JPS6019950Y2 - ラジエ−タ内蔵オイル冷却装置 - Google Patents

ラジエ−タ内蔵オイル冷却装置

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Publication number
JPS6019950Y2
JPS6019950Y2 JP8625278U JP8625278U JPS6019950Y2 JP S6019950 Y2 JPS6019950 Y2 JP S6019950Y2 JP 8625278 U JP8625278 U JP 8625278U JP 8625278 U JP8625278 U JP 8625278U JP S6019950 Y2 JPS6019950 Y2 JP S6019950Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
radiator
built
oil cooler
water tank
Prior art date
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Expired
Application number
JP8625278U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS554341U (ja
Inventor
武 木村
丈二 亀井
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日産自動車株式会社 filed Critical 日産自動車株式会社
Priority to JP8625278U priority Critical patent/JPS6019950Y2/ja
Publication of JPS554341U publication Critical patent/JPS554341U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6019950Y2 publication Critical patent/JPS6019950Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動車、フォークリフト等内燃機関のラジ
ェータに、オイルクーラを内蔵し、所定のオイルを冷却
する装置に関する。
従来、この種の冷却装置としては、第1図に示すように
、ラジェータ1の下部氷タンク2にオイルクーラ3を内
蔵し、これを機関のオイル系にパイプ等を介して連通ず
ることにより、高温化したオイルを冷却して、オイルの
粘度低下や劣化を防止するものがある。
しかし、この場合、オイルクーラ3は下部水タンクのみ
に内蔵されているため、このオイルクーラ3により冷却
されるオイルは一種類に限定され、かつこの特定のオイ
ル(例えばトルクコンバータオイル)だけが非常に高温
になる場合は、下部水タンク2に内蔵された単一のオイ
ルクーラ3だけでは容量が十分ではなく、大きな放熱量
が得られないという欠点がある。
この外に、ラジェータの外に設置する別置クーラ方式が
あるが、これは比較的大きな放熱量を得られる利点があ
る反面、水冷タイプの場合、氷の配管を含めて大きなス
ペースを必要とし、また空冷タイプの場合は、車速風及
び冷却ファンによる送風を利用するため、ラジェータの
前または後方に置くことになり、粉塵などの目詰りの原
因となると共に性能低下をきたすという欠点がある。
また別置クーラ方式は、クーラ本体とその支持装置及び
配管を含めるとコスト高となる欠点もある。
この考案は、上記の欠点を解消するため提案されたもの
で、ラジェータの下部水タンクにオイルクーラを内蔵す
ると共に、上部水タンクにもオイルクーラを内蔵し、二
種類のオイルを同時に冷却するか、あるいは一種類のオ
イルに対して、その循環量を大きくとることにより、大
きな放熱量を得られるようにしたラジェータ内蔵オイル
冷却装置を提供することを目的としている。
以下、この考案の実施例を図に基づいて説明する。
第2図で示すように、エンジン本体10の前方にラジェ
ータ11が設けられている。
このラジェータ11の上部水タンク12には多管式ある
いは多板式のオイルクーラ14が内蔵されていると共に
、下部氷タンク13にも同様のオイルクーラ15が内蔵
されている。
この上下のオイルクーラ14,15は、それぞれオイル
入口18、オイル出口19を有しており(第3図)、こ
れにパイプ等を接続し、オイル系と連通ずるようになっ
ている。
またエンジン本体10の後部には、リザーバタンク16
が取付けてあり、前記ラジェータ11の上部水タンク1
2にパイプ17等を介して連通している。
これは、上部水タンク12にもオイルクーラ14を内蔵
しているため、上部水タンク12は、常に最低限、オイ
ルクーラ14が液面下に没する程度まで水位が確保され
なければならず、そこで水位が下がった場合、その不足
した水を速やかにリザーバタンク16により補なうので
ある。
ここで、冷却したいオイル系には、エンジンオイル、作
動油、トルクコンバータオイル等が考えられるが、上部
水タンク12に内蔵したオイルクーラ14に、例えば上
記のオイル系のうち、エンジンオイルを循環させた場合
、下部水タンク13のオイルクーラ15には作動油また
はトルクコンバータオイルのうち、どちらか一つを循環
させることができる。
この時のオイルの選択及び上下のオイルクーラ14.1
5の選択は任意に行なえるが、第4図、第5図に示した
ように、下部氷タンク13には直列に連通した複数のオ
イルクーラ15a、15bをその支持部材20を介して
設置することが可能であるが、上部水タンク12は、ラ
ジェータ11の本来の機能(高温化された水を速やかに
、かつくまなくコアに供給し、放熱する)を維持するた
め、そこに内蔵されるオイルクーラ14は、上部水タン
ク12の冷却水の下方への循環を妨げないように、下部
側面を円曲面14aに形成するとよい。
したがって、上下のオイルクーラ14,15に対するオ
イルの選択は、オイルの所要放熱量に応じて行なうこと
が望ましい。
なお、一種類のオイルだけを並列的に上下のオイルクー
ラ14,15に送り込むこともできる。
そして、また同じことであるが、上下のオイルクーラ1
4,15を直列的に使用することもできる。
例えば、下部のオイルクーラ15のオイル出口19と上
部のオイルクーラ14のオイル入口18とをパイプ21
等で連通ずれば、上下のオイルクーラ14,15を連続
的に循環させることができる。
これらは、非常に高温となったオイル(例えばトルクコ
ンバータオイル)を冷却したいときに最適で、大きな放
熱量が得られる。
以上説明したように、この考案によれば、ラジェータの
上下の水タンク両方にオイルクーラを内蔵しているため
、このオイルクーラで、冷却したい一種類または二種類
のオイルを所要放熱量に応じて効果的に冷却することが
でき、オイルの粘度低下あるいは劣化を防止することが
できると共に、構造的に簡単なものとなり、コストの低
減がはかれるという利点もある。
なお、この考案はフォークリフトのように、前後進切換
えが激しく、油温上昇の著しいトルクコンバータのオイ
ル冷却などに適している。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のラジェータの背面図、第2図はこの考案
の概略全体図、第3図はこの考案のラジェータの背面図
、第4図は上部水タンクの縦断側面図、第5図は下部水
タンクの縦断側面図である。 10・・・・・・エンジン本体、11・・・・・・ラジ
ェータ、12.13・・・・・・水タンク、14,15
・・・・・・オイルクーラ、16・・・・・・リザーバ
タンク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジン内部を循環し、高温となった冷却水の熱を大気
    に放散するラジェータの下部水タンクにオイルクーラを
    内蔵すると共に、上部水タンクにもオイルクーラを内蔵
    し、該オイルクーラの下部側面に上部水タンクの下方へ
    の冷却水の循環を促進する円曲面を形成する一方、上部
    氷タンクのオイルクーラが常時液面下に没するように冷
    却水を補うリザーバタンクをラジェータに連通接続した
    ことを特徴とするラジェータ内蔵オイル冷却装置。
JP8625278U 1978-06-23 1978-06-23 ラジエ−タ内蔵オイル冷却装置 Expired JPS6019950Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8625278U JPS6019950Y2 (ja) 1978-06-23 1978-06-23 ラジエ−タ内蔵オイル冷却装置

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JP8625278U JPS6019950Y2 (ja) 1978-06-23 1978-06-23 ラジエ−タ内蔵オイル冷却装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS554341U JPS554341U (ja) 1980-01-12
JPS6019950Y2 true JPS6019950Y2 (ja) 1985-06-15

Family

ID=29010660

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8625278U Expired JPS6019950Y2 (ja) 1978-06-23 1978-06-23 ラジエ−タ内蔵オイル冷却装置

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