JPS60190441A - ストレツチ包装用フイルム - Google Patents
ストレツチ包装用フイルムInfo
- Publication number
- JPS60190441A JPS60190441A JP59045527A JP4552784A JPS60190441A JP S60190441 A JPS60190441 A JP S60190441A JP 59045527 A JP59045527 A JP 59045527A JP 4552784 A JP4552784 A JP 4552784A JP S60190441 A JPS60190441 A JP S60190441A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- ethylene
- vinyl acetate
- copolymer
- density
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Wrappers (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はストレッチ包装用フィルム即ち物品の周囲にプ
ラスチックフィルムを巻回してそれを包装するストレン
チ包装に使用するだめのフィルムに関するものである。
ラスチックフィルムを巻回してそれを包装するストレン
チ包装に使用するだめのフィルムに関するものである。
近時物品の包装手段として物品を・量レッ)・上に積載
し、その周囲に多層にグラスチックのフィルムを巻回し
、このフィルムの緊縮力でその物品を包装するストレツ
ナ包装システムが普及して来ている。
し、その周囲に多層にグラスチックのフィルムを巻回し
、このフィルムの緊縮力でその物品を包装するストレツ
ナ包装システムが普及して来ている。
従来このシステムに使用されるフィルムトシては高圧法
低密度ンパリエチレン(以下LDPEとする)あるいは
エチレン−酢酸ビニール共重合体(以下EVAとする)
が主体であった。
低密度ンパリエチレン(以下LDPEとする)あるいは
エチレン−酢酸ビニール共重合体(以下EVAとする)
が主体であった。
ストレッチ包装ではフィルムを物品の周囲に巻回しする
場合にそのフィルムを延伸した状態で巻回しするが、従
来はこの延伸率がせいぜい20%程度であったものが、
最近はそれが40チ程度に増大して来ている。同じ長さ
のロールフィルムで梱包できる物品の個数をふやし、包
装コストを下げるためあるいは物品を梱包する際の緊縮
力を大きくとるため等の理由が考えられる。
場合にそのフィルムを延伸した状態で巻回しするが、従
来はこの延伸率がせいぜい20%程度であったものが、
最近はそれが40チ程度に増大して来ている。同じ長さ
のロールフィルムで梱包できる物品の個数をふやし、包
装コストを下げるためあるいは物品を梱包する際の緊縮
力を大きくとるため等の理由が考えられる。
このようにストレッチ包装時の延伸率が高い場合には、
従来のLDPEあるいはEVAのフィルムでは、フィル
ムを巻回しする過程で、フィルムがパレットの角とか、
被包装物の突起部等によって破断したシ、包装後フオー
クリフトの先でフィルムの一部が裂けた際に、その亀裂
が周囲へ伝播し、包装な損うとかのトラブルが頻発する
。
従来のLDPEあるいはEVAのフィルムでは、フィル
ムを巻回しする過程で、フィルムがパレットの角とか、
被包装物の突起部等によって破断したシ、包装後フオー
クリフトの先でフィルムの一部が裂けた際に、その亀裂
が周囲へ伝播し、包装な損うとかのトラブルが頻発する
。
したがって従来のフィルムではストレッチ包装時の延伸
率をあまシ大きく取れないわけである。
率をあまシ大きく取れないわけである。
本発明は、従来のフィルムでのこのような欠点を解消す
るために行かわれたものでおって、突起物等による突き
やぶりに抗する強度、裂傷が伝播するのをさまたげる強
度(引裂伝播抵抗)、及び破断強度(以下これらを総称
して強度とする)が強く、且つその他の要求特性である
、弾性同包率、透明性、粘着性等にも力れたストレッチ
包装用フィルムを安価に提供せんとするものである。
るために行かわれたものでおって、突起物等による突き
やぶりに抗する強度、裂傷が伝播するのをさまたげる強
度(引裂伝播抵抗)、及び破断強度(以下これらを総称
して強度とする)が強く、且つその他の要求特性である
、弾性同包率、透明性、粘着性等にも力れたストレッチ
包装用フィルムを安価に提供せんとするものである。
更に詳細に説明すると、本発明は、エチレンとαオレフ
ィンとよりなる密度が0.915 ’41乃至0.94
0への共重合体(以下L−LDPEとする)とLDPK
あるいはEVAの一方又は両方とを、重量”rl 00
: O〜40 : 60.好ましくは9o:lO〜5
0 : 50の比率で混合した原料をフィルム化した事
を特徴とするストレッチ包装フィルムに関するものであ
る。
ィンとよりなる密度が0.915 ’41乃至0.94
0への共重合体(以下L−LDPEとする)とLDPK
あるいはEVAの一方又は両方とを、重量”rl 00
: O〜40 : 60.好ましくは9o:lO〜5
0 : 50の比率で混合した原料をフィルム化した事
を特徴とするストレッチ包装フィルムに関するものであ
る。
斯かるフィルムは、突起物による突きゃぶれに強く、且
つ又突起物等によって一部裂傷が生じたとしても周囲へ
