JPS6018489B2 - 圧延装置 - Google Patents
圧延装置Info
- Publication number
- JPS6018489B2 JPS6018489B2 JP15094377A JP15094377A JPS6018489B2 JP S6018489 B2 JPS6018489 B2 JP S6018489B2 JP 15094377 A JP15094377 A JP 15094377A JP 15094377 A JP15094377 A JP 15094377A JP S6018489 B2 JPS6018489 B2 JP S6018489B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work roll
- oil guide
- metal strip
- fluid
- oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B27/00—Rolls, roll alloys or roll fabrication; Lubricating, cooling or heating rolls while in use
- B21B27/06—Lubricating, cooling or heating rolls
- B21B27/10—Lubricating, cooling or heating rolls externally
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は圧延に要する潤滑油を少量にし得るようにした
圧延装置に関する。
圧延装置に関する。
圧延に際してはワークロールと金属帯板との間に摩擦力
が生じ、これが圧延力増大の原因となり、ワークロール
や金属帯板の表面に傷を付け、製品品質の良好化を図る
ことができない。
が生じ、これが圧延力増大の原因となり、ワークロール
や金属帯板の表面に傷を付け、製品品質の良好化を図る
ことができない。
そこで斯かる問題点をなくすために圧延を行う場合には
、ワークロールや金属帯板に潤滑油を掛け圧延力を減少
させることが行われている。しかし従来は潤滑油を掛け
る場合に特別な考慮を払うわけではなかったので、大量
の潤滑油を必要として運転維持費が余計に必要であり、
又大量の潤滑油を掛けているため周囲が汚れやすい等の
問題があった。
、ワークロールや金属帯板に潤滑油を掛け圧延力を減少
させることが行われている。しかし従来は潤滑油を掛け
る場合に特別な考慮を払うわけではなかったので、大量
の潤滑油を必要として運転維持費が余計に必要であり、
又大量の潤滑油を掛けているため周囲が汚れやすい等の
問題があった。
本発明は従来手段の有する上述の欠点を除去することを
目的としてなされたもので、ワークロールの入口外周側
に、該ワークロールと流体との相互の粘性抵抗によって
流体を金属帯板側に引込み得るようにした油ガイドを、
金属帯板側に行くにつれワークロールと油ガイド間の距
離が小さくなるよう設けたことを特徴とするものである
。
目的としてなされたもので、ワークロールの入口外周側
に、該ワークロールと流体との相互の粘性抵抗によって
流体を金属帯板側に引込み得るようにした油ガイドを、
金属帯板側に行くにつれワークロールと油ガイド間の距
離が小さくなるよう設けたことを特徴とするものである
。
以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。第1
図中Sは金属帯板、1は上ワークロール、2は下ワーク
ロールであり、上下ワークロール1,2の入口側には、
金属帯板Sの幅方向に対して適宜の数量に分割された油
ガイド3が金属帯板Sの幅方向に伸びる支持ピン4に挿
通され取付けられている。
図中Sは金属帯板、1は上ワークロール、2は下ワーク
ロールであり、上下ワークロール1,2の入口側には、
金属帯板Sの幅方向に対して適宜の数量に分割された油
ガイド3が金属帯板Sの幅方向に伸びる支持ピン4に挿
通され取付けられている。
油ガイド3の上下ワークロール1,2に面した側の形状
は金属帯板Sに近付くにつれ、独ガイド3と上ワークロ
ール1あるいは下ワークロール2で囲まれる側部断面5
の間隙がせぱまり、反対に金属帯板Sから離れるにつれ
次第に広がる形状であり、潤滑油供給へツダ6から側部
断面5に供給された潤滑油は該潤滑油の粘性抵抗による
引込み作用により金属帯板S側へ流動し得るよう形成さ
れている。各油ガイド3の後部には、ピストン支持ブラ
ケツト7に取付けられた油ガイド位置決めピストン8が
取付けられており、各油ガイド3を単独で金属帯板Sの
進行方向に対して平行な方向に支持ピン4を中心として
調整移動可能なるよう形成されている。
は金属帯板Sに近付くにつれ、独ガイド3と上ワークロ
ール1あるいは下ワークロール2で囲まれる側部断面5
の間隙がせぱまり、反対に金属帯板Sから離れるにつれ
次第に広がる形状であり、潤滑油供給へツダ6から側部
断面5に供給された潤滑油は該潤滑油の粘性抵抗による
引込み作用により金属帯板S側へ流動し得るよう形成さ
れている。各油ガイド3の後部には、ピストン支持ブラ
ケツト7に取付けられた油ガイド位置決めピストン8が
取付けられており、各油ガイド3を単独で金属帯板Sの
進行方向に対して平行な方向に支持ピン4を中心として
調整移動可能なるよう形成されている。
両側部の油ガイド3の外側には、図示してないがシール
が設けられており、潤滑油が側部断面5から金属帯板S
の幅方向に漏洩しないように形成されている。
が設けられており、潤滑油が側部断面5から金属帯板S
の幅方向に漏洩しないように形成されている。
金属帯板Sの圧延に際しては潤滑油供給へツダ6から側
部断面5内に潤滑油を供給する。
部断面5内に潤滑油を供給する。
上下ワークロール1,2は夫々潤滑油を金属帯板S側へ
引張る方向に回転しているため、潤滑油は粘性抵抗によ
る引込み作用によって金属帯板S側へ流動し、先端の隙
間から上下ロール1,2と金属帯板Sとの間に供給され
、圧延力が減少される。潤滑油の流動する量を変更する
場合には、油ガイド位置決めピストン8を作動せしめて
油ガイド3を前後に移動させ、油ガイド3先端の隙間を
調整することにより行う。第2図は本発明の他の実施例
であり、油ガイド3がワークロールに接触する危険を防
止するために、ピン9を介してコンタクトロール10を
つけたものの例である。
引張る方向に回転しているため、潤滑油は粘性抵抗によ
る引込み作用によって金属帯板S側へ流動し、先端の隙
間から上下ロール1,2と金属帯板Sとの間に供給され
