JP5089404B2 - 水抜き栓 - Google Patents

水抜き栓 Download PDF

Info

Publication number
JP5089404B2
JP5089404B2 JP2008000528A JP2008000528A JP5089404B2 JP 5089404 B2 JP5089404 B2 JP 5089404B2 JP 2008000528 A JP2008000528 A JP 2008000528A JP 2008000528 A JP2008000528 A JP 2008000528A JP 5089404 B2 JP5089404 B2 JP 5089404B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drain plug
water
frame member
sheet
view
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008000528A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009161982A (ja
Inventor
哲也 中谷
Original Assignee
城東テクノ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 城東テクノ株式会社 filed Critical 城東テクノ株式会社
Priority to JP2008000528A priority Critical patent/JP5089404B2/ja
Publication of JP2009161982A publication Critical patent/JP2009161982A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5089404B2 publication Critical patent/JP5089404B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Foundations (AREA)
  • Retaining Walls (AREA)

Description

本発明は、ベタ基礎に設けられる水抜き栓に関する。
木造住宅等の建造物を建築する際、建物を建てるべき部位にコンクリート製の基礎を作り、その上に木材の土台を固定して木製土台の上に柱を立て、柱の上に梁を載せるという手法がある。このような手法は、伝統的な日本建築の手法であり、木造住宅の建築において広く採用されている。このような手法により建築する場合、建造物の建築中に雨が降ると、基礎に水が溜まってしまうといった問題があった。
そこで、従来、このような水を排出するための水抜き穴を、基礎に形成するといった手法が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
図28は、従来のコンクリート基礎を模式的に示す斜視図である。
図28に示すように、コンクリート基礎900は、土地に平滑に形成されたベタ基礎901と、ベタ基礎901に立設された布基礎902とから構成されている。布基礎902には、ベタ基礎901との接合部に水抜き穴905が形成されている。水抜き穴905は、建造物の建築中に雨が降った場合等に、ベタ基礎901上に溜まった水を排出するためのものである。なお、図28中、領域901a及び領域901bは、部屋となる領域であり、領域901cは、玄関となる領域である。また、布基礎902には、アンカーボルト904の一部が埋設され、他端が突出した状態となっている。
特開2001−64985号広報
しかしながら、水抜き穴905は、穴が開いたままとなっているため、白蟻がコンクリート基礎900の外周部から布基礎902を這い上がり、この穴から内部に侵入し、内部から土台等を喰い荒らすおそれがあるといった問題があった。また、溜まった水は、コンクリート基礎900の外周部分に設けた水抜き穴905から外部へ排出されるため、特に、部屋面積の広い建物の場合には、中央部に溜まった水を効率よく排出し難いといった問題があった。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、建造物の建築中にベタ基礎上に溜まった水を効率よく排出することができ、且つ、建造物の内部に白蟻が侵入し難くするとともに、床下の湿度を低く保つことを可能とする水抜き栓を提供することにある。
以上のような目的を達成するために、本発明は、以下のようなものを提供する。
(1)ベタ基礎に設けられた貫通孔に設置する水抜き栓であって、
上記貫通孔の上開口部に嵌入される筒形状の枠部材、及び、
該枠部材内に配置され、上記ベタ基礎の上面から水が流入することにより開放され、当該水を下方へ流下可能とする弁を有し、上記枠部材内に、該枠部材内を白蟻が通過するのを防止するための網が設けられていることを特徴とする水抜き栓。
(1)の発明によれば、ベタ基礎の上面から枠部材内に水が流入することにより開放され、当該水を下方へ流下可能とする弁が設けられているため、建造物の建築中に雨が降ったとしても、ベタ基礎に設けられた貫通孔を介して雨水を地中へ効率よく排出することができる。
また、上記弁は、水の排出を終えると再び閉鎖されるため、地中の湿気がベタ基礎に設けられた貫通孔から上昇してくるのを防止することができ、建造物が完成した後であっても、湿気の多い空気が建造物の内部に流入する量を極めて少なくすることができ、床下の湿度を低く保つことができる。
