JPS60199664A

JPS60199664A - インクジエツト記録装置

Info

Publication number: JPS60199664A
Application number: JP5447084A
Authority: JP
Inventors: Kazuki Obara; 一樹小原; Keiichi Tsuruta; 鶴田　慶一; Isao Miyaie; 宮家　勲; Toshihiro Nakano; 中野　敏広
Original assignee: Oki Electric Industry Co Ltd
Current assignee: Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date: 1984-03-23
Filing date: 1984-03-23
Publication date: 1985-10-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔技術分野〕本発明はノズルから噴出させたインク滴を偏向して記録
媒体に衝突させることにより記録を行うインクジェット
記録装置に関するものである。

〔従来技術〕

第１図は従来のこの種のインクジェット記録装置を示す
概略的彦側面図で、図において１はインク供給系、２は
該インク供給系１に接続されたノズル、３は該ノズル２
に取付けられた振動子、４は該ノズル２の前方に配置さ
れた荷電電極、５は記録に用いられる記録用インク滴、
６は記録に用いられない不要インク滴、７と８は前記荷
電電極４の前方において上下に相対向するように配置さ
れた偏向電極、９は該偏向電極７，８の前方に配置され
た用紙等の記録媒体、１０は該記録媒体９と偏向電極８
との間に配置されかつ前記インク供給系に接続されたガ
ターである。

この構成において、インク供給系１によシ加圧されたイ
ンクはノズル２に送られ１、該ノズル２から常時インク
ジェット流として噴出する。その際超音波で振動する振
動子３がノズル２に振動を与えて、前記インクジェット
流を同等の質量を持つインク滴の列に分裂させる。

記録を行うときは、荷電電極４にパルス信号を入力して
、前記の如く分裂されたインク滴を記録情報に応じて選
択的に荷電することによシ、電荷を持つ記録用インク滴
５と電荷を持たない不要インク滴６を作る。この記録用
インク滴５及び不要インク滴６は偏向電極７，８間を飛
行し、その際記録用インク滴５はその荷電量に応じて偏
向され、その後記録媒体９０所定位置に衝突して記録を
行う。一方不要インク滴６は偏向電極７，８間を通過し
た後ガター１０によって回収され、インク供給系１に戻
されて再使用される。

このようなインクジェット記録装置では、高細密化を追
求していくと、インク滴間の距離が狭くなシ、インク滴
の質量が小さくなって第２図に示すように文字バターｌ
の下方向より上方に記録するとき、つま少記録用インク
滴５ａ、５ｂ、５ｃ。

５ｄによ少記録するとき、始めは第２図（Ａ）に示すよ
うに飛行するが、不安定な空気流、空気抵抗等の影響で
先頭の記録用インク滴５ａが遅れて後続の記録用インク
滴５ｂと接近し、第２図（Ｂ）に示すようにクーロン力
で反発するか、第２図（０に示すように合体してしまう
結果となる。

そこで、前記の影響を避けるためには、インク滴の飛行
距離を短かくシ、かつ偏向量を保つために荷電電圧を上
げるか、または偏向電圧を上げる等の手段が必要であシ
、シかもこのような手段を講じた場合、インク滴の偏向
角度が急角度になるため、記録媒体のしわ等による影響
で記録位置がずれる等の問題を生じるという欠点があっ
た。

〔発明の目的〕

本発明は上述した従来技術の欠点を解決するためになさ
れたもので、インク滴の飛行距離を短くしたり、荷電電
圧や偏向電圧を上げることなく記録用インク滴同士の接
近を避けることができると共に、記録媒体のしわ等によ
る影響も少なくすることができるインクジェット記録装
置を実現することを目的とするものである。

〔発明の概要〕

この目的を達成するため、本発明は、インク供給系、ノ
ズル、振動子、荷電電極、偏向電極及びガターを備えた
記録ヘッドによ少記録を行うインクジェット記録装置に
おいて、１行の記録を２回に分けて行うようにすると共
に、第１回目の記録でドツトパターンの縦列のドツトを
１ドツトおきに記録し、２回目の記録で残シのドラ１４
記録するように制御する記録制御手段を設けることによ
シ、記録用インク滴同士の反発及び合体に対するマージ
ンを増加させるようにしたものである。

