JPS60186275A - 海産クロレラの培養法 - Google Patents
海産クロレラの培養法Info
- Publication number
- JPS60186275A JPS60186275A JP4199784A JP4199784A JPS60186275A JP S60186275 A JPS60186275 A JP S60186275A JP 4199784 A JP4199784 A JP 4199784A JP 4199784 A JP4199784 A JP 4199784A JP S60186275 A JPS60186275 A JP S60186275A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
不発1り目よ特定組成の培地を用いて海産クロレラを培
養゛4ることによりりL7レラの生育を速くするととも
に、りtllシラ乾物中に占める総脂質含量をAめ、ひ
いては海産クロレラ中に含まれるエイ二1ザベンクエン
酸(以1べE I) Aという)の総量を高める方法に
係る。
養゛4ることによりりL7レラの生育を速くするととも
に、りtllシラ乾物中に占める総脂質含量をAめ、ひ
いては海産クロレラ中に含まれるエイ二1ザベンクエン
酸(以1べE I) Aという)の総量を高める方法に
係る。
EPAは生体内における各種プロスフグランデイン関連
物質の前駆体であり、近年、抗血小板凝集作用などの生
理活性が見出され、注目されている。現在EPAは魚油
から分離精製され−ζいるが、魚油中のEPAはlO〜
15%程度で、これを濃縮することは容易ではない。一
方、海産クロレラは一定の条件で培養すると30%以上
のE f) A含量を持つようになり、魚油に比べE
I)Δ含litは高いものの、生育が遅く、脂質含量も
低いという問題点があった。
物質の前駆体であり、近年、抗血小板凝集作用などの生
理活性が見出され、注目されている。現在EPAは魚油
から分離精製され−ζいるが、魚油中のEPAはlO〜
15%程度で、これを濃縮することは容易ではない。一
方、海産クロレラは一定の条件で培養すると30%以上
のE f) A含量を持つようになり、魚油に比べE
I)Δ含litは高いものの、生育が遅く、脂質含量も
低いという問題点があった。
本発明者らは、このような現状に鑑み、生育速度と脂質
含量の問題点を解決すべく培養条件について種々検討を
行ない、本発明を完成するに至ったものである。
含量の問題点を解決すべく培養条件について種々検討を
行ない、本発明を完成するに至ったものである。
即も本発明は海産クロレラの培養において、培 −地中
に、重炭酸塩、酢酸および酢酸塩から選ばれた1種また
は2種以」二とビオチンとを添加して培養することを特
徴とする海産クロレラの培養法である。
に、重炭酸塩、酢酸および酢酸塩から選ばれた1種また
は2種以」二とビオチンとを添加して培養することを特
徴とする海産クロレラの培養法である。
本発明は次の様にして実施する。
まず培養液の基本組成としては、天然海水、人工tN水
のいずれも使用できるが、培養液中の食塩a度は0.1
〜2.0%程度であることが望ましく培養温度は15〜
25℃が適当である。これ以外の食塩濃度および培養温
度では、生育速度が著しく低下するか、または、E、P
へ含鼠の低下が認められる。
のいずれも使用できるが、培養液中の食塩a度は0.1
〜2.0%程度であることが望ましく培養温度は15〜
25℃が適当である。これ以外の食塩濃度および培養温
度では、生育速度が著しく低下するか、または、E、P
へ含鼠の低下が認められる。
炭素源以外のものの培地への添加に一ノい“Cは、窒素
源とし“C培地1z当り(以下同様) loOmg程度
の硫安、尿素など、またリン腺としてl0mg程度の過
リン酸石灰などが必要である。これに対し、炭素源とし
Cの重炭酸塩、酢酸または酢酸塩の添加量は30〜1.
000 m g程度、望ましくは100〜600mg程
度が適当である。炭素源の添加量が少なずぎると、本発
明のポイントである総脂質金星の増大が見られないし、
1000mgを超える量を添加し′Cもそれ以上の効果
は認められない。ビオチンの添加量については特に規定
するものではないが、0.1μg以下ではほとんど効果
が認められない。望ましくは、0.5〜IOμg程度が
適当と考えられる。
源とし“C培地1z当り(以下同様) loOmg程度
の硫安、尿素など、またリン腺としてl0mg程度の過
リン酸石灰などが必要である。これに対し、炭素源とし
Cの重炭酸塩、酢酸または酢酸塩の添加量は30〜1.
