JPS60186465A - 耐火セラミツク材料およびその製法 - Google Patents

耐火セラミツク材料およびその製法

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JPS60186465A
JPS60186465A JP59260997A JP26099784A JPS60186465A JP S60186465 A JPS60186465 A JP S60186465A JP 59260997 A JP59260997 A JP 59260997A JP 26099784 A JP26099784 A JP 26099784A JP S60186465 A JPS60186465 A JP S60186465A
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zircon sand
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ロナルド チヤールス ガービー
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Commonwealth Scientific and Industrial Research Organization CSIRO
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  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、・ゾルコン耐火材料に関する。更に具体的に
は、本発明は、良好な熱ショック(または、急熱急冷)
抵抗性をもつ、ジルコニア含有ジルコン耐火材料に関す
る。前記の材料は、溶融金属を含有するまたは取扱う装
置に使用することが特に適しているものである。
〔従来の技術および発明が解決しようとする問題点〕溶
融金属を含有するまたは取扱う装置〔そのような製品は
、タンディツシュ注ぎ(tundlah pourin
g)ノズルおよび鋳物るつぼを含んでいる〕に使用する
耐火材料は、厳しい熱ショックには耐えることができる
が、機械的には弱く摩耗抵抗性の低い材料を使用して、
従来から構成されていた。最近まで、良好な熱シアツタ
抵抗と良好な機械的強度と良好な摩耗抵抗性とをもつセ
ラミック材料は開発されていない。従って、従来の注ぎ
ノズルおよび鋳物るつぼは、粗粒からなる微細構造をも
つ、脆弱で多孔質の耐火材料から製造されていた。
前記の従来の耐火材料は、既に述べたとおり、良好な熱
シヨツク抵抗性をもっている。しかしながら、スラグの
化学的攻撃に対する抵抗性および急流の液体状金属によ
る摩耗に対する抵抗性は、粗粒微細構造の多孔性および
脆弱性のために、貧弱なものである。更に、従来の耐火
材料は、粒子境界において低融シラセアス(silae
eoug)’jりはガラス状相をもつ不純材料であった
。前記材料中の不純物は、従来の耐火材料の貧弱な化学
的および摩耗抵抗性の原因ともなっている・現在のとこ
ろ、最良の市販のタンディツシュ注ぎノズルおよび鋳物
るつぼは、耐火物等級の部分安定化ジルコニア(PSZ
 : partiallymtablllsadzir
aonim )製である。この材料は高価であり、しか
も、良好な熱的および機械的性質をもっているものの、
前記の目的に対しては特別に適した耐火材料というわけ
ではない。例えば、psz製の注ぎノズルの品質は、非
常に多様である。少量の不純物が、製造時に形成される
相に大きな影響を与え、製品の性能に強い影響をもつ。
粒子境界におけるガラス状材料は、ノズルの作業温度で
軟化し、これがノズル内径の浸蝕を促進する。スラグが
存在する場合には、PSz材料は不安定になり、その結
果、ノズルの劣化がよυ一層速くなる。
r Journal of Materiala 5c
ienaa J第14巻第817〜822頁(1979
)中に発表されたr Improved Therma
l 5hoak Ra5istantRafracto
rlea from Pla@madlaaoalat
adZiraon Jと題する論文において、R、C、
Garvieは、解離化ジルコンから形成し、ジルコニ
