JPS6018272Y2 - 磁気チヤツク - Google Patents

磁気チヤツク

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JPS6018272Y2
JPS6018272Y2 JP4773581U JP4773581U JPS6018272Y2 JP S6018272 Y2 JPS6018272 Y2 JP S6018272Y2 JP 4773581 U JP4773581 U JP 4773581U JP 4773581 U JP4773581 U JP 4773581U JP S6018272 Y2 JPS6018272 Y2 JP S6018272Y2
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magnetic coupling
permanent magnet
chuck
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潔 井上
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株式会社井上ジャパックス研究所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、磁気チャック、詳しくは、磁性体からなる作
業物や加工物などを磁気的に結合して固定するために使
用される磁気チャックに関する。
磁気チャックは、周知のように、永久磁石又は電磁石を
利用し、その磁極から発生ずる磁力線に対する磁気回路
を形成するか否かにより形成される磁界の強さを制御し
、更にこれにより制御される磁気吸着力を利用して、磁
性体からなる作業物や加工物などを磁気的に結合して固
定したり、解除するものであるが、従来の磁気チャック
は、形状が大きかったり、また磁気吸着力又は結合力が
弱いという欠点があった。
また、磁気結合力を大きくしようとすると、当然形状も
必要以上に大きくなってしまった。
更に、従来の磁気チャックは、作業物や加工物などの磁
気的結合や解除を繰返すと、永久磁石など強磁性体の磁
力が減少するという欠点もあった。
従来技術の具体例としては、実公昭27−3685号公
報に記載のものがある。
これには、固定せる頂板上に乗る工片に磁束を通し又は
通さざる如くに滑動自在の磁気的携体が使用せらるる種
類の永久磁石式1片保持器において滑動自在の磁気的携
体は外側導磁枠及び導磁棒が一体結構を威す如くに鋳作
せられたる磁性材料の格子と導磁棒及び枠間に間隔関係
に配置せられたる永久磁石とが非磁性材料によって一体
結着せられたる構造が記載されている。
頂板には平行な溝が形成され、その溝に、厚さは頂板と
同じであるが溝よりも僅かに狭くかつ短い極片が挿装さ
れ、その周囲にホワイトメタルを鋳込んである。
また、頂板の上面と下面の磁石とが接する面に露呈した
極片の幅、すなわち面積が同じに構成しである。
さらに、この従来技術では、極片の周囲に鋳込んだ非磁
性材料であるホワイトメタルについては何らの規定もさ
れていない。
さらにまた、この従来例における全ての磁石、周性極が
上面にあって、頂面の磁力による吸着力をなくす場合に
は、磁石を頂板と極片とに橋絡させるようになっている
このような従来例の構成では、互いに隣接する永久磁石
の極性ゆ相互に異ならしめることはできず、相互に接近
させて磁気吸着面の磁気結合部の面積を拡大することも
できない。
本考案の目的は、上記従来の欠点に鑑み、永久磁石を有
する磁気プレートと、この磁気プレートに隣接して摺動
可能に配設された磁路形成ユニットとから構成され、上
記磁路形成ユニットの磁気結合部に上記永久磁石の一方
の磁極が対向して隣接した時には、強力な磁気吸着力を
発生し、上記磁路形成ユニットの非磁気結合部に上記磁
極が対向して隣接した時には、強力な磁気吸着力が発生
しない磁気チャックを提供するにある。
本考案の他の目的は、上記非磁気結合部として、磁性体
の粉末や粒子などを金属又は非金属の非磁性体や接着剤
に均等に混合して形成した弱磁性体又は半磁性体の性質
を有するように構成することにより、永久磁石の減磁作
用を防止するようにした磁気チャックを提供するにある
本考案の更に他の目的は、永久磁石として、小さくても
エネルギー積が高い希土類磁石を使用し、これを複数個
分布配置して、複数個の磁気結合部を形成することによ