また、ベタ基礎に設けられた貫通孔に設置されるため、設置箇所の制約が極めて低いため、水捌けの悪い部分(例えば、ベタ基礎全体における中央部)等に設置することができ、より効率よく、ベタ基礎上に溜まった水を排出することができる。
また、)の発明によれば、地中からベタ基礎の貫通孔を通って白蟻がベタ基礎上に侵入することを防止できる。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
) 上記()記載の水抜き栓であって、
上記網は、着脱可能に設けられていることを特徴とする。
)の発明によれば、網が着脱可能に設けられているため、建築中に生じる木材等のくずやゴミが流れ込んで網の目が詰まった場合に、取り外して容易に掃除等をすることができる。
本発明によれば、建造物の建築中にベタ基礎上に溜まった水を効率よく排出することができ、且つ、建造物の内部に白蟻が侵入し難くするとともに、床下の湿度を低く保つことを可能とする水抜き栓を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
勿論、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の構成を充足する範囲内で、適宜設計変更を行うことが可能である。
[第1実施形態]
図1(a)は、第1実施形態に係る本発明の水抜き栓の一例を模式的に示す平面図であり、図1(b)は、その使用状態を示す縦断面図である。
水抜き栓10は、枠部材20、枠部材20の内部に載置された封止部材30、枠部材20と封止部材30とに挟持された水抜き用シート40、封止部材30を上側から固定する固定部材50、及び、封止部材30と固定部材50とに挟持された金網60から構成されている。第1実施形態において、枠部材20、封止部材30、及び、固定部材50は、樹脂からなるものであるが、本発明において、枠部材、封止部材、及び、固定部材の材質は、特に限定されるものではなく、樹脂製のものであってもよく、金属製のものであってもよい。
図2は、図1に示した水抜き栓が備える枠部材を示す斜視図である。
図3(a)は、図2に示した枠部材を示す平面図であり、図3(b)は、その縦断面図であり、図3(c)は、その底面図である。
枠部材20は、筒形状をしており、内部には円形であり且つその面が水平面に対して傾斜しているシート保持部21が形成されている。シート保持部21は、水平面に対して20度傾斜しており、平面視で枠部材20における中心よりもずれた位置に中心を有する円形の水流下用穴22が設けられている。また、シート保持部21の外周部分には、位置合わせ用の凹部26が設けられており、シート60に設けられた位置合わせ用凹部32を係合させることができる。
シート保持部21の上部には、段差部23が形成されており、封止部材30の外周に設けられた係止部35を係止することができる。さらに、段差部23の上部には、断続的に螺旋状の凸部24が設けられており、固定部材50に設けられている螺旋状の凸部54と螺合させることができる。すなわち、固定部材50は、回動させることにより、枠部材20に着脱可能である。なお、封止部材30の上面には、金網60が載置され、固定部材50により封止部材30と金網60とが枠部材20に固定される(図1(b)参照)。
枠部材20の上面には、その周囲にドーナツ円盤状の係止部25が形成されており、筒状体80の上部に係止させることができる。
図4は、図1に示した水抜き栓が備える封止部材を示す斜視図である。
図5(a)は、図4に示した封止部材を示す左側面図であり、図5(b)は、その平面図であり、図5(c)は、その縦断面図であり、図5(d)は、その底面図であり、図5(e)は、その右側面図である。
封止部材30は、シート保持部21の傾斜に沿うように底面31が傾斜しており、底面31の傾斜上側には、半円状の水流下用穴32が設けられている。底面31の水流下用穴32よりも傾斜下側の上部には、水ガイド部33が設けられており、水ガイド部33上に流下してくる水は、水流下用穴32の方向に誘導される。底面31と水ガイド部33との間には、複数のリブ34が形成されており、封止部材30の強度の強化が図られている。底面31の外周部分には、位置合わせ用の凸部36が設けられており、シート60に設けられた位置合わせ用凹部42を係合させることができる。
封止部材30の上面には、その外周にドーナツ円盤状の係止部35が設けられており、枠部材20に設けられた段差部23に係止させることができる。
図6は、図1に示した水抜き栓が備える水抜きシートを示す平面図である。
水抜き用シート40は、PET(ポリエチレンテレフタラート)からなる厚みが約100μmの円形状を有するシートであり、中央側部には、半円状の穴41が設けられている。水抜き用シート40の外周には、位置合わせ用凹部42が3カ所設けられており、封止部材30に設けられた位置合わせ用凸部36を係合させることができる。
なお、本願発明において、水抜き用シート40は、弾性変形可能なものであればよく、その材料は、ある程度撓むものであれば、特に限定されるものではなく、第1実施形態のように樹脂であってもよく、また、金属であってもよい。また、シートの厚みも特に限定されるものではなく、選択する材料に応じてある程度撓むように適宜設定すればよい。
図7は、図1に示した水抜き栓が備える固定部材を示す斜視図である。