ア粒子を含有するセラミック材料について記載している
解離化ジルコンを形成するために、プラズマ炉を通して
ジルコン砂の粒子を落下させた。解離化ジルコン(dl
asooiated z、Iraon 二しばしばDZ
と略称される)として公知の、前記操作による生成物は
、ジルコニア結晶が各々の中に包埋されている反応性シ
リカの球状体から成る。シリカ球状体は直儀約200μ
mであシ、ジルコニア結晶の直通は約0.2μmである
。前記のセラミック材料金製造するために、Garvi
aは、一定量のミル処理された解離化ジルコンと平均粒
子直径13μmのジルコニア粒子約10重置4とを混合
した。次に、粉末パッチを所望の形状に成形し、反応焼
結して非常に良好な熱シヨツク抵抗性を示す微粒状で強
く、稠密な生成物を製造した。この材料を顕微鏡下で検
査したところ、前記材料は粒子境界にジルコニア粒子分
散相をもつジルコン粒子のマトリクス相から成ることが
わかった。
このジルコン/ジルコニア材料製のタンディツシュ注ぎ
ノズルを、耐火物等級psz製の同様のノズルとテスト
した。そのテストは通常の作業条件下で実施した。DZ
−ジルコニア複合材料製のタンディツシュ注ぎノズルは
、ステンレススチールを含有するために使用した小型タ
ンディツシュ中での37回の加熱の後でも、依然として
使用されていた。耐火物等級PSzノズルは1〜4回の
加熱には使用することができた。大型のスチールミル中
での第2のテストにおいては、各型のノズル1個を1回
の加熱について使用した。テスト終了時において、 D
Z−ジルコニア複合材料製ノズルの内径は、耐火物等級
pszノズルの内径と比べて、摩耗が少ないことを示し
た。
DZ−ジルコニア捏合材料は、耐火物等級PSzに取っ
て換わるべき、低摩な高性能材料を開発した点で非常な
進歩を提供したが、その−腹合材料には重大な欠点があ
る。例えば、解離化ジルコン/ジルコニア粉末パッチの
コストは、 pszよりは低いものの、依然として、1
ゆ当#)2.70オーストラリアドル($A)とかなり
高価である。更に、 DZは、焼成(firing )
の際に高密度に焼結するが、これには、約20チ以上の
線収縮を伴う。前記のように高い値の線収縮をもつので
、焼成化製品の寸法制御が非常に困難であシ、そして比
較的遅い加熱速度で素地を焼成して亀裂を防ぐ必要があ
る。
また、DZ−ジルコニア粉末パッチは、前記粉末をスプ
レードライイングした場合または水溶性ワックスバイン
ダを前記粉末と混合した場合において、セラミック加工
中に存在する通常量の水に耐えることができない。前記
の残留水を含む粉末を、スチールダイ中でダイプレスに
よって成形する場合には、プレスされた材料がダイ壁に
執拗に粘着し、これによって非常に強力な摩擦力が発生
するので、生素地(groan ware)を破壊せず
に生素地をダイから離すことが困難になる。DZ−ジル
コニア粉末は、水性スリップのデフロキュレーション(
マたは、解凝集)が非常に困難であるので、水性スリッ
プを使用して、スリップキャスチングによシ成形するこ
とができないことも見出されていた。
本発明の目的は、溶融金属の取扱装置に使用するのに適
した材料であって、 DZ−ジルコニアセラミック材料
と同様の強度および熱シヨツク抵抗性をもっているが、
製造コストが低く、しかも前記材料について前記した曲
の欠点をもたない材料を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
前記の目的は、ジルコニア粒子がマトリクス中に存在す
るジルコンマトリクスからなシ、そのジルコンマトリク
ス材料として解離化ジルコニアを使用する代わりに、純
粋なジルコン砂を使用する、セラミック材料を製造する
ことによって達成される。
ジルコン砂から製造されたジルコン耐火物は、金属業界
において使用されてきたが、前記材料は通常の採掘され
た状態においてジルコン耐火物でいるので、クレイ添加
物約10重量%を含んでいる。本発明者は、この添加物
が実質的に不存在でジルコン砂の純度が97チ以上であ
る場合には、ジルコン砂をミル処理して、約4. a 
y/acの高密度に焼結すると、篤ろくべきことに、焼
成の際にうける線収縮がわずかに約13優にすることが
できることを見出した。前記の点は、焼成化素地の一層
