JPS6019894A - 液圧式さく岩機の打撃機構 - Google Patents
液圧式さく岩機の打撃機構Info
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- JPS6019894A JPS6019894A JP12577483A JP12577483A JPS6019894A JP S6019894 A JPS6019894 A JP S6019894A JP 12577483 A JP12577483 A JP 12577483A JP 12577483 A JP12577483 A JP 12577483A JP S6019894 A JPS6019894 A JP S6019894A
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- Japan
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- piston
- liquid chamber
- switching valve
- high pressure
- chamber
- Prior art date
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- Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、液圧式さく岩槻の打撃機構に関し、特に、
後部液室にピストンと同心状(ユ装着される切換弁の内
径と、ピストンの後方小径部の外径との関係を適切に設
定することにより、ピストンの後退時に有する運動エネ
ルギーを効率よく回収し、シリンダの発熱を防止する。
後部液室にピストンと同心状(ユ装着される切換弁の内
径と、ピストンの後方小径部の外径との関係を適切に設
定することにより、ピストンの後退時に有する運動エネ
ルギーを効率よく回収し、シリンダの発熱を防止する。
従来、液圧式さく岩槻には、第1図や第2図に示すよう
に、シリンダ1内に、前後(図上左右。
に、シリンダ1内に、前後(図上左右。
以下同じ)に小径部を有するピストン2をに挿して前部
液室6と後部液室4とを形成し、後部液室4(−環状の
切換弁5をピストン2と同心状に装福し、この切換弁5
の前後方向への移動によって後部液室の液圧を高圧と低
圧とに切換えてピストン2を往復動させる打撃機構が用
いられている。
液室6と後部液室4とを形成し、後部液室4(−環状の
切換弁5をピストン2と同心状に装福し、この切換弁5
の前後方向への移動によって後部液室の液圧を高圧と低
圧とに切換えてピストン2を往復動させる打撃機構が用
いられている。
第1図に示す打撃機構では、前部液室3には、高圧回路
6から供給される圧液が常に作用しでいる。1.lJ換
弁5が後退しているとき、後部液室4には、連通ずる制
圧回路6から圧液が供給され、ピストン2の後部液室4
側の受圧面積が前部液室6側の受圧面積より大きいので
、ピストン1は前進する。ピストン2が前進してロッド
7を打撃する直1)1」に、後部液室4の圧液がピスト
ン2の後方小径部2Cの満8を通つ−C1切換弁5の後
室9へ導入され、切換弁5は前進する。切換′#5が前
進すると、後部液室4は、高圧回路6から遮断され低圧
回路10と連通されるため、圧液は排出されピストン2
は後退する。ピストン2が後退すると、その大径部2a
の後面が切換弁5の前端に衝突して切換弁5を後退させ
る。切換弁5が後退すると後部液室4は再び高圧回路6
と連通しピストン2は前進に転じこの往復動が繰返され
る。
6から供給される圧液が常に作用しでいる。1.lJ換
弁5が後退しているとき、後部液室4には、連通ずる制
圧回路6から圧液が供給され、ピストン2の後部液室4
側の受圧面積が前部液室6側の受圧面積より大きいので
、ピストン1は前進する。ピストン2が前進してロッド
7を打撃する直1)1」に、後部液室4の圧液がピスト
ン2の後方小径部2Cの満8を通つ−C1切換弁5の後
室9へ導入され、切換弁5は前進する。切換′#5が前