図8(a)は、図7に示した固定部材を示す平面図であり、図8(b)は、その側面図であり、図8(c)は、その縦断面図である。
固定部材50は、平面視で円形の水抜き穴51が4カ所に設けられたキャップ形状をしており、中央に向かうにつれて下側に窪むようにその表面が曲面となっている。水抜き穴51には、異物流入防止用の網部52が一体的に形成されており、比較的大きな石等が水抜き栓10の内部に流入できないようになっている。固定部材50の上面には、平面視で十字状のリブ53が設けられており、固定部材50の強度の強化が図られている。このリブ53は、着脱時に把持する取手の役割を兼ね備えている。
固定部材50の外側面には、螺旋状の凸部54が設けられており、枠部材20の凸部24と螺合させることができる。すなわち、固定部材50の凸部54と、枠部材20の凸部24とは、その螺旋ピッチが同一となるように形成されている。
図9は、図1に示した水抜き栓が備える金網を示す斜視図である。
金網60は、ステンレス製であり、開口部の全体を覆う大きさに設定されている。金網60の編目の一辺の長さは、約0.5mm(40メッシュ程度)である。編目のサイズは、白蟻が通過することができず、且つ、砂等による目詰まりを起こさない程度に設定されていれば、特に限定されない。本発明において、編目は、0.1mm以上0.5mm以下であることが望ましい。第1実施形態では、開口部の全体を覆うように金網60が設けられて金網60が設けられているため、より確実に白蟻の進入を防ぐことができる。
本実施形態では、金網60を用いる場合について説明したが、本発明において、網の材質は特に限定されず、本実施形態のように金属を用いることとしてもよく、ポリエチレンやナイロン等の樹脂を用いることとしてもよい。
図10は、水抜き栓に着脱可能な蓋を示す斜視図である。
図11(a)は、図10に示した蓋を示す平面図であり、図10(b)は、その縦断面図であり、図10(c)は、その底面図である。
蓋70は、枠部材20の外周に相当する大きさの凹部71を有する皿形状をしており、外周には、取手72が形成されている。蓋70は、基礎の施工後、部屋等を施工する際に、作業者が水抜き栓10につまずくことや、作業時に異物が水抜き栓10内に入ってしまうことを防止するために用いられるものであり、部屋等の施工が終了した後には、取り外される。
なお、本実施形態では、蓋70が取り外し可能である場合について説明したが、本発明において、蓋は、ヒンジ等により枠部材に接続されていてもよい。このような構成とした場合、蓋をなくしてしまうおそれを回避することができる。
図12(a)は、図1に示した筒状体を示す平面図であり、図12(b)は、その縦断面図である。
筒状体80は、下側に転倒防止部81が設けられた円筒形状をしており、上部に枠部材20を嵌合させることができる。
次に、水抜き栓10の機能について説明する。
図13は、第1実施形態に係るコンクリート基礎を模式的に示す斜視図である。
図13に示すように、コンクリート基礎90は、土地に平滑に形成されたベタ基礎91と、ベタ基礎91に立設された布基礎92とから構成されている。ベタ基礎160には、所定の間隔で筒状体80(図示せず)が載置された状態でコンクリートが流し込まれることにより貫通孔93が形成されており、貫通孔93には、水抜き栓10が設置されている。すなわち、水抜き栓10は、ベタ基礎91に所定の間隔で設けられている。なお、図13中、領域91a及び領域91bは、部屋となる領域であり、領域91cは、玄関となる領域である。また、布基礎92には、アンカーボルト94の一部が埋設され、他端が突出した状態となっている。
コンクリート基礎90部分のみの施工が完成した状態(図13参照)のときに雨が降ると、コンクリート基礎90上に雨水が溜まることとなる。水抜き栓10は、このような水を効率よく外部へ排出するためのものである。水抜き栓10は、ベタ基礎91に所定の間隔で設けられ、ベタ基礎91の中央部分にも設けられている。従って、水捌けの悪い箇所が発生し難いため、より効率よく、ベタ基礎上に溜まった水を効率よく排出することができる。また、水抜き栓10は、地面に対して垂直に設けられており、建築物の完成後には、水抜き栓10の上側には、建築物(床)があるため、強風を伴う雨が降った場合等であっても、水抜き栓10から水が流入する可能性を、極めて低くすることができる。
図14(a)、図14(b)は、図1に示した水抜き栓の拡大縦断面図である。
ベタ基礎91上に水が溜まると、この水は、水抜き栓10に進入する。以下進入してきた水を水Wということとする。このとき、水Wと共に径の大きい石等の異物が進入してきた場合には、この異物が固定部材50の網部52により塞き止められる。
水Wは、さらに流下すると、枠部材20と封止部材30とに挟持された水抜き用シート40上に溜まる。そうすると、水抜き用シート40における水Wとの境界面部Fが水Wの重みにより下側に押し下げられ、水抜き用シート40が下側に撓む。
水Wは、水抜き用シート40が撓んだことによって生じた空間Sを通り、水抜き用シート40に設けられている穴41から下部に流下する(図14(b)参照)。その後、境界面部F上の水がなくなり、下側に押し下げる力が加わらなくなると、水抜き用シート40は、その弾性力により元に戻り、再び閉鎖される。
このように、水抜き栓10では、枠部材20、封止部材30、及び、枠部材20と封止部材30とに挟持された水抜き用シート40により、本願発明の弁が形成されている。
