JPS60186288A - 新規インタ−フエロン発現ベクタ− - Google Patents

新規インタ−フエロン発現ベクタ−

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JPS60186288A
JPS60186288A JP59090862A JP9086284A JPS60186288A JP S60186288 A JPS60186288 A JP S60186288A JP 59090862 A JP59090862 A JP 59090862A JP 9086284 A JP9086284 A JP 9086284A JP S60186288 A JPS60186288 A JP S60186288A
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interferon
gene
expression vector
yeast
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JP59090862A
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リチヤード クラマー
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F Hoffmann La Roche AG
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Publication date
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    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N15/00Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
    • C12N15/09Recombinant DNA-technology
    • C12N15/63Introduction of foreign genetic material using vectors; Vectors; Use of hosts therefor; Regulation of expression
    • C12N15/79Vectors or expression systems specially adapted for eukaryotic hosts
    • C12N15/80Vectors or expression systems specially adapted for eukaryotic hosts for fungi
    • C12N15/81Vectors or expression systems specially adapted for eukaryotic hosts for fungi for yeasts
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/52Cytokines; Lymphokines; Interferons
    • C07K14/555Interferons [IFN]
    • C07K14/56IFN-alpha
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12PFERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
    • C12P21/00Preparation of peptides or proteins
    • C12P21/02Preparation of peptides or proteins having a known sequence of two or more amino acids, e.g. glutathione

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 最近の分子生物学分野における進歩により、高等生物の
特有のたん白をコードするDNAを酵母細胞中に導入す
ることができるようになった。現実に、組換えDNA技
術を用いて真核細胞のたん白遺伝子をプラスミドのよう
なベクターにクローン化伝子を非調節性のアルコール脱
水素酵素(1:+a )(1983年)、ホヒトインク
フエロン遺伝子の 8.7ケ1.ヤ。、ア、ヤケー1.
ヶ、ヵ、6゜7o ”[モータを用いた。 。
通常毒性のない遺伝子産物でも、過剰生産のため宿主に
害を及ぼし、その宿主−ベクター系の安定性を低下させ
ることもあるため、異種遺伝子の調節発現が望ましい事
は先行技術罠より確認されている。従って、クローン化
した遺伝子の転写および翻訳効率の改善に加え、有効な
発現調節配列により宿主細胞の増殖中に発現を調整する
ように ゛支配できる筈である。望ましい発現調節配列