の伝播が殆ど発生しない。又フィルム自体の破断点強度
も非常に大きい。
つ又突起物等によって一部裂傷が生じたとしても周囲へ
の伝播が殆ど発生しない。又フィルム自体の破断点強度
も非常に大きい。
したがって本発明によるフィルムでストレンチ包装する
場合にはフィルムの延伸率を大きく取る事が出来、その
ために物品を強固且つ確実に包装置することが出来、運
搬時に荷崩れ等を起こすおそれがない。又このように強
度の強いフィルムで包装されているため輸送中の被包装
物の破損を防止する事が出来る。
場合にはフィルムの延伸率を大きく取る事が出来、その
ために物品を強固且つ確実に包装置することが出来、運
搬時に荷崩れ等を起こすおそれがない。又このように強
度の強いフィルムで包装されているため輸送中の被包装
物の破損を防止する事が出来る。
又フィルムを使用する側にとっては、高い延伸率で物品
全包装出来るので物品1ケ当9のフィルム使用量を節約
することが出来包装コストを低減出来るメリットもある
。
全包装出来るので物品1ケ当9のフィルム使用量を節約
することが出来包装コストを低減出来るメリットもある
。
フィルム化の方法としてはいろいろあるが、Tダイ法で
加工したフィルムがストレッチ包装フィルムとしては最
もすぐれ走性能を発揮する。
加工したフィルムがストレッチ包装フィルムとしては最
もすぐれ走性能を発揮する。
即ちTダイ法のフィルムは透明性、光沢、粘着性、弾性
回復率が特に秀れておシ、被包装物の表示が正確に読み
とれるとか緊縮力が大きいとかの利点がある。又フィル
ムとしての商品価値も高い。
回復率が特に秀れておシ、被包装物の表示が正確に読み
とれるとか緊縮力が大きいとかの利点がある。又フィル
ムとしての商品価値も高い。
しかしTダイ法のフィルムでは、ストレッチ包装時の延
伸率が20%程度と低い時には問題ないが、延伸率が4
0%程度と高い場合には延伸したフィルムに6波状のし
わ、が生じ、光が乱反射して被包装物の表示が見えにく
いことがある。
伸率が20%程度と低い時には問題ないが、延伸率が4
0%程度と高い場合には延伸したフィルムに6波状のし
わ、が生じ、光が乱反射して被包装物の表示が見えにく
いことがある。
L −LDPEとLDPK又はEVAの一方又は両方の
混合比率が重量比で100:0〜90:10の範囲では
6波状のしわいの発生は顕著であるが、LDPE又はE
VAの一方又は両方の混合比率がこれ以上になると1波
状のしわ、の発生は非常に少くなる。
混合比率が重量比で100:0〜90:10の範囲では
6波状のしわいの発生は顕著であるが、LDPE又はE
VAの一方又は両方の混合比率がこれ以上になると1波
状のしわ、の発生は非常に少くなる。
これは第1図及び第2図のS−Sカーブに示しり如く、
L−LDP’EKLDPE又はEVAの一方又は両方を
混合する事により降伏点の強度が増大し、ストレッチ包
装時のフィルムの延伸率に相当する強度との間に差が生
じるため、永久歪としての6波状のしわ、が発生しにく
いためと考えられる。
L−LDP’EKLDPE又はEVAの一方又は両方を
混合する事により降伏点の強度が増大し、ストレッチ包
装時のフィルムの延伸率に相当する強度との間に差が生
じるため、永久歪としての6波状のしわ、が発生しにく
いためと考えられる。
第1図はLDPE又はEVAの混合比率が10%未満の
場合及び第2図はLDIn又はEVAの混合比率が10
チ以上の場合の降伏点の強度を示すものであシ、図中A
は降伏点、Bは破断点を示している。そして第1図と第
2図の比較においては第2図は第1図よ9gの差が大き
い。
場合及び第2図はLDIn又はEVAの混合比率が10
チ以上の場合の降伏点の強度を示すものであシ、図中A
は降伏点、Bは破断点を示している。そして第1図と第
2図の比較においては第2図は第1図よ9gの差が大き
い。
しかしLDI又はEVAの一方又は両方の混合比率が5
0%を越えると強度の低下が目立ち、60饅を越えると
本発明による優位性が失なわれて了う。
0%を越えると強度の低下が目立ち、60饅を越えると
本発明による優位性が失なわれて了う。
加工法が水冷インフレーション法の場合は透明い。
この加工法の場合にもLDPEあるいはEVAの一方又
は両方を10%以上混合する方が1波状のしわ、の点、
及び弾性回復率の点からのぞましい。
は両方を10%以上混合する方が1波状のしわ、の点、
及び弾性回復率の点からのぞましい。
混合比率が50チを越えると強度の低下が目立ち、60
%を越えると本発明の優位性が失なわれるのはTダイ法
のフィルムの場合と同じである。
%を越えると本発明の優位性が失なわれるのはTダイ法
のフィルムの場合と同じである。
加工法が空冷インフレーション法の場合には前2法のフ
ィルムに較べ透明性、粘着性、弾性回復率の点で劣る。
ィルムに較べ透明性、粘着性、弾性回復率の点で劣る。
この場合にも粘着付与剤の混入がのぞましい。
この加工法の場合は原料の混合割合の如何を間合す“波
状のしわ、の発生は認められないが、弾性回復率を向上
させる点で、やは#)LDPgあるいはEVAの一方又
は両方を10%以上混合する方がのぞましい。この場合
にも混合比率が50%を越えると強度の低下が目立ち、
60チを越えると本発明の優位性が失なわれるのは、前
2者の場合と同様である。
状のしわ、の発生は認められないが、弾性回復率を向上
させる点で、やは#)LDPgあるいはEVAの一方又
は両方を10%以上混合する方がのぞましい。この場合