以上、第1実施形態に係る水抜き栓10によれば、ベタ基礎91の上面に溜まった水Wが流入することにより、水抜きシート60が撓んで下部にこの水Wを流下させ、ベタ基礎91上に溜まった水を効率よく排出することができる。
また、水が下部に流下しているとき以外のときにおいては、弁が閉鎖されるため、建造物の建築が完成した後に、白蟻がベタ基礎91に設けられた貫通孔93から建造物の内部に進入する可能性を極めて低くすることができる。
また、水Wが下部に流下しているとき以外のときにおいては、弁が閉鎖されているため、湿度が高い日であっても、湿気の多い空気が建造物の内部に流入する量を極めて少なくすることがででき、床下の湿度を低く保つことができる。
水抜き用シートは、第1実施形態に係る水抜き用シート40のように、正面視で傾斜するように(水平ではないように)設置することが望ましい。傾斜させることにより、水平に設置するよりも、水抜きシートの復元力を高くすることができるからである。また、水抜きシート上に溜まった水を、斜面を流下させることにより効率よく下部に排出することができるからである。
次に、図1を用いて、水抜き栓10の施工方法について説明する。
まず、建物を建てるべき部位全体を所定の深さ掘り下げた後、平らにし、その上に大きめの石190(以下、割栗石190ともいう)を敷き、割栗石190の間に砂利(砕石ともいう)を敷き詰める。
次に、割栗石190全体の上に防水シート191を敷設し、その上から、水抜き栓10を配置すべき箇所に筒状体80を載置する。第1実施形態では、図13に示した水抜き栓10の位置部分に筒状体80を載置する。このとき、筒状体80の転倒防止部81には、防水シート191との間に隙間が生じないように粘着テープ193を貼付する。
次に、割栗石190の上に、できるだけ平らとなるように下コンクリート192を打設する。下コンクリート192とは、基礎の最下部にあたる下地のコンクリートをいう。このとき、筒状体80内部を流下した水が地面へと吸収されるように、筒状体80内の防水シート191に切り込み194をいれておく。
次に、下コンクリート192の上に、スペーサブロックを介して鉄筋(図示せず)を配筋し、上コンクリート195を打設する。このとき、上コンクリート195の上面と、筒状体80の上面とが面一となるように上コンクリート195を打設する。
以上により、筒状体80が設けられた状態のベタ基礎91が形成される。
なお、上述した施工方法では、上コンクリート195の上面と、筒状体80の上面とが面一となるように上コンクリート195を打設するとして説明したが、本発明においては、上コンクリート195の上面よりもその上面が高い位置となる筒状体を用い、上コンクリートを打設した後に、上コンクリートの上面と、筒状体の上面とが面一となるように筒状体を切断することとしてもよい。
次に、筒状体80の上部から枠部材20を挿入し、係止部25によりベタ基礎91に筒状体80を係止させる。このとき、係止部25の裏面に防水性の両面粘着テープ196を貼付する。
次に、枠部材20のシート保持部21に水抜きシート60を載置する。このとき、水抜きシート60に設けられている位置合わせ用凹部42を、枠部材20に設けられた位置合わせ用凸部32に係合させる。
次に、水抜きシート60の上側に封止部材30を載置し、枠部材20と封止部材30とで水抜き用シート40を挟持する。このとき、水抜きシート60に設けられている位置合わせ用凹部42を、封止部材30に設けられた位置合わせ用凸部36に係合させる。なお、このとき、枠部材20の内側側面と封止部材30の外側側面とをさらに、接着剤等により接着することとしてもよい。また、予め、水抜き用シート40が挟持された状態で枠部材20と封止部材30とが接着されているものを用いることとしてもよい。
次に、金網60を封止部材30上に、開口部の全体を覆うように載置し、さらに、固定部材50を上側から回動させることにより、枠部材20に設けられた螺旋状の凸部24と固定部材50に設けられた螺旋状の凸部54とを螺合させ、封止部材30と金網60とを上側から固定する。以上により、水抜き栓10の施工が終了する。
この後、必要に応じて、蓋70を枠部材20の上側から着脱することができる。
金網60は、固定部材50のリブ53を取手して固定部材50を取り外すことができるため、着脱可能である。従って、建築中や、経年により網の目が詰まった場合に、取り外して容易に掃除等をすることができる。
上述した施工方法では、筒状体80を残したまま水抜き栓10を設置する場合について説明したが、本発明においては、筒状体を取り除いてから、水抜き栓を設置してもよい。また、上述した施工方法では、筒状体を用いてベタ基礎に貫通孔を形成する場合について説明したが、本発明においては、ベタ基礎に貫通孔が形成されればよく、筒状体を用いなくともよい。
[第2実施形態]
第2実施形態に係る水抜き栓は、封止部材の構造が第1実施形態に係る水抜き栓10と異なり、その他の構成は同一である。そこで、以下では、第2実施形態に係る水抜き栓の封止部材についてのみ説明することとする。
図15は、第2実施形態に係る水抜き栓が備える封止部材を示す斜視図である。
図16(a)は、図15に示した封止部材を示す左側面図であり、図16(b)は、その平面図であり、図16(c)は、その縦断面図であり、図16(d)は、その底面図であり、図16(e)は、その右側面図である。
