JPS6019897B2 - 2,4−ジアミノフェノ−ルまたは2,4−ジアミノフェノ−ルジヒドロクロリドの製法 - Google Patents

2,4−ジアミノフェノ−ルまたは2,4−ジアミノフェノ−ルジヒドロクロリドの製法

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JPS6019897B2
JPS6019897B2 JP4814680A JP4814680A JPS6019897B2 JP S6019897 B2 JPS6019897 B2 JP S6019897B2 JP 4814680 A JP4814680 A JP 4814680A JP 4814680 A JP4814680 A JP 4814680A JP S6019897 B2 JPS6019897 B2 JP S6019897B2
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INSUCHITSUUTO NEFUTEHIMICHESUKAGO SHINTEEZA AKADEMII NAUKU ESU ESU ESU AARU
YUNIBERUSHITETSUTO DORUZUBUI NARODOFU IMEENI PEE RUMUMUBUI
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INSUCHITSUUTO NEFUTEHIMICHESUKAGO SHINTEEZA AKADEMII NAUKU ESU ESU ESU AARU
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は芳香族アミン及びその塩酸塩の合成に関し、詳
しくは2,4ージアミノフェノール又は2,4−ジアミ
ノフエノールジヒドロクロリドの製法に関する。
この2,4ージアミノフェノールは除草剤、殺菌剤、染
料の製造に有用であり、そして2,4−ジアミノフエノ
ールジヒドロクロリドは現像剤として写真に有用である
。2,4−ジアミノフエノールサルフエートをアルカリ
で処理することにより2,4ージアミノフェノールを製
造する方法は業界で知られている(Kirk−仇hme
r Encyclopedia of Chemica
lTechno−logy,v.2,InteRcle
nce Publishe岱,NewYork,196
3参照)。
2,4ージアミノフェノールサルフエートは、1,3ー
ジニトロベンゼンの電気的還元(ドイツ国特許第75,
260号照)や、3−ニトロアニリンの電気的還元(ド
ィッ国特許第78,82計号参照)により製造する。
二価のスズサルフェートもしくは四価のゲルマニウムサ
ルフェートの存在下、90ないし95ooの温度におい
て、硫酸中で1,3−ジニトロベンゼンを銅陰極もしく
はモネルメタル陰極上で還元することにより2,4ージ
アミノフエノールサルフエートを製造する(Day,U
dupa,J.Scient.,lnd.Res.,I
ndia,紐,83−92,1947参照)。二価のス
ズサルフェートもしくは四価のゲルマニウムサルフェー
トにかえて、電気的還元に二価の鉄サルフエートを用い
てもよい(Kjrchgof,Chim.farm.P
rOmが1,1933,326,32短参照)。同様に
して、2,4−ジニトロフェノールを硫酸中、90qo
の温度において電気的に還元することにより2,4ージ
アミノフェノールサルフェートを製造することができる
(Dey,Malleて,Pai,J.Scient.
