JPS6018676Y2 - ブレ−キ装置 - Google Patents

ブレ−キ装置

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JPS6018676Y2
JPS6018676Y2 JP11313374U JP11313374U JPS6018676Y2 JP S6018676 Y2 JPS6018676 Y2 JP S6018676Y2 JP 11313374 U JP11313374 U JP 11313374U JP 11313374 U JP11313374 U JP 11313374U JP S6018676 Y2 JPS6018676 Y2 JP S6018676Y2
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JP
Japan
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brake
contactor
mob
motor
emergency stop
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JP11313374U
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English (en)
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JPS5139189U (ja
Inventor
史朗 岩元
Original Assignee
神鋼電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ブレーキの故障を検出して、電動機を保護で
きるようにしたブレーキ装置に関する。
従来、ブレーキ装置の制御回路またはブレーキ本体に故
障が生じた場合の保護方式としては、電動機の過電流リ
レーを動作させ、それによって電動機を非常停止させて
保護する方式が一般化されている。
しかし、この方式においては、負荷の状態によっては、
電動機が過負荷とならず過電流リレーが動作しない場合
がある。
このような状態が持続するとブレーキライニングの過熱
により、ついには、ブレーキトルクがなくなり危険な状
態が発生する。
またブレーキ動作に過励磁を必要とする構造のブレーキ
で、過励磁用タイマーを使用するものでは、そのタイマ
ーの時限の長短により、ブレーキコイルが焼損し、また
は、ブレーキが動作しない場合が生ずる恐れがあった。
本考案は、これらの点を解決するための保護方式として
リミットスイッチを使用した故障検出回路を設け、信頼
性の高いブレーキ装置を提供するこを目的としたもので
ある。
以下図示する実施例により、本考案の構成および作用を
詳細に説明する。
第1図は電磁ブレーキを使用した本考案による装置のl
実施例で、図イは接続図、間口はリミットスイッチ取付
位置を示す電磁ブレーキの正面図である。
第2図はMOリフターブレーキを使用した本考案による
装置の他の1実施例の接続図である。
図中同一部分および相当部分は同一符号で示す。
まず第1図の実施例について説明する。図中■は三相か
ご型誘導電動機を示し、その回転軸は電磁ブレーキMB
の間口に示すブレーキホイール7と直結され、さらにそ
の固定子は共通ベッドを介して電磁ブレーキMBのヨー
ク1と機械的に結合されている。
また電気的には、電動機運転用コンタクタ−Mの主接点
M・1を介して交流電源AC3に接続されている。
また電磁ブレーキMBの構造は間口に示されるようにヨ
ーク1に埋めこまれたブレーキコイル2が、励磁される
と、ブレーキスプリング3およびシュー戻しスプリング
8のバネ力に坑して、アマチュア−4がヨーク1に吸着
され、ロッド5を介してブレーキシュー6が開かれブレ
ーキが弛む。
またブレーキコイル2の励磁が断たれるとアマチュア−
4は、ブレーキスプリング3およびシュー戻しスプリン
グ8のバネ力によりヨーク1から押し離され、ロッド5
を介してブレーキシュー6が締められるためブレーキが
効く構造となっている。
また、本考案によって間口に示されるように、電磁ブレ
ーキ鴎のヨーク1に、アマチュア−4の動作を検出出来
るようにリミットスイッチ6が取付けられている。
また制御回路については1は電動機駆動回路であり電動
機運転用コンタクタ−Mのメーク補助接点(以下Aコン
という)M・2と並列接続された起動用押釦スイッチp
b1、停止用押釦スイッチPb2、非常停止用タイマー
ESTのブレーク補助接点(以下Bコンという)EST
、lおよび電動機運転用コンタクタ−Mのコイルがそれ
ぞれ、直列に制御電源母線Sに接続されている。
また、2はブレーキ制御故障検出回路で、ブレーキ常時
励磁用コンタクタ−B1および本考案による回路である
