JPS6019762A - 重合性不飽和基を有するペルオキシドの製造法 - Google Patents

重合性不飽和基を有するペルオキシドの製造法

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JPS6019762A
JPS6019762A JP12685383A JP12685383A JPS6019762A JP S6019762 A JPS6019762 A JP S6019762A JP 12685383 A JP12685383 A JP 12685383A JP 12685383 A JP12685383 A JP 12685383A JP S6019762 A JPS6019762 A JP S6019762A
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acid
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JP12685383A
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Inventor
Takeshi Komai
駒井 猛
Hideyo Ishigaki
石垣 秀世
Shuji Suyama
須山 修治
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Original Assignee
NOF Corp
Nippon Oil and Fats Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、重合性不飽和基を有するペルオキシド、特に
α−アルキルペルオキシイソプロペニルベンゼンを高収
率で製造する方法に関する。
一般に、α位にアルキル、アラルキル又はシクロアルキ
ルのペルオキシド基を持つイソプロピルイソプロペニル
ベンゼン(以下lPP0と略す)は、分子内にペルオキ
シ結合と、重合可能な二重結合とを有する機能性ペルオ
キシドであるQこの化合物の二重結合はスチレン、アク
リル酸、メタクリル酸あるいはそれらのエステル、ブタ
ジェンなどの各種ビニルモノマーと共重合するので、l
PP0と任意のビニルモノマーとを通當のラジカル重合
開始剤を用いて共重合することにより、共重。
合体鎖中に複数個のペルオキシ結合を有するポリマー(
以下ポリマーPOと略す)を得ることができる0 このようにして得られたポリマーPOは、ラジカル重合
開始剤により重合を開始することができる。
各種ビニルモノマーとラジカル重合させることに□より
有用なグラフト共重合体を得ることができ、またこのポ
リマーPOを各種ポリマーとブレンド加工することによ
って架橋反応させて、いわゆるポリマーブレンドを行な
うこともできる。
以上のようにポリマーPOを用いることによって新しい
性質を有する合成樹脂あるいはエラストマーを製造する
ことができる。
従来lPP0の製造方法として、1)−(α−アルキル
ペルオキシイソプロピル)イソプロビルベンゼト・ンを
触媒として水酸化ナトリウムの存在下、酸素酸化してp
−(α−アルキルペルオキシイソプロピル)α−ヒドロ
キシイソプロピルベンゼンを製造し、ついでこの化合物
を沃素と氷酢酸中で反応させる方法によりp一体のlP
P0を’l造する方法・(反応式l)が知られている(
ザーナル・オルグ・キミー、15巻、655貞(197
8年)及び17巻、887頁(1,981年))。
) この方法によれば、第1段階の酸素酸化の収率は、68
〜76%でp−(α−アルキルペルオキ1.1シイノプ
ロビル)α−ヒドロキシイソプロピルベンゼンを合成し
、第2段階の脱水反応において収率68〜76%でlP
P0を合成している。従って全収率は46〜58%であ
り、工業的に実用性の低い方法であった。また反応条件
として第1段階の1反応において水酸化す) IJウム
の存在下、クロルベンゼン中90°Cで40時間の長時
間にわたり酸素酸化を行なっている。このように長時間
の酸化を要する理由は、酸化する基質の中にペルオキシ
基を有するからである。反応時間を短aTるため、。
に反応温度を上げると、被酸化物に結合したベルlオキ
シ結合が一部分解する。そのために粗生成物中の純度が
低下し、結局収率減の原因となっていた。したがってl
PP0の製造方法として前記工程を採用した場合、酸素
酸化の条件を1篇和にする必要が生じ、そのため反応時
間が長時間にわたるという必然的な欠点があった。
本発明者らは、このような有機ペルオキシ結合を有する
化合物の酸素酸化?伴わないプロセスについて、即ちα
、α′−ジヒドロキシジイソプロピル。
ベンゼン(以下ジオールと格子)?原料としてlPP0
を製造する方法について検討した0ところが、ジオール
からlPP0を合成する反応は、ジオールの有する2つ