正確な寸法制御が可能になったこと、ならびに、生素地
がDZ−ジルコニア粉末製である場合よりも一層速くお
よびよシ結済的な焼成速度を使用することができること
を意味している。ミル処理されたジルコン砂−ジルコニ
ア粉末パッチハ、スプレードライイングおよび(または
)水溶性ワックスバインダの使用に関連する残留水分含
量に簡単に耐えることが見出された。また、通常の水ペ
ーススリップキャスチング操作を使用して前記粉末パッ
チを成形する場合には、DZ−ジルコニア粉末混合物を
成形する場合に経験される問題は存在しない。ジルコン
砂−ジルフェア耐火材料が、DZ−ジルコニア粉末製の
耐火材料と比較して、コストが低い事実は、本発明のも
う1つの大きな利点である。
マトリクスジルコン砂およびジルコニア粒子の双方が化
学的に高純度(少なくとも97チ)であることは、本発
明の重要な特徴である。更に、本発明の前記材料の製造
に使用する、ミル処理された粉末の粒子寸法分布は、特
定の範囲内にあることが必要である。
好ましいジルコン砂およびジルコニア粉末の化学分析の
結果を第1表に示す。ジルコンおよびジルコニア粉末の
好ましい化学的純度は、各々99.1チおよび99.0
911である〔ジルコニア中に存在するハフニアは不純
物とはみなさず、そしてジルコン砂中のシリカも不純物
とはみなさないものとする)。
以下余白 第 1 表 好ましいジルコン砂および ジルコニア粉末の化学分析 ジルコニア粒子は生成物材料の約5〜約30重量%でお
ることができるが、本発明の材料中の好ましいジルコニ
ア粒子含有量は約10重量%である。ジルコン砂の平均
粒子寸法は約0.5μm〜約20μmであり、好ましい
平均粒子直径は約2.7μmでおる。ジルコニア粒子の
平均粒子直径は約2.4μm〜約95μmの範囲でおる
ことができるが、好ましい平均粒子寸法は約13μmで
ある。
単斜晶系(monoallnic )ジルコニア粒子が
好ましいが、単斜晶系ジルコニアの代わりに、部分安定
化ジルコニア粒子を使用することができる。
従って、本発明によれば、 (a) ミル処理後のジルコン砂の平均粒子直径が約0
,5μm〜約20μmの範囲になるまで、純度少なくと
も97チのジルコン砂をミル処理する工程、 伽)ミル処理後のジルコニア粒子の平均粒子直径が約2
.4μm〜約95μmの範囲になるまで、純度少なくと
も97%のジルコニア粒子をミル処理する工程、 (0) ミル処理されたジルコン砂とミル処理されたジ
ルコニア粒子との混合物であって、ジルコニア約5重量
%〜約30重量%を含有する混合物を形成する工程、 (d) 前記混合物に不安定(fugitive )バ
インダを加え、前記不安定バインダとジルコニア粒子と
が前記混合物中に均一に分布するまで混合する工程、 (、) 前記工程(a)の生成物混合物を所望の形状に
成形して生素地を形成する工程、 (f)約り400℃〜約1800℃の範囲の焼成温度に
、前記生素地が割れないことを保鉦する加熱速度で、前
記生素地を加熱する工程、(g) 予め決めておいた期
間に亘って、前記の焼成温度を維持する工程、および (h) 焼成された素地が雰囲気温度に炉冷却されるに
まかせる工程 を含んでなり、ジルコニア5〜30重量%を含有するゾ
ルコンマトリクスを含んでなる耐火セラミック材料の製
法が提供される。
前記工程(g)における予め決めておいた期間は、0〜
5時間であることができるが、約1時間であることが好
ましい。
生成素地は、表面研削によって必要な許容度に仕上げる
ことができる。
本発明は、前記の方法によって製造された材料も包含す
る。
以下、本発明を更に詳細に説明し、本発明の好ましい態
様を添付図面を参照しながら説明する。
既に説明したとおシ、ジルコン砂およびジルコニア粒子
の純度は重要であり、どちらも97チより高いことが必
要である。各成分の好ましい純度は99チである。
本発明の材料のジルコンおよびジルコニア相の適当な粒
子寸法分布を、各々、第1図および第2図の破線領域に
よって定義した。好ましい寸法分布は各図の実線によっ
て示した。
ジルコン砂において、平均粒子寸法の好ましい値は、約
2.7μmであシ、全粒子の95チが直径5μm未満で
ある。前記の好ましい粒子寸法分布をもつジルコン粉末
は、焼成時の収縮の値が低く、高密度に焼結する。0.
