JPS6018458B2 - バスケット型遠心分離機による固液混合物の分離方法 - Google Patents

バスケット型遠心分離機による固液混合物の分離方法

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JPS6018458B2
JPS6018458B2 JP52084811A JP8481177A JPS6018458B2 JP S6018458 B2 JPS6018458 B2 JP S6018458B2 JP 52084811 A JP52084811 A JP 52084811A JP 8481177 A JP8481177 A JP 8481177A JP S6018458 B2 JPS6018458 B2 JP S6018458B2
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JP
Japan
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solid
solids
furnace
basket
scraping
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Expired
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JP52084811A
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JPS5419265A (en
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晃 久田
哲二 滝本
忠義 木津
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はバスケット型遠心分離機を用いて固液混合物を
固液に分離する場合の炉布面に付着補集された固形物の
除去方法に関する。
固液混合物を回分式バスケット型遠心分離機により処理
して固体と液体に分離する場合には一般に一定量の固液
混合物を遠心力の場に設置されたバスケット内に供給し
、バスケット内面に装着された炉材により固形物を浦集
すると同時に炉材中を通過させる方法により固液分離が
行なわれている。
この際固形物が取得目的とする物質であっても、あるい
は液体が取得目的とする物質であっても、常に三戸村内
表面に捕集された固形物はバスケットの回転を低くした
状態で固形物表面にナイフ状の掻きとり刃を接合して削
り取ることによりとり除かれる。
この場合炉材面の全ての固形物を削りとることは炉材を
損傷させない限り不可能であるため、削り取り作業は炉
材面に若干量の固形物を残す程度にして完了するのが普
通である。炉材面上に固形物を残してその固形物に再び
遠心力をかけると固形物の圧縮性から若干量しか残って
いないにもかかわらず固形物の裾過抵抗が非常に増大す
る傾向を有する。このような不都合を回避する方法とし
て残留固形物を溶剤に溶解させたり又はスラリー化して
除去する方法、手作業により残留固形物を剥離除去する
方法、炉布全体を交換する方法等が知られている。
しかしながら、これらの方法はいづれもそれぞれに欠点
を持っている。
即ち溶剤を使用する方法は固形物の性状を大幅に変えて
しまうので価値ある状態への復元に費用がかかり、手作
業にいける方法は人為労力が非常に大きいのと作業時間
が長くなり、遠心分離機の実稼動時間を低下させる原因
になる。更に炉布交換方法は手作業の場合と同様の欠点
を有するうえに炉材費が加算される等、経済性上の問題
を有する方法である。このようにこれまでに知られる前
記残留固形物の分離離、回収法は多くの欠点を持ち経済
的負担が大である。
本発明はこのような問題を解決したものであり、より経
済的なバスケット型遠心分離機による固液混合物の分離
方法を提供するものである。
本発明方法においては炉材面上に付着構築された固形物
は通常の掻きとり刃により若干の厚みの層を炉材上に残
して削りとられる。この時の残留固形物層の厚みは炉材
自体が固形物削りとり時に損傷を受けない範囲でできる
だけ薄くすることが望ましい。
このために通常2段削り取り方法、即ち一段で残留層を
厚く残すように削り、次いでこ段でより薄く削りとるよ
うにすることが効果的である。本発明はこのようにして
削りとったあとの炉材面に残留している固形物層にその
表面に対して直角方向に近い形で圧縮気体を吹きつけ残
留固形物層を板状物に破砕することにより固形物を炉材
面からは〈離させ固体を回収するものである。
この破砕工程で注意が必要なことは装着炉材の損傷であ
る。すなわち圧縮気体の吹きつけそのもので炉材が損傷
することよりも気体の吹きつけにより炉材装着が変形し
この状態で強度の遠心力をかける時発生する炉材変形損
傷が問題である。本発明方法はこの点にも充分配慮して
圧縮気体の吹きつけをバスケット炉材の上下端部内周面
に行なわず、バスケットの上下端部において各々数cの
程度の付着残留固形物層をつくることによりバスケット
と炉材のはくり変形損傷現象を防止することを可能にし
たものである。以下、本発明方法を図面によって説明す
る。
第1図は本発明方法を実施するに適するバスケット型遠
心分離機の断面図、第2図は第1図における掻きとり刃
部分の拡大見取図を示したものである。即ち遠心分離機
1に設置されているバスケットはその内周面にそうよう
に炉布2が備えられており、このバスケットは回転軸9
を軸として矢印の方向に回転することにより、固液混合
物供給口10より供給された固液混合物を遠心分離して
液体はバスケット外に飛ばされ、固形物は炉布内周面に
付着補集される。バスケット炉布内表面に付着補集され
た固形物3は掻きとり刃4により固形物の厚さが20〜
3仇舷程度になるように掻きとられ、固形物落ち口11
よりバスケット外に落される。
続いて残りの20〜3仇吻の厚さを有する固形物を補助
掻き取り刃5により固形物の厚さが5〜IQ吻程度にな
るように二段掻きとりが行なわれる。この際二段目の掻
きとりは炉布の上下端部内周面に30〜10仇吻程度以
内の20〜3仇蚊厚さの固形物7がそのまま(一段目掻
きとり時のまま)残留するようにかきとちれる。この場