り、小形で、特に吸着面に鉛直方向の厚みを小さくでき
る強力な磁気チャックを提供するにある。
以下、本考案を図示の実施例により説明する。
第1図に示す本考案の磁気チャック1は、直方体の立体
形状をしていて、はぼ全体を構成する部分が磁性体から
なる磁路形成ユニット2で形成され、この磁路形成ユニ
ット2の表面に磁性体からなり、円柱状の複数個の磁気
結合部3が埋設され、これらの磁気結合部3の周囲には
、それぞれ矩形状に非磁気結合部4が形成され、上記磁
気結合部3をそれぞれ磁路形成ユニット2のほぼ全体を
構成している磁部形成用磁性体部分5から離間させてい
る。
第2図は、上記第1図に示す磁気チャック1の線A−A
に沿った断面図である。
この図かられかるように、上記磁気結合部3は、それぞ
れ円錐台状に形成され、これらの周囲に形成された非磁
気結合部4も、それぞれ下部が細く台形状に形成されて
いる。
そして、これらの下方には、磁気プレート収納室6が形
成され、この収納室6の中に磁気プレート7が収納され
ている。
この収納室6は、第1図に示す正面図にも点線で示され
ているように、上下面が巾広の直方体としており、この
中に収納される上記磁気プレート7を同様に点線で示さ
れているように、上下面が巾広の直方体をしている。
そして、この磁気プレート7は、第2図に示されるよう
に、上記磁気結合部3夫々の下側に一方の磁極が接触し
得る複数個の永久磁石8がそれぞれ配設されている。
これらの永久磁石8の周囲には、同軸筒状の非磁性体9
が配設されているも、永久磁石8の下面に形成されてい
る他方の磁極は、磁気プレート7のほぼ全体を構成して
いる磁気プレート用磁性体部分10に隣接している。
非磁性体9の周りの非磁気結合部4以外の磁性体部分5
に対応する部分は磁性体9′で構成されている。
また、磁気プレート7は、第1,2図からもわかるよう
に、収納室6に対して横方向が少し小さく構成されてい
る。
そのため、上記磁気プレート7の両側には、スペースが
形成されており、このスペース内で上記磁気プレート7
は、左右に摺動できるようになっている。
そして、この摺動を行わせるため、磁気プレート7の右
側端には、取手11が一体に取り付けられ、その先端部
は、磁路形成ユニット2の右側壁に形成された孔を貫通
して外部へ露呈している。
従って、この取手11を把持L5て左右に押動ずれば、
磁気プレート7も上記収納室6内で左右に移動できるよ
うになっている。
上記磁路形成ユニット2の上面には、上記磁気結合部3
、非磁気結合部4および磁路形成用磁性体部分5の上端
面が露呈腰磁気吸着面12を形成している。
そして、この磁気吸着面12の上には、磁性体からなる
作業物又は加工物13などが2点鎖線で示すように、吸
着載置されてる。
また、上記磁気結合部3、非磁気結合部4および磁路形
成用磁性体部分5の下端面であって、上記磁気プレート
収納室6に露呈している磁気対向面14は、上記収納室
6に収納されている磁気プレート7の永久磁石8の上端
面に形成されている一方の磁極に接触]−ている。
そI−て、更に、上記永久磁石8の他方の磁極に一部が
隣接している上記磁気ブLz−1−用磁性体部分10の
他の一部は、磁性体9′と共に上方に延出]7て、上記
磁気対向面14の磁路形成用磁性体部分5の下面に接触
している。
また、名永久磁石8の磁極は、第2図にその一一部が示
されているように、左右両側の永久磁石8は、上端面の
磁極がN極で、下端面の磁極がS極であるように配設さ
れ、中央の永久磁石8は、この実施例では上端面の磁極
がS極で、下端面の磁極がN極であるように配設されて
いる。
即ち、このことは、各隣り合一)永久磁石8の磁極が互
いに逆になるよ−)に配設されていることを示している
のであって、特に隣り合う磁極間の距離が小さい場合に
はこのような構成とすることが望ましい。
また第2図に示す部分の永久磁石8だけでなく、第1図
に示す磁気結合部3のそれモ゛れの下に配設されている
すべての永久磁石8がこのように各隣り合うもの同志の
磁極が互いに逆になるように配置しても良いが、前述磁
性体9′の対向面14と接触する面の面積が或程度以上
大きく、磁極間の距離がある程度確保できる場合には、
磁極をに記の如く逆にする必要はない。
本考案の一実施例である磁気チャック1は、以上の、よ
うに構成されている。
次に、以上のように構成された磁気チャック1の作用を
説明する。