000 m g程度、望ましくは100〜600mg程
度が適当である。炭素源の添加量が少なずぎると、本発
明のポイントである総脂質金星の増大が見られないし、
1000mgを超える量を添加し′Cもそれ以上の効果
は認められない。ビオチンの添加量については特に規定
するものではないが、0.1μg以下ではほとんど効果
が認められない。望ましくは、0.5〜IOμg程度が
適当と考えられる。
培地のpHは、培養時間の経過とともに変化するが、少
なくともクロレラ培養開始前(クロレラの接菌前)の培
地は、pH6〜8の間に設定することが望ましい。
なくともクロレラ培養開始前(クロレラの接菌前)の培
地は、pH6〜8の間に設定することが望ましい。
本発明の培養法によれば、生育速度が早く・、総脂肪酸
中に占めるEl)Aの含量を高く保ったままで総脂質含
□量が高い海産クロレラを安定的に生産することが可能
となる。この作用効果は、石炭酸塩、酢酸または酢酸塩
とビオチンとが相乗的に働い°C1脂肪酸生合成の第一
ステップであるマロ、ニルCoAの生成を促進する結果
ではないかと411i定される。
中に占めるEl)Aの含量を高く保ったままで総脂質含
□量が高い海産クロレラを安定的に生産することが可能
となる。この作用効果は、石炭酸塩、酢酸または酢酸塩
とビオチンとが相乗的に働い°C1脂肪酸生合成の第一
ステップであるマロ、ニルCoAの生成を促進する結果
ではないかと411i定される。
なお光合成に利用される炭素源の供給法とし“C従来、
炭酸ガスを曝気中に混入する方法が知られいるが、本発
明によれば、この様な方法に比べ炭素源の利用効率が良
く、生産コストの(1下も可能となる。
炭酸ガスを曝気中に混入する方法が知られいるが、本発
明によれば、この様な方法に比べ炭素源の利用効率が良
く、生産コストの(1下も可能となる。
以下に実施例を示す。
実施例
表−■ 基本培養液(BM)の組成
天然海水 100m#。
イオン交換水 900 m 12
硫 安 100mg
尿 素 10mg
表−1に示す基本培養液(以下、BMと記す)を用い、
表−2に示す6種の)8地で海産クロレラの培養を1j
っだ。なお、培地のpHは、いずれも7.4に調整し′
C使用した。クロレラを植苗後、24時間の螢光灯照明
下で20℃、4114間、曝気しながら培養を行った。
表−2に示す6種の)8地で海産クロレラの培養を1j
っだ。なお、培地のpHは、いずれも7.4に調整し′
C使用した。クロレラを植苗後、24時間の螢光灯照明
下で20℃、4114間、曝気しながら培養を行った。
培養終了後、遠心分離で菌体を集め、凍結乾燥後、脂質
抽出し、脂肪酸組成分析に供した。なお、生育速度は、
培養終了時の菌体濃度(湿菌体重′gI#、/培地l)
で示した。結果を表−3に示す。本発明区(■■■)は
、他の方法による区(■■■)に比べ、・生育速度の増
大および総J11質含量の増大が認められた。またEP
A含L」に棗化は無く、この結果、本発明区ではEP
Aの総収量が顕著に高まった。
抽出し、脂肪酸組成分析に供した。なお、生育速度は、
培養終了時の菌体濃度(湿菌体重′gI#、/培地l)
で示した。結果を表−3に示す。本発明区(■■■)は
、他の方法による区(■■■)に比べ、・生育速度の増
大および総J11質含量の増大が認められた。またEP
A含L」に棗化は無く、この結果、本発明区ではEP
Aの総収量が顕著に高まった。
表−2培地
表−3
特許出願人 日清製油株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 [1,1海産クロレラの培養において、培地中に、重炭
酸塩、酢酸および酢酸塩から選ばれた1種また2種以上
とビオチンとを添加して培養することを特徴とする海産
り1」レラの培養法。 (2)重炭酸塩、酢酸または酢酸塩の添加量が培地11
!当り30〜1.000 m gである特許請求の範囲
第1項記載の海産クロレラの培養法。 (3) ビオチンの添加H1が培地1β当り0.5〜1
0μCである特許請求の範囲第1項記載の海産りlルう
の培養法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4199784A JPS60186275A (ja) | 1984-03-07 | 1984-03-07 | 海産クロレラの培養法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4199784A JPS60186275A (ja) | 1984-03-07 | 1984-03-07 | 海産クロレラの培養法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60186275A true JPS60186275A (ja) | 1985-09-21 |
JPH0126672B2 JPH0126672B2 (ja) | 1989-05-24 |
Family
ID=12623837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4199784A Granted JPS60186275A (ja) | 1984-03-07 | 1984-03-07 | 海産クロレラの培養法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60186275A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4981584A (ja) * | 1972-12-11 | 1974-08-06 | ||
JPS55162980A (en) * | 1979-06-05 | 1980-12-18 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Cultivation of vegetable plankton |
JPS5648883A (en) * | 1979-09-25 | 1981-05-02 | Bridgestone Corp | Culturing of single-celled green algae |
-
1984
- 1984-03-07 JP JP4199784A patent/JPS60186275A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4981584A (ja) * | 1972-12-11 | 1974-08-06 | ||
JPS55162980A (en) * | 1979-06-05 | 1980-12-18 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Cultivation of vegetable plankton |
JPS5648883A (en) * | 1979-09-25 | 1981-05-02 | Bridgestone Corp | Culturing of single-celled green algae |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0126672B2 (ja) | 1989-05-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |