JPS6018722B2 - 溶銑用脱硫剤 - Google Patents
溶銑用脱硫剤Info
- Publication number
- JPS6018722B2 JPS6018722B2 JP6551378A JP6551378A JPS6018722B2 JP S6018722 B2 JPS6018722 B2 JP S6018722B2 JP 6551378 A JP6551378 A JP 6551378A JP 6551378 A JP6551378 A JP 6551378A JP S6018722 B2 JPS6018722 B2 JP S6018722B2
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- JP
- Japan
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- weight
- powder
- parts
- carbide
- acetylene
- Prior art date
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- Expired
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21C—PROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
- C21C1/00—Refining of pig-iron; Cast iron
- C21C1/02—Dephosphorising or desulfurising
- C21C1/025—Agents used for dephosphorising or desulfurising
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、溶銑用脱硫剤、さらに詳しくはカルシウムカ
ーバイド(以下カーバイドという)のアセチレン発生達
の焼成品、カーバィド及び炭素の混合物からなる溶銑用
脱硫剤に関する。
ーバイド(以下カーバイドという)のアセチレン発生達
の焼成品、カーバィド及び炭素の混合物からなる溶銑用
脱硫剤に関する。
従来から、溶銑用脱硫剤としてカーバィドは溶銑に対し
すぐれた脱流効果を示すので多量使用されているが、例
えばトピードカーなどで溶銑を大量処理する場合、反応
に寄与しないカーバィドが残存するのでその利用率は低
く、その使用量を減少させようとする方向にある。
すぐれた脱流効果を示すので多量使用されているが、例
えばトピードカーなどで溶銑を大量処理する場合、反応
に寄与しないカーバィドが残存するのでその利用率は低
く、その使用量を減少させようとする方向にある。
しかしこれと併用する脱硫効果のすぐれたものはなく、
またソーダ系のものは取扱上不便であり新規な脱流剤が
要望されている。本発明は、これらの欠点を解決するこ
とを目的とするもので、カーバィドのアセチレン発生律
の焼成品とカーバィドと炭素との混合物を溶銃の脱硫に
用いるとすぐれた脱硫効果を示すという知見により完成
されたものである。
またソーダ系のものは取扱上不便であり新規な脱流剤が
要望されている。本発明は、これらの欠点を解決するこ
とを目的とするもので、カーバィドのアセチレン発生律
の焼成品とカーバィドと炭素との混合物を溶銃の脱硫に
用いるとすぐれた脱硫効果を示すという知見により完成
されたものである。
すなわち、本発明は、カルシウムカーバイドのアセチレ
ン発生樺を熱処理した酸化カルシウムを主成分とする焼
成品の微粉末10の重量部、カーバィド微粉末10〜1
0の重量部及び炭素微粉末5〜30重量部とからなるこ
とを特徴とする溶銑用脱硫剤である。
ン発生樺を熱処理した酸化カルシウムを主成分とする焼
成品の微粉末10の重量部、カーバィド微粉末10〜1
0の重量部及び炭素微粉末5〜30重量部とからなるこ
とを特徴とする溶銑用脱硫剤である。
以下、さらに本発明1こついた詳しく説明する。
本発明は、石灰系の脱硫剤であり、その特徴はアセチレ
ン発生律焼成品の微分末を利用することにあり、さらに
これにカーバィド微粉末及び炭素微粉末を併用すること
にある。カーバィドは生石灰と炭素とを2000oo以
上の高温で反応させて製造されているので、これを水和
して得られるアセチレン発生律は約0.1〜2仏程度の
微粉末であり、これを加熱して酸化カルシウムとしても
その粉末状態は変らない性質があり、また化学的にも活
性が優れているので、カーバィド微粉末及び炭素微粉末
と併用すれば、これらの作用効果が相乗的に発揮するこ