は、宿主細胞が目的の異n遺伝子産物を生産しないで増
殖できるようスイッチを切り、その後、目的の遺伝子の
プロモータを用い、インクフエロンの発現レベルを炭素
源により調節している。N誘導〃レベルのインクフエロ
ン発現は高いl)”h%非誘導〃Nat1.Acad、
 Sci、 LISA、80巻、1−5負(1986年
)、は酵母の酸性フォスファターゼ遺伝子(PH05)
プロモータな用いて酵母中でのB型肝炎ウィルスの調節
発現を報告している。
しかしながら、先行技術は異種インタフエロンたん白発
現のN非誘導〃レベルが低く、−\誘導〃レベルは高い
というような、酵母中でのインクフエロン遺伝子発現の
しつかりした調節要因に欠けていた。従って、酵母細胞
に真にインタフエロンたん白の発現誘導を望むまで、イ
ンクフエロンたん白の有害な生産の危険を冒すことなく
酵母細胞を高濃度まで増殖させるような、この種の調節
支配要素を提供することが本発明の目的である。
本発明は、形質転換した酵母株中で、異種遺伝子の発現
を調節できるような改良した発現ベクターを提供する。
さらに詳しくは、酵母の抑制酸性フォスファターゼ遺伝
子のフ0ロモータ/レギュレータDNA領域を含んだこ
の改良型発現ベクターは、ヒト白血球インクフエロンの
遺伝子の発現を調節する。
本発明はまた、改良した発現ベクター−で形質転換した
酵母細胞も提供するものである。このように形質転換し
た酵母細胞は無機りん酸(P])を含まない培地中で生
育させる時のみ著量のインクフエロンを生産する。
本発明はさらに、2つのフォスファターゼ、洞部遺伝子
の変異株(リプレッサーの欠陥および温度感受性の陽性
レギュレータ)で、高温(60−65°C)下でよく生
育するが異種たん白、即ちインクフエロン、をりん酸濃
度に関係なく低温(20−30°C)でのみ生産するよ
うな酵母形質転換細胞をも提供する。
酵母細胞中での異種遺伝子の発現をしっかりと調節する
本発明のベクター系は、別名PH05遺伝子として知ら
れている酵母の抑制酸性フォスファターゼ(Apase
 )遺伝子の5′−末端のフランキング領域を利用して
いる。酵母細胞中でのPH05遺伝子の転写は生育培地
中に無機りん酸(Pl)が存在すると抑制され、りん酸
が欠如すると高レベルに誘導される。PH05遺伝子の
プロモータ/レギュレータDNA推定領域を有するDN
A断片上で、転写開始部位より下流、ATG開始コドン
より上流に、特有の制限酵素切断部位を導入した。本部
位に挿入した構造遺伝子では翻訳がそれ自身の開始コド
ンで始まる。本発明で用いる構造遺伝子は好ましくは宿
主酵母細胞にとって異種たん白をコードする真核細胞遺
伝子である。本発明で使用する特有な真核細胞遺伝子は
成熟ヒト白血球インタフエロン、特にAおよびD種(I
FN−αAおよびIFN−αD)、をコードするもので
ある。これらのたん白をコードする遺伝子配列および対
応するアミノ酸配列は知られており、種々の印刷論文に
報告されている。
ペスカ(Psstka) による[ヒトインターフェロ
ン−タンパク質精製およびバクテリアにおけるクローン
形成に対する配列および表式:前、中および後J (T
he Human工nterferons−From 
ProteinPurification and 5
equencs to、、 Oloning and 
ICx−preasion in BILcteria
 : Before、Between andBeyo
ndl” ) アーチペス オブ バイオケミストリイ
 アンド バイオフィジックス(Archivesof
 Eiochemistry and Biophys
ics )、221巻、1号、1−67頁(1’983
年)を参照。本発明に於いてはヒト真核細胞遺伝子を用
いたが、他のいかなる真核細胞の遺伝子(例えば、ウシ
、ネズミおよびブタ)もPH05遺伝子のゾロモータ/
゛レギュレータ系と共に用い得ることは予測される。
しかしながら、後述の明細実施例に記載するように、本
発明ではPH05遺伝子プロモ一タ発現系をヒト白血球
インタフエロンγ工FN−αDお、1: ヒr工FN−
αA のクローン化遺伝子を発現ベクターに挿入する事
により試験した。
誘導のための、特に大量培養のための・もう一つの効率
よい望ましい方法は、温度に対応してのみAPasθを
、従ってPRo 5プロモ一タ発現ベクター(そのベク
ターは調節および構造遺伝子ケ含む)中の遺伝子を、誘
導するような酵母株を開発するために、Saccbar
omyces Cerevisiae A Pa5e調
節変異株を用いるものである。非許容温度(約30−3
5°C)では細胞は良好に生育するが低P1培地中でも
APa8Qを生成しないが、許容温度(約20−60℃
、望ましくは23℃)では培地中のPlの有無にかかわ
らずA Pa5eを生成する。PH05−fロモータ発
現ベクターを有する本菌株も酵母中で異種遺伝子、具体
的にはγIFN−αD遺伝子の発現の温度による調節を
示すのに用いられている。白血球インタフエロンの生産
は低温、好ましくは26℃で誘導される・。
本発明の種々の実施態様に用いられる材料は以下に記載