本考案の磁気チャック1は、第1,2図に示すように、
磁気プレー ドアの各永久磁石8の上端面の各磁極がこ
れらの上に隣接して配設されている磁路形成ユニット2
の磁気結合部3の下端面に対向して接触している第1の
状態と、第3図に示すように、磁気プレー1へ7が、取
手11を左方へ押動されて、上記収納室6内を左方へ移
動し、上記各永久磁石8の上端面の各磁極が上記磁路形
成コーニット2の非磁気結合部4の下端面に対向1.て
接触している第2の状態との2つの状態を有する。
上記第1の状態においては、各永久磁石8の磁力線は、
磁気結合部3、作業物又は加工物13、磁路形成用磁性
体部分5、磁性体9′及び磁気ブlノート用磁性体部分
10又は隣設する永久磁石8と磁性体9′及び磁気プレ
ーI・用磁性体部分10を貫通して、磁路を形成11、
この磁路内の磁界の強さは、大きくなっている。
従って、この磁路内に配設されている磁路形成J、ln
ット2の磁気吸着面12と作業物又は加工物13間の磁
気的結合は、強く、この状態において作業物又は加工物
13は、磁気チャック1に強く固定された状態にな−っ
ている。
即ち、この状態の時磁気チャック1は、その磁気吸着面
12に強力な磁気吸着力を発生[。
ているのである。
また、第3図に示す第2の状態においては、各永久磁石
8の上端面に形成されでいる一方の磁極は、それぞれ非
磁気結合部4の下端面に列内して接触しでいる。
ぞ[−で、この非磁気結合部4は、黄銅やステンレスス
ヂール等の非磁性合金や各種合成樹脂等の非磁性体又は
後述する永久磁石8の減磁作用を防止する機能を有する
半磁性体で構成されていて、この透磁率が低いため、磁
気抵抗が増加している。
従って、この結合部4に一方の磁極が接触l、ている永
久磁石8から発生ずる磁力線は、この磁気抵抗により弱
められ、強力な磁界を形成することができない。
そのため、この場合には、上記磁路形成ユニット2の磁
気吸着面12に、強力な磁気吸着力が発生することがな
いので、上記作業物又は加工物13が上記磁気吸着面1
2に磁気的に強く吸着されて結合され固定された状態に
ならず、上記作業物又は加工物1゛3は、磁気チャック
1に対して自由にかつ容易に移動できるのである。
さて、上述したように、上記非磁気結合部4が、永久磁
石8の減磁作用を防止するために、半磁性体で形成され
ている場合について説明する。
一般に永久磁石8は、第1,2図に示す第1の状態と第
3図に示す第2の状態の2つの状態のように、永久磁石
8の磁極に対して磁性体の接離をくり返すと、その磁力
が減少する傾向がある。
尤も、パーミアンス係数が所定以上大きい永久磁石を使
用すれば減磁特性は低くなるもの)、磁石が大型高価と
なり、特に寸法的には、磁極方向に長い磁石とする必要
があるから、厚さの薄い、安価な磁気チャックを造るこ
とができなくなる。
パーミアンス係数をそれ程大きくせずに減磁を防止する
ためには、第1の状態に対して、永久磁石8が第3図に
示す第2の状態になった場合にも、その内部磁場があま
り乱されることがないように、弱いながらも同方向の磁
路を形成しておくことである。
即ち、そのために、この非磁気結合部4を形成している
半磁性体は、磁性体の粉末や粒子などを金属又は非金属
の非磁性体や接着剤等と共に均等に混合して形成し、弱
磁性体又は半磁性体の性質を有しているようにしている
のである。
従って、磁気チャック1が第3図に示す第2の状態にな
ったとしても、上記磁気結合部4の下端面に接触してい
る永久磁石8の一方の磁極には、上記半磁性体で形成さ
れる非磁気結合部4を貫通する弱い磁力線が形成され、
永久磁石8の内部磁場が乱されることがない。
そして、永久磁石8の磁力も減少することもないのであ
る。
尤も、作業物又は加工物13を吸着させていない非使用
時には第2図の状態で保管する方が好ましい。
ここにおいて、上記磁気結合部3および非磁気結合部4
の外周壁部が上方に広がり、下方に細くなったすり鉢状
に形成されているが、これは、上記非磁気結合部4の半
磁性体が磁性体の粉末や粒子などをプラスチックや接着
剤と共に約合に混合して形成したものであるような場合
は、その位置が出やすく強固に保持できるよう、或いは
上記部分に半磁性体を注入して固めて形成する場合、そ
の注入したものが下方から容易に流出するのを防止する
ために、すり鉢状に形成されているものである。
また、このようにすり鉢状に形成することにより、上記