進すると、後部液室4は、高圧回路6から遮断され低圧
回路10と連通されるため、圧液は排出されピストン2
は後退する。ピストン2が後退すると、その大径部2a
の後面が切換弁5の前端に衝突して切換弁5を後退させ
る。切換弁5が後退すると後部液室4は再び高圧回路6
と連通しピストン2は前進に転じこの往復動が繰返され
る。
ところが、この形式の打撃機構では、ピストン2は、後
部液室4が高圧回路6と連通した後も直ちには停止ゼす
、慣性によって後退を続け、後端まで移動した切換弁5
を打撃した後前進に転じていたため、切換弁′5が破損
しやすく、また、ピストン2の後退時の運動エネルギー
が打撃の際熱となるためエネルギー効率が悪かった。
部液室4が高圧回路6と連通した後も直ちには停止ゼす
、慣性によって後退を続け、後端まで移動した切換弁5
を打撃した後前進に転じていたため、切換弁′5が破損
しやすく、また、ピストン2の後退時の運動エネルギー
が打撃の際熱となるためエネルギー効率が悪かった。
そこで、ピストン2と切換弁5との衝突を防止するため
、第2図に示すように、ピヌトン2の後方小径部2Cの
前端部分に、ピストン後退時切換弁5の内周面と摺接し
て閉鎖液室11を形成する段部2dを設け、切換弁5を
・閉鎖液室11の液圧によって後退させて切換える打撃
機構が開発された。この形式の打撃機構は、閉鎖液室1
1の液圧のクッションを介して、切換弁5を後退させる
ため、ピストン2が切換弁5と衝突することがなく、切
換弁5の破損を防止することができる。しかしながら、
この形式の打撃機構では、ピストン2の後退運動の停止
は、切換弁5が後退したのち、後部液室4に作動液を閉
じ込み圧縮する状態で行なわれるため、ピストン2の後
退時の運動エネルギーは圧縮熱となって費消され、エイ
・ルキー効率が悪く、しかも、シリンダ1の発熱により
打撃性能の低下を来す。
、第2図に示すように、ピヌトン2の後方小径部2Cの
前端部分に、ピストン後退時切換弁5の内周面と摺接し
て閉鎖液室11を形成する段部2dを設け、切換弁5を
・閉鎖液室11の液圧によって後退させて切換える打撃
機構が開発された。この形式の打撃機構は、閉鎖液室1
1の液圧のクッションを介して、切換弁5を後退させる
ため、ピストン2が切換弁5と衝突することがなく、切
換弁5の破損を防止することができる。しかしながら、
この形式の打撃機構では、ピストン2の後退運動の停止
は、切換弁5が後退したのち、後部液室4に作動液を閉
じ込み圧縮する状態で行なわれるため、ピストン2の後
退時の運動エネルギーは圧縮熱となって費消され、エイ
・ルキー効率が悪く、しかも、シリンダ1の発熱により
打撃性能の低下を来す。
この発明は、液圧式さく岩槻の打撃機構におけるか−る
問題を・解決するものである。
問題を・解決するものである。
而して、この発明の目的は、ピストンの後退時における
運動エネルギーを効率よく回収す必ことのできる液圧式
さく岩槻の打撃機構を提供するにあり、また、この発明
の目的は、シリンダの発熱によるJT ’!性能の低下
を防止することのできる液圧式さく岩槻のJ”J f機
構を提供するにある。
運動エネルギーを効率よく回収す必ことのできる液圧式
さく岩槻の打撃機構を提供するにあり、また、この発明
の目的は、シリンダの発熱によるJT ’!性能の低下
を防止することのできる液圧式さく岩槻のJ”J f機
構を提供するにある。
すなわち、この発明は、図示する実施例の如く、シリン
ダ1内に、前後に小径部2b 、 2cを有するピスト
ン2を嵌挿して前部液室6と後部液室4とを形成し、該
後部液室4に環状の切換弁5をピストン2ど同心状に装
着し、シリンダ1内部の切換弁5の後方に、RiJ記ピ
ストン2の後方小径部2Cの後部2eが摺動可能に嵌挿
される貫通孔16を設けた筒状のパルププラグ15を固
設し、後部液室4の液圧を切換弁5て高圧と低圧と(=
切換えてピストン2を往復動させる液圧式さく岩槻にお
いて、ピストン2の後方小径部2Cの前端部分に、ピス
トン2が後退するとき切換弁5の内周面5bと摺接して
閉鎖液室11を形成する段部2dを設けると共に、前記
