JPS60199623A - 射出成形機の可塑化制御方法 - Google Patents
射出成形機の可塑化制御方法Info
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- JPS60199623A JPS60199623A JP59056160A JP5616084A JPS60199623A JP S60199623 A JPS60199623 A JP S60199623A JP 59056160 A JP59056160 A JP 59056160A JP 5616084 A JP5616084 A JP 5616084A JP S60199623 A JPS60199623 A JP S60199623A
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- pressure
- resin
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- molding machine
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/46—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
- B29C45/47—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using screws
- B29C45/50—Axially movable screw
- B29C45/5008—Drive means therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/76—Measuring, controlling or regulating
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
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- B29C45/47—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using screws
- B29C45/50—Axially movable screw
- B29C45/5008—Drive means therefor
- B29C2045/5068—Drive means therefor mechanical drive means in series with hydraulic drive means for axially movable screw
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明はプラスチック射出成形機において可塑化される
樹脂温度や溶融、混線状態などを安定させるために可塑
化条件を制御する可塑化制御方法に関するものである。
樹脂温度や溶融、混線状態などを安定させるために可塑
化条件を制御する可塑化制御方法に関するものである。
プラスチック用射出成形機はスクリュ式とプランジャ式
とに大別されており、どのうちスクリュ式射出成形機の
油圧配管は従来第1図に示すように構成されている。図
において先端部にノズル1を有する加熱筒2内には、ス
クリュ3が回転かつ往復動自在に設けられており、スク
リュ3は油圧モータ4の摺動自在な回転軸と同心状に直
結されている。また、加熱筒2には一対の射出シリンダ
5.6の外筒が一体的に固定されており、これら両方の
射出シリンダ5,6に共用されるコ字状のピストンロッ
ドTには、前記スクリュ3がスラストベアリング8を介
して回転自在に軸支されて釣る。両シリンダ5,6のヘ
ンドエンド側ボート9゜10には、切換弁11を備えた
油圧配管12が接続されており、また両シリンダ5,6
のロンドエンド側ボート13.14には、切換弁15と