のα−ヒドロキシイソプロピル基のうち、1つは嘴触媒
による脱水反応によ・リイソプロベニル基に変換し、他
の1つは、アルキルヒドロペルオキシドとの脱水jイd
合反応によるα−アルキルペルオキシイソプロピル基に
変換する2つの反応により製造することが可能であるが
、この2つの反応をそれぞれ選択的に反応させることは
通常の反応条件では非富に困難であった。な1ぜなら、
2つの反応はそれぞれ、ジオールの1つのα−ヒドロキ
シイソプロピル基とだけ反応させることは難しく、一般
に2つ目のα−ヒドロキシイソプロピル基との反応が競
争反応的に起こることを避けることはできないからであ
る。
またイソプロペニル基は、アルキルヒドロペルオキシド
と酸触媒下で反応しα−アルキルペルオキシイソプロピ
ル基を生成するがらである(たとえば、特公昭39−2
458号公報には、α−メ・・・チルスチレンと第三級
ブチルペルオキシドとを氷酢酸中量塩素酸の存在下、4
0°Cで反応させ、第三級ブチルペルオキシクメンを得
る方法が開示されている)。
さらにイソプロペニル基は酸触媒下で三量化しlた重合
物を生成するからである(たとえば特開昭49−816
55公報には、α−メチルスチレンを過塩素酸の存在下
で二量化物を製造する方法が開示されている)。
従ってジオールを用いてlPP0を合成Tると、通、。
常の反応条件下では、副生成物として、α−ヒドロキシ
イソプロピル基、イソプロペニル基、α−アルキルペル
オキシイソプロピル基の組み合わせからなる種々の化合
物あるいは重合物が生成する。
そこで本発明者らは、ジオールを原料とする種々のプロ
セスを鋭意検討した結果、特別な反応条件を用いること
により、前記の副反応を仲制し、選択的にlPP0を高
収率で製造する方法を見い出して本発明を完成した。
即ち、本発明は一般式(1) で表わされるジオールを水及び有機溶媒の存在下1不均
−反応糸で酸触媒により脱水反応させて一般で表わされ
るα−ヒドロキシイソプロビルイソプ10ベニルベンゼ
ン(以下IPOHと略す)を生成させ、次いで該IPO
Hを酸媒により一般式(Ill)(式中、nは1叉は2
であり、n−1のとき式中Rは、炭素数1〜5の直鎖又
は分枝のアルキル基。
炭素数6〜7のシクロアルキル基又は置換シクロ1.。
基、ここでR′は水素原子、炭素数1〜4の直鎖又は分
枝アルキル基を示す。またn −2のときは、ちのいず
れかであることを示す)で表わされるヒ1ドロペルオキ
シドと反応させて一般式(IV)(式中nは1又は2で
あり式中Rは前記一般式■セのRと同じ基を示す)で表
わされる重合性不飽和基を有するペルオキシドを製造す
る方法である。
本発明における1段目の反応であるジオールの脱水反応
は、水及び有機溶媒の存在下、酸触媒で脱水して、生成
するIPOHを有機溶媒相中に抽出させながら行なわれ
る。
この反応に)Hいられるジオールは、m体、p体あるい
はこれらの混合物である。
また使用する有機溶媒としては、水に不溶かあるいは1
部溶解するもので、IPOHを溶解し、かつジオール難
溶性の溶剤であって、例えばベンゼン、トルエン、エチ
ルベンゼンなどの芳香族化合物、ヘキサン、オクタンな
どの脂肪族化合物、ブチルエーテルなどのエーテル類な
どである。
このような有機溶媒を用いることによって高純度のIP
OHが得られるとともに、生成したIPOHは有機相に
のみ溶解しているので、有機溶媒を留去することにより
容易に精製、単離することができる0 前記有機溶媒分用いないと、生成するIPOHがざらに
脱水されてジイソプロペニルベンゼン(以下DIRと略
す)を多量に生成するためにIPOHを高収率で得るこ
とができない。
有機溶媒及び水の使用■は任意の割合で選択することが
でき、一般に、原料ジオールに対して水は0.5〜5倍
重量、また有機溶媒は0.5〜5倍重量が用いられる。
水の使用量は多いほどジオールの溶解量が増加するため
に、反応速度を向上させる一方、酸触媒は希釈されるた
め多量の酸触媒を1.。
用いる必要がある。また水使用量が少ない時は反応速度
が低下する。
また有機溶媒の使用量は、多いほどIPOI(への選択
率が向上するが、ジオールの5倍重量を越えて用いるこ
とは経済的に不利である。有機溶媒の使1用量が少ない
時はDよりの生成量が増加する。
また1段目の反応に用いられる酸触媒は、例えばベンゼ
ンスルホン酸、p−)ルエンスルホン酸。
m−)ルエンスルホン酸などの有機酸、硫酸、過塩素酸
、Ji酸などの無機酸である。酸触媒の使用−、。
量は、酸触媒の強度及び前記水の使用量に伴なつ・て変
るが、一般に水使用量に対して0.1〜2倍重量が用い
られる。
また1段目の反応は、20〜100°Cで行なわれる。
20°C未満では反応が遅<、100’Cを越えると綱
金物などの副生成物を生成するので好ましくない。IP
OHを高収率で得るためには、4JO〜70°Cで行な
