JPS60186749A - イオン選択性電界効果トランジスタ - Google Patents
イオン選択性電界効果トランジスタInfo
- Publication number
- JPS60186749A JPS60186749A JP59042481A JP4248184A JPS60186749A JP S60186749 A JPS60186749 A JP S60186749A JP 59042481 A JP59042481 A JP 59042481A JP 4248184 A JP4248184 A JP 4248184A JP S60186749 A JPS60186749 A JP S60186749A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ion
- gate lead
- fixed
- field effect
- effect transistor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/26—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
- G01N27/403—Cells and electrode assemblies
- G01N27/414—Ion-sensitive or chemical field-effect transistors, i.e. ISFETS or CHEMFETS
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
L11匹札m
本発明は、イオン選択性電界効果トランジスタに関する
。イオン選択性電界効果トランジスタ(以下rlsFE
TJという)は、ソース及びドレイン間に流れるトレイ
ン電流を電界効果によって制御することを利用したもの
であり、各種イオンの活量を測定するセンサとして有効
に利用できるものである。
。イオン選択性電界効果トランジスタ(以下rlsFE
TJという)は、ソース及びドレイン間に流れるトレイ
ン電流を電界効果によって制御することを利用したもの
であり、各種イオンの活量を測定するセンサとして有効
に利用できるものである。
良−」L−盈一」(
従来l5FETとしては、例えば従来公知の電界効果ト
ランジスタ(以下r F E T 、1という)のゲー
ト金属を取り去り、ゲー1へ金属の代りにイオン感応膜
で被覆したものが知られている(特開昭54−5495
号公報、特開昭55−4571号公報等参照)。しかし
ながら、斯かる従来の1sFETは種々の欠点を有して
いる。即ち従来のl5FETは、市販のFETから製造
することができず、特開昭54−5495月公報に記載
されているような十数工程にも及ぶ半導体製造プロセス
によりようやく製造されるものであり、製造操作が極め
て煩雑である。しかもこのようにして得られたl5FE
Tは、通常塩化ビニル樹脂等の合成高分子によりゲート
絶縁股上に固定されているイオン感応有機膜の場合、イ
オン感応膜がゲート絶縁股上に強力に固定されているも
のでなく、それ故耐久性において不充分であり、従って
斯かるl5FETをイオンセンサとして使用する場合長
時間に亙って再現性よく正確にイオン活量を測定するこ
とが困難になるという欠点を有している。゛の び 本発明の目的は、上記欠点のないl5FETを提供する
ことにある。本発明のl5FETは、FETのゲートリ
ード部にイオン感応膜を固定したものである。
ランジスタ(以下r F E T 、1という)のゲー
ト金属を取り去り、ゲー1へ金属の代りにイオン感応膜
で被覆したものが知られている(特開昭54−5495
号公報、特開昭55−4571号公報等参照)。しかし
ながら、斯かる従来の1sFETは種々の欠点を有して
いる。即ち従来のl5FETは、市販のFETから製造
することができず、特開昭54−5495月公報に記載
されているような十数工程にも及ぶ半導体製造プロセス
によりようやく製造されるものであり、製造操作が極め
て煩雑である。しかもこのようにして得られたl5FE
Tは、通常塩化ビニル樹脂等の合成高分子によりゲート
絶縁股上に固定されているイオン感応有機膜の場合、イ
オン感応膜がゲート絶縁股上に強力に固定されているも
のでなく、それ故耐久性において不充分であり、従って
斯かるl5FETをイオンセンサとして使用する場合長
時間に亙って再現性よく正確にイオン活量を測定するこ
とが困難になるという欠点を有している。゛の び 本発明の目的は、上記欠点のないl5FETを提供する
ことにある。本発明のl5FETは、FETのゲートリ
ード部にイオン感応膜を固定したものである。
本明細書において、FETのゲートリード部とは、FE
Tのゲート金属からでている導線等の部分をさし、通常
、市販のFETのゲートリード線又はゲートリード線に
ハンダ付けした導線のグー1−リード線と導線の部分を
言う。
Tのゲート金属からでている導線等の部分をさし、通常
、市販のFETのゲートリード線又はゲートリード線に
ハンダ付けした導線のグー1−リード線と導線の部分を
言う。
本発明のl5FETを製造するに当って用いられるFE
Tは、入手容易な市販品である。
Tは、入手容易な市販品である。
本発明のイオン感応膜を構成する一成分であるイオン感
応物質としては、従来公知のものを広く使用でき、例え
ばヨウ化銀等のハロゲン化銀、硫化銀のような難溶性金
属硫化物、フッ化ランタン等の難溶性塩及びそれらの混
合物、メチルトリオクチルアンモニウム過塩素酸塩等の
高級アルキルアンモニウム塩、ジデシルリン酸カルシウ
ム等の高級アルキルリン酸塩等のイオン対化合物、金属
キレート化合物、クラウンエーテルやパリノマイシン等
の環状イオノホアや非環状イオノホア等を挙げることが
できる。
応物質としては、従来公知のものを広く使用でき、例え
ばヨウ化銀等のハロゲン化銀、硫化銀のような難溶性金
属硫化物、フッ化ランタン等の難溶性塩及びそれらの混
合物、メチルトリオクチルアンモニウム過塩素酸塩等の
高級アルキルアンモニウム塩、ジデシルリン酸カルシウ
ム等の高級アルキルリン酸塩等のイオン対化合物、金属
キレート化合物、クラウンエーテルやパリノマイシン等
の環状イオノホアや非環状イオノホア等を挙げることが
できる。
本発明では、ゲートリード部上にイオン感応膜を固定す
るのに漆を使用するのが望ましい。イオン感応物質と漆
との混合割合としては、特に制限されることなく広い範
囲内から適宜選択して使用することができるが、通常I
I 0OtJ量部当り、イオン感応物質を通常0.01
〜100重i部、たとえばパリノマイシン等では、0.
