JPS60186531A - ω―パーフルオロアルキル―1,2―エポキシアルカン共重合体およびその用途 - Google Patents

ω―パーフルオロアルキル―1,2―エポキシアルカン共重合体およびその用途

Info

Publication number
JPS60186531A
JPS60186531A JP59044390A JP4439084A JPS60186531A JP S60186531 A JPS60186531 A JP S60186531A JP 59044390 A JP59044390 A JP 59044390A JP 4439084 A JP4439084 A JP 4439084A JP S60186531 A JPS60186531 A JP S60186531A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copolymer
water
oil
perfluoroalkyl
formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP59044390A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0129367B2 (ja
Inventor
Motoomi Soei
副井 種臣
Masayoshi Shinjo
新庄 正義
Yasuko Okazaki
岡崎 泰子
Hiroichi Aoyama
博一 青山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Daikin Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd, Daikin Kogyo Co Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP59044390A priority Critical patent/JPS60186531A/ja
Priority to US06/697,865 priority patent/US4563493A/en
Priority to EP85101289A priority patent/EP0152065B1/en
Priority to DE8585101289T priority patent/DE3580766D1/de
Publication of JPS60186531A publication Critical patent/JPS60186531A/ja
Publication of JPH0129367B2 publication Critical patent/JPH0129367B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polyethers (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、ω−パーフルオロアルキル暑、2−エポキシ
アルカンの共重合体およびその製法と用途に関する。 従来、ω−パーフルオロアルキル−1,2−エポキシア
ルカンの共重合体については、一般式:%式% (式中、Rfは炭素数5〜13のパーフルオロアルキル
基を表わす。) で示されるエポキシドと無水フハク酸、無水マレイン酸
、無水7タル酸などの環状酸無水物との共重合体(一種
のポリエステル。特公昭57−11324号公報および
同57−1325号参照)が知られている。これらの共
重合体は、ω−パーフルオロアルキル−1,2−エポキ
シアルカンの単独または相互重合体と同じく、撥水撥油
剤、非粘着剤などとして有用であるが、単独または相互
重合体が多くの有機溶媒に不溶性ないしりIE溶性であ
るため応用範囲が制限されるのに対し、そのような欠点
を持たない。 しかしながら、これらの共重合体の製造では、酸フ1(
う水物を残留させずに共重合することが極めて困九で、
しかもこれが残留すると水洗などにより除去することか
必要であり、あるいは残留したまま使用すると撥水撥油
性、非粘着性などに悪影響を与える。 本発明の目的は、新規なω−パーフルオロアルキル−1
,2−エポキシアルカンの共重合体、特に多種類の有(