われることが好ましい。また反応時間は前記酸触媒の種
類とその使用量及び反応温度により異なるが、一般に1
〜5時間捏度でちる。・、。
本発明における1段目の反応は、ジオールの脱水と生成
したIPOI(の脱水との競争反応である。
従ってジオールからIPOHへの選択率を向上させるた
めには、反応中、水相におけるジオールの6度を高く保
つ必要がある。そのためには、ジオール1の転化率をあ
る程度で止め、未反応ジオール?リサイクルして用いる
方法が好ましい。
丁なわち反応混合物を有機溶媒相と水相とに分離し、有
機溶媒相を濃縮し、生成したIPOHを得る。
また水相は未反応ジオールと酸触媒を含むので、再(1
1) 使用する方法である0転化率をどの程度に止める)かは
前記した有機溶媒と水との使用量などにより異なるが、
−収に80〜95%が用いられる。30チ未満の転化率
では効率が悪く、経済的に不利である。このように1段
目の反応は、工業的には、反応、分離、溶媒回収などの
工程を有する連続反応を採用することができる。
以上の条件下でジオールを脱水反応させることにより高
収率でIPOHを得ることができる0本発明における2
段目の反応は、前記の1段目1・・の反応で得られたI
POHに特定のヒドロペルオキシドを反応させて目的の
lPP0を高収率で生成させる反応である。
この反応に用いられる特定のヒドロペルオキシドは次の
一般式(III) (式中nはl又は2であり、n〒1のとき式中Rは、炭
素数1〜5の直鎖又は分枝のアルキル基、炭素、。
ぐ1シシ 数6〜7のシクロアルキル基又は置換シクロアル1ここ
でR′は水素原子、炭素数1〜4の直鎖又は分枝アルキ
ル基を示す)で示されるヒドロペルオキシドであり、例
えは、第三級ブチルヒドロペルオキシド、第三級アミル
ヒドロペルオキシド、第三級ヘキシルヒドロペルオキシ
ド、1,1,8.3−テトラメチルブチルヒドロペルオ
キシド、P−メンタンヒドロペルオキシド、クメンヒド
ロペルオキシド及びジイソプロピルベンゼンヒドロペル
オキシト・で示されるヒドロペルオキシドであり、例え
ば、2.5−ジメチルヘキサン−2,5−ジヒドロペル
オキシド、2.5−ジメチルヘキシン−2,5−ジヒド
(ロベルオキシド、又はジイソプロピルベンゼンジヒド
ロペルオキシドの〇一体、m一体又はp一体、もしくは
これら異性体の混合物等である。
IPOHとヒドロペルオキシドとの1重用割合はn −
1のとき、モル比でl:l〜2が用いられる。ま。
たn = 2のときはモル比でl:2〜4が用いられす
る。相対的にヒドロペルオキシドの使用量が少ない時は
副生成物のDIB生成量が増加し、またヒドロペルオキ
シドの使用量を多く用いても多く用いただけの効果はな
い。tr LろlPP0中に未反応ヒドロペルオキシド
が多く残留する結果になる。
また2段目の反応に用いられる酸鱈媒は、例えばベンゼ
ンスルホンm、p−トルエンスルホン酸m−)ルエンス
ルホン酸などの有機酸、硫酸、過塩素酸、塩酸などの無
機酸である0 また2段目の反応は、一般に溶媒中で行なわれ、溶媒と
して例えば酢酸などの低級脂肪酸が用いられる。
また2段目の反応は、通常1〜5時間で行なわれるが、
硫酸マグネシウムなどの脱水剤存在下で1行なうことに
より反応時間をさらに短網することができる〇 また2段目の反応は、0〜80°Cで行なわれるが、1
0〜40°Cで行なうことが好ましい。0°C未満では
反応時間が長くなり、80°C?il−越えると2.。
lPP0の分解あるいは重合などの副反応が多くなるの
で好ましくない。
以上のような製造方法によれは、副生成物の生成が非常
に少なく、高収率でlPP0を製造することができる。
以下実施例、比較例、参4例によって本発明をさらに詳
しく説明する。
実施例1 〔1段目の反応〕 α、α′−ジヒドロキシーm−ジイソプロピルベンゼン
(m−ジオール) 88.8り(0,2モル)、トルエ
ン8(1,水8(l及びp−トルエンスルホン酸19 
g(0,1モル)をかきまぜながら60℃で2時間反応
させた0冷却後トルエンや)(を分離し、減圧蒸留でト
ルエンを除去した。”cの結果、粗生1成物(白色粉体
) 27.29を得たO得られた粗生成物を液体クロマ
トグラフィーにより分析した結果、m−(α−ヒドロキ
シイソプロピル)イソプロペニルベンゼン(m −IP
OH) 91%、m−ジオール4%、m−ジイソプロペ
ニルベンゼン(m−DIB)(16] 8チ、重合物2%からなるものであった0次いで1その
生成物をn−ヘキサンで再結晶し、純度99.0チのm
 −IPOH28,1りを得た。また水相中に未反応石
−ジオール9.0りが残っていることを確認した。消費
されたm−ジオールに基ずく収率は85・俤であった。
〔2段目の反応〕 99.0%純度のm −IPOH17,8g(0,1モ
ル)及び80%第三級ブチルヒドロペルオキシド18.