する。本明細書中でかっこ内に示した文献番号は、添付
の文献一覧中に記載するものに対応する。
酵母菌株および培地: w30L−18A(αade 2−1 ’+ leu 
2 3 +221−252頁:1981年)より入数し
た。
本研究からの菌株は、pl 22(pho80+trp
 1 、ade 2. his 3. leu ’2 
)、29B5(pho 80. p’ho 4tS、t
rp 1. ade’2. his 3゜1eu2)お
よび29A21.(apho80 trpl。
ade 2. leu 2 )である。本発明の実施に
おいて、当業者であれば同等の酵母菌株を代用するこ゛
とも出来る。w301−?18Aの場合K k′1tr
p 1マーカーを有する他の株を使用することもできる
。本発明の実施においては、いかなるpho 4 或い
はpho 80変異の酵母株をも使用できる。
高りん酸培地はY、NB + CAA (“YNB ”
−酵母窒素ペース:“CAA”−力ずミノ酸)(1)で
、必要に応じてアデニンおよびウラシルを添加する。非
りん酸培地はUMD (6) に必要ならウラシルを添
加したもので、無機りん酸を加えない。両培地共、転換
株の選択にはトリプトファンを除いくいる。
DNAおよびプラスミド: PH05遺伝子は、本遺伝子を含有している8キロペー
ス(Kb)のZ−c o’R1断片より得た(7゜Na
t、 Acad、 Sci、76巻、4951−495
5頁:1979年)から入手した。γIFN−αDを含
むリセルアルデヒド6−りん酸脱水素酵素遺伝子は、ク
ローン化したニワトリ遺伝子を用いて酵母DNAのライ
ブラリーより検索して得た。
七−素上のものである。酵素は販売元の指示通り一般的
に、PHO’5プロモータ発現ベクターを造 5、成す
るには、PH05の転写の5′−末端(18)と開始A
TGコドンの間のDNA領域に、第1図に示す’raq
 I部位を合成オリゴヌクレオチドリンカーを用いてE
coRI部位に変換することにより、特肩の制限酵素部
位を挿入した。
このようにして得られる転写開始部位を有するC1al
からEcoRIへの断片を1.4kbのEcoRI制限
断片上の酵母’rRP 1遺伝子と共にpBR322に
挿入し、PH05プロモータを有するYRT) 7 (
11−)と類似のベクターを得る。PH05遺伝子の兄
全発現および調節にはClal部位より上流のDNAが
必要であるので、さらにClal断片(第1図)を挿入
し、ヘクli−ノコヒー数および安定性を増すために天
然の酵母2ミクロンプラスミド(2o)を添加した。
最後に、一つのRcoB 1部位(第1図に図示)を除
去した。得られるプラスミドpYE 4を第2A図に示
す。開始コドンATGを含むクローン化遺伝子をpYE
 J中のEcoRI部に挿入した。りん酸制御の転写は
PH05プロモータで開始し、挿入遺伝子を通して進行
し、挿入DNAの6′−側の非翻訳領域、またはTRP
 1遺伝子の終結部位で終結する。
もう一つのppYE7デラスミドも同様に造成した(第
6図)。この場合には2μI)N AをPH05プロモ
ータとTRP 1断片の間に挿入し、プロモータの下流
のEcoRI部位を除去した。さらに、BamHlがら
Pvu Jf部位までの@BR322配列(1690塩
基対)を除去した。
さらに具体的には、PH0,5プロモ一タ発現ベクター
は下記に記載するように造成した。既に単離している(
 7 ) 8 kb EC0R−I断片よりPH05プ
ロモータ(7,8)を含むBamHIがらSal I断
片を調製した(第6図)。
BamHIからSal Iの断片をTaq 、 ■ で
部分消化し、540 bpのBamHI/ TaqI断
片を単離した(第6とdC)TPで充填した(第6図、
ステップ02)。本断片を次にBam)] ]Iリンカ
ー←CCGGAATTCCGG)で結合し、BamHI
およびC1a Iで切断した(第6図、ステップ6)。
次に270 bpのC1a l / BamHJ断Pr
oc、 Nat、Δcad、 Sci、76巻、495
1−4955頁:1979年)のBamHI / c 
la I断片と結合した(第6図、ステップ4)。
次に、pn:1からのDNAをBam1l Iで切断し
、BarnHlの接着末端を81ヌクレアーゼ処理によ
り除き、EcoRiリンカ−(GGAATTCC)を結
合した。
DNAを次にC1a IおよびEcoRIで切断し、P
H05プロモータを有する2 70 bpの断片をCI
+aIおよびEcoR(で切断したpBT(322(1
9)K結合した。
得られたプラスミド(第4図)をgcoRIで切断し、
YRp 12 (酵母T)(P1遺伝子およびAR8復
製開始点を含む)の1.4 kb EcoRI断片を結
合した(第4図、ステップ1)。
得られたプラスミドを次にH,coRIで部分消化し、
−個のECOR”fGM位のみが切断したプラスミドを
単離した。EcoL(Iの接着末端をDNAポリメラー
ゼクレナウ断片およびdA’I’P、clTTPで填め
た。DNAを結合した後、()内に示したfiicon
 I部位を欠如するプラスミドを選択した(第4図、ス