1〜10重量部、イオン対化合物等では10〜100f
f11部の割合で使用するのがよい。
るのに漆を使用するのが望ましい。イオン感応物質と漆
との混合割合としては、特に制限されることなく広い範
囲内から適宜選択して使用することができるが、通常I
I 0OtJ量部当り、イオン感応物質を通常0.01
〜100重i部、たとえばパリノマイシン等では、0.
1〜10重量部、イオン対化合物等では10〜100f
f11部の割合で使用するのがよい。
本発明において、イオン感応膜はゲートリード部に次に
示す方法により固定される。まず所定量のイオン感応物
質及び漆をジオクチルフタレート、ジブチルフタレート
、ジオクチルはバケート等の公知の可塑剤、デカノール
、二1ヘロフェニルオクチルエーテル、ジオクチルフェ
ニルホスホネート、パラニド0シメン等の公知の液膜溶
媒と混合し、この混合物を固定しようとするゲートリー
ド部上に塗布し、次いでこれを乾燥固化すればよい。乾
燥条件としては、用いられるイオン感応物質の種類等に
より異なり一概には言えないが、通常室温〜120℃程
度の温度条件下に数時間から2週間程度放置すればよい
。
示す方法により固定される。まず所定量のイオン感応物
質及び漆をジオクチルフタレート、ジブチルフタレート
、ジオクチルはバケート等の公知の可塑剤、デカノール
、二1ヘロフェニルオクチルエーテル、ジオクチルフェ
ニルホスホネート、パラニド0シメン等の公知の液膜溶
媒と混合し、この混合物を固定しようとするゲートリー
ド部上に塗布し、次いでこれを乾燥固化すればよい。乾
燥条件としては、用いられるイオン感応物質の種類等に
より異なり一概には言えないが、通常室温〜120℃程
度の温度条件下に数時間から2週間程度放置すればよい
。
本発明のTSFETの一例を第1図に示す。第1図は1
sFETの構造を示す断面図であり、ガラス管(1)の
中に銅線等の基体(2)が取り付けられ、接着剤(3)
により固定されている。イオン感応膜(4)は、イオン
感応物質と漆等の支持体により基体(2)に固定されて
いる。(5)はFET、(6)はゲートリードl!(7
)と基体(2)とのハンダ付は接続部分で、(8)はソ
ースリード線、(9)はドレインリード線である。
sFETの構造を示す断面図であり、ガラス管(1)の
中に銅線等の基体(2)が取り付けられ、接着剤(3)
により固定されている。イオン感応膜(4)は、イオン
感応物質と漆等の支持体により基体(2)に固定されて
いる。(5)はFET、(6)はゲートリードl!(7
)と基体(2)とのハンダ付は接続部分で、(8)はソ
ースリード線、(9)はドレインリード線である。
xi二1
次に実施例を掲げて本発明をより一層明らかにする。
実施例
市販のFET (2SK241、東京芝浦電気■製〕の
ゲートリード部に、パリノマイシン510゜漆500I
I1g及びジオクチルフタレート400111(+から
なる混合物を塗布し、室温にて約2週間放置して、該ゲ
ートリード部上にイオン感応膜を固定して、本発明のl
5FETを得た。
ゲートリード部に、パリノマイシン510゜漆500I
I1g及びジオクチルフタレート400111(+から
なる混合物を塗布し、室温にて約2週間放置して、該ゲ
ートリード部上にイオン感応膜を固定して、本発明のl
5FETを得た。
斯くして得られるl5FETを用い、また参照電極とし
て電気化学計器社製DKK−4400型、ドレイン・ソ
ース間電圧3.0V、温度25°Gを用いて、各種11
1度の塩化カリウム溶液についてトレイン電流を測定し
た。応答特性は第2図に示す通りである。第2図かられ
かるように、本発明によるTSFETは100〜10−
eMのカリウムイオン活量の節回に対応して再現性よく
ドレイン電流を示した。
て電気化学計器社製DKK−4400型、ドレイン・ソ
ース間電圧3.0V、温度25°Gを用いて、各種11
1度の塩化カリウム溶液についてトレイン電流を測定し
た。応答特性は第2図に示す通りである。第2図かられ
かるように、本発明によるTSFETは100〜10−
eMのカリウムイオン活量の節回に対応して再現性よく
ドレイン電流を示した。
本発明の効果
本発明のl5FETは、従来のような半導体製造プロセ
スを経ることなく、入手容易なFETから極めて簡申に
製造することができる。また本発明のl5FETは、イ
オン感応膜がゲートリード部上に強固に固定されており
、それ故耐久性に優れており、しかも該感応膜は平滑で
光沢に富み、感応膜としての表面活性に優れている。従
って斯かる本発明のl5FETをイオンセンサとして使
用する場合には、長時間に亙って再現性よく正確にイオ
ン活量を測定することができる。
スを経ることなく、入手容易なFETから極めて簡申に
製造することができる。また本発明のl5FETは、イ
オン感応膜がゲートリード部上に強固に固定されており
