JPH0728261U - トランスミッションオイルの冷却装置 - Google Patents

トランスミッションオイルの冷却装置

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JPH0728261U
JPH0728261U JP6274993U JP6274993U JPH0728261U JP H0728261 U JPH0728261 U JP H0728261U JP 6274993 U JP6274993 U JP 6274993U JP 6274993 U JP6274993 U JP 6274993U JP H0728261 U JPH0728261 U JP H0728261U
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JP
Japan
Prior art keywords
oil
transmission
parking brake
cooler
brake drum
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Pending
Application number
JP6274993U
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English (en)
Inventor
憲治 斎藤
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Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0728261U publication Critical patent/JPH0728261U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、小スペース及び低コストで、トラン
スミッションオイルを冷却して油温上昇を効率良く抑制
するようにしたトランスミッションオイルの冷却装置を
提供することである。 【構成】トランスミッション1のカウンタシャフト13
によって駆動され、トランスミッションオイル槽内のオ
イルを汲み上げるオイルポンプ7を前記カウンタシャフ
ト13の軸線上のトランスミッションケース後側壁に取
り付け、このオイルポンプ7で汲み上げたオイルを冷却
し前記トランスミッションオイル槽内に還流するフィン
付きのオイルクーラ8をパーキングブレーキドラム4の
下方に配置し、前記パーキングブレーキドラム4に前記
オイルクーラ8を強制冷却する送風ファン9を設けた構
成を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、トランスミッションケース内に蓄えらてれているオイルの冷却装置 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車のトランスミッションオイルは高速走行等によって油温が上昇し、オイ ル粘度が低下すると共に、早期に劣化するため、冷却している。その冷却装置は 図3で示すように、トランスミッション1のケース内に設けられているオイルポ ンプによってトランスミッション1のケース底部に溜っているオイルを汲み上げ てトランスミッション1のケース外に取り出し、オイルフィルタ20を通してエ ンジン前方に配置したオイルクーラ21(ラジエータ)で冷却し、再びトランス ミッション1のケース内に還流させる構造である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のトランスミッションオイル冷却装置では、オイルポンプをトランス ミッション1のケース内に設ける必要があり、そのスペースの確保によってトラ ンスミッションが大型化する。また、エンジンの前方には、エンジン冷却水のラ ジエータの外にオイルクーラ21(ラジエータ)を配置しなければならず、エン ジンの前方にオイルクーラ21配置用のスペースと、車両前方までの配管を必要 としている。また、オイルクーラ21(ラジエータ)におけるオイルの冷却は車 両の走行によって発生する風によって放熱しているため、車両が停車している時 には、あまり冷却作用が得られないし、オイルが著しく昇温する高速走行時では 十分な冷却作用が得られていない。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、その特徴とする構成 は、トランスミッションのカウンタシャフトによって駆動され、トランスミッシ ョンオイル槽内のオイルを汲み上げるオイルポンプを前記カウンタシャフトの軸 線上のトランスミッションケース後側壁に取り付け、このオイルポンプで汲み上 げたオイルを冷却し前記トランスミッションオイル槽内に還流するオイルクーラ をパーキングブレーキドラムの下方に配置し、前記パーキングブレーキドラムに 前記オイルクーラを強制冷却する送風ファンを設けたものである。
【0005】
【作用】
上記の構成により、トランスミッションケース内のオイルはカウンタシャフト で駆動するオイルポンプによってオイルクーラに供給され、パーキングブレーキ ドラムに設けられた送風ファンによりオイルクーラを強制冷却し、このオイルク ーラで冷却したオイルをトランスミッションケース内に還流する。