、圧延力が減少される。潤滑油の流動する量を変更する
場合には、油ガイド位置決めピストン8を作動せしめて
油ガイド3を前後に移動させ、油ガイド3先端の隙間を
調整することにより行う。第2図は本発明の他の実施例
であり、油ガイド3がワークロールに接触する危険を防
止するために、ピン9を介してコンタクトロール10を
つけたものの例である。
これにより確実に油ガイド3とワ−クロールの接触を防
ぐことができ、ワークロールと油ガイド3間の間隙を一
定に保持できる。第3図は本発明の更に他の実施例であ
り、潤滑油供給へッダ6を油ガイド3の中途部に設け、
かつ油ガイド3の反金属帯板側端部にワークロールと接
触するシール部11を設け、流体が反金属帯板側に逃げ
るのを防止した例である。
ぐことができ、ワークロールと油ガイド3間の間隙を一
定に保持できる。第3図は本発明の更に他の実施例であ
り、潤滑油供給へッダ6を油ガイド3の中途部に設け、
かつ油ガイド3の反金属帯板側端部にワークロールと接
触するシール部11を設け、流体が反金属帯板側に逃げ
るのを防止した例である。
これにより流体がより一層少なくてすむ。なお本発明は
上述の実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨
を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ることは勿論で
ある。
上述の実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨
を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ることは勿論で
ある。
本発明の圧延装置は上述のごとき構成であるから、少量
の圧延油又は冷却流体を無駄なく使用でき、消費流量が
少なくてすみ、又流体は粘性で流動するので高圧噴射す
る必要性がなく設備が簡易化するうえロール軸方向のロ
ール温度制御を油ガイドによる流体の幅方向制御によっ
て行い得る、等種々の優れた効果を奏し得る。
の圧延油又は冷却流体を無駄なく使用でき、消費流量が
少なくてすみ、又流体は粘性で流動するので高圧噴射す
る必要性がなく設備が簡易化するうえロール軸方向のロ
ール温度制御を油ガイドによる流体の幅方向制御によっ
て行い得る、等種々の優れた効果を奏し得る。
第1図は本発明の一実施例の説明図、第2図は本発明の
他の実施例の説明図、第3図は本発明の更に他の実施例
の説明図である。 1は上ワークロール、2は下ワークロール、3は油ガイ
ド、4は支持ピン、5は側部断面、6は潤滑油供給へッ
ダ、7はピストン支持ブラケット、8は油ガイド位置決
めピストン、10はコンタクトロールを示す。 1図 第2図 第3図
他の実施例の説明図、第3図は本発明の更に他の実施例
の説明図である。 1は上ワークロール、2は下ワークロール、3は油ガイ
ド、4は支持ピン、5は側部断面、6は潤滑油供給へッ
ダ、7はピストン支持ブラケット、8は油ガイド位置決
めピストン、10はコンタクトロールを示す。 1図 第2図 第3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ワークロールの入口外周側に、該ワークロールと流
体との相互の粘性抵抗によつて流体を金属帯板側に引込
み得るようにした油ガイドを、金属帯板側に行くにつれ
ワークロールと油ガイド間の距離が小さくなるよう設け
たことを特徴とする圧延装置。 2 ワークロールの入口外周側に、該ワークロールと流
体との相互の粘性抵抗によつて流体を金属帯板側に引込
み得るようにした油ガイドを金属帯板の進行方向と平行
な方向に調整し得るよう設け、金属帯板側に行くにつれ
ワークロールと油ガイド間の距離が小さくなるよう設け
たことを特徴とする圧延装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15094377A JPS6018489B2 (ja) | 1977-12-14 | 1977-12-14 | 圧延装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15094377A JPS6018489B2 (ja) | 1977-12-14 | 1977-12-14 | 圧延装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5482348A JPS5482348A (en) | 1979-06-30 |
JPS6018489B2 true JPS6018489B2 (ja) | 1985-05-10 |
Family
ID=15507796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15094377A Expired JPS6018489B2 (ja) | 1977-12-14 | 1977-12-14 | 圧延装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6018489B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0652790U (ja) * | 1992-09-16 | 1994-07-19 | 株式会社久宝プラスチック製作所 | 物干し用に適したハンガー |
DE102004025058A1 (de) * | 2004-05-18 | 2005-12-08 | Sms Demag Ag | Verfahren und Vorrichtung zur Kühlung und/oder Schmierung von Walzen und/oder Walzgut |
DE102012202340A1 (de) * | 2011-12-23 | 2013-06-27 | Sms Siemag Ag | Verfahren und Vorrichtung zum Kühlen von Walzen |
DE102012216570A1 (de) * | 2012-05-11 | 2013-11-14 | Sms Siemag Ag | Vorrichtung zum Kühlen von Walzen |
-
1977
- 1977-12-14 JP JP15094377A patent/JPS6018489B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5482348A (en) | 1979-06-30 |
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