、それ故耐久性に優れており、しかも該感応膜は平滑で
光沢に富み、感応膜としての表面活性に優れている。従
って斯かる本発明のl5FETをイオンセンサとして使
用する場合には、長時間に亙って再現性よく正確にイオ
ン活量を測定することができる。
第1図は、本発明のl5FETの構造の一例を示す断面
図である。 1・・・ガラス管、2・・・基体、3・・・接着剤、4
・・・イオン感応膜、5・・・FET。 6・・・ハンダ付接続部分、7・・・ゲートリード線、
8・・・ソースリード線、9・・・ドレインリード線第
2図は、本発明のl5FETを用いた時のカリウムイオ
ン活量とドレイン電流との関係を示す応答特性を示すグ
ラフである。 (以 上)
図である。 1・・・ガラス管、2・・・基体、3・・・接着剤、4
・・・イオン感応膜、5・・・FET。 6・・・ハンダ付接続部分、7・・・ゲートリード線、
8・・・ソースリード線、9・・・ドレインリード線第
2図は、本発明のl5FETを用いた時のカリウムイオ
ン活量とドレイン電流との関係を示す応答特性を示すグ
ラフである。 (以 上)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ■ ゲートリード部にイオン感応膜を固定したことを特
徴とするイオン選択性電界効果トランジスタ。 ■ イオン感応膜が漆を用いて固化して得られたイオン
感応物質を含む膜状物である特許請求の範囲第1項記載
のイオン選択性電界効果トランジスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59042481A JPS60186749A (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | イオン選択性電界効果トランジスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59042481A JPS60186749A (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | イオン選択性電界効果トランジスタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60186749A true JPS60186749A (ja) | 1985-09-24 |
Family
ID=12637249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59042481A Pending JPS60186749A (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | イオン選択性電界効果トランジスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60186749A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6336139A (ja) * | 1986-07-30 | 1988-02-16 | Agency Of Ind Science & Technol | イオン選択性微小電極 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5870155A (ja) * | 1981-07-24 | 1983-04-26 | フオンダシヨン・スイス・プ−ル・ラ・レシエルシユ・アン・ミクロテクニク | イオンに応答する半導体装置 |
JPS59142453A (ja) * | 1983-02-02 | 1984-08-15 | Nec Corp | イオンセンサ |
-
1984
- 1984-03-05 JP JP59042481A patent/JPS60186749A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5870155A (ja) * | 1981-07-24 | 1983-04-26 | フオンダシヨン・スイス・プ−ル・ラ・レシエルシユ・アン・ミクロテクニク | イオンに応答する半導体装置 |
JPS59142453A (ja) * | 1983-02-02 | 1984-08-15 | Nec Corp | イオンセンサ |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6336139A (ja) * | 1986-07-30 | 1988-02-16 | Agency Of Ind Science & Technol | イオン選択性微小電極 |
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