,lnd.Res.,1旭ja,7B,71,74,1
94髭参照)。2,4ージニトロフェノールの電気的還
元機構は機構は次の通りである。
先行技術の電気的還元方法では、2,4−ジアミノフェ
ノールサルフェートは非常に低収率(理論値の49〜5
5%)でしか得られない。
更に生成する副成物から所望の生成物を分離する際かな
りの技術的困難がある。このように2,4ージアミノフ
エノールサルフェートを製造する有効な方法がないので
、現在この化合物を2,4−ジアミノフェノール製造の
出発物質として商業的に用いることは不適当である。
2,4ージアミノフエノールサルフエートをアルカリで
処理して成る方法により製造した2,4ージアミノフェ
ノールの収率は、出発2,4ージニトロフェノールに基
づき、44〜50%である。
同じ理由により、同じ2,4ージアミノフェノールサル
フェートを出発物質として用いる方法による2,4−ジ
アミノフエノールジヒドロクロリドの製造は、経済的観
点から不適当である。前記方法は、2,4−ジアミノフ
ェノールサルフェートを塩化カルシウムで処理し、続い
て生成する2,4−ジアミノフエノールジヒドロクロリ
ドを塩酸により沈澱させてなる。2,4ージアミノフヱ
ノールジヒドロクロリドは、前記方法により製造した2
,4−ジァミノフェノールを塩酸で処理することによっ
て製造することができる(Kirk−○thmerEn
cyclopediaofChemiCaI Tech
nology , v,2 , 1nte岱CIenC
eP肋lishe岱.NewYork,1963参照)
2,4ージアミノフェノールジヒドロクロリドの回収及
び精製により所望の生成物は更にロスし収率が減少する
(出発2,4−ジニトロフェノールに基づき42〜48
%)。
2,4−ジニトロフェノールを塩酸煤質中で水素により
還元してなる2,4ージアミノフェノールジヒドロクロ
リドを製造する方法は業界で知られており、前記水素は
塩酸の作用により鉄削りくず(shavings)上で
発生するものである。
詳しくはこの方法では2,4−ジニトロフェノールの還
元を、20〜30%の塩酸煤質中で温度50〜70℃、
鉄けずりくずの存在下において行なう(ドイツ国特許第
269542号,J.Schwyzer,“DにFab
rication Phannazeutischer
und chemi −schtechnische
r Produkte ’’, Berlin, 19
31 ,s.19再参照)。生成する2,4−ジアミノ
フェノールジヒドロクロリドの酸化を防止する為にすず
ジクロリドの水溶液を添加する。2,4−ジアミノフェ
ノールジヒドロクロリド生成完了の際、生成する商業用
製品を塩酸の添加により沈澱させ、そして炉過する。商
業用製品の収率は出発2,4ージニトロフェノールに基
づき、55.8%である。商業用製品40gから、活性
炭で精製しそして塩酸で沈澱させることにより、純粋な
2,4−ジアミノフェノールジヒドロクロリド2衣を単
離する。この先行技術方法にはかなりの量の生成物がロ
スするという欠点がある。即ち、2,4−ジアミノフェ
ノールジヒドロクロリドの収率は出発2,4ージニトロ
フェノールに基づき27〜30%の低収率となる。更に
有害物質を含む大量の廃水が工程中に生成する。前記方
法により製造した2,4−ジアミノフヱノールジヒドロ
クロリドからこのジヒドロクロリドをアルカリで処理す
ることにより2,4ージアミノフェノールを製造するこ
ともできる。
しかしながらこの方法では2,4ージアミノフェノール
の収率は出発2,4ージニトロフェノールに基づき30
%以下であり、この値は2,4ージアミノフヱノールサ
ルフェートをアルカリで処理してなる前記先行技術方法
の収率(44〜50%)より低い。
本発明の目的は、高収率で最終製品を得ることができる
