JPS6018774B2 - 水路式合成樹脂製法面格子枠 - Google Patents

水路式合成樹脂製法面格子枠

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JPS6018774B2
JPS6018774B2 JP9440981A JP9440981A JPS6018774B2 JP S6018774 B2 JPS6018774 B2 JP S6018774B2 JP 9440981 A JP9440981 A JP 9440981A JP 9440981 A JP9440981 A JP 9440981A JP S6018774 B2 JPS6018774 B2 JP S6018774B2
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water
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デユツク・ヨウング・キム
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は切士あるいは盛土における土砂の法面上に設置
する法面格子枠に関する。
さらに詳しくは、垂直部材と傾斜部材とを各々0字形断
面の中空部材状に形成することによりその内部に水路を
形成し、上記煩斜部材の一壁に多数の集水孔を穿孔し、
これらの垂直部材と傾斜部村間の連結部に二つの屈曲水
路を形成した集配水部材を挿入し、上下部円板及びアン
カボルト等に依る連結固定部村で上記各部材を連結して
施工面上に固定設置するように構成した合成樹脂製法面
格子枠に関する。
従釆の法面格子枠部材は、一般的に排水溝造に対する考
慮がしてないかあるいは不充分であり、法面内の漠水及
び雨水の大部分をそのまま法面上に流出させているので
、法面の土砂の流失及び洗堀、芝生の枯死等による法面
崩壊を招来するという不都合があった。
本発明の目的は、上記事情に鑑み、法面上の湧水及び雨
水をたやすく法面格子枠部材内の水路に自然流入させて
法面の下端部排水溝あるいは平地に排出することによっ
て法面を効果的に保全することが出来るようにした水路
式合成樹脂法面格子枠を提供することにある。
以下、図面に示す実施例を参照しながら本発明を詳細に
説明する。
本発明は、第1図〜第5図に図示した如く、法面に沿っ
て上下方向に配設される垂直部材1、法面に沿って斜め
に配設される煩斜部材2及び集配水部材3と、これら各
部材1,2,3等を連結固定するための連結部材である
上下部円板4,5、アンカ板6、ワツシャ7、固定ボル
ト8とにより構成される。
垂直部材1と傾斜部材2は、長さ方向に平行な上下フラ
ンジ10,10の間に二つの垂直壁11,11を同方向
に平行設置して内部に水路12を形成し、上下フランジ
ー0,10の両端部を台形状に延長させ、その外側面に
引掛り13を突出させて形成したロ字形断面を有する合
成樹脂製中空部材であり、さらに上記垂直部材1は垂直
壁11,11の両端部に形成した拡大部14を有し、上
記傾斜部材2はそのような拡大部14を有しないかわ切
こ片方の垂直壁11面に多数の集水孔15を穿孔し、そ
の集水孔15を内側に向って拡大する円鐘状に形成して
ある。
上記集配水部材3は中心部軸方向にボルト孔16を穿孔
した合成樹脂製円柱体から成り、その一方に垂直部材1
の拡大部14内に挿入する突出部17を形成し、その中
心とボルト孔16を連結する線を軸として左右対称に設
けた二つの屈曲水路18,18′を備えて成る。上下部
円板4,5も同じく合成樹脂製部村で、中央部に各々ボ
ルト孔19,19′を穿孔すると共に片面に環状凹み2
0,20′を設け、該凹みに上記垂直部材1と傾斜部村
2の引掛り13が鉄入まれるように形成してある。アン
カ板6は一端部に雌ネジ孔21を、他端部にはアンカ孔
22を設けた亜鉛鍍金鉄板で、下部ワッシヤ7は中応部
に雌ネジ孔23を設けた亜鉛鍍金鉄板であり、アンカ2
4はリベット頭部を持った異形榛鋼で±質により適宜そ
の長さを決定して使用する。このような構成から成る本