とができる。
ン発生律焼成品の微分末を利用することにあり、さらに
これにカーバィド微粉末及び炭素微粉末を併用すること
にある。カーバィドは生石灰と炭素とを2000oo以
上の高温で反応させて製造されているので、これを水和
して得られるアセチレン発生律は約0.1〜2仏程度の
微粉末であり、これを加熱して酸化カルシウムとしても
その粉末状態は変らない性質があり、また化学的にも活
性が優れているので、カーバィド微粉末及び炭素微粉末
と併用すれば、これらの作用効果が相乗的に発揮するこ
とができる。
アセチレン発生律は主として水酸化カルシウムからなり
、5重量%以下の不純物を含むものである。これを加熱
処理すると酸化カルシウムとなるが、加熱温度、処理速
度などによって変るが、加熱温度と水酸化カルシウムと
の関係について一例をあげると次のようになる。従って
、この焼成物はCaCQ、Ca(OH)2、Ca○の三
成分を含有したものであるので、本発明においては、C
a○が主成分とするものを使用することが好ましい。
、5重量%以下の不純物を含むものである。これを加熱
処理すると酸化カルシウムとなるが、加熱温度、処理速
度などによって変るが、加熱温度と水酸化カルシウムと
の関係について一例をあげると次のようになる。従って
、この焼成物はCaCQ、Ca(OH)2、Ca○の三
成分を含有したものであるので、本発明においては、C
a○が主成分とするものを使用することが好ましい。
熱天秤によって、その減量を測定すると温度15ぴ○か
ら徐々に減少を初め特に400℃より減量が増加し10
00℃付近で一定となる。本発明においてはアセチレン
発生淳の焼成品は高温で熱処理をしたものであればよい
が、特に温度400〜600qCの温度で処理したもの
が好ましく使用される。なお、アセチレン発生律は通常
空気中のC02ガスによってCaC03となっているが
、この量は10重量%以下である。
ら徐々に減少を初め特に400℃より減量が増加し10
00℃付近で一定となる。本発明においてはアセチレン
発生淳の焼成品は高温で熱処理をしたものであればよい
が、特に温度400〜600qCの温度で処理したもの
が好ましく使用される。なお、アセチレン発生律は通常
空気中のC02ガスによってCaC03となっているが
、この量は10重量%以下である。
次に、本発明に用いるカーバィドは市販の脱硫用粉末カ
ーバィドでよいが、なるべく微粉末であることが望まし
い。
ーバィドでよいが、なるべく微粉末であることが望まし
い。
例えば粒径74山以下のものが好ましく、そのカーバィ
ド純度は60〜90%程度のものが使用できるが、高純
度のものが好ましい。その配合量は、アセチレン発生連
焼成品100重量部に対し、カーバィド微粉末10〜1
00重量部が好ましい。次に本発明に用いる炭素はコー
クス、石油コ−クス、カーボンブラック、黒鉛などの微
粉末であるが、なるべく不純分の少し、ものが好ましい
。
ド純度は60〜90%程度のものが使用できるが、高純
度のものが好ましい。その配合量は、アセチレン発生連
焼成品100重量部に対し、カーバィド微粉末10〜1
00重量部が好ましい。次に本発明に用いる炭素はコー
クス、石油コ−クス、カーボンブラック、黒鉛などの微
粉末であるが、なるべく不純分の少し、ものが好ましい
。
その配合量は、アセチレン発生連焼成品100重量部、
カーバィド微粉末10〜10の重量部に炭素微粉末5〜
30重量部好ましくは5〜25重量部である。この範囲
では脱硫剤が優れているからである。以上説明した三成
分の物質はそれぞれ別々に微粉末とし変質しないように
そのまま混合するか、これらを同時に粉砕混合してもよ
いが、なるべく均一になるようにする。
カーバィド微粉末10〜10の重量部に炭素微粉末5〜
30重量部好ましくは5〜25重量部である。この範囲
では脱硫剤が優れているからである。以上説明した三成
分の物質はそれぞれ別々に微粉末とし変質しないように
そのまま混合するか、これらを同時に粉砕混合してもよ
いが、なるべく均一になるようにする。
実施例 1
乾式アセチレン発生機にカーバィド粉末を入れてアセチ
レンガスを発生させた残淫を温度600℃に加熱し、水
酸化カルシウムを酸化カルシウムとした。
レンガスを発生させた残淫を温度600℃に加熱し、水
酸化カルシウムを酸化カルシウムとした。
この焼成品10の重量部、74〃以下のカーバイド3血
重量部に固定し炭素粉末の添加量を第3表に示すように
変えて配合し、脱硫剤をつくった。この脱硫剤を145
0ooの溶銑に対し、0.5重量%注入し脱流試験を行
った。これらの条件及び結果を表に示す。なお、第1表