リリーフ弁16とを備えた油圧配管17が接続されてい
る。さらに油圧モータ4には、切換弁18を備えた油圧
配管19が接続されており、この油圧配管19と前記油
圧配管12.17とは合流されて流量制御弁20とIJ
IJ−フ弁21とを備えた油圧配管22により油圧ポ
ンプ23と油仄タンク24とに接続されている。なお図
示しないが、スクリュ3の基部近傍には、これと加熱筒
2との間へ樹脂を供給するホッパが設けられており、ま
た、加熱部2の外周部には内部の樹脂を加熱するヒータ
が設けられている。
とに大別されており、どのうちスクリュ式射出成形機の
油圧配管は従来第1図に示すように構成されている。図
において先端部にノズル1を有する加熱筒2内には、ス
クリュ3が回転かつ往復動自在に設けられており、スク
リュ3は油圧モータ4の摺動自在な回転軸と同心状に直
結されている。また、加熱筒2には一対の射出シリンダ
5.6の外筒が一体的に固定されており、これら両方の
射出シリンダ5,6に共用されるコ字状のピストンロッ
ドTには、前記スクリュ3がスラストベアリング8を介
して回転自在に軸支されて釣る。両シリンダ5,6のヘ
ンドエンド側ボート9゜10には、切換弁11を備えた
油圧配管12が接続されており、また両シリンダ5,6
のロンドエンド側ボート13.14には、切換弁15と
リリーフ弁16とを備えた油圧配管17が接続されてい
る。さらに油圧モータ4には、切換弁18を備えた油圧
配管19が接続されており、この油圧配管19と前記油
圧配管12.17とは合流されて流量制御弁20とIJ
IJ−フ弁21とを備えた油圧配管22により油圧ポ
ンプ23と油仄タンク24とに接続されている。なお図
示しないが、スクリュ3の基部近傍には、これと加熱筒
2との間へ樹脂を供給するホッパが設けられており、ま
た、加熱部2の外周部には内部の樹脂を加熱するヒータ
が設けられている。
このように構成された射出成形機において、ピストンロ
ンド1が筒内へ後退してスクリュ3が前進した状態でホ
ッパからスクリュ30基部へ樹脂を供給し、切換弁11
.15.18の切換により油圧モータ4を回転させてポ
ー)9.10.13.14をいずれも油圧タンク24側
へ切換えると、加熱により溶融した樹脂は、スクリュ3
0回転にょシ混練され可塑化されながら加熱筒2の前部
へ送られるとともに、スクリュ3は樹脂の圧力によシ徐
々に後退する。所要の装入量に応じたストロークだけス
クリュ3が後退すると、リミットスイッチが作動してス
クリュ30回転と後退とが停止し、加熱筒2の先端部に
は可塑化された材料が一時蓄えられる。次に前回サイク
ルの成形品が金型から取出されて金型が閉じられると、
切換弁11.Isが切換られてポー)13.14へ送油
され、スクリュ3が前進することによシ加熱筒先端部に
蓄えられた樹脂が加圧されて金型キャピテイ内へ射出さ
れる。射出された樹脂が金型内で冷却されている間に次
回サイクルの前記可塑化計量工程が行なわれる。
ンド1が筒内へ後退してスクリュ3が前進した状態でホ
ッパからスクリュ30基部へ樹脂を供給し、切換弁11
.15.18の切換により油圧モータ4を回転させてポ
ー)9.10.13.14をいずれも油圧タンク24側
へ切換えると、加熱により溶融した樹脂は、スクリュ3
0回転にょシ混練され可塑化されながら加熱筒2の前部
へ送られるとともに、スクリュ3は樹脂の圧力によシ徐
々に後退する。所要の装入量に応じたストロークだけス
クリュ3が後退すると、リミットスイッチが作動してス
クリュ30回転と後退とが停止し、加熱筒2の先端部に
は可塑化された材料が一時蓄えられる。次に前回サイク
ルの成形品が金型から取出されて金型が閉じられると、
切換弁11.Isが切換られてポー)13.14へ送油
され、スクリュ3が前進することによシ加熱筒先端部に
蓄えられた樹脂が加圧されて金型キャピテイ内へ射出さ
れる。射出された樹脂が金型内で冷却されている間に次
回サイクルの前記可塑化計量工程が行なわれる。
以上のような射出動作のうち、スクリュ30回転、後退
による樹脂の可塑化計量工程においては、スクリュ背圧