幾溶媒に対して溶解性を有し、生産性の良好なかつ検水
撥油性、非粘着性などの性能が優れ、前記のような欠点
の軽減された共重合体を提イバすることにある。 本発明の11η記目的は、一般式: %式% (1) (式中、[マ[は炭素数3〜21のパーフルオロアルキ
ル基およびI)は1〜10の整数を表わす。)で示され
る構成単位(a’)および一般式:%式%() (式中、Rは−CH2−または−CF2−および
【nは
2〜5の整数を表わす。) で示される構成単位(b)を含んで成る共重合体により
達1される。 本発明においても構成単位(1〕)の給源となる環状エ
ステルが共重合において残留するが、これは沸点が一般
の揮発性有機溶剤と同程度と低く、放置または加熱等の
方法により簡単に除去することができる。 本発明の共重合体は、通常構成単位(a)と構成単位(
b)をモル比3:97〜□99:1の割合で含むポリエ
ステルである。分子量は、通常2000〜50000、
好ましくは5000〜20000の範囲にある。分子量
が2000より低ければ1q−られる共重合体の撥水撥
油性などの性能が劣り、一方50000より高ければ溶
解性が低下する。 本発明の共重合体は、パーフルオロアルキル基の側鎖を
有するポリエステルであって、種々の固体物質表面への
被膜形成用祠料として有用な物質である。また、この被
膜はパーフルオロアルキル側鎖により低い表面活性を有
し、同時に主鎖のエステル結合およびエーテル結合によ
υ暴利への良好な接着性を有しているので、この共重合
体は各神固体物質表面に対する撥水撥油剤や非粘着剤と
して有用である。 本発明の共重合体の製造は、一般式: %式%) () (式中、Rfおよび1)は前記と同意義。)で示される
エポキシドと、一般式: (式中、RおよびIl+は前記と同意義。)で示される
環状エステルとを重合条件下に反応させで行なうことが
できる。 この反応は、エポキシド(I゛)と環状エステル(IP
)との開環共重合であって、生成する共重合体はエーテ
ル基およびエステル基によって結合した共重合体である
。環状エステルの一部を池のエポキシド、環状エーテル
、環状ホルマール(■′)に置き換えた場合も同様であ
る。 前記出発物質であるエポキシド(ビ)は公知の化合物で
ある。たとえば、2−パーフルオロアルキル−1,2−
エポキシエタン(+)=1)の場合)は、西ドイツ特許
公開第2160783号に記載されている。また、3−
パーフルオロアルキル−1,2−エボキシプロパン(I
]:]の場合)は、特公昭44、−26286号公報に
記載されており、3−パーフルオロアルキル−2−ヨー
ドプロパノ−ルー1と水酸化アルカリの反応によって製
造することがで終る。ここで、パーフルオロアルキル基
の炭素数は、通常3〜21であり、好ましくは5〜16
である。なお、出発物質としてパーフルオロアルキル基
の炭素数の異なる2種以」二のエポキシドの混合物を使
用することもできる。 他方の出発物質である環状エステルの具体例としては、
β−プロピオラクトン、アープチロラクトン、δ−バレ
ロラクトン、ε−カプロラクトンおよび特開昭52−2
3020号公報ならびに特開昭52−’83417号公
報に記載のパーフルオロ−アープチロラクトンを挙げる
こと矛できる。 また、前記エポキシド(Ill’)としては、エチレン
オキシド、プロピレンオキシド、インブチレンオキシド
、ブタンエンオキシド、スチレンオキシド、エビクロロ
ヒドリンなどのエビハロゲンヒドリン、メチルグリシツ
ルエーテルやフェニルグリシツルエーテルなどのアルキ
ルまたはアリールグリシジルエーテルなどを例示するこ
とがで外る。 環状エーテル(Ill ’ )としては、オキセタン、
テトラヒドロ7ラン、テトラヒドロピラン、3,3−ビ
ス(クロロメチル)オキセタン、パーフルオロオギセク
ンなどを例示することかでべろ。環状ホルマールとして
は、1,3−ジオキソラン、トリオキサン、テトラオキ
サン、1 、3 、6−トリオキンカン、1.3.5−
)リオキシカンなどを例示することがでとる。 本発明における前記エポキシド(I゛)またはこれと皿
のエポキシド(V゛)の混合物と環状エステルとの重合
反応は、これら単量体を開始剤の存在下に反応させて行
なうことかでbる。重合開始剤としては、エポキシドの
