JPS60185325A - サ−マルプロテクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は各種電気機器の過熱防止用として使用されるサ
ーマルプロテクタに関する。　゛従来例の構成とその問
題点 従来、サーマルプロテクタの一例として次のような構造
を有するものがある。すなわち、固定側内部リード線の
先端部に固定側接点を設け、その対向位置に可動側接点
を備えた熱応動素子全可動側内部リード線の先端部に溶
接により接続する。

ガラスビードにて固定側および可動側内部リード線を支
持し、かつガラスビードの内部において固定側および可
動側内部リード線に固定側および可動側外部リード線を
溶接により接続してマウントを構成している。そしてこ
のマウントはガラスノ（ルブ内に設けられ、固定側およ
び可動側外部ＩＪ−ド線の一部がガラスバルブ外に引き
出されている。

そのマウント全構成している固定側および可動側内部リ
ード線の材料はジュメット線からなり、また熱応動素子
の材料は鉄ニソケルー二ノケルー鉄ニッケルマンガンの
三層のトリメタルからなり、固定側および可動側外部リ
ード線の材料は銅被覆鉄線からなっている。

かかる構造のサーマルプロテクタは電気機器たとえば小
型モータ等に使用され、異常時の過電流による自己発熱
および雰囲気温度の士、Ｊｆｌにより、熱応動素子の設
定温度域において熱応動素子の反転復帰動作で固定側接
点と可動側接点の開閉全行い、小型モータを保護する。

一方近年、小型モータの設訂も省エネルギー、省電力お
よびコストダウン等の指向が一段と進んでおり、そのた
めに保護装置であるサーマルプロテクタに要求される特
性がシビアとなってきている３、その中で特に電流応動
感度の設定とそのバラツキの低減が必須となっている。

たとえば、ＡＣ２０ＱＶ４０Ｗの小型モータに使用する
無負荷時の反転温度が１３０℃±１０℃であるサーマル
プロテクタにおいて実用土要求さ九る電流応動時間は、
雰囲気温度が２５℃で前記小型モータが過電流となる５
、１人の通電条件で、１ｏ秒＋３秒以内であり、この時
間内にあれば、熱応動素子は正常に反転動作する。加え
て、かかるサーマルプロテクタに、実用土雰囲気泥度が
刷負荷状ｆ魚にある小型モータの巻線湯度に近い１０５
℃において、　Ａ（３２００Ｖ０．９６ＡからＡＣ２０
０Ｖｉ　、９Ａ（７）間ノ通電条件で熱応動素子が反転
動作する心安がある。

しかし、かかる構造のサーマルプロテクタにおいては雰
囲気温度２６υでＡＣ２００Ｖ５．ＩＡの通電条件では
熱応動素子が反転動作せず、ＡＣ２００Ｖ４０Ｗ等の小
型モータに使用できるサーマルプロテクタの要求条件を
満／こずことができないという問題かあった。

発明の目的 不発明はこのような問題にかんがみてなされたものであ
り、小型モータが過電流となる通電条件で所定の時間内
で熱応動素子が反転動作し、かつ過負荷状態でも熱応動
素子が正常に反転動作して接点を開路状態とすることの
できるサーマルプロテクタを提供するものである。

発明の構成 本発明のサーマルプロテクタはガラスバルブ内に、固定
側接点と固定側内部リード線と固定側外面リード線よ夕
なる固定電極と、こｔと対向して、可動側接点と熱応動
素子と可動側内部リード線と可動側外部リード線よりな
る可動電極と全設け、前記ガラスバルブ外にＭ記固定側
および可動側外部リード純金それぞれ引き出したものに
おいて、前記固定側内部リ−）線と前記可動側内部リー
ド線がステンレス線からなり、かつ前記熱応動素子が鉄
ニックルー鉄ニノクルクロムの二層のバイメタルからな
り、ある一定の通電電流における熱ｎ−１動素子の自己
発熱を制御するものである。

実施例の説明 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。。

第１図において、同定側内部リード線１の先端部に固定
側接点２を設け、そのズ」同位置に可動側接点３を備λ
−だ熱応動素子４全呵動側内部リード線５の先”ｍ　ｊ
ηＩＳに溶接（でより接続する。ガラスビード６にて固
定側および可動側内部ＩＪ　−Ｆ線１，６を支持し、か
つガラスビード６の内部において固定側および可動側内
部１７、、−、−　）’線１，６に固定側および可動側
外部リード線７，８をそれぞれ溶接により接続してマウ
ント全構成している。このマウントはガラスバルブ９内
に設けられ、固定側および可動側外部リード線７，８の
一部が外部に引き出されている。そして、固定側内部リ
ード線１はステンレス（ＳＥＴＳ３０４）線からなり、
外径０．７門、長さ１７翳である。熱応動素子４は鉄ニ
ッケルー鉄ニッケルクロムの二層のバイメタルからなり
、幅５　ｍｍ　、長さ１０ｆｆｆｆ、厚さ０．１ｆｆｆ
ｆである。可動側内部リード線５は固定側内部リード線
１と同じくステンレス線からなり、外径０．７ｍｍ、長
さ８ｍｍである。固定側および可動側外部リード線７゜
８はジュメット線または銅被覆鉄線からなシ、外径０．
７Ｍ、長さ４０間である。

