JPH0798054A - トランスミッションオイルの冷却装置 - Google Patents
トランスミッションオイルの冷却装置Info
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- JPH0798054A JPH0798054A JP26400793A JP26400793A JPH0798054A JP H0798054 A JPH0798054 A JP H0798054A JP 26400793 A JP26400793 A JP 26400793A JP 26400793 A JP26400793 A JP 26400793A JP H0798054 A JPH0798054 A JP H0798054A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- transmission
- heat
- case
- cooling device
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/0412—Cooling or heating; Control of temperature
- F16H57/0413—Controlled cooling or heating of lubricant; Temperature control therefor
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/0412—Cooling or heating; Control of temperature
- F16H57/0415—Air cooling or ventilation; Heat exchangers; Thermal insulations
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、小スペース及び低コストで、トラン
スミッションオイルを冷却して油温上昇を抑制するよう
にしたトランスミッションオイルの冷却装置を提供する
ことである。 【構成】ヒートパイプ7の一端の受熱部7aをトランス
ミッション1のケース内に位置してオイル6の槽内に延
在し、他端の放熱部7bをトランスミッション1のケー
ス外に位置させ、前記放熱部7bを車両の走行風で冷却
又はパーキングブレーキドラム4を利用して構成したブ
ロア機構により強制冷却するようにした構成を特徴とす
る。
スミッションオイルを冷却して油温上昇を抑制するよう
にしたトランスミッションオイルの冷却装置を提供する
ことである。 【構成】ヒートパイプ7の一端の受熱部7aをトランス
ミッション1のケース内に位置してオイル6の槽内に延
在し、他端の放熱部7bをトランスミッション1のケー
ス外に位置させ、前記放熱部7bを車両の走行風で冷却
又はパーキングブレーキドラム4を利用して構成したブ
ロア機構により強制冷却するようにした構成を特徴とす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トランスミッションケ
ース内に蓄えらてれているオイルの冷却装置に関するも
のである。
ース内に蓄えらてれているオイルの冷却装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】自動車のトランスミッションオイルは高
速走行等によって油温が上昇し、オイル粘度が低下する
と共に、早期に劣化するため、冷却している。その冷却
装置は図3で示すように、トランスミッション1のケー
ス内に設けられているオイルポンプによってトランスミ
ッション1のケース底部に溜っているオイルを汲み上げ
てトランスミッション1のケース外に取り出し、オイル
フィルタ20を通してエンジン前方に配置したオイルク
ーラ21(ラジエータ)で冷却し、再びトランスミッシ
ョン1のケース内に還流させる構造である。
速走行等によって油温が上昇し、オイル粘度が低下する
と共に、早期に劣化するため、冷却している。その冷却
装置は図3で示すように、トランスミッション1のケー
ス内に設けられているオイルポンプによってトランスミ
ッション1のケース底部に溜っているオイルを汲み上げ
てトランスミッション1のケース外に取り出し、オイル
フィルタ20を通してエンジン前方に配置したオイルク
ーラ21(ラジエータ)で冷却し、再びトランスミッシ
ョン1のケース内に還流させる構造である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のトランスミ
ッションオイル冷却装置では、オイルポンプをトランス
ミッション1のケース内に設ける必要があり、そのスペ
ースの確保によってトランスミッションが大型化する。
また、エンジンの前方には、エンジン冷却水のラジエー
タの外にオイルクーラ21(ラジエータ)を配置しなけ
ればならず、エンジンの前方にオイルクーラ21配置用
のスペースと、車両前方までの配管を必要としている。
ッションオイル冷却装置では、オイルポンプをトランス
ミッション1のケース内に設ける必要があり、そのスペ
ースの確保によってトランスミッションが大型化する。
また、エンジンの前方には、エンジン冷却水のラジエー
タの外にオイルクーラ21(ラジエータ)を配置しなけ
ればならず、エンジンの前方にオイルクーラ21配置用
のスペースと、車両前方までの配管を必要としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑みてなされたものであり、その特徴とする構成
は、ヒートパイプを、その一端の受熱部をトランスミッ