開環重合に活性を示すことが知られているカチオン重合
触媒(たとえは、三フッ化ホウ素、錯体三フッ化ボウ素
、四塩化錫、A I C1,、BP、(C2H50H)
、、、金属ハロゲン化物、アミンなど)、配位アニオン
重合触IB、(たとえば、トリアルキルアルミニウム、
ンアルキル亜鉛、リン酸など)を用いる。重合温度は、
特に限定されるものではなく、各単量体の反応性に応し
て適当な温度を選択すればよい。通常、()〜50℃が
採用される。また、重合に際し、溶媒は必ずしも必要と
しないが、反応温度の制御などの便宜−1−使用するこ
ともできる。重合溶媒は、トリクロロトリフルオロエタ
ン、ツメチルホルムアミド、ノメトキシエタン、11−
ヘキサン、エーテルなど、使用する単量体に対して不活
性である溶媒から選択することができる。 本発明の共重合体は、」二記の繰り返し単位な主鎖に持
つ構造を有し、透明な外観を有する熱り塑性共重合体で
ある。ガラス軟位点は、使用する単量体の種類および割
合によって異なるが、通常0〜150℃、多くの場合2
0〜100°Cの範囲にある。本発明の共重合体は、ア
セトン、酢酸エチル、クロロボルム、トリクロロトリフ
ルオロエタン、ヘキサン、トルエンなどの溶媒に可溶で
ある。 また、水、エタノール、メタノールなどの溶媒には、一
般に構成単位(a)が多い場合不溶であり、少ない(特
に(、)が20モル%以下)の場合可溶である。共重合
体の溶解性は、主として単量体の種類および割合によっ
て定まる。 本発明の共重合体の天外な特徴は、これら溶液または水
性乳濁液を固体物質に塗布することによって、その表面
に撥水撥油性や非粘着性をイ(j与することができるこ
とである。また、この溶液または水性乳濁液から自立性
キャストフィルムを調製することも可能である。このフ
ィルムは、同様に特異な撥水撥油性を有している。さら
に、各種の溶媒およびエポキシU(脂、ポリエステル樹
脂などの液状樹脂に対して、それらの表面張力を低下さ
せる能力があって、塗料のレベリング剤に用いることが
でbる。 本発明の共重合体はそのままの形で、または有(幾溶剤
溶液あるいは水性乳濁液の形で各種の用途に利用できる
が、パーフルオロアルキル基を側鎖として有するため、
その低い表面エネルギーを利用して特に撥水撥油剤およ
び非粘着剤として有用である。 撥水撥油剤とは対象とする固体物品表面の臨界表面張力
を低下させて水性および油性の物質を撥く性質をイ」与
するもので、水性物質には水やアルコールの如き水溶性
物質またはその水溶液、油性物質としては灯油、重油、
ガソリン、流動パラフィン、ピッチ、アスファルト、綿
実油、菜種油、鯨油等の動稙鉱物油脂類が包含される。 このような撥水撥油剤は、たとえば対象物品が繊維や織
物の場合、インキ、ソース等の水性汚れや天プラ油、鉱
油等の油性汚れを撥くことにより、それらの汚染物質よ
り#&維や織物が汚染されるのを保護することができる
作用を有する。また、この撥水撥油剤を用いて紙やシー
トを処理することにより、アスファルトや油類を浸透さ
せないための包装などとして用いることができる。 非粘着剤とは撥水撥油剤と同じく対象物品表面の臨界表
面張力を低下させて、粘着性物質の対象物品tこ則する
粘着な防止するもので、いわ1Φる離型剤、背面処理剤
、離型紙用加工剤、アンチブロッキング剤などを包含す
る。離型剤は、ゴム、合成(31脂などの成型工程にお
いて金型、木型などのモールドに噴霧、塗布などの方法
で処理しており、l!112離れをよくさせるものであ
るか、一般に内部離型といわれる樹脂類に離型剤を混合
しておいて型ばなれをよくさせるものも含まれる。離型
紙用加工剤および背面処理剤には、セロファンテープ、
粘着テープなどの背面に塗布して、永久的な接着を防止
し、巻と戻しを容易にさせるものや、ラベル、ワッペン
などの離型紙の製造、フィルム、合板成型工程に使用さ
れる離型紙の製造に用いられるものなどを包含する。ま
た、アンチブロッキング剤とは、シート、フィルムなど
を長時間密着保持させた場合のブロッキング防止のため
の処理剤として使用されるものである。 本発明の」(重合体を撥水撥油剤または非粘着剤として
実用に供するためには、共重合体をアセトン、メチルエ
チルケトン、酢酸エチル、ツメチルホルムアミド、メチ