第２図は雰囲気温度が２６℃で小型モータ等の負荷によ
る各電流値に対するサーマルプロテクタの応動時間特性
を示すものである。たとえば、ＡＣ２００Ｖ４０Ｗの小
型モータに使用する無負荷時の反転温度が１３０　℃：
、ｔ１０℃であるサーマルプロテクタの電流応動時間は
、前述のとおり、実用」二雰囲気温度が２６℃において
小型モータが過電流となる６、１人の通電条件で１０秒
±３秒以内、′（第２図Ａ−Ｂ間）である必要がある。

上記ザーマルプロテクタ全小ノ４１１モータと直列に接
続し２交流電源電圧２０ｏＶを「［肋］１して電流応動
口：ｊ　１８ｉｉ特伯全試１険１−２だところ、第２図
曲線１３゜１４．１６に；Ｊ＼−ｉ　Ｊｔ　：ｌ・す、
電流応動時間ｔｉｔ電流６．１人においで１０秒−に３
秒以内で、良好な電流応動［ｌＳ間特性１−を−示し／
こ。。

これに対し、固定側および可動側内部リ　−ド線のイ」
料がジュメット線からなり、かつ熱応動素子）４’Ａ；
Ｔ４カ鉄＝ノケル−ニッケル−鎧、ニッケル“マンガン
の三層のトリメタルからなるｐ泊＊のザーマルゾロテク
タは、１１ｉ１様に電流応動１１．′ｒ間特性について
試験したところ、第２図曲線ＩＱ、１１．１２に示すと
おり、Ａ、Ｃ２００Ｖ５．ＩＡの通電条件では動作しな
かった。

第３図は負荷として１１１記小型モータと直列に接続し
、電流ＯＡのときの無負荷時の反転温度全基点にした各
電流値におけるサーマルプロテクタの反転湯度特性を示
し、電流負荷性ダ１のグラフである３、たとえば、ＡＣ
２００Ｖ４０Ｗの小型モータに使あるサーマルプロテク
タの電流負荷特性は、実用上雰囲気湯度が過負荷状態に
ある小型モータの巻線温度に近い１０６℃において○。

９５１〜１．９ＡのｊＩシ電条件である第３図（３−、
−９間に入る特性を有する必要がある。

上記サーマルプロテクタ全小型モータと直列に’＋Ｘ続
し交流電源電圧２ｏｏＶｉ印７Ｊ目して電流負荷特性Ｖ
こついて試験したところ、第３図曲線１６゜１７．１８
に示すとおり、１０５℃の雰囲気温度でＣ−９間に入る
という良好な電流負荷特性を示した。

これに対し、前記の従来のサーマルプロテクタは同様に
電流負荷特性について試験したところ、第３図曲線１９
，２０．２１に示ずとおり、１０５℃の雰囲気温度でＣ
−９間に入らない電流負荷特性図示りまた。

発明の効果 以上貌明したように、不発明のサーマルプロテクタは固
定側および可動側内部リード線の材料にステンレス線ヲ
１１いているので、熱応動素子の放熱外な・固定側およ
び可動側内部リー　ド線のｒ４＋　ｉ：発熱で補い、か
つ熱応動素子の拐料に鉄ニッケルー鉄ニッケルクロムの
二層からなるバイメタルを用いているので、熱応動素子
の発熱温度をさらに高めることができ、実用上安来され
る電流応動感度ｋ　ｄＭｉ足するとともにそのバラツギ
を小さくすることができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例であるサーマルプロテクタの
正面断面図、第２図はザーマルプａテクタの電流応動時
間特性図、第３図は同じく電流負荷特性図である。 １　°固定側内部リード線、２　・・・固定側接点、３
　可動側接点、４　・・・熱応動素子、６　・・可動側
内部リー　ド線、了　゛゛固定側外部リード線、８・・
・・ｉ１ｆ動イ則Ｍｆ４Ｂリード線、９　・・・ガラス
パル）゛。 代理人の氏名　弁ｊ１士　中　尾　敏　男　ほか１名第
１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ガラスバルブ内に、固定側接点と固定側内部リード線と
   固定側外部リード線よりなる固定電極と、この固定電極
   と対向して、可動側接点と熱応動素子と可動側内部リー
   ド線と可動側外部リード線よりなる可動電極とを設け、
   前記ガラスバルブ外に前記固定側外部リード線および前
   記可動側外部リード線をそれぞれ引き出しだものにおい
   て、前記固定側内部リード線と前記可動側内部リード線
   がステンレス線からなり、かつ前記熱応動素子が鉄ニッ
   ケルー鉄ニッケルクロムの二層のバイメタルからなるこ
   とを特徴とするサーマルプロテクタ。