合の掻きとり刃は第2図に示されるように王掻きとり刃
4と補助掻きとり刃5より構成されていることが望まし
い。炉布上下端部内周面上に残留させた固形物層は次工
程における気体の噴射で前記残留固形物層(炉布上下端
に残したものを除いた全ての固形物)を分離した後、炉
布が変形しないように保持する上に極めて重要であり、
安全操業を継続する上に必要である。
炉布上下端部内周面上に残留させた固形物層の長さが3
仇舷より短かかつたり、厚さが2伍吻より薄い場合には
炉布の変形防止、安定操業の目的が蓬せられない。また
逆に10仇駁より長かったり、3仇奴より厚い場合には
遠心分離機の処理能力を低下させることになる。二段目
の掻きとり処理が終ったら系外から導入された気体供給
管8からノズル6を通じて二段目掻きとりされた固形物
層にほぼ直角方向に気体を噴射し炉布面に残留した5〜
IQ舷厚さの固形物を破砕除去する。
炉布面の凹凸を考慮すれば、炉材を損傷させないために
は5柳以上の厚さが必要である。また1仇肋より厚いと
、気体の噴射による固形物の破砕除去を行うにあたり、
より高圧で多量の気体をより長時間噴射する必要が生じ
好ましくない。気体噴射ノズル6は複数本あっても良い
が、破砕された固形物の排出飛散を考慮すると1本で行
うことが好ましい。
この気体ノズル6は炉布の上部から下部方向に順次移動
させて破砕処理する。気体は処理固形物との関係で決め
れ‘まよく普通は空気又は窒素が用いられる。気体噴射
速度及び噴射量は特に定める必要もないが、残留固形物
が破砕される力を持つ程度で充分であり、これらは各固
形物の性状毎に決定することが望ましい。
この気体噴射は固形物を掻きとる毎に行なって常に炉布
2の表面の炉過抵抗を最小にすることが必要である。
従って気体噴射はタイマー等の自動操作機構を用い、全
べて掻とり操作の一部分として処理することが好ましい
。次に実施例によって本発明を更に具体的に説明するが
、本発明はこれら実施例によって制限されるものではな
い。実施例 1 直径120仇肋、深さ45仇奴、内容積205その第1
図に示す遠心分離機に水ーメチオニンの園液混合物93
0k9を供給して固液分離を行ない、炉布2面に所定の
量の固形物3を付着させた。
その後バスケット1の回転数を10〜2仇pmに落とし
た。その後、図に示した掻取り刃4および5を炉布上部
より固形物に〈し、こませて炉布2上の固形物3を炉布
2面層肋岬まで掻き落した。この操作が始まってから5
秒経過した時のタイマーの動作で炉布2の上部5仇奴、
下部10比蛇残した固形物層に7k9/めGの空気を噴
射ノズル6から噴射した。
掻取り装置は1肋ノsecの速さで上部より下部に操作
した。
掻きとりが完了すると空気の噴射も停止する。空気を噴
射後噴射部は炉布表面が現われたことを確認した。この
時に得られた固形物は含水率12%の湿固形物で116
k9であった。
1回の分離操作に3の片を要した。
分離操作は自動装置を設け完全自動で行なわれた。比較
例 1 実施例1と同じ装置および園液混合物を用いて固液分離
を行ない、炉布2面に所定量の固形物3を付着させた。
その後バスケット1の回転数を10〜2比pmに落とし
、次に図に示した掻きとり刃4および5を炉布上部より
くし、こませて炉布2上の固形物を炉布面層1仇ゅまで
掻き落した。この分離操作をくり返し3回に1回は遠心
分離機を停止ちて炉布2面上の1動脈の残留固形物を手
作業で取り除くことをしないと安定した分離ができない
ので、この手作業を実施した。
1回当りの分離した固形物量は12%の猛固形物で10
3k9であり、分離操作に要した時間は手作業時間を平
均按分して34分であった。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明に係る遠心分離器の一例を示すもので
ある。 第1図はバスケット型遠心分離機の断面図を示すもので
あり、第2図は固形分掻取り刃部分の拡大見取図を示し
たものである。1;遠心分離器、2;炉布、3:固形物
、4:掻きとり刃、5;補助掻きとり刃、6:ノズル、
7;固形物、8;気体供給管、9;回転軸、10:固液
混合物供給口。 第1図第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 固液混合物をバスケツト型遠心分離機を用いて固体
    と液体に分離する方法において、バスケツト内濾布の内
    周面上に付着捕集された固形物を掻きとり刃で濾布面上
    の固形物の厚みが濾布上下端部30〜100mmの内周
    面は20〜30mmになるように、またその他の内周面
    は全て5〜10mmになるように掻きとり刃で掻きとつ
    たのち、5〜10mmの残留固形物層に対してほぼ直角
    方向に気体を噴射させることにより固形物を破砕してと
    り除くことを特徴とするバスケツト型遠心分離機による
    固液混合物の分離方法。
JP52084811A 1977-07-14 1977-07-14 バスケット型遠心分離機による固液混合物の分離方法 Expired JPS6018458B2 (ja)

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JP52084811A JPS6018458B2 (ja) 1977-07-14 1977-07-14 バスケット型遠心分離機による固液混合物の分離方法

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JPS5419265A JPS5419265A (en) 1979-02-13
JPS6018458B2 true JPS6018458B2 (ja) 1985-05-10

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5125173B2 (ja) * 1972-03-23 1976-07-29

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JPS5125173B2 (ja) * 1972-03-23 1976-07-29

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