と呼ばれる射出シリンダ5.6のポー1−13.14側
圧力が適正でなかったシ変動したシすると、混線状態が
不安定になって成形品の品質に犬き′(影響するので、
従来一般にスクリュ30回転数を制御したシ、切換弁1
5の切換でポー)13.14へ送油してリリーフ弁16
の調節でスクリュ背圧を制御したり、さらにこれら両方
の制御を同時に行なったりして度胆化工程内での可塑化
条件を変化させる種々のプログラム制御方法が提案され
ている。
による樹脂の可塑化計量工程においては、スクリュ背圧
と呼ばれる射出シリンダ5.6のポー1−13.14側
圧力が適正でなかったシ変動したシすると、混線状態が
不安定になって成形品の品質に犬き′(影響するので、
従来一般にスクリュ30回転数を制御したシ、切換弁1
5の切換でポー)13.14へ送油してリリーフ弁16
の調節でスクリュ背圧を制御したり、さらにこれら両方
の制御を同時に行なったりして度胆化工程内での可塑化
条件を変化させる種々のプログラム制御方法が提案され
ている。
しかしながら、スクリュ背圧はスクリュ3の後退を妨げ
るように作用するものであって、スクリュ背圧を制御す
ることでスクリュ3の後退速度を制御している訳である
から、この点において従来のスクリュ背圧制御には問題
点が多かった。すなわち、スクリュ3が後退するときの
抵抗(以下、後退抵抗という)は、油圧シリンダ5,6
内の背圧だけではなく、スクリュ3と加熱筒2との摩擦
抵抗や、スクリュ溝内の樹脂と加熱筒2との摩擦抵抗、
油圧シリンダ5,6のパツキン抵抗、油圧モータの回転
軸摺動抵抗などがあって、これらがスクリュ3の後退が
妨げて―るので、これに抵抗するための溶融樹脂圧が必
要になシ、スクリュ背圧を制御してもその通りに溶融樹
脂圧が追従してくれない。この結果スクリュ3の後退抵
抗が制御できず、スクリュ3の後退が脈動しl)、後退
速度が局部的に低下したりするばか夛でなく、樹脂の種
類によってはスクリュ3が後退せずに停止してしまうこ
とがあって、汎用スクリュで各種の成形条件や樹脂の種
類に対応した後退抵抗を制御することが困難であった。
るように作用するものであって、スクリュ背圧を制御す
ることでスクリュ3の後退速度を制御している訳である
から、この点において従来のスクリュ背圧制御には問題
点が多かった。すなわち、スクリュ3が後退するときの
抵抗(以下、後退抵抗という)は、油圧シリンダ5,6
内の背圧だけではなく、スクリュ3と加熱筒2との摩擦
抵抗や、スクリュ溝内の樹脂と加熱筒2との摩擦抵抗、
油圧シリンダ5,6のパツキン抵抗、油圧モータの回転
軸摺動抵抗などがあって、これらがスクリュ3の後退が
妨げて―るので、これに抵抗するための溶融樹脂圧が必
要になシ、スクリュ背圧を制御してもその通りに溶融樹
脂圧が追従してくれない。この結果スクリュ3の後退抵
抗が制御できず、スクリュ3の後退が脈動しl)、後退
速度が局部的に低下したりするばか夛でなく、樹脂の種
類によってはスクリュ3が後退せずに停止してしまうこ
とがあって、汎用スクリュで各種の成形条件や樹脂の種
類に対応した後退抵抗を制御することが困難であった。
またスクリュ背圧゛の調整によってスクリュ後退速度を
間接的に制御するものであるから調整がむつかしく、さ
らにスクリュ背圧を制御しても、作動油の圧縮性や油圧
配管系の圧力による容積変化で油圧配管系の遅れ時間が
発生して溶融樹脂圧が直ちに追従しなりという欠点があ
った。
間接的に制御するものであるから調整がむつかしく、さ
らにスクリュ背圧を制御しても、作動油の圧縮性や油圧
配管系の圧力による容積変化で油圧配管系の遅れ時間が
発生して溶融樹脂圧が直ちに追従しなりという欠点があ
った。
本発明は以上のような点に鑑みなされたもので、スクリ
ュの後退速度を、スクリュ前方の溶融樹脂圧とスクリュ
の後退抵抗力とに左右されなi駆動力で直接制御するこ
とにより、溶融樹脂圧を所定の圧力に広範囲かつ迅速に
安定させることを可能にして成形品の品質向上を計った
射出成形機の可塑化制御方法を提供するものである。以