ような2,4−ジアミノフェノール又は2,4−ジアミ
ノフエノールジヒドロクロリドを製造する方法を提供す
ることである。
本発明の目的は簡単であって、標準的な装置を使用する
方法を提供することである。
本発明の更にもう一つの目的は、廃水が生成しない、2
,4−ジアミノフェノール又は2,4ージアミノフェノ
ールジヒドロクロリドの製法を提供することである。
本発明のこれらの目的は2,4−ジアミノフェノール又
は2,4−ジアミノフヱノールジヒドロクロリドを製造
するにあり、出発物質として濃度2〜5の質量%の2,
4ージニトロフェノールの水溶液又は塩酸水溶液(塩酸
濃度4〜37%)を用い、パラジウム90〜98質量%
とロジウムもしくはルテニウム2〜1の質量%とから成
る合金から製造したメンブレン触媒の存在下、温度50
〜150oo及び圧力1〜6正気圧において、前記2,
4−ジニトロフェノールを前記触媒を通して水素を拡散
することにより水素添加することにより達せられる。
本発明に従った方法において、反応煤質として水を使用
する場合、生成する製品には2,4−ジアミノフェノー
ルが含まれ、一方反応煤質として4〜37%の塩酸水溶
液を用いる場合、生成する製品には2,4−ジアミ/フ
ェノールジヒドロクロリドが含まれる。本発明に従った
方法は技術的に簡単でありかつ用いる装置も簡単なもの
である。
メンブレン触媒の使用により、純粋な水素及び市販水素
を両方とも使用することができ、そして不快な廃水も除
くことができる。本発明に係る方法により所望の製品が
高収率で得られる。即ち2,4−ジアミノフェノールは
出発2,4−ジニトロフェノールに基づき93%までの
収率で得られ、一方2,4−ジアミノフェノールジヒド
ロクロリドは出発2,4−ジニトロフェノールに基づき
9.2%までの収率で得られる。水素添加方法の選択率
はほぼ100%である。本発明に係る2,4ージアミノ
フェノール又は2,4ージアミノフエノールジヒドロク
ロリドは以下のごとくして製造する。
水素添加の際、コイル状薄壁管として製造したメンブレ
ン触媒を使用することができる。
この場合、前記薄壁らせん状管を内部に固定したカバ一
つき反応器中で製造を行なう。水又は4〜37%塩酸の
ような適切な媒質を用いた2,4−ジニトロフェノール
の溶液又は懸濁液(濃度2〜5の質量%)を反応器へ添
加する。次いで反応器をふたでおおう。その間、メンブ
レン触媒の管を2,4ージニトロフェノールの溶液又は
懸濁液へ浸す。選定圧力及び速度で、メンブレン触媒の
管中へ純粋な水素又は市販の水素(たとえば水素と窒素
との混合物)を連続的に供給する。反応器を反応温度(
50〜150℃)に加熱し、次いで水素添加を行なう。
その後得られた生成物を炉過又は沈澱のような慣用方法
により単離する。箔として製造したメンブレン触媒を水
素添加工程に用いることもできる。
この場合、箔から成るチャンパーを反応器内部に配置す
る。管を通ってチャンパー中へ水素を連続的に通し、一
方反応器中のチャンパーの外側には2,4−ジニトロフ
ェノールの溶液又は懸濁液を入れる。管形状のメンブレ
ン触媒を備えた反応器に関して述べた方法と同様の方法
で水素添加を行なう。メンブレン触媒にはその他の態様
もありえる。たとえば反応器を2つの区画に区分するシ
ート又は箔としてメンフレン触媒を製造することができ
る。一つの区画へ2,4−ジニトロフェノールの溶液又
は懸濁液を連続的に添加し、一方他の区画へ水素を連続
的に供聯合する。水中で水素添加を行なう場合、以下の
ように反応して2,4−ジアミノフェノールが生成する
塩酸水溶液中では以下のように反応して2,4ージアミ
ノフェノールジヒドロクロリドが生成する。この方法で
用いる塩酸の量は化学量論量か又はそれよりわずかに高
いことに留意されたい。
本発明を一層理解する為に以下の例を掲げる。例1円筒
形反応器の底に、作用表面積が50ので厚さが100仏