テップ4)。
−24頁:1979年)からの酵母2μプラスミドの1
875 bp Nrulがら旧ncll断片を挿入した
。得られるプラスミドをClalで切断し、PH05プ
ロモータ(’13.18’)の上流領域からの1.1k
b Clal断片を挿入してPI(05−fロモータ/
レギュレータ領域を再構成した。得られるプラスミドが
pyg 4である(第5図)。
ベクターpYE7もp、YB2と同様に構成されたが、
2μDNAは2.2 kbのEcoRI断片でEcoR
I部位に挿入した。1)YB2の際はゾロモータ末端E
coR1部位は除去した。プラスミドを次にBam1(
Iで切断し、接着末端をDNA f:リメラーゼのフレ
ナラ断片でうめた。Pvu IIで切断した後、残るプ
ラスミドを結合して第6図に示すpYE7を得た。Ba
mHI部位とPvu11部位をうめて結合するとB’a
mHI認識部位が再び出来ることに注目して下さい。
これらのベクターを試験するため、γIFN−αD(1
)を含む560 bpのEcoRI断片をpYE4の特
有のEcoR1部位に正しい方向に先ず挿入し、γIF
N−αD遺伝子をPH05プロモータから正しい方向に
発現するように含んだpYg 4− Dと命名したプラ
スミドが得られた。第2B図に元のPH05遺伝子の5
′末端の非コード領域のヌクレオチド配列とpYE 4
− Dに融合したPHO5/ rIFN−aDの配列と
を比較しである。pYE 4− D中で元のTaq I
部位(TCGA )とEcORI部位(I)AATTC
)の間の余分のccGa配列は合成リンカ−由来のもの
である。
次に酵母細胞をpyg 4− Dにより、当業者により
酵母のプラスミドによる形質転換法として知られる方法
により形質転換した。
一般的には、インタフエロン生産の望ましい方法は以下
より成る。
a) ヒトインタフエロン、好ましくは白血球インクフ
エロンの構造遺伝子をPH05fロモータ/レギュレー
タと有効に結合して含有する発現ベクターで酵母を形質
転換し、 b)微生物の生背に必須な栄養分と無機りん酸とを含む
培地中で転換株を培養し、 C)該転換株がインクフエが1生を誘導されるまで培地
中に存在する無機りん酸の濃度を低下させ、 d)転換株を溶菌し、さらに、 e)得られる溶菌液よりインクフエロンを回収する。
実施例中でさらに記載するように、形質転換株を高りん
酸培地中、60℃で細胞濃度が約3 x 106cel
ls / ml (0,D、60(>、、n=、 01
−5 )となるまで増殖させ、培養物の半分を取って遠
心分離により集菌し、滅菌水で洗滌後りん酸無添加培地
にけん濁した。増殖を約30℃で続け1.−3時間毎に
サンプルを取Oて細胞濃度(OD6CIOnm 600
nm単位当りの細胞当りの60分間の測定によるA42
0nm単位で表わすA、Page活性(13)の測定を
行なった。
RNA (14)およびインクフエロン測定のだめの細
胞抽出物も調製した。
インクフエロン生産の好ましい方法のもう一つは以下の
とおりである。
a)ヒトインクフエロン、好ましくは白血秤インタフエ
ロンの構造遺伝子を、”PH05プロモータ/レイユレ
ータと有効に結合して含有する発現ベクターで、温度感
受性酵母細胞を形質転換し、b)培養培地中、約30−
35℃の温度で形質転換株を培養し、 C)培養の温度を約20−50℃に低下してインタフエ
ロン生産を誘導し、 d)転換株を溶菌し、そして e)溶菌液よりインクフエロンを回収する。
温度感受性酵母細胞がSac char omy Ce
8 CQreVlslaeの酸性フォスファターゼ調節
変異株であることが望ましい。
さらに実施例中に示すように、本発明の温度シフト転換
株は高りん酸培地中、約65℃でOD6oonmが約1
になるまで増殖させた。培養物をそこで2分し、半分は
35℃で増殖を続け、もう半分は26℃で増殖させた。
サンプルを経時的にとって分析に供した。
各時間でおよそ108コの細胞を遠心分離で集め、1−
の7M塩酸グアニジン、1mMジチオスライトールおよ
び1蜆のフェニルメチルスルボニルフロリドにけん濁し
た。酸で洗った等量のガラスピーズを加え、30秒、4
回攪拌混合した。6゜分間氷冷した後、遠心分離により
細胞残渣および 。
ガラスピーズを除去し、サンプルを一20’Oで保存し
た。インタフェロンの測定には、サンプルを0.15 
M NaC1、20mM NaPo4、pH7,9(P
BS )にて1:100に希釈するか、PBS’、に対
して透析を行なった。インタフェロン活性は細胞毒性効
果の阻止測定(15)により検出した。活性はOD6o
onmが1である培養液1リットル当りの単位 □で表
示している。
各時間に於ける全RNAをグリオキサルにより変性(1
6)させた後、1.4%アガロースデルにて電気泳動に
かけ、ニトロセルロース上に移した(17)。ハイブリ
ダイゼーションは””p−標識デロープを用い、(16
)に記載される方法で行なった。
実施例 1 りん酸濃度によるイノタフエロン生産の調節pyg 4
− Dを有するW2O3−18AのTrp+形質転換株