〔実施例〕

以下図面を参照して一実施例を説明する。

第３図は本発明のインクジェット記録装置によるドツト
の記録手順を示す説明図、第４図は同インクジェット記
録装置に設けられる記録制御手段の１例を示すブロック
図である。本発明に用いられる記録ヘッド機構部は、例
えば特開昭５７−９’　５４７６号に示されるインクジ
ェット記録装置のものと同等であって、第１図に示した
インク供給系１、ノズル２、振動子３、荷電電極４、ガ
ター１０、及び図示しない傾斜電極部を有する移動可能
な一対の偏向電極等管備えた記録ヘッドと、該記録ヘッ
ドを記録媒体に対して平行に移動させる手段と、記録ヘ
ッドの往復方向の移動に応じてノズルに対する偏向電極
の相対位置を移動させるソレノイドマグネット等から成
シ、この偏向電極板の移動によ少記録ヘッドの送シ方向
に応じて電界の方向を変えてドツトパターンの傾斜を修
正できるようになっている。

本実施例はこの記録ヘッド機構を用いて１行の印字を２
回に分けて記録するものとし、第３図に示すように例え
ば縦１２ドツトのパターンで記録ヘッドの送シが往方向
のときに、第３図ＩＩＡ）に示すように奇数ドツトｙ工
ｙｙ３・・・・・・”１１の記録を矢印方向にＸ工＋Ｘ
２・・・・・・列の順に行い、復方向のときには第２図
（Ｂ）に示すように偶数ドツトｙ２．ｙｌｌ・・・・・
・ｙ工、の記録を矢印方向に−・・・・・・Ｘ’ｒｈＸ
１列１の順に行って第３図（Ｃ）に示すドツトの配列を
完成するものである。

第４図に示した記録制御手段は、上記の記録を実現する
だめのもので、入力部１１．１行分バッフ７メモリ１２
、送り方向指定部１３、レジスタ１４、コラムカウンタ
１５、キャラクタＲＯＭ１６、シフトレジスタ１７．１
列のドツトパターンを記録ヘッドの送シ方向に従って偶
（数と奇数とに分ける分割回路１８、アンド回路１９、
荷電制御回路２０、送シ制御回路２１、及びマグネット
駆動回路２２によって構成されている。

次に動作を説明すると、まず入力部１１がら１行分のデ
ータが送られ、１行分バッファメモリ１２に貯えられる
。送シ方向指定部１３では、１行分のデータ入力毎に記
録ヘッドの往方向まｆｃは復方向の指定を行い、１行分
バッファメモリ１２のデータを往方向のときは行の先頭
のデータよシレジスタ１４に出力し、復方向のときは行
の後尾のデータよシレジスタ１４に出力する。

このレジスタ１４のデータはキャラクタＲＯＭ　１６の
アドレスを指定し、またコラムカウンタ１５は、記録ヘ
ッドの送りの往方向の−ときは列の左側から、復方向の
ときは列の右側からキャラクタＲＯＭ１６のコラム指定
をそれぞれ行う。

そして、キャラクタＲＯＭ１６からはデータを１ドツト
分づつシフトレジスタ１７に出力し、該シフトレジスタ
１７からは分割回路１８によシ記録ヘッドの送り方向が
往方向のときは奇数データ、復方向のときは偶数データ
となるようにアンド回路１！ｌ介して荷電制御回路２０
にデータを出力する。

また、送シ方向指定部１３は送シ制御回路２１及びマグ
ネット駆動回路２２へ制御信号を送シ、この送り制御回
路２１及びマグネット駆動回路２２によって特開昭５７
−９５４７６号に詳述されている記録ヘッドの送り、及
びドツトパターンの傾斜の修正が行われ、これらの制御
によ）記録ヘッドの往方向の送シ時に前述した第３回目
のドツトの記録が、また復方向の送シ時に第３図（Ｂ）
に示すドツトの記録が行われて記録媒体上に第３図（Ｃ
）に示すドツトの記録を実現することができる。

尚、上述した実施例は第１回目の記録を記録ヘッドの送
９の往方向で行い、第２回目の記録を復方向で行ってい
るが、このような往復記録でなく、同一方向に２回の送
シを行って第１回目と第２回目の記録を行うようにして
もよい。