5μm〜20μmの範囲内の値の平均粒子寸法によって
特徴づけられる粒子寸法分布によって、受は入れること
のできる材料を製造することができる。しかしながら、
前記範囲の下限の平均寸法をもつ粉末は、焼成の際に、
より大きな収縮を経験する。一方、上限の平均寸法をも
つ粉末は、焼結の程度がより劣りそして一層多孔性のも
のを生成する。全粒子が、第1図に示す指定された範囲
内の寸法をもつものである限り、粗い粒子と中間の粒子
と微粒子とのブレンド、粗い粒子と微粒子とのブレンド
を行なうことができる。前記のブレンドから形成した生
材料は、焼成の際の収縮が受け入れられる低い値で高密
度に焼結するが、この操作は、ジルコン砂を好ましい寸
法分布に直接ミル処理する場合と比べて、高価になりそ
して追加的利点を提供しない。
ジルコニア相に対する受け入れられる粒子寸法分布の領
域は、第2図の破繕の中である。好ましい寸法分布は、
平均粒子寸法的13μmにおいて、粒子の100優が約
27μm未満である。この分布が好ましい理由は、前記
分布が、熱ショック前の複合材料体の元の強度において
は比較的少ない減少の原因となるだけ(ジルコン相のみ
で加工したものと比較した場合)であるのに対し、複合
材料に優れた熱シヨツク抵抗性を付与する点にある。
2.4〜95μmの範囲内の平均粒子寸法をもつジルコ
ニア粒子を加えることによって、有用な耐火セラミック
材料を製造することができる。しかしながら、ジルコニ
ア粒子の平均寸法が前記範囲の下限に近い場合には、ジ
ルコン−ジルコニ78合材料の熱シヨツク抵抗は、好ま
しい寸法分布で製造した複合材料の熱シヨツク抵抗と比
較して、減少する。受は入れることのできる範囲の上限
に近い平均粒子寸法をもつジルコニア粒子で複合材料を
製造する場合には、分散したジルコニア相の好ましい寸
法分布で製造した複合材料と比較して、熱ショックの前
後両方の強度が減少する。
本発明用の好ましい純粋なジルコニア粉末は、単斜晶系
構造金もつ。天然に存在し、必要とされる純度をもつパ
ラブリ石は、前記ジルコニア粒子の1つの適当なソース
である。マグネシア、カルシア(aalala )もし
くは他の酸化物または酸化物混合物によって部分的に安
定化されたジルコニア粒子を代わりに使用することによ
って、有用な複合材料を製゛造することができる。しか
しながら、(、)ジルコニア粒子を好ましい寸法分布に
ミル処理する前にジルコニア粒子が安定剤酸化物と反応
する必要があるので、前記の処理は、よシ高価なものに
なり、そして(6)psz粒子を使用した場合において
熱的機械的性質の増加がかろうじて不利ではないだけで
ある。
特別に稠密で、強くそして熱シヨツク抵抗性のジルコン
−ジルコニア複合材料を製造するためには、ジルコニア
粒子は、生成材料の約10重量%からなる。好ましい寸
法分布のジルコニア粒子を加えて、それらを生成材料の
5〜30重量優にすることができるが、得られる複合材
料の熱的機械的性質は、約10重量%の好ましい濃度を
使用しない場合には、劣ったものとなる。
本明細書において本発明方法に関して既に述べた工程(
d)において、不安定バインダ(代表的には、混合物の
4重量%)を、ミル処理されたジルコン砂とミル処理さ
れたジルコニア粒子との混合物に加える。しかしながら
、ジルコン砂とジルコニウム粒子とを別々にミル処理し
て前記混合物を形成する代わりに、ジルコン粉末のばル
処理の終了段階に近いある適当な時点で、粗いジルコニ
ア粒子をジルコン砂に加え、両粉末が同時に各々の好ま
しい寸法分布を得るまで、複合材料粉末パッチをミル処
理することができる。この場合に、便宜のために、湿潤
ミル処理を使用するときは、ミル処理段階の際に、複合
材料粉末パッチに、水溶性不安定ワックスバインダを4
重tチ量で加えろことができる。
本発明の工程(e)において、複合材料粉末パッチを、
ダイゾレスおよび(または)アイソスタチックプレス、
押出、スリップキャスチング、射出成形、またはセラミ
ック業界もしくは耐火物業界で使用されている任意の成
形技術の所嗜の形状に成形することができる。
本発明の工程(f)の生素地の加熱は、1600℃の好
ましい維持温度に達する間に、素地の割れが起らない速
度で行なう必要がある。適当な加熱速度は80℃/時間
である。もっとも、よ如速い速度を使うこともできる。
前記の素地は1400℃〜1800℃の範囲の任意の温
度で焼成するととができるが、1600℃が好ましい温
度である。
なぜなら、その場合に、高密度の生成物が、はどよい時
間で生成されるからである。前記範囲の上限に近い温度
で焼結した素地は稠密であるが、焼成温度がよ)高温に
なることに伴ってコストが高くなるので、製造コストは