は乾式アセチレン発生樺の分析値、第2表はアセチレン
発生建の焼成品の成分「第3表は脱硫試験の条件及び結
果を示す。
重量部に固定し炭素粉末の添加量を第3表に示すように
変えて配合し、脱硫剤をつくった。この脱硫剤を145
0ooの溶銑に対し、0.5重量%注入し脱流試験を行
った。これらの条件及び結果を表に示す。なお、第1表
は乾式アセチレン発生樺の分析値、第2表はアセチレン
発生建の焼成品の成分「第3表は脱硫試験の条件及び結
果を示す。
第 1 表
第2表
第3表
実施例 2
実施例1で用いたアセチレン発生蓬焼成品100重量部
、74山以下のカーバィド粉末1の重量部に固定しカー
ボンブラックの添加量を第4表に示すように変えた以外
は実施例1と同様に行った。
、74山以下のカーバィド粉末1の重量部に固定しカー
ボンブラックの添加量を第4表に示すように変えた以外
は実施例1と同様に行った。
その結果を第4表に示す。第4表実施例 3
実施例1で用いたアセチレン発生蓬焼成品100重量部
、74仏以下のカーバイド粉末100重量部に固定し、
74仏以下の黒鉛粉末の添加量を第5表に示すように変
えた以外は実施例1と同様に行った。
、74仏以下のカーバイド粉末100重量部に固定し、
74仏以下の黒鉛粉末の添加量を第5表に示すように変
えた以外は実施例1と同様に行った。
その結果を第5表に示す。第5表
比較例 2
実施例1で用いたアセチレン発生蓬焼成品100重量部
、74仏以下カーバィド粉末5重量部に固定し、カーボ
ンブラックの添加量を第6表に示すように変えた以外は
実施例1と同様に行った。
、74仏以下カーバィド粉末5重量部に固定し、カーボ
ンブラックの添加量を第6表に示すように変えた以外は
実施例1と同様に行った。
その結果を第6表に示す。第6表
比較例 3
実施例1で用いたアセチレン発生連焼成品100重量部
、74仏以下のカーバィド粉末120重量部と固定しカ
ーボンブラックの添加量を第7表に示すように変えた以
外は実施例1と同様に行った。
、74仏以下のカーバィド粉末120重量部と固定しカ
ーボンブラックの添加量を第7表に示すように変えた以
外は実施例1と同様に行った。
その結果を第7表に示す。第7表
Claims (1)
- 1 カルシウムカーバイドのアセチレン発生滓を熱処理
した酸化カルシウムを主成分とする焼成品微粉末100
重量部、カルシウムカーバイド微粉末10〜100重量
部及び炭素微粉末5〜30重量部とからなる溶銑用脱硫
剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6551378A JPS6018722B2 (ja) | 1978-05-31 | 1978-05-31 | 溶銑用脱硫剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6551378A JPS6018722B2 (ja) | 1978-05-31 | 1978-05-31 | 溶銑用脱硫剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54155919A JPS54155919A (en) | 1979-12-08 |
JPS6018722B2 true JPS6018722B2 (ja) | 1985-05-11 |
Family
ID=13289190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6551378A Expired JPS6018722B2 (ja) | 1978-05-31 | 1978-05-31 | 溶銑用脱硫剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6018722B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0212315U (ja) * | 1988-07-11 | 1990-01-25 |
-
1978
- 1978-05-31 JP JP6551378A patent/JPS6018722B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0212315U (ja) * | 1988-07-11 | 1990-01-25 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54155919A (en) | 1979-12-08 |
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