JPS6019929B2 - 共重合体の製造方法 - Google Patents
共重合体の製造方法Info
- Publication number
- JPS6019929B2 JPS6019929B2 JP55076025A JP7602580A JPS6019929B2 JP S6019929 B2 JPS6019929 B2 JP S6019929B2 JP 55076025 A JP55076025 A JP 55076025A JP 7602580 A JP7602580 A JP 7602580A JP S6019929 B2 JPS6019929 B2 JP S6019929B2
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- JP
- Japan
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- weight
- parts
- acrylonitrile
- unreacted
- methylstyrene
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- Polymerisation Methods In General (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は未反応単量体を著しく抑える耐熱性共重合体の
製造方法に関する。
製造方法に関する。
現在、Q−メチルスチレンーアクリロニトリル共重合体
とスチレンーアクリロニトリルーブタジェングラフト重
合体とを混合したいわゆる耐熱性ABS樹脂が広く用い
られているが、これらの耐熱性ABS樹脂であっても使
用分野においては充分とは言えず、より優れた耐熱性を
有する熱可塑性樹脂が望まれている。
とスチレンーアクリロニトリルーブタジェングラフト重
合体とを混合したいわゆる耐熱性ABS樹脂が広く用い
られているが、これらの耐熱性ABS樹脂であっても使
用分野においては充分とは言えず、より優れた耐熱性を
有する熱可塑性樹脂が望まれている。
この耐熱性ABS樹脂の耐熱温度は主としてマトリック
スを形成するQーメチルスチレンーアクリロニトリル共
重合体の耐熱温度に依存するものであり、また、共重合
体の耐熱温度はQ−メチルスチレン含有量に左右される
。
スを形成するQーメチルスチレンーアクリロニトリル共
重合体の耐熱温度に依存するものであり、また、共重合
体の耐熱温度はQ−メチルスチレン含有量に左右される
。
より多くのアルファメチルスチレンを含有することによ
り、さらに優れた耐熱性が縛られるが、Qーメチルスチ
レンはラジカル重合では反応性が悪く、アクリロニトリ
ル等と英重合させないと単独では重合を行い難い性質が
ある。
り、さらに優れた耐熱性が縛られるが、Qーメチルスチ
レンはラジカル重合では反応性が悪く、アクリロニトリ
ル等と英重合させないと単独では重合を行い難い性質が
ある。
したがって、重合終了時の末反応単量体を1重量%禾満
(全仕込み量あたり)に抑えようとするとおのずからQ
ーメチルスチレンの使用量には制限がある。
(全仕込み量あたり)に抑えようとするとおのずからQ
ーメチルスチレンの使用量には制限がある。
現在用いられているQーメチルスチレンーアクリロニト
リル共重合体のQーメチルスチレン含有量は最高7血董
量%程度であり、これを用いた耐熱性ABS樹脂の耐熱
温度は最高1090位である。
リル共重合体のQーメチルスチレン含有量は最高7血董
量%程度であり、これを用いた耐熱性ABS樹脂の耐熱
温度は最高1090位である。
しかも、従来の製造法ではQーメチルスチレン含有量が
7の重量%のものを作るには1重量%以上の未反応蝉量
体が残り、1重量%未満に抑えようとすればQーメチル
スチレン量を減少させなければならず、共重合体の耐熱
性のみならずABS樹脂の耐熱性の低下をまねくといっ
た致命的な欠点を有している。勿論生成ラテックスをス
トリッピングすればQ−メチルスチレン含有量が7の重
量%以上で禾反応単量体を1重量%未満にできるが、反
応収率が著しく劣り、またストリッピングに長時間を要
するため工業生産としては不適当である。
7の重量%のものを作るには1重量%以上の未反応蝉量
体が残り、1重量%未満に抑えようとすればQーメチル
スチレン量を減少させなければならず、共重合体の耐熱
性のみならずABS樹脂の耐熱性の低下をまねくといっ
た致命的な欠点を有している。勿論生成ラテックスをス
トリッピングすればQ−メチルスチレン含有量が7の重
量%以上で禾反応単量体を1重量%未満にできるが、反