下、本発明の実施例を図面に基いて詳細に説明する。
ュの後退速度を、スクリュ前方の溶融樹脂圧とスクリュ
の後退抵抗力とに左右されなi駆動力で直接制御するこ
とにより、溶融樹脂圧を所定の圧力に広範囲かつ迅速に
安定させることを可能にして成形品の品質向上を計った
射出成形機の可塑化制御方法を提供するものである。以
下、本発明の実施例を図面に基いて詳細に説明する。
第2図は本発明に係る可塑化制御方法を説明するために
示す射出成形機の油圧回路図である。図において、2先
端部にノズル31を有する加熱rtJ32内には、スク
リュ33が回転かつ往復動自在に設けられており、スク
リュ33は油圧モータ341.の進退自在な回転軸と同
心状に直結されている。また、加熱筒32には、一対の
射出7リンダ35゜36の外筒が一体的に固定されてお
り、これら両方の射出シリンダ35.36に共用される
コ字状のピストンロッド37には、前記スクリュ33が
スラストベアリング38を介して回転自在に軸支されて
いる。射出シリンダ35.36のヘンドエンド側ポート
39.40と、ロンドエンド側ポート41,42とには
、それぞれ図示しない切換弁を備えた油圧配管が接続さ
れており、切換弁の切換でボー)39.40側へ送油す
ることにより、ノズル31か″ら溶融樹脂が射出される
ように構成されている。さらに油圧モータ34には、切
換弁43を備えた油圧配管44が接続されており、この
油圧配管44は、方向制御弁45とリリーフ弁46とを
介して油圧ポンプ47と油圧タンク48とに接続されて
いる。
示す射出成形機の油圧回路図である。図において、2先
端部にノズル31を有する加熱rtJ32内には、スク
リュ33が回転かつ往復動自在に設けられており、スク
リュ33は油圧モータ341.の進退自在な回転軸と同
心状に直結されている。また、加熱筒32には、一対の
射出7リンダ35゜36の外筒が一体的に固定されてお
り、これら両方の射出シリンダ35.36に共用される
コ字状のピストンロッド37には、前記スクリュ33が
スラストベアリング38を介して回転自在に軸支されて
いる。射出シリンダ35.36のヘンドエンド側ポート
39.40と、ロンドエンド側ポート41,42とには
、それぞれ図示しない切換弁を備えた油圧配管が接続さ
れており、切換弁の切換でボー)39.40側へ送油す
ることにより、ノズル31か″ら溶融樹脂が射出される
ように構成されている。さらに油圧モータ34には、切
換弁43を備えた油圧配管44が接続されており、この
油圧配管44は、方向制御弁45とリリーフ弁46とを
介して油圧ポンプ47と油圧タンク48とに接続されて
いる。
前記ピストンロッド3Tに固定されためねじ部材49に
は、可変のトルクモータ5oと直結のねじ軸51が螺合
されておυ、トルクモータ5oを回転させることKより
ねじ作用でピストンロッド37を介してスクリュ33が
進退するように構成されている。52はトルクモータ5
oに接続されてその回転速度すなわちスクリュ33の進
退速度を制御する制御回路であって、演算装置53を備
えており、制御回路52は、ノズル31後方の溶融樹脂
圧力を検出するセンサ54と、油圧モータ34の負荷圧
力を検出するセンサ55とを介して加熱筒32先端部と
油圧配管44とにそれぞれ接続されている。
は、可変のトルクモータ5oと直結のねじ軸51が螺合
されておυ、トルクモータ5oを回転させることKより
ねじ作用でピストンロッド37を介してスクリュ33が
進退するように構成されている。52はトルクモータ5
oに接続されてその回転速度すなわちスクリュ33の進
退速度を制御する制御回路であって、演算装置53を備
えており、制御回路52は、ノズル31後方の溶融樹脂
圧力を検出するセンサ54と、油圧モータ34の負荷圧
力を検出するセンサ55とを介して加熱筒32先端部と
油圧配管44とにそれぞれ接続されている。
以上のように構成された射出成形機の成形動作と可塑化
制御方法について説明する。ピストンロッド37がシリ
ンダ35.36内へ後退してスクリュ33が前進した状