バルブプラグ15の貫通孔16の(内径と、ピストン2
の後方小径部2Cの後部2eの外径とを、前記切換弁5
の内周面の径と略等しくしたことを特徴とする液圧式さ
く岩槻の打撃機構に係る。
ダ1内に、前後に小径部2b 、 2cを有するピスト
ン2を嵌挿して前部液室6と後部液室4とを形成し、該
後部液室4に環状の切換弁5をピストン2ど同心状に装
着し、シリンダ1内部の切換弁5の後方に、RiJ記ピ
ストン2の後方小径部2Cの後部2eが摺動可能に嵌挿
される貫通孔16を設けた筒状のパルププラグ15を固
設し、後部液室4の液圧を切換弁5て高圧と低圧と(=
切換えてピストン2を往復動させる液圧式さく岩槻にお
いて、ピストン2の後方小径部2Cの前端部分に、ピス
トン2が後退するとき切換弁5の内周面5bと摺接して
閉鎖液室11を形成する段部2dを設けると共に、前記
バルブプラグ15の貫通孔16の(内径と、ピストン2
の後方小径部2Cの後部2eの外径とを、前記切換弁5
の内周面の径と略等しくしたことを特徴とする液圧式さ
く岩槻の打撃機構に係る。
以下、図示する実施例に基づいてこの発明を説明する。
第3図、第4図は、この発明の一実維例である液圧式打
撃機構の構成を示す縦断面図であり、シリンダ1内にピ
ストン2が前後方向へ往復動可能に嵌挿されている。り
33図は、ピストンが前進した状態、第4図は、ピスト
ンが後退した状態を示している。
撃機構の構成を示す縦断面図であり、シリンダ1内にピ
ストン2が前後方向へ往復動可能に嵌挿されている。り
33図は、ピストンが前進した状態、第4図は、ピスト
ンが後退した状態を示している。
ピストン2は、前方小径部2b大径部22L後方小径部
2Cを有し、この径の相違によりシリンダ1どの間に前
部液室6と後部液室4を形成′し−Cいる。また、後方
小径部2Cは段付に成形されて前端部分に段部2dを有
している。後方小径部2C及び段部2dは、前方小径部
2bよりさらに径が小さく、従って、ピストン2は、後
部液室4側の受圧面積が前部液室6側の受圧面積より大
である。
2Cを有し、この径の相違によりシリンダ1どの間に前
部液室6と後部液室4を形成′し−Cいる。また、後方
小径部2Cは段付に成形されて前端部分に段部2dを有
している。後方小径部2C及び段部2dは、前方小径部
2bよりさらに径が小さく、従って、ピストン2は、後
部液室4側の受圧面積が前部液室6側の受圧面積より大
である。
前部液室乙には、前室間1」12が設けられ、高圧回路
乙によって図示しない液圧源に接続されCいる1、後部
液室4には、高圧開口16と、その後方に位置する低圧
開口14とが設けられており、高圧間1」13は、高圧
回路乙によって液圧源(図示せず)と接続され、低圧開
口14は、低圧回路10によってタンク(図示せず)に
接続されている。
乙によって図示しない液圧源に接続されCいる1、後部
液室4には、高圧開口16と、その後方に位置する低圧
開口14とが設けられており、高圧間1」13は、高圧
回路乙によって液圧源(図示せず)と接続され、低圧開
口14は、低圧回路10によってタンク(図示せず)に
接続されている。
25.26は高圧と低圧のアキュムレータである。
後部液室4内には、高圧開口13ど低圧開口14の開閉
切換を行うための環状の切換弁5が、ピストン2と同心
状に装着されている。
切換を行うための環状の切換弁5が、ピストン2と同心
状に装着されている。
この切換弁5の後方のシリンダ1の内部には、筒状のバ
ルブプラグ15が固設されている。このバルブプラグ1
5(二ば、貫通孔16が設けられており、ピストン2の
後方小径部2Cの後部2eが摺動可能にl淡挿されてい
る。
ルブプラグ15が固設されている。このバルブプラグ1
5(二ば、貫通孔16が設けられており、ピストン2の
後方小径部2Cの後部2eが摺動可能にl淡挿されてい
る。
切換弁5は、外周面の1)1部がシリンダ1に摺接され
、後部にはフランジ−5aを有していて、このシリンダ
5aがバルブプラグ15の拡径部15aに係合して拡径
部15aの範囲で規制され、前後進することができる。