応収率が著しく劣り、またストリッピングに長時間を要
するため工業生産としては不適当である。
さらに得られた樹脂も高価なものとなる。本発明者らは
、前記従釆技術の欠点を改良すべく鋭意研究した結果、
単量体添加終了時における重合系内の未反応不飽和ニト
リル濃度をある一定濃度以上になるように単量体を調整
しながら添加、重合させることによりQーアルキルスチ
レンを70−8の重量%含む共重合体を禾反応単量体を
著しく抑えて重合できる製造法を見し、出し本発明に到
達した。
、前記従釆技術の欠点を改良すべく鋭意研究した結果、
単量体添加終了時における重合系内の未反応不飽和ニト
リル濃度をある一定濃度以上になるように単量体を調整
しながら添加、重合させることによりQーアルキルスチ
レンを70−8の重量%含む共重合体を禾反応単量体を
著しく抑えて重合できる製造法を見し、出し本発明に到
達した。
すなわち、本発明は、Q−アルキルスチレン70−8の
重量%と不飽和ニトリル30−2の重量%とをラジカル
性開始剤を用いて乳化重合する際、単量体添加終了時に
おける重合系内の全禾反応単量体に対する未反応不飽和
ニトリルの濃度が31重量%以上になるように調整して
単量体を添加する事を特徴とする英重合体の製造方法を
提供するものである。
重量%と不飽和ニトリル30−2の重量%とをラジカル
性開始剤を用いて乳化重合する際、単量体添加終了時に
おける重合系内の全禾反応単量体に対する未反応不飽和
ニトリルの濃度が31重量%以上になるように調整して
単量体を添加する事を特徴とする英重合体の製造方法を
提供するものである。
本発明の方法にしたがえば、高Q−アルキルスチレン含
有の共重合体を、未反応単量体を1重量%以下に抑えて
重合させることができる。
有の共重合体を、未反応単量体を1重量%以下に抑えて
重合させることができる。
また、それゆえ従来のようなストリッピング処理を行う
必要がなくなり生産性に優れ、工業生産上有利である。
本発明をさらに詳しく説明すると、Qーアルキルスチレ
ンとは、下記一般式で示される化合物である。
必要がなくなり生産性に優れ、工業生産上有利である。
本発明をさらに詳しく説明すると、Qーアルキルスチレ
ンとは、下記一般式で示される化合物である。
(R,はC,〜C3のアルキル基であり、R2は水素、
C,〜C3のアルキル基またはハロゲン化アルキル基で
ある。
C,〜C3のアルキル基またはハロゲン化アルキル基で
ある。
)例えば、Q−メチルスチレン、Qーェチルスチレン、
メチル−Q−メチルスチレン等が例示されるが、好まし
くはQーメチルスチレンである。
メチル−Q−メチルスチレン等が例示されるが、好まし
くはQーメチルスチレンである。
不飽和ニトリルとしては、アクリロニトリル、メタクリ
ロニトリル、エタクリロニトリル等が例示されるが、好
ましくはアクリロニトリルである。ラジカル性開始剤と
しては、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸ア
ンモニウムやキユメンハイドロパーオキサイド、ジイソ
プロピルベンゼンハイドロパーオキサィドのレドツクス
等が例示されるが、好ましくは過硫酸カリウム、過硫酸
ナトリウムである。
ロニトリル、エタクリロニトリル等が例示されるが、好
ましくはアクリロニトリルである。ラジカル性開始剤と
しては、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸ア
ンモニウムやキユメンハイドロパーオキサイド、ジイソ
プロピルベンゼンハイドロパーオキサィドのレドツクス
等が例示されるが、好ましくは過硫酸カリウム、過硫酸
ナトリウムである。
乳化重合に用いられる乳化剤としては常用の乳化剤が使
用できるが、好ましくはアニオン系乳化剤であり、ラウ
リル硫酸ナトリウム、オレィン酸カリウム、オレィン酸
ナトリウム、脂肪酸のカリウムまたはナトリウム塩、ロ
ジン酸のカリウムまたはナトリウム塩、およびアルキル
ベンゼンスルホン酸ナトリウム等が例示される。
用できるが、好ましくはアニオン系乳化剤であり、ラウ
リル硫酸ナトリウム、オレィン酸カリウム、オレィン酸
ナトリウム、脂肪酸のカリウムまたはナトリウム塩、ロ
ジン酸のカリウムまたはナトリウム塩、およびアルキル
ベンゼンスルホン酸ナトリウム等が例示される。
本発明においては、Qーアルキルスチレン70一8血重
量%および不飽和ニトリル30−2の重量%が用いられ
る。
量%および不飽和ニトリル30−2の重量%が用いられ
る。
Qーアルキルスチレンが7の重量%禾満であると得られ
た共重合体の耐熱性は劣り好ましくない。
た共重合体の耐熱性は劣り好ましくない。