封止部材130は、第1実施形態に係る封止部材30に比して、水ガイド部33、及び、リブ34に相当するものが設けられていない点で異なり、その他で共通する。封止部材130は、底面131が傾斜しており、底面131の傾斜上側には、半円状の水流下用穴132が設けられており、底面131の外周部分には、位置合わせ用の凸部136が設けられており、封止部材130の上面には、その外周にドーナツ円盤状の係止部135が設けられている。
なお、第2実施形態に係る水抜き栓110は、第1実施形態に係る水抜き栓10と同様に、枠部材120、枠部材120の内部に載置された封止部材130、枠部材120と封止部材130とに挟持された水抜き用シート140、封止部材130を上側から固定する固定部材150、及び、封止部材130と固定部材150とに挟持された金網160から構成されている(図示せず)。
次に、水抜き栓110の機能について説明する。
第2実施形態に係る水抜き栓110が備える封止部材130では、上側から水が流入してくると、底面131の下側から水が溜まり、やがて、水抜き用シート140上にも溜まる。そうすると、水抜きシート140における水との境界面部が水の重みにより下側に押し下げられ、水抜きシート140が下側に撓む。
水は、水抜きシート140が撓んだことによって生じた空間を通り、水抜きシート140に設けられている半円状の穴141から下部に流下する。その後、境界面部上の水がなくなり、下側に押し下げる力が加わらなくなると、水抜きシート140は、その弾性力により元に戻り、再び閉鎖される。このように、水抜き栓110では、枠部材120、封止部材130、及び、枠部材120と封止部材130とに挟持された水抜き用シート140により、本願発明の弁が形成されている。
[第3実施形態]
図17は、第3実施形態に係る水抜き栓が備える封止部材の平面図である。
図18(a)、図18(b)は、第3実施形態に係る水抜き栓の縦断面図である。
第3実施形態に係る水抜き栓210が備える枠部材220は、筒形状をしており、内部には円形であり且つその面が水平面に対して傾斜しているシート保持部221が形成されている。シート保持部221の上面には、緩やかな曲面を有する凹部227が形成されている。
枠部材220の他の構成については、第1実施形態に係る枠部材20と略同様であるから簡単に説明する。シート保持部221には、半円形の水流下用穴222が設けられており、シート保持部221の上部には、段差部223が形成されており、段差部223の上部には、断続的に螺旋状の凸部224が設けられており、枠部材220の上面には、その周囲にドーナツ円盤状の係止部225が形成されている。
第3実施形態に係る水抜き栓210が備える封止部材230は、第1実施形態の底面31に相当するものが形成されていないこと、第1実施形態のリブ34に相当するものが形成されていないことを除いては、第1実施形態に係る封止部材30と略同様であるから説明を省略する。また、第3実施形態に係る固定部材250、及び、金網260は、第1実施形態と共通であるから説明を省略する。
次に、水抜き栓210の機能について説明する。
枠部材220と封止部材230とに挟持された水抜き用シート240上に水が溜まると、水抜き用シート240における水W1との境界面部F1が水W1の重みにより下側に押し下げられ、枠部材220の凹部227に近づくように、水抜き用シート240が下側に撓む。
水W1は、水抜き用シート240が撓んだことによって生じた空間S1を通り、水抜き用シート240に設けられている穴241から下部に流下する(図18(b)参照)。その後、境界面部F1上の水がなくなり、下側に押し下げる力が加わらなくなると、水抜き用シート240は、その弾性力により元に戻り、再び閉鎖される。
このように、水抜き栓210では、枠部材220、封止部材230、及び、枠部材220と封止部材230とに挟持された水抜き用シート240により、本願発明の弁が形成されている。
[第4実施形態]
図19は、第4実施形態に係る水抜き栓が備える封止部材の平面図である。
図20(a)、図20(b)は、第4実施形態に係る水抜き栓の縦断面図である。
第4実施形態に係る水抜き栓310が備える枠部材320は、筒形状をしており、内部には円形であり且つその面が略水平であるシート保持部321が形成されている。シート保持部321の中央には、水流下用穴322が設けられているとともに、シート保持部321の周上には、緩やかな曲面を有する凹部327が形成されている。
枠部材320の他の構成については、第1実施形態に係る枠部材20と略同様であるから簡単に説明する。シート保持部321の上部には、段差部323が形成されており、段差部323の上部には、断続的に螺旋状の凸部324が設けられており、枠部材320の上面には、その周囲にドーナツ円盤状の係止部325が形成されている。
第4実施形態に係る水抜き栓310が備える封止部材330は、その内部中央に、中空の逆円錐形状を有するシート押さえ部337が設けられており、ドーナツ円盤形状の水抜き用シート340を、枠部材320のシート保持部321との間に挟持している。なお、第4実施形態に係る固定部材350、及び、金網360は、第1実施形態と共通であるから説明を省略する。
次に、水抜き栓310の機能について説明する。
枠部材320と封止部材330とに挟持された水抜き用シート340上に水が溜まると、水抜き用シート340における水W2との境界面部F2が水W2の重みにより下側に押し下げられ、枠部材320の凹部327に近づくように、水抜き用シート340が下側に撓む。
