JPS60185340A - カラ−受像管用インライン形電子銃構体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はカラー受像管用電子銃構体に係わり、特にセル
フコンバーゼンス方式を改良したインライン形電子銃電
極構体に関するものである。

〔発明の背景〕

一般にカラー受像管用電子銃構体は、螢光面上で３本の
電子ビームを一点に集中させるために主レンズ部で電子
ビームを微小偏位させる方法が採用されている。

第１図は従来のパイポテンシャル集束方式インライン形
電子銃構体の−９１」を示す要部水平方向断面図である
。同図において、ＩＡ、ＩＢ、ＩＣはそれぞれ３本の電
子ビームを頂面から放射するカソード、２は電子ビーム
を制御する第１格子、３は電子ビームを加速する第２格
子、４は電子ビームを集束させる第３格子であり、この
第３格子４は下ｉ第３格子５と上部第３格子６とから構
成されている。

７は陽極である。

また、第１格子２．第２格子３および下部第３格子５に
はそれぞれ電子ビーム通過孔２Ａ、２Ｂ、２ｃ。

３Ａ、　３Ｂ　、　３ｃおよび５Ａ、　５Ｂ　、　５Ｃ
が設けられ、上部第３格子６と陽極７はそれぞれの底面
に対向して設けられた３個の絞り孔６Ａ、　６Ｂ　、６
Ｃと７Ａ　、　７Ｂ　、　７Ｃとで３本の電子ビームに
対応する３個の主レンズを形成している。この場合、陽
極Ｉの絞り孔７Ａ、７Ｂ。

ＩＣは第２図に七の平面図を示すように上部第３格子６
の絞り孔６Ａ、６Ｂ、６Ｃよりも若干太きくすると同時
に両側の絞り孔７Ａ、７Ｃは外側に寸法ｄだけ偏心させ
ている。

このように構成される宵１子銃において、第１格子２に
はＯＶ、第２格子３には７０（ｌ　Ｖ　、　ｌ　３格子
４には約７ＫＶ、陽極Ｔには約２５ＫＶの動作電圧がそ
れぞれ印加される。ぞして、３個のカソードＩＡ、ＩＢ
、ＩＣに与えられる信号電位によって、それぞれの電子
ビーム量が制御された３本の電子ヒームＡ、Ｂ、Ｃは第
２格子３と下部第３札子５との同面した名札３Ａ　、３
Ｂ　、　３Ｃと孔５Ａ、５Ｂ、５Ｃとの間で形成される
ブリフォーカスレンズで若干の集束作用を受けた後、上
部第４格子６と陽極７とで形成されるぞれぞれの」主レ
ンズで図示しない受ｍ管の螢）Ｙ５面上で結像するよう
に集束作用を受ける。これと同日もに両側の主レンズに
は点線で示す順相した等電位線８が形成されるため、電
子ビームＡ。

Ｃは角度θの偏位が与えられ、螢光面上で３本の電子ビ
ームは一点にコンバーゼンスされる。

しかしながら、このように構成される電子銃の組立ては
、それぞれの電極部品の孔を貫通する３本の芯金および
電極を所別間隔に保持するためのスペーサを挾んで図示
しない治具、ヒで加熱［またカラス支持体（ビードカラ
ス）を圧着する等の方法で行なわれるが、この場合、中
央孔７Ｂ、６Ｂ、５Ｂ。

３Ｂ　、　２Ｂを貫通する芯金は同軸のためその加工は
容易であるが、両側孔の芯金は孔７Ａと孔６Ａ、孔７Ｃ
と孔６Ｃとの中心軸が偏心しているため、精度良く加工
することは難か１〜く必要とする水平方向の偏心ｋｉｄ
のみでなく、垂直方向に若干の加工誤差が生ずる。この
ような芯金を使用して電子銃を組立てた場合は、両側の
ＩＦｉ、子ビーム通過孔７Ａ、６Ａおよび７Ｃ，６Ｃが
垂面方向にも微少偏心するため、両側の電、子ビームＡ
。

Ｃが偏心方向と逆方向に偏位を受けるため、螢光ｆｆｉ
上テ３個のビームスポットが縦方向に配列する。

しかしながら、コンバーゼンスはカラー受像管のネック
部に装着したマグネットで微少調整することが可能であ
るが、調整量が大きくなると、ビームスポットの形状に
影譬を力えるため、フォーカ３− ス特性が低下するという欠点があった。

〔発明の目的〕

したがって本発明は、カラー受像管用電子銃のコンバー
ゼンス方法を変えることによって電子銃の組立て精度を
向上させ、フォーカス特性品位の変動を防１卜したカラ
ー受像管用電子銃構体を提供することを目的としている
。