また8の重量%を超えると重合終了時の未反応単量体を
1重量%以下に抑えることが困難となる。また、本発明
においては、単量体添加終了時における重合系内の未反
応不飽和ニトリル濃度(単量体添加終了時の重合系内の
全未反応単量体に基ずく)が31重量%以上となるよう
に調整して単量体を添加し、重合を進める必要がある。
単量体添加終了時における重合系内の禾反応不飽和ニト
リル濃度が31重量%未満であると、重合終了時の禾反
応単量体を1重量%以下に抑えることが困難となる。
1重量%以下に抑えることが困難となる。また、本発明
においては、単量体添加終了時における重合系内の未反
応不飽和ニトリル濃度(単量体添加終了時の重合系内の
全未反応単量体に基ずく)が31重量%以上となるよう
に調整して単量体を添加し、重合を進める必要がある。
単量体添加終了時における重合系内の禾反応不飽和ニト
リル濃度が31重量%未満であると、重合終了時の禾反
応単量体を1重量%以下に抑えることが困難となる。
重合系内の未反応不飽和ニトリル濃度が31重量%以上
となるように単量体を添加する具体的な調整方法として
は、重合系内のかかる濃度を測定しながらQ−アルキル
スチレンと不飽和ニトリルのそれぞれの添加速度を調整
する方法、添加されるQ−アルキルスチレンと不飽和ニ
トリル混合単量体の混合比率を調整する方法、さらには
、Qーアルキルスチレンを全量仕込み、かかる濃度が3
1重量%以上となるよう不飽和ニトリルの添加速度を調
整する方法等が例示される。
となるように単量体を添加する具体的な調整方法として
は、重合系内のかかる濃度を測定しながらQ−アルキル
スチレンと不飽和ニトリルのそれぞれの添加速度を調整
する方法、添加されるQ−アルキルスチレンと不飽和ニ
トリル混合単量体の混合比率を調整する方法、さらには
、Qーアルキルスチレンを全量仕込み、かかる濃度が3
1重量%以上となるよう不飽和ニトリルの添加速度を調
整する方法等が例示される。
Q−アルキルスチレンと不飽和ニトリルの重合系への添
加方法には特に制限はなく、連続的、分割的に添加して
もよい。
加方法には特に制限はなく、連続的、分割的に添加して
もよい。
さらに必要に応じて重合度調整剤等を加えてもよい。
本発明による共重合体は、従来のスチレソーアクリロニ
トリルーブタジェングラフト重合体と混合することがで
き、得られた樹脂組成物は従来法によるQーメチルスチ
レンーアクリロニトリル共重合体を含有する耐熱性A茂
樹脂より優れた耐熱性を有する。
トリルーブタジェングラフト重合体と混合することがで
き、得られた樹脂組成物は従来法によるQーメチルスチ
レンーアクリロニトリル共重合体を含有する耐熱性A茂
樹脂より優れた耐熱性を有する。
以下に実施例を用いて本発明を具体的に説明するが、こ
れらによって本発明が何ら制限されるものではない。
れらによって本発明が何ら制限されるものではない。
実施例 1
窒素置換した反応器に脱イオン水140重量部、ラウリ
ル硫酸ナトリウム3重量部、過硫酸カリウム0.り重量
部およびn−ドデシルメルカプタン0.1重量部を加え
、70ooに加熱した後、Q−メチルスチレン75重量
部とアクリロニトリル5重量部からなる単量体混合物を
6時間に亘り連続的に添加した。
ル硫酸ナトリウム3重量部、過硫酸カリウム0.り重量
部およびn−ドデシルメルカプタン0.1重量部を加え
、70ooに加熱した後、Q−メチルスチレン75重量
部とアクリロニトリル5重量部からなる単量体混合物を
6時間に亘り連続的に添加した。
次に重合系内の未反応アクリロニトリル濃度を調整しな
がらQ−メチルスチレン3重量部およびアクリロニトリ
ル10重量部を2時間に亘り添加した。単量体添加終了
時の重合系内の未反応アクリロニトリル濃度は3紅重量
%であった。
がらQ−メチルスチレン3重量部およびアクリロニトリ
ル10重量部を2時間に亘り添加した。単量体添加終了
時の重合系内の未反応アクリロニトリル濃度は3紅重量
%であった。
単量体添加終了後、さらに2時間重合を継続した。
重合終了時の未反応単量体(仕込み単量体に対する)は
以下のとおりであった。
以下のとおりであった。
未反応Qーメチルスチレン:0.6塁重量%未反応アク
リロニトリル :0.21重量%実施例 2窒素置換し
た反応器に脱イオン水140重量部、ラゥリル硫酸ナト
リウム3重量部、過硫酸カリウム0.り重量部およびn
−ドデシルメルカプタン0.1重量部を加えた後、さら
に、Q−メチルスチレン6母重量部とアクリロニトリル
2の重量部からなる単量体温合物の2の重量%を加え、
70午0に加熱した。
リロニトリル :0.21重量%実施例 2窒素置換し
た反応器に脱イオン水140重量部、ラゥリル硫酸ナト