ルクロロホルム、トリクロロエチレン、トリクロロトリ
フルオロエタン、テトラノフルオロエタン、ヘキサン、
トルエンなどの有(幾溶剤の1種または2種以上の混合
物中に溶解させるか、溶媒中で重合させた共重合体を前
記のような溶剤で稀釈することにより製剤する。このよ
うな溶剤溶液にノクロロノフルオロメタン、モノフルオ
ロトリクロロメタン、ツメチルエーテルなどの噴射剤を
添加して適当な容器に充填すればエアゾール型のものも
調製可能である。また、本発明の共重合体を各種の添加
剤と共に適当な界面活性剤を用いて水性媒体中に乳化分
散させることにより、水性乳濁液としても調製されうる
。乳化分散に用いられる界面活性剤としては陰イオン型
、非イオン型、陽イオン型のいずれも採用可能で、特に
限定されることはない、また、場合によっては本発明の
共重合体をそのままの形で対象物品に塗布する等の方法
により使用す′ることもでトる。 撥水撥油剤および非粘着剤として使用する場合、本発明
共重合体の構成単位の組成について特に限冗はなく、種
々の種類のものが利用できるが、前記(I)単位は製造
上少な(とも3モル%含有されるのか好ましい。 本発明の共重合体を有効成分とする撥水撥油剤で処理可
能な物品としては特に限定なく、種々の例を挙げること
がで外る。たとえば、繊維織物、紙などに特に有用であ
る他、木、皮革、毛皮、フェルト、石綿、レンガなどの
多孔性物品や、金属、タイル、プラスチック、各種塗装
面などのように平滑性表面を有する物品が挙げられる。 繊維織物とし一〇は、綿、麻、羊毛、絹などの動植物性
天然taM1、ポリアミド、ポリエステル、ポリビニル
アセタール、ポリアクリロニトリル、ポリ塩化ビニル、
ポリプロピレンの如外種々の合成繊細、レーヨン、アセ
テートの如す半合成繊維、ガラス繊維、アスベスト繊組
の如き無はm維、あるいはこれらの混合繊維の織物が挙
げられる。 本発明の共重合体を有効成分とする非粘着剤で処理可能
な物品にも特に限定はなく、前記の撥水撥油剤で処理可
能な物品の殆んどに適用できる。 本発明の非粘着剤で非粘着の対象となる物質としては、
ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、7エ7−ル樹脂、塩
化ビニル樹脂、アクリル1jj脂、天然ゴム、クロロプ
レンゴム、フッ素ゴムなどの合成または天然樹脂、合成
または天然ゴムなどが挙げられる。非粘着剤の工業的適
用例としては、いわゆる離型剤として、プラスチックや
ゴムの成型工業に用いられる金型、木型、プラスチック
型、紙型などに適用で外るほか、紙、セロファン、布、
−プラスチックフィルム、金属箔などの粘着テープの背
面処理や予め粘着剤を塗布したラベル、シール、ワッペ
ン類の離型紙の製造などに適用されうる。 撥水撥油剤中の共重合体濃度について特に限定はないが
、通常は0.01〜30重量%程度、特に好ましくは0
.1〜2.0重量%程度が採用される。余りに低濃度の
溶液では撥水撥油性能の付与が不十分であり、また、余
りに高濃度では経済的に不利である。 非粘着剤中の共重合体濃度は、離型剤として用いる場合
、1回の離型だけを目的とするとぎは()。 01%以下で十分であるが、一度の離型剤塗布で特にノ
♂命を長期間要求する場合には、0.05〜30重量%
、好ましくは0.1〜lO重景%が適当である。背面処
理剤やアンチブロンキング剤として用いる場合もこれと
ほぼ同等量で使用することができる。共重合体を内部離
型剤として使用する場合には、本発明の共重合体を対象
樹脂に対して0.05〜10重量%、特に0.1〜3重
量%程度添加して用いるのが適当である。また、本発明
の非粘着剤には、必要に応して、アクリル樹脂、酢ビ4
M脂等の被膜形r&、樹脂やランカー、塩化ビニル塗料
等の塗料類、酸化珪素、ポリテトラフルオロエチレン等
の微粉末、シリコン油、フッ素系オイルなどのオイル類
などを配合してもよい。 本発明の共重合体を有効成分とする撥水撥油剤および非
粘着剤の適用方法は、被処理物の種類や使用目的、撥水
撥油剤および非粘着剤の調製形態などに応して、もっと
も適切なものを選択すjtばよい。水性乳濁液や溶剤溶
液型の場合、噴霧、浸漬、塗布などの既知の方法で被処
理物の表面に伺着さぜ乾燥さぜればよく、必要ならばキ