高くなる。また、約1670℃よシ高い温度において、
ジルコンマトリクス相は、測定できる程度に解離する傾
向がある。
有用な性質をもつ素地は、0〜5時間の範囲の期間、焼
成温度を維持することによって製造する。
好ましい維持時間は1時間である。なぜなら、この場合
に、適当なコストで稠密素地が製造されるからである。
好ましい値よシも少ない時間焼成した素地は、強度が低
くそして多孔度が増える。一方、1時間より長い時間焼
成した素地は、かなシの余分なコストがかかるものの、
密度の増加は穫、やかなものでしかない。
従来使用されていた耐火物等級psz耐大物と比較して
、本発明のジルコン−ジルコニア複合材料の長所は、特
には、本発明の複合材料の加工が簡単でしかも品質制御
の維持が容易である点である。
本発明の複合材料の粒子境界中にはガラス相は単に痕跡
量のみ存在し、これは使用の際に、品質を有意に低下す
ることがない。この点は、それ自体の粒子が複雑で多相
の微細構造をもつ耐火物等級PSz製の製品の場合には
あてはまらない。更に、PSz材料の相組成を制御する
ことは困難であシ、そして、この事実は、粒子境界中の
ガラス状材料の常に一定の存在と組合さって、品質が広
く賛化し、そして使用時の性質が非常に多様なpsz耐
人物製品をもたらす。
本発明のパラメータおよび手順に従って製造した、焼結
化ジルコン−ジルコニア複合材料は、以下の特性をもっ
ている。
(1) ジルコンマトリクス相は直径約1〜10μmの
粒子から成る。平均粒子寸法は、直径約3μmである。
粒子境界にはガラス状材料が単に痕跡量で存在し、この
痕跡は、使用中の製品の性能の有意な低下をもたらさな
い。前記ガラス状相の量は、材料の3ニア間未満である
(2)単斜晶系ジルコニアのインターグラ=−ラー粒子
からなる分散化相が存在する。前記粒子の好ましい寸法
分布は、粒子の100%が直径30μm未満において、
約13μmの平均粒子寸法をもつ。前記の分散化相の量
は、5〜30重量%の範囲であシ、好ましい材料は材料
の10重量%の値をもつ。
(3)焼結化複合材料の嵩密度は、少なくとも3、80
 g/aaであり、好ましい材料は少なくとも4、25
 Ji’/asの値をもつ。
(4)複合材料の見掛多孔度は、18チ未満であわ、好
ましい材料は、11チ未満の値をもつ。
(5)熱ショック前の複合材料の初期強度は、55 M
Paよし大きく、好ましい材料は135 MPmより大
きい値をもつ。初期強度の代表的な値は154 MPa
である。前記の強度は、ダイヤモンド研削で3X3X4
0mの寸法にした棒状材料の試料上の4点曲げにおける
曲げ強さく破壊係数MOR:modulur of r
upture )を測定することによって概算する。使
用するテストリグのナイフ縁間の距離は、長スノクンは
19mで短スノJ?ンは6輔であったー (6)標準熱シヨツクテストの際の強度崩壊は、第3図
に示すように、安定した割れ生長(atablacra
ck propagation)を示す。第3図は、室
温(25℃)に保った水浴中で急冷する前に、試料を加
熱しておいた急冷温度(TC4: quenahing
temp@rature )の関数としてプロットした
、熱ショック後に残留する( retained )強
度(MORr)のプロットである。T4の増加に伴って
、MORrの値が確実に直線的に低下することが、複合
材料における安定な割れ生長を示している。このテスト
に使用した試料は、前項(5)の4点曲げテストに使用
した試料と同様のものであった。
(7)複合材料の焼成時の線収縮は17チ未満であり、
好ましい材料は約13チの値をもつ。
(8) T、=950℃の場合のMORrの値は、熱シ
ロツク前のMORの初期の値(MOR,)の少なくとも
25チである。MORrの好ましい値は、MOR,の4
7%である。この項のデータは、前項(5)で詳細に述
べた試料に関してのものである。
本発明のジルコンーソルコニア複合材料の試料と従来の
ジルコン耐火物の試料とを比較した場合のデータを第2
表に示す。
第 2 表 ジルコン−ジルコニア複合材料および市販のクレイ結合
化ジルコン耐火材料の性質の比較本発明の新規複合材料
は、上記のとおシ、市販の耐火物と比較して、初期強度
が7倍であシ、見掛多孔度が釣機であシ、しかも、ノ平
うメータR11tで規定した熱シヨツク抵抗はほぼ同じ
である。
本発明のジルコン−ノルフェア複合材料の用途としでは
、タンディツシュ江ぎノズル、鋳物るつぼ、滑りダート
、および溶融金属を含有し取扱うのに使う他の装置が含
まれる。本発明の経済的観点からの価値は、1984年
の時点において、PSz耐火材料製の注ぎノズルのコス