、後部にはフランジ−5aを有していて、このシリンダ
5aがバルブプラグ15の拡径部15aに係合して拡径
部15aの範囲で規制され、前後進することができる。
また、切換弁5の内周面5bの前部は、ピストン2が後
退するとき、後方小径部2Cの前端部に設けられた段部
2dと廓接しで閉鎖液室11を形成し、後部には、ピッ
1ン2の後方小径部2c、2aとの間に後部液室4の圧
液な低圧開口14側へ連通させる通路を形成する浅溝1
7が設けられている。
退するとき、後方小径部2Cの前端部に設けられた段部
2dと廓接しで閉鎖液室11を形成し、後部には、ピッ
1ン2の後方小径部2c、2aとの間に後部液室4の圧
液な低圧開口14側へ連通させる通路を形成する浅溝1
7が設けられている。
バルブプラグ15の拡径部15aには、前方から切換弁
5のフランジ5aの前室18と低圧回路10どを連通さ
せる第1の通孔19.切換弁5のフランジ5aの後室2
0と高圧回路6とを連通させる第20通孔21.後部液
室4と低圧間1]14とを連通させる第3の通孔22が
順次穿設されCいる。更に、バルブプラグ15の貫通孔
16から、切換弁5の後室9へ連通される第4の通孔2
6と、低圧回路10(二連通される第5の通孔24とが
穿設されており、一方、ピストン2の後方小径部2Cの
後部2eには、ピストン2の前後進(二よって第4の通
孔23を後部液室4と第5の通孔24とに交りに連通さ
せるだめの溝8が穿設されて馳る。
5のフランジ5aの前室18と低圧回路10どを連通さ
せる第1の通孔19.切換弁5のフランジ5aの後室2
0と高圧回路6とを連通させる第20通孔21.後部液
室4と低圧間1]14とを連通させる第3の通孔22が
順次穿設されCいる。更に、バルブプラグ15の貫通孔
16から、切換弁5の後室9へ連通される第4の通孔2
6と、低圧回路10(二連通される第5の通孔24とが
穿設されており、一方、ピストン2の後方小径部2Cの
後部2eには、ピストン2の前後進(二よって第4の通
孔23を後部液室4と第5の通孔24とに交りに連通さ
せるだめの溝8が穿設されて馳る。
このバルブプラグ15の貫通孔16の内径と、これに摺
動可能に嵌挿されているピストン2の後方小径部2Cの
後部2eの外径とは、切換弁5の内周面5bの径と略等
しい寸法とな−っている。
動可能に嵌挿されているピストン2の後方小径部2Cの
後部2eの外径とは、切換弁5の内周面5bの径と略等
しい寸法とな−っている。
ピストン2の前方には、ロッド7の後端が挿着されてい
て、ピストン2がロッド7の後面を打撃する。
て、ピストン2がロッド7の後面を打撃する。
次に動作を説明する。
切換弁5が後方(二ある状態では、後部液室4の低圧開
口14は閉じられており高圧開口16が開いているから
、前部液室6と後部液室4とは、共に高圧回路6に連通
する。このとき、ピストン2の後部液室4側の受圧面積
は、前部液室ろ側の受圧面積より大であるから、ピスト
ン2は、ロッド7方向−\前進する。
口14は閉じられており高圧開口16が開いているから
、前部液室6と後部液室4とは、共に高圧回路6に連通
する。このとき、ピストン2の後部液室4側の受圧面積
は、前部液室ろ側の受圧面積より大であるから、ピスト
ン2は、ロッド7方向−\前進する。
ピストン2がロッド7を打撃する直11の位置まで進む
ど、ピストン2の満8が後部液室4側へ開き、バルブプ
ラグ15の第4の通孔23を経て切換弁5の後室9へ連
通するため、切換弁5の後室9に高圧液が送られ切換弁
5は前進する。
ど、ピストン2の満8が後部液室4側へ開き、バルブプ
ラグ15の第4の通孔23を経て切換弁5の後室9へ連
通するため、切換弁5の後室9に高圧液が送られ切換弁
5は前進する。
切換弁5が前進すると、高圧開口16が閉じられ、低圧
開口14が第3の通孔22.浅溝17を経て後部液室4
側へ開き、後部液室4は、低圧回路10に連通する。そ
こで、ピストン2は、ロッド7を打撃して前進を停止し
、後部液室4が低圧となっているため後退を始める。切
換弁5のフランジ5aの後室20には、常時バルブプラ
グ15の第2の通孔21を経て高圧回路6が連通されて