ユアリングを1テう。また、エアゾール型の場合は被処
理物に噴射吹き付けして乾燥させるたけでもよい。 さらに、本発明の撥水撥油剤には、必要にJもシて、帯
電防止剤、B燃剤、防シワ剤、サイズ剤などや、他の重
合体ブレングーとしてアクリル樹脂、酢ビ樹脂などの被
膜形成al脂や酸化珪素、ポリテトラフルオロエチレン
などの微粉末を添加してもよい。 次に本発明を実施例により説明する。なお、実施例中、
「部」および「%」は特に断わらない限り「重量部」お
よび「重量%」である。 なお、実施例中に示される撥水撥油性は、次の尺度で示
される。すなわち、撥水性は、JISL−1005のス
プレー法による撥水性Noj下記第1表参照)をもって
表わし、撥油性は11−へブタンとヌジョールの各混合
比の組成物(下記12表参照)を被試験物に滴下して、
その液滴を3分間以」二保持するか否かをもって撥油性
No、とじて表わす。 第2表 実施例1 C) (以下[]]と表示する。)9.35Fi(G6.7+
no1%)、β−プロピオラクトン0.65g(33,
3+no1%)およびトリクロロ−・リフルオロエタン
30gを還流冷却器J5よび攪拌装置を備えた5・01
1117ラスコ中に窒素雰囲気下で仕込み、攪拌した。 フラスコ内の温度を30 ’C一定にしてがら三フッ化
ホウ素エチラート(,1,1+n l仕込み、30℃で
2時間反応させた。なおガスクロマトグラフィー分(;
iがら[I]およびβ−プロピオラクトンの転化率は共
に10()%であった。 この内容物をメタ/−ル中に投することにより沈殿物が
生成した。このようにして得られた沈殿物をトリクロロ
トリフルオロエタンに溶解した。 この溶液をメタ7−ル中に投すると再沈殿した。 このように精製することにより白濁したグリース状生戒
物7.40g(収率74.(1%)を得た。 この生成物はガラス転移点(Tg)が30.3℃であり
、赤外スペクトルには1740cm=にエステル基のC
=Oに特有の吸収、i ] 5 U〜1250および9
80 cm−’ にC−F結合4こ特有の吸収が認めら
れた。 (CF、CF2)3CF(CF3>。 l−120 11 H,1,26%;F、63.22%であり、X−1゜7
および’1’ = 1とした時の計算値C二29.05
%;11,1.29%; F、63.52%とほぼ一致
した。また、液体クロマトグラフィー分析により、数平
均分子量を測定したところ、M= 1360’(−)と
なりZは約23であった。 実施例2 (以下[I目と表示する。)8.685(50too1
%)、β−プロピオラクトン1.3 j5g(51)m
o1%)およびトリクロロトリフルオロエタン3(1g
を還流冷却器および攪拌装置を備えた50+I)lフラ
スコ中に仕込み、攪拌した。7ラスフ内温度を30’C
一定にしてから、三7フ化ホウ素エテラー)fJ、]1
3+olを仕込み30°Cで4時間反応させた。なお、
ガスクロマトグラフィー分析から、[+1]の転化率は
80.2%、β−プロピオラクトンの転化率は100%
であった。 この内容物をメタノール中に投することにより沈殿物が
生成した。このようにして初られた沈殿物をトリクロロ
トリフルオロエタンに溶解した。 この溶液をメタノール中に投すると再沈殿した。 このように村I製することにより白色のもろい固体5.
132B(収率50.2%)を得た。 この生成物のガラス転移点(1’ g )は67.0°
Cであり、赤外スペクトルには1740 ero−’ 
にエステル基のC=Oに特有の吸収、1150〜125
(lcio−’ にCF結合に特有の吸収が認められた
。 (CF、CF2)30F2CF。 CH20 11 1(,1,51%: F+ 56.02%であった。F
およびCの含有量よりXおよびYをdi算すると、X=
0.78、Y=1となり、[+1]の転化率i、2%で
あったこととほぼ一致した。また、液体クロマトグラフ
ィー分析により数平均分子量を測定したところM=11
600であった。 実施例3 CF = CF 2 (CF 2C) 2 )+n C
I−12CM CI(2\1 (m= 3 ;、6 111101 %、 +o= 4
 : 2 +1101 %、 III:5:9mo1%
、m=8: 3 mo1%、m= 7 ; 11110
1%の混合物。以下[+11]と表示する。)236.
