JPS6019464A - 合成栄養米 - Google Patents

合成栄養米

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Publication number
JPS6019464A
JPS6019464A JP58128791A JP12879183A JPS6019464A JP S6019464 A JPS6019464 A JP S6019464A JP 58128791 A JP58128791 A JP 58128791A JP 12879183 A JP12879183 A JP 12879183A JP S6019464 A JPS6019464 A JP S6019464A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice
synthetic
starch
crystalline cellulose
milky
Prior art date
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Pending
Application number
JP58128791A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshikazu Iwagami
岩上 敏二
Masatoshi Kako
加固 正敏
Hiromichi Hayashi
林 弘通
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Snow Brand Milk Products Co Ltd
Original Assignee
Snow Brand Milk Products Co Ltd
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Publication date
Application filed by Snow Brand Milk Products Co Ltd filed Critical Snow Brand Milk Products Co Ltd
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Publication of JPS6019464A publication Critical patent/JPS6019464A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、合成栄養米、更に詳しくは、蛋白質およびカ
ルシウムのようなミネラルに富んだ乳質物を含有する合
成栄養米に関する。
我国における主食である米は一般に澱粉を主成分とし、
蛋白質およびカルシウム等の栄養成分が少ないことが栄
養上の欠陥とされていることから、従来、種々の栄養成
分を米に被着吸収せしめる等して、いわゆる強化米を製
造することが知られている(例えば特公昭33−158
1号、特公昭39−7968号)。
しかしながら、これら従来法で得られる強化米では米粒
の表面に栄養成分が被覆された状態のものであるから、
その炊飯に際しての洗米時に栄養成分が剥離して損失し
ないための特別の被覆処理が必要となり、又、特に乳質
物を米に被着吸収せしめることは実際上手、可能である
本発明者は、上述したような現状に鑑み、蛋白質および
カルシウムに富み、栄養上澄れた食品素材である乳質物
を均質的に含有する合成床の提供について検討した結果
、本発明をなすに至った。
すなわち、本発明の目的は、蛋白質およびカルシウム等
に富む乳質物を含有する、栄養バランス上澄れた合成栄
養米を提供することにある。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明の構成上の特徴は、米粉および澱粉をアミロペク
チン含量が80〜85%になるごとく配合した混合物を
基材とし、これに乳質物と少量の結晶性セルロースを混
合した素材を造粒して成る合成栄養米にある。
本発明に係る合成栄養米の基材は米粉と澱粉をアミロペ
クチン含量が80〜85%になるように配合した混合物
から成るものであって、上記アミロペクチン含量は、該
合成栄養米を炊飯したものの組織に大きく影響するもの
である。
すなわち、上記アミロペクチン含量が80〜85%の場
合には、炊飯して得られる合成床の組織は通常の炊飯米
に近似したものとなって、良好な粘り、膨軟性、舌感性
、咀咽性および旨さを呈するようになる。因に、上記ア
ミロペクチン含量が80%より低いと炊飯した合成床の
組織はぼろぼろになり、一方85%より高くなると粘性
が強くなっていずれも食感が損なわれるようになる。
本発明では合成栄養米の上記基材に結晶性セルロースを
少量添加することにより、炊飯後の合成床の組織を更に
通常の炊飯米の特性である膨軟性(ふわっとした組織)
を呈するようにすることができる。また、結晶性セルロ
ースはいわゆるダイエツトファイバーとして小腸の憐動
促進、コレステロールのような物質の吸着等の生理的効
果も奏する。
なお、結晶性セルロースの上記素材に対する添加量は1
重量%前後が適当である。
本発明に係る合成栄養米に用いる栄養成分としての乳質
物としては牛乳、全脂粉乳、脱脂粉乳等が考慮されるが
、風味上の観点からは脱111粉乳が好ましく、その使
用量も上記基材に対して10重量%前後が適当である。
本発明に係る合成栄養米の製造は、米粉および澱粉をア
ミロペクチン含量が80〜85%になるように配合した
基材に、10重量%前後の乳質物および1重量%前後の
結晶性セルロースを添加し、更に適量の水を加えてミキ
サーで混合し、得られる混合物を粒状に成形することに
より行い得る。 −上記基材のアミロペクチン含量を調
整するには澱粉の一部にアミロペクチンに富んだワキシ
ースターチを用いるとよい。又上記原料混合物の造粒成
形は、スクリュ一式押出機を用いて成形物の硬度が6〜
7kg/−になるように押出して行うことが好ましく、
上記範囲の硬度の成形物は、それをカントして粒状の合
成床にする場合砕けたりすることがなく、又、炊飯時に
粒状が損われることがない。なお、上記硬度の成形物を
1Mるには原料混合物を211IIw程度のノズルから
10〜15kg/c+dの圧力で連続的に押出しすると
よい。
上述のように押出した成形物は2.5cm程度の長さに
カントして粒状となしたものを流動乾燥機を用いて熱風
(100℃前後)で乾燥して水分含量を14〜15%に
して製品とする。この乾燥により製品の水分含量を14
〜15%にするのは、水分含量が15%より高くなると
カビ等が発生し易くなって保存性が悪くなり、一方14
%より低くなると組織が脆くなって砕は易くなることに
因る。
叙上の如くして得られる合成栄養米は乳質物を含有して
いるので蛋白質およびカルシウムのようなミネラルに富
み、栄養上のバランスがよく、加うるに、炊飯に際し水
に浸漬することなく直接炊飯可能であり、しかも炊飯し
たものの食感も従来の炊飯米と同様であるため、栄養米
としての価値が極めて高いものと言える。
また、この栄養米は澱粉を主原料とするため普通米より
も20〜30%廉価に提供できる経済上の利点もある。
以下に実施例を示して本発明に係る合成栄養米の製造法
および優位性をさらに具体的に説明する。
実施例 米粉34kg、コーンスターチ15kgおよびワキシー
スターチ12kgを配合した基材(アミロペクチン含f
!82.9%)に脱脂粉乳10kgと結晶性セルロース
(旭化成工業Ql製商品名“アビセル”を使用)1kg
および水28kgを加えてミキサーで7〜8分間混合し
た。得られた混合物をスクリュ一式押出機にイj(給し
、2n+mのノズルから10〜15kg/cJの圧力で
連続的に押出して棒状に成形し、ついでこの成形物を2
.5mmの長さにカットして粒状物を得た。
この粒状物を100℃の熱風で流動乾燥機で水分14〜
15%に乾燥した。得られた製品の収量は70kgであ
った。
次に、参考として下記に示す比較例1〜4により調製し
た各合成米と実施例による合成米を比較した結果を示す
比較例1 (乳質物を用いない例) 米15334kg、コーンスターチ22kgおよびワキ
シースターチ15kgを配合した基材(アミロペクチン
含量82,6%)に結晶性セルロース(実施例と同じ“
アビセル”を使用)1kgおよび水28kgを加え、ミ
キサーで混合し、得られた混合物を実施例に記載したと
同様へ手順で合成米を調製した。
比較例2(結晶性セルロースを用いない例)米粉34k
g、コーンスターチ16kgおよびワキシースターチ1
2kgを配合した基材(アミロペクチン含量82.7%
)に脱脂粉乳10kgと水28kgを加え、ミキサーで
混合したもρを実施例に記載したと同様の手順で合成米
を調製した。
比較例3 (基材のアミロペクチン含量が80%より低
い例) 米粉34kg、コーンスターチ25kgおよびワキシー
スターチ2kgを配合した基材(アミロペクチン含量7
8.5%)に脱脂粉乳10kgと結晶性セルロース(実
施例で用いたもの) 1kgおよび水28kgを加え、
ミキサーで混合したものを実施例に記載したと同様の手
順で合成米を開裂した。
比較例4 (基材のアミロペクチン含量が85%より高
い例) 米粉34kg、コーンスターチ2kgおよびワキシース
ターチ25kgを配合した基材(アミロペクチン含量8
8.6%)に脱脂粉乳10kgと結晶性セルロース(実
施例で用いたもの) 1kgおよび水28kgを加え、
ミキサーで混合したものを実施例に記載したと同様の手
順で合成米を調製した。
上記実施例により得られた合成米と上記比較例1〜4に
より得られた各合成米をそれぞれ炊飯したものについて
、官能試験に基づき品質評価を行った結果は下記表に示
すとおりである。
(注)1.官能上の品質評価灸よ20名のパネルによる
官能検査により10点満点法で行い、採点の平均イヘで
示した。また判定基準は下記のとおりである。
官能採点 点数 判定 とにより行った。
上記表にみられるように、本発明に係る合成栄養米は風
味および組織の点で優れている。
出願人 雪印乳業株式会社 代理人宮田広豊