リウム3重量部、過硫酸カリウム0.り重量部およびn
−ドデシルメルカプタン0.1重量部を加えた後、さら
に、Q−メチルスチレン6母重量部とアクリロニトリル
2の重量部からなる単量体温合物の2の重量%を加え、
70午0に加熱した。
重合開始後かかる単量体温合物の残部(8の重量%)を
5時間に亘り連続的に添加した。次に重合系内の未反応
アクリロニトリル濃度を調整しながりQーメチルスチレ
ン2重量部およびアクリロニトリル9重量部を2時間に
亘り添加した。単量体添加終了時の重合系内の未反応ア
クリロニトリル濃度は51重量%であった。
5時間に亘り連続的に添加した。次に重合系内の未反応
アクリロニトリル濃度を調整しながりQーメチルスチレ
ン2重量部およびアクリロニトリル9重量部を2時間に
亘り添加した。単量体添加終了時の重合系内の未反応ア
クリロニトリル濃度は51重量%であった。
単量体添加終了後、さらに2時間重合を継続した。
重合終了時の未反応単量体(仕込み単量体に対する)は
以下のとおりであった。
以下のとおりであった。
未反応Qーメチルスチレン:0.3頚重量%未反応アク
リロニトリル :0.2の重量%実施例 3窒素置換し
た反応器に脱イオン水140重量部、ラウリル硫酸ナト
リウム3重量部、過硫酸カリウム0.り重量部およびn
−ドデシルメルカプタン0.1重量部を加えた後さらに
、Q−メチルスチレン74重量部を加え、7000に加
熱した。
リロニトリル :0.2の重量%実施例 3窒素置換し
た反応器に脱イオン水140重量部、ラウリル硫酸ナト
リウム3重量部、過硫酸カリウム0.り重量部およびn
−ドデシルメルカプタン0.1重量部を加えた後さらに
、Q−メチルスチレン74重量部を加え、7000に加
熱した。
次にアクリロニトリル2笹重量部を8時間に亘つて連続
的に添加した。アクリロニトリル添加開始4時間後から
重合系内の未反応アクリロニトリル濃度を測定した。ア
クリロニトリル添加終了時の未反応アクリロニトリル濃
度は45重量%であった。添加終了後、さらに2時間重
合を継続した。
的に添加した。アクリロニトリル添加開始4時間後から
重合系内の未反応アクリロニトリル濃度を測定した。ア
クリロニトリル添加終了時の未反応アクリロニトリル濃
度は45重量%であった。添加終了後、さらに2時間重
合を継続した。
重合終了時の禾反応単量体(仕込み単量体に対する)は
以下のとおりであった。禾反応Qーメチルスチレン:0
.6の重量%禾反応アクリロニトリル :0.3の重量
%比較例 1窒素置換した反応器に脱イオン水140重
量部、ラウリル硫酸ナトリウム3重量部、過硫酸カリウ
ム0.0重量部およびn−ドヂシルメルカプタン0.1
重量部を加え、7000に加熱した後、Q−メチルスチ
レン7母重量部とアクリロニトリル22重量部からなる
単量体混合物を8時間に亘り連続的に添加した。
以下のとおりであった。禾反応Qーメチルスチレン:0
.6の重量%禾反応アクリロニトリル :0.3の重量
%比較例 1窒素置換した反応器に脱イオン水140重
量部、ラウリル硫酸ナトリウム3重量部、過硫酸カリウ
ム0.0重量部およびn−ドヂシルメルカプタン0.1
重量部を加え、7000に加熱した後、Q−メチルスチ
レン7母重量部とアクリロニトリル22重量部からなる
単量体混合物を8時間に亘り連続的に添加した。
単量体添加終了時の重合系内の未反応アクリロニトリル
濃度は15重量%であった。単量体添加終了後、さらに
2時間重合を継続した。
濃度は15重量%であった。単量体添加終了後、さらに
2時間重合を継続した。
重合終了時の未反応単量体(仕込み単量体に対する)は
以下のとおりであった。
以下のとおりであった。
未反応はーメチルスチレン:8.1重量%未反応アクリ
ロニトリル :0.00重量%比較例 2窒素置換した
反応器に脱イオン水140重量部、ラウリル硫酸ナトリ
ウム3重量部、過硫酸カリウム0.0重量部およびn−
ドデシルメルカプタン0.1重量部を加えた後、さら,
に、Qーメチルスチレン7の重量部とアクリロニトリル
8重量部とからなる単量体温合物の2の重量%を加え、
7000に加熱した。
ロニトリル :0.00重量%比較例 2窒素置換した
反応器に脱イオン水140重量部、ラウリル硫酸ナトリ
ウム3重量部、過硫酸カリウム0.0重量部およびn−
ドデシルメルカプタン0.1重量部を加えた後、さら,
に、Qーメチルスチレン7の重量部とアクリロニトリル
8重量部とからなる単量体温合物の2の重量%を加え、
7000に加熱した。
重合開始後かかる単量体混合物の残部(8の重量%)を
5時間に亘り連続的に添加した。次に重合系内の禾反応