を高りん酸培地中、60°Cで0D6oon□がおよそ
0.5になるまで増殖させ、半分の培養液をりん酸無添
加培地に移した。約6時間毎に各培養物よりサンプルを
取り、APase活性を測定し、インクフエロン活性測
定のための抽出物を調製した。第7図は、インクフエロ
ン活性が無りん酸培地に移して6時間から6時間の間に
急激に増加し、およそ9時間目に最高に達することを示
している。
この誘導は培養物に見られるAPaseの誘導に対応し
ており、高りん酸培地中で増殖させた細胞で認められる
インクフエロン活性の100〜200倍の増加であった
インクフエロン測定用の抽出物調製と同時に培養物より
RNA試料を調製した。グリオキサルによる不活化(1
6)の後、RNAをアガロースデル上で分画し、ニトロ
セルロース(17)上に移した。第8図に放射標識した
γIFN−αD7″ロープで行なつたハイブリダイゼー
ションの結果を示す。γIFNαD に特異的転写の出
現は細胞抽出物中σ)インタフエロン活性の出現と対応
している。従−フて、ここで見るインクフエロン合成の
調節は、APase L)−’)R11節(6,7)と
同様に転写レベルのものである。
さらに、7IFN −aD IfCI+!j異的](N
Aは約1.5 kb ’C”あり、PH05−y°ロモ
ータで開始し、γ工FN−αD遺伝子を通ってFRP 
1遺伝子の末端で終る転写で計算される大きさである。
0D6oon1Tlが1の培養物1リットル当り2〜5
X’、10’ユニツトまでのレベルのインクフエロン活
性が得られた。
実施例 2 温度によるインクフエロン合成の調節 温度による調節APa−se誘導の出来る酵母株を造成
するためKは、先ず低りん酸によ誘導の要求性を排除す
ることが望ましい。APage合成σ)リプレッサー、
PH080(従来PH0Rと呼ばれてl、−た)遺伝子
の変異株はA、Pa5eを構成的に生産する(9゜21
)。従ってpho 80株(A138)を界!μmで使
用したtrp 1株(w301−18A)とクロスした
。pho 80 trp 1株(P、1−22)が得ら
れ、これは高りん酸培地中でもAPaseを生産した。
次にpl−22をPHO’、4 ’(従来のPH0D 
)遺伝子に温度感受性変異を有する株(R6−3A)と
クロスした。PH04はApage合成の陽性制御因子
をコードしく21)、従ってpho 4株は低りん酸下
でもAPaseを生産することが出来ない。温度感受性
のpho 4株は許容温度でのみAPase生産の誘導
を受ける。
pho 4tSpho 80 trp 1宿主(29B
5)をpYK4Dで形質転換し、転換株についてインク
フエロンの温度による調節生産を試験した。菌を65℃
でOD が約1となるまで増殖し、培養00nm 物を2つに分ける。1つはそのまま65℃で培養を続け
、もう1つは許容温度(26°G)にシフトした。およ
そ2時間毎にサンプルをとり、インクフエロン活性の測
定をした。第9図は、インクフエロン活性六′−23℃
で生育した細胞の方が少なくとも50倍高いことを示し
ている。
有意なインタフエロン活性は許容温度でのみ観察され、
誘導レベルは第5図に示す最終活性、OD6oonm当
り1リットル当りおよそ3 X 1116 単位、の約
2倍に達する。
実施例 3 pYE7を有する酵母によるインクフエロンの合成yI
FN −aD遺伝子を含む560 bpのEcoRI断
片、をpyE7のEcoR1部位に正しい方向に挿入し
℃pYE 7− Dを得た。もう一つの方法として、8
65 bpのmcoRI/pstI断片上のIIFN−
aA遺伝子(Goeddelら、Nature 28 
’7巻、411−415頁:1980年)をPst I
部位を合成オリビヌクレオチドリンカーでEcoR7部
位に変換した後pYE7のEcoRi部位に挿入した。
得られたシラスミドでγIFN−αA遺伝子がゾロモー
タと相対的に正しい方向に挿入されたものをpYE 、
7− Aと命名した。
プラスミドpYE 7− AおよびgYE7Dを酵母株
W301−18Aに導入いそれぞれのTrp+転換を実
施例1と同様に誘導した。りん酸無添加培地に移してお
よそ8時間後に、IFN活性を測定した。p’YE 7
− DではoD6oonm当りの1リットル当り5−7
X107単位、1)YE 7− Aでは1.0−1.5
 X 108単位の活性が得られた。γIFN−αAが
いくらか高い活性を示すのは、本測定系でrIFN−α
への方がやや高い比活性を有するためと考えられる。
参考文献 1、 ヒツツエマン(Hltzeman、 R,A、)
、/\ヤギ−Hagie、 F、E、)+レピア (L
evine、 H,L、)、i−デル(Goed+ie
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r、 G、)+ およびノール(Hall’、 B。
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6、 ツーイツト(Tuite、’M、 ?、)、ドデ
ソンψobson。