の箔からなるチャンバーを袋入した。
この箔は、パラジウム95質量%とロジウム5質量%と
から成る合金から製造した。水素を圧力2.5気圧、速
度10の【/分でチャンパー内部に連続的に供給した。
反応器内のチャンバーの外側に2,4ージニトロフェノ
ール2衣を装入し、その後蒸留水250の‘を添加した
。反応器を116qoの温度に加熱し、反応器内部の圧
力を4気圧にあげた。これらの条件下で燈拝しながら水
素添加を3時間行なった。次いで反応器を冷却し、そし
て沈澱した結晶を炉適して15.蟹の2,4−ジアミノ
フェノールを得た。これをアセトンから再結晶させ、融
点が8000の2,4−ジァミノフェノール10.巡を
得た。2,4−ジアミノフェノールの収率は理論値の7
1.6%であった(即ち出発2,4ージニトロフェノー
ルに関して計算)。
例2 水素添加を前記例1に記載の反応器中で行なった。
反応器中へ(チャンバーの外側へ)2,4ージニトロフ
ェノール11.鷺を添加し、次いで蒸留水300泌を添
加した。水素を1気圧の圧力下、10の【/分の速度で
チャンパー中へ連続的に供給した。反応器9000の温
度に加熱した。水素添加を灘拝しながら2.5時間行な
った。冷却、炉過及びアセトンからの再結晶の後、融点
79.5qoの2,4−ジアミノフェノール7.をめミ
得られた。2,4−ジアミノフェノールの収率は出発2
,4ージニトロフェ/−ルに基づき92.9%であった
例3 円筒形反応器中に、2,4ージニトロフェノール2雌を
装入し、水40舷を注ぎ入れ、そして得られた懸濁液を
櫨拝した。
次いで反応器をふたでおおし・、パラジウム94質量%
とルテニウム6質量%とから成る合金から製造した薄壁
管をふた内部に固定した。この管は長さ1.5h、外径
1肋、壁厚10皿cmで外表面積が47めであった。こ
の管を出発2,4ージニトロフェノール懸濁液中へ浸し
た。20気圧の圧力下、5〜10肌/分の速度で水素を
連続的に管(メンブレン触媒)中へ通した。
反応器150ooの温度に加熱し、そして反応器内の圧
力を6垢気圧にあげた。これらの条件下で水素添加を燈
拝しながら2時間行なった。次いで反応器を冷却し、2
,4−ジアミノフェノールの懸濁液をそこから排出し、
生成物を炉過しそして蒸留水で洗浄した。アセトンから
再結晶させた後、12.1gの2,4ージアミノフェノ
ールが得られた。所望の製品の収率は出発2,4ージニ
トロフェノールに基づき89.7%であった。例4 前記例3に記載の反応器中で水素添加を行なった。
パラジウム98質量%とルテニウム2質量%とから成る
合金でつくった管を、反応器のふたに固定した。この管
は長さ50仇、外後1脚、壁厚5山、外表面15めであ
った。この反応器中へ2,4ージニトロフェノール20
g及び水150叫を装入した懸濁液とした。
管中へ水素を25気圧の圧力下で連続的に供V給した。
水素供給速度を例1で特定したレベルと同様のレベルに
保持した。反応器を50午0の温度に加熱した。水素添
加を8時間この温度で行なった。次いで温度を室温に下
げ、懸濁液を排出し、そして2,4−ジアミノフヱノー
ルを炉過した。生成物を蒸留水で洗い、11.雄の2,
4−ジァミノフェノール(融点7800)を得た。収率
は出発2,4ージニトロフェノールに基づき83%であ
った。例5 水素添加を行なう為に互いに隔てた二つのチャンバ−か
ら成る反応器を用いた。
二つのチャンバーを隔てる為に、パラジウム9雌質量%
とロジウム1の質量%とから成る合金からつくった箔を
用いた。箔の厚さは100〃で表面積は22のであった
。一つのチャンバーには水素を連続的に供給する為の導
入管と水素を連続的に除去する為の排出管が備えられて
いた。もう一つのチヤンバーには2’4ージニトロフェ
ノールの水溶液(出発原料)を連続的に供給する為の導