48、β−プロピオラクトン63.6gおよびトリクロ
ロトリフルオロエタン900gを還流冷却器および攪拌
装置を備えたIJ2フラスコに窒素雰囲気下で仕込み、
攪拌した。フラスコ内温度を30℃一定にしてから三7
ノ化ホウ素エチラートを3mlを仕込み30°Cで8時
間反応させたところ、ガスクロマトグラフィー分イJi
から転化率は、[IIjl 98 、2%およびβ−プ
ロピオラクトン100%であった。その後、’7 (,
1’Ciこ加熱腰溶媒を除去して残った粘性な液体であ
る内容物を取り出した。室温まで放置冷却して黄かっ色
の固体294.2gを得た。この生成物の融点はl[°
7°Cであり、赤外スペクトルには1744、’l c
+n−’ にエステル基のC−0に特有の吸収、11、
50−1250c+o−’ 1.:CF結合に特有の吸
収か認められた。 実施例4〜11 実施例1〜3と同様の手順を用い、単量体の種類および
仕込比を変更して重合を行った。その結果を、原料の種
類と量および重合条件とともに第3表に示す。なお、第
3表の単量体の[111]は実施例:)で使用した含・
7ソ索エポキシドを表わす。 また生成ノ(重合体はいずれも黄色ないし茶色の同座で
あった。 次に、本発明の共重合体の応用例を示す。 ]、繊運用撥水撥油剤 実施例4〜!〕において調製された共重合体の各々をア
セトン20u+t%、トリクロロトリフルオロエタン8
(huL%の18剤に固形分濃度1%となるように溶解
させた。この溶液にボリエステルアムンセン繊物を浸漬
し、マングルで液の(=1着率100%に絞り、100
 ’Cで3分乾燥させた。この処理物について、撥水性
および撥油性を測定した。結果を第4表に示す。 2、接触角 各基板に1%上記溶液を塗布し、水または11−ヘキサ
デカンの接触角を測定した。結果を第5表に示す。 第5表 3、ド111型剤 アルミニウム金型(6cmφX3c+n)に各種Rf化
合物(2%)溶液を塗布し、常温乾燥させた。この金型
にド記の半硬質ウレタン7オーム!n成A液、1′3液
を5000 rlonX 10 secで攪拌したもの
を注入する。10分間で硬化させた後、引張り試験(戊
を用いて離型性を測定した。 戊政 スミセン3 り 00 (ポリオール) !ノ0 部水
 (発泡剤) 1.6部 トリエタノールアミン(触媒) 3 部トリエチルアミ
ン (”) 0.5部 力オライザーNo、、1 (整泡剤) tJ、5部結果
を第6表に示す。 ・4.内部離型剤 実施例4.9または11において調整した共重合体o 
、 2部とエピコー)#828(シエール化学株式会社
エポキシ樹脂)100部をよ(混合し、さらにトリエチ
レンテトラミン1 t)部を混合した。 この混合物を4c+nφX2+nmの金型に注入する(
金型は予め洗浄を行った後、離型剤の塗布を行わない。 )。その後、常温で2時間放置し、100°Cで1時間
加熱して硬化後取り出したところ、いずれも成形物は極
めて容易に金型からはなすことかで外た。 参考までに本災施例11の成形物の接触角を測定したと
ころ、水の接触角は119’、n−ヘキサデカンの接触
角は67°であった。また、本成形物において実施例4
.9または11の共重合体を配合しない場合、金型と成
形物が完全に接着してしまった。 5、剥離剤 実施例6.7.8において調整した共重合を用い180
°剥離強度を測定した。 第7表に示す溶媒に共重合体を2%溶解する。 この)薄液をポリエステルフィルムにバーコーター井;
〕を用いて塗布し、乾燥する。次に、ポリエステルテー
プ(日東電気工業株式会社製)を用いてテープ剥離試験
により測定した。結果を第7表に示す。 6、塗料への添加(アンチブロック、防汚性)塩化ビニ
ール塗料(ビニローゼ二大[1本塗料(株)100部に
実施例4において調整した共重合体の10%+1−ヘキ
サン溶液5部を混合し、これを化粧紙貼合ベニヤ合板の
上にパルコーター#8で−L塗りし、乾燥する。比較の
ため、上記塗料にお0て実施例4の重合体の代りにI】
−ヘキサンのみを5部使用して塗料を調整し、これを前
記と同様の方法で合板に塗布する。 この合板に幅18InI11のセロファンテープにチバ
ン(株))を指で強く圧着した後、勢いよく引きはがす
操作を繰返すと、共重合体溶液を加えなす)塗料で塗布
した合板は1回目で表面がメクレ上ってしまったが、共
重合体を加えし塗料を塗布した合板は6回繰返した後も
変化がなかった。 また、この合板を自動車の77ラーよりススで汚し、布
でふき取ったところ、共重合体溶液を加えない塗料で塗
布した合板は黒く汚れたのに対し、共重合体を加えた塗
料を塗布した合板は汚れも少なく、布でふき取ることに
より外れいになった。 手続補正書(自発) 20発明の名称 ω−パーフルオロアルキル−1,2−エポキシアルカン
共重合体およびその用途 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 大阪府大阪市北区梅田1丁目12番39号新阪急
ヒル名称 (285) ダイキン工業味式会社代表者 
山 ■ 稔 5、補正命令の日付: (自発) 6、補正によって増加する発明の数 Z7、補正の対象 明細書の発明の名称の欄、特許請求の範囲の欄8、補正