混合物が固められて、すり鉢状の内部に固定された場合
、この部分が開底したり、容易にはずれることがないの
である。
第4図は、第1〜3図に示す磁気チャック1とほぼ同様
な構成を有する他の実施例を示す磁気チャックの部分拡
大断面図であって、この磁気チャックは、上記第1〜3
図に示す磁気チャック1において、非磁気結合部4の構
成が異なるだけで、他の構成は第1〜3図に示す磁気チ
ャック1と同じである。
即ち、この第4図に示す磁気チャックの非磁気結合部2
4は、その中程に、リング状に形成された非磁性体の金
属からなる磁気結合部用位置決め部材25が配設されて
いる。
この位置決め部材25は、上記磁気結合部3を上記所定
の位置に設定する場合に、その位置決めを行なう部材で
ある。
即ち、上記磁気結合部3を図示のように中央部に設定す
るには、まず、上記位置決め部材25を、上記非磁気結
合部24を形成する部分に入れて設定する。
すると、この位置決め部材25は、上記非磁気結合部2
4の外周壁部に引っ掛り、図に示す中程の位置に設定さ
れる。
この後、円錐状に形成される磁気結合部3を位置決め部
材25の中に入れて設定すれば、図に示すように、磁気
結合部3の中程が位置決め部材25に引っ掛り、その位
置が固定される。
そして、このようにした後、前述した磁性体の粉末や粒
子などをプラスチックや接着剤に混入した半磁性体の混
合物を上記位置決め部材25の上下から注入して固める
か、予め固化成形したものを嵌着させれば、非磁気結合
部24が形成される。
このように位置決め部材25を使用して、磁気結合部3
の位置決めを行うことによりその設定が非常に容易とな
り、より精度の高いものを作ることができる。
このようにして形成された第4図の磁気チャックも上記
第1〜3図に示す磁気チャック1と機能的には同じであ
る。
また、上記第4図の磁気チャックの説明において、非磁
気結合部24には、手直性体を使用するものとして説明
したが、通常の非磁性体を使用してもその機能は第1〜
3図に示したものと同じである。
第5図に示す磁気チャック30は、その磁気結合部33
および非磁気結合部34を、第1図に示すような独立の
磁気結合部3および非磁気結合部4の代りに、図示のよ
うに、連続的に結合して形成したものである。
また、この磁気チャック30の場合には、永久磁石38
の個数および配列を図示のように、縦に4個、横に3個
にしている。
以上の構成を除き、その他の構成および機能は、第1図
の磁気チャック1と同じである。
そして、この磁気チャック30の場合も、第1図の磁気
チャック1と同様に取手11を押動I〜て、磁気プレー
ト37を左右いずれかの方向に押動すれば、永久磁石3
8はその方向に移動し、第5図において磁気結合部33
の下方に位置]、て前述した第1の状態にいた永久磁石
38は、非磁気結合部34の下方に位置し、前述した第
2の位置に移動するのである。
そして、この第1,2の状態における磁気チャック30
の機能は、第1図の磁気チャック1と同じである。
このようにして構成された磁気チャック30は、その磁
気結合部33および非磁気結合部34が連続的に結合し
て形成されているため、その部分の製造が容易であり、
かつ経済的であるという利点がある。
例えば、その部分を第1図に示すように別々に製造する
ことが不要であり、型などにより一括して製造すること
ができる。
なお、上記各実施例において、各永久磁石8の下端面で
ある他方の磁極をその下方にある磁気プレーI・用磁性
体10に固着するに当っては、密着接触、植設、螺着等
様々の方法が考えられるが、その一例として、本考案に
おいては、前述した手直性体、即ち磁性体の粉末や粒子
などを均等に混合した接着剤を使用して接着することに
より、永久磁石の磁力を減少することなく固着すること
ができる。
上記磁気プレート7を収納室6内で摺接移動さぜるには
、例えはプレート7に雌ねじを切り、これに取手11先
端の雄ねじと螺合させるとか、取手11をねじによりユ
ニット2側壁に対して移動可能と1.さらにプレート7
をばねにより取手11の先端に押圧させて構成したり、
必要ならば電動アクチュエータを使用する等目的に応じ
使用することができる。
以上説明しまたように、本考案によれば、永久磁石に対
する磁路が完全に形成されるか否かに上り、磁気吸着力
を制御すると共に、磁路を形成する永久磁石の数も複数
個設けているので、磁気的結合度が強く、作業物や固定