トが約$A7.OOであり、DZ−ジルコニア複合材料
製の同様のノズルのコストが約$A5.OOであるのに
対し、本発明によって製造した同じノズルのコストが約
$A3.00である事実から理解されるものと考える。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ジルコン砂の粒子寸法の対数(横軸)の関数
としてプロットした累積度数粒度分布(縦軸)のグラフ
である。 第2図は、ジルコニア粒子についての同様のグラフであ
る。 第3図は、本発明によって製造した材料について、熱シ
ヨツク後の残留強度と熱ショックの厳しさとの関係を示
すグラフである。 Ill下余白 手続補正書(方式) 昭和60年 4月13日 特許庁長官志 賀 学 殿 1、事件の表示 昭和59年 特許願 第260997号2、発明の名称 耐火セラミック材料およびその製法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 4、代理人 (外4 名) 5、補正命令の日付 6、補正の対象 (1)願書の「出願人の代表者」の欄 (2)委任状 (3)明細書 (4)図面 Z 補正の内容 (1)(2) 別紙の通り (3)明細書の浄書(内容に変更なし)(4)図面の浄
書(内容に変更なし) 8、添付書類の目録 (1)訂正願書 1通 (2)委任状及び訳文 各1通 (3)浄書明細書 1通 (4)浄書図面 1通

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(&) ミル処理後のジルコン砂の平均粒子直径が
    約O65μm〜約20μmの範囲になるまで、純度少な
    くとも97係のジルコン砂をミル処理する工程、 6) ミル処理後のジルコニア粒子の平均粒子直径が約
    2.4μm〜約95μmの範囲になるまで、純度少なく
    とも97係のジルコニア粒子をミル処理する工程、 (C)ミル処理されたジルコン砂とミル処理されたジル
    コニア粒子との混合物であって、ジルコニア約5重量係
    〜約30重蝿゛チを含有する混合物を形成する工程、 (d) 前記混合物に不安定バインダを加え、前記不安
    定パイイダとジルコニア粒子とが前記混合物中に均一に
    分布するまで混合する工程、(、) 前記工程(d)の
    生成物混合物を所1の形状に成形して生素地を形成する
    工程、 (f) 約り400℃〜約18oo℃の範囲の焼成温度
    に、前記生素地が割れないことを保証する加熱速度で、
    前記生素地を加熱する工程、伝)予め決めておいた期間
    に亘って、前記の焼成温度を維持する工程、および (h) 焼成された素地が雰囲気温度に炉冷却されるに
    まかせる工程 を含んでなシ、ジルコニア5〜30重量係を含有スルツ
    ルコンマトリクスを含んでなる耐火セラミック材料の製
    法。 2、<&)ミル処理後のジルコン砂の平均粒子直径が約
    2μm〜約7μmの範囲にあ如、そしてミル処理後のジ
    ルコン砂中の粒子の少なくとも95係が5μm未満の直
    径をもち、そして (b) ミル処理後の全ジルコニア粒子が約27ttm
    未満の直径をもち、そしてジルコニア粒子の平均直径が
    約13/jmである特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、焼成温度が約1600℃である特許請求の範囲第1
    項または第2項に記載の方法。 4.予め決めておいた期間が0〜5時間の範囲の期間で
    ある特許請求の範囲第1項から第3項までのいずれか一
    項に記載の方法。 5、予め決めておいた期間が約1時間である特許請求の
    範囲第4項記載の方法。 6、ジルコニア濃度が耐火材料の約10重量%である特
    許請求の範囲第1項から第5項までのいずれか一項に記
    載の方法。 7、(a) ミル処理後のジルコン砂の平均粒子直径が
    約0.57jm〜約20μmの範囲になるまで、純度少
    なくとも97チのジルコン砂をミル処理する工程、 (b)前記ミル処理の期間中に前記ジルコン砂に、純度
    少なくとも97チのジルコニア粒子を加えて、ジルコン
    砂とジルフェアとの混合物を形成し、そして、ジルコン
    砂粒子が前記の平均粒子直径をもち、かつ、シルコニ′
    ア粒子の平均粒子直径が約2.4μm〜約95μmの範
    囲となるまで、前記混合物を混合する工程、 (、) ジルコン砂とジルコニア粒子とのミル処理後の
    混合物に不安定バインダを加え、前記不安定バインダが