〔発明の効果〕以上説明したように本発明は、１行の記録を２回に分け
て行うものとし、第１回目の記録でドツトパターンの縦
列のドツトを１ドツトおきに記録し、第２回目の記録で
残シのドツトを記録するように制御する記録制御手段を
設けているため、先行する記録用インク滴と後続の記録
用インク滴に与える荷電量の差を大きくとることができ
、偏向量の差も大きくなるので、記録媒体に向って飛行
する各記録用インク滴に対する空気抵抗等がほぼ一様に
なる。その結果先行するインク滴と後続のインク滴とが
接近しにくくなり、クーロン力による反発や合体が生じ
にくくなるので、ノズルから記録媒体までの距離を大き
くとることができると共に、従来のように荷電電圧や偏
向電圧を上げる必要がなくなるという効果があシ、また
記録用インク滴の偏向角度も急角度にならないので、記
録媒体のしわ等の影響による記録位置のずれ等を少なく
することができる。

従ってこれらのことから、高精細のインクジェット記録
装置に利用することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のインクジェット記録装置を示す概略的な
側面図、第２図は従来装置における記録用インク滴の飛
行状態を示す説明図、第３図は本発明のインクジェット
記録装置によるドツトの記録手順を示す説明図、第４図
は本発明のインクジェット記録装置に設けられる記録制
御手段の一例を示すブロック図である。１・・・インク供給系　２・・・ノズル　３・・・振動
子４・・・荷電電極　５・・・記録用インク滴　６・・
・不要インク滴　７，８・・・偏向電極　９・・・記録
媒体　１０・・・ガター　１１・・・入力部　１２・・
・１行分バッファメモリ　１３・・・送シ方向指定部　
１４・・・レジスタ１５・・・コラムカウンタ　１６・
・・キャラクタＲＯＭ１７・・・シフトレジスタ　１８
・・・分割回路　１９・・・アンド回路　２０・・・荷
電制御回路　２１・・・送シ制御回路　２２・・・マグ
ネット駆動回路特許出願人　沖電気工業株式会社代理人弁理士　金　倉　喬　二輪１− 輪２− （Ａ）　ＣＢ）　（Ｃ）手続補正書輸発）昭和５９年４月２５日特許庁長官若杉和夫　殿１、事件の表示昭和５９年特許　願　第０５４４７０　号２、発明の名
称　インクジェット記録装置３、補正をする者事件との関係　特許出願人住　所　東京都港区虎ノ門１丁目７番１２号名　称　（
０２９）沖電気工業株式会社代表者　橋　本　南海男４、代　理　人７、補正の内容１　特許請求の範囲を下記の如く補正する。［１インクを加圧してノズルから噴出されるインク供給
系と、該ノズルから噴出するインクをインク滴に分裂さ
せる振動子と、記録情報に応じてインク滴を選択的に荷
電する荷電電極と、荷電したインク滴をその荷電量に応
じて偏向させる一対の偏向型棒とを備えた記録ヘッドを
記録媒体に対して平行に往復移動させて記録を行うイン
クジェット記録装置において、１行の記録を２回に分け
、第１回目の記録でドツトパターンの縦列のドツトを１
ドツトおきに記録し、第２回目の記録で残りのドツトを
記録するように制御する記録制御手段を備えていること
を特徴とするインクジェット記録装置。２、第１回目の記録と第２回亘の記録を記録ヘッドの送
りの往復方向で行うことを特徴とする特許請求の範囲第
１項記載のインクジェット記録装置。」

Claims

【特許請求の範囲】１、　インクを加圧してノズルから噴出させるインク供
給系と、該ノズルから噴出するインクをインク滴に分裂
させる振動子と、記録情報に応じてインク滴を選択的に
荷電する荷電電極と、荷電したインク滴をその荷電量に
応じて偏向させる一対の偏向電極とを備えた記録ヘッド
を記録媒体に対して平行に往復移動させて記録を行うイ
ンクジェット記録装置において、１行の記録を２回に分
け、第１回目の記録でドツトパターンの縦列のドツトを
１ドツトおきに記録し、第２回目の記録で残りのドツト
を記録するように制御する記録制御手段を備えているこ
とを特徴とするインクジェット記録装置。２、第１回目の記録と第２回路の記録を記録ヘッドの送
シの往復方向で行うことを特徴とする特許請求の範囲第
１項記載のインクジェット記録装置。