ところのブレーキ過励磁用タイマーB2と非常停止用タ
イマーESTとを並列接続したものにブレーキ用リミッ
トスイッチLSが画側接続された回路、ならびにブレー
キ励磁用トランスTrの1次巻線が相互にそれぞれ並列
に制御電源母線Sに接続される。
また、ブレーキ用トランスTrの2次巻線は2つに分割
され、内1つは整流器Rf2の交流側に他の1つは過励
磁用コンタクタ−B2のAコンB2・1を介して整流器
Rf iの交流側に、それぞれ接続され、さらに整流器
Rfl、Rf2の直流側、常時励磁用コンタクタ−B1
のAコンB1・1および電磁ブレーキMBのコイルMB
Cが互に直列接続され閉回路を形成している。
さらにまた、制御電源母線は、電源側より電動機駆動回
路1、ブレーキ制御故障検出回路2の順序で接続され、
電動機駆動回路1とブレーキ制御故障検出回路2との間
に電動機運転用コンタクタ−MのA37M・3がインタ
ーロック用として挿入されている。
以上が第1図に示す本考案実施例の構成であるが、つぎ
に作用について説明する。
起動用押釦スイッチpb1を押すと電動機運転用コンタ
クタ−Mが励磁され、そのA37M・2が閉となり、自
己保持されるため、主回路の主接点M・1が投入されて
電動機IMが起動する。
一方ブレーキについては、これと同時に運転用コンタク
タ−MのA37M・3が閉となり、ブレーキ制御故障検
出回路2の制御電源母線Sが通電されるため、常時励磁
用コンタクタ−B1、および過励磁コンタクタ−B2が
それぞれ励磁され、それらのAコンB1・1およびB2
・1がともに閉となり電磁ブレーキコイルMBCが過励
磁されるため電磁ブレーキMBが弛められ電動機が異常
なく:運転されることとなる。
また、電動機運転後の停止操作は停止用押ボタンスイッ
チpb2を押すことにより電動機運転用コンタクタ−M
の励磁が断たれ、その主接点M・1が開となるため電動
機は停止する。
一方このときブレーキについては同時にA37M・3が
開となりブレーキ制御故障検出回路2の通電が断たれ電
磁ブレーキコイルMBCの励磁が断たれるため電磁ブレ
ーキMBが締って電動機を完全に停止することとなる。
これらの作用は、従来の電磁ブレーキ制御装置の作用と
同じであるが、本実施例では本考案による故障検出回路
を設けているため、以下説明するような故障の検出およ
び保護作用を行う。
すなわち非常停止用タイマーESTは故障を映出してか
ら電動機を非常停止させるまでに時間遅れをもたすため
設けられたものであり、電動機運転用コンタクタ−Mが
投入されてから電磁ブレーキMBが弛められるまでの時
間(例0.5〜1.0秒)より長くまた過励磁用コンタ
クタ−B2が故障その他の原因で起動後長時間開かなか
った場合において、ブレーキコイルMBCを焼損する恐
れがなく、しかもまた電動機■が拘束運転になった場合
、耐え得る適当な時限(例3秒)に設定する。
まず電動機が起動を開始するとA37M・3が閉となる
ため、非常停止用タイマーESTが励磁され時間測定を
開始する。
また、一方これと同時にブレーキ常時励磁用コンタクタ
−B1およびブレーキ過励磁用コンタクタ−B2も励磁
される。
正常時は前述の如く非常停止用タイマーESTの設定時
限(例3秒)が、B2およびB2の励磁開始から電磁ブ
レーキ■の弛められるまでの時間(例0.5〜1.0秒
)より長く設定されているため、非常停止用タイマーE
STが動作する前に電磁ブレーキMBが弛められリミッ
トスイッチLSが開となる。
そのため非常停止用タイマーESTの励磁が断たれて動
作することがなくなるため、電動機が非常停止すること
はない。
しかしブレーキ本体またはブレーキ制御回路の故障等の
ためブレーキが完全に弛められない場合は、リミットス
イッチLSが開とならないため非常停止用タイマーES
Tが設定時限に達して動作し、そのBコンEST・1が
開となり電動機駆動用コンタクタ−Mが無励磁となるの
で、その主接点M・1が開となって、電動機を非常停止
し装置全体を保護することとなる。
また、一方過励磁回路もブレーキが弛められると非常停
止用タイマーESTと同時にリミットスイッチ6によっ
て過励磁用コンタクタ−B2が断たれるためブレーキコ
イルMBCを焼損することはなくなり、さらにまたリミ
ットスイッチLSはブレーキスイッチLSはブレーキが
完全に弛められないと動作しないような位置に取付けら
れているため半ブレーキ状態となる危険もなくなるわけ
である。
第2図は、ブレーキの過励磁を必要としない場合の接続
を示すためMCリフターブレーキを使用した場合を実施
例として図示したものである。
したがって、以下第1図の場合と対比して簡単に説明す
る。
図中、電動機IMはMOリフターブレーキMOBと機械
的に第1図の場合と同様な方法で結合され、また電気的
にも第1図同様、運転用コンタクタ−の主接点M・1を