アクリロニトリル濃度を調整することなくQ−メチルス
チレン8重量部およびアクリロニトリル14重量部を一
括添加した。添加後の重合系内の未反応アクリロニトリ
ル濃度は21重量%であった。単量体添加終了後、さら
に4時間重合を継続した。重合終了時の未反応単量体(
仕込み単量体に対する)は以下のとおりであった。
5時間に亘り連続的に添加した。次に重合系内の禾反応
アクリロニトリル濃度を調整することなくQ−メチルス
チレン8重量部およびアクリロニトリル14重量部を一
括添加した。添加後の重合系内の未反応アクリロニトリ
ル濃度は21重量%であった。単量体添加終了後、さら
に4時間重合を継続した。重合終了時の未反応単量体(
仕込み単量体に対する)は以下のとおりであった。
Claims (1)
- 1 α−アルキルスチレン70−80重量%と不飽和ニ
トリル30−20重量%とをラジカル性開始剤を用いて
乳化重合する際、単量体添加終了時における重合系内の
全未反応単量体に対する未反応不飽和ニトリルの濃度が
31重量%以上になるように調整して単量体を添加する
事を特徴とする共重合体の製造方法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55076025A JPS6019929B2 (ja) | 1980-06-05 | 1980-06-05 | 共重合体の製造方法 |
EP81104321A EP0041703B1 (en) | 1980-06-05 | 1981-06-04 | Process for preparing copolymers |
CA000379018A CA1157999A (en) | 1980-06-05 | 1981-06-04 | Process for preparing copolymers |
DE8181104321T DE3170382D1 (en) | 1980-06-05 | 1981-06-04 | Process for preparing copolymers |
US06/270,879 US4361684A (en) | 1980-06-05 | 1981-06-05 | Process for preparing copolymers comprising α-alkyl styrene and unsaturated nitrile |
KR1019810002018A KR840001740B1 (ko) | 1980-06-05 | 1981-06-05 | 공중합체의 제조방법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55076025A JPS6019929B2 (ja) | 1980-06-05 | 1980-06-05 | 共重合体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS572310A JPS572310A (en) | 1982-01-07 |
JPS6019929B2 true JPS6019929B2 (ja) | 1985-05-18 |
Family
ID=13593280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55076025A Expired JPS6019929B2 (ja) | 1980-06-05 | 1980-06-05 | 共重合体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6019929B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5986613A (ja) * | 1982-11-10 | 1984-05-18 | Ube Saikon Kk | α−メチルスチレン共重合体の製造方法 |
DE3431194A1 (de) * | 1984-08-24 | 1986-03-06 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Copolymerisate aus (delta)-methylstyrol und acrylnitril |
-
1980
- 1980-06-05 JP JP55076025A patent/JPS6019929B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS572310A (en) | 1982-01-07 |
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