〔発明の概要〕

このような目的を達成するために本発明は、主レンズ形
成型１極の両側絞り孔を同軸とし、少なくとも一万の電
極の両側の絞り孔に順相した底面を設け、傾余１１−だ
底面に設けた同軸の孔に芯金を貫通させることによって
組立精度を向−ヒさせるとともに、顛余（ηイ１界によ
りセルフコンバーゼンスを実現可能としたものである。

〔発明の実施例〕

次に図面を用いて本発明の実施例を詳細に説明する。

第３図は本発明によるカラー受像管用電子銃構体の一例
を評明するだめの電子銃主レンズ部の要４一 部所面図である。同図において、４０は第３格子であり
、この第３格子４０け下部第３格子５と−Ｌ部第３格子
６０とから構成されており、７０は陽極である。そして
、上部第３格子６ｏの両側絞り孔６０Ａおよび６０Ｃに
はそわぞれ中央側が深い１ば１斜をした底面６１Ａおよ
び６１Ｃを設け、それぞれの頌斜面に同軸の電子ビーム
通過孔６２Ａおよび６２Ｃが設けられている。また、陽
極７０の両側電子ビーム通過用絞り孔７０Ａおよび７０
Ｃけぞれぞれ−Ｌ部第３格子６０の両側電子ビーム通過
用絞り孔６０Ａおよび６０Ｃと同軸とＬ、中央側１が浅
い傾斜した底ｍｊ７１Ａおよび７１Ｃが設けられ、同軸
の電子ビーム通過孔７２Ａおよび７２Ｃが穿設されてい
る。

このように主レンズ部を構成することによって、各電極
の孔は同軸となるため、電子銃構体の組立用芯金は偏心
部が不要となり、加工が容易となって精度を向−］ニさ
せることができる。し７ｆ？、かって、電子銃構体の組
立精度が向上できるとともに、主レンズ部に形成される
％電位線８０も両側の孔間で傾斜するため、電子ビーム
は内側に偏位してセルフコンバーゼンスされることにな
る。

゛また、前述した実施例において、両側絞り孔６０Ａ　
、　６０Ｃおよび７ｔｌＡ　、　７０Ｃの頌側面は上部
第３格子６０のみに設けても同様の効果が１υられ、中
央孔６０Ｂおよび７０Ｂは必要に応じ頌馴しない底面を
１６トけても良い。

なお、前述した実施例においては、バ・ｆポテンシャル
集束方式の電子銃構体についてＬ５１・、明したが、本
発明はこれに限定されるものでＱ」なく、多段集束力式
のｉＭ子Ｍ　４％体の主レンズ部に適用しても前述と同
様の効果が得られることは勿論である。

〔発明の効果〕

以上ｇｌ明したように本発明によれ（１、主レンズは各
電極部品の孔か１−」軸どなり、両側電子ビームをコン
バーセン′スできるので、生ｉ規ＱＫよって必要とされ
る多数の電子銃組立用治具（つ芯輩が同軸となり、組立
精度か向上できることにより、フォーカス％性品イ”ｓ
７、の変動を防止したカラー受飲官が得られるという極
めで俊れｔｃｗｒ呆を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のインライン形電子銃構体の構成および動
作状態を示す要部り面図、第２図は従来の電子銃構体の
−Ｌ部第３格子と陽極の孔との位置関係を示す平面図、
第３図は本発明によるカラー受像管用電子銃イも体の一
例を示す主１／ンズ部の要部断面図である。 ５９−・・下部第３格子、４０・・・・第３格子、６０
・ｅ拳争上部第３格子、６［ＪＡ、６０Ｂ、６０Ｃ・・
・・電子ビーム通過用絞り孔、６１Ａ、６１Ｃ−・底面
、６２Ａ、６２Ｃ・・◆・′電子ビーム通過孔、７０−
・串・陽極、７０Ａ、７０Ｂ、７０Ｃ拳Φ・−′電子ビ
ーム通過用絞り孔、７１Ａ、７１Ｃ・・・・底面、７２
Ａ。 ７２Ｃ−・・・電子ビーム通過孔。 を 止 一１ｑら− 鴨 翼 Ｍ＜ 、− シ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 長径方向にインライン状に配列される３個の電子ビーム
   通過用絞り孔を設けた長円形カップの底面を間隔を介し
   て対向配置する主レンズ形成電極を具備してなるカラー
   受像管用インライン形電子銃構体において、前記主レン
   ズ形成電極の両側電子ビーム通過用絞り孔に高圧側電極
   では中央側を外側より浅く、低圧側電極では中央側を外
   側より深くなるような傾斜を有する底面を設け、該傾斜
   底面に電子ビーム通過孔を設けたことを特徴とするカラ
   ー受像管用インライン形電子銃構体。