介して交流電源AC5に接続される。
また、取付位置の図示は省略するが、MOリフターブレ
ーキMOBには第1図の場合と同様、ブレーキの動作を
検出出来るようなリミットスイッチ6が取付けられてい
る。
制御回路については、電動機駆動回路1は、第1図の場
合と全く同じ構成であるが、ブレーキ制御故障検出回路
2はMCリフターブレーキにおいてはブレーキの過励磁
が不要であり、またブレーキ電源が電動機と同じ三相交
流電源AC3でよいため第1図の過励磁回路を取り除く
とともに、MOリフターブレーキMOBをブレーキ用コ
ンタクタ−BのAコンB・1を介して主接点M・1の電
動機側端子に接続したものである。
また、作用においても第1図の場合と同様に起動・停止
し、また、ブレーキ本体もしくは制御回路の故障等の原
因により、MOリフターブレーキMOBが正常動作しな
い場合においては、リミットスイッチ6が開のままとな
るため非常停止用タイマーESTが動作し、第1図の場
合と同様に電動機を停止する。
すなわち、第1図の場合と同様、故障を検出し、装置全
体を保護出来るものである。
以上述べたように本考案によればブレーキの過励磁時間
の不足、その他に基因するブレーキの不完全動作による
危険状態の発生、長時間過励磁、その他に基因するブレ
ーキコイルの焼損事故、およびブレーキが効いた状態で
の電動機の拘束運転による電動機および制御装置の焼損
事故をはじめとし、あらゆる原因によるブレーキの異常
動作に基因する事故に対し、従来のブレーキ装置に比し
て早期に、確実に、しかも複雑な回路を必要とせず検出
し、保護することが可能となり、また一方、荷役装置に
おける落下事故、または工作機械における逸走事故等を
考えると明らかなように、ブレーキ制御装置に特に必要
とされる信頼性の向上が、可能となるという優れた効果
をもたらすものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は電磁ブレーキを使用した本考案による装置の1
実施例で図イは接続図、凶日はリミットスイッチの取付
位置を示す電磁ブレーキの正面図である。 第2図はMCリフターブレーキを使用した本考案による
装置の他のl実施例の接続図である。 IM−・・・・・三相誘導電動機、LS・・・・・・リ
ミットスイッチ、EST・・・・・・非常停止用タイマ
ー B2・・・・・・過励磁用コンタクタ−1MB(M
OB)・・・・・・ブレーキ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電動機IMの運転用コンタクタ−M・1を介して電源に
    接続した電動機IMとブレーキ圃またはMOBとを機械
    的に結合し、上記運転用コンタクタ−M・1が投入され
    たとき、上記ブレーキMBまたはMOBのブレーキ釈放
    機能部に通電してブレーキを釈放するブレーキ装置に於
    て、上記ブレーキ犯またはMOBの開閉部にブレーキの
    開閉と連動するように取付けられ、ブレーキが完全に釈
    放したとき、その接点が開となるリミットスイッチLS
    ;と設定時間通電された後、動作して上記運転用コンタ
    クタ−M・1を遮断する非常停止用タイマEST ;と
    、を上記運転用コンタクタ−M・1が閉のときのみ通電
    される制御電源に直列接続し、上記運転用フンタフタ−
    M・1の投入から上記非常停止用タイマESTの設定時
    間を経過しても上記ブレーキ犯またはMOBが完全釈放
    されないとき、上記運転用コンタクタ−M・1を遮断す
    るようにした故障検出回路を有するブレーキ装置。
JP11313374U 1974-09-18 1974-09-18 ブレ−キ装置 Expired JPS6018676Y2 (ja)

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JP11313374U JPS6018676Y2 (ja) 1974-09-18 1974-09-18 ブレ−キ装置

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JP11313374U JPS6018676Y2 (ja) 1974-09-18 1974-09-18 ブレ−キ装置

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Publication Number Publication Date
JPS5139189U JPS5139189U (ja) 1976-03-24
JPS6018676Y2 true JPS6018676Y2 (ja) 1985-06-06

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