態で、油圧シリンダ35゜36から排油したのち、ホッ
パからスクリュ330基部へ樹脂を供給し、切換弁43
を切換えて油圧モータ34へ送油すると、加熱により溶
融した樹脂がスクリュ33の回転により混練され可塑化
されながら加熱筒32の前部であるスクリュ33とノズ
ル31との間へ送り込まれるので、この箇所の樹脂圧力
が上昇する。この圧力をセンサ54が検出してその信号
が演算装置53へ送られるとともに、油圧モータ34の
負荷圧力をセンサ55が検出してその信号が演算装置5
3へ送られるので、これら両信号により演算がなされて
トルクモータ50の回転数が制御される。これによって
トルクモータ50が回転すると、ねじ軸51が回転して
そのねじ作用によりピストンロッド37を介してスクリ
ュ33が後退する。所要の装入量に応じたストロークだ
けスクリュ33が後退すると、リミットスイッチが作動
してスジ91330回転と後退とが停止し、加熱筒32
の先端部には可塑化された材料が一時蓄えられる。次に
前回サイクルの成形品を金型から取出して金型を閉じた
のち、トルクモータ50による駆動系の回転伝達を断ち
、射出シリンダ35.36のポート39.40へ送油す
ると、加熱筒32先端部に蓄えられた樹脂が加圧されて
ノズル31から金型キャビティ内へ射出される。射出さ
れた樹脂が金型内で冷却されている間に次回サイクルの
前記可塑化計量工程が行なわれる。
制御方法について説明する。ピストンロッド37がシリ
ンダ35.36内へ後退してスクリュ33が前進した状
態で、油圧シリンダ35゜36から排油したのち、ホッ
パからスクリュ330基部へ樹脂を供給し、切換弁43
を切換えて油圧モータ34へ送油すると、加熱により溶
融した樹脂がスクリュ33の回転により混練され可塑化
されながら加熱筒32の前部であるスクリュ33とノズ
ル31との間へ送り込まれるので、この箇所の樹脂圧力
が上昇する。この圧力をセンサ54が検出してその信号
が演算装置53へ送られるとともに、油圧モータ34の
負荷圧力をセンサ55が検出してその信号が演算装置5
3へ送られるので、これら両信号により演算がなされて
トルクモータ50の回転数が制御される。これによって
トルクモータ50が回転すると、ねじ軸51が回転して
そのねじ作用によりピストンロッド37を介してスクリ
ュ33が後退する。所要の装入量に応じたストロークだ
けスクリュ33が後退すると、リミットスイッチが作動
してスジ91330回転と後退とが停止し、加熱筒32
の先端部には可塑化された材料が一時蓄えられる。次に
前回サイクルの成形品を金型から取出して金型を閉じた
のち、トルクモータ50による駆動系の回転伝達を断ち
、射出シリンダ35.36のポート39.40へ送油す
ると、加熱筒32先端部に蓄えられた樹脂が加圧されて
ノズル31から金型キャビティ内へ射出される。射出さ
れた樹脂が金型内で冷却されている間に次回サイクルの
前記可塑化計量工程が行なわれる。
以上のような成形動作のうち、スクリュ33の後退につ
いてさらに詳しく説明する。第3図および第4図はそれ
ぞれ縦軸にスクリュ前方に蓄えられた溶融樹脂の圧力を
とり横軸にスクリュ背圧によるスクリュ後退抵抗力をと
って示す関係線図であって、第3図は従来の成形機の場
合を示し、第4図は本発明に係る成形機の場合を示して
いる。
いてさらに詳しく説明する。第3図および第4図はそれ
ぞれ縦軸にスクリュ前方に蓄えられた溶融樹脂の圧力を
とり横軸にスクリュ背圧によるスクリュ後退抵抗力をと
って示す関係線図であって、第3図は従来の成形機の場
合を示し、第4図は本発明に係る成形機の場合を示して
いる。
また第5図および第6図はそれぞれ縦軸にスクリュ溝内
の樹脂圧力をとり横軸に加熱筒内でのスクリュの位置を
とって示す関係線図であって第5図は従来の成形機の場
合を示し、第6図は本発明に係る成形機の場合を示して
φる。第3図、第4図において明らかなように、従来は
スクリュ背圧によるスクリュ後退抵抗力の調節範囲が樹
脂圧力210点から始まるが、これに対しスクリュ33