の内容 明細書中、次の箇所をM1正しま、)−0■ 発明の名
称の欄 [゛ω−パーフルオ[7アルギル川、2−エポキシアル
カン共重合体」どあろを、1−ω−バーフルオしlアル
ギル−1,2−エポキシアルカン共重合体およびその用
途」と訂正。 ■、特許請求の範囲の欄 別紙の通り。 ■2発明の詳細な説明の欄 (1)8百2行、[錯体三フッ化ポウ素」とあるを「三
フッ化ホウ素錯体たとえばBF30(C3H5)、Jと
訂正。 (2)同頁3行、Ill 11’ 、1(C2H501
1)7、」を削除。 (3)+9頁8〜9行、[−三フッ化ホウ素エチラート
−1とあるを「47%三フッ化ホウ素エチラートエチル
エーテル溶液」と訂正。 (4)20頁5行、 ((肩’2cF2)3cF(CF3)2□ C1l、 0 ]11 i:(OCHCt■2)X(OCCI−I 、CH2)
y]Z」 とあろを □ (CF 2CF z)、CF (CF 3)2−〔ンL
l、0 11 ど訂正。 (5)同工′■IO〜II行、[液体・・数1とあるを
「ゲルバーミ」、インシンクロマドクラフィー分+Ir
により」と1:」正。 (6) 21 s′f3 (−+および23頁NJ、t
−三フソ化ホウ素」−テラー1・」とあるをそれぞれ1
717%−二フノ化ホウ素エテラートエヂルエーテル溶
液」と訂正。 (7)22頁1行、 I’ (CFpCF 2)aCF 、CFs□ C1120 11 f(0にIICtla)X(OCCHtCII2))’
」ZJとIうるを [ (CF、C,F”JsCF2cF3 1r20 11 とKj正。 (8)同頁6〜7行、1−液体・・・・−敗1とあろを
1ゲルバ一ミエインヨンクロマトグラフイー分析により
」と訂正。 以」ニ (別 紙) 特1.′l請求の範囲 1、一般式 %式%( (式中、■lfは炭素数3〜21のパーフルオロアルギ
ルコ、1、およびpは1〜10の整数を表わケ。)て示
される構成単位(a)および 一般式 %式%] (式中、Rは−CH2−または−CF 、−おJ、ひo
lは2〜5の整数を表わ4−o) で小されろl’ffi成単位(1+)を含んで成る共重
合体。 2 、 +1′、j成型1r/、 (a) 3−99モ
ル%および構成単位(b)97〜1モル%を含んで成る
特1i’l請求の範囲第1項記載の共重合体3、 ?=、二」ハ− ミ1に−2(1テノ動じとグpは1〜」−すp」質□凶
□j1([ノリニ入・)[、り二慇小ユ 虹二似込− 」が。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式: %式% ] (式中、Rrは炭素数3〜21のパーフルオロアルキル
    基および1〕は1〜lOの整数を表わす。)で示される
    構成単位(a)および 一般式: %式% (式中、Rは−CI−12−または−CF2−および【
    nは2〜5の整数を表わす。) で示される構成単位(I))を含んで成る共重合体。 2、構成単位(a)3〜99モル%および構成単位(b
    )97〜1モル%を含んで成る特許請求の範囲fjSJ
    項記載の共重合体。
JP59044390A 1984-02-08 1984-03-07 ω―パーフルオロアルキル―1,2―エポキシアルカン共重合体およびその用途 Granted JPS60186531A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59044390A JPS60186531A (ja) 1984-03-07 1984-03-07 ω―パーフルオロアルキル―1,2―エポキシアルカン共重合体およびその用途
US06/697,865 US4563493A (en) 1984-02-08 1985-02-04 Omega-perfluoroalkyl-1,2-epoxyalkane copolymer and use thereof
EP85101289A EP0152065B1 (en) 1984-02-08 1985-02-07 Omega-perfluoroalkyl-1,2-epoxyalkane copolymer and use thereof
DE8585101289T DE3580766D1 (de) 1984-02-08 1985-02-07 Copolymer von omega-perfluoralkyl-1,2-epoxyalkan und seine anwendung.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59044390A JPS60186531A (ja) 1984-03-07 1984-03-07 ω―パーフルオロアルキル―1,2―エポキシアルカン共重合体およびその用途

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60186531A true JPS60186531A (ja) 1985-09-24
JPH0129367B2 JPH0129367B2 (ja) 1989-06-09

Family

ID=12690179