いるため、ピストン2の後退の隙、切換弁5は前進位置
(=確実(=保持されている。
開口14が第3の通孔22.浅溝17を経て後部液室4
側へ開き、後部液室4は、低圧回路10に連通する。そ
こで、ピストン2は、ロッド7を打撃して前進を停止し
、後部液室4が低圧となっているため後退を始める。切
換弁5のフランジ5aの後室20には、常時バルブプラ
グ15の第2の通孔21を経て高圧回路6が連通されて
いるため、ピストン2の後退の隙、切換弁5は前進位置
(=確実(=保持されている。
ピストン2が後退し、°ピストン2の後方小径部2Cに
設けた段部2dが切換弁5の前端位置まで来ると、ビヌ
トン2と切換弁5との間(=閉鎖液室11が形成される
。このとき、閉鎖液室11は、ピストン2の後退で切換
弁5を押し、切換弁5は、ピストン2の後退に伴って後
退する。
設けた段部2dが切換弁5の前端位置まで来ると、ビヌ
トン2と切換弁5との間(=閉鎖液室11が形成される
。このとき、閉鎖液室11は、ピストン2の後退で切換
弁5を押し、切換弁5は、ピストン2の後退に伴って後
退する。
切換弁5が後退すると、後部液室4の低圧開口14が閉
じられ、高圧開口16が開くから、再びピストン2は、
前進行程に入り、同様のサイクルが繰返される。
じられ、高圧開口16が開くから、再びピストン2は、
前進行程に入り、同様のサイクルが繰返される。
こ5で、ピストン2が後退するとき、ピストン2は、後
退イj程ン通じて前部液室乙の高圧液によつ−C加速さ
れ、その受けた仕事を運動エネルギーとして保有してい
る。第2図に示す如き従来のさく岩槻の打撃機構では、
切換弁5が後退すると後部液室4に作動液を閉じ込み、
圧縮してピストン2の運動上ネルキーを熱どして費消す
ることによりピストン2を減速し、停止反転させていた
のであるが、この発明の打撃機構では、バルブプラグ1
5の貫通孔16の内径とこれに摺動可能に嵌挿されてい
る後方小径部2Cの後部2θの外径とは切換弁5の内周
面5b径と略等しいため、切換弁5が後退し後部液室4
に作動液が閉じ込みの状態となった後、更にピストン2
が後退しても後部液1≦4の蓉積が殆んど変化せず、圧
縮が生じない。
退イj程ン通じて前部液室乙の高圧液によつ−C加速さ
れ、その受けた仕事を運動エネルギーとして保有してい
る。第2図に示す如き従来のさく岩槻の打撃機構では、
切換弁5が後退すると後部液室4に作動液を閉じ込み、
圧縮してピストン2の運動上ネルキーを熱どして費消す
ることによりピストン2を減速し、停止反転させていた
のであるが、この発明の打撃機構では、バルブプラグ1
5の貫通孔16の内径とこれに摺動可能に嵌挿されてい
る後方小径部2Cの後部2θの外径とは切換弁5の内周
面5b径と略等しいため、切換弁5が後退し後部液室4
に作動液が閉じ込みの状態となった後、更にピストン2
が後退しても後部液1≦4の蓉積が殆んど変化せず、圧
縮が生じない。
従って、ピストン2の後退時の運動エネルギーは、後部
液室4で熱として費消さオすることかなく、閉鎖液室1
1が高圧間1」16に連通されると閉鎖液室11内の作
動液がピストン2の後退によって高圧回路6側へ逆流し
、ピストン2の後退時の運動エネルギーは、高圧アキュ
ムレータ25に高圧液の形で回収されると共に、ピスト
ン2は減速し、停止反転する。
液室4で熱として費消さオすることかなく、閉鎖液室1
1が高圧間1」16に連通されると閉鎖液室11内の作
動液がピストン2の後退によって高圧回路6側へ逆流し
、ピストン2の後退時の運動エネルギーは、高圧アキュ
ムレータ25に高圧液の形で回収されると共に、ピスト
ン2は減速し、停止反転する。
上述の如く、この発明によれば、ピストンの後退時にお
ける運動エネルギーを熱として費消することなく効率よ
く回収することができ、また、発熱による打撃性能と耐
久性の低丁を防止することができる。
ける運動エネルギーを熱として費消することなく効率よ
く回収することができ、また、発熱による打撃性能と耐
久性の低丁を防止することができる。
第1図、第2図は、従来の液圧式さく岩槻の打撃機構の