にも混合比率が50%を越えると強度の低下が目立ち、
60チを越えると本発明の優位性が失なわれるのは、前
2者の場合と同様である。
どの加工法の場合でも、フィルムをロールへ巻き上げる
状態を良くし且つフィルムロールからのフィルムの繰シ
出し全スムースに行うためにこれら混合原料に少量の界
面活性剤を添加する事かのぞましい。
状態を良くし且つフィルムロールからのフィルムの繰シ
出し全スムースに行うためにこれら混合原料に少量の界
面活性剤を添加する事かのぞましい。
このようにして得られたフィルムは、従来のフィルムに
較べ、ストレッチ包装フィルムとして格段の威力を発揮
するものである。
較べ、ストレッチ包装フィルムとして格段の威力を発揮
するものである。
以下に本発明の一実施例を示すが、本発明はこの実施例
によって何ら限定されるものではない。
によって何ら限定されるものではない。
第1図は高圧法低密度ポリエチレン(LDPE)又はエ
チレン−酢酸ビニール共重合体(EVA)の混合比率が
10%未満の場合の延伸率に対する降伏点の関係を示す
図、第2図は高圧法低密度ポリエチレン(LDPE)又
はエチレン−酢酸ビニール共重合体(EVA)の混合比
率が10%以上の場合の延伸率に対する降伏点の関係を
示す図である。 特許出願人 東京三景工業株式会社 4021更(イ申」と 第2図
チレン−酢酸ビニール共重合体(EVA)の混合比率が
10%未満の場合の延伸率に対する降伏点の関係を示す
図、第2図は高圧法低密度ポリエチレン(LDPE)又
はエチレン−酢酸ビニール共重合体(EVA)の混合比
率が10%以上の場合の延伸率に対する降伏点の関係を
示す図である。 特許出願人 東京三景工業株式会社 4021更(イ申」と 第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 +11 エチレンとαオレフィンとよシなる密度が0.
915 ’泡乃至0.940 ’/−の共重合体と、高
圧法低密度ポリエチレン又はエチレン−酢酸ビニール共
重合体の一方又は両方とを、重量でioo:o〜40
: 60の比率で混合した原料をもってフィルム化した
事を%徴とするストレッチ包装用フィルム。 (2) エチレンと改オレフィンとよりなる密度が0.
915 ’/、!乃至0.9401泡の共重合体と、高
圧法低密度ポリエチレン又はエチレン−酢酸ビニール共
重合体の一方又は両方とを、重量で100:0〜40
g 60の比率で混合した原料をTダイ法をもってフィ
ルム化したことを特徴とするストレッチ包装用フィルム
。 (31エチレンとαオレフィンとよりなる密度が0.9
15 ’7.乃至0.940 ’/、1(7)共重合体
ト、高圧法低密度ポリエチレン又はエチレン−酢酸ビニ
ール共重合体の一方又は両方と金、重量で100:0〜
40:60の比率で混合し/ヒ原料を水冷又は空冷イン
フレーション法をもってフィルム化したことを%做とす
るストレッチ包装用フィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59045527A JPS60190441A (ja) | 1984-03-12 | 1984-03-12 | ストレツチ包装用フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59045527A JPS60190441A (ja) | 1984-03-12 | 1984-03-12 | ストレツチ包装用フイルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60190441A true JPS60190441A (ja) | 1985-09-27 |
Family
ID=12721879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59045527A Pending JPS60190441A (ja) | 1984-03-12 | 1984-03-12 | ストレツチ包装用フイルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60190441A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63131735U (ja) * | 1987-02-19 | 1988-08-29 | ||
JP2019073308A (ja) * | 2017-10-16 | 2019-05-16 | 大倉工業株式会社 | ストレッチフィルムを用いたスリーブ包装方法、スリーブ包装用ストレッチフィルム、およびスリーブ包装体の製造方法 |
-
1984
- 1984-03-12 JP JP59045527A patent/JPS60190441A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63131735U (ja) * | 1987-02-19 | 1988-08-29 | ||
JP2019073308A (ja) * | 2017-10-16 | 2019-05-16 | 大倉工業株式会社 | ストレッチフィルムを用いたスリーブ包装方法、スリーブ包装用ストレッチフィルム、およびスリーブ包装体の製造方法 |
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