52(0,12モル)を混合した0次いで60チ過塩1
.・葉酸0.1gを溶解した酢酸4o(jと硫酸マグネ
シウム39を加え、80°Cで3時間攪拌した0反応後
、冷却しながら20%苛性ソーダ水溶液を加えて中和し
、n−ヘキサン100−で反応物を抽出した。抽出物を
10%苛性ソーダ水溶液で洗浄、1゜水洗の後、減圧蒸
留してn−ヘキサンを除去した0その結果油状物24.
59を得た。その油状物を液体クロマトグラフィーによ
り分析した結果、m−(α−第第三ジプチルペルオキシ
イソプロピルインプロペニルベンゼン89%、m −D
IR1%、m−1゜16 − Ipo)(5% 、 α、α′−)第三級ブチルペ
ルオキシl−m−ジイソプロピルベンゼン5%であった
om−IPOHに基ずく収率は89チであったO比較例
1 実施例1の1段目の反応において、トルエンを用いない
ほかは、実施例1に準じて操作を行なった。その結果油
状物85.09を得た。その油状物を分析した結果、m
 −IPOH1,9%、m−ジオール18係、DIB 
87%、重合物81%であった。使用したm−ジオール
に基ずく収率は17%であつ・、。
た0 参4例1(特公昭89−2458号公報、実施例1に記
載の方法) 工業用(75%)第三級ブチルペルオキシド24.09
 (0,2モル)とα−メチルスチレン28,6゜g 
(0,2モル〕とを混合したO次いで木酢rr&20d
中の過塩素酸0.4 g(0,004モル)の浴液を混
合物に加えた。次いで反応混合物を攪拌しながら40°
Cの温度で6時間加熱した。生成したクメン第三級ブチ
ルペルオキシドを分離するために、反応混合物をIN苛
性ソーダで洗い、次いで水洗した。その後揮発性不純物
を15mm1gの圧力下で、次イで1 mm Hgの圧
力下でかつ60°Cの条件下で除き、そののち生成物を
蒸留した。その結果クメン第三級ブチルペルオキシド(
沸点40°C7o 、 1rLmHg)20.89が得
られた。
実施例2 〔1段目の反応〕 α、α′−ジヒドロキシーp−ンイソプロビルベンゼン
(p−ジオ−# ) Ill 8.89 (0,2モル
)、べ1,1ンゼン8(11,水80g及びベンゼンス
ルホン酸17.62(0,1モル)をかきまぜながら5
0℃で8時間反応させた。冷却後ベンゼン相を分離し、
へ\へち樽躯氷吸し※ベンゼンを留去した。その結果、
粗生成物81.6 gを得た。得られた粗生成を物を分
析した結果、p−(α−ヒドロキシイソプロピル)イソ
プロペニルベンゼン(p −IPOH)94%、p−ジ
オール2%、p−ジイソプロペニルベンゼン(P −D
IR) 8%、重合物1%かうするものであった。次い
でその生成物をn−へキサ、。
ンで再結晶し、純度99.2係のP −IPOH27,
8り。
を得た。また水相中の未反応p−ジオールは4.0りで
あった。消費されたp−ジオールに基ずく収率は88%
であった。
〔2段目の反応〕 99.2%純度のP −IPOH17,87(0゜1モ
ル)及び80%第三級ブチルヒドロペルオキシド18.