物を完全に固定することができる。
また、例えば、希土類磁石のようにエネルギー積の強く
、小型の磁石を複数個設けるようにすることにより、本
考案の磁気チャックは、小型でも強力な磁気結合力を有
することができ、特にチャックの板厚を薄く構成するこ
とができる利点がある。
更に非磁気結合部として、前述1−た手直性体を使用す
ることにより、永久磁石の磁力が減少する程度を極力少
なくしたり、防止することができる上に、この手直性体
により永久磁石の吸着力を増大することもできる。
さらにまた、本考案においては、隣接する永久磁石の極
性を互いに異ならしめることができ、相互に接近させて
磁気吸着面の磁気結合部の面積を拡大することもできる
という効果も奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す磁気チャックの平面
図、第2および3図は、第1図の磁気チャックの線A−
Aに沿った断面図であって、それぞれ作動時および非作
動時の作動態様を示している断面図、第4図は、本考案
の他の実施例を示す磁気チャックの一部拡大断面図、第
5図は、本考案の他の実施例を示す磁気チャックの平面
図である。 1.30・・・・・・磁気チャック、2・・・・・・磁
路形成ユニット、3,33・・・・・・磁気結合部、4
.24. 34・・・・・・非磁気結合部、5・・・・
・・磁路形成用磁性体部分、6・・・・・・磁気プレー
I・収納室、7,37・・・・・・磁気プレート、8,
38・・・・・・永久磁石、10・・・・・・磁気プレ
ー1−用磁性体部分、11・・・・・・取手、12・・
・・・・磁気吸着面、13・・・・・・作業物又は加工
物、14・・・・・・磁気対向面、25・・・・・・位
置決め部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 磁性体から成る磁気結合部、この磁気結合部から離
    間されて配設されている磁路形成用磁性体部分、上記磁
    気結合部の周囲に磁気結合部を支持するように配設され
    ていて、上記磁路形成用磁性体部分を上記磁気結合部か
    ら離間している非磁気結合部、上記磁気結合部と磁路形
    成用磁性体部分および非磁気結合部から形成されている
    磁気吸着面、上記磁気吸着面にあられれた磁気結合部の
    面積より少ない面積を露呈する磁気結合部、上記磁気吸
    着面にあられれた磁路形成用磁性体部分の面積より広い
    面積を露呈する磁性体部分および下記永久磁石の端面を
    覆う部分を有する非磁気結合部から形成され、上記磁気
    吸着面の背面側に形成される磁極対向面を有する磁路形
    成ユニットと、 一力の磁極が磁路形成ユニットの磁極対向面に接触する
    ように配設された面積の少ない磁気結合部とほぼ等しい
    面積を有する端面を露呈した永久磁石、この永久磁石の
    他方の磁極に一部が隣接し上記磁路形成ユニットの磁極
    対向面の磁路形成用磁性体部分に他の一部が接触してい
    る磁気プIノート用磁性体部分を有する磁気プレー1−
    と、 を有し、 上記永久磁石の一方の磁極が上記磁気結合部に対向して
    接触している時には、上記永久磁石と上記磁気結合部と
    がほぼ等しい面積で接触し、磁路形成用磁性体部分と磁
    気ブレート用磁性体部分とを貫通した磁路が形成され、 上記永久磁石の一方の磁極が上記非磁気結合部に対向し
    て接触している時には、永久磁石の端面が磁気結合部で
    覆われて上記磁路が形成されない構成となっていること
    を特徴とする磁気チャック。 2 上記非磁気結合部は、非磁性体又は半磁性体で形成
    されていることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の磁気チャック。 3 上記磁気結合部は、前記磁極対向面側の断面積が前
    記磁気吸着面側のそれよりも小さく形成されていて、こ
    の磁気結合部の周囲の非磁気結合部の前記両面間の中程
    には、磁気結合部用位置決めリング状部材が設けられて
    いることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の磁気チャック。
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