入管と、2,4ージアミノフヱノールの水溶液を連続的
にとり出す為の出口管が備えられていた。反応器を78
qoの温度に加熱した。一つのチヤンバー中に1気圧の
圧力下、速度30の‘/分で水素を連続的に導入し、一
方他のチヤンバーには2,4ージニトロフエノールの5
%水溶液を0.1私/秒の速度で連続的に通した。2,
4ージアミノフェノールの流出溶液を真空下で一部蒸発
させ、そして沈澱した結晶を分離した。
アセトンから再結晶させた後、融点81℃の生成物を得
た。2,4−ジアミノフェノールの収率は出発2,4−
ジニトロフェノールに基づき89.5%であった。
例6 円筒形の反応器中へ、30%塩酸水溶液20の‘と2,
4−ジニトロフェノール1舷とを導入し、その後得られ
た混合物の体積を水で40叫にした。
2,4−ジニトロフェノールの懸濁液を完全に混合した
次いでパラジウム班質量%とルテニウム6質量%とから
成る合金でつくったコイル状薄壁管を内部に固定したふ
たで反応器を密封した。管長1.5m、管の外径1職、
壁厚100仏、外表面積47めであった。この管を2,
4−ジニトロフェノールの懸濁液に浸した。水素を15
気圧の圧力下、速度30のと/分で管中へ連続的に供給
した。反応器を150℃の温度に加熱し、反応器内の圧
力を4ぴ気圧にあげた。水素添加をこの温度で2時間行
なった。次いで反応器を冷却し、そして無色の溶液を反
応器から排出した。この溶液から、37%塩酸の添加に
より2,4−ジアミノフェノールジヒドロクロリドを沈
澱させ、生成物を炉過しそしてメタノールで洗浄した。
2,4−ジアミノフェノールジヒドロクロリドの収量は
12.繋で、これは出発2,4ージニトロフェノールに
基づき78%であった。
例7 円筒形容器の底に、厚さ100ムで作用表面50のの箔
からつくったチャンバーを装入した。
この箔はパラジウム95質量%とロジウム5質量%とか
ら成る合金からつくられた。水素を3気圧の圧力下、2
0の‘/分の速度で連続的にチャンバーに通した。チャ
ンバーの外側の反応器に10%塩酸水溶液200の‘と
2,4ージニトロフェノール1ogとを袋入した。反応
器を80℃の温度に加熱し、そして水素添加をこの温度
で燭拝しながら1時間行なった。次いで反応器を冷却し
、溶液を反応器から排出し、そして2,4−ジアミノフ
エノールジヒドロクロリドを37%塩酸の添加により溶
液から沈澱させた。9.礎の生成物がえられ、これは出
発2,4ージニトロフェノールに基づき92%に相当し
た。
例8 円筒形反応器の底に、厚さ1皿h仇で作用表面積50地
の箔からつくったチヤンバ−を袋入した。
箔はパラジウム98質量%とロジウム2質量%とから成
る合金からつくった。水素と窒素との混合物(体積比1
:1)を含む市販の水素を10気圧の圧力下、速度60
の【/分でチャンバー中へ連続的に供給した。チャンバ
ー外側の反応器中へ、30%塩酸水溶液300私と2,
4ージニトロフェノール12雌とを装入した。反応器を
110午0の温度に加熱し、そして反応器内の圧力を1
疎気圧に上げた。これらの条件下で水素添加を燭拝しな
がら5時間行なった。冷却しそして37%塩酸で沈澱さ
せた後、2,4ージアミノフエノールジヒドロクロリド
が116.9g得られ、これは出発2,4ージニトロフ
ェノールに基づき91%に相当した。例9 円筒形反応器の底に、厚さ1皿h弧で作用表面積50仇
の箔からつくったチヤンバーを装入した。
箔はパラジウム9の質量%とルテニウム1の質量%とか
ら成る合金からつくった。水素とアルゴンとの混合物(
体積比2:1)を含む市販の水素を32気圧の圧力下、
速度35の【/分でチャンバー中へ連続的に供給した。
チャンバーの外側の反応器中へ、30%塩酸水溶液25
0の‘と2,4ージニトロフェノール20雌とを装入し
た。反応器を105ooの温度に加熱し、そして反応器
圧の圧力を1ぴ気圧に上げた。この温度で水素添加を燈