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■、米粉および澱粉をアミロペクチン含量が80〜85
    %になるごとく配合した混合物を基材とし、これに乳質
    物と少量の結晶性セルロースを水の存在下に混合した素
    材を造粒して成る合成栄養米。 2、硬度が6〜7 kg / caになるように造粒し
    た特許請求の範囲第1項記載の合成栄養米。 3、水分含量が14%乃至15%である特許請求の範囲
    第1項又は第2項に記載の合成栄養米。 4、乳質物を約10重量%および結晶性セルロースを約
    1重量%含有する素材を造粒して成る特許請求の範囲第
    1項乃至第3項のいずれかに記載の合成栄養米。 5、乳質物が脱脂粉乳である特許請求の範囲第1項又は
    第4項記載の合成栄養米。 6、素材をスクリュ一式押出により造粒して成る特許請
    求の範囲第1項又は第4項のいずれかに記載の合成栄養
    米。
JP58128791A 1983-07-15 1983-07-15 合成栄養米 Pending JPS6019464A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010075816A1 (zh) * 2008-12-31 2010-07-08 上海亦晨信息科技发展有限公司 一种营养强化的复合米及其制备方法
WO2010075818A1 (zh) * 2008-12-31 2010-07-08 上海亦晨信息科技发展有限公司 一种营养强化的复原米及其制备方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5251043A (en) * 1975-10-20 1977-04-23 Pfizer Low calorie cereal powder like composition

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