    前記混合物中に均一に分布するまで混合する工程、 (a) 前記工程(C)の生成物混合物を所望の形状に
    成形して生素地を形成する工程、 (、) 約り400℃〜約1800℃の範囲の焼成温度
    に、前記生素地が割れないことを保証する加熱速度で、
    前記生素地を加熱する工程、(f) 予め決めておい(
    期間に亘って、前記の焼成温度を維持する工程、および (g> 焼成された素地が雰囲気温度に炉冷却されるに
    まかせる工程 を含んでなり、ジルコニア間〜30重量係を含有するジ
    ルコンマトリクスを含んでなる耐火セラミック材料の製
    法。 S、(a)ミル処理後のジルコン砂−ジルコニア混合物
    中のジルコン砂粒子の平均粒子直径が約2μm〜約7μ
    mの範囲にあシ、そして前記粒子の少なくとも95チが
    5μm未満の直径をもち、そして(b) ミル処理後の
    ジルコン砂−ジルコニア混合物中の全ジルコニア粒子が
    約27μm未満の直径をもち、そして前記粒子の平均粒
    子直径が約13μmである特許請求の範囲第7項記載の
    方法。 9、焼成温度が約1600℃である特許請求の範囲第7
    項または第8項に記載の方法。 10、予め決めてお・いた期間が0〜5時間の範囲の期
    間である特許請求の範囲第7項から第9項までのいずれ
    か一項に記載の方法。 11、予め決めておいた期間が約1時間である特許請求
    の範囲第10項記載の方法。 12、ジルコニア濃度が耐火材料の約10重音間である
    特許請求の範囲第7項から第11項までのいずれか一項
    に記載の方法@ 13、(a) ミル処理後のジルコン砂の平均粒子直径
    が約0.5μm〜約20μmの範囲になるまで、純度少
    なくとも97チのジルコン砂をミル処理する工程、 (b)(1)(i) ミル処理後のジルコニア粒子の平
    均粒子直径が約2.4μm〜約95μmの範囲になるま
    で、純度少なくとも97係のジルコニア粒子をミル処理
    し、 (ii) ミル処理されたジルコン砂とミル処理された
    ジルコニア粒子との混合物であって、ジルコニア約5重
    音間〜約30重量係を含有する混合物を形成し、そして
    (iD 前記混合物に不安定バインダを加え、前記不安
    定バインダとジルコニア粒子とが前記混合物中に均一に
    分布するまで混合する工程、または、 (2川)前記工程伝)のミル処理の期間中に前記ジルコ
    ン砂に、純度少なくとも97チのジルコニア粒子を加え
    て、ジルコン砂とジルコニアとの混合物を形成し、そし
    て、ジルコン砂粒子が前記の平均粒子直径をもち、かつ
    、ジルコニア粒子の平均粒子直径が約2.4μm〜約9
    5μmの範囲となるまで、前記混合物を混合し、 (11) ジルコン砂とジルコニア粒子とのミル処理後
    の混合物に不安定バインダを加え、前記不安定・々イン
    ダが前記混合物中に均一に分布するまで混合する工程、 (c) 前記工程(b)の生成物混合物を所望の形状に
    成形して生素地を形成する工程、 (d) 約り400℃〜約1800℃の範囲の焼成温度
    に、前記生素地が割れないことを保証する加熱速度で、
    前記生素地を加熱する工程、(6)予め決めておい恍期
    間に亘って、前記の焼成温度を維持する工程、および (f)焼成された素地が雰囲気温度に炉冷却されるにま
    かせる工程 を含んでなる方法によって製造され、耐火材料中のジル
    コニア含有量が5〜30重量係ニア間にあり、そしてジ
    ルコニア含有シルコンマ) IJクスを含んでなる、耐
    火セラミック材料。
JP59260997A 1983-12-13 1984-12-12 耐火セラミツク材料およびその製法 Pending JPS60186465A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS52117911A (en) * 1976-03-31 1977-10-03 Toshiba Ceramics Co Zircon zirconia refractories

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS52117911A (en) * 1976-03-31 1977-10-03 Toshiba Ceramics Co Zircon zirconia refractories

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