拝しながら8時間行なった。次いで反応器を冷却し、懸
濁液を反応器から排出し、未反応2,4ージニトロフェ
ノールを炉去し、そして2,4ージアミノフェノールジ
ヒドロクロリドを37%塩酸の添加により沈澱させた。
得られた生成物の量は160.舷であり、これは出発2
,4−ジニトロフェノールに基づき75%に相当した。
例 10 円筒形反応器中へ、2,4ージニトロフェノール2雛を
装入し、水25の‘を注ぎ入れ、そして得られた懸濁液
を燈拝した。
次いで、パラジウム94質量%とルテニウム6質量%と
から成る合金からつくった薄壁コイル状管を内部に固定
したふたで反応器をおおつた。管は長さ3m、外径1側
、壁厚100仏、外表面積94めであった。管を2,4
−ジニトロフェノールの懸濁液中に浸した。水素6疎気
圧の圧力下、速度15の【/分で管中へ連続的に供給し
た。反応器を140ooの温度に加熱しそして内部の圧
力を6疎気圧にあげた。これらの条件下で水素添加を濃
拝しながら3時間行なった。次いで反応器を冷却し、そ
して2,4−ジアミノフェノールの懸濁液をそこから排
出した。生成物を炉過しそして蒸留水で洗浄した。アセ
トンから再結晶させた後、2,4ージアミノフェノール
15.雄が単離し、これは出発2,4ージニトロフェノ
ールに基づき89%に相当した。例11 水素添加を前記例10に記載の反応器中で行なった。
この反応器中へ2,4−ジニトロフェノール蜜を装入し
、水l00の上を注ぎ入れ、そして得られた溶液を蝿拝
した。管(メンフレン触媒)中へ、4ぴ気圧の圧力下、
速度10そ/分で水素を連続的に供孫合した。反応器内
の温度が10ぴ0において2.5時間水素添加を行なっ
た。冷却した後溶液を真空下で一部蒸発させ、そして2
,4ージアミノフェノールの沈澱結晶を分離した。アセ
トンから再結晶させた後、融点79℃の2,4−ジアミ
ノフェノール2.鶴めミ得られた。この収率は出発2,
4ージニトロフェノールに基づき91.5%であった。
例 12前記例7に記載の反応器中へ、4%塩酸水溶液
200叫を装入し、そして2,4一ジニトロフェノール
唆を添加した。
水素を、1気圧の圧力下、速度15の‘/分でチャンバ
−の内部に導入した。反応器を50℃の温度に加熱し、
そして水素添加をこの温度で1.即時間行なった。冷却
しそして37%塩酸で沈澱させた後、2,4−ジアミノ
フェノールジヒドロクロリド3.難が得られ、これは出
発2,4−ジニトロフェノールに基づき91.5%に相
当した。例 13 例6記載の反応器には2,4ージニトロフェノール3雌
と37%の塩酸水溶液30羽とを装入した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 2,4−ジアミノフエノールまたは2,4−ジアミ
    ノフエノールジヒドロクロリドを製造するにあたり、出
    発物質として濃度2〜50質量%の2,4−ジニトロフ
    エノールの水溶液又は塩酸水溶液(塩酸濃度4〜37%
    )を用い、パラジウム90〜98%とロジウムもしくは
    ルテニウム2〜10質量%とから成る合金から製造して
    メンブレン触媒の存在下、温度50〜150℃及び圧力
    1〜60気圧において、前記2,4−ジニトロフエノー
    ルを前記触媒を通して水素を拡散することにより水素添
    加することを特徴とする2,4−ジアミノフエノールま
    たは2,4−ジアミノフエノールジヒドロクロリドの製
    法。
JP4814680A 1980-04-14 1980-04-14 2,4−ジアミノフェノ−ルまたは2,4−ジアミノフェノ−ルジヒドロクロリドの製法 Expired JPS6019897B2 (ja)

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