水W2は、水抜き用シート340が撓んだことによって生じた空間S2を通り、水抜き用シート340に設けられている穴から下部に流下する(図20(b)参照)。その後、境界面部F2上の水がなくなり、下側に押し下げる力が加わらなくなると、水抜き用シート340は、その弾性力により元に戻り、再び閉鎖される。
このように、水抜き栓310では、枠部材320、封止部材330、及び、枠部材320と封止部材330とに挟持された水抜き用シート340により、本願発明の弁が形成されている。
[第5実施形態]
図21は、第5実施形態に係る水抜き栓が備える封止部材の平面図である。
図22(a)、図22(b)は、第5実施形態に係る水抜き栓の縦断面図である。
第5実施形態に係る水抜き栓410が備える枠部材420は、筒形状をしており、その内部に、中空で下側に行くに従ってその開口が拡くなるコの字状のシート保持部421が設けられており、シート保持部421の下側且つ外側には、内側から順に、水抜き用シート440を係止するための係止溝429aと、上部から流入してくる水を下部へ排出するための排水溝429bとが設けられている。また、シート保持部421における上側には、水抜き用シートを固定するための固定ピン439が設けられている。
枠部材420の他の構成については、第1実施形態に係る枠部材20と略同様であるから簡単に説明する。シート保持部421の上部には、段差部423が形成されており、段差部423の上部には、断続的に螺旋状の凸部424が設けられており、枠部材420の上面には、その周囲にドーナツ円盤状の係止部425が形成されている。
水抜き用シート440は、中央に3つの穴441が設けられており、穴441には、漏斗形状をした封止部材430の最下部に設けられた穴438に接続されている。穴438は、短辺が半円形を有する矩形状を有している。水抜き用シート440の外周部は、枠部材420の係止溝429aに係止されており、水抜き用シート440は、全体として逆U字形状となっている。水抜き用シート440は、その略全面においてシート保持部421に当接している。なお、第5実施形態に係る固定部材450、及び、金網460は、第1実施形態と共通であるから説明を省略する。
次に、水抜き栓410の機能について説明する。
封止部材430の穴438から流入してきた水W3がシート保持部421の上部U1に溜まると、水抜き用シート440における水W3との境界面部F3が水W3の重みにより外側に押し拡げられる。
水W3は、水抜き用シート440が押し拡げられたことによって生じた空間S3を通り、枠部材420の排水溝429bから下部に流下する(図22(b)参照)。その後、境界面部F3上の水がなくなり、外側に押し拡げる力が加わらなくなると、水抜き用シート440は、その弾性力により元に戻り、再び閉鎖される。
このように、水抜き栓410では、枠部材420、封止部材430、及び、枠部材420と封止部材430とに挟持された水抜き用シート440により、本願発明の弁が形成されている。
本発明において、水流下用穴の形状は、上述した第1実施形態〜5実施形態に限定されるものではない。以下に、水流下用穴の形状が第1実施形態〜5実施形態に係る水抜き栓とは異なる例について説明する。
[第6実施形態]
図23は、第6実施形態に係る水抜き栓が備える封止部材の平面図である。
図24は、第6実施形態に係る水抜き栓の縦断面図である。
なお、図24中、水抜きシートの記載については省略している。第6実施形態に係る水抜き栓510が備える枠部材520は、筒形状をしており、内部には円形であり且つその面が略水平であるシート保持部521が形成されている。シート保持部521の中央、側部寄り(図24における左側)には、水流下用穴522が設けられている。なお、枠部材520の他の構成については、第1実施形態に係る枠部材20と略同様であるから簡単に説明する。シート保持部521の上部には、段差部523が形成されており、段差部523の上部には、断続的に螺旋状の凸部524が設けられており、枠部材520の上面には、その周囲にドーナツ円盤状の係止部525が形成されている。
第6実施形態に係る水抜き栓510が備える封止部材530には、水流下用穴522とは反対側の側部寄り(図24における右側)に、水流下用穴532が設けられている。図示しないが、水抜き用シートが、枠部材520と封止部材530との間に挟持している。水抜き用シートの形状は、第1実施形態に係る水抜き用シート40と略同様の形状であから説明を省略する。また、第6実施形態に係る固定部材550、及び、金網560についても、第1実施形態と共通であるから説明を省略する。
水抜き栓510では、枠部材520、封止部材530、及び、枠部材520と封止部材530とに挟持された水抜き用シートにより、本願発明の弁が形成されている。
[第7実施形態]
図25は、第7実施形態に係る水抜き栓が備える封止部材の平面図である。
図26は、第7実施形態に係る水抜き栓の縦断面図である。
なお、図26中、水抜きシートの記載については省略している。第7実施形態に係る水抜き栓610が備える枠部材620は、筒形状をしており、内部には中央に凸部629cを有するとともに、外周に6つの水流下用穴622を有するシート保持部621が形成されている。各水流下用穴622には、中央部に向かって連結する排水溝622aが形成されている。なお、枠部材620の他の構成については、第1実施形態に係る枠部材20と略同様であるから簡単に説明する。シート保持部621の上部には、段差部623が形成されており、段差部623の上部には、断続的に螺旋状の凸部624が設けられており、枠部材620の上面には、その周囲にドーナツ円盤状の係止部625が形成されている。