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)*キング(King、 R,M、)、プルケ(Bur
ke、 D、 O8)、キンゲスマン(Kingema
n、 S0M、)およびキング、Xマン(Kingsm
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5、トーエ(Tom−o、A、)、力iモト (Kak
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6、 ボスチアン(Bostia;、、K、 、A、)
 、レミレ(Lemire。
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)およびハルボルソン(Halvoreon、 H,O
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Scl、米国77 、450..4.7,450.8 
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8 トーエ(Toh−e、 A、)l ウエダ(tre
、aa+ Y、)+カキモト(Kakimoto、 、
S 6.、) およびオーシマ(Oshima、 x、
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9 ラング(Lange、 P、ンおよびハンシエ()
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10、ロジャース(Rogers、、 :om、 T−
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ボスチアン(Bqsti%nlK、 A、) Proc
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11、スチ、ンクコン(Stinch、comb、 D
、 T、ハ ストルール(Struhl、 K、) お
よび、デービス(Davis、Ro、W、)ネ、イチャ
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979年)。
12、ヒンネン(Hlnnen、 A、)、ヒツクス(
nicks、 J+B、)およびフインク(Pink、
 G、R9) Proc、、 Nati。
Aoad、 801. 米国75 、1929− ’、
 933(1978年)。
16、アンプルセン(Anderaen、 N、)、チ
ル(、Th1ll。
G、P、) およびクラマー(Kramer、 R,A
、)Molea、0ellular、Eiol、3 +
 56 2 − 5 69(191:13年)。
14、ボスチアン(Boatian、 K、 A、)、
ホッパー(Hopper、 、r、 x、ン ロジャー
ス(Rogers、 D、 T、) 1およびチッパ−
(Tipper、 D+:J、)セル(Oell)19
.403−414(1980年)。
15、 ファミレツチ(Familletti、 P、
O’、)、ルビンスタイン(Rubinstein、 
S、) およびペスカ(Pestka、S、) Met
hods in Finz、−?ニー8 、 587−
395(1981年〕。
16 マックマスター(McMaster、 G、に、
)およびカルミカエル(Oar+ll1chael、 
G、G、) Procl、 Hate、。
Acad、 Sci、米国74.4855−4838(
1977年)。
17 トーツス(Thomas、 P、 S、) Pr
oc、 Natl、Acad。
Sci、米国ム7,5201−5205(198[]年
)0 18 チル(Thill、 G、 P、)、クラマー(
1(rarner、 R。
A、)、ターナ−(Turner、 K、:J’、)お
よびsr、r、チア7 (Bostian、 K、 A
、) Mo1ec、0ellular Eiol。
3.570−579(1983年)。
19 ポリパー(Bolivar、 F、)、ロドリデ
ーズ(Rodriguez、 RoL、)、グリーン(
oreene、 P−L−)。
ベトラフ(Betlach、 M、 D、)、 ヘイネ
ヶル(Heyneker、 H,L、)、ボイヤー(B
oyer、 H,Vi、)。
クロサ(Oros&、 J、1L、) およびファルコ
ー(Falkow、 s、) Gene 2 + 95
−115(1977年)。
20、ブローチ(Eroach+ J、R,)l イー
−X) ’?ッカロマイセスの分子的生物学(The 
MolθcularBiology of the Y
east Saccharomyces)中の「ライフ
 サイクルおよび遺伝J (Life 0yclean
d Inheritance)+ストラサ゛−ン(St
rather:nIJ、 N、)、ジョンズ(、’JO
nelil E、 W、)およびブローチ(Broac
h+ J、R,) @集〔コールド スプリング ハー
バ−研究所(Cold Spring Harborb