ションケース内に位置してオイル層内に延在し、他端の
放熱部をトランスミッションケース外に位置したもので
ある。
点に鑑みてなされたものであり、その特徴とする構成
は、ヒートパイプを、その一端の受熱部をトランスミッ
ションケース内に位置してオイル層内に延在し、他端の
放熱部をトランスミッションケース外に位置したもので
ある。
【0005】また、上記の構成において、パーキングブ
レーキドラムに前記放熱部を強制冷却する送風フアンを
設けたものである。
レーキドラムに前記放熱部を強制冷却する送風フアンを
設けたものである。
【0006】
【作用】上記の構成により、トランスミッションケース
内のオイルはヒートパイプによる伝熱作用によって熱交
換されて冷却する。
内のオイルはヒートパイプによる伝熱作用によって熱交
換されて冷却する。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1において、1はトランスミッションであり、図
略のエンジン側の前方にはクラッチハウジング2を有
し、後方には出力軸3にパーキングブレーキドラム4を
備え、前記出力軸3にジョイントを介してプロペラシャ
フト5が連結されている。前記トランスミッション1の
ケース内の底部にはオイル6が溜められており、ギヤの
回転によってオイル6を掻き揚げて飛散させ、各ギヤや
軸受に給油している。
る。図1において、1はトランスミッションであり、図
略のエンジン側の前方にはクラッチハウジング2を有
し、後方には出力軸3にパーキングブレーキドラム4を
備え、前記出力軸3にジョイントを介してプロペラシャ
フト5が連結されている。前記トランスミッション1の
ケース内の底部にはオイル6が溜められており、ギヤの
回転によってオイル6を掻き揚げて飛散させ、各ギヤや
軸受に給油している。
【0008】本発明は、ヒートパイプ7を、その一端の
受熱部7aをトランスミッション1のケース内に位置し
てオイル6の槽内に延在し、他端のフィン8を備えた放
熱部7bをトランスミッション1のケース外に位置した
ものである。
受熱部7aをトランスミッション1のケース内に位置し
てオイル6の槽内に延在し、他端のフィン8を備えた放
熱部7bをトランスミッション1のケース外に位置した
ものである。
【0009】また、他の実施例としては、図1及び図2
で示すように、前記の構成において、パーキングブレー
キドラム4の外周にフアン9を設け、このフアン9を吸
気口11と送風口12とを有するケーシング10で囲ん
だブロア機構を構成し、前記送風口12を前記ヒートパ
イプ7の放熱部7bのフィン8に送風するよう位置させ
た構成である。
で示すように、前記の構成において、パーキングブレー
キドラム4の外周にフアン9を設け、このフアン9を吸
気口11と送風口12とを有するケーシング10で囲ん
だブロア機構を構成し、前記送風口12を前記ヒートパ
イプ7の放熱部7bのフィン8に送風するよう位置させ
た構成である。
【0010】ヒートパイプ7は、周知のように、アルミ
ニウムやステンレスのパイプにガラス繊維や網状の細か
い銅線束をいれ、フレオンやアンモニア等の熱媒体を詰
めた構造であり、一端の受熱部7aで熱を吸収した媒体
が気化し、圧力差を受けてパイプの中央を音速に近いス
ピードで他端の放熱部7bに至り、ここでフィン8によ
って放熱されて液化し、パイプ内の壁に沿って冷却した
液が再び受熱部7aに戻される作用を繰り返し行うもの
である。
ニウムやステンレスのパイプにガラス繊維や網状の細か
い銅線束をいれ、フレオンやアンモニア等の熱媒体を詰
めた構造であり、一端の受熱部7aで熱を吸収した媒体
が気化し、圧力差を受けてパイプの中央を音速に近いス
ピードで他端の放熱部7bに至り、ここでフィン8によ
って放熱されて液化し、パイプ内の壁に沿って冷却した
液が再び受熱部7aに戻される作用を繰り返し行うもの
である。
【0011】従って、ヒートパイプ7の受熱部7aは、
車両の高速走行時に上昇するトランスミッション1のオ
イル6の熱を吸収し、ヒートパイプ7の放熱部7bのフ
ィン8には車両の高速走行時に発生する風が接触して放
熱作用を行い、トランスミッション1のケース内のオイ
ル6はヒートパイプ7による伝熱作用によって熱交換し
て冷却され、油温の上昇を抑制する。
車両の高速走行時に上昇するトランスミッション1のオ
イル6の熱を吸収し、ヒートパイプ7の放熱部7bのフ
ィン8には車両の高速走行時に発生する風が接触して放
熱作用を行い、トランスミッション1のケース内のオイ
ル6はヒートパイプ7による伝熱作用によって熱交換し
て冷却され、油温の上昇を抑制する。
【0012】パーキングブレーキドラム4にフアン9を
設けてブロア機構を構成したものにおいては、前記放熱
部7bを強制冷却し、ヒートパイプ7の伝熱効率がさら
に向上し、トランスミッションオイルの冷却効率の向上
が得られる。
設けてブロア機構を構成したものにおいては、前記放熱
部7bを強制冷却し、ヒートパイプ7の伝熱効率がさら
に向上し、トランスミッションオイルの冷却効率の向上
が得られる。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように本発明によると、ヒー
トパイプによって車両の高速走行時におけるトランスミ
ッションオイルを冷却して油温上昇を抑制するようにし
た構成であるから、従来のように、オイルポンプやオイ
ルクーラ及び配管が不要となり、スペースの縮小化とコ
ストダウンが図られる。また、パーキングブレーキドラ
ムを利用して、これにヒートパイプの放熱部のフインに
送風するブロア機構を設けたものにおいては、ヒートパ