発明法面格子枠の設置要領を説明すれば次のようである
。まず、枠材を設置すべき法面をならし、法尻に法面と
付合する直線、または曲線の基線を設定して水糸を引き
、基線を適当な間隔で等分して直角方向の法面上に各点
ごとに水糸を引き、垂直部材1の位置決定をたやすくし
ておく。
次に、法面附近の平地上で上記各部材1,2,3をY字
状に連結する。
即ち、垂直部材1の水路12端部に形成した拡大部14
に集配水部材3の突出部17を挿入し、この集配水部材
3に二つの傾斜部材2,2をその集水孔15が下側に位
置する様にして接続し、全体としてY字形(第1図を上
下反対にした状態)に配列する。各部材1,2,3とこ
の様に接続配列することにより各傾斜部村2,2の水路
12が集配水部材3の屈曲水路18,18′にそれぞれ
連結され、この両屈曲水路18,18′が垂直部材1の
水路12に連結される。そして、この連結部の上下面に
上部円板4と下部円板5を各々配置して両円板4,5の
内側の環状凹み20,20′に垂直部材1と傾斜部材2
,2の凸状引掛り13を舷込んだ後、第4図に示すよう
に下部円板5の下側にワッシャ7を当援させ、上部円板
4のボルト孔19、集配水部村3のボルト孔16、下部
円板5のボルト孔19′に固定ボルト8を挿通し、ワッ
シャ7の雌ネジ孔23に螺合させて各部材1,2,3を
連結固定する。しかる後、これらのY字形に連結固定し
た部材を法面上の予定位置に運搬し、逆Y字形に配列す
る。そして、基線中心部から逆Y字形に配列された隣接
する二つの傾斜部材2,2の水路12端部に集配水部材
3を突出部17が下向きになるように挿入し、上記と同
じ要領で第5図に示す如く上下部円板4,5を配設して
下部円板5の下部にはワツシャ7の代りにアンカ板6を
配設し、その雌ネジ孔21に固定ボルト8を螺合させて
締附け、頭斜部材2の位置を修正確認後アンカ板6のア
ンカ孔22にアンカ24を打込み地面に固定する。第2
段からは垂直部材1と傾斜部材2を同じ要領で左右及び
上方に組立拡大し、組立が完了したら計画した法面勾配
との一致如何と垂直及び傾斜部材の線形を点検調整する
このような要領で設置された法面格子枠が具備する構造
上の機能と作用効果上の特徴を列挙すれば以下の通りで
ある。
‘ィ’垂直及び傾斜部材1,2は上下縁のフランジ10
と両側の垂直壁11により格子枠としての高い剛性を維
持出来る。
【o} 上部フランジ10及び上部円板4は土砂の流出
を防ぎながら地面に露出する蜂の巣模様を構成する故、
安定した美観を呈する。
し一 下部フランジ10及び下部円板5には±砂の自重
が掛り、枠材の安定にあづかる。
〇 額斜部村2の上方に位置する垂直壁11に穿孔され
た集水孔15は湧水及び雨水の自然流入を図り、かつ集
水孔15は内部に向けて広がる錐状に穿孔されているた
め土砂による閉塞が防止される的 集配水部材3の突出
部17は常に垂直部材Iの拡大部14に挿入されている
ため、屈曲水路18,18′の方向が固定される。
N 集配水部材3の二つの屈曲水路18,18′は設置
方向により集水路と配水路との二種類の機能を有する。
… 集配水部材3の外面は円柱状に形成され、垂直部材
1と鏡斜部材2の水路12機部と常時密接しているので
土砂の流入が防止される。(チー 垂直部材1及び傾斜
部材2の水路12は、設置場所により差はあるが急傾斜
と緩傾斜とを繰返し、水と共に流入した士砂微粒子の自
然的洗縦作用も具備している。
仙 法面上で六角形内の湧水及び雨水は傾斜部材2の集
水孔15を通して水路12に流出し、下方に流下して集
配水部材3の屈曲水路18,18′を通り、垂直部材1
の水路12に流入して法尻の排水溝又は平地へ迅速に排
出されるので、法面土砂の過剰湿潤を予防できる。
(ヌ)垂直及び傾斜部材1,2の引掛り13は上下部円
板4,5の環状凹み20,20′に鉄合しているので、
垂直及び傾斜部材1,2は固定ボルト8を中心として回
転可能なため曲面における設置作業が簡単容易である。
(ル)アンカ板6にアンカを打込んで固定するため、枠
材を地面に堅く固定出来るばかりでなく、アンカの設置
で資材運搬等の必要な足場ば形成され組立作業がより容