59 (0,12モル)を湿分した。次いで60%過塩
素酸0.1gを溶解した酢酸409を加え、80°Cで
8時間攪拌した。反応後、実施例1の2段目の・。
反応に準じて操作を行なった。その結果油状物24.5
2を得た。その油状物を分析した結果p−(α−第第三
ジプチルペルオキシイソプロピルインフロベニルベンゼ
ン943%、P−DIRI%、P−IPOH1% 、α
、α′−ジ第三級ブチルペルオキシ)−p−ジイソプロ
ピルベンゼン2%であった。P−IPOHに基ずく収率
は95%であった。
実施例8 〔1段目の反応〕 実施例1の1段目の反応においてm−ジオール。
(19) の代りにm−ジオールとp−ジオールと16H41の割
合で含む混合物(m/p−ジオール)を用いたほかは実
1m例1の1段目の反応に準じて操作2行なった。その
結果、粗生成物28.10を得た。得られた粗製物ご分
析した結果、 m/p−IPOH90%、m/I)−ジ
オール5%、m/p −DIR8% 、重合物2%から
なるものであった。次いでその生成物をn−ヘキサンで
再結晶し、純度98.7q6のm/p −IPOH2i
、oりを得た。また水相中の未反応m/p−ジオールは
8.8gであった。消費された1、・m / p−ジオ
ールに基ずく収率は76%であった。
〔2段目の反応〕 実施例1の2段目の反応でm −IPOHの代りにm/
p −IPOH17,82(0,1モル)を用いたほか
は実施例1の2段目の反応に準じて操作を行なつl。
た0その結果油状物28.99を得た。得られた油状物
を分析した結果は、m/p−(α−第第三ジプチルペル
オキシイソプロピルイソプロペニルベンゼン91%、m
/p −DIR1%、m/p −xpou 4%、α、
α′−ジ第三級ブチルペルオキシ−m/p−シイ1.。
(20 ソブロビルベンゼン4係であった。m/p −IPOH
1に基ずく収率は88%であった。
実施例4〜9 実施例1の1段目の反応において、反応条件を表−1に
示すように変えたほかは実施例1の1段目の反応に準じ
て操作を行なった。得られた結果を表−1に示す。
実施例1O〜18 実施例1の1段目の反応と同じ操作を行ない、次いで2
段目の反応で99.0%純度(7) m −IPOH、
、。
17.82(0,1モル)を用い、その他の反応条件を
表−2に示した条件で行なったほかは、実施例1の2段
目の反応に準じて操作を行なった。得られた結果を表−
2に示す。
実施例2の1段目の反応と同じ操作全行ない、次いで2
段目の反応で、99.2%純度のp −IPOHl 7
.89 (0,1モル〕を用い、その他の反応条件を表
−8に示した条件で行なったほかは、実施例2の2段目
の反応に準じた操作を行なった。得られた結果を表−3
に示す。
実施例1の1段目の反応と同じ操作を行ない、1くいで
2段目の反応で80%第三級ブチルヒドロζルオキシド
の代りに、99%2.5−ジメチルへ 一2サン−2,
5−ジヒドロペルオキシド9.02(0,05;ル)を
用いたほかは実施例1の2段目の反応に−。
帆じて操作を行なった。その結果、粗生成物24.8□
を得た。得られた粗製物を分析した結果、2.5−ジメ
チル−2,5−ジ(α、α−ジメチル−m−イソをロペ
ニルベンジルバーオキシ)ヘキサン85係・含むもので
あった。m −IPOHに基ずく収率は1・・4%であ
った。
特許出願人 日本油脂株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 で表わされるα、α′−ジヒドロキシジイソプロピルベ
    ンゼンを水及び有機溶媒の存在下、不拘−反応示で酸触
    媒により脱水反応させて−で表わされるα−ヒドロキシ
    イソプロビルイソブロペニルベンゼンを生成させ1次い
    で咳α−ヒドロキシイソプロピルイソブロペニルベンゼ
    ンを酌触媒により一般式(■)′(式中nは1又は2で
    あり、n = 1のとき。 式中Rは、炭素数1〜5の直鎖又は分枝のアルキル基、
    炭素数6〜7のシクロアルキル基で示されるアリール基
    、ここでR′は水素原子、炭素数1〜4の直鎖又は分校
    アルキル基を示・ることを示す。)で表わされるヒドロ
    ペルオキシドと反応させて一般式(IV) (式中nはl又は2であり、Rは前記一般式■のRと同
    じ基を示す)で表わされる重合性不飽和基を有するペル
    オキシドを製造する方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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