イプの放熱部を強制冷却してヒートパイプの伝熱効率を
向上することができる。
トパイプによって車両の高速走行時におけるトランスミ
ッションオイルを冷却して油温上昇を抑制するようにし
た構成であるから、従来のように、オイルポンプやオイ
ルクーラ及び配管が不要となり、スペースの縮小化とコ
ストダウンが図られる。また、パーキングブレーキドラ
ムを利用して、これにヒートパイプの放熱部のフインに
送風するブロア機構を設けたものにおいては、ヒートパ
イプの放熱部を強制冷却してヒートパイプの伝熱効率を
向上することができる。
【図1】本発明装置の実施例を示す要部断面側面図
【図2】図1のA矢視図
【図3】従来のトランスミッションオイルの冷却装置の
側面図
側面図
【符号の説明】 1 トランスミッション 4 パーキングブレーキドラム 6 オイル 7 ヒートパイプ 7a 受熱部 7b 放熱部 8 フィン 9 フアン 10 ケーシング 12 送風口
Claims (2)
- 【請求項1】 ヒートパイプを、その一端の受熱部をト
ランスミッションケース内に位置してオイル槽内に延在
し、他端の放熱部をトランスミッションケース外に位置
したことを特徴とするトランスミッションオイルの冷却
装置。 - 【請求項2】 ヒートパイプを、その一端の受熱部をト
ランスミッションケース内に位置してオイル槽内に延在
し、他端の放熱部をトランスミッションケース外に位置
し、パーキングブレーキドラムに前記放熱部を強制冷却
する送風フアンを設けたことを特徴とするトランスミッ
ションオイルの冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26400793A JPH0798054A (ja) | 1993-09-29 | 1993-09-29 | トランスミッションオイルの冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26400793A JPH0798054A (ja) | 1993-09-29 | 1993-09-29 | トランスミッションオイルの冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0798054A true JPH0798054A (ja) | 1995-04-11 |
Family
ID=17397256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26400793A Pending JPH0798054A (ja) | 1993-09-29 | 1993-09-29 | トランスミッションオイルの冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0798054A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07103316A (ja) * | 1993-09-30 | 1995-04-18 | Hino Motors Ltd | トランスミッションの潤滑オイルの冷却装置 |
JPH1061754A (ja) * | 1996-08-13 | 1998-03-06 | Hitachi Ltd | 空冷歯車変速機 |
JP2005013140A (ja) * | 2003-06-27 | 2005-01-20 | Iseki & Co Ltd | コンバインの操縦部 |
DE102010009029A1 (de) * | 2010-02-24 | 2011-08-25 | Audi Ag, 85057 | Fahrzeugaggregate mit mindestens zwei Ölräumen |
WO2012081822A1 (ko) * | 2010-12-17 | 2012-06-21 | 한국에너지기술연구원 | 브레이크의 베이퍼록 감소장치 |
JP2014152828A (ja) * | 2013-02-06 | 2014-08-25 | Nissan Motor Co Ltd | 車両駆動装置の放断熱切換構造 |
-
1993
- 1993-09-29 JP JP26400793A patent/JPH0798054A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07103316A (ja) * | 1993-09-30 | 1995-04-18 | Hino Motors Ltd | トランスミッションの潤滑オイルの冷却装置 |
JPH1061754A (ja) * | 1996-08-13 | 1998-03-06 | Hitachi Ltd | 空冷歯車変速機 |
JP2005013140A (ja) * | 2003-06-27 | 2005-01-20 | Iseki & Co Ltd | コンバインの操縦部 |
DE102010009029A1 (de) * | 2010-02-24 | 2011-08-25 | Audi Ag, 85057 | Fahrzeugaggregate mit mindestens zwei Ölräumen |
WO2012081822A1 (ko) * | 2010-12-17 | 2012-06-21 | 한국에너지기술연구원 | 브레이크의 베이퍼록 감소장치 |
JP2014152828A (ja) * | 2013-02-06 | 2014-08-25 | Nissan Motor Co Ltd | 車両駆動装置の放断熱切換構造 |
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