の後退駆動力を溶融樹脂圧力と油圧モータの負荷圧力と
の検出によって制御した本発明の場合には、調節範囲が
ゼロから始まるように拡大されるので、従来の可塑化制
御でスクリュ後退速度の脈動、低下、停止を起こしてい
た樹脂に対しても安定した可塑化が達成される。また、
これを可塑化工程中におけるスクリュ溝内の樹脂圧力の
変化で見ると、第5図、第6図に示すようになる。各図
において向って右側がスクリュのホッパ側であり、左側
がスクリュの先端側である。また、第5図にお腟て、曲
線り、はスクリュ背圧のある場合、曲線L2はスクリュ
背圧のない場合、第6図において曲線L3はスクリュ背
圧のある場合、曲線L4はスクリュ背圧がなくスクリュ
を直接後退駆動する力のなり場合、曲線L5はスクリュ
背圧がなくスクリュを直接後退駆動する力のある場合の
曲線で多る。すなわち、ホッパから供給された材料は、
スクリュ溝内の樹脂圧力に打ち勝ってスクリュ前方へ移
送され々ければならず、図においてホッパ側から樹脂の
立上り位置が遠くかつ樹脂圧力が小さいほど樹脂の移送
が容易であるが、図から明らかなように、第6図に示す
本発明の場合においては、スクリュを直接後退駆動する
ことによシ、曲線L5となり、第5図に示す従来のもの
よりも、樹脂の移送が容易になる。すなわち、前述した
スクリュ後退速度の脈動、低下、停止等はいずれもフィ
ードゾーンで樹脂に作用する推進力が弱いことで起きる
ものであるから、曲線L5を得ることによってこれが解
決される。
の樹脂圧力をとり横軸に加熱筒内でのスクリュの位置を
とって示す関係線図であって第5図は従来の成形機の場
合を示し、第6図は本発明に係る成形機の場合を示して
φる。第3図、第4図において明らかなように、従来は
スクリュ背圧によるスクリュ後退抵抗力の調節範囲が樹
脂圧力210点から始まるが、これに対しスクリュ33
の後退駆動力を溶融樹脂圧力と油圧モータの負荷圧力と
の検出によって制御した本発明の場合には、調節範囲が
ゼロから始まるように拡大されるので、従来の可塑化制
御でスクリュ後退速度の脈動、低下、停止を起こしてい
た樹脂に対しても安定した可塑化が達成される。また、
これを可塑化工程中におけるスクリュ溝内の樹脂圧力の
変化で見ると、第5図、第6図に示すようになる。各図
において向って右側がスクリュのホッパ側であり、左側
がスクリュの先端側である。また、第5図にお腟て、曲
線り、はスクリュ背圧のある場合、曲線L2はスクリュ
背圧のない場合、第6図において曲線L3はスクリュ背
圧のある場合、曲線L4はスクリュ背圧がなくスクリュ
を直接後退駆動する力のなり場合、曲線L5はスクリュ
背圧がなくスクリュを直接後退駆動する力のある場合の
曲線で多る。すなわち、ホッパから供給された材料は、
スクリュ溝内の樹脂圧力に打ち勝ってスクリュ前方へ移
送され々ければならず、図においてホッパ側から樹脂の
立上り位置が遠くかつ樹脂圧力が小さいほど樹脂の移送
が容易であるが、図から明らかなように、第6図に示す
本発明の場合においては、スクリュを直接後退駆動する
ことによシ、曲線L5となり、第5図に示す従来のもの
よりも、樹脂の移送が容易になる。すなわち、前述した
スクリュ後退速度の脈動、低下、停止等はいずれもフィ
ードゾーンで樹脂に作用する推進力が弱いことで起きる
ものであるから、曲線L5を得ることによってこれが解
決される。
また、射出成形機はスクリュの回転が連続的でなく、回
転、停止の繰返しであって、スクリュの非回転時にもス
クリュ内の樹脂には熱エネルギが加えられて温度が上が
9、その分だけ粘就が下がるので、度胆化開始時には油
圧モータ34の負荷圧力が低くなっている。一方、スク
リュ回転中は常にホッパから新しい樹脂が供給されるの
で、スクリュ内の樹脂温度が低下しその分だけ粘度が上
がるのに対して、スクリュ回転とともにスクリュ前部に
溶融樹脂を移送しながらスクリュ自体が後退するので、
油圧モータ34の負荷圧力が一時期増加したのち減小す
ることが多い。そして油圧モータ34が低い負荷圧力で
