding disadvantageous operating points of an electrical machine comprised in a vehicle powertrain

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