第7実施形態に係る水抜き栓610が備える封止部材630は、底面631がドーナツ円盤形状を有しており、図示しないドーナツ円盤形状の水抜き用シートを、枠部材620のシート保持部621との間に挟持している。なお、第7実施形態に係る固定部材650、及び、金網660は、第1実施形態と共通であるから説明を省略する。
水抜き栓610では、枠部材620、封止部材630、及び、枠部材620と封止部材630とに挟持された水抜き用シートにより、本願発明の弁が形成されている。
本発明は、水抜き用シートを用いない構成とすることもできる。以下では、球体を用いた水抜き栓について説明する。
[第8実施形態]
図27(a)、図27(b)は、第8実施形態に係る水抜き栓の縦断面図である。
第8実施形態に係る水抜き栓710が備える枠部材720は、内面が曲面となっている漏斗形状を有しており、下部には、水流下用穴722が設けられている。枠部材720の内面には、枠部材720の曲面に当接する曲面を有する球体790が配置されている。すなわち、球体790により球体790の上部と下部との間を気体や液体が移動できないように、閉鎖されている。なお、球体790は、水に浮く性質を有するものであれば、特に限定されず、例えば、プラスチック製で中空の球体(例えば、ピンポン玉)を採用することができる。
枠部材720の上部には、段差部723が形成されており、上側に緩やかな曲面を有する金網760が載置されている。さらに、段差部723には、金網760の上から、上側に緩やかな曲面を有する固定部材750が載置されており、金網760が固定されている。
次に、水抜き栓710の機能について説明する。
枠部材720の内部に水が溜まると、球体790が浮き上がり、これにより生じた空間を水W4が通り、水流下用穴722から下部に流下する(図27(b)参照)。その後、枠部材720内部の水W4がなくなると、球体790は、元の位置に戻り、再び閉鎖される。
このように、水抜き栓710では、枠部材720と、球体790とにより、本願発明の弁が形成されている。
なお、第2実施形態〜第8実施形態に係る水抜き栓の施工方法は、第1実施形態と略同様であるから、説明を省略する。
以上、本発明に係る水抜き栓の実施形態について説明したが、本発明の水抜き栓は、上述した例に限定されるものではなく、本発明の構成を充足する範囲内で、適宜設計変更を行うことが可能である。
(a)は、第1実施形態に係る本発明の水抜き栓の一例を模式的に示す平面図であり、(b)は、その使用状態を示す縦断面図である。 図1に示した水抜き栓が備える枠部材を示す斜視図である。 (a)は、図2に示した枠部材を示す平面図であり、(b)は、その縦断面図であり、(c)は、その底面図である。 図1に示した水抜き栓が備える封止部材を示す斜視図である。 (a)は、図4に示した封止部材を示す左側面図であり、(b)は、その平面図であり、(c)は、その縦断面図であり、(d)は、その底面図であり、(e)は、その右側面図である。 図1に示した水抜き栓が備える水抜きシートを示す平面図である。 図1に示した水抜き栓が備える固定部材を示す斜視図である。 (a)は、図7に示した固定部材を示す平面図であり、(b)は、その側面図であり、(c)は、その縦断面図である。 図1に示した水抜き栓が備える金網を示す斜視図である。 水抜き栓に着脱可能な蓋を示す斜視図である。 (a)は、図10に示した蓋を示す平面図であり、(b)は、その縦断面図である。 (a)は、図1に示した筒状体を示す平面図であり、(b)は、その縦断面図である。 第1実施形態に係るコンクリート基礎を模式的に示す斜視図である。 (a)、(b)は、図1に示した水抜き栓の拡大縦断面図である。 第2実施形態に係る水抜き栓が備える封止部材を示す斜視図である。 (a)は、図15に示した封止部材を示す左側面図であり、(b)は、その平面図であり、(c)は、その縦断面図であり、(d)は、その底面図であり、(e)は、その右側面図である。 第3実施形態に係る水抜き栓が備える封止部材の平面図である。 (a)、(b)は、第3実施形態に係る水抜き栓の縦断面図である。 第4実施形態に係る水抜き栓が備える封止部材の平面図である。 (a)、(b)は、第4実施形態に係る水抜き栓の縦断面図である。 第5実施形態に係る水抜き栓が備える封止部材の平面図である。 (a)、(b)は、第5実施形態に係る水抜き栓の縦断面図である。 第6実施形態に係る水抜き栓が備える封止部材の平面図である。 第6実施形態に係る水抜き栓の縦断面図である。 第7実施形態に係る水抜き栓が備える封止部材の平面図である。 第7実施形態に係る水抜き栓の縦断面図である。 (a)、(b)は、第8実施形態に係る水抜き栓の縦断面図である。 従来のコンクリート基礎を模式的に示す斜視図である。
符号の説明
10、110、210、310、410、510、610、710 水抜き栓
20、120、220、320、420、520、620、720 枠部材
30、130、230、330、430、530、630 封止部材
40、140、240、340、440 水抜き用シート
50、150、250、350、450、550、650、750 固定部材
60、160、260、360、460、560、660、760 金網
70 蓋
80 筒状体
90 コンクリート基礎
91 ベタ基礎
92 布基礎
93 貫通孔
790 球体