回転するときには、溶融樹脂に与える機械エネルギが少
なくなる。これをカバーするためにスクリュの後退速度
を低くすればスクリュ溝を通過する樹脂の温度も低くな
り油圧モータ34の負荷圧力が高いときよりも時間をか
けてスクリュを通過することになる。すなわち、スクリ
ュ負荷圧力×スクリュ通過時間−樹脂に与える機械エネ
ルギとなる。そこで本実施例においてはスクリュの負荷
圧力を検知して単位体積当りのエネルギが一定になるよ
うにスクリュの後退速度を演算によシ決定するようにし
たので、可塑化された樹脂材料の温度1分散状態のバラ
ツキが少なくなる。またスクリュの後退速度を制御する
と同時にスクリュの回転数グログ之ム制御を組合せれば
、さらに成形条件の幅を広げることができる。
転、停止の繰返しであって、スクリュの非回転時にもス
クリュ内の樹脂には熱エネルギが加えられて温度が上が
9、その分だけ粘就が下がるので、度胆化開始時には油
圧モータ34の負荷圧力が低くなっている。一方、スク
リュ回転中は常にホッパから新しい樹脂が供給されるの
で、スクリュ内の樹脂温度が低下しその分だけ粘度が上
がるのに対して、スクリュ回転とともにスクリュ前部に
溶融樹脂を移送しながらスクリュ自体が後退するので、
油圧モータ34の負荷圧力が一時期増加したのち減小す
ることが多い。そして油圧モータ34が低い負荷圧力で
回転するときには、溶融樹脂に与える機械エネルギが少
なくなる。これをカバーするためにスクリュの後退速度
を低くすればスクリュ溝を通過する樹脂の温度も低くな
り油圧モータ34の負荷圧力が高いときよりも時間をか
けてスクリュを通過することになる。すなわち、スクリ
ュ負荷圧力×スクリュ通過時間−樹脂に与える機械エネ
ルギとなる。そこで本実施例においてはスクリュの負荷
圧力を検知して単位体積当りのエネルギが一定になるよ
うにスクリュの後退速度を演算によシ決定するようにし
たので、可塑化された樹脂材料の温度1分散状態のバラ
ツキが少なくなる。またスクリュの後退速度を制御する
と同時にスクリュの回転数グログ之ム制御を組合せれば
、さらに成形条件の幅を広げることができる。
以上の説明によ、り明らかなように、本発明によれば、
射出成形機の可塑化制御装置において、スクリュの後退
速度を、スクリュ前方の溶融樹脂圧とスクリュの後退抵
抗力とに左右されない駆動力で直接制御することにより
、スクリュの回転による樹脂の可塑化計量工程における
スクリュの後退力をゼロから後退抵抗力とバランスする
最大値までの広範囲内でその値を任意に選定することが
でき、スクリュの前方に蓄えられる樹脂を所定の圧力に
安定させることができてスクリュが脈動した、す、減速
または停止したりすることがないので、成形品の品質が
著しく向上するとともに、一種のスクリュで多種の樹脂
に対応することができ、装置の汎用性が向上する。
射出成形機の可塑化制御装置において、スクリュの後退
速度を、スクリュ前方の溶融樹脂圧とスクリュの後退抵
抗力とに左右されない駆動力で直接制御することにより
、スクリュの回転による樹脂の可塑化計量工程における
スクリュの後退力をゼロから後退抵抗力とバランスする
最大値までの広範囲内でその値を任意に選定することが
でき、スクリュの前方に蓄えられる樹脂を所定の圧力に
安定させることができてスクリュが脈動した、す、減速
または停止したりすることがないので、成形品の品質が
著しく向上するとともに、一種のスクリュで多種の樹脂
に対応することができ、装置の汎用性が向上する。
第1図は従来の射出成形機の油圧回路図、第2図ないし
第6図は本発明に係る射出成形機の可塑化制御装置の実
施例を示し、第2図はこれを実施した射出成形機の油圧
回路図を含む概要構成図、第3図と第4図とはそれぞれ
従来の射出成形機と本発明を実施した射出成形機におけ
るスクリュ後退抵抗力と樹脂圧力との関係線図、第5図
と第6図とはそれぞれ従来の射出成形機と本発明を実施
した射出成形機におけるスクリュ位置とスクリュ溝内樹
脂圧力との関係線図である。 33・・・−スクリュ、34−−・・油圧モータ、35