構成を示す縦断面図、第3図、第4図は、この発明の一
実施例である液圧式さく岩槻の打撃機構の構成を示す縦
断面図である。 図中、1はシリンダ、2はピストン、6は前部液室、4
は後部液室、5は切換弁、6は高圧回路、10は低圧回
路、11は閉鎖液室、15はバルブプラグ、16は貫通
孔である。 T、l+’: )t’l庁長官 若 杉 和 夫 殿■
、°1日′1.の表示 特涼自昭5 ’8−125774号 2、発明の名相。 液圧式さく老朽・の打賛機構 3、補止をする老 1i f’lとの関係 特 許 出願人古河鉱業株式会
社 図面(卯1図)を別紺朱書のとおり補正する。
構成を示す縦断面図、第3図、第4図は、この発明の一
実施例である液圧式さく岩槻の打撃機構の構成を示す縦
断面図である。 図中、1はシリンダ、2はピストン、6は前部液室、4
は後部液室、5は切換弁、6は高圧回路、10は低圧回
路、11は閉鎖液室、15はバルブプラグ、16は貫通
孔である。 T、l+’: )t’l庁長官 若 杉 和 夫 殿■
、°1日′1.の表示 特涼自昭5 ’8−125774号 2、発明の名相。 液圧式さく老朽・の打賛機構 3、補止をする老 1i f’lとの関係 特 許 出願人古河鉱業株式会
社 図面(卯1図)を別紺朱書のとおり補正する。
Claims (2)
- (1)シリンダ内に、前後に小径部を有するピストンな
嵌挿して前部液室と後部液室とを形成し、該後部液室に
環状の切換弁をピストンと同心状に装着し、シリンダ内
部の切換弁の後方に、前記ピストンの後方小径部の後部
が摺動可能に嵌挿される貫通孔を設けた筒状のバルブプ
ラグを固設し、後部液室の液圧を切換弁で高圧と低圧と
に切換えてピストンを往復動させる液圧式さく岩槻にお
いて、ピストンの後方小径部の前端部分に、ピストンが
後退するとき切換弁の内周面と摺接して閉鎖液室を形成
する段部を設けると共に、前記バルブプラグの貫通孔の
内径と、ピストンの後方小径部の後部の外径とを、前記
切換弁の内周面の径と略等しくしたことを特徴とする液
圧式さく岩槻の打撃機構。 - (2)切換弁が、フランジを有し、該フランジの後室が
常時高圧回路と連通していることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の液圧式さく岩槻の打撃機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12577483A JPS6019894A (ja) | 1983-07-11 | 1983-07-11 | 液圧式さく岩機の打撃機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12577483A JPS6019894A (ja) | 1983-07-11 | 1983-07-11 | 液圧式さく岩機の打撃機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6019894A true JPS6019894A (ja) | 1985-02-01 |
JPS6354111B2 JPS6354111B2 (ja) | 1988-10-26 |
Family
ID=14918499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12577483A Granted JPS6019894A (ja) | 1983-07-11 | 1983-07-11 | 液圧式さく岩機の打撃機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6019894A (ja) |
-
1983
- 1983-07-11 JP JP12577483A patent/JPS6019894A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6354111B2 (ja) | 1988-10-26 |
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