aboratory) ) (コールド スプリング 
ハーバ−、ニューヨーク)、445−47[]頁。
21、ウエダ(Ueda+ Y、)r トーエ(Toh
−e+ A、)およびオーシーr (Oshima+ 
YJ 、T、Bacteriol。
122.911−922(1975年)。
22、ホランド(Holland、 M、J、) およ
びポランド(Holland、’ J’、P、) バイ
オヶミストリイ(BiochemistryJ上1.4
900−4907(1978年9゜ 26、アメレアー(Ammerer+ G、)+ ヒッ
ツェマン(H1tzeman+ R,)+ バギー(H
agie、 F、)、バルク(Barta、 A、)お
よびハル(Hall、 B、 D、)、組換えDNA 
(Recombinant DNA) 「巨大分子に関
する第6回クリーブランド シンポジウムの会議録J 
(Proceedings of the Th1rd
 OlevelanclSymposium on M
acromolecules)、ウオルトン(Wa]、
ton、 A、 G、)編(エシスバイヤー、アムステ
ルダム)11:15−197頁。
24、ミャノハラ(Miyanohara、 A、)、
 トーエ(Toh−e。
A、)、ノずキ(Nozaki、 Oo)、 ハマダ(
Hamada。
F、)、オートモ(Ohtomo、 N、) およびマ
ツパラ(Mateubara、K、) Proc、 N
atl、Acad、Sci、米国81J、1−5(19
83年)。
25、ヒツツエマン(Hltzeman、 R,’に、
)、ロング(Leung、 D、 W、)、ベリイ(F
erry、 L、 J、)、 =+−(Kollr、 
Vi、 J、)、レビン(Levine、 HoL、)
およO・ゴーデル(Goe4del、 D、 V、) 
サイエンス(Saj、ence) ’219 、620
−62.5 (1983年)。
【図面の簡単な説明】
第1図はPH05プロモータの5′−領域の地図である
。RNAJ)5’末端部位および翻訳開始コドン、さら
にPH05遺伝子の制限溝素切断部位も示す。 発現ベクターではRNA 5’末端とATGの間のTa
q部位(ATGから−11の部位)をEcoRI部位に
変換した。PH05転写の主要RNA 5’−末端は−
41および−65にある。 第2A図は1)YE4発現ベクターを示す。PH’05
転写開始部位を含むC1aIからEcoRIの断片を前
もってカッコ内に示すEco RI部位を削除しである
酵母/大腸菌のシャトルベクターYRp7 (11)に
挿入した。さらに、PH05プロモータ(第1図)から
の1.1 kb C1a I断片および酵母2μプラス
ミドからの配列を加えた。PH05型制御下に発現しよ
うとする遺伝子を残るEcoJ’+1部位に挿入する。 (口=コ=I)SR322DNA、■■園=酵母DNA
。 努〃刀=2μプラスミドDNA ) 、″ 第2B図は元のPH05遺伝子および1′市)5/γT
 Ii’N−αDにおける翻訳開始コドンATGの前の
ヌクレオチド配列を示す。 第6図はpYE 4の構築を図示している。 第4図にpYE 4を構築するために使用したプラスミ
ドの構成を図示する。 第5図はpYE 4を制限酵素部位と共に図示している
。 第6図はpYE 7を制限酵素部位を併せて図示してい
る。 第7図は酵母におけるγIFN−αDの調節発現をグラ
フで示す。pYK4’−Dを有する形質転換株を高りん
酸培地(黒塗り記号)又はりん酸無添加培地(白わき記
号)中で増殖した。菌の生育(・、O)、APage 
(酸性フォスファターゼ)活性(112口)および抽出
物中のインクフエロン活性(ム、Δ)を追跡した。T=
0は培養物を高りん酸培地と無りん酸培地に分割した時
点である。 第8図はインクフエロンRNA0量を示ス。RNA標品
は第3図に記載する細胞(+=高りん酸、−=無りん酸
)より示した時間に調製し、rル・プロット分析により
分析した(17)。 第9図は温度制御のインタフエロン合成をグラフで示す
。pYE 4− Dで形質転換したpho 80pho
 4ts29 B 5 株ヲ35℃でOD 1まで増0
0nm 殖させ、そこで(t=0)培養物の半分を23℃(白ぬ
き記号)にシフトし、残りの半分を658C(黒塗り記
号)に保った。細胞増殖(・、C))、APa8e活性
(−1口)およびインタフエロン活性を追跡した。 代理人 棧 村 皓 □第8図 ゛ 6 9 145 24 手続補正書(睦) 特許庁長官殿 1、事件の表示 昭0159年持r1願第 90862 と2、発明の名
称 新規インターフェロン発現ベクター 3、補正をする者 ミIl’lとの関1糸 持Tr出騨1人fIIすf 昭和 イI 月 、H 6、補j1−により増加する発明の数 7、補1「の対象 明細書 手続補正書(方式) 昭和に0年 4−月 72日 特許庁長官殿 1、事件の表示 昭和t’7年持許願第 %Nλ 号 2、発明の名称 A臼や1Aンダーカ田d#Lべ″ツター3、補正をする