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59044390A Granted JPS60186531A (ja) 1984-02-08 1984-03-07 ω―パーフルオロアルキル―1,2―エポキシアルカン共重合体およびその用途

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60186531A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013503941A (ja) * 2009-09-02 2013-02-04 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 撥油性が改善されたポリエステルフィルム
JP2017080949A (ja) * 2015-10-26 2017-05-18 キヤノン株式会社 環状ダイスおよびチューブ状物の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013503941A (ja) * 2009-09-02 2013-02-04 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 撥油性が改善されたポリエステルフィルム
JP2017080949A (ja) * 2015-10-26 2017-05-18 キヤノン株式会社 環状ダイスおよびチューブ状物の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0129367B2 (ja) 1989-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4250300A (en) Fluorine-containing polyesters, and their production and use
JP5693602B2 (ja) ポリウレタンコーティング材料用の触媒
US2693458A (en) Chromium complexes of fluorocarbon acids
EP0152065A2 (en) Omega-perfluoroalkyl-1,2-epoxyalkane copolymer and use thereof
JPH0681826B2 (ja) 硬化性オルガノポリシロキサンによるコーテイング方法
JP2012528203A5 (ja)
JPH0420781B2 (ja)
CN101772567A (zh) 氟化非离子表面活性剂
US2129665A (en) Esters of methacrylic acid
EP0184081B1 (en) Perfluoroalkylvinyl polymer and production thereof
JPH062214A (ja) 撥水撥油性繊維
CN107286319A (zh) 一种有机氟改性的水性uv固化树脂及其制备方法
Bhosale et al. Synthesis and characterization of castor oil based hybrid polymers and their polyurethane–urea/silica coatings
US3642681A (en) Polysilicic acid coating composition
JP2014533322A (ja) ポリ(ラクトン)、製造方法、およびその使用
US2598664A (en) Copolymers of unsaturated amido compounds
JPS60186531A (ja) ω―パーフルオロアルキル―1,2―エポキシアルカン共重合体およびその用途
US3058933A (en) Compositions comprising thermoplastic resin and vinyl cyclic acetal compound
US2852477A (en) Compositions of polyamides and polyepoxide polyesters
US4182846A (en) Fluorine-containing copolymers, and their production and use
JPS60215023A (ja) ω―パーフルオロアルキル―1,2―エポキシアルカン共重合体およびその用途
US3847654A (en) Substrate bonded with vinyl dispersion textured coating
EP0153375A1 (de) Hydrophobe und/oder abhäsive masse, reaktive verdünner, weichmacher und deren verwendung.
US4812364A (en) Polyether siloxane graft polymers
US4554325A (en) Perfluorocarbon based polymeric coatings having low critical surface tensions