易になる。本発明の法面格子枠は、上述の如く、枠を構
成する都材自体を合成樹脂製中空部材に形成し、その内
部を水路として利用すると同時に垂直部材と煩斜部材の
連結部に二つの屈曲水路を有する集配水部材を介在させ
、流入した湧水又は雨水の集配水作用を容易にさせて、
法面内の排水作用を迅速円滑にし、土砂の流失及び洗堀
を予防して芝生の生育を促進し、法面をより美しく保存
する事が出来る効果を有する。
なお、本発明に係る法面格子枠は、要するにその格子枠
内に水路を形成し、この水路を通して法面の復水や雨水
を排出するようにしたものであり、この要旨を越えない
範囲で種々変形して構成することが可能であり、実施例
に示したものに限定されない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る法面格子枠の各部材の一実施例を
部分切断して表示した斜視図、第2図は本発明に係る法
面格子枠の組立状態を示す平面図、第3図は第2図に示
した格子枠の連結部の断面図、第4図は第3図の1−1
線断面拡大図、第5図は第3図のローロ線断面拡大図で
ある。 1・・・・・・垂直部材、2・・・・・・傾斜部材、3
・・・・・・集配水部村、10・・・・・・上下フラン
ジ、11・・・・・・垂直壁、13・・・・・・引掛り
、14…・・・拡大部、15・・・・・・集水孔、16
・・・・・・ボルト孔、18,18′・・・・・・屈曲
水路。 第2図 第4図 第1図 第3図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内部に水路12を形成し、下端部両側面10′に引
    掛り13を突出させ、水路12の下端部に拡大部14を
    形成したII字形断面をもつ、法面に沿つて上下方向に配
    設される垂直部材1と、内部に水路12を形成し、上端
    部両側面10′に引掛り13を突出させ、片方の壁面1
    1にのみ多数の集水孔15を穿孔したII字形断面の傾斜
    部材2と、中心にボルト孔16を穿孔すると共に、垂直
    部材1と傾斜部材2の各水路12の端部と密接する二つ
    の屈曲水路18,18′を対称に設け、上記垂直部材1
    に拡大部14に挿嵌される突出部17を備えた集配水部
    材3と、これら各部材1,2,3の各引掛り13に嵌合
    する環状凹み20,20′を備えた上部円板4および下
    部円板5と、これら円板4,5と集配水部材3とを一体
    に連結固定するためのボルト8とで構成した水路式合成
    樹脂製法面格子枠。 2 上記垂直部材1と傾斜部材2の各水路12が、上下
    フランジ10,10と、垂直壁11,11から形成され
    ている特許請求の範囲第1項記載の水路式合成樹脂製法
    面格子枠。
JP9440981A 1981-06-18 1981-06-18 水路式合成樹脂製法面格子枠 Expired JPS6018774B2 (ja)

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JP9440981A JPS6018774B2 (ja) 1981-06-18 1981-06-18 水路式合成樹脂製法面格子枠

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JPS584029A JPS584029A (ja) 1983-01-11
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JP7117263B2 (ja) * 2019-03-29 2022-08-12 公益財団法人鉄道総合技術研究所 のり面表層を構築する工法、雨水流下抑制工法、及び下流域への雨水の流出を抑制する工法

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JPS584029A (ja) 1983-01-11

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