者 事件との関係 特許出願人 4、代理人 5、補正命令の日付 8、補正の内容 別紙のとおり 図面の浄、り(内容に哀史なし)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) DNA配列より成り、該配列が酵母の抑制酸性
    フォスファターゼ遺伝子(PH05)に由来するプロモ
    ータ/レギュレータDNA領域およびインタフエロンを
    コードするDNAを有する発現ベクター。
  2. (2) プロモータ/レギュレータDNA領域が酵母の
    抑制酸性フォスファターゼ遺伝子の57−フランキング
    領域に由来する、特許請求の範囲第1項記載の発現ベク
    ター。
  3. (3)プロモータ/レギュレータがPH05遺伝子であ
    る特許請求の範囲第2項記載の発現ベクター。
  4. (4) インターフェロンがヒト白血球インクフエロン
    である特許請求の範囲第1項記載の発現ベクタ0
  5. (5) インクフエロンが組換えヒト坤血球インクフエ
    ロン種Aである特許請求の範囲第1項記載の発現ベクタ
    ー。
  6. (6) インタフエロンが組換えヒト白血球インターフ
    ロン種りである特許請求の範囲第1項記載の発現ベクタ
    ー。
  7. (7)上記第1項乃至第6項のいずれかによる発現ベク
    ターにより形質転換された宿主。
  8. (8)宿主が酵母である特許請求の範囲第7項記載許請
    求の範囲第7項記載の宿主。 aQ 培養培地中の無機りん酸非存在によりインタフェ
    ロン生産が誘導出来るような特許請求の範囲第9項記載
    の宿主。 αυ 培養培地中に無機りん酸が存在することによりイ
    ンターフロン生産を抑制し得る特許請求の範囲第9項記
    載の宿主。 Qの ぼりペプチドをコードする異種真核細胞DNAと
    、酵母の抑制酸性フォスファターゼ遺伝子(PH05)
    に由来するプロモータ、/レギュレータDNA領域とを
    正しく結合して含有する発現ベクターにより形質転換し
    、プロモータ/レギュレータの抑制および誘導、並びに
    異種真核細胞DNAの発現が温α梼 プロモータ/レギ
    ュレータおよび異種真核細胞DNAの発現が約20℃か
    ら約60℃で誘導される特許請求の範囲第12項記載の
    宿主。 αぐ プロモータ/レギュレータがPH05遺伝子であ
    る特許請求の範囲第13項記載の宿主。 (至)異種真核細胞DNAがインクフエロンを特徴とす
    る特許請求の範囲第14項記載の宿主。 06 異種真核細胞DNAが白血球インクフエロンを特
    徴とする特許請求の範囲第14項記載の宿主。 <171 白血球インタフエロンが組換えヒト白血球イ
    ンタフエロン種Aである特許請求の範囲第16項記載の
    宿主。 (至) 白血球インタフエロンが組換えヒト白血球イン
    タフエロン種りである特許請求の範囲第16項記載の宿
    主。 09 以下より成るインクフエロンの生産方法。 a) ヒトインタフエロンの構造遺伝子とPHO5プロ
    モータ/レギユレータとを正しく結合して含有する発現
    ベクターで酵母を形質転換し、b)形質転換微生物を、
    無機りん酸および生育に必須な栄養素を含有する培地中
    で培養し、C)該形質転轡株のインタフェロン生産が誘
    導されるまで培地中に存在す、る無機りん酸の濃度を低
    下させ、 d)形質転換株を溶菌し、 e) 得られる溶菌液よりインクフェロンを回収許、請
    求の範囲第19項記載の方法。 620 インタフエロンがヒト白血球インタフェロンで
    ある特許請求の範囲第19項記載の方法・(イ) 昼下
    より成るインタフェロンの生産!、テ法。 a) ヒトインタフエロン、の構造遺伝子とF’HO5
    プロモータ/レギユレータを正しく結合して含有する発
    現ベクターで温度枠受性酵母を形質転換し、b)形質転
    換微生物を培地中、約30−35°Cの温度で培養し、 C) インタフエロン生産が誘導されるように温度を約
    20−30℃に低下せしめ、 d) 宿主細胞を溶菌し、 e) 得られる溶菌液よりインタフエロンを回収5ia
    e)の酸性フォスファターゼ遺伝子の調節変異株である
    特許請求の範囲第22項記載の方法。 (ハ) インタフエロンがヒト白血球インタフエロンで
    ある特許請求の範囲第22項記載の方法。
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MC1598A1 (fr) 1985-05-09
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PT78552B (en) 1986-09-15
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NZ208046A (en) 1988-04-29
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