,36・・・−射出シリンダ、37・・・φピストンロ
ンド、49・・・・めねじ部材、50@・・・トルクモ
ータ、51・・・・ねじ軸、52−・・・制御回路、5
3・Φ・・演算器、54゜55・拳・0センサ。 特許出願人 宇部興産株式会社 代理人 山川政樹(ほか2名) 第1図 第3図 スクリ:L−?良遥J除尤力 第4図 込7リーf尖」し氏〃し方 第5図 第6図 スクリシ4訟昼
第6図は本発明に係る射出成形機の可塑化制御装置の実
施例を示し、第2図はこれを実施した射出成形機の油圧
回路図を含む概要構成図、第3図と第4図とはそれぞれ
従来の射出成形機と本発明を実施した射出成形機におけ
るスクリュ後退抵抗力と樹脂圧力との関係線図、第5図
と第6図とはそれぞれ従来の射出成形機と本発明を実施
した射出成形機におけるスクリュ位置とスクリュ溝内樹
脂圧力との関係線図である。 33・・・−スクリュ、34−−・・油圧モータ、35
,36・・・−射出シリンダ、37・・・φピストンロ
ンド、49・・・・めねじ部材、50@・・・トルクモ
ータ、51・・・・ねじ軸、52−・・・制御回路、5
3・Φ・・演算器、54゜55・拳・0センサ。 特許出願人 宇部興産株式会社 代理人 山川政樹(ほか2名) 第1図 第3図 スクリ:L−?良遥J除尤力 第4図 込7リーf尖」し氏〃し方 第5図 第6図 スクリシ4訟昼
Claims (1)
- スクリュの後退速度を、スクリュ前方の溶!1Ijl樹
脂圧とスクリュの後退抵抗力とに左右されない駆動力で
直接制御することを特徴とする射出成形機の可塑化制御
方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59056160A JPS60199623A (ja) | 1984-03-26 | 1984-03-26 | 射出成形機の可塑化制御方法 |
US06/713,789 US4579515A (en) | 1984-03-26 | 1985-03-20 | Plasticating control apparatus for injection machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59056160A JPS60199623A (ja) | 1984-03-26 | 1984-03-26 | 射出成形機の可塑化制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60199623A true JPS60199623A (ja) | 1985-10-09 |
JPH0155979B2 JPH0155979B2 (ja) | 1989-11-28 |
Family
ID=13019339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59056160A Granted JPS60199623A (ja) | 1984-03-26 | 1984-03-26 | 射出成形機の可塑化制御方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4579515A (ja) |
JP (1) | JPS60199623A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1984
- 1984-03-26 JP JP59056160A patent/JPS60199623A/ja active Granted
-
1985
- 1985-03-20 US US06/713,789 patent/US4579515A/en not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0155979B2 (ja) | 1989-11-28 |
US4579515A (en) | 1986-04-01 |
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