Claims (2)

  1. ベタ基礎に設けられた貫通孔に設置する水抜き栓であって、
    前記貫通孔の上開口部に嵌入される筒形状の枠部材、及び、
    該枠部材内に配置され、前記ベタ基礎の上面から水が流入することにより開放され、当該水を下方へ流下可能とする弁を有し、
    前記枠部材内に、該枠部材内を白蟻が通過するのを防止するための網が設けられている
    ことを特徴とする水抜き栓。
  2. 前記網は、着脱可能に設けられていることを特徴とする請求項に記載の水抜き栓。
JP2008000528A 2008-01-07 2008-01-07 水抜き栓 Active JP5089404B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008000528A JP5089404B2 (ja) 2008-01-07 2008-01-07 水抜き栓

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008000528A JP5089404B2 (ja) 2008-01-07 2008-01-07 水抜き栓

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009161982A JP2009161982A (ja) 2009-07-23
JP5089404B2 true JP5089404B2 (ja) 2012-12-05

Family

ID=40964898

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008000528A Active JP5089404B2 (ja) 2008-01-07 2008-01-07 水抜き栓

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5089404B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020066941A (ja) * 2018-10-25 2020-04-30 吉川化成株式会社 基礎の水抜き栓

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10195999A (ja) * 1997-01-09 1998-07-28 Tama Tec:Kk 気密シート用のドレン装置
JP4210387B2 (ja) * 1999-03-31 2009-01-14 パナホーム株式会社 住宅用土間コンクリートの排水施工方法
JP4454760B2 (ja) * 2000-02-15 2010-04-21 パナホーム株式会社 土間コンクリートの排水管装置および排水管施工方法
JP4927418B2 (ja) * 2006-03-17 2012-05-09 ダウ化工株式会社 建築物の防蟻構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009161982A (ja) 2009-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8034237B2 (en) Backwashing filter basket
US7854838B2 (en) Debris cage
US7108783B2 (en) Drain inlet
US6631588B1 (en) Clog-free roof drain cover
JP5089404B2 (ja) 水抜き栓
KR100569781B1 (ko) 건축용 배수트랩의 설치구조 및 그 물품
JP5986431B2 (ja) 枯葉避け具及び樋集水器の排水構造
JP4280214B2 (ja) 屋上排水構造
JP5321407B2 (ja) 縦樋のオーバーフロー構造
JP5271720B2 (ja) 土間廻り部の構造及びその施工方法
JP7131973B2 (ja) 軒樋構造および建物
KR101090134B1 (ko) 케노피 구조물
US7386956B2 (en) Device for directing mortar droppings/debris, protecting a drainage weep device and draining water from a single wythe wall, the single wythe wall provided with the device, and method of draining water from the single wythe wall
JP2003020696A (ja) 貯水装置
KR102569257B1 (ko) 운동장용 미사 유실 방지구
JP5213413B2 (ja) ます内に配置されるフィルター装置およびそれを備えたフィルターます
KR100821742B1 (ko) 측벽 보강형 집수정 구조체
TWM555375U (zh) 高籠型落水頭
JP3516612B2 (ja) 勾配部の植栽構造と苗植え付け構造
KR100843784B1 (ko) 배수판 결합 구조
JPS6211129B2 (ja)
JPH0235861Y2 (ja)
US20030037371A1 (en) Drain assembly for above ground flexible swimming pool cover (s)
JP2601830Y2 (ja) 架空送電用中空鋼管製鉄塔の主柱材における水抜き孔防虫金具
JP6913896B2 (ja) 養生蓋

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20101217

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20101217

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101220

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20101220

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20101220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120703

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120730

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120904

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120911

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150921

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5089404

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250