【0006】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1において、1はトランス ミッションであり、図略のエンジン側の前方にはクラッチハウジング2を有し、 後方には出力軸3にパーキングブレーキドラム4を備え、前記出力軸3にジョイ ントを介してプロペラシャフト5が連結されている。前記トランスミッション1 のケース内の底部にはオイル6が溜められており、ギヤの回転によってオイル6 を掻き揚げて飛散させ、各ギヤや軸受に給油している。
【0007】 本考案は、トランスミッション1のカウンタシャフト13によって駆動され、 トランスミッションオイル槽内のオイル6をストレーナを有する吸引パイプを介 して汲み上げるオイルポンプ7をトランスミッション1の後側壁に取り付け、こ のオイルポンプ7で汲み上げたオイルを冷却するフィン付きのオイルクーラ8を パーキングブレーキドラム4の下方に配置する。このオイルクーラ8には、冷却 したオイルをトランスミッションオイル槽内に還流する吐出パイプ7bを有して いる。
【0008】 また、パーキングブレーキドラム4の外周にファン9を設け、このファン9を 吸気口11と送風口12とを有するケーシング10で囲んだブロア機構を構成し 、前記送風口12を前記オイルクーラ8のフィンに送風するよう位置させた構成 である。
【0009】 本考案は上記の通りの構造であるから、トランスミッション1のカウンタシャ フト13によって駆動されるオイルポンプ7はトランスミッションオイル槽内の オイル6をストレーナを有する吸引パイプ7aを介して汲み上げてオイルクーラ 8に供給する。
【0010】 車両の停止時では、オイルクーラ8のフィンの放熱作用で十分冷却されて吐出 パイプ7bを介してトランスミッションオイル槽内に還流する。
【0011】 トランスミッションオイル槽内のオイル6の油温が、かなり上昇する車両の高 速走行時には、車両の高速走行時に発生する風がオイルクーラ8のフィンに接触 して放熱作用を行い、この放熱作用に加えて、パーキングブレーキドラム4に設 けたファン9によるオイルクーラ8への送風によりオイルクーラ8を強制冷却し 、トランスミッションオイルの冷却効率が著しく向上し油温上昇を抑制する。
【0012】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によると、トランスミッションのカウンタシャフトに よって駆動され、トランスミッションオイル槽内のオイルを汲み上げるオイルポ ンプを前記カウンタシャフトの軸線上のトランスミッションケース後側壁に取り 付け、このオイルポンプで汲み上げたオイルを冷却し前記トランスミッションオ イル槽内に還流するフィン付きのオイルクーラをパーキングブレーキドラムの下 方に配置し、前記パーキングブレーキドラムに前記オイルクーラを強制冷却する 送風ファンを設けた構成であるから、従来のように、トランスミッションケース 内に設けたオイルポンプからオイルクーラ(ラジエータ)への配管が不要となり 、スペースの縮小化とコストダウンが図られる。
【0013】 また、オイルポンプはエンジンが作動し、クラッチが接続している時には常時 回転しているカウンタシャフトによって駆動し、かつオイルクーラはフィン付き であるため、車両の停車時でもオイルの冷却作用を行い,特に油温が著しく上昇 する高速走行時では、高速走行時に発生する風がオイルクーラのフィンに接触し て放熱作用を行い、この放熱作用に加えて、パーキングブレーキドラムに設けた ファンによるオイルクーラへの送風によるオイルクーラの強制冷却により冷却効 率が著しく向上し油温上昇を抑制する利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置の実施例を示す要部断面側面図
【図2】図1のA矢視図
【図3】図2のB−B線矢視断面図
【図4】従来のトランスミッションオイルの冷却装置の
側面図
【符号の説明】
1 トランスミッション 4 パーキングブレーキドラム 6 オイル 7 オイルポンプ 7a 吸引パイプ 7b 吐出パイプ 8 フィン付きのオイルクーラ 9 ファン 10 ケーシング 12 送風口 13 カウンタシャフト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスミッションのカウンタシャフト
    によって駆動され、トランスミッションオイル槽内のオ
    イルを汲み上げるオイルポンプを前記カウンタシャフト
    の軸線上のトランスミッションケース後側壁に取り付
    け、このオイルポンプで汲み上げたオイルを冷却し前記
    トランスミッションオイル槽内に還流するフィン付きの
    オイルクーラをパーキングブレーキドラムの下方に配置
    し、前記パーキングブレーキドラムに前記オイルクーラ
    を強制冷却する送風ファンを設けたことを特徴とするト
    ランスミッションオイルの冷却装置。
JP6274993U 1993-10-29 1993-10-29 トランスミッションオイルの冷却装置 Pending JPH0728261U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010070995A1 (ja) * 2008-12-16 2010-06-24 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 車両用駆動装置
CN109253222A (zh) * 2017-07-14 2019-01-22 加特可株式会社 自动变速器
CN110513460A (zh) * 2017-07-14 2019-11-29 加特可株式会社 自动变速器

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